JP2002090784A - 光制御素子及びそれを用いた情報記録再生装置並びに情報再生装置 - Google Patents

光制御素子及びそれを用いた情報記録再生装置並びに情報再生装置

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JP2002090784A
JP2002090784A JP2000267760A JP2000267760A JP2002090784A JP 2002090784 A JP2002090784 A JP 2002090784A JP 2000267760 A JP2000267760 A JP 2000267760A JP 2000267760 A JP2000267760 A JP 2000267760A JP 2002090784 A JP2002090784 A JP 2002090784A
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light control
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Ichiro Morishita
一郎 森下
Mitsuhiro Togashi
光宏 富樫
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 矩形格子、台形格子、三角格子、のこぎり状
格子、正弦格子等、様々な形状の回折格子を、簡単な構
成でかつ低コストで実現することができ、しかも光利用
効率が高い、光制御素子及びそれを用いた情報記録再生
装置並びに情報再生装置を提供する。 【解決手段】 本発明のダイナミック制御回折格子は、
対向する一対のガラス基板2、3と、これらの透明基板
2、3の対向する面各々に形成されストライプ状の電極
部4a(5a)を複数有する櫛型電極4(5)と、ガラ
ス基板2、3間に挟持され透過する光の位相量が印加電
圧によって変化する位相可変材料6とを備え、ストライ
プ状の電極部4a、…(5a、…)各々の幅Wを、これ
らストライプ状の電極部4a、…(5a、…)のピッチ
Tの1/2以下としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光制御素子及びそ
れを用いた情報記録再生装置並びに情報再生装置に係
り、特に、光ディスクを情報記録媒体とした光情報記録
再生装置や光情報再生装置に好適に用いられ、矩形格
子、台形格子、三角格子、のこぎり状格子、正弦格子
等、様々な形状の回折格子を、簡単な構成でかつ低コス
トで実現することができ、しかも光利用効率が高い光制
御素子及びそれを用いた情報記録再生装置並びに情報再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクを情報記録媒体とした
光情報記録再生装置や光情報再生装置においては、一般
に、3ビーム法によりトラッキング検出を行っている。
この3ビーム法は、レーザ光を回折格子等を用いて0次
回折光(メインビーム)と±1次回折光(サブビーム)
に分光し、メインビームにより光ディスクの情報の記録
再生を行い、サブビームによりトラッキングエラー信号
を検出する方法で、安定したサーボ特性が得られると共
に、1ビーム法等の他のトラッキング・サーボ方式と比
較してコストが低いという利点がある。
【0003】図8は、この3ビーム法が適用された従来
の光情報記録再生装置や光情報再生装置に用いられる光
ピックアップの一例を示す概略構成図である。なお、こ
の光情報記録再生装置は、光ディスクへ情報を書き込む
(記録)機能と、光ディスクに書き込まれた情報を読み
出す(再生)機能を兼ね備えたものであり、また、光情
報再生装置は、光ディスクに書き込まれた情報を読み出
す再生機能のみを備えたものである。このような光情報
記録再生装置や光情報再生装置としては、例えば、CD
−R、CD−RAM、DVD−RAM、MO及びCD、
CD−ROM、DVD、DVD−ROM等がある。
【0004】図8において、符号101は光源となる半
導体レーザ(LD:レーザダイオード)、102は回折
格子、103はビームスプリッタ(BS)、104は対
物レンズ、105はピット配列として各種情報が記録さ
れた光ディスク(情報記録媒体)、106は受光素子と
なるフォトダイオード(PD)である。
【0005】ここで、この光ピックアップの機能につい
て説明する。例えば、光情報再生装置の場合、半導体レ
ーザ101から出射された所定波長のレーザ光は、0次
回折光(メインビーム)として回折格子102を透過
し、その後ビームスプリッタ103に入射し、該ビーム
スプリッタ103により反射された後対物レンズ104
を透過して光ディスク105に照射される。
【0006】光ディスク105に照射されたメインビー
ムは、ピットの有無により光変調されると共に反射さ
れ、再度、対物レンズ104を透過してビームスプリッ
タ103に入射する。この光変調されたメインビーム
は、ビームスプリッタ103を透過した後、フォトダイ
オード106に入射し、このフォトダイオード106に
てピットの有無に応じてレベルが変化する電気信号すな
わちピット配列を示すRF信号に変換される。
【0007】ここで、回折格子102は、光ディスクの
トラッキングサーボ方式の1つである3ビーム法を実現
するためのもので、ピットのトラッキングサーボに供す
る2つのサブビームを1次回折光(+1次光と−1次
光)として分光している。すなわち、図9に示すよう
に、回折格子102に入射したレーザ光のうち、0次回
折光(0次光)がメインビームMとして透過するが、そ
れと同時に、該メインビームMを中心軸として所定の角
度を有する+1次光(サブビームSA)及び−1次光
(サブビームSB)が出射する。
【0008】このメインビームMは、図10に示すよう
に、光ディスク105上の再生対象であるメイントラッ
クTm上のピットpに照射されて光スポットSmを形成
する。一方、サブビームSAはトラックTmから一方の
隣接トラックT1側に一定距離変位した位置に照射され
て光スポットSaを形成し、サブビームSBはトラック
Tmからもう一方の隣接トラックT2側に一定距離変位
した位置に照射されて光スポットSbを形成する。これ
