JP2002088906A - Pc部材を用いた建築構造 - Google Patents

Pc部材を用いた建築構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造壁自体に柱構造を組み込むことにより、
柱の突出を無くして居住空間の拡充化を図るとともに、
構造壁の壁面に沿ったスペースの有効利用を図る。 【解決手段】 適宜間隔Sをもって対向配置した1対の
PC壁板13には、予め壁筋および柱配筋15を埋設し
てある。各柱配筋15間に位置して壁用ボイド型枠16
を配置し、柱配筋15と壁用ボイド型枠16を水平方向
に交互に配置する。そして、現場に建て込んだPC壁板
13間に現場打ちコンクリートを打設して戸境壁11を
構成する。対向するPC壁板13間には、柱配筋15が
埋設された壁内柱18と、壁用ボイド型枠16によって
形成される上下方向の指向性をもった空洞部分17とが
交互に設けられる。戸境壁11を対峙して建て込んで床
スラブ12で囲まれる空間を居住空間として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対峙して建て込ま
れる構造壁とこれらの上下端に建て込まれる床部材とで
囲まれた空間に居住空間を構成するようになったPC部
材を用いた建築構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物は柱、梁、床や壁などにPC(プ
レキャストコンクリート)部材を用いることにより、現
場での省力化や工期の短縮化を達成することができる。
従来の一般的な集合住宅はPC部材を用いた柱や梁およ
び耐震壁で構成され、例えば図6に示す建築構造1で
は、各住戸A1,A2,A3…が妻方向(図中上下方向)
に配置される戸境壁2によって画成される。また、この
建築構造1では梁3は桁行方向(図中左右方向)のみに
配置されて、当該桁行方向は柱4と梁3によるラーメン
架構となり、妻方向には上記戸境壁2を耐震壁とする耐
震壁架構となっている。この場合、上記建築構造1では
住戸A2,A3や住戸A4,A5が妻方向にずれる、いわゆ
る雁行配置となっており、かつ、柱4と梁3の構面の外
側にバルコニー6や廊下7が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、柱・梁
を用いた従来の建築構造1では、住戸が雁行する場合に
相隣接する住戸A2,A3,A4,A5のうちいずれか一方
の住戸A3,A5の梁3端部が他方の住戸A2,A4の内方
に対応する位置となり、その梁3端部には余分に柱4
(図中、Pで示す)が必要になって全体的な柱4の本数
が増加してしまう。このため、建築費の高騰が来される
のは勿論のこと、住戸A2〜A5内の居住空間が狭められ
てしまう。また、上記戸境壁2には上記Pで示した柱4
以外にも本来の柱4が設けられるが、これらの柱4は戸
境壁2より突出して設けられることになり、該戸境壁2
に沿ったスペースの有効利用を難しくしてしまう。
【0004】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、構造壁自体に柱構造を組み込むこと
により、柱の突出を無くして居住空間の拡充化を図ると
ともに、構造壁の壁面に沿ったスペースの有効利用を図
ることができるPC部材を用いた建築構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のPC部材を用いた建築構造は、一対のPC
壁板間に、柱配筋と壁用ボイド型枠とを水平方向に所定
間隔をもって交互に配置してコンクリートを打設するこ
とにより、上記柱配筋が埋設された壁内柱と上記壁用ボ
イド型枠によって形成される空洞部分とが設けられる構
造壁を備え、該構造壁を対峙して建て込むとともに、こ
れら構造壁とこれに建て込まれる床部材とで囲まれた空
間に居住空間を構成することを特徴とする。
【0006】また、上記床部材は、PC床板の上側に、
上記柱配筋および上記壁用ボイド型枠の配置位置に対応
させて梁配筋と床用ボイド型枠とを交互に配置してコン
クリートを打設することにより、上記梁配筋が埋設され
る床内梁と、上記床用ボイド型枠によって形成される空
洞部分とを設けて構成し、該床部材と上記構造壁との接
合部分で該床内梁と上記壁内柱とを結合したことを特徴
とする。
【0007】さらに、上記構造壁と上記床部材との接合
部分に、ハンチを設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図4は本発明の
PC部材を用いた建築構造の一実施形態を示し、図1は
構造壁と床部材とを建て込んだ状態でコンクリートの打
設前を示す平面図、図2は図1中A−A線からの拡大断
面図、図3は図2中B−B線からの断面図、図4は図2
