JP2002086367A - 釘打ち機 - Google Patents
釘打ち機Info
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- JP2002086367A JP2002086367A JP2000280002A JP2000280002A JP2002086367A JP 2002086367 A JP2002086367 A JP 2002086367A JP 2000280002 A JP2000280002 A JP 2000280002A JP 2000280002 A JP2000280002 A JP 2000280002A JP 2002086367 A JP2002086367 A JP 2002086367A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid plate
- nozzle
- staple firing
- staple
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/001—Nail feeding devices
- B25C1/005—Nail feeding devices for rows of contiguous nails
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C5/00—Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
- B25C5/16—Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices
- B25C5/1665—Staple-feeding devices, e.g. with feeding means, supports for staples or accessories concerning feeding devices with means for preventing jamming or aiding unjamming within the drive channel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ステープル打ち込み時の衝撃力による蓋板の緩
み発生を防止する。 【解決手段】蓋板２９の両側縁部側には、本体側突起３
０、３０と噛み合う蓋板側突起３２、３２が形成され、
蓋板側突起３２、３２の縁部分３３、３３と本体側突起
３０、３０のテーパー面３１、３１同士が接触し、互い
に押し合うように力が働くときに、本体側突起と蓋板側
突起３０、３０と蓋板側突起３２、３２が強く噛み合う
ようになっており、ノズル本体２８側と蓋板２９側に
は、本体側突起３０、３０と蓋板側突起３２、３２を互
いに押し合って噛み合うように付勢する固定手段３４が
設けられている。
み発生を防止する。 【解決手段】蓋板２９の両側縁部側には、本体側突起３
０、３０と噛み合う蓋板側突起３２、３２が形成され、
蓋板側突起３２、３２の縁部分３３、３３と本体側突起
３０、３０のテーパー面３１、３１同士が接触し、互い
に押し合うように力が働くときに、本体側突起と蓋板側
突起３０、３０と蓋板側突起３２、３２が強く噛み合う
ようになっており、ノズル本体２８側と蓋板２９側に
は、本体側突起３０、３０と蓋板側突起３２、３２を互
いに押し合って噛み合うように付勢する固定手段３４が
設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステープルを目標
物に打ち込む釘打ち機に関し、更に詳しくは、ステープ
ルを打ち込むノズル本体のステープル発射通路を閉鎖す
る蓋板の緩みを防止した釘打ち機に関する。
物に打ち込む釘打ち機に関し、更に詳しくは、ステープ
ルを打ち込むノズル本体のステープル発射通路を閉鎖す
る蓋板の緩みを防止した釘打ち機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、釘打ち機には、電動式或いは
圧縮空気を用いてステープルを目標物に打ち込むものが
