JP2002091372A - 情報表示装置における故障検知時の表示方法 - Google Patents

情報表示装置における故障検知時の表示方法

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JP2002091372A JP2000285184A JP2000285184A JP2002091372A JP 2002091372 A JP2002091372 A JP 2002091372A JP 2000285184 A JP2000285184 A JP 2000285184A JP 2000285184 A JP2000285184 A JP 2000285184A JP 2002091372 A JP2002091372 A JP 2002091372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示ユニットの故障が発生した場合、通行止
情報のような緊急情報が提供できないといった道路管理
上の問題があり、また、故障が発生した場合に昼夜を問
わず可能な限り迅速に修理を行なわねばならず、24時
間常に保守要員を待機させておく必要があった。 【解決手段】 情報表示板1の表示面が多段構成され、
段単位で情報を表示するようにした情報表示装置におい
て、何れかの表示段が故障した場合に、該故障の発生し
た表示段の表示データを故障していない他の表示段に転
送し、当該故障していない表示段の表示データと、転送
されてきた故障表示段の表示データとを交互に表示する
ようにしたことを特徴とする情報表示装置における故障
検知時の表示方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示板の表示
面が多段構成された情報表示装置において、該多段構成
の1つの表示段が故障した場合に、正常な表示段を使用
して表示内容を交互に表示するようにした故障検知時の
表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ドライバーなどに道路情報を提
供する道路情報表示装置には、情報表示板の表示面が図
9(a)に示すように多段構成(図示例では上下二段構
成)され、段単位で情報を表示するようにしたものがあ
る。このような形式の情報表示装置の中には、情報表示
板を構成する何れかの段に含まれるLEDなどからなる
表示ユニットの何れかが故障し、その表示ユニットを含
む横1行分の表示ユニットが表示不能となった場合に
は、誤認を防止するため図9(b)に示すように全ての
表示内容を消すようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、表示ユニッ
トの故障が発生した場合、通行止情報のような緊急情報
が提供できないといった道路管理上の問題があった。ま
た、故障が発生した場合に昼夜を問わず可能な限り迅速
に修理を行なわねばならず、24時間常に保守要員を待
機させておく必要があった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、情報表示板の表示ユニットに故障が発生し
ても、故障した表示段の表示データを故障していない他
の表示段に転送して交互に表示し、故障発生中において
も全ての情報を中断することなく継続して表示できるよ
うにした情報表示装置における故障検知時の表示方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の故障検知時の表示方法は、情報表示板の表
示面が多段構成され、段単位で情報を表示するようにし
た情報表示装置において、何れかの表示段が故障した場
合に、該故障の発生した表示段の表示データを故障して
いない他の表示段に転送し、当該故障していない表示段
の表示データと、転送されてきた故障表示段の表示デー
タとを交互に表示するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0006】また、情報表示板の表示面が多段構成さ
れ、段単位で情報を表示するようにした情報表示装置に
おいて、故障の発生した表示段を検出すると共に表示内
容の優先度を判定し、前記故障の発生した表示段が優先
度の低い表示を行う表示段である場合には、当該故障し
た表示段の表示データを故障していない優先度の低い表
示を行う他の表示段に転送し、当該故障していない表示
段の表示データと、転送されてきた故障表示段の表示デ
ータとを交互に表示するとともに、優先度の高い表示デ
ータを連続して表示するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0007】また、情報表示板の表示面が多段構成さ
れ、段単位で情報を表示するようにした情報表示装置に
おいて、故障の発生した表示段を検出すると共に表示内
容の優先度を判定し、前記故障した表示段が優先度の高
い表示を行う表示段である場合には、優先度の高い表示
段の表示位置と低い表示段の表示位置とを故障していな
