JP2002090757A - 液晶表示パネル製造装置及び方法 - Google Patents

液晶表示パネル製造装置及び方法

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JP2002090757A
JP2002090757A JP2000276734A JP2000276734A JP2002090757A JP 2002090757 A JP2002090757 A JP 2002090757A JP 2000276734 A JP2000276734 A JP 2000276734A JP 2000276734 A JP2000276734 A JP 2000276734A JP 2002090757 A JP2002090757 A JP 2002090757A
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liquid crystal
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crystal display
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Norihiko Egami
典彦 江上
Yoshiyuki Kubota
愛幸 窪田
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像不良及び画像ムラのない品質良好な液晶
表示パネルの製造装置及び方法を提供する。 【解決手段】 液晶流出防止剤174及び液晶材料3が
塗布された第1基板171に対向して第2基板172を
貼り合わせて液晶表示パネルを製造するとき、第1基板
の周縁部で液晶流出防止剤よりも外側に、上記液晶流出
防止剤の接着力を超える接着力を有し上記第1基板と上
記第2基板とを接着させる接着剤175を設けるように
した。よって、接着剤により第1基板と第2基板とは搬
送前に接着されることから、位置ずれ等が発生せず、画
像不良及び画像ムラのない品質良好な液晶表示パネルを
製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータやテレビ受像機等の画像表示パネルとして
用いられる液晶表示パネルの製造装置、及び製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示パネルの製造装置につい
て、図14〜図21を用いて説明する。図14に示すよ
うに、液晶表示パネル20の構造は、例えばガラス等の
透光性材料からなる下基板1及び上基板2を一定の間隔
にて対向配置させ、上記間隔にて形成された空間に液晶
材料3が充填された構造であり、下基板1及び上基板2
は紫外線硬化型の接着剤4にて貼り合わされている。
又、接着剤4には下基板1と上基板2との間隔を一定に
保つため、直径5μmのスペーサ5が含まれている。こ
のように液晶材料3を接着剤4の内側に配置する一方法
として液晶滴下工法があり、該工法を図15〜図21に
示す。
【0003】まず第1工程では図15に示すように、透
光性材料からなる下基板1の周囲に接着剤4を厚み30
μmで塗布した後、図16に示す第2工程にて、接着剤
4にて囲まれる下基板1上の領域に液晶材料3を滴下す
る。第3工程では、図17に示すように、チャンバー1
1内に設けられ下基板1及び後述の上基板2の厚み方向
に直交する水平方向に移動可能でありかつ吸引機構8を
有するテーブル7上に下基板1を載置し、吸着機構8に
よる真空吸着動作にて下基板1の全面をテーブル7上に
密着し固定する。次に、図18に示す第4工程では以下
の動作が行われる。即ち、上記チャンバー11には、加
圧機構10を有し該加圧機構10にて上記厚み方向に沿
ってチャンバー11内を移動可能でありかつ吸着機構9
を有する可動板12が設けられており、吸着機構9にて
上基板2の外面2aの全面を可動板12に密着固定す
る。次に、蓋13にてチャンバー11を閉じた後、チャ
ンバー11内を真空状態に吸引する。さらに、真空状態
となったチャンバー11において、上基板2を保持して
いる可動板12を加圧機構10の動作により上記厚み方
向に沿って移動させて上基板2と液晶材料3及び接着剤
4とを接触させる。
【0004】次に、図19に示す第5工程では、当該液
晶表示パネルにおける各画素部分に対応して、各画素に
おける液晶材料駆動部が位置ずれすることなく配置され
るように、下基板1を保持したテーブル7を上記水平方
向に移動させて、下基板1と上基板2との位置合わせを
行う。次に、図20に示す第6工程では、加圧機構10
を動作させて可動板12を上記厚み方向に沿い下基板1
側へ下降させて、接着剤4を介して上基板2を下基板1
に貼り合わせ、上基板2と下基板1との隙間が5μmと
なるまで加圧する。その後、上述のようにして一体とな
った下基板1及び上基板2は、チャンバー11内から取
り出され、図21に示す第7工程において紫外線ランプ
6から紫外線を照射して接着剤4を硬化させて、下基板
1と上基板2との貼り合わせが完了する。以上の工程に
より1枚の液晶表示パネル20が完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶表示パネルの製造装置では、一体となっ
た下基板1及び上基板2に紫外線ランプ6から紫外線を
照射して接着剤4を硬化させる前に、一体となった下基
板1及び上基板2は、チャンバー11内から上記照射場
所まで搬送される。このように、接着剤4を硬化させる
前に上記搬送を行うことから、該搬送により下基板1と
上基板2とが撓み、下基板1と上基板2との間で上記水
平方向への位置ズレや厚み方向における隙間寸法のバラ
ツキが発生してしまうという問題があった。上述したよ