ら各光スポットSm,Sa,Sbは、光ディスク105
の回転により、例えば矢印で示すように時間の経過と共
に順次上方に移動して行き、メイントラックTm上に配
列した各ピットに順次照射される。
【0009】この光スポットSmの移動に伴い、メイン
ビームMはメイントラックTm上のピットpの配列を順
次読み出す。一方、光スポットSa及び光スポットSb
は、光スポットSmに対して同一の距離だけ変位するよ
うに位置設定されているので、メインビームMの光スポ
ットSmは、サブビームSA,SBの反射光の強度が等
しいときにトラッキング・エラーが無いものと判断し
て、メイントラックTm上を移動する。すなわち、3ビ
ーム法を用いた光情報再生装置では、回折格子102に
より得られたサブビームSA,SBの反射光の強度が等
しくなるように、光ディスク105に対するトラッキン
グサーボを掛ける。
【0010】回折格子102は、その溝形状、すなわち
断面形状と溝深さにより、得られる回折光の回折パター
ンが変化することが知られている。例えば、図11に示
すように、断面形状が矩形波状の回折格子(矩形格子)
111では、その回折光は、0次回折光と、±1次以上
の高次の回折光を含む回折パターン112となる。ま
た、図12に示すように、断面形状が正弦波状の回折格
子(正弦格子)121では、その回折光は、0次回折光
と、±1次回折光のみを含む回折パターン122とな
る。この回折パターン122は、±2次以上の高次の回
折光がカットされているので、3ビーム法に適した回折
光である。
【0011】また、図13に示すように、断面形状が三
角波状の回折格子(三角格子)131では、その回折光
は、0次回折光と、±1次光や±3次光等の奇数次の回
折光を含む回折パターン132となる。また、図14に
示すように、断面形状が一方に傾斜した三角波状、すな
わちのこぎり波状の回折格子(のこぎり状格子)141
では、その回折光は、0次回折光と、+1次光、+3次
光等の正または負の奇数次の回折光を含む回折パターン
142となる。
【0012】これらの回折格子121〜141は、ガラ
ス基板、樹脂基板、ニオブ酸リチウム(LiNbO3
結晶板等の表面に所定間隔の溝を形成することにより得
ることができる。特に、断面形状が矩形波状でない回折
格子、例えば、正弦波状の回折格子121、三角波状の
回折格子131、のこぎり波状の回折格子141等にお
いては、傾斜部分を階段状に触刻する、いわゆるブレー
ズド処理により、断面形状を近似的に正弦波状、三角波
状、のこぎり波状等とする方法が採られる。
【0013】また、回折格子の替りにホログラムを用い
ることもある。図15は従来のホログラムを用いた3ビ
ーム法の光情報再生装置の一例を示す概略構成図であ
り、図において、符号151はホログラムである。この
光情報再生装置では、半導体レーザ(図示せず)から出
射された所定波長のレーザ光は、ホログラム151によ
り0次回折光(メインビーム)と1次回折光(+1次光
と−1次光)(サブビーム)に分光され、これらメイン
ビーム及びサブビームが光ディスク105に照射され
る。
【0014】光ディスク105に照射されたメインビー
ムは、ピットの有無により光変調されると共に反射さ
れ、再度、ホログラム151を透過する。ここでは、光
信号検出用の回折光としては、+1次光が好適に用いら
れる。
【0015】また、図16は従来の偏光ホログラムを用
いた光情報再生装置の一例を示す概略構成図であり、図
において、符号161は偏光ホログラム、162はλ/
4板である。この光情報再生装置では、半導体レーザ
(図示せず)から出射された所定波長のレーザ光は、偏
光ホログラム161及びλ/4板162を順次透過する
ことにより0次回折光(メインビーム)のみが取り出さ
れ、光ディスク105に照射される。光ディスク105
に照射されたメインビームは、ピットの有無により光変
調されると共に反射され、再度、λ/4板162及び偏
光ホログラム161を透過する間に偏光される。ここで
は、光信号検出用の回折光としては、+1次光が好適に
用いられる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の矩形波状以外の回折格子121〜141は、ブレー
ズド処理により、断面形状を近似的に正弦波状、三角波
状、のこぎり波状等としているために、開口パターンが
わずかに異なるマスクパターンを複数枚用いて処理しな
ければならず、1つの回折格子を得るのに非常に手間が
かかり、その結果、製造コストが高くなり、得られた回
折格子についてもコストダウンを図ることが難しいとい
う問題点があった。
【0017】また、これらの回折格子121〜141に
おいては、回折パターンを任意に変更するためには、そ
の回折パターンに合わせて溝の幅及びピッチを変更する
必要があるが、この場合、その回折パターンに合わせた
複数枚のマスクパターンを別途用意する必要があるため
に、非常に手間がかかり、製造コストも高くなるという
問題点があった。
【0018】特に、回折格子の替りにホログラムを用い
た場合、光利用効率が低下するという問題点があった。
例えば、図15のようなホログラムを用いた場合、ホロ
グラム151を透過した+1次光の光利用効率は約9%
である。また、図16のような偏光ホログラムを用いた
場合、ホログラム151を用いた場合に比べて光利用効
率は向上するが、λ/4板162及び偏光ホログラム1
61を透過した+1次光の光利用効率は約37%程度で
ある。
【0019】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであって、矩形格子、台形格子、三角格子、のこぎり
状格子、正弦格子等、様々な形状の回折格子を、簡単な
構成でかつ低コストで実現することができ、しかも光利
用効率が高い、光制御素子及びそれを用いた情報記録再
生装置並びに情報再生装置を提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は次のような光制御素子及びそれを用いた
情報記録再生装置並びに情報再生装置を採用する。すな
わち、本発明の請求項1記載の光制御素子は、対向する
一対の透明基板と、これらの透明基板の対向する面各々
