JP2010205310A - シャーシ構造及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のシャーシ構造においては、電子機器本体から発生した不要輻射(特に、高周波の電磁波)が外部に漏れ出すのを防止するために、ばね部材等の別部材が必要とされていたことから、部品代や組立工数が増加して不経済であった。
【解決手段】支持受け面29を有するフロントフレーム17と、支持受け面に載置される接触面部31を有し、接触面部が支持受け面に対して固定されることなく移動可能に支持される上ケース15と、を有している。支持受け面29に、接触面部31の面方向と交差する方向に突出するストッパ片28を設け、そのストッパ片28に接触面部31の先端縁を当接させた状態でメインシャーシ14に上ケース15を組み立てる。
【選択図】図1
【解決手段】支持受け面29を有するフロントフレーム17と、支持受け面に載置される接触面部31を有し、接触面部が支持受け面に対して固定されることなく移動可能に支持される上ケース15と、を有している。支持受け面29に、接触面部31の面方向と交差する方向に突出するストッパ片28を設け、そのストッパ片28に接触面部31の先端縁を当接させた状態でメインシャーシ14に上ケース15を組み立てる。
【選択図】図1
Description
本発明は、受け部を有するシャーシ部材とその受け部に載置される接触面部を有するケース部材との組み合わせからなるシャーシ構造、及び、そのシャーシ構造を備えた電子機器に関する。特に、シャーシ部材又はケース部材に外力が加えられた場合に、一方の部材に加えられた外力を他方の部材で受けて、それぞれの部材に変形が生じるのを防止又は抑制でき、不要輻射(電磁波)の漏れを少なくできるシャーシ構造及び電子機器に関する。
一般に、電子機器は、そのメイン機能を有する本体部分となる電子機器本体を備えており、その電子機器本体は、適宜な構成を有するシャーシ構造によって支持されている。
例えば、DVDプレーヤやTVの地上波デジタルチューナ等の電子機器におけるシャーシ構造は、電子機器本体が載置される金属製のフレームと、このフレームに装着されて電子機器本体を覆うパネル等を備えて構成されている。この種の電子機器では、近年、ユーザーによる搬送経費の削減、使用時における設置の容易性等の観点から軽量化が図られている。また、電子機器のコスト削減のためには、材料の使用量を減らすことが効果的である。これらに起因して、電子機器のフレームやパネルの板厚は益々薄くなってきており、そのためフレームやパネルの強度が低下している。この板厚の薄型化による強度低下を防止し或いは抑制するために、通常は、フレームやパネルの折り方、或いは、リブの入れ方等に多くの工夫がなされているが、板厚の薄型化による強度低下を防ぐには限界があった。
例えば、DVDプレーヤやTVの地上波デジタルチューナ等の電子機器におけるシャーシ構造は、電子機器本体が載置される金属製のフレームと、このフレームに装着されて電子機器本体を覆うパネル等を備えて構成されている。この種の電子機器では、近年、ユーザーによる搬送経費の削減、使用時における設置の容易性等の観点から軽量化が図られている。また、電子機器のコスト削減のためには、材料の使用量を減らすことが効果的である。これらに起因して、電子機器のフレームやパネルの板厚は益々薄くなってきており、そのためフレームやパネルの強度が低下している。この板厚の薄型化による強度低下を防止し或いは抑制するために、通常は、フレームやパネルの折り方、或いは、リブの入れ方等に多くの工夫がなされているが、板厚の薄型化による強度低下を防ぐには限界があった。
従来の、この種の電子機器のシャーシ構造としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、光ディスクを再生するディスク装置からの不要な電磁波の輻射を低減し、電磁波障害を防止するようにしたディスク装置のシールド構造に関するものが記載されている。
この特許文献1に係るディスク装置のシールド構造は、筐体とディスクドライブ装置とクランプホルダと板ばねとを備えて構成されている。ディスク装置の筐体は、樹脂製の前面パネルと、金属製の背面パネルと、金属製の上ケースと、金属製の下ケースとからなっている。この筐体内の下ケースの中央部にディスクドライブ装置が載置されており、そのディスクドライブ装置の下部空間であって、前面パネルに近接した位置に断面略コ字状の金属製のクランプホルダが取り付けられている。このクランプホルダと共に板バネの一端が筐体にネジ止めされ、その板バネの他端が上ケースに接触されていて、板バネによってクランプホルダと上ケースとが電気的に接続されている。
このような構成を有する引用例1のディスク装置のシールド構造によれば、クランプホルダと上ケースとを電気的に接続して、金属製のクランプホルダと金属製の下ケースとで接続ケーブルをシールドすることができる。そのため、フロントローディング式のディスクドライブ装置を搭載した、前面パネルが樹脂製であるディスク装置からの不要電磁波の輻射を低減し、他の電子装置への電磁波障害を防止することができる、という効果が期待される。