うに、下基板1と上基板2との間で位置ズレ等が発生す
ると、各画素部分を構成する各液晶材料と、各画素にお
ける液晶材料駆動部とが位置ずれするので、画像不良や
画像むらを生じ、液晶表示パネルとしての品質が低下す
るという問題があった。
【0006】又、下基板1と上基板2とが合体されたと
き、接着剤4と液晶材料3とは接触することから、接着
剤4は、液晶材料3と化学的に反応しない材料でなけれ
ばない。このような材料的制限から接着剤4の接着力は
必ずしも十分であると言えない。よって接着剤4の硬化
後においても、下基板1と上基板2とが上記位置ずれ等
を起こす可能性があった。本発明は、このような問題点
を解決するためになされたもので、画像不良及び画像ム
ラのない品質良好な液晶表示パネルの製造装置及び方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1態様におけ
る液晶表示パネルの製造装置は、互いに対向して配置さ
れ液晶表示パネルを構成する第1基板と第2基板とを接
着させる接着剤を上記第1基板若しくは上記第2基板に
設ける接着剤配置装置と、液晶材料を上記第1基板若し
くは上記第2基板に滴下する液晶材料塗布装置と、液晶
流出防止剤を上記第1基板若しくは上記第2基板に設け
る液晶流出防止剤塗布装置と、上記第1基板と上記第2
基板とをそれぞれ保持し、近接させる方向へ相対的に移
動させ、接着させる基板保持接触装置と、上記接着剤に
上記基板の側面から光を照射して硬化させる接着剤用硬
化装置と、を備えたことを特徴とする。
【0008】上記基板保持接触装置に上記接着剤用硬化
装置の照射光を上記接着剤へ反射させる反射装置をさら
に備えることもできる。
【0009】上記反射装置は、複数個の上記接着剤に照
射可能な一つの光源と、ポリゴンミラーとを有すること
もできる。
【0010】上記第1基板と上記第2基板とを包囲する
空間を真空状態にする真空装置をさらに備えることもで
きる。
【0011】又、本発明の第2態様における液晶表示パ
ネルの製造方法は、液晶流出防止剤の内側に液晶材料を
設け、基板を貼り合わせて液晶表示パネルを製造する液
晶表示パネル製造方法であって、互いに対向して配置さ
れ上記液晶表示パネルを構成する第1基板と第2基板と
を接着させる接着剤を、基板の周縁部に沿って連続的に
設けられた液晶流出防止剤の外側の領域であって、上記
第1基板若しくは上記第2基板に設ける接着剤配置工程
と、上記第1基板と上記第2基板とをそれぞれ保持し、
近接させる方向へ相対的に移動させ接触させる基板保持
接触工程と、上記接着剤を硬化させる接着剤硬化工程
と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態である液晶表示
パネルの製造装置、及び該製造装置にて実行される液晶
表示パネルの製造方法について、図を参照しながら以下
に説明する。尚、各図において同じ構成部分については
同じ符号を付している。又、本実施形態の液晶表示パネ
ル製造装置にて製造される液晶表示パネルは、例えば4
〜23インチ程度の大きさの液晶表示パネルであり、
又、図11に示すように、一つのいわゆるマザーガラス
190からそれぞれの液晶表示パネル191に分割して
個片取りが可能な上記マザーガラスタイプのものや、一
対の構成基板にて一つの液晶表示パネルとなるタイプの
ものがある。
【0013】又、上記マザーガラスタイプで個々の液晶
表示パネルに分割されるときには、上記マザーガラス1
90の周縁部に後述の接着剤175が設けられており分
割されたそれぞれの液晶表示パネルを構成し対向して配
置される2枚の基板には上記接着剤175が存在しない
ときもあることから、主として上記マザーガラスタイプ
の場合には上記2枚の基板を上記液晶流出防止剤にて接
着する必要が生じる。よって上記液晶流出防止剤として
は接着剤が用いられる。一方、一対の構成基板にて一つ
の液晶表示パネルを形成するときには、主として、上記
液晶流出防止剤としては接着性を有する必要は必ずしも
なく、液晶材料の流出を防止可能な例えば弾性材料であ
ってもよい。尚、図11において、個々の接着剤175
の大きさは誇張して図示している。
【0014】以下の説明において、参照する各図では、
一対の構成基板にて一つの液晶表示パネルを形成する場
合を例に採っている。図1に示すように、本実施形態の
液晶表示パネル製造装置101の基本的な構造は、例え
ば図18等に示される従来の液晶表示パネル製造装置に
類似するが、本実施形態の液晶表示パネル製造装置10
1は、特徴的な構成部分として基板保持接触装置120
及び接着剤配置装置130を備える。
【0015】まず最初に、上記基板保持接触装置120
について説明する。上記基板保持接触装置120は、真
空容器123内に、第1基板保持装置124及び第2基
板保持装置125を有するとともに、接着剤用硬化装置
121を有する。尚、真空容器123には真空装置12
2が接続され、蓋1231にて真空容器123を密閉
後、真空装置122による吸引にて当該真空容器123
の内部は真空状態となる。上記第1基板保持装置124
は、例えばガラスやプラスチック等の透光性材料からな
り当該液晶表示パネル110を構成する第1基板171
を真空容器123内で吸着動作にて保持する装置であ
り、第1定盤1241と、第1定盤駆動装置1242
と、第1定盤吸引装置1243とを有する。上記第1定
盤1241は、制御装置180にて動作制御される上記
第1定盤駆動装置1242によって、上記真空容器12
3の底板1232上にて互いに直交するX,Y方向に移
動自在に設けられ、上記第1基板171を載置し該第1
基板171の外面1711の全面を支持する支持面12
41aを有する。又、第1定盤1241には、制御装置
180にて動作制御される上記第1定盤吸引装置124
