JP2002087434A - ブロック体用角形収納容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブロック体を容易に収納してそのブロック体を
外部環境と隔離する。 【解決手段】角形収納容器は、上フランジ１１ａが上端
周囲に設けられ下フランジ１１ｂが下端周囲に設けられ
た角形筒状の金属製胴部１１と、胴部上端縁に当接可能
な下面を有する金属製上蓋１２と、上蓋を胴部の上端縁
に取付ける第１ねじ手段１７と、下面両側部にフォーク
リフトの一対の爪が挿入可能な角パイプ１８が固着され
かつ胴部下端縁に当接可能な上面を有する金属製底蓋１
３と、底蓋を胴部の下端縁に取付ける第２ねじ手段２２
とを備える。上フランジの上面周囲及び上蓋の下面周囲
のいずれか一方又は双方にパッキン用第１凹溝１４が形
成されて第１パッキン１６が収容され、下フランジの下
面周囲及び底蓋の上面周囲のいずれか一方又は双方にパ
ッキン用第２凹溝１９が形成されてリング条の第２パッ
キン２１が収容される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、方形状のブロック
体又は規則性のあるブロック状の製品若しくは廃棄物を
保管又は輸送するために収納する角形収納容器に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、原料若しくは廃棄物又は製品等を
保管又は輸送するために収納する収納容器として、上蓋
のみが取り外せるものが知られている。この上蓋のみが
取り外せる収納容器にあっては、不定形状の原料や廃棄
物又は製品等を上蓋を取り外した容器本体の上端開口部
から収納した後、上蓋を閉じて保管時における原料等の
漏出を防止し、輸送時における安全性を確保している。
一方、収納物が例えば煉瓦等の規則性のあるブロック体
である場合には、その容器の内部空間を有効に利用する
ためそのブロック体を整列させて積み上げることが行わ
れる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、そのブロック
体を容器本体の上端開口部から搬入して整列に積み上げ
るには、その容器本体内部に作業員が入り、上端開口部
から別の作業員が搬入したブロック体を容器本体内部で
積み上げることが必要になる。従って、容器本体が比較
的小さく、その内部に作業員が入れない場合には、容器
本体の上端開口部からブロック体を搬入して整列に積み
上げること自体が困難になる。また、容器本体内部に作
業員が入れたとしても一人の作業員が、容器本体の上端
開口部からブロック体を搬入し、かつ搬入されたブロッ
ク体を整列に積み上げることは困難である。更に、容器
本体内部に作業員が入り、上端開口部から別の作業員が
搬入したブロック体を容器本体内部で積み上げる場合で
あっても、ブロック体が積み上げられることにより容器
本体内部の容積が減少すると、容器本体内部における作
業員の居場所が減少するため、積み上げられたブロック
体の上にその作業員が乗って、積み上げ作業を行うよう
になるが、上に作業員が乗れないようなブロック体を積
み上げている場合には、その容器内部に隙間なくブロッ
ク体を積み上げること自体が困難になる不具合がある。
一方、収納するブロック体が外部環境と隔離する必要性
のあるものである場合には、収納容器の気密性を確保す
る必要もある。本発明の目的は、一人の作業員であって
もブロック体を容易に収納できるブロック体用角形収納
容器を提供することにある。本発明の別の目的は、ブロ
ック体を外部環境と隔離し得るブロック体用角形収納容
器を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
図１に示すように、複数の第１雌ねじ１１ｃ又は複数の
第１挿通孔が形成された上フランジ１１ａが上端周囲に
設けられ複数の第１取付孔１１ｄが形成された下フラン
ジ１１ｂが下端周囲に設けられた角形筒状の金属製胴部
１１と、複数の第１雌ねじ１１ｃ又は第１挿通孔に対応
する複数の第２取付孔１２ａが周囲に形成されかつ胴部
１１上端縁に当接可能な下面を有する金属製上蓋１２
と、複数の第２取付孔１２ａ及び複数の第１雌ねじ１１
ｃ又は複数の第１挿通孔を用いて上蓋１２を胴部１１の
上端縁に取付ける第１ねじ手段１７と、複数の第１取付
孔１１ｄに対応する複数の第２雌ねじ１３ａ又は複数の
第２挿通孔が周囲に形成され下面両側部にフォークリフ
トの一対の爪が挿入可能な角パイプ１８，１８が固着さ
れかつ胴部１１下端縁に当接可能な上面を有する金属製
底蓋１３と、複数の第１取付孔１１ｄ及び複数の第２雌
ねじ１３ａ又は複数の第２挿通孔を用いて底蓋１３を胴
部１１の下端縁に取付ける第２ねじ手段２２とを備えた
ブロック体用角形収納容器である。この請求項１に係る
ブロック体用角形収納容器では、底蓋１３を胴部１１か
ら分離して周囲に積み上げ作業を妨げる障害物がないよ
うな場所に配置し、その底蓋１３に収納物であるブロッ
ク体を積み上げた後、上蓋１２を予め上端縁に第１ねじ
手段１７により取付けた胴部１１を上側から被せ、第２
ねじ手段２２により底蓋１３を胴部１１の下端縁に取付
ける。これにより一人の作業員でもそのブロック体を容
易かつ確実に収納できる。