しかしながら、特許文献1に記載されたディスク装置のシールド構造においては、次に述べるような問題があった。この従来例の問題点を、図11A〜11C及び図12A,12Bを参照して説明する。図11A〜11Cにおいて、符号1は、金属製の前面フレームであり、この前面フレーム1の上部には、水平方向に所定幅で折曲形成された受け部1aが設けられている。この受け部1aの上面に、金属製の上ケース2の先端に設けた接触面部2aが載置されている。そして、前面フレーム1と上ケース2は、図示しない金属製の下ケースに対して、それぞれ正面から見えない側面部や背面部においてねじ止めされて固定されている。
一方、前面フレーム1の受け部1aと上ケース2の接触面部2aとが接触する部分は、その位置が前面上部の見易い部分であることから、ねじを用いて締め合わせることとはされておらず、単純に接触したままの状態となっていた。そのため、部品精度や組立作業のバラツキ等によって受け部1aと接触面部2aとの間に隙間ができることがあり、その隙間から、電子機器本体の動作によって発生した不要輻射(特に、高周波の電磁波)が外部に漏れ出すという問題があった。この問題に対して、従来では、ばね部材を用いて接触面部2aをパネル受け部1aに付勢する等の対策を行っていたが、ばね部材等の別部品を必要とすることから、部品代や組立工数が増える等の問題があった。
図11Aに示すように、例えば、上ケース2の前端縁の左右方向略中央部に、上方から下方に向けて外力F1が作用したものとする。すると、図11Bに示すように、上ケース2から前面フレーム1に付与される押圧力F1によって前面フレーム1が弓形に変形し、その左右方向略中央部において、二点鎖線で表した状態から実線で表した状態のように、背面側に大きく変形してしまう。この前面フレーム1の変形量が所定量を越えると、上ケース2の接触面部2aと前面フレーム1の受け部1aとの間にズレが発生する。そして、接触面部2aが受け部1aから外れて前面フレーム1の前側に沈み込み、二点鎖線で表した状態から実線で表した状態に変形してしまう。
また、図11Aにおいて、例えば、前面フレーム1の左右方向略中央部に、前方から後方に向けて水平方向の外力F2が作用したものとする。すると、図11Cに示すように、その押圧力F2によって前面フレーム1が背面側に弓形に変形し、その左右方向略中央部において、二点鎖線で表した状態から実線で表した状態に変形してしまう、という現象が起こり易かった。
図12A,12Bは、図11Cに示す問題が生じる具体例を説明するものである。即ち、図12A,12Bに示す符号3は、例えば、DVDプレーヤ等の電子機器における電源スイッチ等のスイッチ装置である。スイッチ装置3はタクトスイッチであり、スイッチ基板4を介して前面フレーム1の前面に固定されている。このような状態において、スイッチ装置3の操作ボタンに対して、操作力として必要以上に大きな力が加えられると、前面フレーム1に変形が生じる。その結果、図12Bに示すように、前面フレーム1が、二点鎖線で表した状態から実線で表した状態に変形し、操作ボタンの操作フィーリングが悪化してしまうことになる。
解決しようとする問題点は、従来のシャーシ構造においては、電子機器本体から発生した不要輻射(特に、高周波の電磁波)が外部に漏れ出すのを防止するために、ばね部材等の別部材が必要とされていたことから、部品代や組立工数が増加して不経済であった。また、前面フレームや上ケースに大きな外力が加えられると、前面フレームや上ケースが比較的簡単に変形してしまうという点である。
本出願のシャーシ構造は、受け部を有するシャーシ部材と、受け部に載置される接触面部を有し、且つ、接触面部が受け部に対して固定されることなく移動可能に支持されるケース部材と、を有している。受け部に、接触面部の面方向と交差する方向に突出する位置決め部を設け、その位置決め部に接触面部の先端縁を当接させた状態でシャーシ部材にケース部材を組み立てる。
また、本出願の電子機器は、受け部を有するシャーシ部材と、受け部に載置される接触面部を有し且つ接触面部が受け部に対して固定されることなく移動可能に支持されるケース部材と、電子機器本体と、を備えている。電子機器本体は、シャーシ部材に支持されており、受け部に、接触面部の面方向と交差する方向に突出する位置決め部を設け、その位置決め部に接触面部の先端縁を当接させた状態でシャーシ部材にケース部材を組み立てる。
本出願のシャーシ構造によれば、シャーシ部材の位置決め部にケース部材の接触面部を当接させることにより、受け部と接触面部との間の隙間から、電子機器本体から発生した不要輻射が外部に漏れ出すのを防止することができる。更に、位置決め部に接触面部を当接させることにより、シャーシ部材及びケース部材の一方の部材に加えられる力を他方の部材で受けて、各部材が外力によって変形されるのを防ぐことができる。
