JP2010230909A - 画像表示装置および画像表示制御方法 - Google Patents

画像表示装置および画像表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】いずれかの表示部が故障した場合、故障した表示部に表示されるべき画像を他の表示部に表示する画像表示装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る携帯電話100は、表示装置200a、200b、主制御部830および異常検知部900を備えている。主制御部830は、表示装置200aに対する画像の表示ができなくなったことを示す異常検知信号を異常検知部900から受け付けると、画像の表示モードを通常表示モードから異常表示モードに切り替える。すなわち、主制御部830は、表示装置200aに表示すべき画像を表わす画像データを、表示装置200bに対して出力するように画像表示処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の表示部を備えた画像表示装置および当該画像表示装置における画像表示制御方法に関するものである。
近年、携帯電話および携帯型ゲーム機などの携帯型情報端末をはじめとする端末装置において、画像を表示する表示部を複数有するような機器が増加している。
これらの機器における表示部は、画像を表示する機能に加えて、ユーザーが指などでポインティング(タッチ)した位置を検出することが可能な、いわゆるタッチパネル機能を有していることも多い。タッチパネル機能を搭載した機器では、ユーザーは自身の直感的な操作により、機器を操作することができる。
複数の表示部を備えた機器であって、少なくともいずれかの表示部がタッチパネル機能を有しているような装置としては、例えば特許文献1に記載の装置などを挙げることができる。特許文献1に記載の装置は、蓋体側表示部を本体側表示部の上に重合させた場合に、本体側表示部に表示されていた画像を蓋体側表示部に表示する機能も有している。
特開平9−305262号公報(平成9年11月28日公開)
上述したように、複数の表示部を備えた機器は、携帯電話、携帯型ゲーム機などの多様な用途に利用することができるが、複数の表示部を備えているが故の問題もある。
例えば、表示部を2つ備えた機器の一方の表示部が故障してしまった場合、ユーザーは故障した表示部に表示されるべき画像を確認することができなくなってしまう。その場合、もう一方の表示部は使用することができるにも関わらず、機器が使用不能となってしまうことになる。
一方の表示部が故障していると、当然のことながら通常通りに機器を操作することが困難となる。そのため、場合によっては、一方の表示部の故障により、機器に記録されているデータを取り出すことができなくなってしまうことも十分に有り得る。
また、故障した表示部に表示される画像を外部機器に出力することにより表示させる対応をとった場合であっても、外部機器の準備などが必要であり、故障した場所で即時に対応することは非常に困難である。
このような問題は、持ち運ぶことができるがゆえに事故による表示部損傷が多いものの、搭載されているインターフェースの種類が限られている携帯電話などの携帯型情報端末において特に顕著である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、複数の表示部を備えた機器において、いずれかの表示部が故障した場合、故障した表示部に表示されるべき画像を他の表示部において表示可能とする画像表示装置を提供することである。
本発明に係る画像表示装置は、上記課題を解決するために、
入力された画像データにより表わされる画像を表示する表示部を複数備えた画像表示装置であって、上記表示部のうちのいずれかの表示部に画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき画像データを、他の表示部に対して出力する画像データ出力手段を備えていることを特徴としている。
本発明に係る画像表示装置では、複数の表示部のうちのいずれかの表示部に画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき画像データを他の表示部に対して出力するように画像表示処理が実行される。
そのため、本発明に係る画像表示装置では、ユーザーは、画像を表示できなくなった表示部に表示される画像を他の表示部において確認することができる。これによって、ユーザーが表示されている画像を確認することができなくなることにより、画像表示装置の使用に支障が生じる可能性を低減することができる効果を奏する。
例えば、2つの表示部を備えた画像表示装置において、表示部に画像が表示できなくなる可能性が1%であるとすると、従来の画像表示装置では、1%の確率で画像表示装置の使用に支障が生じていた。対して、本発明に係る画像表示装置では、表示部が2つとも画像を表示できなくならない限り画像表示装置の使用に支障が生じることがないため、本発明に係る画像表示装置において使用に支障が生じる可能性は0.01%となる。このように、本発明に係る画像表示装置において使用に支障が生じる可能性は、従来の装置と比べてはるかに低い。
また、本発明に係る画像表示装置では、画像データを外部機器に対して出力させて当該画像データの表す画像を外部機器において確認しなければならないという煩雑な操作をユーザーに強いることも不要にすることができる効果も併せて奏する。
本発明に係る画像表示装置では、さらに、上記表示部のいずれかの表示部において画像が表示できないことを検知し、当該表示部において画像が表示できないことを示す異常検知信号を上記画像データ出力手段に対して出力する異常検知手段をさらに備えており、上記画像データ出力手段は、上記異常検知手段から出力される異常検知信号を受け付けたとき、上記異常検知信号の示す表示部に対して出力すべき画像データの出力先を、他の表示部に変更することが好ましい。
上記の構成によれば、画像データ出力手段は、表示部のいずれかにおいて画像が表示できないことを検知した異常検知手段から出力される異常検知信号を受け付けることにより、画像データの出力先となる表示部を異常検知信号の示す表示部から他の表示部に切り替える。
したがって、本発明に係る画像表示装置では、いずれかの表示部に画像が表示できなくなった場合であっても、ユーザーに対して特別な操作を強いることなく、表示できなくなった画像を他の表示部に表示させることができる効果を奏する。
本発明に係る画像表示装置では、さらに、上記画像データ出力手段は、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき第1の画像データと、他の表示部に対して出力する第2の画像データとを合成し、合成した画像データを当該他の表示部に対して出力することが好ましい。
