JP4682961B2 - 電子機器における基板の取付け構造 - Google Patents

電子機器における基板の取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4682961B2
JP4682961B2 JP2006285083A JP2006285083A JP4682961B2 JP 4682961 B2 JP4682961 B2 JP 4682961B2 JP 2006285083 A JP2006285083 A JP 2006285083A JP 2006285083 A JP2006285083 A JP 2006285083A JP 4682961 B2 JP4682961 B2 JP 4682961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
pitch
substrates
electronic device
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006285083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008103540A (ja
Inventor
洋明 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2006285083A priority Critical patent/JP4682961B2/ja
Publication of JP2008103540A publication Critical patent/JP2008103540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4682961B2 publication Critical patent/JP4682961B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

本発明は、温度調節器或いはタイマー等の電子機器における基板の取付け構造に関するものである。
従来のたとえば温度調節器やタイマーのような電子機器aは、図12に示すように、前後が互いに開口した箱型状の筐体本体b内に制御ユニット用の基板cを例えば一対収容して構成し、且つ、筐体本体bのフロント側開口部dに操作・表示パネル体eを配設してフロント側開口部dを閉塞するとともに、リア側開口部fにベースアッシー体gを配設してリア側開口部fを閉塞して構成している。
筐体本体bに収容された基板cは、その一端が操作・表示パネル体e側に予め組付け装着されていている。
ベースアッシー体gは、筐体本体bのリア側開口部fの形状に適合するように矩形状を呈しており、その略中央部には不図示の外部機器に接続するための複数個のソケット端子hが互いに離間した状態で設けられている。
また、ベースアッシー体gの4つの隅角部には、筐体本体bの内側に開口するような前後方向視L字状をなすチャンネル状の基板保持脚部iがそれぞれ操作・表示パネル体e側に突出形成されている。
4つの基板保持脚部iには、操作・表示パネル体e側の先端部をそれぞれ残して角部を切欠くことによって把持溝部jが形成されており、基板保持脚部iは、上下一対の組となって構成しており、上下方向に互いに対向する把持溝部jにそれぞれ基板cの他側部の上下端部をそれぞれ嵌合して把持するように構成している。
この結果、一対の基板cは、筐体本体b内において、筐体本体bの互いに対向する左右側壁c−1、c−2にそれぞれ沿うように、収容されることになる(類似する電子機器として特許文献1参照)。
特開2004−128137号公報。(仮置き:補充願います)
上記のように構成する電子機器aにおいて、前述したように、筐体本体b内において、一対の基板cは、それぞれ所定の間隙ピッチ(両基板cの厚さ方向中心間距離)を持って収容されていることになる。
このような基板c間の間隙ピッチにおいては、電子機器aにおける外観形状等その他の構成が全く共用化しているにも拘らず基板cの厚さ寸法や絶縁距離等の違いから、たとえば、温度調節器とタイマーとの間や、同じ温度調節器あるいはタイマーでも新旧のタイプによって、図13に示す間隙ピッチp1と図14に示す間隙ピッチp2とが異なる場合がある。
すなわち、図13に示す電子機器aの基板c間の間隙ピッチp1がたとえば36mmであるのに対し、図14に示す電子機器aの基板c間の間隙ピッチp2が34mmとなって、基板cが操作・表示パネル体eに組み付けられている。