【０００５】請求項２に係る発明は、請求項１に係る発
明であって、上フランジ１１ａの上面周囲及び上蓋１２
の下面周囲のいずれか一方又は双方に環状のパッキン用
第１凹溝１４が形成され、上蓋１２と胴部１１の上端縁
を密接させるリング条の第１パッキン１６が第１凹溝１
４に収容され、下フランジ１１ｂの下面周囲及び底蓋１
３の上面周囲のいずれか一方又は双方に環状のパッキン
用第２凹溝１９が形成され、底蓋１３と胴部１１の下端
縁を密接させるリング条の第２パッキン２１が前記第２
凹溝１９に収容されたブロック体用角形収納容器であ
る。この請求項２に係るブロック体用角形収納容器で
は、上蓋１２と胴部１１の上端縁は第１パッキン１６に
より密接され、底蓋１３と胴部１１の下端縁は第２パッ
キン２１により密接される。この結果、容器内部のブロ
ック体２３を外部環境と隔離することができる。

【０００６】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１に示すように、収納容器１０は
胴部１１と上蓋１２と底蓋１３とを備える。胴部１１
は、金属製の角形筒体１１ｅと、角形筒体１１ｅの上端
外周囲に設けられた上フランジ１１ａと、角形筒体１１
ｅの下端外周囲に設けられた下フランジ１１ｂを有す
る。上フランジ１１ａ及び下フランジ１１ｂは角形筒体
１１ｅに溶接により接合され、胴部１１の上端縁を形成
する上フランジ１１ａの上面及び胴部１１の下端縁を形
成する下フランジ１１ｂの下面は極力平面仕上げされ
る。また、上フランジ１１ａには第１雌ねじ１１ｃが所
定の間隔を開けて複数形成され、下フランジ１１ｂには
第１取付孔１１ｄが所定の間隔を開けて複数形成され
る。

【０００７】上蓋１２は胴部１１における上フランジ１
１ａの外形に相応する外形に形成された金属製の板材で
あって、その上フランジ１１ａに形成された複数の第１
雌ねじ１１ｃに対応する複数の第２取付孔１２ａが周囲
に形成される。また、この上蓋１２の上部四隅には、こ
の収容容器１０を積み上げた場合のずれを防止するため
隅部材１２ｂが設けられ、この上蓋１２の下面は胴部１
１の上端縁に当接可能に極力平面に仕上げ加工される。
この実施の形態における隅部材１２ｂはＬ形に折り曲げ
られた鋼板であり、折り曲げられた角を上蓋１２の隅に
位置させるようにして４個の隅部材１２ｂが上蓋１２の
上部四隅に溶接により接合される。上フランジ１１ａの
上面周囲及び上蓋１２の下面周囲の双方には環状のパッ
キン用第１凹溝１４（上フランジ１１ａの上面周囲にお
けるもののみ示す）がそれぞれ形成され、その第１凹溝
１４にはリング条の第１パッキン１６が収容される。上
蓋１２の複数の第２取付孔１２ａには第１ねじ手段であ
る第１ボルト１７が挿通され、その後上フランジ１１ａ
の複数の第１雌ねじ１１ｃに螺合されて上蓋１２は胴部
１１の上端縁に取付けられる。