3が接続され、第1基板171の外面1711に対応し
て上記支持面1241aに開口する複数の吸引孔124
4を通して第1定盤吸引装置1243による吸引が行わ
れる。よって該吸引動作により、第1定盤1241上に
載置された第1基板171は、第1定盤1241の支持
面1241aに吸着される。
【0016】上記第2基板保持装置125は、例えばガ
ラスやプラスチック等の透光性材料からなり当該液晶表
示パネル110を構成する第2基板172を真空容器1
23内で吸着動作にて保持するとともに、保持している
第2基板172を上記第1基板171側へ移動させ上記
第1基板171と上記第2基板172との隙間の距離1
73を設計値に設定する装置であり、第2定盤1251
と、第2定盤駆動装置1252と、第2定盤吸引装置1
253とを有する。上記第2定盤1251は、上記真空
容器123に対して取り外し可能であり、図1に示すよ
うに真空容器123内に取り付けられたときには、上記
第1定盤1241に対向して配置され、かつ上記真空容
器123の壁面1233にてガイドされながら、制御装
置180にて動作制御される上記第2定盤駆動装置12
52によって第2基板172の厚み方向に移動自在に設
けられる。さらに、第2定盤1251は、上記第2基板
172の外面1721の全面を支持する支持面1251
aを有し、又、制御装置180にて動作制御される上記
第2定盤吸引装置1253が第2定盤1251に接続さ
れ、第2基板172の外面1721に対応して上記支持
面1251aに開口する複数の吸引孔1254を通して
第2定盤吸引装置1253による吸引が行われる。よっ
て該吸引動作により、第2定盤1251の支持面125
1aに第2基板172は吸着される。
【0017】又、第2定盤1251に第2基板172が
吸着されている状態にて、上記第2定盤駆動装置125
2は、第1定盤1241に吸着されている第1基板17
1に第2基板172が近接するように第2定盤1251
を第1基板171側へ移動し、第1基板171と第2基
板172との隙間の距離173を設計値、本実施形態で
は5μmとする。尚、本実施形態では、第2定盤125
1に第2定盤駆動装置1252を設けて第2基板172
を第1基板171側へ移動させているが、この構成に限
定されるものではない。つまり、第1基板171を第2
基板172側へ移動させるように構成してもよいし、
又、第1基板171及び第2基板172の両方を移動さ
せてもよい。要するに、第1基板171及び第2基板1
72を、これら基板の厚み方向へ相対的に移動させれば
良い。
【0018】又、上述の基板保持接触装置120に関連
して、当該液晶表示パネル製造装置101には、液晶流
出防止剤塗布装置126と、液晶材料塗布装置127と
が備わる。液晶流出防止剤塗布装置126は、図2に示
すように第1定盤1241に吸着されている第1基板1
71の内面1712上に、当該第1基板171の周縁部
1713に沿って連続的に、つまり全周にわたり液晶流
出防止剤174を塗布する装置であり、上記液晶流出防
止剤174を排出する排出部としてのノズル1261
と、該ノズル1261を上記周縁部1713に沿って移
動させるとともにノズル1261への液晶流出防止剤1
74の供給を行う移動供給部1262とを有する。本実
施形態において上記液晶流出防止剤174は、例えば図
15に示す接着剤4と同じ材料であり、上記液晶材料3
と化学的に反応せず、かつ第1基板171と第2基板1
72との接着を行う、紫外線硬化型の材料である。又、
液晶流出防止剤塗布装置126は、上記内面1712か
ら高さH1にてなる量にて液晶流出防止剤174を塗布
する。本実施形態では、上記高さH1は約30μmであ
る。又、液晶流出防止剤174にも接着剤4と同様に、
第1基板171と第2基板172との間隔を一定に保つ
ため、直径5μmのスペーサ5が含まれている。
【0019】上記液晶材料塗布装置127は、図2に示
すように第1定盤1241に吸着されている第1基板1
71の内面1712上であって、液晶流出防止剤174
にて囲まれた上記液晶流出防止剤174の内側領域17
14に液晶材料3を塗布する装置であり、上記液晶材料
3を排出する排出部としてのノズル1271と、該ノズ
ル1271を上記内側領域1714にて移動させるとと
もにノズル1271への液晶材料3の供給を行う移動供
給部1272とを有する。
【0020】尚、図1では、密閉後の真空容器123内
に、液晶流出防止剤塗布装置126のノズル1261及
び液晶材料塗布装置127のノズル1271が存在する
ように記載しているが、該構成に限定されるものではな
く、各ノズル1261、1271は真空容器123外へ
退避していてもよい。又、本実施形態では、上述のよう
に液晶表示パネル製造装置101は、液晶流出防止剤塗
布装置126及び液晶材料塗布装置127を備えるが、
液晶流出防止剤塗布装置126及び液晶材料塗布装置1
27は、液晶表示パネル製造装置101とは別設しても
よい。即ち、第1基板171の内面1712上の、上述
したそれぞれの塗布位置に、予め液晶流出防止剤174
及び液晶材料3を設けた半完成基板176を真空容器1
23の第1定盤1241上に搬入するようにしてもよ
い。
【0021】次に、本実施形態の液晶表示パネル製造装
置101において、特徴的な構成部分の一つである上記
接着剤配置装置130について説明する。接着剤配置装
置130は、図3に示すように第1定盤1241に吸着
されている第1基板171の内面1712上にて、上記
周縁部1713で上記液晶流出防止剤174よりも外側
に、接着剤175を設ける装置である。該接着剤175
は、上記液晶流出防止剤174と化学的に混合及び反応
するものではなく、かつ上記液晶流出防止剤174の接
着力を超える接着力を有し、かつ上記液晶流出防止剤1
74よりも当該液晶表示パネルの製造工程順において早