このために、基板cの他側部を嵌合挟持する基板保持脚部iの寸法形状或いは形成位置等がそれぞれ異なることになって、これに対応するためのベースアッシー体gを成形する金型を、複数種類用意することになり、ベースアッシー体g、延いては電子機器a自体の製作コストをアップする要因となっていた。
そこで、本発明はかかる従来の課題を改善するために案出されたもので、基板同士の操作・表示パネル体へ組付ける際の間隙ピッチが複数種類あったとしても、ベースアッシー体の形状を共用化して、ベースアッシー体、延いては電子機器自体の製作コストを安価にすべくなした電子機器における基板の取付け構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る電子機器における基板の取付け構造は、 筐体本体のフロント側に操作・表示パネル体を配設するとともに、前記筐体本体のリア側に外部機器に電気的に接続するためのソケット端子を有するベースアッシー体を配設しており、前記操作・表示パネル体側に制御ユニットを構成する一対の基板の一側部を装着し、且つ、前記ベースアッシー体に、前記操作・表示パネル体側に延在する基板保持脚部を互いに離間対向するように少なくとも一対突出形成し、該基板保持脚部にそれぞれ前記一対の基板の他側部を嵌合把持する把持溝部を形成してなる電子機器における基板の取付け構造であって、前記操作・表示パネル体側に装着される前記一対の基板間ピッチが第1のピッチと当該第1のピッチより大きい第2のピッチのいずれかに選択可能とすべく、前記把持溝部間ピッチが前記第1のピッチと前記第2のピッチの範囲に設定してあり、且つ前記把持溝部の幅寸法前記基板の厚さ寸法より大きくなるように形成されて、前記把持溝部に前記基板の他端部を嵌合した際に形成される隙間にスペーサを介在させることによって、前記基板の他側部を前記把持溝部により把持固定したことを特徴とするものである。
かかる構成により、本発明は、把持溝部の幅寸法を基板の厚さ寸法より大きく設定したことにより、例えば一対の基板が筐体本体内において互いに対向するように収容された場合に、当該基板同士の間隙ピッチが広狭あったとしても、把持溝部内を筐体本体に対して外側或いは内側にスライド移動させることにより、間隙ピッチの寸法を選択することができ、このために、ベースアッシー体の共用化を果たして、当該ベースアッシー体延いては電子機器自体の製作コストを安価に提供することができる。
更に、かかる構成により、本発明は、把持溝部の幅寸法を基板の厚さ寸法より大きく設定したことにより、基板の嵌合後には隙間が形成されることになるが、この隙間をスペーサを介在させることによって吸収することができ、基板の他端側の把持固定を確実堅固なものにして、電子機器自体の構造的な強度を確保することができる。
また、本発明に係る電子機器における基板の取付け構造は、前記スペーサを別体で構成してもよい。
かかる構成により、把持溝部の幅寸法を基板の厚さ寸法より大きく設定したとしても、基板の嵌合後に形成される隙間を別体のスペーサを介在させることによって吸収することができ、基板の他端側の把持固定は確実堅固なものにすることができ、しかも、スペーサを別体に形成するために新たな成形金型を必要とするが、スペーサの構成自体が単に隙間を埋めるという簡単なものに構成することができるので、従来のようにベースアッシー体g自体を複数種用意する場合に比較して、コストアップの幅を非常に小さくすることができる。
また、本発明に係る電子機器における基板の取付け構造は、前記スペーサを、前記把持溝部における前記基板に対して前記筐体本体の外側に介在させることによって、前記基板を前記筐体本体の内部側にスライドさせた状態で保持するようにしてもよい。
かかる構成により、筐体本体内において、互いに一対の基板が対向して収容されている場合に、基板同士の間隙ピッチを狭く設定することができる。
また、本発明に係る電子機器における基板の取付け構造は、前記スペーサを、前記把持溝部における前記基板に対して前記筐体本体の内側に介在させることによって、前記基板を前記筐体本体の外部側にスライドさせた状態で保持するようにしてもよい。
かかる構成により、筐体本体内において、互いに一対の基板が対向して収容されている場合に、基板同士の間隙ピッチを広く設定することができる。
また、この発明に係る電子機器における基板の取付け構造は、前記スペーサを前記把持溝部の溝壁に一体に一対突出形成されているとともに、前記一対のスペーサうち少なくとも一方が切除可能に構成するようにしてもよい。

かかる構成により、把持溝部への基板の嵌合挟持を別体のスペーサを使用することなく簡単に行うことができ、しかも、一体形成したスペーサの一部を切除する等により、基板同士の間隙ピッチを所定寸法にすることができる。