また、本出願の電子機器によれば、シャーシ部材やケース部材の板厚を薄くしても強度が大きいシャーシ構造を備えた電子機器を提供することができる。
受け部を有するシャーシ部材に位置決め部を設け、受け部に載置されるケース部材の接触面部の縁を位置決め部に当接させ、この状態でシャーシ部材にケース部材を組み立てる。これにより、シャーシ部材又はケース部材に付与された外力を、2つの部材で一緒に受けて一方の部材に付与される外力を小さくすることができる。そのため、シャーシ部材及びケース部材の板厚を薄くして軽量化を図ることができると共に、構造全体の強度を高めることができるシャーシ構造、及び、そのシャーシ構造を備えた電子機器を、簡単な構成によって実現した。
図1乃至図3は、本発明のシャーシ構造を備えた電子機器の第1の実施の形態の例を示すもので、電子機器としてDVD(Digital Versatile Disc)レコーダに適用したものである。このDVDレコーダ10は、DVDを情報記録媒体として用いて情報信号の記録や再生を行う電子機器本体11と、この電子機器本体11を内部に収容して保護する筐体12とによって構成されている。図3は、DVDレコーダ10を前側右斜め上方から見た外観斜視図である。
電子機器本体11は、詳細には説明しないが、現在の市場において一般的に提供されているものと同様の構造を有するものであり、ディスクドライブ装置20と、ローディング装置と、これらを制御する制御装置等を備えて構成されている。ディスクドライブ装置20は、ターンテーブルとスピンドルモータと光ピックアップとピックアップ駆動部等によって構成されている。光ディスクはターンテーブルに着脱自在に装着され、そのターンテーブルがスピンドルモータによって回転駆動される。光ピックアップはピックアップ駆動部によって光ディスクの半径方向へ往復移動可能に構成されている。そして、光ピックアップが光ディスクの半径方向内側から外側へ移動する際に、その光ピックアップによって光ディスクに対する情報信号の記録や再生が実行される。
このような構成を有する電子機器本体11が収容される筐体12は、図2等に示すような構成を有している。即ち、筐体12は、シャーシ部材の一具体例を示すメインシャーシ14と、ケース部材の一具体例を示す上ケース15とによって構成されている。メインシャーシ14は、電子機器本体11が取り付けられるメインの骨組みをなすものであり、例えば、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)等によって構成されている。
このメインシャーシ14は、電子機器本体11が載置される略長方形をなすボトムフレームと、このボトムフレームの四辺に連続して一体に形成されたフロントフレーム17、リアフレーム、及び左右のサイドフレーム18とを有している。ボトムフレーム上に載置された電子機器本体11が、図示しない複数個の固定ねじによって分離可能に固定されている。ボトムフレームを除く4つのフレームは、ボトムフレームの一面を四角に囲むように、それぞれ90度に折り曲げることにより立ち上げられて設けられている。そして、これら4つのフレームで囲まれることによって上方に開口された四角形の開口部が上ケース15によって覆われている。
上ケース15は、長方形をなす上面板21と、この上面板21の左右方向両側に連続する左右の側面板22,23とを有しており、SECC等の材料を用いて全体としてコ字状に形成されている。上面板21は、メインシャーシ14の上面全体を覆うことができる大きさを有しており、上ケース15の奥行き方向の寸法(奥行き寸法)はメインシャーシ14の奥行き寸法よりも少し大きく形成されている。そして、上ケース15の対向する二辺に左右の側面板22,23が連続されて一体に形成されている。なお、左右の側面板22,23は、上面板21の長手方向の両側部を、その一面側にそれぞれ90度に折り曲げることによって形成されている。
上ケース15をメインシャーシ14に装着すると、左右の側面板22,23が、メインシャーシ14の左右のサイドフレーム18の外側に重ね合わされるように対向される。そして、上ケース15の正面側に開口される部分にはメインシャーシ14のフロントフレーム17が嵌め合わされ、上ケース15の背面側に開口される部分にはメインシャーシ14のリアフレームが嵌め合わされる。この上ケース15は、メインシャーシ14に対して複数箇所でねじ止めすることによって組立・分離可能とされている。この実施例では、左右の側面板22,23の各1箇所と、上面板21の後端縁からリアフレーム側に突出した図示しない突起部の合計3箇所(突起部を2箇所以上に設けて合計4箇所以上で固定する構成としてもよい。)にて固定ねじ24でねじ止めされている。