知られている。
圧縮空気を用いてステープルを目標物に打ち込むものが
知られている。
【０００３】図８はステープルを釘打ち機から目標物に
打ち込む部位であるステープル発射ノズル１を示したも
のであり、このステープル発射ノズル１は、釘打ち機本
体側の前部に突設されるノズル本体２を備えており、こ
のノズル本体２にステープルを発射するステープル発射
通路３が形成されている。図示しないステープルは目標
物に打ち込む一対の軸部とこの一対の軸部を連結する連
結軸とからなり、ステープル発射通路３内には一対の軸
部が前方目標物に向くようにセットされる。ステープル
発射通路３内にセットされたステープルは、ステープル
の後方からステープルドライバーにより前方に押し出さ
れるようになっている。
打ち込む部位であるステープル発射ノズル１を示したも
のであり、このステープル発射ノズル１は、釘打ち機本
体側の前部に突設されるノズル本体２を備えており、こ
のノズル本体２にステープルを発射するステープル発射
通路３が形成されている。図示しないステープルは目標
物に打ち込む一対の軸部とこの一対の軸部を連結する連
結軸とからなり、ステープル発射通路３内には一対の軸
部が前方目標物に向くようにセットされる。ステープル
発射通路３内にセットされたステープルは、ステープル
の後方からステープルドライバーにより前方に押し出さ
れるようになっている。
【０００４】ステープル発射通路３は、ステープルが曲
がったり、複数のステープルが重なり合ってジャムにな
った場合に、それらを除去できるように、開放可能な蓋
板４で閉鎖されている。蓋板４を固定するために、ノズ
ル本体２のステープル発射通路３の両側縁部には、本体
側突起５、５が突設されており、蓋板４の表面には、ロ
ックレバー６のヒンジ部７をピン８により軸止する軸受
け部９、９が突設され、ロックレバー６の両側縁部にバ
ンド１０の両端部が回動自在に保持されている。
がったり、複数のステープルが重なり合ってジャムにな
った場合に、それらを除去できるように、開放可能な蓋
板４で閉鎖されている。蓋板４を固定するために、ノズ
ル本体２のステープル発射通路３の両側縁部には、本体
側突起５、５が突設されており、蓋板４の表面には、ロ
ックレバー６のヒンジ部７をピン８により軸止する軸受
け部９、９が突設され、ロックレバー６の両側縁部にバ
ンド１０の両端部が回動自在に保持されている。
【０００５】蓋板４は、ステープル発射通路３の両側に
段設された段部１１、１１に支持されており、ロックレ
バー６を起こした状態で蓋板４を段部１１、１１に嵌め
込み、バンド１０の連結部１２を本体側突起５、５に掛
け止め、ロックレバー６を倒すと、蓋板４が段部１１、
１１に固定されるようになっている。
段設された段部１１、１１に支持されており、ロックレ
バー６を起こした状態で蓋板４を段部１１、１１に嵌め
込み、バンド１０の連結部１２を本体側突起５、５に掛
け止め、ロックレバー６を倒すと、蓋板４が段部１１、
１１に固定されるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな釘打ち機のステープル発射ノズル１からステープル
を発射する場合、ステープルはステープルドライバーの
衝撃力や目標物の硬度などにより、蓋板４をノズル本体
２から離して蓋板４を開けようとする外力が作用するこ
とがあり、そのたびにバンド１０の連結部１２に力Ｆが
加わり、連結部１２が曲がったり、バンド１０の湾曲部
１３、１３の曲がりの曲率半径が大きくなり、蓋板４が
がたついてステープルの発射軌道が決まらず、ステープ
ルのジャムが生じやすくなるという問題があった。
うな釘打ち機のステープル発射ノズル１からステープル
を発射する場合、ステープルはステープルドライバーの
衝撃力や目標物の硬度などにより、蓋板４をノズル本体
２から離して蓋板４を開けようとする外力が作用するこ
とがあり、そのたびにバンド１０の連結部１２に力Ｆが
加わり、連結部１２が曲がったり、バンド１０の湾曲部
１３、１３の曲がりの曲率半径が大きくなり、蓋板４が
がたついてステープルの発射軌道が決まらず、ステープ
ルのジャムが生じやすくなるという問題があった。
【０００７】本発明にかかる釘打ち機は、このような問