に形成されストライプ状の電極部を複数有する櫛型電極
と、前記透明基板間に挟持され透過する光の位相量が印
加電圧によって変化する位相可変材料とを備え、前記複
数のストライプ状の電極部各々の幅を、これらストライ
プ状の電極部のピッチの1/2以下としたことを特徴と
する。
【0021】この光制御素子では、透明基板の対向する
面各々に形成された複数のストライプ状の電極部各々の
幅を、これらストライプ状の電極部のピッチの1/2以
下としたことにより、当該幅及びピッチを変更するだけ
で、任意の断面形状及びピッチの回折格子やホログラム
素子が容易に得られる。特に、断面形状が矩形波状でな
い回折格子、例えば、台形格子、三角格子、のこぎり状
格子、正弦格子等の回折格子を得たい場合には、ストラ
イプ状の電極部のマスクパターンの幅及びピッチを変更
するだけでよく、ブレーズド処理を施す必要が無くな
り、製造コストの低減を図ることが可能になる。これに
より、製品のコストダウンを効果的に図ることが可能に
なる。
【0022】請求項2記載の光制御素子は、請求項1記
載の光制御素子において、前記位相可変材料は、液晶で
あることを特徴とする。
【0023】請求項3記載の光制御素子は、透過する光
の位相量が印加電圧によって変化する板状の位相可変材
料と、該位相可変材料の両面に形成されストライプ状の
電極部を複数有する櫛型電極とを備え、前記複数のスト
ライプ状の電極部各々の幅を、これらストライプ状の電
極部のピッチの1/2以下としたことを特徴とする。
【0024】この光制御素子では、位相可変材料の両面
に形成された複数のストライプ状の電極部各々の幅を、
これらストライプ状の電極部のピッチの1/2以下とし
たことにより、当該幅及びピッチを変更するだけで、任
意の断面形状及びピッチの回折格子やホログラム素子が
容易に得られる。特に、断面形状が矩形波状でない回折
格子、例えば、台形格子、三角格子、のこぎり状格子、
正弦格子等の回折格子を得たい場合には、ストライプ状
の電極部のマスクパターンの幅及びピッチを変更するだ
けでよく、ブレーズド処理を施す必要が無くなり、製造
コストの低減を図ることが可能になる。これにより、製
品のコストダウンを効果的に図ることが可能になる。
【0025】請求項4記載の光制御素子は、請求項3記
載の光制御素子において、前記位相可変材料は、透過光
に対する屈折率が印加電圧により変化する屈折率可変材
料であることを特徴とする。
【0026】請求項5記載の光制御素子は、請求項4記
載の光制御素子において、前記屈折率可変材料は、ニオ
ブ酸リチウム(LiNbO3)であることを特徴とす
る。
【0027】請求項6記載の光制御素子は、請求項1な
いし5のいずれか1項記載の光制御素子において、前記
ストライプ状の電極部の中心線を動かさずに、その幅を
狭めたことを特徴とする。
【0028】この光制御素子では、ストライプ状の電極
部の中心線を動かさずに、その幅を狭めることにより、
この中心線に対して対称な形状の台形格子を得ることが
可能になる。さらに、その幅を狭めることにより、この
中心線に対して対称な形状の三角格子を得ることが可能
になる。これにより、幅方向に対称な断面形状で、しか
も任意の幅及びピッチの台形格子〜三角格子を容易に得
ることが可能になる。
【0029】請求項7記載の光制御素子は、請求項1な
いし5のいずれか1項記載の光制御素子において、前記
ストライプ状の電極部の中心線を、その幅方向の一方に
向かってずらしたことを特徴とする。
【0030】この光制御素子では、ストライプ状の電極
部の中心線を、その幅方向の一方に向かってずらすこと
により、この中心線に対して非対称な形状の台形格子を
得ることが可能になる。また、その幅方向の一方に向か
ってさらにずらすことにより、この中心線に対して非対
称な形状ののこぎり状格子を得ることが可能になる。こ
の光制御素子を用いれば、正のみまたは負のみの次数か
らなる回折光を得ることが可能である。
【0031】請求項8記載の光制御素子は、請求項1な
いし5のいずれか1項記載の光制御素子において、前記
ストライプ状の電極部に、中心線から周辺部に向かって
電気的抵抗値が変化する抵抗値分布を形成したことを特
徴とする。この光制御素子では、前記ストライプ状の電
極部に、中心線から周辺部に向かって電気的抵抗値が変
化する抵抗値分布を形成したことにより、この中心線に
対して対称な形状の正弦格子を得ることが可能になる。
【0032】請求項9記載の光制御素子は、請求項8記
載の光制御素子において、前記抵抗値分布を非対称とし
たことを特徴とする。この光制御素子では、前記ストラ
イプ状の電極部の抵抗値分布を非対称としたことによ
り、この中心線に対して非対称な形状ののこぎり状格子
を得ることが可能になる。この光制御素子を用いれば、
正のみまたは負のみの次数からなる回折光を得ることが
可能である。
【0033】請求項10記載の情報記録再生装置は、請
求項1ないし9のいずれか1項記載の光制御素子を備え
たもので、光源から出射された光を前記光制御素子によ
りメインビームと2つのサブビームに分光し、2つのサ
ブビームを用いて情報記録媒体に対するメインビームの
トラッキングサーボをかけると共にメインビームを用い
て前記情報記録媒体に対する情報の記録/再生を行うこ
とを特徴とする。
【0034】請求項11記載の情報記録再生装置は、請
求項10記載の情報記録再生装置において、前記光制御
素子に、前記サブビームに対する前記メインビームの光
量比率が、前記情報記録媒体から情報を再生する場合よ
りも前記情報記録媒体に情報を記録する場合に大きくな
るように、前記光制御素子の櫛型電極に印加される電圧
を制御する印加電圧制御手段を設けてなることを特徴と
する。
【0035】請求項12記載の情報記録再生装置は、請
求項1ないし9のいずれか1項記載の光制御素子を備え
たもので、1つのビームで情報記録媒体に対するトラッ
キングサーボと情報の記録/再生を行うと共に、情報の
再生時に、光源から出射された光を前記光制御素子によ
りメインビームと2つのサブビームに分光し、2つのサ
ブビームを用いて隣接トラックの情報を再生すると共に
メインビームを用いてメイントラックの情報を再生し、
前記隣接トラックの情報を用いてメイントラックの情報
に含まれるクロストークを抑制することを特徴とする。