図1及び図7に示すように、メインシャーシ14のフロントフレーム17は、上ケース15の前面側開口部よりも少し小さく形成されており、左右両側に若干の隙間が設けられている。このフロントフレーム17の中央部より左側へ少し片寄った位置に、横長の開口部26が設けられている。このフロントフレーム17の開口部26からは、ディスクドライブ装置20の前面部が僅かに突出するように配設されている。ディスクドライブ装置20の前面部20aには、光ディスクが出し入れされるスリット状のディスク出入口27が設けられている。
更に、フロントフレーム17の上端縁には、位置決め部の第1の具体例を示すストッパ片28が、複数箇所(本実施例では4箇所)において、同じ高さ位置で同様の形状及び大きさに設けられている。このストッパ片28は、メインシャーシ14と上ケース15との間における奥行き方向の位置決めをなすものである。4つのストッパ片28は、フロントフレーム17の両サイドの各側端縁に近い2箇所と、その内側に適宜な間隔をあけて配置された2箇所の合計4箇所に設定されており、それぞれ上方へ適宜な高さ突出されている。このストッパ片28の高さ(突出量)は、上ケース15の板厚と等しい(1倍)値からその板厚の2倍の値までの範囲内の値に設定するのが好ましい。
このような寸法にストッパ片28を設定する場合には、図6に示すように、そのストッパ片28をフロントパネル16の内側に無理なく収納することが可能となる。これにより、フロントパネル16を組み立てた状態において、ストッパ片28が外面に露出されて外観を害することになるおそれをなくすことができる。なお、ストッパ片28は、少なくとも1個あれば本発明の目的を達成することができる。従って、ストッパ片28の数は、1個以上3個以下であってもよく、また、5個以上設ける構成としてもよい。
図5等に示すように、ストッパ片28は、例えば、次のようにして形成することができる。まず、フロントフレーム17の上端縁に、ストッパ片28を残してその周囲をコ字状に切り取る。次に、ストッパ片28の部分を残し、ストッパ片28の基部から上端側を90度に折り曲げる。これにより、ストッパ片28を切り起こして形成できると共に、そのストッパ片28の周囲(近傍)に、上ケース15の接触面部を支持するための受け部の一具体例を示す支持受け面29を同時に形成することができる。
ストッパ片28として例示した位置決め部は、この実施例の他にも、例えば、軸ピンや凸片を溶接等で固定して位置決め部としてフロントパネルに設ける構成とすることもできる。更に、フロントパネルの上端部に、曲げ加工を施して突条を設け、その突条部を位置決め部として用いることもできる。また、フロントパネルの上端部に、絞り加工によってボス部を設け、そのボス部を位置決め部として用いることもできる。更に、この実施例では、4個のストッパ片28を同一の形状及び大きさに形成したが、その形状及び大きさが異なる組み合わせであってもよいことは勿論である。
フロントフレーム17の4個のストッパ片28に対して、これに当接される上ケース15の部分は、後述する凹部である必要はなく、上ケース15の端部であればよいものである。この上ケース15の端部は、一般的には、単に縁となっている部分であるが、その縁部分に突部を一体に設け、或いは別部材を溶着等して一体的に設け、ストッパ片28に対する係合の確実性を高める構成とすることもできる。
支持受け面29として例示した受け部は、メインシャーシ14に対する上ケース15の高さ方向の位置決めをなすものである。この受け部は、この実施例で示した他にも、例えば、軸ピンや凸片を溶接等で固定して受け部としてフロントパネルに設ける構成とすることもできる。更に、フロントパネルの上端部に、曲げ加工を施して突条を設け、その突条部を受け部として用いることもでき、また、フロントパネルの上端部に、絞り加工によってボス部を設け、そのボス部を受け部として用いることもできる。即ち、受け部は、適当な広さを有する平面部に限定されるものではなく、丸棒による線接触や、球体による点接触によって支持するものであってもよい。
図2及び図7等に示すように、この実施例では、フロントフレーム17の4個のストッパ片28に対応させて、上ケース15の上面板21の前端縁に4つの凹部32が設けられている。凹部32は、フロントフレーム17に対する上ケース15の幅方向(左右方向)の位置決めをなすもので、少なくとも1つあればその機能を果たすことができる。しかしながら、この実施例では、4個のストッパ片28に対応させて凹部32を4箇所に設け、各ストッパ片28に凹部32にそれぞれ係合させている。この場合、上ケース15の1つの凹部32の奥側寸法とストッパ片28の幅寸法を互いに嵌合する関係に設定する。これにより、メインシャーシ14と上ケース15との間における奥行き方向の位置決めと共に、メインシャーシ14に対する上ケース15の幅方向の位置決めを同時に行うことができる。なお、ストッパ片28と凹部32との係合部位を4箇所に設けたことにより、上ケース15とメインシャーシ14との係合関係をより確実なものとすることができる。