上記の構成によれば、第1の画像データにより表される画像と第2の画像データにより表される画像とを、同時に他の表示部に表示させることができる。
これによって、いずれかの表示部に画像の表示ができなくなる前と同様に画像表示装置を使用することができる効果を奏する。
本発明に係る画像表示装置では、さらに、上記画像データ出力手段は、第1の表示部に対して画像データを出力する第1の画像データ出力手段と、第2の表示部に対して画像データを出力する第2の画像データ出力手段とを含み、上記第2の画像データ出力手段は、上記第1の表示部に画像の表示ができなくなったとき、上記第1の表示部に対して出力すべき第1の画像データと、上記第2の表示部に対して出力する第2の画像データとを合成し、合成した画像データを当該第2の表示部に対して出力することが好ましい。
上記構成によれば、第1の表示部に画像の表示ができなくなった場合には、第1の表示部に対して出力すべき第1の画像データを第2の画像データ出力手段を用いて第2の表示部に対して出力する。
したがって、第1の画像データ出力手段に不具合が生じることにより第1の表示部に画像の表示ができなくなった場合であっても、ユーザーは、第2の表示部において第1の表示部に表示される画像を確認することができる。これによって、第1の画像データ出力手段に不具合が生じた場合であっても、画像表示装置の使用に支障が生じる可能性をより一層低減することができる効果を奏する。
本発明に係る画像表示制御方法は、上記課題を解決するために、
入力された画像データにより表わされる画像を表示する表示部を複数備えた画像表示装置における画像表示制御方法であって、上記複数の表示部のうちのいずれかの表示部に画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき画像データを、他の表示部に対して出力する画像データ出力ステップを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、本発明に係る画像表示装置と同様の作用効果を奏する。
以上説明したように、本発明に係る画像表示装置は、当該画像表示装置に備えられた複数の表示部のうちのいずれかの表示部に画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき画像データを他の表示部に対して出力する画像データ出力手段を備えている。
これによって、ユーザーが表示されている画像を確認することができなくなることにより、画像表示装置の使用に支障が生じる可能性を低減することができる効果を奏する。
また、画像データを外部機器に対して出力させて当該画像データの表す画像を外部機器において確認しなければならないという煩雑な操作をユーザーに強いることも不要にすることができる効果も併せて奏する。
本実施形態に係る携帯電話の要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る携帯電話における画像の表示例を示す図であり、(a)は通常表示モードでの画像表示例であり、(b)は異常表示モードでの画像表示例であり、(c)は異常表示モードでの別の画像表示例である。 本実施形態に係る携帯電話の変形例の要部構成を示すブロック図である。 センサ内蔵液晶パネルの構成および周辺回路の構成を示すブロック図である。 センサ内蔵液晶パネルの断面を模式的に示す図である。 センサ内蔵液晶パネル上をタッチした位置を検出する検出方法を模式的に示す図であり、(a)は反射像を検知することにより、ユーザーがタッチした位置を検出する様子を示す模式図であり、(b)は影像を検知することにより、ユーザーがタッチした位置を検出する様子を示す模式図である。 本発明に係るデータ表示/センサ装置の構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像表示装置の一実施形態について、図1〜図7を参照しつつ以下に説明する。なお、本実施形態では、2つの画面(表示部)を備えた画像表示装置を例に挙げて説明するが、もちろん画面の数は2つに限定されるものではなく、3つ以上であってもよい。また、本実施形態では、画像表示装置が携帯電話である場合を例に挙げて説明するが、複数の画面を備えた画像表示装置であれば携帯電話に限定されるものではない。画像表示装置としては、携帯電話以外に、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレイヤ、PDA(Personal Digital Assistance)、モバイルコンピュータなどを挙げることができる。
なお、携帯電話100の形態としては、上部筐体の一部と下部筐体の一部とが互いに連結することにより構成されている連結部をヒンジ部として折り畳み可能な折り畳み式であってもよいし、上部筐体(または下部筐体)をスライドさせることが可能なスライド式の形態であってもよい。
(携帯電話100の構成)
本実施形態に係る携帯電話(画像表示装置)の構成について、図1を参照しつつ説明する。図1は、携帯電話100の要部構成を示すブロック図である。なお、図1では、通話機能を実現するためのブロックなどの従来の携帯電話が備えているブロックについての図示は省略している。
図1に示すように、携帯電話100は、表示装置200a、表示装置200b、主制御部830、異常検知部900、記憶部911および一次記憶部912を備えている。これらの各部材について以下に説明する。
(表示装置200a、表示装置200b)
表示装置200aは、画像を表示する装置である。表示装置200aとしては、例えば、液晶ディスプレイを挙げることができる。表示装置200aは、表示/光センサ部330、回路制御部630、およびデータ処理部730を備えている。表示装置200aに備えられている各部について以下に説明する。
なお、本実施形態では、表示装置200aについてのみ内部構成を詳細に説明するが、表示装置200bも表示装置200aと同様である。すなわち。表示装置200bにも表示装置200aと同様に、表示/光センサ部330、回路制御部630およびデータ処理部730が備えられている。
(表示/光センサ部330)
表示/光センサ部330は、センサ内蔵液晶パネル301、バックライト307、それらを駆動するための周辺回路309を含んで構成される(これらの部材については、図4を参照)。表示/光センサ部330の詳細な構成については下記にて説明するため、ここでは説明を省略する。
(回路制御部630)