【０００８】一方、底蓋１３は胴部１１における下フラ
ンジ１１ｂの外形に相応する外形に形成された金属製の
板材であって、その下フランジ１１ｂに形成された複数
の第２取付孔１２ａに対応する複数の第２雌ねじ１３ａ
が周囲に形成される。この底蓋１３の下面両側部には図
示しないフォークリフトの一対の爪が挿入可能な同形同
大の一対の角パイプ１８，１８が互いに平行に固着さ
れ、底蓋１３の上面は胴部１１下端縁に当接可能に極力
平面に仕上げ加工される。一対の角パイプ１８，１８
は、収容容器１０を積み上げた場合に上蓋１２の隅部材
１２ｂに包囲された状態でその隅部材１２ｂと係合し、
上側の収容容器１０が下側の収納容器１０に対して水平
方向に移動しないように底蓋１３の外周縁から僅かに内
側にずれた位置に溶接により固着される。

【０００９】下フランジ１１ｂの下面周囲及び底蓋１３
の上面周囲の双方には環状のパッキン用第２凹溝１９
（底蓋の上面周囲におけるもののみ示す）がそれぞれ形
成され、その第２凹溝１９にはリング条の第２パッキン
２１が収容される。下フランジ１１ｂの複数の第１取付
孔１１ｄには第２ねじ手段である第２ボルト２２が挿通
され底蓋１３の第２雌ねじ１３ａに螺合されてこの底蓋
１３は胴部１１の下端縁に取付けられる。底蓋１３の第
２凹溝１９で包囲された内側には排水用雌ねじ孔１３ｂ
が形成され、図３の拡大図に示すように、この排水用雌
ねじ孔１３ｂには底蓋１３の下方から気密性を保つため
の座金２４を介して先端縁がその底蓋１３の上面から上
方に突出しないように雄ねじ２６が螺合される。

【００１０】このように構成された角形収納容器にブロ
ック体を収納する手順を図２を用いて説明する。図２
（ａ）に示すように、先ず底蓋１３のみを配置し、この
底蓋１３に収納すべきブロック体２３を整列して積み上
げる。この際底蓋１３に形成された第２凹溝１９（図
１）がそのブロック体２３を積み上げる位置の目安とな
り、排水用雌ねじ孔１３ｂに螺合された雄ねじ２６の先
端縁は底蓋１３の上面から上方に突出しないのでブロッ
ク体２３を積み上げる際の障害とならない。このように
本発明の収納容器では、胴部１１から分離されて周囲に
その積み上げ作業を妨げる障害物がないような場所に配
置された底蓋１３にブロック体２３を積み上げるので、
一人の作業員でもそのブロック体２３を容易かつ確実に
積み上げることができる。

【００１１】図２（ｂ）に示すように、ブロック体２３
が所定の高さまで積み上げられた後は、上蓋１２を予め
上端縁に第１ねじ手段である第１ボルト１７により取付
けた胴部１１を上側から被せ、その胴部１１の下端縁を
底蓋１３の上面に当接させる。この際、第２パッキン２
１は予め底蓋１３に形成された第２凹溝１９に収納させ
ておき、下フランジ１１ｂに形成された第２凹溝１９で
その第２パッキン２１を覆うように胴部１１の下端縁を
底蓋１３の上面に当接させる。なお、胴部１１を被せる
場合、上蓋１２が取付けられた胴部１１が比較的軽い場
合には作業員により行うことができるが、比較的重い場
合には、いわゆるクレーンにより吊り上げて運搬し、そ
の積み上げられたブロック体２３の上方からそのクレー
ンにより上蓋１２が取付けられた胴部１１を下降させて
被せることが好ましい。このようにクレーンを使用する
ことにより、胴部１１を被せる作業も一人の作業員で行
うことができる。

【００１２】図２（ｃ）に示すように、胴部１１の下端
縁を底蓋１３の上面に当接させると、下フランジ１１ｂ
の複数の第１取付孔１１ｄに底蓋１３の第２雌ねじ１３
ａが対向するので、第２ねじ手段である第２ボルト２２
をこの複数の第１取付孔１１ｄに挿通して底蓋１３の第
２雌ねじ１３ａに螺合して底蓋１３を胴部１１の下端縁
に取付ける。このように底蓋１３を胴部１１の下端縁に
取付けると第２凹溝１９中の第２パッキン２１は密着変
形して底蓋１３と胴部１１の下端縁を密接させる。一
方、上蓋１２と胴部１１の上端縁は第１パッキン１６に
より当初から密接されているため、底蓋１３を胴部１１
の下端縁に取付けた段階で内部のブロック体２３は外部
環境と隔離される。