本発明に係る電子機器における基板の取付け構造によれば、把持溝部の幅寸法を基板の厚さ寸法より大きく設定したことにより、例えば一対の基板が筐体本体内において互いに対向するように収容された場合に、当該基板同士の間隙ピッチが広狭あったとしても、把持溝部内を筐体本体に対して外側或いは内側にスライド移動させることにより、間隙ピッチの寸法を選択することができ、このために、ベースアッシー体の共用化を果たして、当該ベースアッシー体延いては電子機器自体の製作コストを安価に提供することができ、しかもスペーサの介在により電子機器自体の構造的な強度を確保することができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は本発明における一の実施の形態に係る基板の取付け構造を採用した電子機器の電子筐体の一部破断した状態における基板同士の間隙ピッチが大なる場合を描画した斜視図、図2は図1の電子機器の筐体本体から取り外したベースアッシー体に基板を把持固定した状態を描画した斜視図、図3は図2の分解斜視図、図4は図1における電子機器における一部破断側面図、図5は図4のA−A断面図、図6は本発明における一の実施の形態に係る基板の取付け構造を採用した電子機器の一部破断した状態における基板同士の間隙ピッチが小なる場合を描画した斜視図、図7は図6の電子機器の電子機器の筐体本体から取り外したベースアッシー体に基板を把持固定した状態を描画した斜視図、図8は図7の分解斜視図、図9は図6の電子機器における一部破断側面図、図10は図9のB−B断面図である。
図において、例えば温度調節器或いはタイマーのような電子機器1(図1乃至図5に示す場合)或いは電子機器1−1(図6乃至図10に示す場合)は、前後が互いに開口した箱型状の筐体本体2内に制御ユニット用の一対の基板3−1、3−2(又は基板3−3、3−4)を収容して構成し、且つ、筐体本体2のフロント側開口部2aに操作・表示パネル体4を配設してフロント側開口部2aを閉塞するとともに、リア側開口部2bにベースアッシー体5を嵌合配設してリア側開口部2bを閉塞して構成している。
筐体本体2に収容された基板3−1、3−2或いは基板3−3、3−4は、その一端が図示しないが操作・表示パネル体4側に予め組付け装着されている。
ベースアッシー体5は、筐体本体2のリア側開口部2bの形状に適合するように矩形状を呈しており、その略中央部には不図示の外部機器に電気的に接続するための複数個のソケット端子5aが互いに離間して円状になるように設けられている。
また、ベースアッシー体5の4つの隅角部には、筐体本体2の内側に開口するような前後方向視略L字状をなすチャンネル状の基板保持脚部6−1、6−2、6−3,6−4がそれぞれ操作・表示パネル体4側に突出延在するように形成されている。
基板保持脚部6−1、6−2、6−3,6−4には、操作・表示パネル体4側の先端部6dを残して角部を切欠くことによって把持溝部7が形成されている。
把持溝部7は、基板保持脚部6−1、6−2、6−3,6−4の互いに対向する両起立側壁6a、6bによって構成されている。
両起立側壁6a及び6bにおける離間寸法が、図5又は図10に示すように、把持溝部7の幅寸法Xとなっており、図5に示す基板3−1、3−2の厚さ寸法Y−1及び図10に示す基板3−3、3−4の厚さ寸法Y−2より大きく設定されている。
例えば、基板3−1、3−2の厚さ寸法Y−1がそれぞれ1.6mm、基板3−3、3−4の厚さ寸法Y−2がそれぞれ1.2mmとして、図5に示す両基板3−1、3−2における厚さ方向中心間距離である基板間ピッチH−1が36mm、図10に示す両基板3−3、3−4における厚さ方向中心間距離である基板間ピッチH−2が34mmを要する場合、把持溝部7の幅寸法Xは2.6mmに設定し、両把持溝部7の中心間距離Zは35.2mmに設定している。
かかる構成によれば、先ず、電子機器1側の場合、基板保持脚部6−1、6−2、6−3,6−4のうち、筐体本体2の操作・表示パネル体4に向かって左側の上下方向に対向する基板保持脚部6−1、6−2、及び筐体本体2の操作・表示パネルに向かって右側の上下方向に対向する基板保持脚部6−3、6−4が、それぞれ一対となって、基板3−1、3−2の他端側をそれぞれ把持固定することになる。
すなわち、図5に示すように、基板保持脚部6−1、6−2の把持溝部7、7は、それぞれ、一端が操作・表示パネル体4の左側に組み付けられた基板3−1の他端上下をそれぞれ嵌合することによって、基板3−1を把持固定している。
また、基板保持脚部6−3、6−4の把持溝部7、7は、それぞれ、一端が操作・表示パネル体4の右側に組み付けられた基板3−2の他端上下をそれぞれ嵌合することによって、基板3−2を把持固定している。