中C−C線からの断面図である。
【0009】本実施形態の建築構造10は図1に示すよ
うにユニット化された集合住宅として構成され、各住戸
A1,A2,A3…は構造壁としての戸境壁11によって
画成された状態で桁行方向に横並び配置されるととも
に、本実施形態では住戸A1と住戸A2は妻方向にずれて
雁行配置されている。上記住戸A1,A2,A3…は、対
峙して建て込まれる上記戸境壁11と、これら対峙する
戸境壁11間に建て込まれる床部材としての床スラブ1
2とで囲まれる空間を居住空間として構成される。とこ
ろで、図1は現場打ちコンクリートが打設される以前の
状態を示してある。
【0010】上記戸境壁11は、図3に示すように適宜
間隔Sをもって対向配置される1対のPC壁板13を備
えたダブルウオールとなり、これら対を成すPC壁板1
3は現場で鉛直に建て込まれる。該PC壁板13は薄肉
PC板として形成され、各PC壁板13には予め壁筋1
4および柱配筋15が埋設されている。
【0011】上記壁筋14は縦筋14aと横筋14bが
格子状に組み込まれて構成され、本実施形態では縦筋1
4aが内側(PC壁板13の対向側)に配置されるとと
もに横筋14bが外側に配置されて、該壁筋14はPC
壁板13内に埋設される。
【0012】また、前記柱配筋15は上下配置される壁
柱主筋15aと、該壁柱主筋15aを囲繞するフープ筋
15bとによって構成される。壁柱主筋15aは複数本
が一群となって上記横筋14bの内側に接して上記縦筋
14aと同列に配置され、この一群となった壁柱主筋1
5aは水平方向に所定間隔をもって配置される。上記フ
ープ筋15bは矩形状に折曲されて一対のPC壁板13
間に跨設され、対向配置された一群の壁柱主筋15aを
囲繞しつつ、対向する一対の辺部がPC壁板13に埋設
される。従って、対向する1対のPC壁板13はフープ
筋15bを介して相互に連結されたものとなる。
【0013】また、上記戸境壁11の対向するPC壁板
13間には、上記各柱配筋15間に位置して壁用ボイド
型枠16が配置されており、これら柱配筋15と壁用ボ
イド型枠16は水平方向に交互に配置されることにな
る。該壁用ボイド型枠16は一般に知られるように内部
に中空部が形成された型枠で、戸境壁11の全高に亘っ
て配置される。
【0014】そして、上記柱配筋15と上記壁用ボイド
型枠16が配置された1対のPC壁板13は、これを現
場に建て込んだ後に現場打ちコンクリートを対向するP
C壁板13間に打設することにより上記戸境壁11が構
築される。従って、該戸境壁11は上記現場打ちコンク
リートが打設されることにより、対向するPC壁板13
間に、上記柱配筋15が埋設された壁内柱18と、上記
壁用ボイド型枠16によって上下方向に形成される空洞
部分17とが交互に設けられることになる。
【0015】一方、上記床スラブ12は、上記戸境壁1
1の上端に水平に建て込まれるPC床板20を備え、こ
のPC床板20の上側に梁配筋21と床用ボイド型枠2
2とを交互に複数配置して現場打ちコンクリートを打設
することにより構成される。このとき、梁配筋21およ
び床用ボイド型枠22は上記戸境壁11の対峙方向、つ
まり桁行方向を指向しており、妻方向には上記柱配筋1
5および上記壁用ボイド型枠16に対応した間隔をもっ
て配置されることになる。そして、コンクリートの打設
により構成された上記床スラブ12には、上記梁配筋2
1が埋設されて形成される床内梁23と、上記床用ボイ
ド型枠22によって形成される空洞部分24とが設けら
れる。
【0016】上記PC床板20には格子状に組まれたス
ラブ下端筋25が埋設されるとともに、上記梁配筋21
の一部(下端部)が埋設される。即ち、該梁配筋21は
桁行方向に配置される梁下端主筋21aおよび梁上端主
筋21bと、これら両主筋21a,21bを囲繞する矩
形状のスターラップ21cとを備えるとともに、更に本
実施形態では該スターラップ21c内に各主筋21a,
21bに沿って2列に配置されるトラス筋21dが設け
られる。そして、上記PC床板20には上記梁下端主筋
21aが埋設されるとともに、上記スターラップ21c
の下辺部分および上記トラス筋21dの下端部が埋設さ
れている。
【0017】従って、このように梁配筋21の一部が予
め埋設された上記PC床板20を建て込んだ後、上記床
用ボイド型枠22を配置するとともに、格子状に組まれ
たスラブ上端筋26および上記梁上端主筋21bを配筋
し、この状態でこれらを埋設するように所定厚さに上記
現場打ちコンクリートが打設される。また、本実施形態
では上記床用ボイド型枠22は、図2に示したように所
定長さのものを適宜隙間を設けつつその長さ方向に並べ
て配置するようにしている。
【0018】そして、上記床スラブ12を上記戸境壁1
1の上端部に構築した状態では、戸境壁11の壁内柱1