回路制御部630は、表示/光センサ部330の周辺回路309を制御するデバイスドライバとしての機能を備えるものである。回路制御部630の詳細な構成については下記にて説明するため、ここでは説明を省略する。
(データ処理部730)
データ処理部730は、主制御部830から受信するコマンドに基づいて、回路制御部630に指示を与えるミドルウェアとしての機能を備えるものである。データ処理部730の詳細な構成については下記にて説明するため、ここでは説明を省略する。
(主制御部830)
主制御部830は、アプリケーションプログラムを実行するものである。主制御部830は、記憶部911に格納されているプログラムを、例えばRAM(Random Access Memory)などで構成される一次記憶部912に読み出して実行する。
主制御部830で実行されるアプリケーションプログラムは、センサ内蔵液晶パネル301に表示データを表示させたり、センサ内蔵液晶パネル301にて対象物のスキャンを行わせるために、データ処理部730に対して、コマンドおよび表示データを送信する。また、コマンドに「データ種別」を指定した場合は、当該コマンドの応答として、全体画像データ、部分画像データ、および座標データの少なくともいずれか1つを、データ処理部730から受信する。
また、主制御部830は、異常検知部900から出力される異常検知信号の入力をトリガとして、画像表示制御を通常表示モードから異常表示モードへと切り替える。主制御部830における表示モードの切り替えについては下記に詳述する。
なお、回路制御部630、データ処理部730、および主制御部830は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)およびメモリなどで構成することができる。また、データ処理部730は、ASIC(application specific integrate circuit)などの回路で構成されていてもよい。
(異常検知部900)
異常検知部900は、表示装置200aまたは表示装置200bにおいて生じた異常を検知すると、異常検知信号を主制御部830に対して出力する。異常検知部900における異常を検知するための手法については下記に詳述する。
(記憶部911)
記憶部911は、主制御部830が実行する各部の制御プログラム、アプリケーションプログラムおよびこれらプログラムを実行するときに読み出す各種データを記録するものである。記憶部911は、フラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置によって構成される。
(一次記憶部912)
一次記憶部912は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置によって構成されるものであり、主制御部830が上述の各種プログラムを実行する過程でデータを一時的に保持するための作業領域として使用される。
(異常検知部900における異常検知の詳細)
次に、異常検知部900において異常を検知する手法の詳細について説明する。ここで、異常検知部900における異常の検知とは、異常検知部900が表示装置の表示パネル(センサ内蔵液晶パネル301)に画像を表示することができない状態であると判定することを意味している。すなわち、本実施形態では、異常検知部900から異常検知信号が主制御部830に対して出力されることは、表示装置200aおよび200bのいずれかが画像の表示をできなくなったことと同義である。
異常検知部900は、例えば、表示/光センサ部330、回路制御部630およびデータ処理部730における回路の異常を検知することにより、センサ内蔵液晶パネル301に画像が表示できない状態であると判定するようにすればよい。回路の異常を検知するための手法としては従来公知の手法を用いればよい。回路の異常を検知するためのパラメータとしては、例えば、電圧値および電流値などを挙げることができる。
なお、主制御部830において異常が生じている表示装置を特定するために、異常検知信号には、いずれの表示装置において異常が生じているかを示す信号を含めるようにすればよい。
もちろん、回路の異常を検知する以外の手法により異常を検知するようにしてもよい。例えば、異常検知部900は、各部における温度が所定時間以上、所定の温度以上となった場合に、センサ内蔵液晶パネル301に画像が表示できない状態であると判定するようにしてもよい。また、照度計を用いてバックライトの照度を測定し、その測定結果に基づいてセンサ内蔵液晶パネル301に画像が表示できない状態であると判定するようにしてもよい。さらに、異常検知部900から各部に対して一定時間毎に応答信号を出力し、当該応答信号に対する各部の応答の有無から、各部において異常が生じているか否かを判定するようにしてもよい。
また、異常検知部900はユーザーからの入力に基づいて異常を検知するようにしてもよい。これは、センサ内蔵液晶パネル301が物理的に損傷するなどして画像の表示ができなくなる場合に有効である。この場合、ユーザーは携帯電話100に備えられたボタンを押下するようにすればよい。表示装置200aまたは200bは、当該ボタンが押下されたことをトリガとして、自身に異常が生じていることを示す所定の信号を異常検知部900に対して出力する。異常検知部900は、当該所定の信号の入力を受けて、主制御部830に対して表示装置200aまたは200bに異常が生じていることを示す異常検知信号を出力する。
異常検知部900において異常検知に用いる手法は、1つに限定されるものではなく、上述した検知手法を含めた様々な手法を適宜組み合わせて異常を検知するようにしてもよい。
また、図1では、1つの異常検知部900において表示装置200aおよび表示装置200bの異常を検知するような構成を図示しているが、もちろんこれに限定されるものではない。表示装置200aと表示装置200bとのそれぞれに異常を検知するための異常検知部900が設けられていてもよい。
(主制御部830における表示モードの切り替え)
続いて、主制御部830における表示モードの切り替えについて以下に説明する。
「通常表示モード」では、主制御部830は、表示装置200aのセンサ内蔵液晶パネル301に表示する画像を表す表示データは、表示装置200aのデータ処理部730に対して出力し、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301に表示する画像を表す表示データは、表示装置200bのデータ処理部730に対して出力する。すなわち、通常表示モードでは、表示装置200aに表示すべき画像は表示装置200aに表示し、表示装置200bに表示すべき画像は表示装置200bに表示される。