題に着目してなされたものであり、ステープル発射通路
を閉鎖する蓋板に経年変化によるがたつきや隙間が発生
せず、ステープルのジャムの起こりにくい釘打ち機を提
供することを目的とする。
題に着目してなされたものであり、ステープル発射通路
を閉鎖する蓋板に経年変化によるがたつきや隙間が発生
せず、ステープルのジャムの起こりにくい釘打ち機を提
供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１にかかる釘打ち機は、目標物に対
してステープルを発射するステープル発射ノズルを備
え、前記ステープル発射ノズルが、釘打ち機本体側に取
り付けられるノズル本体と、このノズル本体のステープ
ル発射通路を閉鎖し、前記ステープルを案内する蓋板と
を有する釘打ち機であって、前記ノズル本体のステープ
ル発射通路の両側縁部に、前記蓋板の両側縁部と接触固
定するための本体側突起をそれぞれ形成し、前記蓋板の
両側縁部側に前記ノズル本体の本体側突起と噛み合う蓋
板側突起を形成し、前記ノズル本体側と前記蓋板側に前
記本体側突起と前記蓋板側突起を互いに押し合って噛み
合うように付勢する固定手段を設けたことを特徴とす
る。
に、本発明の請求項１にかかる釘打ち機は、目標物に対
してステープルを発射するステープル発射ノズルを備
え、前記ステープル発射ノズルが、釘打ち機本体側に取
り付けられるノズル本体と、このノズル本体のステープ
ル発射通路を閉鎖し、前記ステープルを案内する蓋板と
を有する釘打ち機であって、前記ノズル本体のステープ
ル発射通路の両側縁部に、前記蓋板の両側縁部と接触固
定するための本体側突起をそれぞれ形成し、前記蓋板の
両側縁部側に前記ノズル本体の本体側突起と噛み合う蓋
板側突起を形成し、前記ノズル本体側と前記蓋板側に前
記本体側突起と前記蓋板側突起を互いに押し合って噛み
合うように付勢する固定手段を設けたことを特徴とす
る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にしつつ本発明
の実施の形態にかかる釘打ち機を説明する。
の実施の形態にかかる釘打ち機を説明する。
【００１０】図７は、本実施の形態にかかる釘打ち機２
０を示したものであり、釘打ち機２０はハンドル２１、
トリガー２２、シリンダヘッド部２３、シリンダ部２
４、ステープル発射ノズル２５を備えている。
０を示したものであり、釘打ち機２０はハンドル２１、
トリガー２２、シリンダヘッド部２３、シリンダ部２
４、ステープル発射ノズル２５を備えている。
【００１１】釘打ち機２０のハンドル部２１の下部カプ
ラ２６には圧縮空気供給ホースのカプラが接続される。
下部カプラ２６から導入された圧縮空気は、トリガー２
２を引くことにより、ハンドル部２１内部を通過してシ
リンダヘッド部２３に入り、シリンダ部２４に供給され
る。シリンダ部２４にはピストンが格納され、ピストン
にステープルドライバーが固定されている。ステープル
ドライバーはシリンダ部２４からステープル発射ノズル
２５に延びており、ピストンの往復動作に伴ってステー
プル発射ノズル２５内部のステープル発射通路４３（図
１、図４〜図６参照）を往復動作する。ステープル発射
通路４３内部には、ステープルガイド２７（図７参照）
からコ字状のステープルが１本ずつ供給されるステープ
ル投入口（図示せず）が形成されている。
ラ２６には圧縮空気供給ホースのカプラが接続される。
下部カプラ２６から導入された圧縮空気は、トリガー２
２を引くことにより、ハンドル部２１内部を通過してシ
リンダヘッド部２３に入り、シリンダ部２４に供給され
る。シリンダ部２４にはピストンが格納され、ピストン
にステープルドライバーが固定されている。ステープル
ドライバーはシリンダ部２４からステープル発射ノズル
２５に延びており、ピストンの往復動作に伴ってステー
プル発射ノズル２５内部のステープル発射通路４３（図
１、図４〜図６参照）を往復動作する。ステープル発射
通路４３内部には、ステープルガイド２７（図７参照）
からコ字状のステープルが１本ずつ供給されるステープ
ル投入口（図示せず）が形成されている。
【００１２】ステープル発射ノズル２５は、釘打ち機本