この時、把持溝部7、7の幅寸法Xが、基板3−1、3−2の厚さ寸法Y−1よりも、大きく設定されているために、把持溝7内において、隙間S1が形成されることになるが、隙間S1内は、図3に示す一方のスペーサ8を嵌合することによって解消し、把持溝部7、7は基板3−1、3−2の他端部をそれぞれ把持固定することになる。
そして、スペーサ8は、図5に示すように、把持溝部7における基板3−1、3−2よりも内側に嵌合されている結果、基板3−1と基板3−2との基板間ピッチH−1を大きく取ることができることになり、そして、例えば、基板間ピッチH−1を36mmに構成する場合、スペーサ8の厚さ寸法は0.8mmに設定してある。
一方のスペーサ8は、図3に示すように、短冊平板状の嵌合部8aと、嵌合部8aの上端に筐体本体2の前後方向に延在突出するように形成された係合突起8bとからなる略逆L字状を呈して構成している。
そして、嵌合部8aが把持溝部7内に嵌合されることによって、隙間S2を解消することになり、従って、嵌合部8aの厚さ寸法が、0.8mmに設定されていることになる。
また、係合突起8bは、嵌合部8aの把持溝部7内への嵌合によって、上部側の基板保持脚6−1、6−2の角部の切欠きによって形成された棚部6cに当接係合して、スペーサ8の把持溝部7からの抜け止めされないように作用している(図4に示す状態を参照)。
次に、電子機器1に対して他の種あるいは同種で型式が異なる他方の電子機器1−1の場合には、図10に示す世に、基板保持脚部6−1、6−2の把持溝部7、7は、それぞれ、一端が操作・表示パネル体4の左側に組み付けられた基板3−3の他端上下をそれぞれ嵌合することによって、基板3−3を把持固定している。
また、基板保持脚部6−3、6−4の把持溝部7、7は、それぞれ、一端が操作・表示パネル体4の右側に組み付けられた基板3−4の他端上下をそれぞれ嵌合することによって、基板3−4を把持固定している。
この時、把持溝部7、7の幅寸法Xが、基板3−3、3−4の厚さ寸法Y−2よりも、大きく設定されているために、把持溝7、7内において、隙間S2が形成されることになるが、隙間S2内は、図8に示す他方のスペーサ9を嵌合することによって解消し、把持溝部7、7は基板3−3、3−4の他端部をそれぞれ把持固定することになる。
そして、他方のスペーサ9は、図10に示すように、把持溝部7における基板3−3、3−4よりも外側に嵌合されている結果、基板3−3と基板3−4との基板間ピッチH−2を小さく取ることができることになる。そして、例えば、基板間ピッチH−2を34mmに構成する場合、スペーサ9の厚さ寸法は1.2mmに設定してある。
他方のスペーサ9は、図8に示すように、短冊平板状の嵌合部9aと、嵌合部9aの上端に筐体本体2の左右方向に延在突出するように形成された係合突起9bとからなる略逆L字状を呈して構成している。
そして、嵌合部9aが把持溝部7内に嵌合されることによって、隙間S2を解消することになり、従って、嵌合部9aの厚さ寸法が、1.2mmに設定されていることになる。
また、係合突起9bは、嵌合部9aの把持溝部7内への嵌合によって、上部側の基板保持脚6−1、6−2の角部の切欠きによって形成された棚部6cに当接係合して、スペーサ9の把持溝部7からの抜け止めされないように作用している(図9に示す状態を参照)。
以上のように構成する場合、把持溝部7の幅寸法Xを基板3−1、3−2の厚さ寸法Y−1及び基板3−3、3−4の厚さ寸法Y−2より大きく設定されていることから、例えば一対の基板3−1、3−2或いは基板3−3、3−4が筐体本体2内において互いに対向するように収容された場合に、当該基板3−1、3−2或いは基板3−3、3−4同士の間隙ピッチ(基板間ピッチH−1、H−2に相当)が広狭あったとしても、把持溝部7内を筐体本体2に対して外側或いは内側にスライド移動させることにより、間隙ピッチの寸法を選択することができ、このために、ベースアッシー体5の共用化を果たして、ベースアッシー体5延いては電子機器1自体の製作コストを安価に提供することができる。
また、かかる構成により、本発明は、把持溝部7の幅寸法Xを基板3−1、3−2或いは基板3−3、3−4の厚さ寸法より大きく設定したことにより、基板3−1、3−2或いは基板3−3、3−4の嵌合後には隙間S1、S2が形成されることになるが、この隙間S1,S2をスペーサ8或いは9をそれぞれ介在させることによって吸収することができ、基板3−1、3−2或いは3−3、3−4の他端側の把持固定を確実堅固なものにして、電子機器1或いは他の電子機器1−1自体の構造的な強度を確保することができ、しかも、スペーサ8、9を別体に形成するために新たな成形金型を必要とするが、スペーサ8、9の構成自体が単に隙間を埋めるという簡単なものに構成することができるので、従来のようにベースアッシー体g自体を複数種用意する場合に比較して、コストアップの幅を非常に小さくすることができる。
