JP2002087908A - 屋内塵性ダニ防除剤 - Google Patents
屋内塵性ダニ防除剤Info
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- JP2002087908A JP2002087908A JP2000293721A JP2000293721A JP2002087908A JP 2002087908 A JP2002087908 A JP 2002087908A JP 2000293721 A JP2000293721 A JP 2000293721A JP 2000293721 A JP2000293721 A JP 2000293721A JP 2002087908 A JP2002087908 A JP 2002087908A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】屋内塵性ダニ防除剤を提供すること。
【解決手段】 一般式(1)
【化1】
[式中、Rはアルキル基を表す。]で示される化合物を
有効成分として含有することを特徴とする屋内塵性ダニ
防除剤。
有効成分として含有することを特徴とする屋内塵性ダニ
防除剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋内塵性ダニ防除剤
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、屋内に生息する塵性ダニ類に対する防除剤とし
て、種々の薬剤が開発されてきたが、それらの薬剤は効
力等の点で必ずしも屋内塵性ダニ防除剤として十分な性
能を有するとは言えない場合があることから、よりすぐ
れた屋内塵性ダニ防除剤の開発が望まれている。
より、屋内に生息する塵性ダニ類に対する防除剤とし
て、種々の薬剤が開発されてきたが、それらの薬剤は効
力等の点で必ずしも屋内塵性ダニ防除剤として十分な性
能を有するとは言えない場合があることから、よりすぐ
れた屋内塵性ダニ防除剤の開発が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、屋内塵性ダ
ニに有効な防除剤を見出すべく鋭意検討した結果、一般
式(1)
ニに有効な防除剤を見出すべく鋭意検討した結果、一般
式(1)
【化2】 [式中、Rはアルキル基を表す。]で示される化合物を
有効成分として含有する組成物が、屋内塵性ダニに対し
て優れた効力を有し、屋内塵性ダニ防除方法に使用する
ことができることを見出して、本発明に至った。即ち、
本発明は一般式(1)で示される化合物を有効成分とし
て含有することを特徴とする屋内塵性ダニ防除剤(以
下、本発明防除剤と記す。)を提供する。
有効成分として含有する組成物が、屋内塵性ダニに対し
て優れた効力を有し、屋内塵性ダニ防除方法に使用する
ことができることを見出して、本発明に至った。即ち、
本発明は一般式(1)で示される化合物を有効成分とし
て含有することを特徴とする屋内塵性ダニ防除剤(以
下、本発明防除剤と記す。)を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明防除剤で使用される一般式
(1)で示される化合物は例えば下記スキームにより製
造することができる。
(1)で示される化合物は例えば下記スキームにより製
造することができる。
【化3】
【0005】本発明防除剤で使用される一般式(1)で
示される化合物のRで示されるアルキル基としては、例
えば、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−アミル基、1−エチルプロピル基があげられ、具体的
な化合物としては例えば3−ヘキサノイル−4−ヒドロ
キシ−6−メチル−2H−ピラン−2−オン(以下、化
合物Aと記す。)があげられる。
示される化合物のRで示されるアルキル基としては、例
えば、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n
−アミル基、1−エチルプロピル基があげられ、具体的
な化合物としては例えば3−ヘキサノイル−4−ヒドロ
キシ−6−メチル−2H−ピラン−2−オン(以下、化
合物Aと記す。)があげられる。
【0006】本発明防除剤は防除効力を示す屋内塵性ダ
ニ類としては、例えばヒョウヒダ二類(コナヒョウヒダ
ニ、ヤケヒョウヒダニ等)、コナダニ類(コウノホシカ
ダニ、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等)、ツメダニ類
(ミナミツメダニ、クワガタツメダニ、フトツメダニ、
ホソツメダニ、アシナガツメダニ等)、イエダニ類(イ
エダニ、トリサシダニ、ワクモ、スズメサシダニ等)、
シラミダニ類及びヒゼンダニ類があげられる。
ニ類としては、例えばヒョウヒダ二類(コナヒョウヒダ
ニ、ヤケヒョウヒダニ等)、コナダニ類(コウノホシカ
ダニ、ケナガコナダニ、ムギコナダニ等)、ツメダニ類
(ミナミツメダニ、クワガタツメダニ、フトツメダニ、
ホソツメダニ、アシナガツメダニ等)、イエダニ類(イ
エダニ、トリサシダニ、ワクモ、スズメサシダニ等)、
シラミダニ類及びヒゼンダニ類があげられる。
【0007】本発明防除剤は、一般式(1)で示される
化合物をそのまま使用することもできるが、通常は、一
般式(1)で示される化合物と固体担体、液体担体、ガ
ス状担体等とを混合し、必要あれば界面活性剤、その他
の製剤用補助剤を添加・加工し、油剤、乳剤、水和剤、
フロアブル剤、粒剤、エアゾール、煙霧剤(フォッギン
グ等)等に製剤化して使用する。これらの製剤には本化
合物を通常0.01〜95%含有する。
化合物をそのまま使用することもできるが、通常は、一
般式(1)で示される化合物と固体担体、液体担体、ガ
ス状担体等とを混合し、必要あれば界面活性剤、その他
の製剤用補助剤を添加・加工し、油剤、乳剤、水和剤、
フロアブル剤、粒剤、エアゾール、煙霧剤(フォッギン
グ等)等に製剤化して使用する。これらの製剤には本化