図4及び図5に拡大して示すように、接触面部31は、長手方向と交差する方向の断面形状がL字状をなすように形成されている。即ち、接触面部31は、上面板21に連続して下方に立ち下げられた垂直面部31aと、この垂直面部31aの下端に連続して上面板21と平行に設けられた水平面部31bとを有している。垂直面部31aは、前面側に立ち下げられた部分を、その幅で長手方向に連続させた平面部からなり、上面板21の前端縁に連続する部分を90度折り曲げることによって形成されている。水平面部31bは、垂直面部31aの下端縁に連続する部分を、90度折り返して上面板21と平行をなす方向に延在させることによって形成されている。
接触面部31の水平面部31bは、強度を高めるための補強用の細幅部33aと、フロントパネル16を係合保持するための太幅部33bからなっている。太幅部33bは、水平面部31bの長手方向の複数箇所(フロントパネル16を支持するために好適な位置)に設定されている。これら細幅部33a及び太幅部33bにおいて、フロントフレーム17の4個のストッパ片28と対応する4箇所に凹部32が設けられている。
なお、4つの凹部32の各底部(奥行き側の縁)は、前後方向の同一位置に設定されている。これは、フロントフレーム17の4個のストッパ片28が、同じく前後方向の同一位置に設定されていることに対応させたものである。従って、前後方向の異なる位置に複数のストッパ片を設定したような場合には、これに対応させて、前後方向の異なる位置に凹部を複数設定するようにする。
図4〜図6に示すように、フロントフレーム17の前面にはスイッチ基板35が取り付けられている。そして、スイッチ基板35の前面には、複数のスイッチ装置36、液晶パネル等の表示装置37、マイクロコンピュータその他の集積回路(LSI)やコンデンサや抵抗等の電子部品38、コネクタ39等が取り付けられている。スイッチ装置36としては、例えば、電力をオン・オフさせる電源スイッチ、情報の記録や再生の開始及び終了を選択する記録再生スイッチ等を挙げることができる。このフロントフレーム17の前面を覆い隠すようにフロントパネル16が着脱可能に取り付けられている。
フロントパネル16は、フロントフレーム17の前面部を覆うハウジング41と、このハウジング41の上部に装着されるトップカバー42と、ハウジング41の前面に取り付けられるフロントカバー43とによって構成されている。ハウジング41は、背面側が開口された略直方体をなす細長い容器体からなり、その背面側から内部に、フロントフレーム17の前面に取り付けられているスイッチ基板35その他の部材が収納される。このハウジング41の上面にトップカバー42が取り付けられ、前面にフロントカバー43が取り付けられている。
フロントパネル16がフロントフレーム17に取り付けられた状態において、フロントカバー43の、スイッチ基板35に固定されたスイッチ装置36と対応する位置に、そのスイッチ装置36を動作させるための操作部44が設けられている。操作部44は、軸方向一端の軸径を大きくしたボタン弁45と、このボタン弁45をスイッチ装置36から引き離す方向へ付勢するコイルばね46とを有している。ボタン弁45は、フロントカバー43によって軸方向へ所定距離だけ移動可能に支持されており、このボタン弁45の大径側の一端がフロントカバー43の表面に露出され、他端はフロントカバー43を貫通して背面側に突出されている。このボタン弁45の背面側の端部が、スイッチ装置36の操作子36aに臨まれている。
また、図6に示すように、ハウジング41の開口部のトップカバー42側の縁部には、水平面部31bの凹部32に係合された状態のストッパ片28を収納することができる収納凹部47が設けられている。この収納凹部47をハウジング41に設けたことにより、ストッパ片28と凹部32が係合している状態をハウジング41内に隠して煩雑さを無くし、フロントパネル16周囲の外観をすっきりした見栄えの良いものとすることが可能となる。
前述したような構成を有するメインシャーシ14に電子機器本体11を取り付けた後、メインシャーシ14に上ケース15を装着し、固定ねじ24で3以上の所定位置をねじ止めする。これにより、メインシャーシ14に対して上ケース15が所定位置に位置決めされて固定される。このとき、図1、図4、図6及び図7に示すように、フロントフレーム17に設けた支持受け面29に上ケース15の接触面部31が載置されることにより、フロントフレーム17に対する上ケース15の高さ方向の位置決めがなされる。これと共に、フロントフレーム17に設けたストッパ片28に、上ケース15の接触面部31に設けた凹部32が係合することにより、フロントフレーム17と上ケース15との間における奥行き方向の位置決めがなされる。
これらフロントフレーム17のストッパ片28及び支持受け面29と上ケース15の接触面部31との位置決め関係を断面して示した図が、図8A及び図9Aである。このとき、上ケース15の左右側面板22,23及び背面部は固定ねじ24によってフロントフレーム17にねじ止めされている。これに対して、上面板21の前端部である接触面部31のみは、外観上の美観の観点から、固定ねじによるねじ止めは行われておらず、接触面部31の凹部32がフロントフレーム17のストッパ片28に係合されている。