く上記第1基板171と上記第2基板172とを接着さ
せる材料である。即ち、液晶流出防止剤174には上述
のようにスペーサ5が含まれており、接着剤175が液
晶流出防止剤174と混合及び化学的に反応すると、第
1基板171と第2基板172との隙間の距離173を
設計値に維持できない場合も生じる。よって接着剤17
5は、距離173を設計値に維持できなくなるような混
合及び化学的反応を液晶流出防止剤174との間で引き
起こさない物である。又、接着剤175は液晶流出防止
剤174よりも上記外側に設けられることから、液晶材
料3との相互作用を考慮する必要がない。よって接着剤
175における従来のような材料制限はなくなり、接着
剤175の接着力は、液晶流出防止剤の接着力よりも向
上させることができる。但し、従来問題となった第1基
板171と第2基板172との位置ずれは、主に、液晶
流出防止剤174を硬化させる前の搬送動作に起因する
ことから、接着剤175の接着力は、最低限、上記搬送
動作による第1基板171と第2基板172との位置ず
れを生じさせない接着力であればよい。このように接着
剤175は、液晶流出防止剤174の物性とは異なる物
性を有する材料である。
【0022】又、接着剤175は、上述のような条件を
満たす接着剤であればよく、液状、固体状等の性状を問
わない。又、本実施形態では接着剤175は紫外線硬化
型の接着剤であるが、第1基板171と上記第2基板1
72との接着剤175による接着方法についても上記紫
外線硬化型に限定されるものではない。尚、後述するよ
うに、液晶流出防止剤174を硬化させるため、第1基
板171と第2基板172とが貼り合わされてなる半完
成基板は搬送されるが、接着剤175は該搬送前に第1
基板171と第2基板172とを仮接着する性格のもの
である。
【0023】本実施形態では、接着剤175として、ウ
レタン・アクリル系、つまりウレタン系、アクリル系の
少なくとも一方を含む、ゲル状の接着剤を使用している
ことから、接着剤配置装置130は、上記接着剤175
を排出する排出部としてのノズル1301と、該ノズル
1301を上記周縁部1713で液晶流出防止剤174
よりも外側にて移動させるとともにノズル1301への
接着剤175の供給を行う移動供給部1302とを有す
る。又、接着剤配置装置130の移動供給部1302
は、上記内面1712から高さH2にてなる量にて接着
剤175を設ける。本実施形態では、上記高さH2は約
30μmである。
【0024】又、接着剤175は、上述のように上記第
1基板171と上記第2基板172とを、上記液晶流出
防止剤174に比べて当該液晶表示パネルの製造工程順
において早くかつ強固に接着するものであることから、
上記液晶流出防止剤174のように上記周縁部1713
へ全周にわたって塗布される必要は必ずしもない。よっ
て、上記移動供給部1302は、上記周縁部1713
に、例えば一定間隔にて点状に接着剤175を塗布す
る。但し、上記第1基板171と上記第2基板172と
を近接させ合体させるとき液晶流出防止剤174と接着
剤175とが混合すると、液晶流出防止剤174に含ま
れているスペーサ5が位置ずれし第1基板171と上記
第2基板172との隙間の距離173が所定寸法となら
ないこともある。よって第1基板171と上記第2基板
172とが近接し合体されるとき、液晶流出防止剤17
4と接着剤175とが互いに混合しない程度に、第1基
板171及び上記第2基板172の厚み方向に直交する
直交方向において、接着剤175は液晶流出防止剤17
4に対して間を空けて設けられる。
【0025】尚、図1では、密閉後の真空容器123内
に、接着剤配置装置130のノズル1301が存在する
ように記載しているが、該構成に限定されるものではな
く、ノズル1301は真空容器123外へ退避していて
もよい。
【0026】次に、上記接着剤配置装置130との関連
において上記基板保持接触装置120に備わる上記接着
剤用硬化装置121について説明する。接着剤用硬化装
置121は、図7に示すように配置された第1基板17
1と第2基板172との隙間に存在する上記接着剤17
5へ紫外線を照射し接着剤175を硬化させて第1基板
171と第2基板172とを接着させる装置であり、紫
外線を照射する光源としての紫外線源1211と、該紫
外線源1211を作動させるための作動用装置1212
とを有する。尚、該作動用装置1212は制御装置18
0に接続され、紫外線源1211、即ち紫外線量等は制
御装置180にて制御される。
【0027】又、本実施形態では、図示するように紫外
線源1211は、第1基板171及び第2基板172の
厚み方向に直交する直交方向1245から接着剤175
に対して紫外線を照射する。尚、上記直交方向1245
は、本実施形態では水平方向に相当する。又、紫外線源
1211の配置位置は、上述のように接着剤175に対
して直交方向1245から紫外線を照射可能とする位置
に限定されるものではない。即ち、例えば図8に示すよ
うに、上記厚み方向において接着剤175に対向するよ
うに第2基板172の上方に紫外線源1211を配置さ
せてもよい。又、上記厚み方向において接着剤175に
対向して第1基板171の下方に紫外線源1211を配
置することもできる。但しこの場合には、紫外線源12
11からの紫外線が第1定盤1241を通過可能な通路
を第1定盤1241に設ける必要がある。接着剤175
を効果的に硬化させる観点から、紫外線源1211から
の紫外線が接着剤175に直接当たるのが好ましい。よ
って紫外線源1211は、上記紫外線が接着剤175に
直接当たるような位置に配置するのが好ましく、その一
例として本実施形態にて採用している上記直交方向12
45から紫外線が接着剤175に直接当たるような位置
に配置するのが好ましい。