体側に取り付けられるノズル本体２８と、蓋板２９とを
有する。ノズル本体２８には、ステープル発射通路４３
が形成されており、蓋板２９はステープル発射通路４３
を閉鎖し、発射されるステープルを目標物に対して案内
するものである。
体側に取り付けられるノズル本体２８と、蓋板２９とを
有する。ノズル本体２８には、ステープル発射通路４３
が形成されており、蓋板２９はステープル発射通路４３
を閉鎖し、発射されるステープルを目標物に対して案内
するものである。
【００１３】ノズル本体２８のステープル発射通路４３
の両側縁部には、蓋板２９の両側縁部と接触して蓋板２
９を固定するための本体側突起３０、３０が形成されて
いる。本体側突起３０、３０は上部が前方に突出するよ
うに逆Ｌ字形状に形成されており、前方の切欠に形成さ
れたテーパー面３１が蓋板２９を固定する接触部とされ
る。
の両側縁部には、蓋板２９の両側縁部と接触して蓋板２
９を固定するための本体側突起３０、３０が形成されて
いる。本体側突起３０、３０は上部が前方に突出するよ
うに逆Ｌ字形状に形成されており、前方の切欠に形成さ
れたテーパー面３１が蓋板２９を固定する接触部とされ
る。
【００１４】蓋板２９の両側縁部側には、本体側突起３
０、３０と噛み合う蓋板側突起３２、３２が形成されて
いる。蓋板側突起３２、３２の縁部分３３、３３（図３
参照）はテーパー面とされており、これによって、蓋板
側突起３２、３２の縁部分３３、３３と本体側突起３
０、３０のテーパー面３１、３１同士が接触し、互いに
押し合うように力が働くときに、本体側突起３０、３０
と蓋板側突起３２、３２が強く噛み合うようになってい
る。
０、３０と噛み合う蓋板側突起３２、３２が形成されて
いる。蓋板側突起３２、３２の縁部分３３、３３（図３
参照）はテーパー面とされており、これによって、蓋板
側突起３２、３２の縁部分３３、３３と本体側突起３
０、３０のテーパー面３１、３１同士が接触し、互いに
押し合うように力が働くときに、本体側突起３０、３０
と蓋板側突起３２、３２が強く噛み合うようになってい
る。
【００１５】ノズル本体２８側と蓋板２９側には、本体
側突起３０、３０と蓋板側突起３２、３２を互いに押し
合って噛み合うように付勢する固定手段３４が設けられ
ている。
側突起３０、３０と蓋板側突起３２、３２を互いに押し
合って噛み合うように付勢する固定手段３４が設けられ
ている。
【００１６】固定手段３４は、蓋板２９側の軸受け３
５、３５にピン３６により軸止されたロックレバー３７
と、ロックレバー３７の両側部に回動可能に保持された
バンド３８と、ノズル本体２８の後部表面に形成された
フック部３９、３９とにより構成される。なお、蓋板２
９の後端部は、板体４５の前部縁部４０に近接して配置
される。
５、３５にピン３６により軸止されたロックレバー３７
と、ロックレバー３７の両側部に回動可能に保持された
バンド３８と、ノズル本体２８の後部表面に形成された
フック部３９、３９とにより構成される。なお、蓋板２
９の後端部は、板体４５の前部縁部４０に近接して配置
される。
【００１７】ロックレバー３７の根元側の両側部には軸
受け部４１、４１がそれぞれ下に向けて突設されてい
る。軸受け部４１、４１は、図３〜図６に示すように、
ピン３６により軸受け部３５、３５に支持されている。
この軸受け部４１、４１には、バンド３８の端末部３８
Ａ、３８Ａが回動自在に保持されている。バンド３８の
両側部３８Ｂ、３８Ｂは弾性力を得るように湾曲してい
る。ノズル本体２８側には、ボルト４４、４４により板
体４５が取り付けられており、この板体４５の上部にフ
ック部３９、３９が形成されている。この一対のフック
部３９、３９に、バンド３８の連結部３８Ｃは掛け止め
られる。フック部３９、３９の後方は開いており、通常
の蓋板２９の開放時には、フック部３９、３９とバンド
３８の連結部３８Ｃは係合したままであるが、修理等で
固定手段３４を分解するときは、フック部３９、３９か
ら連結部３８Ｃを外すことができるようになっている。
また、板体４５の左右側縁部には、バンド３８の左右の
移動を規制するストッパー突起４２が一対形成されてい
る。
受け部４１、４１がそれぞれ下に向けて突設されてい