【００１３】図示しないが、その後は運搬手段によりこ
の収納容器１０を保管場所まで運搬して保管するか、或
いは運搬手段によりトラック等に搭載して輸送すること
になるが、この運搬に際して本発明では底蓋１３の下面
両側部に角パイプ１８，１８を固着したので、フォーク
リフトを使用することができる。具体的には、フォーク
リフトの一対の爪を一対の角パイプ１８，１８に挿入す
るか、或いはその一対の爪を一対の角パイプ１８，１８
の間の空間に挿入して収納容器を持ち上げ、そのフォー
クリフトを目的の場所まで走行させることにより、一人
の作業員で収納容器１０を運搬することができる。

【００１４】図３に示すように、収納容器１０を保管或
いは輸送する際にフォークリフト等により積み上げた場
合には、上側の収納容器１０の底蓋１３に固着された一
対の角パイプ１８，１８が、下側の収納容器１０の上蓋
１２に設けられた隅部材１２ｂに包囲された状態でその
隅部材１２ｂと係合する。このため、上側の収容容器１
０が下側の収納容器１０に対して水平方向に移動するこ
とはなく、複数の収納容器１０を積み上げた状態で保管
或いは輸送する際の安全性が確保される。一方、収納容
器１０に収納して保管するブロック体２３が経時変化に
より液状化するおそれがあるものについては、所定期間
保管された後底蓋１３の排水用雌ねじ孔１３ｂに螺合さ
れた雄ねじ２６を取り外すだけの簡単な作業でブロック
体２３が液状化したか否かを容易に調査することが出来
る。即ち、雄ねじ２６を取り外した排水用雌ねじ孔１３
ｂからブロック体２３が液状化した状態で流出したなら
ば液状化しており、流出しなければ液状化していないこ
とが判断でき、調査の度に上蓋１２又は底蓋１３を胴部
１１から取り外す煩わしさを回避できる。

【００１５】なお、上述した実施の形態では、上フラン
ジ１１ａに第１雌ねじ１１ｃを所定の間隔を開けて複数
形成し、上蓋１２の複数の第２取付孔１２ａに第１ねじ
手段である第１ボルト１７を挿通してそれらの第１雌ね
じ１１ｃに螺合することにより上蓋１２を胴部１１の上
端縁に取付けたが、図示しないが、上フランジに第１挿
通孔を所定の間隔を開けて複数形成し、上蓋の複数の第
２取付孔に第１ボルトと第１ナットからなる第１ねじ手
段を用い、上蓋１２の複数の第２取付孔に挿通された第
１ボルトを更に第１挿通孔に挿通させ、上フランジの下
方から第１ナットを第１ボルトに螺着することにより上
蓋を胴部の上端縁に取付けてもよい。

【００１６】また、上述した実施の形態では、底蓋１３
の周囲に第２雌ねじ１３ａを複数形成し、下フランジ１
１ｂの複数の第１取付孔１１ｄに第２ねじ手段である第
２ボルト２２を挿通してその第２雌ねじ１３ａに螺合す
ることにより底蓋１３を胴部１１の下端縁に取付けた
が、図示しないが、底蓋の周囲に第２挿通孔を複数形成
し、第２ボルト及び第２ナットからなる第２ねじ手段を
用い、下フランジ１１ｂの複数の第１取付孔１１ｄに挿
通された第２ボルトを更に第２挿通孔に挿通させ、底蓋
の下方から第２ナットを第２ボルトに螺着することによ
り底蓋を胴部の下端縁に取付けてもよい。

【００１７】また、上述した実施の形態では、上フラン
ジ１１ａの上面周囲及び上蓋１２の下面周囲の双方にパ
ッキン用第１凹溝１４をそれぞれ形成したが、第１パッ
キン１６により上蓋１２と胴部１１の上端縁を密接可能
である限り、第１凹溝１４は上フランジ１１ａの上面周
囲又は上蓋１２の下面周囲のいずれか一方にのみ形成し
ても良い。更に、上述した実施の形態では、下フランジ
１１ｂの下面周囲及び底蓋１３の上面周囲の双方にパッ
キン用第２凹溝１９をそれぞれ形成したが、第２パッキ
ン２１により底蓋１３と胴部１１の下端縁を密接可能で
ある限り、第２凹溝１９は下フランジ１１ｂの下面周囲
又は底蓋１３の上面周囲のいずれか一方にのみ形成して
も良い。