一方、「異常表示モード」では、異常検知信号により示される表示装置のセンサ内蔵液晶パネル301に表示すべき画像を表す表示データを、他の表示装置のセンサ内蔵液晶パネル301に表示する。図1を参照してより具体的に説明すると、表示装置200aのセンサ内蔵液晶パネル301に画像表示ができないことを示す異常検知信号を受けた主制御部830は、表示装置200aのセンサ内蔵液晶パネル301に表示する画像を表す表示データと、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301に表示する画像を表す表示データとから新たな表示データを生成する。そして、生成した表示データを表示装置200bのデータ処理部730に対して出力する。すなわち、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301には、表示装置200aのセンサ内蔵液晶パネル301に表示されるべき画像と、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301に表示される元々の画像とが表示されることになる。
このように、主制御部830における通常表示モードから異常表示モードへの切り替えは、異常検知部900から出力される異常検知信号を受けることによって行われる。異常検知信号は、いずれの表示装置において画像の表示ができなくなっているのかを示す信号を含むため、主制御部830は、異常検知信号に含まれる表示装置を示す信号から画像の表示ができなくなっている表示装置を特定することができる。
なお、表示装置ごとそれぞれに異常検知部900が設けられている場合には、主制御部830は、どの表示装置に対応した異常検知部900からの信号であるのかを判別して画像を表示できない表示装置を特定するようにしてもよい。
なお、主制御部830が通常モードへの切り替え信号を受け付けた場合には、異常表示モードから通常表示モードへの切り替えが行われる。異常表示モードから通常表示モードへの切替信号は、ユーザーからの入力に基づいて主制御部830に入力されるようにすればよい。すなわち、ユーザーが所定のボタンを押下することにより、表示モード切替部(図示しない)から主制御部830に対して、異常表示モードから通常表示モードへの切替信号が出力されるようにすればよい。また、異常表示モードから通常表示モードへの切替信号は、外部装置から入力されてもよい。これは、例えば携帯電話100の修理業者が、表示装置を修理した後に、通常表示モードで画像を表示できるようにする場合に好適である。
(異常表示モード時における表示形態)
次に、異常表示モード時における表示装置200aおよび200bにおける画像の表示例について、図2(a)〜(c)を参照しつつ以下に説明する。なお、本項では、表示装置200aには文字(または数字)を入力するためのキーボード(ソフトウェアキーボード)が表示されており、表示装置200bには画像(壁紙)が表示されている場合を例に挙げて説明する。
図2(a)〜(c)は、携帯電話100における画像の表示例を示す図であり、(a)は通常表示モードでの画像表示例であり、(b)は異常表示モードでの画像表示例であり、(c)は異常表示モードでの別の画像表示例である。
主制御部830が通常表示モードで画像を表示する場合には、図2(a)に示すように、キーボードの画像を表示装置200aに表示し、壁紙を表示装置200bに表示する。なお、表示装置200aに表示されているキーボードでは、ユーザーがタッチした座標に該当する文字(数字)が入力されるべき文字(数字)として選択される。
次に、同様の画像を異常表示モードで表示する場合について図2(b)および(c)を参照して説明する。
図2(b)は、通常表示モードで表示装置200aに表示されるキーボードと表示装置200bに表示される壁紙とを表示装置200bにおいて同一画面に表示する場合を示す図である。この場合、主制御部830は、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301のピクセルサイズに基づいて、表示装置200aに示していたキーボードの画像のピクセルサイズおよび表示装置200bに表示する壁紙のピクセルサイズを設定する。すなわち、主制御部830は、キーボードの画像のピクセルサイズと壁紙のピクセルサイズとを合算したピクセルサイズが表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301のピクセルサイズ以下となるように各画像のピクセルサイズを設定する。
表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301に壁紙とキーボードとを同一画面の表示する場合には、各画像を並べて表示するPbyP(ピクチャバイピクチャ)としてもよいし、いずれかを主画像(ピクセルサイズが大きい画像)とし、いずれかを副画像(ピクセルサイズが小さい画像)とするPinP(ピクチャインピクチャ)としてもよい。PinPとする場合、どちらを主画像とし、どちらを副画像とするかはユーザーにより適宜切り替えられるようにすることが好ましい。また、PbyPとする場合には、各画像の向きを90度回転させた状態で各画像を並べて表示するようにしてもよい。
なお、図2(b)では、表示装置200aに何も表示されていないことをわかりやすくするために、画像が表示されていないことを示すマークを図示しているが、実際にはこのようなマークは表示されない。
また、表示装置200bに表示されているキーボードであっても、ユーザーがタッチした座標に該当する文字(数字)が入力されるべき文字(数字)として選択される。すなわち、表示装置200aに表示する場合と同様にキーボードを扱うことができる。
図2(b)に示すように、各画像のピクセルサイズを変更することにより表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301にキーボードと壁紙とを同時に表示する場合には、各画像が縮小されることになるため、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301のピクセルサイズによっては、キーボードの文字をタッチ(選択)し難くなることもある。
そこで、図2(c)に示すように、各画像のピクセルサイズを変更することなく画像を表示するようにしてもよい。この場合、主制御部830は、表示装置200aに表示していたキーボードと表示装置200bに表示する壁紙とを含む表示データを各画像のピクセルサイズを変更することなく生成する。主制御部830は、表示装置200bのセンサ内蔵液晶パネル301のピクセルサイズと新たに作成した表示データにより表される画像のピクセルサイズとの差に応じて、スクロールバーを表示する。すなわち、図2(c)に示すスクロールバーを下方向にスクロールすることにより、キーボードの画像が表示装置200bに表示される。