8と床スラブ12の床内梁23とはその配置位置が合致
され、それらは床スラブ12と戸境壁11との接合部分
27で結合される。即ち、この結合は図2に示したよう
に戸境壁11の上端に、これの両側から付き合わせるよ
うに1対の床スラブ12を載置して建て込む際に、両床
スラブ12の梁上端主筋21bは双方を連続する通し配
筋とするとともに、梁下端主筋21aは双方の床スラブ
12から突出される部分を相互に交差するようにしてL
字状に上方へ折曲し、現場打ちコンクリートによってL
型定着する。
【0019】一方、上記戸境壁11はこれの上端に建て
込まれた上記床スラブ12の上方に上階の戸境壁11が
連続して建て込まれるようになっており、上下階の戸境
壁11の各壁柱主筋15aを対向方向に延長して、スリ
ーブ継手28を介して結合される。
【0020】以上の構成により本実施形態のPC部材を
用いた建築構造の作用を以下述べると、戸境壁11の上
側に構築された床スラブ12の荷重は、該戸境壁11内
に組み込まれた壁内柱18によって支持されることにな
る。このとき、該壁内柱18は戸境壁11内に所定間隔
をもって複数配置されるため、その柱数を大幅に増加す
ることができ、戸境壁11に作用する荷重を各壁内柱1
8に分散して支持することができる。従って、各壁内柱
18が負担する荷重は少なくて済むため、各壁内柱18
の断面積を小さくして戸境壁11の肉厚の増大を抑制し
つつ、床スラブ12の支持強度を十分に確保することが
できる。
【0021】従って、図1に示したように隣接する住戸
A1,A2が雁行配置される場合にも、床スラブ12と戸
境壁11とが重合する部分で上記複数の床内梁23をそ
れぞれ壁内柱18に結合させて床スラブ12を支持する
ことができる。このため、戸境壁11の壁面から突出す
る柱が無くなり、各住戸A1,A2,A3…内の居住空間
の拡充化を図ることができる。
【0022】また、上記壁内柱18は戸境壁11の内部
に設けられて、柱型がその壁面から突出されることが無
いため、家具などを該戸境壁11の全面に接して配置す
ることができるようになり、該戸境壁11に沿ったスペ
ースを有効利用することができる。このとき、上記壁内
柱18間には壁用ボイド型枠16によって中空部分17
が形成されるため、この中空部分17によって戸境壁1
1の曲げ強度を増大できるとともに、その軽量化を図る
ことができる。
【0023】更に、本実施形態では上記戸境壁11に支
持される床スラブ12内に床内梁23を設けて、梁型が
室内に突出されることが無いため、居住空間の更なる拡
充化を図ることができる。また、各住戸A1,A2,A3
…の構面外側にバルコニーを設けた場合には、梁型が突
出しないことによりバルコニーに通じる開口部を高くで
きるため、より大きな開放感を得ることができる。勿
論、上記床内梁23は床スラブ18内に数多く設けられ
てそれぞれの断面積を小さくできるため、該床スラブ1
8の厚肉化が防止される。また、上記床内梁23間には
床用ボイド型枠22によって中空部分24が形成される
ため、この中空部分24によって床スラブ12の曲げ強
度を増大できるとともに、その軽量化を図ることができ
る。
【0024】ところで、この実施形態の建築構造10で
は、桁行方向には戸境壁11と床スラブ12とが剛結さ
れるとともに、妻方向には戸境壁11を耐震壁として、
ボックスカルバード状の架構を構成できる。
【0025】図5は他の実施形態を示し、上記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。即ち、図5は上記図2に対応した戸境壁1
1と床スラブ12との接合部分27の断面図で、この実
施形態では同図に示したように該接合部分27にハンチ
30を設けたものである。
【0026】即ち、上記ハンチ30は床スラブ12の下
側と戸境壁11との間に形成される直角交差部分31に
斜めに膨出形成された部分であり、次のようにして形成
ことができる。つまり、図外の支保工等でPC床板20
をPC壁板13の上方に所定高さだけ持ち上げた状態に
支持し、これらPC床板20とPC壁板13との直角交
差部分31に図外の型枠を斜めに配置して現場打ちコン
クリートを打設することにより、ハンチ30が形成され
る。また、本実施形態ではコンクリートの打設前に、上
記接合部分27内に斜め補強筋32が柱配筋15と梁配
筋21とに跨って取り付けられている。
【0027】従って、上記ハンチ30が設けられること
により、上記接合部分27に入力される上下荷重の支持
強度を大きくして、戸境壁11と床スラブ12との結合
をより強固にすることができる。
【0028】ところで、上記各実施形態の接合部分27
は、上下階の戸境壁11の壁柱主筋15aどうしの結合
をスリーブ継手28とし、かつ該戸境壁11を挟んだ両
側のPCスラブ12の梁下端主筋21aがL型定着され