【0028】さらに又、紫外線源1211からの紫外線
を接着剤175に直接当てる観点から、図12及び図1
3に示す構造を採ることもできる。即ち、図12に示す
構造では、第1基板171の下方から接着剤175に上
記紫外線を照射させるため、第1定盤1241に相当す
る第1定盤1247の端面には、例えば45度にて傾斜
し紫外線源1211からの紫外線光を接着剤175へ反
射する配向面1247aが形成されている。該配向面1
247aは、第1定盤1247の上記端面に連続的に形
成してもよいし、接着剤175の塗布位置に対応した箇
所にのみ形成してもよい。尚、上記配向面1247aの
傾斜角度は、紫外線源1211から発する上記紫外線光
の光軸の向きとの関係によって決定され、要するに上記
紫外線光が接着剤175へ配向される角度である。
【0029】図1や図12等に示す構造では、接着剤1
75に対応して紫外線源1211を設けていることか
ら、多数の紫外線源1211を設けている。よって紫外
線源1211を削減する一例として図13に示す構造を
採ることができる。即ち、図13に示す構造では、上記
接着剤用硬化装置121に相当する接着剤用硬化装置1
28を備えている。該接着剤用硬化装置128では、上
記紫外線源1211及び上記作動用装置1212に加え
て、反射装置1281を有する。該反射装置1281
は、一つの紫外線源1211から発した紫外線光を、接
着剤175へ指向する装置であり、一例としてポリゴン
ミラー1282と、該ポリゴンミラー1282を回転さ
せる駆動源としてのモータ1283とを有する。該モー
タ1283は、制御装置181に接続され、制御装置1
81によりポリゴンミラー1282の回転動作、即ち接
着剤175への上記紫外線光の照射動作が制御される。
上記反射装置1281は、真空容器123内に設置され
る。又、第1定盤1247の上記端面において上記配向
面1247aを形成する切欠部分1247bは、ポリゴ
ンミラー1282にて反射した紫外線光を効率良く反射
させるため、図示するようにポリゴンミラー1282を
中心として放射状に切り込まれている。尚、図13で
は、第1定盤1247及び反射装置1281のみを図示
しているが、液晶表示パネル製造装置としては、勿論、
例えば図1に示すその他の構成部分が備わる。
【0030】上記反射装置1281では、紫外線源12
11からポリゴンミラー1282に発せられた紫外線光
は、ポリゴンミラー1282にて反射する。このとき、
上記モータ1283にてポリゴンミラー1282を回転
させることで、ポリゴンミラー1282にて反射した紫
外線光を第1定盤1247の各配向面1247aに順次
照射することができる。したがって、図13に示すよう
に、最低2個の紫外線源1211にて、第1基板171
上の全ての接着剤175に紫外線を照射することがで
き、紫外線源1211の削減を図ることができる。尚、
反射装置1281を設けた構成において、第1定盤は図
13に図示する形態に限定されず、配向面1247aが
第1定盤の端面に連続的に形成されていても良い。
【0031】後述するように、紫外線源1211による
紫外線照射は、距離173の間隔に第1基板171と第
2基板172とを配置した後、真空容器123内の真空
状態を解除して行われる。又、上述のように液晶流出防
止剤174も紫外線硬化型の接着剤であるが、液晶流出
防止剤174が紫外線照射により硬化する前に、接着剤
175に対して紫外線照射がなされ接着剤175は硬化
される。又、液晶流出防止剤174及び接着剤175は
共に紫外線硬化型の接着剤であるが、上述のようにその
物性を互いに異ならせていることから、照射される紫外
線の波長は両者で異なる。
【0032】以上のように構成される液晶表示パネル製
造装置101における動作、つまり液晶表示パネル製造
方法について以下に説明する。尚、以下の説明では、第
1基板171の上記内面1712上の、上述したそれぞ
れの塗布位置に、予め液晶流出防止剤174及び液晶材
料3を設けた半完成基板176を真空容器123の第1
定盤1241上に搬入するものとする。又、上記液晶表
示パネル製造方法は、制御装置180の制御により実行
される。
【0033】まず、上記半完成基板176を第1定盤1
241上に載置し、上記第1定盤吸引装置1243の動
作により、半完成基板176の第1基板171の外面1
711の全面を第1定盤1241に吸着させて半完成基
板176を第1定盤1241に固定する。次に、図3に
示すように、接着剤配置装置130を動作させて、第1
基板171の内面1712上にて、上記周縁部1713
で上記液晶流出防止剤174よりも外側に接着剤175
を塗布する。尚、図3では、接着剤175の塗布動作に
関連する構成部分のみを図示しており、図1に示す構成
部分のすべてを図示していない。
【0034】次に、図4に示すように、上記第2定盤吸
引装置1253を動作させて第2定盤1251の支持面
1251aに、第2基板172の外面1721の全面を
吸着して第2基板172を固定する。このように第2基
板172を固定している第2定盤1251を、第1基板
171と第2基板172とが対向するようにして真空容
器123内に装着した後、蓋1231にて真空容器12
3を密閉し、真空装置122にて真空容器123内を真
空状態にする。さらに、基板保持装置125の第2定盤
駆動装置1252を動作させて、第2定盤1251、つ
まり第2基板172を第1基板171側へ移動させ、図
4に示すように、第1基板171上に塗布されている液
晶流出防止剤174又は液晶部材3に、第2基板172
の内面1722を接触させる。尚、図4では、第2基板
172の移動動作に関連する構成部分のみを図示してお
り、図1に示す構成部分のすべてを図示していない。
【0035】次に、当該液晶表示パネルにおける各画素
部分に対応して、各画素における液晶材料駆動部が位置