【0036】請求項13記載の情報記録再生装置は、請
求項12記載の情報記録再生装置において、前記光制御
素子に、記録時にはサブビームが発生しないように前記
光制御素子の櫛型電極に印加される電圧を制御し、再生
時にはサブビームがメインビームに対して所定の強度比
率で生成するように、前記櫛型電極に印加される電圧を
制御する印加電圧制御手段を設けてなることを特徴とす
る。
【0037】請求項14記載の情報記録再生装置は、請
求項1ないし9のいずれか1項記載の光制御素子を備え
たもので、光源から出射された光を前記光制御素子によ
りメインビームと2つのサブビームに分光し、2つのサ
ブビームを用いて隣接トラックの情報を再生すると共に
メインビームを用いてメイントラックの情報を再生し、
前記隣接トラックの情報を用いてメイントラックの情報
に含まれるクロストークを抑制することを特徴とする。
【0038】請求項15記載の情報記録再生装置は、請
求項14記載の情報記録再生装置において、前記光制御
素子に、該光制御素子の櫛型電極に印加される電圧を制
御する印加電圧制御手段を設けてなることを特徴とす
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光制御素子及びそ
れを用いた情報記録再生装置並びに情報再生装置の各実
施形態について図面に基づき説明する。なお、以下の説
明において、図8ないし図10に示す構成要素と同様の
構成要素については同一の符号を付し、説明を省略す
る。
【0040】[第1の実施形態]図1は、本実施形態の
ダイナミック制御回折格子(光制御素子)を示す概略構
成図であり、図において、符号1はダイナミック制御回
折格子であり、対向する一対の平板状のガラス基板(透
明基板)2、3と、このガラス基板2,3の内側の面
(対向する面)各々に形成された櫛型電極4、5と、こ
れらのガラス基板2、3間に挟持され透過する光の位相
量が印加電圧によって変化する位相可変材料6と、櫛型
電極4,5に印加される電圧を制御する交流電源(印加
電圧制御手段)7とにより構成されている。
【0041】櫛型電極4(5)は、ITO(Indium Tin
Oxide)等の透明電極材料により構成されたもので、位
相可変材料6に電圧を印加するためのものである。この
櫛型電極4(5)は、図2に示すように、幅方向に配列
されたストライプ状の電極部4a、…(5a、…)と、
これらストライプ状の電極部4a、…(5a、…)それ
ぞれの一方の端部を電気的に接続する共通電極部4b
(5b)とにより構成されている。
【0042】そして、図3(a)に示すように、ストラ
イプ状の電極部4a、…(5a、…)各々の幅Wは、こ
れらストライプ状の電極部4a、…(5a、…)のピッ
チTの1/2、あるいはストライプ状の電極部4a、…
(5a、…)の中心線を動かさずに、それより狭くした
構成とされている。このピッチTは、当該ダイナミック
制御回折格子1における1次光の回折角を規定する重要
なパラメータである。
【0043】ここでは、各々の幅Wを、ピッチTの1/
2としたことにより、図3(b)に示す矩形状の光位相
差を呈する回折格子が容易に得られる。また、図4
(a)に示すように、各々の幅WをピッチTの1/2よ
り狭くすれば、図4(b)に示す台形状の光位相差を呈
する回折格子が容易に得られる。また、各々の幅Wをさ
らに狭くすれば三角格子が得られる。このように、スト
ライプ状の電極部4a、…(5a、…)の幅W、及びピ
ッチTを変更するだけで、様々な断面形状の回折格子を
得ることが可能である。
【0044】位相可変材料6は、透過する光の位相量が
外部からの印加電圧、例えば、櫛型電極4,5を介して
印加される交流電源7からの交流印加電圧により変化す
る位相量電圧依存性の光学材料である。この位相可変材
料6としては、例えば、印加電圧に応じて分子配向が変
化することにより透過光の位相量が変化する液晶、ある
いは印加電圧に応じて屈折率が変化することにより透過
光の位相量が変化する屈折率可変材料が好適に用いられ
る。
【0045】液晶は、平板状のガラス基板(透明基板)
2、3内に封止されることにより、一定の厚みの面板形
状とされる。また、屈折率可変材料としては、印加電圧
に対する応答性に優れているニオブ酸リチウム(LiN
bO3)結晶が好適である。なお、液晶は、製造コスト
の点において屈折率可変材料より優れている。交流電源
7は、所定の周波数の交流電圧を発生させる電源であ
り、この周波数は、例えば、液晶の場合では、液晶の配
向が追随できる程度の電圧変化に対応する周波数が好ま
しい。一例を挙げれば、1kHzの交流電圧が好適であ
る。
【0046】また、本実施形態における光情報記録再生
装置及び光情報再生装置は、図8に示した従来の回折格
子102をダイナミック制御回折格子1に置き換えると
共に、当該ダイナミック制御回折格子1の櫛型電極4,
5に印加される電圧を制御する交流電源7を付加した構
成であり、この構成以外の構成要素については従来の光
情報記録再生装置及び光情報再生装置と全く同様であ
る。
【0047】次に、このダイナミック制御回折格子1の
作用、及び当該ダイナミック制御回折格子1を用いた光
情報記録再生装置及び光情報再生装置の作用について説
明する。このダイナミック制御回折格子1は、一対の平
板状のガラス基板2、3の内側の面各々に形成された櫛
型電極4、5により位相可変材料6を挟持し、かつスト
ライプ状の電極部4a、…及び5a、…を互いに対向配
置した構成であるから、対向配置されたストライプ状の
電極部4a、…とストライプ状の電極部5a、…とに挟
まれる部分の位相可変材料6には、交流電源7により所
定の周波数の交流電圧Vcが印加される。
【0048】したがって、この部分を透過する透過光の
位相量Skは、これ以外の部分つまりストライプ状の電
極部4a、…及び5a、…が存在しない部分の位相量S
nとは異なることとなり、この位相量の差に起因して透
過光の回折現象が生じる。なお、その1次光の回折角
は、ストライプ状の電極部4a、…及び5a、…のピッ
チTによって一意的に決定される。
【0049】ここで、上記位相量Skは、交流電源7に
より設定される交流電圧Vcにより規定されるので、当
該位相量Skと上記位相量Snとの差、つまり透過光の