る。軸受け部４１、４１は、図３〜図６に示すように、
ピン３６により軸受け部３５、３５に支持されている。
この軸受け部４１、４１には、バンド３８の端末部３８
Ａ、３８Ａが回動自在に保持されている。バンド３８の
両側部３８Ｂ、３８Ｂは弾性力を得るように湾曲してい
る。ノズル本体２８側には、ボルト４４、４４により板
体４５が取り付けられており、この板体４５の上部にフ
ック部３９、３９が形成されている。この一対のフック
部３９、３９に、バンド３８の連結部３８Ｃは掛け止め
られる。フック部３９、３９の後方は開いており、通常
の蓋板２９の開放時には、フック部３９、３９とバンド
３８の連結部３８Ｃは係合したままであるが、修理等で
固定手段３４を分解するときは、フック部３９、３９か
ら連結部３８Ｃを外すことができるようになっている。
また、板体４５の左右側縁部には、バンド３８の左右の
移動を規制するストッパー突起４２が一対形成されてい
る。
【００１８】この蓋板２９をノズル本体２８に固定する
ときには、図５に示すように、バンド３８の連結部３８
Ｃがフック部３９、３９に掛かった状態で、ステープル
発射通路４３の縁部に蓋板２９をセットする。次に、図
６に示すように、ロックレバー３７を前に倒すと、本体
側突起３０と蓋板側突起３２とが噛み合って蓋板２９が
ノズル本体２８に固定される。
ときには、図５に示すように、バンド３８の連結部３８
Ｃがフック部３９、３９に掛かった状態で、ステープル
発射通路４３の縁部に蓋板２９をセットする。次に、図
６に示すように、ロックレバー３７を前に倒すと、本体
側突起３０と蓋板側突起３２とが噛み合って蓋板２９が
ノズル本体２８に固定される。
【００１９】この固定されているときに、本体側突起３
０と蓋板側突起３２とが互いに噛み合うように接触し、
更に、バンド３８の牽引力により、テーパー面３１と縁
部分３３とが互いに食い込むように接触するので、蓋板
２９がノズル本体２８に強固に固定される。このとき、
テーパー面３１と縁部分３３との相互の食い込みを確実
にするために、蓋板２９の後端部と板体４５の前部縁部
４０との間には、０．５〜１ｍｍ程度隙間が設けられて
いる。
０と蓋板側突起３２とが互いに噛み合うように接触し、
更に、バンド３８の牽引力により、テーパー面３１と縁
部分３３とが互いに食い込むように接触するので、蓋板
２９がノズル本体２８に強固に固定される。このとき、
テーパー面３１と縁部分３３との相互の食い込みを確実
にするために、蓋板２９の後端部と板体４５の前部縁部
４０との間には、０．５〜１ｍｍ程度隙間が設けられて
いる。
【００２０】このように蓋板２９がノズル本体２８に固
定されている状態で、ステープルを打ち出すと、ステー
プルドライバの衝撃力や目標物の硬度により、ステープ
ルが二度打ちされたり、ステープル発射通路４３内で折
れ曲がるような力が発生しても、本体側突起３０と蓋板
側突起３２とが蓋板２９を開けようとする力を受け止め
るので、バンド３８が弱って蓋板２９が開きやすくなる
という状態を防止できる。
定されている状態で、ステープルを打ち出すと、ステー
プルドライバの衝撃力や目標物の硬度により、ステープ
ルが二度打ちされたり、ステープル発射通路４３内で折
れ曲がるような力が発生しても、本体側突起３０と蓋板
側突起３２とが蓋板２９を開けようとする力を受け止め
るので、バンド３８が弱って蓋板２９が開きやすくなる
という状態を防止できる。
【００２１】これによって、ステープル打ち込みの経年
変化により蓋板２９が緩んだり、隙間が大きくなって、
ステープルのジャムが発生するような事態を充分に防止
できる。
変化により蓋板２９が緩んだり、隙間が大きくなって、
ステープルのジャムが発生するような事態を充分に防止
できる。
【００２２】
【発明の効果】本発明の請求項１にかかる釘打ち機によ
れば、ノズル本体に形成されたステープル発射通路の両
側縁部に本体側突起をそれぞれ形成し、蓋板の両側縁部
に蓋板側突起をそれぞれ形成し、本体側突起と蓋板側突
起を互いに押し合って互いに噛み合うように、固定手段
が付勢するので、ステープル発射時のステープルドライ
バーの衝撃力や目標物の硬度によって、蓋板を開けよう