ずれすることなく配置されるように、図5に示すよう
に、第1基板保持装置124の第1定盤駆動装置124
2を動作させて、第1基板171を保持している第1定
盤1241を、第1基板171の厚み方向に直交する直
交方向1245に移動させ、第1基板171と第2基板
172との位置合わせを行う。尚、図5では、第1定盤
1241の移動動作に関連する構成部分のみを図示して
おり、図1に示す構成部分のすべてを図示していない。
【0036】上記位置合わせ後、さらに上記第2定盤駆
動装置1252を動作させて、図6に示すように、第1
基板171と第2基板172との隙間の距離173が設
計値である、本実施形態では5μmとなるまで、第2定
盤1251、つまり第2基板172を第1基板171側
へ移動させる。該移動により、及び真空容器123内は
真空状態であることにより、液晶材料3は、第1基板1
71の内面1712上であって、液晶流出防止剤174
にて囲まれた上記内側領域1714に、気泡を含むこと
なく密閉される。又、上記5μmは、液晶流出防止剤1
74に含まれる球状のスペーサ5の大きさに等しく、第
2基板172はスペーサ5にて移動が制限されるまで第
1基板171側へ移動する。又、第1基板171と第2
基板172との隙間の距離173が上記5μmに到達し
たとき、液晶流出防止剤174及び接着剤175も押し
広げられるが、液晶流出防止剤174及び接着剤175
が互いに接触することはない。換言すると、距離173
が上記5μmに到達したときであっても液晶流出防止剤
174及び接着剤175が互いに接触しないように、接
着剤175は、上記直交方向1245において液晶流出
防止剤174と間を空けて配置される。尚、図6では、
第2定盤1251の移動動作に関連する構成部分のみを
図示しており、図1に示す構成部分のすべてを図示して
いない。
【0037】このようにして第1基板171及び第2基
板172を合体した後、第1定盤1241に第1基板1
71を固定した状態にて、真空容器123内の真空状態
を解除し、さらに基板保持装置125による第2基板1
72の吸着を解除した後、基板保持装置125を真空容
器123から取り外す。そして、図7に示すように、第
1定盤1241に第1基板171を固定した状態で真空
容器123内にて、第1基板171及び第2基板172
の厚み方向に直交する直交方向1245から接着剤17
5に対して紫外線源1211から紫外線を照射する。該
紫外線照射により接着剤175は硬化し、第1基板17
1及び第2基板172は接着される。尚、接着剤175
が硬化した時点では、液晶流出防止剤174は硬化して
いない。又、以下に説明するように、接着剤175にて
接着された第1基板171及び第2基板172は、真空
容器123から取り出される。よって接着剤175の接
着力は、最低限、上述のように、上記距離173にて貼
り合わされた第1基板171と第2基板172とを移動
したときに、第1基板171と第2基板172とが上記
直交方向1245に位置ずれを起こさない接着力であ
る。尚、図7では、接着剤用硬化装置121の照射動作
に関連する構成部分のみを図示しており、図1に示す構
成部分のすべてを図示していない。
【0038】接着剤175にて第1基板171と第2基
板172とが接着された液晶表示パネル110は、真空
容器123外へ搬送され、図9に示すように、液晶流出
防止剤174を硬化させる紫外線を紫外線源141から
液晶表示パネル110に照射する。該照射により、液晶
流出防止剤174は硬化して、第1基板171と第2基
板172との接着力をより増す。ここで紫外線源141
は、第2基板172の上方に配置され、紫外線源作動用
装置142にて動作される。
【0039】以上説明したように本実施形態の液晶表示
パネル製造装置、及び該製造装置にて実行される液晶表
示パネル製造方法によれば、接着剤175を設け、第1
基板171と第2基板172とを距離173の間隔にて
近接配置した後、該近接配置した第1基板171及び第
2基板172を搬送する前に、上記接着剤175を硬化
させ第1基板171と第2基板172とを接着するよう
にした。さらに、接着剤175の接着力は、上記搬送時
における第1基板171及び第2基板172の位置ずれ
を起こさせない接着力である。したがって、接着剤17
5にて第1基板171と第2基板172とは接着されて
いるので、接着されてなる液晶表示パネル110を搬送
しても、第1基板171と第2基板172とが撓み、第
1基板171と第2基板172との間で上記直交方向1
245への位置ズレや厚み方向における隙間寸法のバラ
ツキが発生することはなくなる。よって、各画素部分を
構成する各液晶材料と、各画素における液晶材料駆動部
とが位置ずれすることがなくなり、画像不良や画像むら
が生じることはない。
【0040】又、紫外線源1211から照射される紫外
線が接着剤175に直接当たるような位置、例えば本実
施形態のように上記直交方向1245から紫外線を照射
する位置に紫外線源1211を配置することで、上記紫
外線の減衰が少なく接着剤175を効果的に硬化させる
ことができる。又、例えば、第1基板171を保持して
いる上記第1定盤1241側から接着剤175に対して
紫外線を照射しようとする場合、接着剤175へ紫外線
が照射可能なように、図10に示すように紫外線が通過
可能な通路1246を設ける必要がある。よって該通路
1246の大きさによっては第1定盤1241−1の剛
性が低下してしまい、該第1定盤1241−1の平坦度
が劣化し第1基板171と第2基板172との隙間の距
離173の精度が確保できなくなり、液晶表示パネルの
品質の劣化を招く可能性がある。これに対し、本実施形
態のように、例えば上記直交方向1245から紫外線を
照射する位置に紫外線源1211を配置することで、第
1定盤1241に上記通路1246を設ける必要はな