この場合、メインシャーシ14の奥行き寸法よりも上ケース15の奥行き寸法を大きく設定しているため、フロントフレーム17のストッパ片28と上ケース15の凹部32との係合をより確実なものとすることができる。この際、上ケース15は、リアフレームに図示しない固定ねじによってねじ止めされるため、その固定部を基準位置として係合が可能なようにストッパ片28及び凹部32の奥側寸法を予め設定しておくようにする。これにより、上ケース15をメインシャーシ14に装着して固定部をねじ止めすると、奥行き寸法の差分によって凹部32がストッパ片28に押し付けられる。そのため、凹部32とストッパ片28を確実に係合させることができる。なお、奥行き寸法の誤差分は、リアフレームの撓み変形によって吸収される。
かくして、図8Aに示すように、上ケース15の上面板21の前端部に上方から下方に向う外力F1が作用すると、左右両側方及び背面側からの反力によって接触面部31に前方に向かう反力が発生する。これにより、接触面部31の凹部32がストッパ片28の背面に押し付けられ、このストッパ片28によって受け止められる。このストッパ片28から付与される反力によって接触面部31の形状が保持され、従来例の問題点として示した図11Bに示すような状態に上ケース15及びフロントフレーム17が変形するのを防止することができる。
また、図8Aに示すように、フロントフレーム17の上端部に前方から後方に向う外力F2が作用すると、ストッパ片28が接触面部31の凹部32に押し付けられる。このとき、上ケース15の左右側面板22,23及び背面部は固定ねじ24によってフロントフレーム17にねじ止めされている。そのため、ねじ止めされている固定部からの反力によってフロントフレーム17の形状が保持され、従来例の問題点として示した図11Cに示すような状態にフロントフレーム17が変形するのを防止することができる。
更に、図9Aに示すように、スイッチ装置36の操作子36aに大きな押圧力が付与され、その押圧力がスイッチ基板35を介してフロントフレーム17の上端部に、前方から後方に向う外力F2として作用するものとする。すると、ストッパ片28が接触面部31の凹部32に押し付けられるため、ねじ止めされている固定部からの反力によってフロントフレーム17の形状が保持される。従って、この実施例の場合においても、従来例の問題点として示した図11Cに示すような状態にフロントフレーム17が変形するのを防止することができる。
図10は、本発明の第2の実施例を示すもので、上ケース15の接触面部51に位置決め部としてのストッパ片52を設け、これに対応させて、フロントフレーム17の受け部としての支持受け面53に凹部54を設ける構成としたものである。上ケース15の接触面部51は、上面板21に連続して下方に立ち下げられた垂直面部51aと、この垂直面部51aの下端に連続して上面板21と平行に設けられた水平面部51bとを有している。垂直面部51aは、前面側に立ち下げられた部分を、その幅で長手方向に連続させた平面部からなり、上面板21の前端縁に連続する部分を90度折り曲げることによって形成されている。水平面部51bは、垂直面部51aの下端縁に連続する部分を、90度折り返して上面板21と平行をなす方向に延在させることによって形成されている。
この接触面部51の垂直面部51aの下端縁に、位置決め部としてのストッパ片52が設けられている。このストッパ片52は、ストッパ片28と同じく、メインシャーシ14と上ケース15との間における奥行き方向の位置決めをなすものである。このストッパ片52も前記ストッパ片28と同様に、周囲をコ字状に打ち抜いた後、その基部において、水平面部51bを90度折り曲げることによって形成されている。このストッパ片52についても、前記実施例と同様に、形状・構成等に関して、各種の変形例を適用できることは勿論である。
また、フロントフレーム17の上端部を90度折り曲げることにより、受け部としての支持受け面53が設けられている。そして、この支持受け面53の外縁に凹部54が設けられている。この支持受け面53及び凹部54についても、前記実施例と同様に、形状・構成等に関して、各種の変形例を適用できることは勿論である。
このような構成とすることによっても、前記実施例と同様の効果を得ることができる。即ち、フロントフレーム17に設けた支持受け面53に上面板21の接触面部51が載置されることにより、フロントフレーム17に対する上ケース15の高さ方向の位置決めがなされる。これと共に、フロントフレーム17に設けた凹部54に、上面板21の接触面部51に設けたストッパ片52が係合することにより、フロントフレーム17と上ケース15との間における奥行き方向の位置決めがなされる。