合物を通常0.01〜95%含有する。
【0008】製剤化の際に用いられる固体担体として
は、たとえば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含
水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、パーライ
ト等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セ
リサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和
シリカ等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液
体担体としては、たとえば水、アルコール類(メタノー
ル、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチル
ケトン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキ
サン、灯油、軽油等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレ
ン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニト
リル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エー
テル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸ア
ミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロ
メタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチル
スルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等があげら
れ、ガス状担体、すなわち噴射剤としては、たとえばフ
ロンガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチ
ルエーテル、炭酸ガス等があげられる。
は、たとえば粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含
水酸化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、パーライ
ト等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セ
リサイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和
シリカ等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液
体担体としては、たとえば水、アルコール類(メタノー
ル、エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチル
ケトン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキ
サン、灯油、軽油等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチルナフタレ
ン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニト
リル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エー
テル類(ジイソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸ア
ミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロ
メタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチル
スルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等があげら
れ、ガス状担体、すなわち噴射剤としては、たとえばフ
ロンガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチ
ルエーテル、炭酸ガス等があげられる。
【0009】界面活性剤としては、たとえばアルキル硫
酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリー
ルスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類およびそ
のポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエ
ーテル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘
導体等があげられる。その他の製剤用補助剤としては、
固着剤、分散剤および安定剤等、具体的には例えばカゼ
イン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、
セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、
ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6
−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、B
HA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノール
と3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの
混合物)、植物油、鉱物油並びに脂肪酸及びそのエステ
ル等があげられる。
酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリー
ルスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類およびそ
のポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコールエ
ーテル類、多価アルコールエステル類、糖アルコール誘
導体等があげられる。その他の製剤用補助剤としては、
固着剤、分散剤および安定剤等、具体的には例えばカゼ
イン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム、
セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体、
ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6
−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、B
HA(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノール
と3−tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの
混合物)、植物油、鉱物油並びに脂肪酸及びそのエステ
ル等があげられる。
【0010】このようにして製剤化された本発明組成物
は、製剤形態等に応じてそのままであるいは水等で希釈
して用いる。また、さらに他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダ
ニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥
料、土壌改良剤、動物用飼料等と混用または併用するこ
ともできる。
は、製剤形態等に応じてそのままであるいは水等で希釈
して用いる。また、さらに他の殺虫剤、殺線虫剤、殺ダ
ニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥
料、土壌改良剤、動物用飼料等と混用または併用するこ
ともできる。
【0011】このような殺虫剤、殺ダニ剤としては、例
えばd−フェノトリン、シフェノトリン、ペルメトリ
ン、エムペントリン、プラレトリン、エトフェンプロッ
クス、ピリプロキシフェン、メトプレン、フェノキシカ
ルブ、メトキサジアゾン、サリチル酸フェニル、安息香
酸ベンジル、テレフタル酸ジエチル、、エトキサゾー
ル、ジフルベンズロン、シロマジン、2−メトキシカル
ボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリ
ドがあげられる。
えばd−フェノトリン、シフェノトリン、ペルメトリ
ン、エムペントリン、プラレトリン、エトフェンプロッ
クス、ピリプロキシフェン、メトプレン、フェノキシカ
ルブ、メトキサジアゾン、サリチル酸フェニル、安息香
酸ベンジル、テレフタル酸ジエチル、、エトキサゾー
ル、ジフルベンズロン、シロマジン、2−メトキシカル
ボニル−4−クロロトリフルオロメタンスルホンアニリ
ドがあげられる。
【0012】共力剤としては、例えば、ビス−(2、
3、3、3−テトラクロロプロピル)エーテル、N−
(2−エチルヘキシル)ビシクロ[2、2、1]ヘプト
−5−エン−2、3−ジカルボキシイミド、α−[2−
(2−ブトキシエトキシ)エトキシ](ピペロニルブト
キシド)があげられる。
3、3、3−テトラクロロプロピル)エーテル、N−
(2−エチルヘキシル)ビシクロ[2、2、1]ヘプト
−5−エン−2、3−ジカルボキシイミド、α−[2−
(2−ブトキシエトキシ)エトキシ](ピペロニルブト
キシド)があげられる。
【0013】また、本発明防除剤を用いる場合には、乳
剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤は、
通常、有効成分の濃度が0.1ppm〜500ppmと
なるように水で希釈して施用し、油剤、エアゾール、煙
霧剤についてはそのまま施用する。その際の施用量は、
面上に処理する場合は、有効成分量として処理面積1m
2当たり通常10〜2000mg、空間に処理する場合
は、有効成分量として適用空間1m3当り通常1〜10
00mgである。
剤、水和剤、フロアブル剤、マイクロカプセル製剤は、
通常、有効成分の濃度が0.1ppm〜500ppmと
なるように水で希釈して施用し、油剤、エアゾール、煙
霧剤についてはそのまま施用する。その際の施用量は、
面上に処理する場合は、有効成分量として処理面積1m
2当たり通常10〜2000mg、空間に処理する場合
は、有効成分量として適用空間1m3当り通常1〜10
00mgである。
【0014】これらの施用量、施用濃度は、いずれも製
剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、人に対する
被害の程度等の状況によって異なり、上記の範囲にかか
わることなく増減させることができ、適宜選択すること
ができる。
剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、人に対する
被害の程度等の状況によって異なり、上記の範囲にかか
わることなく増減させることができ、適宜選択すること
ができる。
【0015】本発明防除剤が使用される場所としては、
例えば床材(畳、カーペット、フローリング等)、寝具
(マットレス、布団、枕等)、家具(ソファー、クッシ
ョン、椅子等)及び収納スペース(押入れ、クローゼッ
ト、物置、倉庫等)があげられる。
例えば床材(畳、カーペット、フローリング等)、寝具
(マットレス、布団、枕等)、家具(ソファー、クッシ
ョン、椅子等)及び収納スペース(押入れ、クローゼッ
ト、物置、倉庫等)があげられる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を製剤例や試験例により、さら
に詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定される
ものではない。
に詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定される
ものではない。
【0017】製剤例1 乳剤 化合物A10部を、キシレン35部およびジメチルホル
ムアミド35部に溶解し、これにポリオキシエチレンス
チリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して1
0%乳剤を得る。
ムアミド35部に溶解し、これにポリオキシエチレンス
チリルフェニルエーテル14部およびドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウム6部を加え、よく攪拌混合して1
0%乳剤を得る。
【0018】製剤例2 水和剤 化合物A20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部、リグ
ニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉
末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、ジュ
ースミキサーで攪拌混合して20%水和剤を得る。
ニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪素微粉
末20部および珪藻土54部を混合した中に加え、ジュ
ースミキサーで攪拌混合して20%水和剤を得る。
【0019】製剤例3 粉剤 化合物A1部を適当量のアセトンに溶解し、これに合成
含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.3部およびクレー
93.7部を加え、ジュースミキサーで攪拌混合し、ア
セトンを蒸発除去して1%粉剤を得る。
含水酸化珪素微粉末5部、PAP0.3部およびクレー
93.7部を加え、ジュースミキサーで攪拌混合し、ア
セトンを蒸発除去して1%粉剤を得る。
【0020】製剤例4 フロアブル剤 化合物A20部とソルビタントリオレエート1.5部と
を、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液28.5部
と混合し、サンドグラインダーで微粉化(粒径3μ以
下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およ
びアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む
水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコール10
部を加えて攪拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
を、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液28.5部
と混合し、サンドグラインダーで微粉化(粒径3μ以
下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およ
びアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む
水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコール10
部を加えて攪拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
【0021】製剤例5 油剤 化合物A0.1部をキシレン5部およびトリクロロエタ
ン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して
0.1%油剤を得る。
ン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部に混合して
0.1%油剤を得る。
【0022】製剤例6 油性エアゾール 化合物A0.1部、d−フェノスリン0.1部、トリク
ロロエタン10部および脱臭灯油59.8部を混合溶解
し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた
後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30
部を加圧充填してエアゾール製剤を得る。
ロロエタン10部および脱臭灯油59.8部を混合溶解
し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り付けた
後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石油ガス)30
部を加圧充填してエアゾール製剤を得る。
【0023】製剤例7 油性エアゾール 化合物A1部をエアゾール容器に入れ、アイソパーM
(エクソン化学(株)製。炭素数13〜17の分鎖飽和
炭化水素を約75%含有する石油系溶剤。)を加え25
部とし、エアゾールバルブを取付けた後、ジメチルエー
テル75部を充填し、全量噴射エアゾール用押しボタン
を装着することによって内容量25gのエアゾール製剤
を得る。
(エクソン化学(株)製。炭素数13〜17の分鎖飽和
炭化水素を約75%含有する石油系溶剤。)を加え25
部とし、エアゾールバルブを取付けた後、ジメチルエー
テル75部を充填し、全量噴射エアゾール用押しボタン
を装着することによって内容量25gのエアゾール製剤
を得る。
【0024】製剤例8 水性エアゾール 化合物A0.2部、d−フェノスリン0.2部、キシレ
ン5部、脱臭灯油3.6部および乳化剤{アトモス30
0(アトラスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解
したものと、純水50部とをエアゾール容器に充填し、
バルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通じて噴射剤
(液化石油ガス)40部を加圧充填してエアゾール製剤
を得る。
ン5部、脱臭灯油3.6部および乳化剤{アトモス30
0(アトラスケミカル社登録商標名)}1部を混合溶解
したものと、純水50部とをエアゾール容器に充填し、
バルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通じて噴射剤
(液化石油ガス)40部を加圧充填してエアゾール製剤
を得る。
【0025】製剤例9 加熱蒸散剤 化合物A50mgおよびサリチル酸フェニル50mgを
適量のアセトンに溶解し、セラミック多孔体(縦4.2
cm、横4.2cm、厚さ1.2cm、孔径0.3c
m、孔数102)に含浸させて加熱蒸散用マット製剤を
得る。
適量のアセトンに溶解し、セラミック多孔体(縦4.2
cm、横4.2cm、厚さ1.2cm、孔径0.3c
m、孔数102)に含浸させて加熱蒸散用マット製剤を
得る。
【0026】製剤例10 燃焼型燻煙剤 化合物A1g、アゾジカルボンアミド2.5g、ニトロ
セルロース1.5g、フタル酸ジブチル0.4g、酸化
亜鉛0.54g、パーライト2.56gおよびポリビニ
ルアルコール1.0gを混合し、該混合物に水を加えて
混練し、これを押出機で顆粒状に成形、乾燥し、燻煙剤
用殺ダニ組成物を得る。過塩素酸カリウム、硝酸カリウ
ム、硝酸グアニジン、糖類、粘結剤、アルミナおよびカ
オリンから作製した1〜4mmの顆粒状の可燃性組成物
15.0gを点火剤を装着した紙製の円筒容器に装填
し、次に、その上から燻煙剤用殺ダニ組成物を装填し、
蓋(穴があいており、その上に網を張ったもの)を取り
付けることにより燃焼型燻煙剤を得る。
セルロース1.5g、フタル酸ジブチル0.4g、酸化
亜鉛0.54g、パーライト2.56gおよびポリビニ
ルアルコール1.0gを混合し、該混合物に水を加えて
混練し、これを押出機で顆粒状に成形、乾燥し、燻煙剤
用殺ダニ組成物を得る。過塩素酸カリウム、硝酸カリウ
ム、硝酸グアニジン、糖類、粘結剤、アルミナおよびカ
オリンから作製した1〜4mmの顆粒状の可燃性組成物
15.0gを点火剤を装着した紙製の円筒容器に装填
し、次に、その上から燻煙剤用殺ダニ組成物を装填し、
蓋(穴があいており、その上に網を張ったもの)を取り
付けることにより燃焼型燻煙剤を得る。
【0027】製剤例11 非燃焼型燻煙剤 化合物A5部、酸化亜鉛0.5部およびα−澱粉2部に
アゾジカルボンアミドを混合して全体を100部とし、
該混合物に水を加えて混練し、これを押出機で顆粒状の
成形、乾燥し、燻煙剤用殺ダニ組成物を得る。該燻煙剤
用殺ダニ組成物10gを円筒容器中央部に入れ、該容器
内の壁面で隔てられた外側に1〜20メッシュの酸化カ
ルシウムを入れ、非燃焼型燻煙剤を得る。
アゾジカルボンアミドを混合して全体を100部とし、
該混合物に水を加えて混練し、これを押出機で顆粒状の
成形、乾燥し、燻煙剤用殺ダニ組成物を得る。該燻煙剤
用殺ダニ組成物10gを円筒容器中央部に入れ、該容器
内の壁面で隔てられた外側に1〜20メッシュの酸化カ
ルシウムを入れ、非燃焼型燻煙剤を得る。
【0028】次に、本発明防除剤が、屋内塵性ダニに対
して優れた効果を有することを試験例により示す。
して優れた効果を有することを試験例により示す。
【0029】化合物Aをアセトンに所定量溶解し、該溶
液を直径38mmの円形の黒画用紙上に0.2ml滴下
した。これを風乾後、底面の直径が38mmのアルミ皿
に敷き、黒画用紙の縁に粘着剤を塗布した。黒画用紙上
にコナヒョウヒダニ成ダニ約30頭を放ち、25℃、湿
度65%の条件下に保管した。24時間後、ダニの生存
数を調査した。その結果より、下式により防除率(%)
を求めた。(2反復) 防除率(%)={1−(生存数/全数)}×100 結果を表1に示す。
液を直径38mmの円形の黒画用紙上に0.2ml滴下
した。これを風乾後、底面の直径が38mmのアルミ皿
に敷き、黒画用紙の縁に粘着剤を塗布した。黒画用紙上
にコナヒョウヒダニ成ダニ約30頭を放ち、25℃、湿
度65%の条件下に保管した。24時間後、ダニの生存
数を調査した。その結果より、下式により防除率(%)
を求めた。(2反復) 防除率(%)={1−(生存数/全数)}×100 結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本発明防除剤は、屋内塵性ダニに対して
有効な効力を有する。
有効な効力を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(1) 【化1】 [式中、Rはアルキル基を表す。]で示される化合物を
有効成分として含有することを特徴とする屋内塵性ダニ
防除剤。 - 【請求項2】3−ヘキサノイル−4−ヒドロキシ−6−
メチル−2H−ピラン−2−オンを有効成分として含有
することを特徴とする屋内塵性ダニ防除剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000293721A JP2002087908A (ja) | 2000-07-13 | 2000-09-27 | 屋内塵性ダニ防除剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012254964A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-27 | Taisho Technos Co Ltd | 有害生物防除剤及びそれを用いた有害生物防除方法 |
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2000293721A patent/JP2002087908A/ja active Pending
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