位相差は交流電源7により設定することができる。さら
に、この透過光の位相差により、0次光(0次回折光)
と1次光(1次回折光)との光量比率が決定されるの
で、当該光量比率を交流電源7からダイナミック制御回
折格子1に印加される交流電圧Vcにより容易に設定す
ることができる。
【0050】このように、上述した光情報記録再生装置
においては、従来の回折格子102の代わりにダイナミ
ック制御回折格子1を用い、光ディスク105への情報
の記録時における交流電源7からダイナミック制御回折
格子1に印加される交流電圧Vcと、光ディスク105
からの情報の再生時における交流電源7からダイナミッ
ク制御回折格子1に印加される交流電圧Vcとを変える
ことにより、3ビーム法のトラッキングサーボにおける
記録時と再生時とのメインビームMとサブビームSA,
SBとの光量比率を容易に変更することができる。
【0051】また、この光情報記録再生装置において
は、情報の再生時におけるメインビームMと各サブビー
ムSA,SBとの光量比率を、例えば、サブビームS
A:メインビームM:サブビームSB=15:70:1
5に設定し、情報の記録時におけるメインビームMと各
サブビームSA,SBとの光量比率を、サブビームS
A:メインビームM:サブビームSB=1:98:1に
設定するのが望ましい。このように、光量比率をダイナ
ミックに変更することにより、情報の記録時、及び情報
の再生時の何れの場合においても、最適なトラッキング
サーボを実現することができる。また、情報の記録時に
おけるクロスイレーズを防止することも可能である。
【0052】また、このダイナミック制御回折格子1に
おいては、位相可変材料6に外部電圧である交流電圧V
cを印加しない場合、すなわち交流電源7からの交流電
圧Vcの印加を遮断した場合には回折現象が生じない。
したがって、サブビームSA,SBの発生を交流電源7
によりON/OFFすることができる。このように、1
ビームと3ビームのダイナミックな切換機能を用いるこ
とにより、光情報記録再生装置において、例えば、情報
の再生時には3ビーム法、また、情報の記録時には1ビ
ーム法(プッシュプル法等)というように、トラッキン
グサーボの方式を切り換えることが可能となる。
【0053】さらに、CD−Rでは、光ディスクの記録
膜の感度が各メーカーによって異なるため、光情報記録
再生装置側において、情報の記録時のメインビームの光
強度を各光ディスクに応じて調整する方法が採られてい
る。このために、従来の光情報記録再生装置において
は、CD−Rに3ビーム法を用いる場合、サブビームの
強度を最適に設定することができず、安定したトラッキ
ング特性を得ることが困難であった。この点、本実施形
態の光情報記録再生装置では、上述したダイナミック制
御回折格子1を用いることにより、メインビームMと各
サブビームSA,SBとの光量比率をダイナミックに変
更可能とすることができ、CD−Rにおいても3ビーム
法による安定したトラッキング特性を実現することが可
能となった。
【0054】以上説明したように、本実施形態のダイナ
ミック制御回折格子によれば、位相可変材料6に電圧を
印加するための櫛型電極4(5)のストライプ状の電極
部4a、…(5a、…)各々の幅Wを、これらストライ
プ状の電極部4a、…(5a、…)のピッチTの1/2
としたので、矩形状の光位相差を呈する回折格子を容易
に得ることができる。また、ストライプ状の電極部4
a、…(5a、…)各々の幅WをピッチTの1/2より
狭くすれば台形状の光位相差を呈する台形格子を、ま
た、各々の幅Wをさらに狭くすれば三角格子を得ること
ができる。したがって、ストライプ状の電極部4a、…
(5a、…)の幅W、及びピッチTを変更するだけで、
様々な断面形状の回折格子を得ることができる。
【0055】[第2の実施形態]図5は、本実施形態の
ダイナミック制御回折格子(光制御素子)の要部を示す
図であり、図5(a)は構成図、図5(b)は光位相差
を示す図である。本実施形態のダイナミック制御回折格
子が、上述した第1の実施形態のダイナミック制御回折
格子と異なる点は、第1の実施形態のダイナミック制御
回折格子では、ストライプ状の電極部4a、…(5a、
…)各々の幅Wを、これらストライプ状の電極部4a、
…(5a、…)のピッチTの1/2、あるいはストライ
プ状の電極部4a、…(5a、…)の中心線を動かさず
にそれより狭くしたのに対し、本実施形態のダイナミッ
ク制御回折格子では、ストライプ状の電極部4a、…
(5a、…)の中心線Acを、その幅方向の一方(図5
中、左方向)に向かってずらし、かつストライプ状の電
極部4a、…(5a、…)各々の幅WをそのピッチTの
1/4とした点である。
【0056】このダイナミック制御回折格子では、スト
ライプ状の電極部4a、…(5a、…)の中心線Ac
を、その幅方向の一方に向かってずらし、かつストライ
プ状の電極部4a、…(5a、…)各々の幅Wをそのピ
ッチTの1/4としたことにより、図5(b)に示すの
こぎり波状の光位相差を呈する回折格子が容易に得られ
る。
【0057】[第3の実施形態]図6は、本実施形態の
ダイナミック制御回折格子(光制御素子)を示す図であ
り、図6(a)はストライプ状の電極部の抵抗値分布を
示す図、図6(b)は光位相差を示す図である。本実施
形態のダイナミック制御回折格子が、上述した第1及び
第2の実施形態のダイナミック制御回折格子と異なる点
は、第1の実施形態のダイナミック制御回折格子では、
ストライプ状の電極部4a、…(5a、…)各々の幅W
を、これらストライプ状の電極部4a、…(5a、…)
のピッチTの1/2、あるいはストライプ状の電極部4
a、…(5a、…)の中心線を動かさずにそれより狭く
し、第2の実施形態のダイナミック制御回折格子では、
ストライプ状の電極部4a、…(5a、…)の中心線A
cを、その幅方向の一方に向かってずらし、かつストラ
イプ状の電極部4a、…(5a、…)各々の幅Wをその
ピッチTの1/2より狭くしたのに対し、本実施形態の
ダイナミック制御回折格子では、ストライプ状の電極部
4a、…(5a、…)各々に、中心線Acから周辺部に
向かって電気的抵抗値(R)が変化する、中心線Acに
対して対称な抵抗値分布を形成した点である。