これらフロントフレーム17の支持受け面53と上ケース15の接触面部51及びストッパ片52との位置決め関係を断面して示した図が、図10A、図10Cである。このとき、上ケース15の左右側面板22,23及び背面部は固定ねじ24によってフロントフレーム17にねじ止めされている。これに対して、上面板21の前端部である接触面部51のみは、外観上の美観の観点から、固定ねじによるねじ止めは行われておらず、接触面部51のストッパ片52がフロントフレーム17の凹部54に係合されている。
この状態において、図10Aに示すように、上ケース15の上面板21の前端部に上方から下方に向う外力F1が作用すると、左右両側方及び背面側からの反力によって接触面部51に前方に向かう反力が発生する。これにより、接触面部51のストッパ片52が凹部54の背面に押し付けられ、この凹部54によって受け止められる。この凹部54から付与される反力によって接触面部51の形状が保持され、従来例の問題点として示した図11Bに示すような状態に上ケース15及びフロントフレーム17が変形するのを防止することができる。
また、図10Aに示すように、フロントフレーム17の上端部に前方から後方に向う外力F2が作用すると、支持受け面53に設けた凹部54が接触面部51に設けたストッパ片52に押し付けられる。このとき、上ケース15の左右側面板22,23及び背面部は固定ねじ24によってフロントフレーム17にねじ止めされている。そのため、ねじ止めされている固定部からの反力によってフロントフレーム17の形状が保持され、従来例の問題点として示した図11Cに示すような状態にフロントフレーム17が変形するのを防止することができる。
以上説明したように、従来、上ケースの最前部は、フロントフレーム若しくはメインシャーシのフロント部に単純に乗せる構造が一般的であった。そのため、上ケースの最前部やフロントフレーム等に外力が加えられると、上ケースやフロントフレーム等が比較的容易に変形してしまうという問題があった。
これに対して、本願発明では、フロントフレームの曲げの部分で、部分的に突起形状を形成し(1又は2以上)、そこに上ケースの一部を積極的に突き当てる構成とした。これにより、(1)不要輻射対策、(2)外装強度の向上、(3)ボタン操作性の改善等が可能となった。
これに対して、本願発明では、フロントフレームの曲げの部分で、部分的に突起形状を形成し(1又は2以上)、そこに上ケースの一部を積極的に突き当てる構成とした。これにより、(1)不要輻射対策、(2)外装強度の向上、(3)ボタン操作性の改善等が可能となった。
(1)不要輻射対策
従来では、部品のバラツキ、組立精度のバラツキ等によってフロントフレームと上ケースとの間に隙間ができることがあり、かかる場合にその隙間から筐体外に、電子機器本体から発生される不要輻射が漏れることがあった。この対策として、従来では、ばね等の別部品を追加して設けることで不要輻射(例えば、電磁波)の漏れを抑制していたため、コストアップを招いているという問題があった。
これに対して、本願発明の構成を適用することにより、フロントフレームと上ケースが積極的に接触する部分が増えるため、これによって不要輻射が漏れ出ることを抑制することが可能となった。しかも、本発明では、ばね等の部品を追加して用いる必要がないため、コストアップを生じることがなく、効果的に対策することが可能となった。
従来では、部品のバラツキ、組立精度のバラツキ等によってフロントフレームと上ケースとの間に隙間ができることがあり、かかる場合にその隙間から筐体外に、電子機器本体から発生される不要輻射が漏れることがあった。この対策として、従来では、ばね等の別部品を追加して設けることで不要輻射(例えば、電磁波)の漏れを抑制していたため、コストアップを招いているという問題があった。
これに対して、本願発明の構成を適用することにより、フロントフレームと上ケースが積極的に接触する部分が増えるため、これによって不要輻射が漏れ出ることを抑制することが可能となった。しかも、本発明では、ばね等の部品を追加して用いる必要がないため、コストアップを生じることがなく、効果的に対策することが可能となった。
(2)外装強度の向上
一般に、コストダウンを目的として上ケースやメインシャーシ、フロントフレームの板厚を薄くすると、上方向からの外力によって上ケース及びフロントフレームが大きく変形することがある。
これに対して、本願発明の構成とすることにより、材料の板厚を薄くすることによっても、互いに係合する複数の部材で外力を受けるため、上ケースやフロントフレーム等の変形を効果的に抑制することができる。
一般に、コストダウンを目的として上ケースやメインシャーシ、フロントフレームの板厚を薄くすると、上方向からの外力によって上ケース及びフロントフレームが大きく変形することがある。
これに対して、本願発明の構成とすることにより、材料の板厚を薄くすることによっても、互いに係合する複数の部材で外力を受けるため、上ケースやフロントフレーム等の変形を効果的に抑制することができる。
(3)ボタン操作性の改善