図11は本発明における別の実施の形態を示すものであり、上記実施の形態におけるスペーサ8、9が、筐体本体2に対して別体構成としてものであるのに対し、把持溝部7の溝壁7aに一体に一対突出形成して構成したものである。
かかる構成により、把持溝部7への基板3−1、3−2或いは3−3、3−4の嵌合挟持を別体のスペーサ8,9を使用することなく簡単に行うことができ、しかも、一体形成したスペーサの一方を切除することにより、基板3−1、3−2或いは3−3、3−4同士の間隙ピッチを所定寸法にすることができる。
本発明に係る電子機器における基板の取付け構造は、把持溝部の幅寸法を基板の厚さ寸法より大きく設定したことにより、例えば一対の基板が筐体本体内において互いに対向するように収容された場合に、当該基板同士の間隙ピッチが広狭あったとしても、把持溝部内を筐体本体に対して外側或いは内側にスライド移動させることにより、間隙ピッチの寸法を選択することができ、このために、ベースアッシー体の共用化を果たして、当該ベースアッシー体延いては電子機器自体の製作コストを安価に提供することができ、しかもスペーサの介在により電子機器自体の構造的な強度を確保することができることから、温度調節器或いはタイマー等の電子機器における基板の取付け構造等に好適である。
本発明における一の実施の形態に係る基板の取付け構造を採用した電子機器の筐体本体の一部破断した状態における基板同士の間隙ピッチが大なる場合を描画した斜視図である。 図1の電子機器の筐体本体から取り外したベースアッシー体に基板を把持固定した状態を描画した斜視図である。 図2の分解斜視図である。 図1における電子機器における一部破断側面図である。 図4のA−A断面図である。 本発明における一の実施の形態に係る基板の取付け構造を採用した電子機器の一部破断した状態における基板同士の間隙ピッチが小なる場合を描画した斜視図である。 図6の電子機器の電子機器の筐体本体から取り外したベースアッシー体に基板を把持固定した状態を描画した斜視図である。 図7の分解斜視図である。 図6の電子機器における一部破断側面図である。 図10は図9のB−B断面図である。 本発明における他の実施の形態における図9のB−B断面図である。 従来における基板の取付け構造を採用した電子機器の電子筐体の一部破断した状態を描画した斜視図である。 図12のC−C断面図で、基板同士の間隙ピッチが大なる場合を描画している。 同じく、図12のC−C断面図で、基板同士の間隙ピッチが小なる場合を描画している。
符号の説明
1、1−1 電子機器
2 筐体本体
3−1〜3−4 基板
4 操作・表示パネル体
5 ベースアッシー体
5a ソケット端子
6−1、6−2、6−3、6−4 基板保持脚部
7 把持溝部
H−1、H−2 基板間ピッチ(間隙ピッチ)
S1,S2 隙間

Claims (5)

  1. 筐体本体のフロント側に操作・表示パネル体を配設するとともに、前記筐体本体のリア側に外部機器に電気的に接続するためのソケット端子を有するベースアッシー体を配設しており、前記操作・表示パネル体側に制御ユニットを構成する一対の基板の一側部を装着し、且つ、前記ベースアッシー体に、前記操作・表示パネル体側に延在する基板保持脚部を互いに離間対向するように少なくとも一対突出形成し、該基板保持脚部にそれぞれ前記一対の基板の他側部を嵌合把持する把持溝部を形成してなる電子機器における基板の取付け構造であって、
    前記操作・表示パネル体側に装着される前記一対の基板間ピッチが第1のピッチと当該第1のピッチより大きい第2のピッチのいずれかに選択可能とすべく、前記把持溝部間ピッチが前記第1のピッチと前記第2のピッチの範囲に設定してあり、且つ前記把持溝部の幅寸法前記基板の厚さ寸法より大きくなるように形成されて、前記把持溝部に前記基板の他端部を嵌合した際に形成される隙間にスペーサを介在させることによって、前記基板の他側部を前記把持溝部により把持固定したことを特徴とする電子機器における基板の取付け構造。
  2. 前記スペーサは、別体で構成したことを特徴とする請求項1記載の電子機器における基板の取付け構造。
  3. 前記スペーサを、前記把持溝部における前記基板に対して前記筐体本体の外側に介在させることによって、前記基板を前記筐体本体の内部側にスライドさせた状態で保持したことを特徴とする請求項2記載の電子機器における基板の取付け構造。