い表示段の表示位置にシフトし、優先度の高い表示を連
続して表示すると共に、優先度の低い表示データのみを
交互に表示するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】このような構成とした場合、ある表示段の
表示ユニットに故障が発生しても、故障した表示段の表
示内容を故障していない他の表示段に転送して交互に表
示し故障発生中においても全ての情報を中断することな
く継続して表示することができる。
【0009】また、優先度の高い項目を故障していない
表示段において連続表示することにより、事故に際しド
ライバーが対応するに必要とされる情報を確実に提供す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明方法を適用
して構成した情報表示装置の一実施の形態を示すもの
で、情報表示板が上下の二段構成からなる場合の一例を
示すものである。
【0011】図において、1はLEDからなる表示ユニ
ット(以下、単にユニットと呼ぶ)2を縦横に並べて2
段の表示段によって構成された情報表示板、3は各LE
Dユニット2毎に配置され各々が直列接続された表示デ
ータラッチ用のシフトレジスタ、4は図示しない中央装
置との間で情報の送受信を行なうとともに、内蔵した制
御プログラムに従って各段のLEDユニット2を点灯制
御する制御部である。
【0012】次に、上記実施の形態に係る情報表示装置
の動作を、図2のフローチャート並びに図3および図4
の故障表示例を参照しながら説明する。なお、情報表示
板1に表示される表示データは、例えば、高速道路のイ
ンターチェンジ出口手前の情報板で事故の際に表示され
る「ここで出よ」「事故通行止」とし、図3(a)のよ
うに表示されるものとする。
【0013】さて、図示しない中央装置から前記「ここ
で出よ」「事故通行止」の表示データが送られてくる
と、該表示データは制御部4内の図示しないメモリに格
納される。そして、制御部4は、この送られてきた表示
データを、例えば16X16素子のLEDから構成され
るLEDユニットを単位として、それらのLEDユニッ
トを直列接続した表示データの送信順序に表示データの
配列を変換して記憶する(ST1)。
【0014】なお、各段を構成するLEDユニットの数
は表示しようとする文字等の大きさによって変化する
が、その制御は同一であるため、図1のように各段上下
に1つずつの表示ユニットによって説明する。
【0015】次に、制御部4は、この変換された上段側
の表示データ「ここで出よ」を上段側のLEDユニット
に向けて送出する(ST2)。この表示データは上段側
の各LEDユニット2のシフトレジスタ3に順次シフト
されながら送られ、当該表示データの対応する位置の各
LEDユニットのシフトレジスタ3に順次ラッチ(記
憶)される。
【0016】そして、上段側のシフトレジスタ3に送ら
れた表示データは、上段側の最終端のシフトレジスタ3
から監視用データとして制御部4に返送される。
【0017】制御部4は、この返送されてきた監視用デ
ータと、上段側のLEDユニット2に向けて送り出され
た表示データとを比較照合することにより、上段側のL
EDユニット2に故障が発生していないか否かを判定す
る(ST3)。
【0018】そして、上段側のLEDユニット2に故障
が発生していない場合(ST3のY側)には、ST4に
移行する(なお、故障があった場合(ST3のN側)に
ついては後述する)。
【0019】処理がST4に移行すると、上段側のLE
Dユニット2には、前述した上段側の表示データ「ここ
で出よ」が図3(a)のように正常に表示される。
【0020】次に、制御部4は、表示可能な表示段を記
憶するとともに下段側のLEDユニット2についての送
信順に配列が変換された表示データ「事故通行止」を下
段側のLEDユニット2に向けて送出する(ST5)。
【0021】この表示データは下段側の各LEDユニッ
ト2のシフトレジスタ3に順次シフトされながら送ら
れ、表示データが対応する位置のシフトレジスタ3に順
次ラッチされる。
【0022】下段側のシフトレジスタ3に送られた表示
データは、下段側の最終端のシフトレジスタ3から監視
用データとして制御部4に返送される。
【0023】制御部4は、この返送されてきた監視用デ
ータと、下段側のLEDユニット2に向けて送り出され
た表示データとを比較照合することにより、下段側のL
EDユニット2に故障が発生していないか否かを判定す
る(ST6)。
【0024】下段側のLEDユニット2に故障が発生し
ていない場合(ST6のY側)には、ST7に移行し、
下段側のLEDユニット2には、前述した下段側の表示
データ「事故通行止」が図3(a)のように正常に表示
される。
【0025】一方、ST6において、下段側のLEDユ
ニット2に故障が発生していると判定された場合(ST
6のN側)には、LEDユニットの故障を通知し(ST
8)、ST9に移行する。
【0026】下段側のLEDユニット2に故障が発生し
ていると判定された場合、制御部4は、故障が発生して
いる下段側についての表示データ「事故通行止」を上段
側のLEDユニット2に送出し(ST9)、図3(b)
のように上段側のLEDユニット2に表示されている上
段側の表示データ「ここで出よ」に代わって、下段側の
表示データ「事故通行止」を表示する(ST10)。
【0027】そして、下段側の表示データ「事故通行
止」の表示を一定時間行なった後(ST11)、制御部
4から再び上段側についての表示データ「ここで出よ」
を上段側のLEDユニット2に送出し(ST12)、そ
れまで表示されていた下段側の表示データ「事故通行
止」に代わって、上段側の表示データ「ここで出よ」を
上段側のLEDユニット2に表示する(ST13)。
【0028】この上段側の表示データ「ここで出よ」の
表示を一定時間行なった後(ST14)、再びST9に
戻り、制御部4から再び下段側についての表示データ
「事故通行止」を上段側のLEDユニット2に送出し、
それまで表示されていた上段側の表示データ「ここで出
よ」に代わって、下段側の表示データ「事故通行止」を
一定時間表示する(ST10)。
【0029】以後、この「ここで出よ」と「事故通行
止」の表示を一定時間毎に交互に繰り返す(ST9〜S
T14)。
【0030】この結果、図3(a)に示すように下段側
のLEDユニット2に故障が発生した場合、図3(b)
に示すように、故障していない上段側のLEDユニット
2に、上段側の表示データ「ここで出よ」と、下段側の
表示データ「事故通行止」が中断することなく交互に表
示される。
【0031】一方、ST3において、上段側のLEDユ
ニット2に故障が発生していると判定された場合(ST
3のN側)、LEDユニットの故障を通知し(ST1
5)、ST16に移行する。
【0032】処理がST16に移行すると、制御部4
は、故障の発生している上段側の表示データ「ここで出
よ」を下段側のLEDユニット2に送出する。
【0033】この表示データは下段側の各LEDユニッ
ト2のシフトレジスタ3に順次シフトされながら送ら
れ、表示データが対応する位置のシフトレジスタ3に順
次ラッチされる。
【0034】下段側のシフトレジスタ3に送られた表示
データは、下段側の最終端のシフトレジスタ3から監視
用データとして制御部4に返送される。
【0035】制御部4は、この返送されてきた監視用デ
ータと、下段側のLEDユニット2に向けて送り出した
表示データとを比較照合することにより、下段側のLE
Dユニット2に故障が発生していないか否かを判定する
(ST17)。
【0036】下段側のLEDユニット2に故障があった
場合(ST17のN側)は、情報の表示は不可能である
ので処理はST18に移行し、情報表示装置が表示不能
になったことを所定の方法で発信した後、処理を終了す
る。この警告を受信することによって初めて、管理者は
情報表示装置の緊急の修理手配を行なう。
【0037】一方、下段側のLEDユニット2の何れに
も故障がなかった場合(ST17のY側)は、処理はS
T19に移行し、下段側のLEDユニット2に、前述し
た上段側の表示データ「ここで出よ」が表示される。
【0038】そして、上段側の表示データ「ここで出
よ」の表示を一定時間行なった後(ST20)、制御部
4から下段側の表示データ「事故通行止」を下段側のL
EDユニット2に送出し(ST21)、それまで表示さ
れていた上段側の表示データ「ここで出よ」に代えて、
下段側の表示データ「事故通行止」を下段側のLEDユ
ニット2に表示する(ST22)。
【0039】この下段側の表示データ「事故通行止」の
表示を一定時間行なった後(ST23)、再びST19
に戻り、制御部4から再び上段側についての表示データ
「事故通行止」を下段側のLEDユニット2に送出し、
それまで表示されていた下段側の表示データ「事故通行
止」に代わって、上段側の表示データ「ここで出よ」を
一定時間表示する(ST19)。
【0040】以後、この「ここで出よ」と「事故通行
止」の表示を一定時間毎に交互に繰り返す(ST19〜
ST23)。
【0041】この結果、図4(a)に示すように情報表
示板1の上段側の表示ユニットに故障が発生した場合、
図4(b)に示すように、故障していない下段側に上段
側の表示データ「ここで出よ」と、下段側の表示データ
「事故通行止」が交互に表示される。
【0042】このようにして、情報表示板の表示ユニッ
トに故障が発生しても、故障した表示段の表示内容を故
障していない上下何れかの他の表示段に転送して交互に
表示し、故障発生中においても全ての情報を中断するこ
となく継続して表示することができる。
【0043】なお、上記実施の形態では、説明を簡単と
するために、上下二段の表示形式とした場合を例に上げ
て説明したが、本発明は、上下二段の表示形式だけに限
られるものではなく、それ以上の多段表示の場合にも適
用できるものである。そして、故障した表示段の他に複
数の表示段が使用可能な場合には、以下に説明する別の
実施形態が利用される。
【0044】例えば、図5に示すように3段の表示段を
持ち、それぞれの表示段で「場所」の項目(例えば、
「この先」)、「状況」の項目(例えば、「崖崩