く、よって液晶表示パネルの品質の劣化を防止すること
ができる。
【0041】又、上述の実施形態では、接着剤175は
紫外線硬化型の接着剤を使用したことから、基板保持接
触装置120は、接着剤用硬化装置121を有してい
る。しかしながら、上述したように接着剤175は紫外
線硬化型の接着剤に限定されないことから、例えば、第
1基板171と第2基板172とが距離173を介して
配置された後に時間経過とともに硬化し第1基板171
と第2基板172とを接着するような接着剤175を用
いたときには、基板保持接触装置120は接着剤用硬化
装置121を有する必要はない。さらに、上述したよう
に、第1基板171と第2基板172とにおける移動
は、上述の実施形態の第2基板172を第1基板171
側へ移動させる形態に限定されず、第1基板171と第
2基板172とを相対的に移動させればよい。したがっ
て、基板保持接触装置120としては、第1基板171
及び第2基板172をそれぞれ保持するとともに、第1
基板171と第2基板172とを互いに近接させる方向
へ第1基板171及び第2基板172を相対的に移動
し、かつ該移動により接着剤175にて第1基板171
と第2基板172とを近接配置させることで第1基板1
71と第2基板172との接着が行われる構成を有する
ものであればよい。
【0042】又、上述の実施形態では、第1基板171
上に、液晶流出防止剤174、接着剤175、及び液晶
材料3をそれぞれ設けたが、これに限定されるものでは
ない。即ち、例えば、第1基板171上に、液晶流出防
止剤174及び液晶材料3をそれぞれ設け、第2基板1
72上に接着剤175を設けても良いし、又、第1基板
171上に、液晶流出防止剤174及び液晶材料3をそ
れぞれ設け、第2基板172上にも液晶流出防止剤17
4及び接着剤175を設けても良いし、又、第1基板1
71及び第2基板172上に、液晶流出防止剤174及
び接着剤175をそれぞれ設けても良い。要するに、重
力方向に位置する第1基板171又は第2基板172の
内の一方の選択基板に液晶流出防止剤174が塗布され
かつ該液晶流出防止剤174にて囲まれた内側領域に液
晶材料3が塗布された上記選択基板に対して、該選択基
板若しくは非選択基板の周縁部で液晶流出防止剤174
よりも外側に接着剤175を接着剤配置装置130にて
設ければ良い。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
液晶表示パネル製造装置、及び第2態様の液晶表示パネ
ル製造方法によれば、接着剤配置装置及び基板保持接触
装置を備えたことで、近接配置した第1基板及び第2基
板を搬送する前に、接着剤を硬化させ第1基板と第2基
板とを接着させることができる。したがって、接着剤に
て接着されている第1基板及び第2基板を有する液晶表
示パネルを搬送しても、第1基板と第2基板とが撓み、
第1基板と第2基板との間で、当該第1基板及び第2基
板の厚み方向に直交する方向への位置ズレや厚み方向に
おける隙間寸法のバラツキが発生することはなくなる。
よって、各画素部分を構成する各液晶材料と、各画素に
おける液晶材料駆動部とが位置ずれすることがなくな
り、画像不良や画像むらが生じることはなく、品質良好
な液晶表示パネルを提供できる。
【0044】又、反射装置を備えることで、上記接着剤
を硬化させるための光を発する一つの光源で複数箇所に
設けた接着剤に対して上記光を照射することが可能とな
る。
【0045】又、第1基板及び第2基板を包囲する空間
を真空状態とすることで、第1基板と第2基板とを近接
させたとき、第1基板と第2基板と隙間に気泡を含むこ
となく液晶材料を拡充することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における液晶表示パネル製
造装置の概略構造を示す図である。
【図2】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、液晶流出防止剤及び液晶材料を塗布する動作を説明
するための図である。
【図3】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、接着剤を塗布する動作を説明するための図である。
【図4】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、第1基板と第2基板とを近接させる動作を説明する
ための図である。
【図5】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、第1基板と第2基板とを近接させときに、第1基板
と第2基板との位置合わせ動作を説明するための図であ
る。
【図6】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、第1基板と第2基板とを近接させ所定の隙間に設定
する動作を説明するための図である。
【図7】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、接着剤を硬化させる動作を説明するための図であ
る。
【図8】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、接着剤を硬化させる方法の他の例を説明するための
図である。
【図9】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、液晶流出防止剤を硬化させる動作を説明するための
図である。
【図10】 図1に示す液晶表示パネル製造装置におい
て、接着剤を硬化させる方法の他の例を説明するための
図である。
【図11】 図1に示す液晶表示パネル製造装置にて製
造される液晶表示パネルの平面図であって、いわゆるマ
