JP2002089128A - 扉等開閉器 - Google Patents

扉等開閉器

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JP2002089128A
JP2002089128A JP2000276401A JP2000276401A JP2002089128A JP 2002089128 A JP2002089128 A JP 2002089128A JP 2000276401 A JP2000276401 A JP 2000276401A JP 2000276401 A JP2000276401 A JP 2000276401A JP 2002089128 A JP2002089128 A JP 2002089128A
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JP
Japan
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pin
door
fixing
hole
outer cylinder
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Application number
JP2000276401A
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English (en)
Inventor
Katsumi Yagi
克巳 八木
Norito Yagi
準人 八木
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Yagi KK
Original Assignee
Yagi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外筒と内挿部材とを備える扉等開閉器におけ
る前記外筒を枠部材に取り付けるための取付金具の幅が
狭くなっても、扉等の急激な開閉に耐え得る剛性を保つ
ことができる扉等開閉器を提供する。 【解決手段】 取付金具が、前記外筒の端部内に装着さ
れるカラーと、前記端部およびカラーに挿通され、一端
部で前記外筒を回転自在に支持するピンと、該ピンを挿
通する貫通孔および固定ねじを挿通する貫通孔を有し、
前記枠部材に固定される固定部材と、前記ピンの他端部
を挿通する貫通孔および固定ねじを挿通する貫通孔を有
し、前記固定部材の底面に配置される固定補助部材と、
前記固定補助部材の貫通孔に挿通される前記ピンの他端
部がかしめ付けられた固定補助部材と前記固定部材との
あいだにおける、前記ピンの外周に嵌着されるピン補強
部材とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉等開閉器に関す
る。さらに詳しくは、外筒と内挿部材とからなる扉等開
閉器における前記外筒を枠部材に取り付けるための取付
金具の剛性が高められる扉等開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図5〜6に示されるように扉
51を全開または所定の半開位置に保持するために、蝶
着された扉51と枠部材(框)52とのあいだに扉等開
閉器53が設けられている。この扉等開閉器53は、外
筒54と、該外筒54の内部に進退自在に挿入される内
挿部材55とを備えている。この扉等開閉器53におけ
る外筒54の後端側には、ピン56により取付金具57
が回転自在に連結され、内挿部材55の前端側には、ピ
ン58により取付金具59が回転自在に連結されてい
る。また前記取付金具57は、2本の固定ねじ60をね
じ込んで前記枠部材52に取り付けられるとともに、前
記取付金具59は、2本の固定ねじ61をねじ込んで前
記扉51に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、間取りを広く取
ったり、材料の軽量化を図ったりするために仕切壁の厚
さが薄くなる傾向があり、このため枠部材52の幅H1
も狭くすることが要求されている。これに対応して、枠
部材52に取り付ける取付金具57の幅H2も同様に狭
いものが求められている。
【0004】しかしながら、前記取付金具57は、前記
取付金具59の所定の取り付け高さを確保するため、所
定の高さを有する山形の固定部材62を用いて、該固定
部材62の貫通孔63に前記ピン56の端面部56aを
挿通したのち、座金64を敷いて該端面部56aをかし
め加工により固着して組み立てられている。このため、
前記取付金具57の幅H2が狭くなると、扉51を急激
に開閉させたりしたときに、外筒54からピン56のか
しめ加工部65に大きな曲げモーメントが掛かることか
ら、かしめ部65の固着力が保てず、該かしめ加工部6
5が変形して破損する惧れがある。
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑み、外筒と内挿
部材とを備える扉等開閉器における前記外筒を枠部材に
取り付けるための取付金具の幅が狭くなっても、扉等の
急激な開閉に耐え得る剛性を保つことができる扉等開閉
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の扉等開閉器は、
外筒と、該外筒の内部に進退自在に挿入される内挿部材
とを備え、前記外筒を枠部材に取り付けるための取付金
具が連結されている扉等開閉器であって、前記取付金具
が、前記外筒の端部内に装着されるカラーと、前記端部
およびカラーに挿通され、一端部で前記外筒を回転自在
に支持するピンと、該ピンを挿通する貫通孔および固定
ねじを挿通する貫通孔を有し、前記枠部材に固定される
固定部材と、前記ピンの他端部を挿通する貫通孔および
固定ねじを挿通する貫通孔を有し、前記固定部材の底面
に配置される固定補助部材と、前記固定補助部材の貫通
孔に挿通される前記ピンの他端部がかしめ付けられた固
定補助部材と前記固定部材とのあいだにおける、前記ピ
ンの外周に嵌着されるピン補強部材とからなることを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の扉等開閉器を説明する。
【0008】図1は本発明の扉等開閉器の一実施の形態
を示す斜視図、図2は図1における外筒の端部に連結さ
れる取付金具の分解図、図3は外筒に取付金具を連結す
る手順を示す説明図、図4は取付金具におけるピンの他
端のかしめを示す説明図である。
【0009】図1に示すように、本発明の一実施の形態
にかかわる扉等開閉器1は、扉2や窓などを全開または
所定の半開位置に保持するために、蝶着された扉2など
と枠部材(框)3とのあいだに設けられる。この扉等開
閉器1は、外筒4と、該外筒4の内部に進退自在に挿入
される内挿部材5とを備えており、前記外筒4の内部に
は、内挿部材5を所定の位置に保持するストッパー(図
示せず)が設けられている。
【0010】前記内挿部材5は、扉2に取り付けるため
に前端部Fに取付金具6を連結しており、前記外筒4
は、枠部材3に取り付けるために後端部Rに取付金具7
を連結している。前記取付金具6は、内挿部材5を回転
自在に支持するピン8と、該ピン8を支持するL字状の
固定部材9と、内挿部材5の端部内に装着されるカラー
(図示せず)および内挿部材5の回転を滑らかにするた
めのワッシャー(図示せず)からなり、ピン8の端部が
固定部材9にかしめ付けられている。なお、この取付金
具6は固定ねじ9aにより内挿部材5に取り付けられて
いる。
【0011】前記取付金具7は、図1〜2に示されるよ
うに、前記外筒4の端部内に装着されるカラー10と、
前記端部およびカラー10に挿通され、一端部で前記外
筒4を回転自在に支持するピン11と、前記枠部材3に
固定される固定部材12と、該固定部材12の底面に配
置される固定補助部材13と、前記ピン11の外周に嵌
着される、ピンの断面形状と同じ孔を有する円筒形また
は矩形などのピン補強部材14と、前記外筒4の回転を
滑らかにするためのワッシャー15から構成されてい
る。なお、このワッシャー15は、外筒4または固定部
材12に自己潤滑性の被膜を設けることにより省くこと
ができる。
【0012】前記ピン11は、一端部に抜け止めの頭部
11aを有し、他端部に段付形状の先端にかしめ部11
bを有している。
【0013】前記固定部材12は、前記外筒4側を支持
する箱状の座部12aと、前記枠部材3側に固定される
一対の固定部12bとから構成されており、十字状の1
枚の金属薄板から折り曲げて作製されるほぼ山形を呈し
ている。前記固定部12bの底面には、前記固定補助部
材13を収納させるための窪みが形成されている。また
前記座部12aには、前記ピン11を挿通させるための
貫通孔12cが形成され、また固定部12bには、固定
ねじ16を挿通させるための貫通孔12dが形成されて
いる。
【0014】前記固定補助部材13は、中央部13aが
少し盛り上がった山形にプレス加工された金属製であ
り、前記貫通孔12cおよび貫通孔12dに対向する位
置に貫通孔13b、13cがそれぞれ形成されている。
前記ピン11のかしめ部11bは前記固定部材12の貫
通孔12cおよび固定補助部材13の貫通孔13bに挿
通されたのち、図4に示されるように該貫通孔13bの
外周部にかしめ加工により固着される。このかしめ加工
により、かしめ加工部17が形成される。
【0015】前記ピン補助部材14は、固定補助部材1
3と前記固定部材12とのあいだにおける前記ピン11
の外周に嵌着される。このピン補助部材14は、固定補
助部材13と固定部材12とのあいだに配置されるた
め、ピン11を補強し、剛性を高める。また該ピン11
における段部11cの固定補助部材13に対する設置面
積Sにピン補助部材14の固定部材12に対する設置面
積が加わることにより、ピン11の見かけの設置面積が
増大する。これらにより、ピン11は、外筒4に掛かる
大きな曲げモーメントに充分耐え得る剛性を保つことが
できるため、かしめ加工後のかしめ加工部17が変形せ
ず、破損することがない。したがって、取付金具7の幅
が狭くても、扉2の急激な開閉に耐え得る剛性を保つこ
とができる。
【0016】前記取付金具7の連結手順としては、まず
図3に示されるようにカラー10を外筒4の内部に装着
させたのち、該外筒4の端部に形成される孔およびカラ
ー10にピン11を挿通する。ついで該ピン11にワッ
シャー15を挿通させる。そして該ピン11を前記固定
部材12における座部12aの貫通孔12c、前記ピン
補強部材14および前記固定補助部材13における中央
部13aの貫通孔13bに順次挿通させる。ついで図4
に示されるように該中央部13aの貫通孔13bに挿通
されたピンのかしめ部11bをかしめ加工することによ
り、該貫通孔13bの外周部にかしめ加工部17を固着
して外筒4に連結させる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
扉等開閉器を扉または窓などに取り付けるための取付金
具の幅が狭くなっても、扉等の急激な開閉に耐え得る剛
性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扉等開閉器の一実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】図1における外筒の端部に連結される取付金具
の分解図である。
【図3】外筒に取付金具を連結する手順を示す説明図で
ある。
【図4】取付金具におけるピンの他端のかしめを示す説
明図である。
【図5】従来の開閉器の取付状態の一例を示す説明図で
ある。
【図6】図5における取付金具を示す説明図である。
【図7】取付金具の底面図である。
【符号の説明】
1 扉等開閉器 2 扉 3 枠部材(框) 4 外筒 5 内挿部材 6、7 取付金具 8 ピン 9 固定部材 9a 固定ねじ 10 カラー 11 ピン 11a 頭部 11b かしめ部 12 固定部材 12a 座部 12b 固定部 12c、12d 貫通孔 13 固定補助部材 13a 中央部 13b、13c 貫通孔 14 補強部材 15 ワッシャー 16 固定ねじ 17 かしめ加工部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒と、該外筒の内部に進退自在に挿入
    される内挿部材とを備え、前記外筒を枠部材に取り付け
    るための取付金具が連結されている扉等開閉器であっ
    て、前記取付金具が、前記外筒の端部内に装着されるカ
    ラーと、前記端部およびカラーに挿通され、一端部で前
    記外筒を回転自在に支持するピンと、該ピンを挿通する
    貫通孔および固定ねじを挿通する貫通孔を有し、前記枠
    部材に固定される固定部材と、前記ピンの他端部を挿通
    する貫通孔および固定ねじを挿通する貫通孔を有し、前
    記固定部材の底面に配置される固定補助部材と、前記固
    定補助部材の貫通孔に挿通される前記ピンの他端部がか
    しめ付けられた固定補助部材と前記固定部材とのあいだ
    における、前記ピンの外周に嵌着されるピン補強部材と
    からなる扉等開閉器。
JP2000276401A 2000-09-12 2000-09-12 扉等開閉器 Pending JP2002089128A (ja)

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