るとともに、梁上端主筋21bが通し配筋となっている
が、それぞれの継手構造は本実施形態に限ることなく、
柱配筋15および梁配筋21の構造によって適宜選択す
ることができる。
【0029】また、上記各実施形態では戸境壁11に本
発明を適用した場合を開示したが、本発明構造はこれに
限ることなく床スラブ12の荷重を支持するその他の構
造壁、例えば外壁にあっても適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のPC部材を
用いた建築構造にあっては、壁内柱は構造壁内に所定間
隔をもって複数配置してその柱数を大幅に増加し、各壁
内柱が負担する荷重を少なくできるため、構造壁の肉厚
の増大を抑制しつつ床部材の支持強度を十分に確保する
ことができる。また、隣接する住戸が雁行配置される場
合にも、構造壁の壁面から突出する柱を格別に設ける必
要が無くなるため、構造壁と床部材とで囲まれた居住空
間の拡充化を図ることができる。更に、上記壁内柱は構
造壁の壁面から突出されることが無いため、該構造壁に
沿ったスペースを有効利用することができる。更にま
た、壁内柱間は壁用ボイド型枠によって中空部分が形成
され、この中空部分によって構造壁の曲げ強度を増大で
きるとともにその軽量化を図ることができる。
【0031】また、上記床部材内に床内梁を設けて梁型
が室内に突出されることが無いため、居住空間の更なる
拡充化を図ることができる。また、梁型が突出しないこ
とによりバルコニーに通じる開口部を高くできるため、
より大きな開放感を得ることができる。更に、該床部材
にあっても上記床内梁間に床用ボイド型枠による中空部
分が形成されるため、床部材の曲げ強度を増大できると
ともにその軽量化を図ることができる。
【0032】また、上記構造壁と上記床部材との接合部
分にハンチを設けたので、上記接合部分に入力される上
下荷重の支持強度を大きくして、構造壁と床部材との結
合をより強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構造壁と床部材とを
建て込んだ状態でコンクリートの打設前の平面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態を示す図1中A−A線から
の拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す図2中B−B線から
の断面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す図2中C−C線から
の断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す構造壁と床部材と
の接合部分の断面図である。
【図6】従来の建築構造の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
10 建築構造 11 戸境壁 12 床スラブ 13 PC壁板 15 柱配筋 16 壁用ボイド型枠 17 空洞部分 18 壁内柱 20 PC床板 22 床用ボイド型枠 23 床内梁 24 空洞部分 27 接合部分 30 ハンチ 31 直角交差部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 2/86 611 E04B 2/86 611Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のPC壁板間に、柱配筋と壁用ボイ
    ド型枠とを水平方向に所定間隔をもって交互に配置して
    コンクリートを打設することにより、上記柱配筋が埋設
    された壁内柱と上記壁用ボイド型枠によって形成される
    空洞部分とが設けられる構造壁を備え、該構造壁を対峙
    して建て込むとともに、これら構造壁とこれに建て込ま
    れる床部材とで囲まれた空間に居住空間を構成すること
    を特徴とするPC部材を用いた建築構造。
  2. 【請求項2】 上記床部材は、PC床板の上側に、上記
    柱配筋および上記壁用ボイド型枠の配置位置に対応させ
    て梁配筋と床用ボイド型枠とを交互に配置してコンクリ
    ートを打設することにより、上記梁配筋が埋設される床
    内梁と、上記床用ボイド型枠によって形成される空洞部
    分とを設けて構成し、該床部材と上記構造壁との接合部
    分で該床内梁と上記壁内柱とを結合したことを特徴とす
    る請求項1に記載のPC部材を用いた建築構造。
  3. 【請求項3】 上記構造壁と上記床部材との接合部分
    に、ハンチを設けたことを特徴とする請求項1または2
    に記載のPC部材を用いた建築構造。
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