れ」)、「規制」の項目(例えば、「通行止」)を表示
する場合には、ドライバーに下段の「通行止」を確実に
伝えることが重要であり、優先度が高い下段の項目が連
続して表示される制御を実行する。
【0045】ここで、上記の制御方法について図1と図
6,7のフローチャートおよび図8に示す表示例を用い
て説明する。なお、情報表示装置の構成は、情報表示板
1の表示段が3段になる以外、図1に同じである。初め
に、前記実施例と同様に図示しない中央装置から送信さ
れた表示データ(例えば「この先 崖崩れ 通行止」)
を、図1の制御部4の図示しないメモリに記憶する(S
T101)。次に、入力した表示データの配列をLED
ユニット2を単位としてLEDユニットを直列接続した
表示データの送信順序に変換し、上中下の各表示段に表
示データを送出する(ST102)。
【0046】次に、前記と同様にLEDユニットのシフ
トレジスタ3に記憶された表示データは、最終端のシフ
トレジスタ3から監視用データとして制御部4に返送さ
れた表示データと比較照合される(ST103)。
【0047】そして、比較照合によって故障した表示段
が無い場合(ST104の「無」側)には、ST105
に移行し、シフトレジスタに記憶した表示データを各L
EDユニット2で表示し、処理を終了する。
【0048】一方、故障有りと判定された場合には、L
EDユニットの故障を通知し(ST106)、ST10
7に移行し、故障した表示段の段数を判定する。そし
て、故障した表示段が複数段を有する装置の中で1段で
ある場合(ST107のY側)には、本実施の形態の主
たる目的である優先度の高い表示を優先して表示すると
ころの次の処理を実行する。
【0049】初めに、優先度の高い項目を表示する下段
の表示段の故障か否かを判定する(ST108)。そし
て、故障した表示段が下段である場合(ST108のY
側)には、表示可能な表示段を記憶するとともにST1
09に移行する。
【0050】次に、ST109において下段用の表示デ
ータを読み出して上段のLEDユニット2に、又、上段
用の表示データを制御部から読み出して中段のLEDユ
ニット2に送出し、次のST110で1秒が経過するま
で(ST111)、図8(a)の左側の表示を行う。
【0051】そして、同様の処理を下段用と中段用の表
示データについて実行し(ST112〜ST114)、
図8(a)の右側に示す表示を行い、以下、ST109
に戻りST109〜ST114の処理を繰り返し、図8
(a)に示す交互表示を実行する。
【0052】次に、故障した表示段が優先度の低い上段
の場合(ST115のY側)には、前記の実施の形態と
同様に、故障していない中段のLEDユニットに最初に
上段用の表示データを、下段のLEDユニットに下段用
の表示データを読み出して送出し(ST116)、図8
(b)の左側の表示を、一定時間(1秒)経過するまで
行う(ST117、118)。
【0053】同様にして、中段のLEDユニットに中段
用の表示データを、下段のLEDユニットに下段用の表
示データを読み出して送出し(ST119)、図8
(b)の右側の表示を、一定時間(1秒)経過するまで
行う(ST120、121)。以下、ST116に戻
り、ST116〜ST121を繰り返し、図8(b)に
示す交互表示を実行する。これによって、優先度の高い
下段は下段用の表示データの連続した表示が、低い中段
では上段用と中段用の表示データの交互表示が実行され
る。
【0054】また、故障した表示段が同じく優先度の低
い中段の場合も上記した上段が故障した場合と同様で、
ST122〜ST127において上段には上段用と中段
用の表示データが送出し表示され、下段のLEDユニッ
トに対しては下段用の表示データが送出し表示され、図
8(c)に示す交互表示が実行される。
【0055】次に、複数の表示段が同時に故障した場合
について説明する。前記ST107において、故障した
表示段が1段でない場合(ST107のN側)には、S
T128に移行し故障した段数が2段か否かの判定を行
う。
【0056】そして、2段でない、すなわち3段全てが
故障した場合(ST128のN側)には、情報表示板が
表示不能になったことの警告を所定の方法で発信(ST
129)した後、処理を終了する。
【0057】一方、表示段が2段故障した場合(ST1
28のY側)には、表示可能な表示段を記憶するととも
に、最初に下段用の表示データを制御部から読み出し
て、故障していない表示段のLEDユニットに送出し、
一定時間(例えば2秒)経過するまで表示を行う(ST
131、132)。
【0058】次に、上段用と中段用の表示データを読み
出して、故障していない表示段のLEDユニットに送出
し、各々一定時間(例えば1秒)が経過する表示を行
う。ステップST130〜ST138の処理を繰り返す
ことで、図8(d)に示す交互表示を実行する。
【0059】なお、第2の実施形態において、優先度の
高い下段が故障した場合にのみその表示位置を上段に変
更する方法を例示したが、上段や中段が故障した場合に
おいても下段用の表示データの表示位置を変更して、上