ザーガラスタイプの場合を示す図である。
【図12】 図1に示す液晶表示パネル製造装置の変形
例を示す図である。
【図13】 図1に示す液晶表示パネル製造装置に備わ
る接着剤用硬化装置の変形例を示す図である。
【図14】 従来の液晶表示パネルの断面図である。
【図15】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、第1基板上に接着剤を塗布した状態を示す図であ
る。
【図16】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、第1基板上に液晶材料を塗布した状態を示す図で
ある。
【図17】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、第1基板をテーブル上に配置した状態を示す図で
ある。
【図18】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、第1基板と第2基板とを近接させている状態を示
す図である。
【図19】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、第1基板と第2基板との位置合わせを行っている
状態を示す図である。
【図20】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、第1基板と第2基板とを所定の隙間まで押圧した
状態を示す図である。
【図21】 従来の液晶表示パネルの製造動作の一つで
あり、接着剤を硬化させる状態を示す図である。
【符号の説明】
3…液晶材料、101…液晶表示パネル製造装置、12
0…基板保持接触装置、121…接着剤用硬化装置、1
22…真空装置、124…第1基板保持装置、125…
第2基板保持装置、130…接着剤配置装置、171…
第1基板、172…第2基板、173…距離、174…
液晶流出防止剤、175…接着剤、1211…紫外線
源、1713…周縁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA02 FA03 FA04 FA09 FA17 MA20 2H089 LA42 NA22 NA44 NA51 NA60 QA03 TA06 5G435 AA01 AA17 BB12 EE12 HH18 HH20 KK05 KK10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向して配置され液晶表示パネル
    を構成する第1基板と第2基板とを接着させる接着剤を
    上記第1基板若しくは上記第2基板に設ける接着剤配置
    装置と、 液晶材料を上記第1基板若しくは上記第2基板に滴下す
    る液晶材料塗布装置と、 液晶流出防止剤を上記第1基板若しくは上記第2基板に
    設ける液晶流出防止剤塗布装置と、 上記第1基板と上記第2基板とをそれぞれ保持し、近接
    させる方向へ相対的に移動させ、接着させる基板保持接
    触装置と、 上記接着剤に上記基板の側面から光を照射して硬化させ
    る接着剤用硬化装置と、を備えたことを特徴とする液晶
    表示パネル製造装置。
  2. 【請求項2】 上記基板保持接触装置に上記接着剤用硬
    化装置の照射光を上記接着剤へ反射させる反射装置をさ
    らに備えた、請求項1記載の液晶表示パネル製造装置。
  3. 【請求項3】 上記反射装置は、複数個の上記接着剤に
    照射可能な一つの光源と、ポリゴンミラーとを有する、
    請求項2記載の液晶表示パネル製造装置。
  4. 【請求項4】 上記第1基板と上記第2基板とを包囲す
    る空間を真空状態にする真空装置をさらに備えた、請求
    項1から3のいずれかに記載の液晶表示パネル製造装
    置。
  5. 【請求項5】 液晶流出防止剤の内側に液晶材料を設
    け、基板を貼り合わせて液晶表示パネルを製造する液晶
    表示パネル製造方法であって、 互いに対向して配置され上記液晶表示パネルを構成する
    第1基板と第2基板とを接着させる接着剤を、基板の周
    縁部に沿って連続的に設けられた液晶流出防止剤の外側
    の領域であって、上記第1基板若しくは上記第2基板に
    設ける接着剤配置工程と、 上記第1基板と上記第2基板とをそれぞれ保持し、近接
    させる方向へ相対的に移動させ接触させる基板保持接触
    工程と、 上記接着剤を硬化させる接着剤硬化工程と、を備えたこ
    とを特徴とする液晶表示パネル製造方法。
  6. 【請求項6】 上記接着剤は紫外線硬化型の接着剤であ
    る、請求項5記載の液晶表示パネル製造方法。
  7. 【請求項7】 上記接着剤に対し直接紫外線を照射する
    工程を有する、請求項6記載の液晶表示パネル製造方
    法。
  8. 【請求項8】 上記接着剤に対し反射装置で反射させた
    紫外線を照射する工程を有する、請求項6記載の液晶表
    示パネル製造方法。
  9. 【請求項9】 上記基板保持接触工程は、吸着動作にて
    上記第1基板を保持する第1基板保持工程と、吸着動作
    にて上記第2基板を保持して上記第1基板側に移動さ
    せ、上記第1基板と上記第2基板との隙間を所定値に設
    定する第2基板保持移動工程とを備える、請求項5から
    8のいずれかに記載の液晶表示パネル製造方法。
  10. 【請求項10】 上記第1基板と上記第2基板とを接近
    させ、上記第1基板及び第2基板を包囲する空間を真空
    状態とする工程をさらに備えた、請求項5から9のいず
    れかに記載の液晶表示パネル製造方法。
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