【００１８】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
フランジが上端周囲に設けられ下フランジが下端周囲に
設けられた角形筒状の金属製胴部と、胴部上端縁に当接
可能な下面を有する金属製上蓋と、上蓋を胴部の上端縁
に取付ける第１ねじ手段と、下面両側部にフォークリフ
トの一対の爪が挿入可能な角パイプが固着されかつ胴部
下端縁に当接可能な上面を有する金属製底蓋と、底蓋を
胴部の下端縁に取付ける第２ねじ手段とを備えたので、
底蓋を胴部から分離して周囲に積み上げ作業を妨げる障
害物がないような場所に配置し、その底蓋に収納物であ
るブロック体を積み上げた後、上蓋を予め取付けた胴部
を上側から被せ、第２ねじ手段により底蓋を胴部の下端
縁に取付けることができる。この結果、一人の作業員で
もそのブロック体を容易かつ確実に収納することができ
る。また、上フランジの上面周囲及び上蓋の下面周囲の
いずれか一方又は双方にパッキン用第１凹溝を形成して
その第１凹溝に第１パッキンを収容し、下フランジの下
面周囲及び底蓋の上面周囲のいずれか一方又は双方に第
２凹溝を形成してその第２凹溝に第２パッキンを収容す
れば、上蓋と胴部の上端縁は第１パッキンにより密接さ
れ、底蓋と胴部の下端縁は第２パッキンにより密接され
る。この結果、容器内部のブロック体を外部環境と隔離
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のブロック体用角形収納容器の構成を示
す分解斜視図。

【図２】その収納容器にブロック体を収容する工程を示
す図。

【図３】複数の収納容器を積み上げた状態を示す図。

【符号の説明】

１０ 角形収納容器 １１ 胴部 １１ａ 上フランジ １１ｂ 下フランジ １１ｃ 第１雌ねじ １１ｄ 第１取付孔 １２ 上蓋 １２ａ 第２取付孔 １３ 底蓋 １３ａ 第２雌ねじ １４ 第１凹溝 １６ 第１パッキン １７ 第１ボルト（第１ねじ手段） １８ 角パイプ １９ 第２凹溝 ２１ 第２パッキン ２２ 第２ボルト（第２ねじ手段）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E006 AA02 BA01 CA05 DA01 DB03 3E061 AA05 AB04 CA22 DB14 3E063 AA09 AA11 BA01 BB01 CA04 CA06 CD08 CD11 EE01

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の第１雌ねじ(11c)又は複数の第１
   挿通孔が形成された上フランジ(11a)が上端周囲に設け
   られ複数の第１取付孔(11d)が形成された下フランジ(11
   b)が下端周囲に設けられた角形筒状の金属製胴部(11)
   と、 前記複数の第１雌ねじ(11c)又は第１挿通孔に対応する
   複数の第２取付孔(12a)が周囲に形成されかつ前記胴部
   (11)上端縁に当接可能な下面を有する金属製上蓋(12)
   と、 前記複数の第２取付孔(12a)及び前記複数の第１雌ねじ
   (11c)又は前記複数の第１挿通孔を用いて前記上蓋(12)
   を前記胴部(11)の上端縁に取付ける第１ねじ手段(17)
   と、 前記複数の第１取付孔(11d)に対応する複数の第２雌ね
   じ(13a)又は複数の第２挿通孔が周囲に形成され下面両
   側部にフォークリフトの一対の爪が挿入可能な角パイプ
   (18,18)が固着されかつ前記胴部(11)下端縁に当接可能
   な上面を有する金属製底蓋(13)と、 前記複数の第１取付孔(11d)及び前記複数の第２雌ねじ
   (13a)又は前記複数の第２挿通孔を用いて前記底蓋(13)
   を前記胴部(11)の下端縁に取付ける第２ねじ手段(22)と
   を備えたブロック体用角形収納容器。
2. 【請求項２】 上フランジ(11a)の上面周囲及び上蓋(1
   2)の下面周囲のいずれか一方又は双方に環状のパッキン
   用第１凹溝(14)が形成され、上蓋(12)と胴部(11)の上端
   縁を密接させるリング条の第１パッキン(16)が前記第１
   凹溝(14)に収容され、下フランジ(11b)の下面周囲及び
   底蓋(13)の上面周囲のいずれか一方又は双方に環状のパ
   ッキン用第２凹溝(19)が形成され、底蓋(13)と胴部(11)
   の下端縁を密接させるリング条の第２パッキン(21)が前
   記第２凹溝(19)に収容された請求項１記載のブロック体
   用角形収納容器。