段または中段で表示するようにしてもよい。
【0060】また、上記においては、表示段が3段まで
の表示方法について説明したが、表示段が3段以上にお
いても本願の方法を利用することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
表示装置における故障検知時の表示方法によれば、情報
表示板の表示ユニットに故障が発生しても、故障した表
示段の表示内容を故障していない他の表示段に転送して
交互に表示し、故障発生中においても全ての情報を中断
することなく継続して表示することができる。このた
め、故障発生時においても、表示情報をドライバーなど
に正確に伝えることが可能となり、道路管理上の安全性
を向上させることができる。
【0062】また、複数段の表示段を有する表示板の一
部が故障した場合でも、優先度の高い表示段の表示項目
を連続して表示するようにしたため、重要な表示項目を
見逃すことがないといった効果を有する。
【0063】さらに、一部に故障が発生しても、直ちに
修理を行なう必要がなくなるため、常に保守要員を待機
させておく必要がなくなり、人件費や管理労力を軽減す
ることができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して構成した情報表示装置の
一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係る情報表示装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】(a)(b)は情報表示板の下段側に故障が発
生した場合の表示状態の例を示す図である。
【図4】(a)(b)は情報表示板の上段側に故障が発
生した場合の表示状態の例を示す図である。
【図5】3段の表示段を持つ情報表示板の説明図であ
る。
【図6】別の実施の形態に係る情報表示装置の動作を示
すフローチャートである。
【図7】図6の続きを示すフローチャートである。
【図8】(a)(b)(c)は情報表示板の1つの表示
段が故障した場合、(d)は2つの表示段が故障した場
合の表示状態の例を示す図である。
【図9】(a)(b)(c)は従来の情報表示装置にお
ける故障が発生した場合の表示状態の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 情報表示板 2 LEDユニット(表示ユニット) 3 シフトレジスタ 4 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米本 幸司 愛知県海部郡美和町大字篠田字面徳29−1 名古屋電機工業株式会社内 (72)発明者 川瀬 茂 愛知県海部郡美和町大字篠田字面徳29−1 名古屋電機工業株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 DD17 DD21 EE01 HH14 JJ01 JJ02 JJ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報表示板の表示面が多段構成され、段
    単位で情報を表示するようにした情報表示装置におい
    て、 何れかの表示段が故障した場合に、該故障の発生した表
    示段の表示データを故障していない他の表示段に転送
    し、当該故障していない表示段の表示データと、転送さ
    れてきた故障表示段の表示データとを交互に表示するよ
    うにしたことを特徴とする情報表示装置における故障検
    知時の表示方法。
  2. 【請求項2】 情報表示板の表示面が多段構成され、段
    単位で情報を表示するようにした情報表示装置におい
    て、 故障の発生した表示段を検出すると共に表示内容の優先
    度を判定し、前記故障の発生した表示段が優先度の低い
    表示を行う表示段である場合には、当該故障した表示段
    の表示データを故障していない優先度の低い表示を行う
    他の表示段に転送し、当該故障していない表示段の表示
    データと、転送されてきた故障表示段の表示データとを
    交互に表示すると共に優先度の高い表示データを連続し
    て表示するようにしたことを特徴とする情報表示装置に
    おける故障検知時の表示方法。
  3. 【請求項3】 情報表示板の表示面が多段構成され、段
    単位で情報を表示するようにした情報表示装置におい
    て、 故障の発生した表示段を検出すると共に表示内容の優先
    度を判定し、前記故障した表示段が優先度の高い表示を
    行う表示段である場合には、優先度の高い表示段の表示
    位置と低い表示段の表示位置とを故障していない表示段
    の表示位置にシフトし、優先度の高い表示を連続して表
    示するとともに、優先度の低い表示データのみを交互に
    表示するようにしたことを特徴とする情報表示装置にお
    ける故障検知時の表示方法。
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