なお、図2(b)と同様に、図2(c)でも表示装置200aに何も表示されていないことをわかりやすくするために、画像が表示されていないことを示すマークを図示しているが、実際にはこのようなマークは表示されない。
また、スクロールバーのスクロールによりキーボードを表示させた場合であっても、ユーザーがタッチした座標に該当する文字(数字)が入力されるべき文字(数字)として選択される。すなわち、表示装置200aに表示する場合と同様にキーボードを扱うことができる。
異常表示モードにおける画像の表示形態としては、図2(b)および(c)に示すような表示形態に限定されるものではない。例えば、表示装置200bにタブを表示し、表示したタブを選択することにより、表示装置200bに表示される画像を適宜切り替えるようにしてもよい。
また、図2(b)では、異常表示モードで画像を表示する場合、通常表示モードで表示していたキーボードを縮小して表示しているが、異常表示モードと通常表示モードとで表示する画像を変更するようにしてもよい。
すなわち、記憶部911におけるデータおよびプログラムには、主制御部830の表示モードが異常表示モードに切り替わった場合に表示するデータおよびプログラムが予め記録されている。そして、主制御部830の表示モードが異常表示モードに切り替わった場合、主制御部830は、記憶部911に記憶されている異常表示モード用のデータおよびプログラムを読み出して実行する。
例えば、通常表示モードではキーボードとしてQWERTY配列のキーボードを表示している場合、QWERTY配列のキーボードをサイズを縮小して表示すると、非常に使い勝手が悪くなってしまう。そのため、記憶部911に予めテンキータイプのキーボードのプログラムおよびデータを用意しておき、異常表示モードでキーボードを表示する場合には、テンキータイプのキーボードを表示するようにする。テンキータイプのキーボードを用いて文字を入力する場合には、携帯電話において文字を入力する場合と同様に、キーをタップした回数に応じて入力候補となる文字が変化するようにすればよい。
もちろん、通常表示モードにおいてもユーザーの任意でQWERTY配列のキーボードとテンキータイプのキーボードとを選択できるようにしてもよい。
(液晶パネル)
本実施形態では、表示装置200aおよび表示装置200bの液晶パネルがいずれも光センサ内蔵液晶パネルである場合を例に挙げて説明しているが、もちろんこれに限定されるものではない。表示装置200aおよび表示装置200bの液晶パネルは、光センサを内蔵していない液晶パネルであってもよい。
また、表示装置200aおよび表示装置200bのいずれか一方の液晶パネルが光センサ内蔵液晶パネルであって、他方が光センサを内蔵していない液晶パネルであってもよい。
また、表示装置の数は3つであり、うち2つの表示装置に光センサ内蔵液晶パネルを備えている場合であって、光センサ内蔵液晶パネルのうちの一方が画像を表示できなくなった場合、主制御部830は、画像を表示できなくなった表示装置に表示すべき画像を、残りの2つの表示装置のうち、光センサ内蔵液晶パネルを備えた表示装置の画像と共に表示するようにすることが好ましい。これによって、通常表示モードにおいて操作していたのと同様に、ユーザーはタッチパネル機能を用いて操作入力を行うことができる。
(画像表示装置100の利点)
以上説明したように、画像表示装置100では、表示装置200aにおいて画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示装置200aに表示すべき画像を表示装置200bに表示するように画像表示処理が実行される。
したがって、ユーザーは、画像を表示できなくなった表示装置200aに表示される画像を表示装置200bにおいて確認することができる。これによって、ユーザーが表示されている画像を確認することができなくなることにより、画像表示装置100の使用に支障が生じる可能性を低減することができる。
また、異常検知部900は、表示装置200aから所定の信号を受信した場合に、表示装置200aにおいて画像が表示できないことを示す異常検知信号を出力する。主制御部830は、異常検知部900から出力される異常検知信号を受け付けることにより、画像の出力先となる表示装置を表示装置200aから表示装置200bに切り替える。
したがって、画像表示装置100では、表示装置200aに画像が表示できなくなった場合であっても、ユーザーに対して特別な操作を強いることなく、表示できなくなった画像を他の表示部に表示させることができる。
(変形例)
上述した携帯電話100では、1つの主制御部830が表示装置200aおよび表示装置200bそれぞれの画像表示を制御しているが、表示装置200aおよび表示装置200bそれぞれに主制御部を備えている構成としてもよい。
(変形例の構成)
本変形例では、表示装置それぞれに主制御部が備えられている携帯電話について、図3を参照しつつ以下に説明する。図3は、携帯電話100の変形例である携帯電話100bの要部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、携帯電話100bは、表示装置200c、表示装置200d、異常検知部900を備えている。
表示装置200cは、図3に示すように、表示/光センサ部330a、回路制御部630a、データ処理部730a、主制御部830a、記憶部911a、一次記憶部912aを備えている。また、表示装置200dは、図3に示すように、表示/光センサ部330b、回路制御部630b、データ処理部730b、主制御部830b、記憶部911b、一次記憶部912bを備えている。
表示/光センサ部330a、330b、回路制御部630a、630b、データ処理部730a、730b、主制御部830a、830b、記憶部911a、911b、および一次記憶部912a、912bは、それぞれ、上述した表示/光センサ部330、回路制御部630、データ処理部730、主制御部830、記憶部911、および一次記憶部912と同様であるため、詳細な説明については省略する。
(変形例における異常表示モードへの切り替え)
続いて、携帯電話100bの主制御部830bの表示モードの切り替え処理について説明する。
異常検知部900が表示装置200cの異常を検知すると、異常検知部900は表示装置200dの主制御部830bに対して異常検知信号を出力する。このとき、表示装置200cの主制御部830aは動作を停止するように指示を受けるようにすることが好ましい。
異常検知信号を受けた主制御部830bは、表示モードが通常表示モードから異常表示モードへと切り替わる。異常表示モードに切り替わった主制御部830bは、記憶部911aから表示装置200cの表示/光センサ部330aに備えられた光センサ内蔵液晶パネル301に表示すべき画像の表示データを読み出す。そして、読み出した表示データと記憶部911bから表示装置200dの表示/光センサ部330bに備えられた光センサ内蔵液晶パネル301に表示していた画像の表示データとから新たな表示データを生成し、生成した表示データにより表される画像を表示装置200dの表示/光センサ部330bに備えられた光センサ内蔵液晶パネル301に表示する。
このように、表示装置200dに備えられた主制御部830bの表示モードが異常表示モードに切り替えられた場合、表示装置200dに対する画像の表示には、表示装置200cに備えられた主制御部830aは使用しない。したがって、表示装置それぞれに主制御部が備えられている場合には、例え、主制御部830が故障(ハングアップ)することにより表示装置200cに画像を表示できなくなった場合であっても、携帯電話100bが使用できなくなってしまうことを防止することができる。
なお、上記の処理は、表示装置200cにおいて異常が検知された場合を例に挙げて説明しているが、逆もまた然りである。
また、携帯電話100bにおける表示装置200cおよび表示装置200dは、携帯電話100における表示装置200aおよび表示装置200bと同様に、光センサを内蔵していない液晶パネルを用いた表示装置であってもよい。
(表示装置における各部の詳細)
ここで、本実施形態における表示装置200a、200b、200cおよび200dにおける各部の詳細について、図4を参照しつつ以下に説明する。なお、本実施形態では、表示装置200aを例に挙げて説明するが、表示装置200b、200cおよび200dにおいても同様であることはいうまでもない。
(表示/光センサ部330)
まず、表示/光センサ部330の各部材について説明する。
センサ内蔵液晶パネル301は、マトリクス状に配置された複数の画素回路31および光センサ回路32を含んで構成される。センサ内蔵液晶パネル301の詳細な構成については後述する。
周辺回路309は、液晶パネル駆動回路304、光センサ駆動回路305、信号変換回路306、バックライト駆動回路308を含む。
液晶パネル駆動回路304は、回路制御部630の液晶パネル制御部601からのタイミング制御信号(TC1)およびデータ信号(D)に従って、制御信号(G)およびデータ信号(S)を出力し、画素回路31を駆動する回路である。画素回路31の駆動方法の詳細については後述する。
光センサ駆動回路305は、回路制御部630のセンサ制御部602からのタイミング制御信号(TC2)に従って、信号線(R)に電圧を印加し、光センサ回路32を駆動する回路である。光センサ回路32の駆動方法の詳細については後述する。
信号変換回路306は、光センサ回路32から出力されるセンサ出力信号(SS)をデジタル信号(DS)に変換し、該変換後の信号をセンサ制御部602に送信する回路である。
バックライト307は、複数の白色LED(Light Emitting Diode)を含んでおり、センサ内蔵液晶パネル301の背面に配置される。そして、バックライト駆動回路308から電源電圧が印加されると、バックライト307は点灯し、センサ内蔵液晶パネル301に光を照射する。なお、バックライト307は、白色LEDに限らず、他の色のLEDを含んでいてもよい。また、バックライト307は、LEDに代えて、例えば、冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)を含むものであってもよい。
バックライト駆動回路308は、回路制御部630のバックライト制御部603からの制御信号(BK)がハイレベルであるときは、バックライト307に電源電圧を印加し、逆に、バックライト制御部603からの制御信号がローレベルであるときは、バックライト307に電源電圧を印加しない。なお、バックライト307を点灯させることにより表示部の明るさを調整する以外にも、調光電圧によりバックライト307を調光することによって、表示部の明るさ(表示画面の輝度)を調整するようにしてもよい。
(回路制御部630)
次に、回路制御部630について説明する。回路制御部630は、液晶パネル制御部601、センサ制御部602、バックライト制御部603、および表示データ記憶部604を備えている。
液晶パネル制御部601は、データ処理部730の表示データ処理部701から表示データを受信するとともに、表示データ処理部701からの指示に従って、表示/光センサ部330の液晶パネル駆動回路304に、タイミング制御信号(TC1)およびデータ信号(D)を送信し、上記受信した表示データをセンサ内蔵液晶パネル301に表示させる。
なお、液晶パネル制御部601は、表示データ処理部701から受信した表示データを、表示データ記憶部604に一次記憶させる。そして、当該一次記憶させた表示データに基づいて、データ信号(D)を生成する。表示データ記憶部604は、例えば、VRAM(video random access memory)などである。
センサ制御部602は、データ処理部730のセンサデータ処理部703からの指示に従って、表示/光センサ部330の光センサ駆動回路305に、タイミング制御信号(TC2)を送信し、センサ内蔵液晶パネル301にてスキャンを実行させる。
また、センサ制御部602は、信号変換回路306からデジタル信号(DS)を受信する。そして、センサ内蔵液晶パネル301に含まれる全ての光センサ回路32から出力されたセンサ出力信号(SS)に対応するデジタル信号(DS)に基づいて、画像データを生成する。つまり、センサ内蔵液晶パネル301の読み取り領域全体で読み取った画像データを生成する。そして、該生成した画像データをセンサデータ処理部703に送信する。
バックライト制御部603は、表示データ処理部701およびセンサデータ処理部703からの指示に従って、表示/光センサ部330のバックライト駆動回路308に制御信号(BK)を送信し、バックライト307を駆動させる。
(データ処理部730)
次に、データ処理部730について説明する。データ処理部730は、表示データ処理部701およびセンサデータ処理部703を備えている。
表示データ処理部701は、主制御部830から表示データを受信するとともに、液晶パネル制御部601およびバックライト制御部603に指示を与え、上記受信した表示データをセンサ内蔵液晶パネル301に表示させる。
センサデータ処理部703は、データ処理部730が受信したサブ表示装置内コマンドに従って、センサ制御部602およびバックライト制御部603に指示を与える。
また、センサデータ処理部703は、センサ制御部602から画像データを受信し、当該画像データをそのまま画像データバッファ704に格納する。そして、センサデータ処理部703は、データ処理部730が受信したサブ表示装置内コマンドに従って、画像データバッファ704に記憶されている画像データに基づいて、「全体画像データ」、「部分画像データ(部分画像の座標データを含む)」、および「座標データ」の少なくともいずれか1つを、主制御部830に送信する。
(センサ内蔵液晶パネルの概要)
続いて、携帯電話100、100bの備えるセンサ内蔵液晶パネル301について以下に説明する。
センサ内蔵液晶パネル301は、データの表示に加え、近傍の対象物の画像検出が可能な液晶パネルである。ここで、対象物の画像検出とは、例えば、ユーザーが指やペンなどでポインティング(タッチ)した位置の検出や、印刷物等の画像の読み取り(スキャン)である。なお、表示に用いるデバイスは、液晶パネルに限定されるものではなく、有機EL(Electro Luminescence)パネルなどであってもよい。
図5を参照しながら、センサ内蔵液晶パネル301の構造について説明する。図5は、センサ内蔵液晶パネル301の断面を模式的に示す図である。なお、ここで説明するセンサ内蔵液晶パネル301は一例であり、表示面と読取面とが共用されているものであれば、任意の構造のものが利用できる。
図示のとおり、センサ内蔵液晶パネル301は、背面側に配置されるアクティブマトリクス基板51Aと、表面側に配置される対向基板51Bとを備え、これら基板の間に液晶層52を挟持した構造を有している。アクティブマトリクス基板51Aには、画素電極56、データ信号線57、光センサ回路32(図示せず)、配向膜58、偏光板59などが設けられる。対向基板51Bには、カラーフィルタ53r(赤)、53g(緑)、53b(青)、遮光膜54、対向電極55、配向膜58、偏光板59などが設けられる。また、センサ内蔵液晶パネル301の背面には、バックライト307が設けられている。
なお、光センサ回路32に含まれるフォトダイオード6は、青のカラーフィルタ53bを設けた画素電極56の近傍に設けられているが、この構成に限定されるものではない。赤のカラーフィルタ53rを設けた画素電極56の近傍に設けてもよいし、緑のカラーフィルタ53gを設けた画素電極56の近傍に設けてもよい。
次に、図6(a)および(b)を参照しながら、ユーザーが、指やペンで、センサ内蔵液晶パネル301上をタッチした場合を例に挙げ、そのタッチした位置を検出する2種類の方法について説明する。
図6(a)は、反射像を検知することにより、ユーザーがタッチした位置を検出する様子を示す模式図である。バックライト307から光63が出射されると、フォトダイオード6を含む光センサ回路32は、指などの対象物64により反射された光63を検知する。これにより、対象物64の反射像を検知することができる。このように、センサ内蔵液晶パネル301は、反射像を検知することにより、タッチした位置を検出することができる。
また、図6(b)は、影像を検知することにより、ユーザーがタッチした位置を検出する様子を示す模式図である。図6(b)に示すように、フォトダイオード6を含む光センサ回路32は、対向基板51Bなどを透過した外光61を検知する。しかしながら、ペンなどの対象物62がある場合は、外光61の入射が妨げられるので、光センサ回路32が検知する光量が減る。これにより、対象物62の影像を検知することができる。このように、センサ内蔵液晶パネル301は、影像を検知することにより、タッチした位置を検出することもできる。
上述のように、フォトダイオード6は、バックライト307より出射された光の反射光(影像)を検知してもよいし、外光による影像を検知してもよい。また、上記2種類の検知方法を併用して、影像と反射像とを両方を同時に検知するようにしてもよい。
(センサ内蔵液晶パネルの構成)
次に、図7を参照しながら、センサ付きサブ表示装置230が備えるセンサ内蔵液晶パネル301の構成、および、センサ内蔵液晶パネル301の周辺回路309の構成について説明する。図7は、表示/光センサ部330の要部、特に、センサ内蔵液晶パネル301の構成および周辺回路309の構成を示すブロック図である。
センサ内蔵液晶パネル301は、光透過率(輝度)を設定するための画素回路31、および、自身が受光した光の強度に応じた電圧を出力する光センサ回路32を備えている。なお、画素回路31は、赤色、緑色、青色のカラーフィルタのそれぞれに対応するR画素回路31r、G画素回路31g、B画素回路31bの総称として用いる。
画素回路31は、センサ内蔵液晶パネル301上の列方向にm個、行方向に3n個配置される。そして、R画素回路31r、G画素回路31g、およびB画素回路31bの組が、行方向に連続して配置される。この組が1つの画素を形成する。
画素回路31の光透過率を設定するには、まず、画素回路31に含まれるTFT(Thin Film Transistor)33のゲート端子に接続される走査信号線Giにハイレベル電圧(TFT33をオン状態にする電圧)を印加する。その後、R画素回路31rのTFT33のソース端子に接続されているデータ信号線SRjに、所定の電圧を印加する。同様に、G画素回路31gおよびB画素回路31bについても、光透過率を設定する。そして、これらの光透過率を設定することにより、センサ内蔵液晶パネル301上に画像が表示される。
次に、光センサ回路32は、一画素毎に配置される。なお、R画素回路31r、G画素回路31g、およびB画素回路31bのそれぞれの近傍に1つずつ配置されてもよい。
光センサ回路32にて光の強度に応じた電圧を出力させるためには、まず、コンデンサ35の一方の電極に接続されているセンサ読み出し線RWiと、フォトダイオード6のアノード端子に接続されているセンサリセット線RSiとに所定の電圧を印加する。この状態において、フォトダイオード6に光が入射されると、入射した光量に応じた電流がフォトダイオード6に流れる。そして、当該電流に応じて、コンデンサ35の他方の電極とフォトダイオード6のカソード端子との接続点(以下、接続ノードV)の電圧が低下する。そして、センサプリアンプ37のドレイン端子に接続される電圧印加線SDjに電源電圧VDDを印加すると、接続ノードVの電圧は増幅され、センサプリアンプ37のソース端子からセンシングデータ出力線SPjに出力される。そして、当該出力された電圧に基づいて、光センサ回路32が受光した光量を算出することができる。
次に、センサ内蔵液晶パネル301の周辺回路である、液晶パネル駆動回路304、光センサ駆動回路305、およびセンサ出力アンプ44について説明する。
液晶パネル駆動回路304は、画素回路31を駆動するための回路であり、走査信号線駆動回路3041およびデータ信号線駆動回路3042を含んでいる。
走査信号線駆動回路3041は、液晶パネル制御部601から受信したタイミング制御信号TC1に基づいて、1ライン時間毎に、走査信号線G1〜Gmの中から1本の走査信号線を順次選択し、該選択した走査信号線にハイレベル電圧を印加するとともに、その他の走査信号線にローレベル電圧を印加する。
データ信号線駆動回路3042は、液晶パネル制御部601から受信した表示データD(DR、DG、およびDB)に基づいて、1ライン時間毎に、1行分の表示データに対応する所定の電圧を、データ信号線SR1〜SRn、SG1〜SGn、SB1〜SBnに印加する(線順次方式)。なお、データ信号線駆動回路3042は、点順次方式で駆動するものであってもよい。
光センサ駆動回路305は、光センサ回路32を駆動するための回路である。光センサ駆動回路305は、センサ制御部602から受信したタイミング制御信号TC2に基づいて、センサ読み出し信号線RW1〜RWmの中から、1ライン時間毎に1本ずつ選択したセンサ読み出し信号線に所定の読み出し用電圧を印加するとともに、その他のセンサ読み出し信号線には、所定の読み出し用電圧以外の電圧を印加する。また、同様に、タイミング制御信号TC2に基づいて、センサリセット信号線RS1〜RSmの中から、1ライン時間毎に1本ずつ選択したセンサリセット信号線に所定のリセット用電圧を印加するとともに、その他のセンサリセット信号線には、所定のリセット用電圧以外の電圧を印加する。
センシングデータ出力信号線SP1〜SPnはp個(pは1以上n以下の整数)のグループにまとめられ、各グループに属するセンシングデータ出力信号線は、時分割で順次オン状態になるスイッチ47を介して、センサ出力アンプ44に接続される。センサ出力アンプ44は、スイッチ47により接続されたセンシングデータ出力信号線のグループからの電圧を増幅し、センサ出力信号SS(SS1〜SSp)として、信号変換回路306へ出力する。
(プログラムおよび記録媒体)
携帯電話100に含まれる主制御部830は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、主制御部830は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、主制御部830のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体を光ディスク携帯電話100に供給し、携帯電話100が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、主制御部830(または携帯電話100)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して主制御部830に供給する。この通信ネットワークは主制御部830にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。なお、携帯電話100bに含まれる主制御部830a、830bについても同様である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る情報表示装置は、複数画面を有する情報表示装置全般に好適に利用することができる。このような情報表示装置としては、例えば、携帯電話、PDA、携帯型ゲーム機、携帯型音楽プレイヤ、モバイルコンピュータなどを挙げることができる。
100 携帯電話(画像表示装置)
100b 携帯電話(画像表示装置)
200a 表示装置(表示部)
200b 表示装置(表示部)
200c 表示装置(表示部)
200d 表示装置(表示部)
330 表示/光センサ部
630 回路制御部
730 データ処理部
830 主制御部(画像データ表示手段)
830a 主制御部(第1の画像データ表示手段)
830b 主制御部(第2の画像データ表示手段)
900 異常検知部(異常検知手段)
911 記憶部
912 一次記憶部

Claims (5)

  1. 入力された画像データにより表わされる画像を表示する表示部を複数備えた画像表示装置であって、
    上記表示部のうちのいずれかの表示部に画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき画像データを、他の表示部に対して出力する画像データ出力手段を備えていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記表示部のいずれかの表示部において画像が表示できないことを検知し、当該表示部において画像が表示できないことを示す異常検知信号を上記画像データ出力手段に対して出力する異常検知手段をさらに備えており、
    上記画像データ出力手段は、上記異常検知手段から出力される異常検知信号を受け付けたとき、上記異常検知信号の示す表示部に対して出力すべき画像データの出力先を、他の表示部に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 上記画像データ出力手段は、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき第1の画像データと、他の表示部に対して出力する第2の画像データとを合成し、合成した画像データを当該他の表示部に対して出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 上記画像データ出力手段は、第1の表示部に対して画像データを出力する第1の画像データ出力手段と、第2の表示部に対して画像データを出力する第2の画像データ出力手段とを含み、
    上記第2の画像データ出力手段は、上記第1の表示部に画像の表示ができなくなったとき、上記第1の表示部に対して出力すべき第1の画像データと、上記第2の表示部に対して出力する第2の画像データとを合成し、合成した画像データを当該第2の表示部に対して出力することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  5. 入力された画像データにより表わされる画像を表示する表示部を複数備えた画像表示装置における画像表示制御方法であって、
    上記複数の表示部のうちのいずれかの表示部に画像の表示ができなくなったとき、画像の表示ができなくなった表示部に対して出力すべき画像データを、他の表示部に対して出力する画像データ出力ステップを含むことを特徴とする画像表示制御方法。
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