【0058】このダイナミック制御回折格子では、スト
ライプ状の電極部4a、…(5a、…)各々に、中心線
Acから周辺部に向かって電気的抵抗値(R)が変化す
る、中心線Acに対して対称な抵抗値分布を形成したこ
とにより、図6(b)に示す正弦波状の光位相差を呈す
る回折格子が容易に得られる。
【0059】[第4の実施形態]図7は、本実施形態の
ダイナミック制御回折格子(光制御素子)を示す図であ
り、図7(a)はストライプ状の電極部の抵抗値分布を
示す図、図7(b)は光位相差を示す図である。本実施
形態のダイナミック制御回折格子が、上述した第3の実
施形態のダイナミック制御回折格子と異なる点は、第3
の実施形態のダイナミック制御回折格子では、ストライ
プ状の電極部4a、…(5a、…)各々に、中心線Ac
から周辺部に向かって電気的抵抗値(R)が変化する、
中心線Acに対して対称な抵抗値分布を形成したのに対
し、本実施形態のダイナミック制御回折格子では、スト
ライプ状の電極部4a、…(5a、…)各々に、その幅
方向に電気的抵抗値(R)が変化する、中心線Acに対
して非対称な抵抗値分布を形成した点である。
【0060】このダイナミック制御回折格子では、スト
ライプ状の電極部4a、…(5a、…)各々に、その幅
方向に電気的抵抗値(R)が変化する、中心線Acに対
して非対称な抵抗値分布を形成したことにより、図7
(b)に示す中心線に対して非対称なのこぎり波状の光
位相差を呈する回折格子が容易に得られる。このダイナ
ミック制御回折格子を用いれば、正のみまたは負のみの
次数からなる回折光を得ることが可能である。
【0061】以上、本発明の光制御素子及びそれを用い
た情報記録再生装置並びに情報再生装置の各実施形態に
ついて図面に基づき説明してきたが、具体的な構成は上
述した第1〜第4の実施形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計の変更等が可
能である。例えば、上記第2の実施形態では、ストライ
プ状の電極部4a、…(5a、…)の中心線Acを図5
中左方向にずらした構成としたが、図5中右方向にずら
した構成とすれば、左側に傾斜したのこぎり波状の光位
相差を有する回折格子を得ることができる。
【0062】また、ストライプ状の電極部4a、…(5
a、…)各々の幅WをそのピッチTの1/4としたが、
その幅WはピッチTの1/2以下であればよい。上記第
2の実施形態と全く同様に、上記第4の実施形態におい
ても同様の構成及び効果を奏することができる。また、
上記第1〜第4の実施形態では、ダイナミック制御回折
格子を例に採り説明したが、ストライプ状の電極部4
a、…(5a、…)各々の形状、幅、配置等を変更する
ことにより、ホログラム素子として用いることもでき
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の請求項1記
載の光制御素子によれば、透明基板の対向する面各々に
形成された複数のストライプ状の電極部各々の幅を、こ
れらストライプ状の電極部のピッチの1/2以下とした
ので、当該幅及びピッチを変更するだけで、任意の断面
形状及びピッチの回折格子やホログラム素子を容易に得
ることができる。特に、断面形状が矩形波状でない回折
格子、例えば、台形格子、三角格子、のこぎり状格子、
正弦格子等の回折格子を得たい場合、ストライプ状の電
極部のマスクパターンの幅及びピッチを変更するだけで
よいので、ブレーズド処理を施す必要が無く、製造コス
トの低減を図ることができる。したがって、製品のコス
トダウンを効果的に図ることができる。
【0064】請求項3記載の光制御素子によれば、位相
可変材料の両面に形成された櫛型電極の複数のストライ
プ状の電極部各々の幅を、これらストライプ状の電極部
のピッチの1/2以下としたので、当該幅及びピッチを
変更するだけで、任意の断面形状及びピッチの回折格子
やホログラム素子を容易に得ることができる。特に、断
面形状が矩形波状でない回折格子、例えば、台形格子、
三角格子、のこぎり状格子、正弦格子等の回折格子を得
たい場合、ストライプ状の電極部のマスクパターンの幅
及びピッチを変更するだけでよいので、ブレーズド処理
を施す必要が無く、製造コストの低減を図ることができ
る。したがって、製品のコストダウンを効果的に図るこ
とができる。
【0065】請求項6記載の光制御素子によれば、スト
ライプ状の電極部の中心線を動かさずにその幅を狭めた
ので、この中心線に対して対称な形状の台形格子を得る
ことができる。さらに、その幅を狭めることにより、こ
の中心線に対して対称な形状の三角格子を得ることがで
きる。したがって、幅方向に対称な断面形状で、しかも
任意の幅及びピッチの台形格子〜三角格子を容易に得る
ことができる。
【0066】請求項7記載の光制御素子によれば、スト
ライプ状の電極部の中心線を、その幅方向の一方に向か
ってずらしたので、この中心線に対して非対称な形状の
台形格子を得ることができる。また、その幅方向の一方
に向かってさらにずらせば、この中心線に対して非対称
な形状ののこぎり状格子を得ることができる。この光制
御素子を用いれば、正のみまたは負のみの次数からなる
回折光を得ることができる。
【0067】請求項8記載の光制御素子によれば、スト
ライプ状の電極部に、中心線から周辺部に向かって電気
的抵抗値が変化する抵抗値分布を形成したので、この中
心線に対して対称な形状の正弦格子を得ることができ
る。
【0068】請求項9記載の光制御素子によれば、スト
ライプ状の電極部の抵抗値分布を非対称としたので、こ
の中心線に対して非対称な形状ののこぎり状格子を得る
ことができる。この光制御素子を用いれば、正のみまた
は負のみの次数からなる回折光を得ることができる。
【0069】請求項10記載の光情報記録再生装置によ
れば、請求項1ないし9のいずれか1項記載の光制御素
子を備え、光源から出射された光を前記光制御素子によ
りメインビームと2つのサブビームに分光し、2つのサ
ブビームを用いて情報記録媒体に対するメインビームの
トラッキングサーボをかけると共にメインビームを用い
て前記情報記録媒体に対する情報の記録/再生を行うの
で、記録時及び再生時の双方において、3ビーム法によ
る良好なトラッキング特性を得ることができる。また、