従来の電子機器のように、押ボタン式のタクトスイッチが固定されているスイッチ基板が、フロントフレームの前面に固定されている装置においては、次のような不具合があった。例えば、ボタンを押す力が大き過ぎると、ボタンを押した力によってフロントフレームが後方に撓んでしまい、ボタン操作性が悪化してしまう等の問題が生じていた。この現象は、フロントフレームの板厚が薄い場合に、特に顕著になってくる。
これに対して、本願発明の構成とする場合には、上ケース(又はフロントフレーム)がフロントフレーム(又は上ケース)のストッパーになる。そのため、フロントフレームの板厚を薄くしても、フロントフレームがボタン操作力によって撓むのを防止又は抑制することができ、ボタン操作性の悪化を防ぐことができる。
従来の電子機器のように、押ボタン式のタクトスイッチが固定されているスイッチ基板が、フロントフレームの前面に固定されている装置においては、次のような不具合があった。例えば、ボタンを押す力が大き過ぎると、ボタンを押した力によってフロントフレームが後方に撓んでしまい、ボタン操作性が悪化してしまう等の問題が生じていた。この現象は、フロントフレームの板厚が薄い場合に、特に顕著になってくる。
これに対して、本願発明の構成とする場合には、上ケース(又はフロントフレーム)がフロントフレーム(又は上ケース)のストッパーになる。そのため、フロントフレームの板厚を薄くしても、フロントフレームがボタン操作力によって撓むのを防止又は抑制することができ、ボタン操作性の悪化を防ぐことができる。
このように、本願発明によれば、不要輻射対策に優れたシャーシ構造を提供することができる。また、部品のコストダウンを目的として材料の板厚を薄くしていく動きの中で、板厚を薄くした場合に不利になってくる外装強度、ボタン操作性の改善に関しても、非常に大きな効果を奏することができる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。前記実施例においては、電子機器としてDVDレコーダに適用した例について説明したが、その他の電子機器にも適用できるものである。例えば、DVDプレーヤ、ステレオ装置のアンプやチューナ、テレビジョンのチューナ、パーソナルコンピュータの本体(ハードディスク装置等を有する部分)等に適用することができる。
10…DVDレコーダ(電子機器)、 11…電子機器本体、 12…筐体、 14…メインシャーシ(シャーシ部材)、 15…上ケース(ケース部材)、 16…フロントパネル、 17…フロントフレーム、 20…ディスクドライブ装置、 21…上面板、 22,23…側面板、 24…固定ねじ、 28,52…ストッパ片(位置決め部)、 29,53…支持受け面(受け部)、 31,51…接触面部、 31a,51a…垂直面部、 31b、51b…水平面部、 32,52…凹部、 35…スイッチ基板、 36…スイッチ装置、 43…フロントカバー、 44…操作部
Claims (8)
- 受け部を有するシャーシ部材と、
前記受け部に載置される接触面部を有し、且つ、前記接触面部が前記受け部に対して固定されることなく移動可能に支持されるケース部材と、を有し、
前記受け部に、前記接触面部の面方向と交差する方向に突出する位置決め部を設け、
前記位置決め部に前記接触面部の縁を当接させた状態で前記シャーシ部材に前記ケース部材を組み立てた
シャーシ構造。 - 前記位置決め部を複数箇所に設けた
請求項1記載のシャーシ構造。 - 前記シャーシ部材又は前記ケース部材に、スイッチ装置が搭載されたスイッチ基板を取り付け、
前記スイッチ装置を動作させるための操作力が入力される方向を、前記接触面部の面方向と同方向に設定した
請求項1記載のシャーシ構造。 - 前記位置決め部の突出量を、前記接触面部の板厚の1倍から2倍までの範囲内とした
請求項1記載のシャーシ構造。 - 前記受け部は、前記接触面部と面接触する平面部、前記接触面部と線接触する曲面部又は前記接触面部と点接触する球面部のいずれかである
請求項1記載のシャーシ構造。 - 前記接触面部の先端に凹部を設け、
前記凹部に前記位置決め部を係合させ、前記先端が延在する方向に対する前記接触面部の位置決めとした
請求項1記載のシャーシ構造。 - 前記ケース部材は前記シャーシ部材に固定され、
前記ケース部材の奥行き寸法を前記シャーシ部材の奥行き寸法よりも大きく形成し、
前記ケース部材を前記シャーシ部材に固定する固定位置から前記接触面部の縁までの寸法を、前記固定位置から前記位置決め部までの寸法よりも長くした
請求項1記載のシャーシ構造。 - 受け部を有するシャーシ部材と、
前記受け部に載置される接触面部を有し、且つ、前記接触面部が前記受け部に対して固定されることなく移動可能に支持されるケース部材と、
前記シャーシ部材に支持される電子機器本体と、を備え、
前記受け部に、前記接触面部の面方向と交差する方向に突出する位置決め部を設け、
前記位置決め部に前記接触面部の縁を当接させた状態で前記シャーシ部材に前記ケース部材を組み立てた
電子機器。
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