とする外力がステープルから加えられても、その外力が
本体側突起と蓋板側突起とが噛み合うように作用するの
で、経年変化によって蓋板ががたついたり隙間が拡大す
ることが防止され、ステープルのジャムが発生しにくく
なる。
れば、ノズル本体に形成されたステープル発射通路の両
側縁部に本体側突起をそれぞれ形成し、蓋板の両側縁部
に蓋板側突起をそれぞれ形成し、本体側突起と蓋板側突
起を互いに押し合って互いに噛み合うように、固定手段
が付勢するので、ステープル発射時のステープルドライ
バーの衝撃力や目標物の硬度によって、蓋板を開けよう
とする外力がステープルから加えられても、その外力が
本体側突起と蓋板側突起とが噛み合うように作用するの
で、経年変化によって蓋板ががたついたり隙間が拡大す
ることが防止され、ステープルのジャムが発生しにくく
なる。
【図１】本発明の実施の形態にかかる釘打ち機のステー
プル発射ノズル部分の拡大図
プル発射ノズル部分の拡大図
【図２】図１のステープル発射ノズル部分の平面図
【図３】図１のステープル発射ノズル部分において本体
側突起と蓋板側突起とが噛み合っている状態を示す側面
図
側突起と蓋板側突起とが噛み合っている状態を示す側面
図
【図４】図１のステープル発射ノズル部分において蓋板
を開けた状態を示す断面図
を開けた状態を示す断面図
【図５】図１のステープル発射ノズル部分に蓋板を固定
する前の状態を示す断面図
する前の状態を示す断面図
【図６】図５の蓋板をステープル発射通路に嵌め込んで
ロックレバーを倒し、蓋板をステープル発射通路に固定
した状態の断面図
ロックレバーを倒し、蓋板をステープル発射通路に固定
した状態の断面図
【図７】図１乃至図７のステープル発射ノズル部分を備
えた釘打ち機の概略図
えた釘打ち機の概略図
【図８】従来のステープル発射ノズルの部分拡大図
２８ ノズル本体 ２９ 蓋板 ３０ 本体側突起 ３１ テーパー面 ３２ 蓋板側突起 ３３ 縁部分 ３４ 固定手段 ３８ バンド ３９ フック部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一場 朋典 東京都中央区日本橋箱崎町６番６号マック ス株式会社内 Ｆターム(参考） 3C054 CB01 CD05 CE11 CF13 3C068 AA04 AA07 CC02 FF30 JJ03
Claims (1)
- 【請求項１】目標物に対してステープルを発射するステ
ープル発射ノズルを備え、前記ステープル発射ノズル
が、釘打ち機本体側に取り付けられるノズル本体と、こ
のノズル本体のステープル発射通路を閉鎖し、前記ステ
ープルを案内する蓋板とを有する釘打ち機であって、 前記ノズル本体のステープル発射通路の両側縁部に、前
記蓋板の両側縁部と接触固定するための本体側突起をそ
れぞれ形成し、前記蓋板の両側縁部側に前記ノズル本体
の本体側突起と噛み合う蓋板側突起を形成し、前記ノズ
ル本体側と前記蓋板側に前記本体側突起と前記蓋板側突
起を互いに押し合って噛み合うように付勢する固定手段
を設けたことを特徴とする釘打ち機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000280002A JP2002086367A (ja) | 2000-09-14 | 2000-09-14 | 釘打ち機 |
| DE60122076T DE60122076T2 (de) | 2000-09-14 | 2001-09-12 | Heftpistole |
| EP01250322A EP1188523B1 (en) | 2000-09-14 | 2001-09-12 | Staple gun |
| US09/951,203 US6598776B2 (en) | 2000-09-14 | 2001-09-13 | Staple gun |
| TW090122879A TW580421B (en) | 2000-09-14 | 2001-09-14 | Staple gun |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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