  4. 前記スペーサを、前記把持溝部における前記基板に対して前記筐体本体の内側に介在させることによって、前記基板を前記筐体本体の外部側にスライドさせた状態で保持したことを特徴とする請求項2記載の電子機器における基板の取付け構造。
  5. 前記スペーサは、前記把持溝部の溝壁に一体に一対突出形成されているとともに、前記一対のスペーサうち少なくとも一方が切除可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の電子機器における基板の取付け構造。
JP2006285083A 2006-10-19 2006-10-19 電子機器における基板の取付け構造 Expired - Fee Related JP4682961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006285083A JP4682961B2 (ja) 2006-10-19 2006-10-19 電子機器における基板の取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006285083A JP4682961B2 (ja) 2006-10-19 2006-10-19 電子機器における基板の取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008103540A JP2008103540A (ja) 2008-05-01
JP4682961B2 true JP4682961B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=39437649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006285083A Expired - Fee Related JP4682961B2 (ja) 2006-10-19 2006-10-19 電子機器における基板の取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4682961B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996874U (ja) * 1982-12-21 1984-06-30 オムロン株式会社 電子機器の組立構造
JPH04145697A (ja) * 1990-10-08 1992-05-19 Nec Corp 電子回路のパッケージの案内構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008103540A (ja) 2008-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6894891B2 (en) Smart junction box for automobile
JP5179854B2 (ja) 板状端子の組付構造
JP2006187050A (ja) ジャンクションブロック
JP2008034250A (ja) コネクタ装置
JP5947972B2 (ja) 電子部品の組付構造及び電子部品
JP5959719B2 (ja) 電子部品の組付構造及び電気接続箱
WO2012111048A1 (ja) 電子ユニット用ケースおよび電子ユニットの製造方法
JP2004080918A (ja) 電気接続箱および該電気接続箱の組立方法
JP2014003852A (ja) 電気接続箱
JP2008118772A (ja) 基板接続体
KR20160092282A (ko) 컨벤셔널 타입 박스의 프런트 티피에이 조립구조
JPH11144823A (ja) プリント基板用コネクタ及びその実装構造
JP2006115638A (ja) 電気接続箱
JP4682961B2 (ja) 電子機器における基板の取付け構造
JP6622753B2 (ja) 基板保持構造
JP4794977B2 (ja) 電気接続箱
JP7143749B2 (ja) 電気接続箱
JP4100331B2 (ja) 基板付き並列コネクタ、及び基板用コネクタ
JP2006049180A (ja) コネクタ構造
JP2004357410A (ja) 電気接続箱の補強構造
JP4085765B2 (ja) 電子機器におけるメイン基板への子基板の取付構造
JP2013157159A (ja) 基板用コネクタ
JP4264879B2 (ja) 電源装置の実装構造
JP5942123B2 (ja) 電気接続箱
JP6738245B2 (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees