JP2002091253A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JP2002091253A
JP2002091253A JP2000276662A JP2000276662A JP2002091253A JP 2002091253 A JP2002091253 A JP 2002091253A JP 2000276662 A JP2000276662 A JP 2000276662A JP 2000276662 A JP2000276662 A JP 2000276662A JP 2002091253 A JP2002091253 A JP 2002091253A
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cleaning device
waste toner
toner
spiral screw
auxiliary member
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Hiroaki Hori
裕明 堀
Hironori Ogasawara
裕典 小笠原
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 搬送路途中での廃トナーの流動不良によるク
リーニング装置本体外へのこぼれ落ちを防止することが
できるデジタルカラー複写機のクリーニング装置を提供
する。 【解決手段】 回転体ドラム3上に残留した廃トナーを
除去するクリーニングブレード41と、これにより除去
された廃トナーを搬送する搬送手段42とを備える。搬
送手段に、廃トナーの搬送路中においてその搬送路の上
流から下流に向かって廃トナーを搬送するスパイラルス
クリュー43と、このスパイラルスクリューの搬送方向
下流側において廃トナー中に混在している繊維状物の下
流側への搬送を補助する補助部材44とを備える。補助
部材を、搬送路内におけるスパイラルスクリューの搬送
方向下流側のスクリュー面にそれぞれブラシ44b,…
が沿うように取り付ける。各ブラシの先端を感光体ドラ
ムの表面およびトナー受け部材46に対しそれぞれ非接
触となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などの電子
写真式の画像形成装置において、感光体などのトナー担
持体の表面に付着する廃トナーを回収するクリーニング
装置に関し、特に、搬送路途中での廃トナーの流動不良
によるクリーニング装置本体外へのこぼれ落ちを防止す
る対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】一般に、このような画像形成装置にあっ
ては、感光体上において形成されたトナー像を記録材上
に転写するようになされている。そして、感光体上のト
ナーは、全て記録材上に転写されるものではなく、転写
された後も一部のトナーが感光体上に残留することにな
る。
【0003】そのため、たとえば特開平8−15282
8号公報に開示されるように、クリーニング装置を備え
たものが知られている。このクリーニング装置は、感光
体上に残留しているトナーを、次の画像形成プロセスに
移る前に、感光体上(感光体の表面)からクリーニング
して除去するようになされている。この場合、感光体上
に残留している廃トナーはクリーニングブレードによっ
て掻き落とされ、この掻き落とされた廃トナーが、廃ト
ナーの搬送路中においてその搬送路の上流から下流に向
かってスパイラルスクリューにより搬送され、廃トナー
回収容器に回収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、繊維状の紙
粉の多い記録材に対しトナー(トナー像)を転写する場
合、感光体などのトナー担持体上に残留する廃トナーに
は繊維状の紙粉が付着するため、クリーニングブレード
によって掻き落とした廃トナー中に紙粉などの繊維状物
が混在することになる。
【0005】そのため、上記従来のクリーニング装置の
ように、クリーニングブレードで掻き落とした廃トナー
をスパイラルスクリューの回転に伴って搬送するもので
は、廃トナー中に混在する繊維状物が搬送路途中で付着
して廃トナーの流動性が悪くなり、廃トナーがスパイラ
ルスクリューによって搬送されずに搬送路途中に残って
しまうことになる。そのため、それ以降、順次下流側に
搬送されてくる廃トナーは、搬送路途中に残る廃トナー
によって堰き止められ、搬送路内では収容しきれずに、
クリーニング装置本体外からトナー担持体上にこぼれ落
ちてしまうといった欠点がある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、搬送路途中での廃ト
ナーの流動不良によるクリーニング装置本体外へのこぼ
れ落ちを防止することができる画像形成装置のクリーニ
ング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、トナー担持体上に残留した廃トナーを
除去する除去手段と、この除去手段により除去された廃
トナーを搬送する搬送手段とを備えた画像形成装置のク
リーニング装置を前提とし、上記搬送手段に、廃トナー
の搬送路中においてその搬送路の上流から下流に向かっ
て廃トナーを搬送するスパイラルスクリューと、このス
パイラルスクリューに設けられ、搬送路内において廃ト
ナー中に混在している繊維状物の下流側への搬送を補助
する繊維状の補助部材とを備えている。
【0008】この特定事項により、クリーニングブレー
ドで掻き落とした廃トナーは、その中に繊維状物が混在
していても、繊維状の補助部材によって搬送路途中で付
着することなく掃き取られ、スパイラルスクリューの回
転に伴って、搬送路途中に残ることなく円滑に搬送され
ることになる。このため、廃トナー中に混在する繊維状
物によって廃トナーの流動性が悪化することはなく、廃
トナーが搬送路を経由して廃トナー回収容器に回収さ
れ、クリーニング装置本体外からトナー担持体上への廃
トナーの流動不良によるこぼれ落ちを確実に防止するこ
とが可能となる。
【0009】特に、搬送路途中での廃トナーの流動不良
を効果的に防止するものとして、以下の構成が掲げられ
る。
【0010】つまり、搬送路内におけるスパイラルスク
リューの搬送方向下流側に補助部材を取り付けている。
【0011】この特定事項により、搬送路内を順次搬送
されてくる廃トナーが最も停滞しやすいスパイラルスク
リューの搬送方向下流側において廃トナーが掃き取ら
れ、搬送路途中での廃トナーの流動不良を効果的に防止
することが可能となる。
【0012】特に、スパイラルスクリューによる廃トナ
ーの搬送効率を高め得るものとして、以下の構成が掲げ
られる。
【0013】つまり、スパイラルスクリューのスクリュ
ー面に沿うように補助部材を取り付けている。
【0014】この特定事項により、スクリュー面に沿っ
て搬送路内に付着する廃トナーが掃き取られてスパイラ
ルスクリューのスクリュー羽根間の谷間部分に落下し、
スパイラルスクリューによる廃トナーの搬送効率を高め
ることが可能となる。
【0015】また、トナー担持体の表面に対し補助部材
を非接触としていることで、補助部材の接触によるトナ
ー担持体の表面への傷付きを防止し、トナー担持体の性
能の劣化を防止することが可能となる。
【0016】さらに、クリーニング装置本体外への廃ト
ナーのこぼれ落ちを防止するトナー受け部材を備え、こ
のトナー受け部材に対し補助部材を非接触としているこ
とで、トナー受け部材への接触による補助部材の傷付き
および変形を防止し、補助部材の耐久性の向上を図るこ
とが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】この実施形態では、本発明のクリーニング
装置を電子写真式のデジタルカラー複写機に適用した場
合について説明する。
【0019】図1に示すように、デジタルカラー複写機
1の複写機本体10の上面には、透明なガラス体よりな
る原稿台11が配置されている。また、複写機本体10
の内部における原稿台11の下方には、スキャナ部2が
配設されている。
【0020】このスキャナ部2は、露光ランプ21、ミ
ラー22〜24、レンズ25および光電変換素子26
(以下、CCDと称する)を備え、露光ランプ21およ
びミラー22〜24を原稿台11の下面において水平方
向に往復動させて、原稿台11の上面に載置された原稿
の画像を露光ランプ21から照射された光によって露光
走査するようになされている。
【0021】この露光ランプ21から照射されて原稿の
画像面において反射した反射光は、ミラー22〜24お
よびレンズ25を介してCCD26の受光面に結像す
る。このCCD26は、受光面における受光量に応じた
信号を出力するようになされている。このCCD26の
出力信号は、デジタルデータに変換された後に画像処理
部(図示せず)において所定の処理が施され、画像デー
タとして出力されることになる。
【0022】複写機本体10内の中央部付近には、図2
にも示すように、トナー担持体としての感光体ドラム3
が矢印A方向に回転自在に支持されている。この感光体
ドラム3の周囲には、帯電器31、画像書き込みユニッ
ト32、現像装置33、転写器34およびクリーニング
装置4が配置され、これらの機器32〜34,4によっ
て作像部が構成されている。
【0023】また、複写機本体10内の最下部には、記
録紙Pを収容する給紙カセット12が装着されている。
さらに、複写機本体10内には、給紙カセット12から
作像部(帯電器31、画像書き込みユニット32、現像
装置33、転写器34およびクリーニング装置4など)
を経由して排紙トレイ13に至る用紙搬送路が形成され
ている。この用紙搬送路には、給紙ローラ14と、それ
ぞれ一対の搬送ローラ15a,15a、レジストローラ
16,16、定着ローラ17,17、および排紙ローラ
18,18とが配置されている。
【0024】そして、記録紙Pの片面のみに画像形成す
る場合には、矢印A方向に回転する感光体ドラム3の表
面に対して、帯電器31が単一極性の電荷を均一に付与
した後、画像書き込みユニット32が画像処理部から出
力された画像データに基づいて変調した画像光を照射
し、感光体ドラム3の表面に光導電作用による静電潜像
を作成する。また、現像装置33は、感光体ドラム3の
表面にトナーを供給し、静電潜像をトナー画像に顕像化
する。さらに、給紙カセット12内の記録紙Pは、感光
体ドラム3の回転に先立って、給紙ローラ14の回転に
より1枚ずつ用紙搬送路内に給紙され、搬送ローラ15
a,15aによってレジストローラ16,16へ搬送さ
れて、搬送方向前端部をレジストローラ16,16に当
接させた状態で停止している。
【0025】レジストローラ16,16は、感光体ドラ
ム3と転写器34との間において、記録紙Pの搬送方向
前端部が感光体ドラム3表面のトナー画像の回転方向上
流端に対向するタイミングで回転を開始し、記録紙Pを
作像部に導く。
【0026】転写器34は、感光体ドラム3表面のトナ
画像を記録紙Pの表面に転写するものであり、記録紙P
に対し転写しきれずに感光体ドラム3上に残留する廃ト
ナー(残留トナー画像)はクリーニング装置4によって
除去される。そして、トナー画像が転写された記録紙P
は定着ローラ17,17を通過する間に加熱および加圧
され、トナー画像を溶融させて記録紙Pの表面(片面)
に定着させる。このように表面にトナー画像が定着され
た記録紙Pは、排紙ローラ18,18の回転によって排
紙トレイ13に排出されることになり、片面に画像形成
された印刷物(記録紙P)が提供される。
【0027】一方、記録紙Pの両面に画像形成する場合
には、定着ローラ17,17を通過して片面にトナー画
像が定着された記録紙Pは、その後端を排紙ローラ1
8,18間にニップさせた状態で、一旦停止させる。記
録紙Pを一旦停止させるタイミングは、排紙検出スイッ
チ19が記録紙Pの後端を検出したタイミングに基づい
て設定される。それから、記録紙Pを反転経路に導くよ
うに切換爪20を下方へ移動させ、排紙ローラ18,1
8の逆回転により記録紙Pをスイッチバックさせる。こ
れにより、記録紙Pは、後端部が搬送方向前端部に変更
されて、裏面(もう一方の片面)に画像形成されるよう
に、排紙経路から反転経路に案内される。このとき、記
録紙Pは、反転経路に設けられた一対の搬送ローラ15
b,15bにより搬送され、搬送方向前端部をレジスト
ローラ16,16に当接させた状態で停止している。そ
の後、片面に対し画像形成する場合と同様に、記録紙P
をレジストローラ16,16により作像部に導き、裏面
に転写器34によるトナー画像を転写させてから、定着
ローラ17,17による定着を行った後、切換爪20を
上方へ移動させて記録紙Pを排紙ローラ18,18まで
送り、この排紙ローラ18,18の回転によって排紙ト
レイ13に排出されることになり、両面に画像形成され
た印刷物(記録紙P)が提供される。
【0028】また、複写機本体10の一側部(図1では
右側)には手差しトレイ5が設けられ、この手差しトレ
イ5を用いる場合には、手差しトレイ5上に載置された
記録紙Pが手差しローラ51により用紙搬送路に給紙さ
れ、上述した片面への画像形成または両面への画像形成
が行われる。
【0029】そして、本発明の特徴部分として、図
に示すように、クリーニング装置4は、感光体ドラム3
上に残留した廃トナーを感光体ドラム3に対する接触に
より掻き落として除去する除去手段としてのクリーニン
グブレード41と、このクリーニングブレード41によ
り除去された廃トナーを廃トナー回収容器(図示せず)
まで搬送する搬送手段42とを備えている。
【0030】クリーニングブレード41は、感光体ドラ
ム3に対向するようにその軸線方向に亘って開口するク
リーニング装置本体40の長尺な開口部40aの短手方
向一側(図3では左側)において長手方向全域に亘って
基端部が取り付けられ、先端が感光体ドラム3の外周面
に接触するように変形する可撓性のあるプレート状物に
よって形成されてなる。また、開口部40aの短手方向
他側(図3では右側)には、クリーニング装置本体40
外への廃トナーのこぼれ落ちを防止するトナー受け部材
46が設けられている。
【0031】一方、搬送手段42は、クリーニング装置
本体40内から図示しない管路内に亘って形成された廃
トナーの搬送路中においてその搬送路の上流から下流に
向かって廃トナーを搬送するスパイラルスクリュー43
と、このスパイラルスクリュー43に設けられ、搬送路
内において廃トナー中に混在している繊維状物(繊維状
の紙粉の多い記録材Pに対しトナー像を転写した場合に
感光体ドラム3上に残留する廃トナーに付着している繊
維状の紙粉など)の下流側への搬送を補助する補助部材
44とを備えている。図5および図6に示すように、補
助部材44は、基部材44aより突出する繊維状のブラ
シ44b,…よりなり、スパイラルスクリュー43の軸
部(スパイラルスクリュー43のスクリュー羽根43
a,43a間の谷間部分)に対し両面テープ45を介し
て貼着されている。この場合、両面テープ45における
スパイラルスクリュー43軸部側への貼着面は、軸部へ
の貼着前状態であるときに離型紙45a(剥離紙)によ
って保護されている。
【0032】さらに、図7に示すように、補助部材44
は、搬送路内におけるスパイラルスクリュー43の搬送
方向下流側において、スパイラルスクリュー43の搬送
方向下流側(図7では左側)のスクリュー面にそれぞれ
ブラシ44b,…が沿うように取り付けられている。そ
して、図3に示すように、各ブラシ44b(補助部材4
4)は、その先端が感光体ドラム3の表面、およびトナ
ー受け部材46に対しそれぞれ非接触となるように取り
付けられている。
【0033】したがって、本実施形態では、感光体ドラ
ム3上からクリーニングブレード41で掻き落とした廃
トナーは、その中に繊維状物が混在していても、繊維状
のブラシ44bを備えた補助部材44によって搬送路途
中で付着することなく掃き取られ、スパイラルスクリュ
ー43の回転に伴って、搬送路途中に残ることなく円滑
に搬送されることになる。このため、廃トナー中に混在
する繊維状物によって廃トナーの流動性が悪化すること
はなく、廃トナーが搬送路を経由して廃トナー回収容器
に回収され、クリーニング装置本体40外から感光体ド
ラム3上への廃トナーの流動不良によるこぼれ落ちを確
実に防止することができる。
【0034】また、搬送路内におけるスパイラルスクリ
ュー43の搬送方向下流側に補助部材44が取り付けら
れているので、搬送路内を順次搬送されてくる廃トナー
が最も停滞しやすいスパイラルスクリュー43の搬送方
向下流側において廃トナーが掃き取られ、搬送路途中で
の廃トナーの流動不良を効果的に防止することができ
る。しかも、補助部材44は、スパイラルスクリュー4
3の搬送方向下流側のスクリュー面にそれぞれブラシ4
4bが沿うように取り付けられているので、スクリュー
面に沿って搬送路内に付着する廃トナーが円滑に掃き取
られてスパイラルスクリュー43のスクリュー羽根43
a,43a間の谷間部分(軸部)に落下し、スパイラル
スクリュー43による廃トナーの搬送効率を高めること
ができる。
【0035】さらに、各ブラシ44bは、その先端が感
光体ドラム3の表面、およびトナー受け部材46に対し
それぞれ非接触となるように取り付けられているので、
ブラシ44b,…の接触による感光体ドラム3の表面へ
の傷付きを防止して感光体ドラム3の性能の劣化を防止
することができる上、トナー受け部材46への接触によ
るブラシ44b,…の傷付きおよび変形を防止してブラ
シ44bの耐久性の向上を図ることができる。
【0036】なお、本実施形態では、スパイラルスクリ
ュー43の搬送方向下流側のスクリュー面にそれぞれブ
ラシ44bが沿うように補助部材44を取り付けたが、
図8に示すように、スパイラルスクリュー43の搬送方
向上流側(図8では右側)のスクリュー面にそれぞれブ
ラシ44b,…が沿うように補助部材44が取り付けら
れていてもよく、ほぼ同様の作用・効果が得られる。
【0037】また、図9に示すように、基部材44aよ
り2方向にそれぞれ突出する繊維状のブラシ44b,4
4cにより補助部材44を構成し、スパイラルスクリュ
ー43の搬送方向上流側(図9では右側)のスクリュー
面にブラシ44b,…をそれぞれ沿わせる一方、スクリ
ュー羽根43aの基部から搬送方向上流側にブラシ44
c,…を弧を描いて湾曲させるように補助部材44が取
り付けられていてもよい。この場合には、スクリュー羽
根43a,43a間において停滞する廃トナーも効果的
に掃き取られ、搬送路途中での廃トナーの流動不良をよ
り効果的に防止することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置のクリーニング装置によれば、スパイラルスクリュ
ーによる搬送を補助する繊維状の補助部材を設けること
で、クリーニングブレードで掻き落とした廃トナー中に
混在する繊維状物を搬送路途中で付着させることなく掃
き取って搬送路途中に残すことなく円滑に搬送し、クリ
ーニング装置本体外からトナー担持体上への廃トナーの
流動不良によるこぼれ落ちを確実に防止することができ
る。
【0039】特に、スパイラルスクリューの搬送方向下
流側に補助部材を取り付けることで、廃トナーの最も停
滞しやすいスパイラルスクリューの搬送方向下流側にお
いて廃トナーを掃き取れ、搬送路途中での廃トナーの流
動不良を効果的に防止することができる。
【0040】また、スパイラルスクリューのスクリュー
面に沿うように補助部材を取り付けることで、掃き取っ
た廃トナーをスパイラルスクリューのスクリュー羽根間
の谷間部分に落下させ、スパイラルスクリューによる廃
トナーの搬送効率を高めることができる。
【0041】しかも、トナー担持体の表面に対し補助部
材を非接触とすることで、トナー担持体表面への傷付き
を防止して、トナー担持体の性能の劣化を防止すること
ができる。
【0042】さらに、トナー受け部材に対し補助部材を
非接触とすることで、補助部材の傷付きおよび変形を防
止して、補助部材の耐久性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるクリーンニング装置
を備えたデジタルカラー複写機の概略構成を示す断面図
である。
【図2】用紙搬送路付近の概略構成を模式的に示す図で
ある。
【図3】クリーニング装置の構成を示す断面図である。
【図4】クリーニング装置の搬送方向上流側付近の斜視
図である。
【図5】補助部材を貼着方向から視た正面図である。
【図6】補助部材を貼着方向と直交する方向から視た側
面図である。
【図7】スパイラルスクリューの搬送方向下流側付近の
側面図である。
【図8】本実施形態の変形例に係わるスパイラルスクリ
ューの搬送方向下流側付近の側面図である。
【図9】本実施形態のその他の変形例に係わるスパイラ
ルスクリューの搬送方向下流側付近の側面図である。
【符号の説明】
1 デジタルカラー複写機(画像形成装置) 3 感光体ドラム(トナー担持体) 4 クリーニング装置 40 クリーニング装置本体 41 クリーニングブレード(除去手段) 42 搬送手段 43 スパイラルスクリュー 44 補助部材 46 トナー受け部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー担持体上に残留した廃トナーを除
    去する除去手段と、この除去手段により除去された廃ト
    ナーを搬送する搬送手段とを備えた画像形成装置のクリ
    ーニング装置であって、 上記搬送手段は、廃トナーの搬送路中においてその搬送
    路の上流から下流に向かって廃トナーを搬送するスパイ
    ラルスクリューと、このスパイラルスクリューに設けら
    れ、搬送路内において廃トナー中に混在している繊維状
    物の下流側への搬送を補助する繊維状の補助部材とを備
    えていることを特徴とする画像形成装置のクリーニング
    装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の画像形成装置のク
    リーニング装置において、 補助部材は、搬送路内におけるスパイラルスクリューの
    搬送方向下流側に取り付けられていることを特徴とする
    画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の画
    像形成装置のクリーニング装置において、 補助部材は、スパイラルスクリューのスクリュー面に沿
    うように取り付けられていることを特徴とする画像形成
    装置のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれか1つ
    に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、 補助部材は、トナー担持体の表面に対し非接触であるこ
    とを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれか1つ
    に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、 クリーニング装置本体外への廃トナーのこぼれ落ちを防
    止するトナー受け部材を備え、 補助部材は、上記トナー受け部材に対し非接触であるこ
    とを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007034129A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Sharp Corp クリーニングユニット
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