記録時におけるクロスイレーズを防止することができ
る。
【0070】請求項11記載の情報記録再生装置によれ
ば、前記光制御素子に、前記サブビームに対する前記メ
インビームの光量比率が、前記情報記録媒体から情報を
再生する場合よりも前記情報記録媒体に情報を記録する
場合に大きくなるように、前記光制御素子の櫛型電極に
印加される電圧を制御する印加電圧制御手段を設けたの
で、1ビーム法のトラッキングサーボを用いた情報記録
再生装置の再生時に、隣接トラックの情報を読み取るサ
ブビームを容易に発生させてクロストークを抑制するこ
とができる。
【0071】請求項12記載の情報記録再生装置によれ
ば、請求項1ないし9のいずれか1項記載の光制御素子
を備え、1つのビームで情報記録媒体に対するトラッキ
ングサーボと情報の記録/再生を行うと共に、情報の再
生時に、光源から出射された光を前記光制御素子により
メインビームと2つのサブビームに分光し、2つのサブ
ビームを用いて隣接トラックの情報を再生すると共にメ
インビームを用いてメイントラックの情報を再生し、前
記隣接トラックの情報を用いてメイントラックの情報に
含まれるクロストークを抑制するので、1ビーム法のト
ラッキングサーボを用いた情報記録再生装置の再生時
に、隣接トラックの情報を読み取るサブビームを容易に
発生させてクロストークを抑制することができる。
【0072】請求項14記載の情報記録再生装置によれ
ば、請求項1ないし9のいずれか1項記載の光制御素子
を備え、光源から出射された光を前記光制御素子により
メインビームと2つのサブビームに分光し、2つのサブ
ビームを用いて隣接トラックの情報を再生すると共にメ
インビームを用いてメイントラックの情報を再生し、前
記隣接トラックの情報を用いてメイントラックの情報に
含まれるクロストークを抑制するので、該情報記録再生
装置の再生時に、隣接トラックの情報を読み取るサブビ
ームを容易に発生させてクロストークを抑制することが
できる。
【0073】以上により、矩形格子、台形格子、三角格
子、のこぎり状格子、正弦格子等、様々な形状の回折格
子を、簡単な構成でかつ低コストで実現することがで
き、しかも光利用効率が高い、光制御素子及びそれを用
いた情報記録再生装置並びに情報再生装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のダイナミック制御
回折格子を示す概略構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態のダイナミック制御
回折格子の櫛型電極の構造を示す部分斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態のダイナミック制御
回折格子の要部を示す図であり、図3(a)は構成図、
図3(b)は光位相差を示す図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態のダイナミック制御
回折格子の要部の変形例を示す図であり、図4(a)は
構成図、図4(b)は光位相差を示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態のダイナミック制御
回折格子の要部を示す図であり、図5(a)は構成図、
図5(b)は光位相差を示す図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態のダイナミック制御
回折格子を示す図であり、図6(a)はストライプ状の
電極部の抵抗値分布を示す図、図6(b)は光位相差を
示す図である。
【図7】 本発明の第4の実施形態のダイナミック制御
回折格子を示す図であり、図7(a)はストライプ状の
電極部の抵抗値分布を示す図、図7(b)は光位相差を
示す図である。
【図8】 従来の光情報記録再生装置や光情報再生装置
に用いられる光ピックアップの一例を示す概略構成図で
ある。
【図9】 従来の回折格子の機能を示す説明図である。
【図10】 従来の光ディスクにおける再生動作の一例
を示す構成図である。
【図11】 従来の矩形波状の回折格子(矩形格子)を
示す図であり、図11(a)は矩形格子の断面形状を示
す模式図、図11(b)は矩形格子の回折パターンを示
す模式図である。
【図12】 従来の正弦波状の回折格子(正弦格子)を
示す図であり、図12(a)は正弦格子の断面形状を示
す模式図、図12(b)は正弦格子の回折パターンを示
す模式図である。
【図13】 従来の三角波状の回折格子(三角格子)を
示す図であり、図13(a)は三角格子の断面形状を示
す模式図、図13(b)は三角格子の回折パターンを示
す模式図である。
【図14】 従来ののこぎり波状の回折格子(のこぎり
状格子)を示す図であり、図14(a)はのこぎり状格
子の断面形状を示す模式図、図14(b)はのこぎり状
格子の回折パターンを示す模式図である。
【図15】 従来のホログラムを用いた光情報再生装置
の一例を示す概略構成図である。
【図16】 従来の偏光ホログラムを用いた光情報再生
装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ダイナミック制御回折格子(光制御素子) 2、3 ガラス基板(透明基板) 4、5 櫛型電極 4a、5a ストライプ状の電極部 4b、5b 共通電極部 6 位相可変材料 7 交流電源(印加電圧制御手段) 101 半導体レーザ 102 回折格子 103 ビームスプリッタ 104 対物レンズ 105 光ディスク(情報記録媒体) 106 フォトダイオード 111 矩形波状の回折格子(矩形格子) 112 回折パターン 121 正弦波状の回折格子(正弦格子) 122 回折パターン 131 三角波状の回折格子(三角格子) 132 回折パターン 141 のこぎり波状の回折格子(のこぎり状格子) 142 回折パターン 151 ホログラム 161 偏光ホログラム 162 λ/4板 M メインビーム SA、SB サブビーム Sm、Sa、Sb 光スポット Tm メイントラック T1、T2 隣接トラック p ピット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 505 G02F 1/13 505 5D119 G11B 7/09 G11B 7/09 C 7/135 7/135 A Fターム(参考) 2H049 AA02 AA12 AA43 AA44 AA50 AA51 AA57 AA61 2H079 AA02 AA12 BA01 CA05 DA03 DA08 EB14 EB17 HA11 2H088 EA47 EA48 HA02 MA20 2K002 AB04 BA06 CA03 CA14 DA14 EB07 EB08 GA02 HA02 5D118 AA06 CD03 CG04 CG24 DA33 5D119 AA38 AA43 BA01 DA01 DA05 EA02 JA22 JA30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の透明基板と、これらの透
    明基板の対向する面各々に形成されストライプ状の電極
    部を複数有する櫛型電極と、前記透明基板間に挟持され
    透過する光の位相量が印加電圧によって変化する位相可
    変材料とを備え、 前記複数のストライプ状の電極部各々の幅は、これらス
    トライプ状の電極部のピッチの1/2以下としたことを
    特徴とする光制御素子。
  2. 【請求項2】 前記位相可変材料は、液晶であることを
    特徴とする請求項1記載の光制御素子。
  3. 【請求項3】 透過する光の位相量が印加電圧によって
    変化する板状の位相可変材料と、該位相可変材料の両面
    に形成されストライプ状の電極部を複数有する櫛型電極
    とを備え、 前記複数のストライプ状の電極部各々の幅は、これらス
    トライプ状の電極部のピッチの1/2以下としたことを
    特徴とする光制御素子。
  4. 【請求項4】 前記位相可変材料は、透過光に対する屈
    折率が印加電圧により変化する屈折率可変材料であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の光制御素子。
  5. 【請求項5】 前記屈折率可変材料は、ニオブ酸リチウ
    ム(LiNbO3)であることを特徴とする請求項4記
    載の光制御素子。
  6. 【請求項6】 前記ストライプ状の電極部の中心線を動
    かさずに、その幅を狭めたことを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか1項記載の光制御素子。
  7. 【請求項7】 前記ストライプ状の電極部の中心線を、
    その幅方向の一方に向かってずらしたことを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか1項記載の光制御素子。
  8. 【請求項8】 前記ストライプ状の電極部に、中心線か
    ら周辺部に向かって電気的抵抗値が変化する抵抗値分布
    を形成したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1項記載の光制御素子。
  9. 【請求項9】 前記抵抗値分布は、非対称であることを
    特徴とする請求項8記載の光制御素子。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項記載
    の光制御素子を備え、 光源から出射された光を前記光制御素子によりメインビ
    ームと2つのサブビームに分光し、2つのサブビームを
    用いて情報記録媒体に対するメインビームのトラッキン
    グサーボをかけると共にメインビームを用いて前記情報
    記録媒体に対する情報の記録/再生を行うことを特徴と
    する情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記光制御素子に、 前記サブビームに対する前記メインビームの光量比率
    が、前記情報記録媒体から情報を再生する場合よりも前
    記情報記録媒体に情報を記録する場合に大きくなるよう
    に、前記光制御素子の櫛型電極に印加される電圧を制御
    する印加電圧制御手段を設けてなることを特徴とする請
    求項10記載の情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし9のいずれか1項記載
    の光制御素子を備え、 1つのビームで情報記録媒体に対するトラッキングサー
    ボと情報の記録/再生を行うと共に、情報の再生時に、
    光源から出射された光を前記光制御素子によりメインビ
    ームと2つのサブビームに分光し、2つのサブビームを
    用いて隣接トラックの情報を再生すると共にメインビー
    ムを用いてメイントラックの情報を再生し、前記隣接ト
    ラックの情報を用いてメイントラックの情報に含まれる
    クロストークを抑制することを特徴とする情報記録再生
    装置。
  13. 【請求項13】 前記光制御素子に、 記録時にはサブビームが発生しないように前記光制御素
    子の櫛型電極に印加される電圧を制御し、再生時にはサ
    ブビームがメインビームに対して所定の強度比率で生成
    するように、前記櫛型電極に印加される電圧を制御する
    印加電圧制御手段を設けてなることを特徴とする請求項
    12記載の情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし9のいずれか1項記載
    の光制御素子を備え、 光源から出射された光を前記光制御素子によりメインビ
    ームと2つのサブビームに分光し、2つのサブビームを
    用いて隣接トラックの情報を再生すると共にメインビー
    ムを用いてメイントラックの情報を再生し、前記隣接ト
    ラックの情報を用いてメイントラックの情報に含まれる
    クロストークを抑制することを特徴とする情報再生装
    置。
  15. 【請求項15】 前記光制御素子に、 該光制御素子の櫛型電極に印加される電圧を制御する印
    加電圧制御手段を設けてなることを特徴とする請求項1
    4記載の情報再生装置。
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