JP2002086003A - 解砕混合用ミキサ - Google Patents

解砕混合用ミキサ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱水ケーキ等の塊状物を効果的に再利用可能
に解砕するミキサを提供する。 【解決手段】 混合槽2内に二本の平行な混合軸3、3
´を配設すると共に、それぞれの混合軸3、3´にアー
ム10を所定間隔で複数配設する。前記アーム10の先
端には材料を混合槽2の内壁16に押し当てて擦り潰す
擦り潰し羽根13と、擦り潰す際に混合槽2の内壁16
に付着した材料を掻き取る掻き取り羽根14とをそれぞ
れ混合軸3、3´と略平行な一本の羽根固定ボルト15
で螺着する。そして、各羽根13、14を処理する塊状
物に応じて適宜角度に調整して効果的に解砕する。ま
た、各羽根13,14と混合槽2の内壁16との間に異
物が噛み込んで負荷がかかると羽根固定ボルト15回り
に羽根13,14が回動して衝撃を逃がし、アームや軸
の破損等を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、砕石場等
にて発生する砕石粉の脱水ケーキ等の塊状物を解砕した
り、また塊状物を解砕しながら固化材を混ぜ合わせた
り、その他、泥土や飛灰等に固化材等を混ぜ合わせるな
ど、各種材料の解砕、混合、混練に使用されるミキサに
関する。
【0002】
【従来の技術】砕石場等では砕石を洗浄するなどの湿式
処理をしてその廃水処理プロセスから多量の砕石粉脱水
ケーキが発生している。この脱水ケーキは粒径の極めて
細かい砂質系の微粒子であって、雨水等により容易に泥
状化してしまう性状のため、産業廃棄物として埋め立て
処分されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は脱水ケーキを廃棄処分せずに有効利用できないかとい
う要望もあり、そのためには固形化した脱水ケーキを細
かく砕いて粒状化できれば、固化材等と混合して道路の
路盤材等への用途も広がるのではないかと考えられてい
る。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、脱水ケーキ等の
塊状物を再利用可能に効果的に解砕する解砕混合用ミキ
サを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、請求項1記載の解砕混合用ミキサにあっ
ては、混合槽内に相反方向に回転する二本の平行な混合
軸を配設し、それぞれの混合軸にアームを放射状に所定
間隔で複数配設すると共に、該アームの先端に材料を混
合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦り潰し羽根と、混合
槽の内壁に付着した材料を掻き取る掻き取り羽根とを一
本の羽根固定ボルトで螺着し、固定ボルトの締緩にてよ
って擦り潰し羽根と掻き取り羽根をアームに対して角度
調整自在に構成したことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の解砕混合用ミキサに
あっては、前記アームの先端と擦り潰し羽根、及び掻き
取り羽根との取り付けに補助アームを介在させ、該補助
アームのアームへの取り付け箇所にはアームの軸方向に
沿ってボルト幅のスリットを穿設し、擦り潰し羽根及び
掻き取り羽根をアームの軸方向に対して進退自在に構成
したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の解砕混合
用ミキサによれば、混合軸を回転させて混合槽内でアー
ム先端に螺着した擦り潰し羽根及び掻き取り羽根を回転
させる。このとき、これらの羽根は混合槽の側壁に沿っ
て上昇する方向に回転させる。
【0008】そして、混合槽内に塊状の脱水ケーキ等を
投入すると、擦り潰し羽根が混合槽の底部から側壁へと
回転する間に材料を混合槽壁に押し付けて押し潰しなが
ら持ち上げる。また、こうして混合槽壁に押し付けられ
て付着した材料は掻き取り羽根の回転と共に混合槽壁よ
り掻き取られて混合槽内へと落下し、再び擦り潰し羽根
により擦り潰しが行われる。このように、擦り潰し羽根
と掻き取り羽根によって材料は擦り潰しの作用を何度も
繰り返し受けて細かく解砕されていく。
【0009】一方、混合槽の壁面と擦り潰し羽根や掻き
取り羽根とによって形成される角度が、脱水ケーキの性
状等によっては、大き過ぎてミキサに負荷がかかり過ぎ
たり、或いは小さ過ぎて十分な擦り潰し効果や掻き取り
効果が得られなかったりする場合があり、各羽根とアー
ムとを螺着している一本の羽根固定ボルトを軸として各
羽根を随時回動させて適宜角度に調整するようにしてい
る。また、各羽根と混合槽壁との間で異物が噛み込んで
羽根に大きな負荷がかかかると羽根固定ボルト1本にて
軸着しているだけなので固定ボルトを中心にして羽根が
回動させられ、衝撃を逃がして羽根やアーム、或いは軸
の破損等を防止することができる。
【0010】また、請求項2記載の解砕混合用ミキサに
よれば、脱水ケーキの性状によって、アーム先端と補助
アームとを螺着するボルトに補助アームのスリットを沿
わせて補助アームを摺動させ、それに伴って擦り潰し羽
根と掻き取り羽根羽根をアームの軸方向に対して進退さ
せ、混合する材料に応じて羽根先端と混合槽壁との隙間
を調整すれば擦り潰し効果や掻き取り効果を十分に発揮
させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図中の1は塊状物を解砕混合するミキサで
あって、混合槽2内に二本の平行な混合軸3、3´を貫
通し、混合槽2に固定した軸受4により回転自在に支持
している。
【0013】混合軸3、3´の一端部にはギヤ5、5´
を装着して固定すると共に、それぞれのギヤ5、5´を
噛合させて混合軸3、3´を同期速度で回転させるよう
にしている。また、混合軸3、3´の他端部には回転伝
達機構としてスプロケット6、6´を装着して固定し、
該スプロケット6、6´と駆動用モータ7、7´に取り
付けたスプロケット8、8´とをチェーン9、9´によ
り連結し、駆動用モータ7、7´によって混合軸3、3
´を図5の矢印で示す方向に回転させる。
【0014】混合軸3、3´にはアーム10を放射状に
配設すると共に、該アーム10の先端には補助アーム1
1をボルト12で螺着しており、更に前記補助アーム1
1の先端に塊状物を擦り潰す作用を行う擦り潰し羽根1
3、または混合槽2に付着した材料を掻き取る作用を行
う掻き取り羽根14を混合軸3、3´と平行とした一本
の羽根固定ボルト15で螺着し、該羽根固定ボルト15
の締緩によってアーム11に対する取り付け角度を調整
できるようにしている。
【0015】前記擦り潰し羽根13は混合軸3、3´の
軸心に略平行とした平板状のものであり、混合槽2と擦
り潰し羽根13との隙間は、図5に示すように、回転方
向の先端部が一番広くて後方になるにしたがって漸次狭
くなっており、擦り潰し羽根13と混合槽2の内壁16
との隙間に擦り潰そうとする塊状物を噛み込み易く、か
つ内壁16に強く押しつけられるようにしている。
【0016】この擦り潰し羽根13と混合槽2の内壁1
6との隙間は、塊状物の擦り潰しに影響を与えるため、
図6に示すように、アーム10先端と擦り潰し羽根13
との間に介した補助アーム11にはアーム10の軸方向
に沿ってボルト幅のスリット17を穿設しており、アー
ム10と補助アーム11とを螺着しているボルト12に
前記スリット17を沿わせてスリット17の長さ範囲で
補助アーム11を摺動させ、それに伴って擦り潰し羽根
13をアーム10の軸方向に対して進退自在に調整でき
るようにし、脱水ケーキ等の塊状物の性状に応じて擦り
潰すのに適切な隙間に調整できるようにしている。な
お、この隙間は約5〜40mm程度に調整できるように
し、材料が脱水ケーキであれば約20mm程度の隙間が
好ましいと考えられるが、材料によって異なるので実際
に材料を混練して適宜調整すると良い。
【0017】また、擦り潰し羽根13の内壁16に対す
る角度については、大き過ぎても小さ過ぎても材料の十
分な擦り潰し効果は得られず、実験の結果、通常約30
度±10度程度に設定すれば優れた擦り潰し効果が得ら
れることが判明している。また、この角度は擦り潰す材
料の性状により多少変化するため、図6に示すように、
擦り潰し羽根13と補助アーム11とは混合軸3、3´
と平行な一本の羽根固定ボルト15で螺着しており、該
羽根固定ボルト15の締緩によって擦り潰し羽根13を
回動させて塊状物の性状に応じて擦り潰すのに適切な角
度に調整できるようにしている。
【0018】一方、掻き取り羽根14も混合軸3、3´
の軸心に略平行とした平板状のものであり、混合槽2と
掻き取り羽根14との隙間は、図5に示すように、回転
方向の先端部が一番狭くて後方になるにしたがって漸次
広くなっている。前記掻き取り羽根14は回転方向先端
側の一辺が鋭角な掻き取り刃18を形成しているので、
擦り潰し羽根13により混合槽2の内壁16に押し付け
られて強固に付着した材料であっても、材料と内壁16
の間に掻き取り羽根14の掻き取り刃18が噛み込むよ
うになっており、後は掻き取り羽根14の形状にしたが
って付着材料は内壁16より容易に引き剥がされる。
【0019】この掻き取り羽根14の掻き取り刃18と
混合槽2の内壁16との隙間はできるだけ狭い方が良い
ため、図7に示すように、アーム10先端と掻き取り羽
根14との間に介した補助アーム11にも、擦り潰し羽
根13の場合と同様にアーム10の軸方向に沿ってボル
ト幅のスリット17を穿設しており、補助アーム11と
アーム10を螺着しているボルト12に前記スリット1
7を沿わせて補助アーム11を摺動させ、それ伴って掻
き取り羽根14をアーム10の軸方向に対して進退自在
に調整できるようにし、極力隙間が狭くなるように微調
整できるようにしている。
【0020】また、掻き取り羽根14を螺着した補助ア
ーム11には送り羽根19を固着しており、アーム10
の軸心に対して斜め向きに取り付けられていて材料を混
合軸3、3´の軸心方向に送り出せるような構造になっ
ており、掻き取り羽根14にて混合槽2の内壁16に付
着した材料を掻き取り、それを送り羽根19にて随時軸
心方向に送り出して再度擦り潰し羽根13によって擦り
潰すようにしている。また、この送り羽根19にはこう
した材料の送り出し作用と共に、塊状物の材料を剪断す
る作用も有していて擦り潰し処理の前処理的な効果もあ
るので、取り扱う塊状物の大きさや粘性等の性状に応じ
て羽根の大きさや傾斜角度を適宜選定すると良い。な
お、この送り羽根19は掻き取り羽根14側に取り付け
ているが、掻き取り羽根14側か擦り潰し羽根13側か
のいずれか一方、また両側に取り付けても良いし、また
独立して取り付けても良い。
【0021】20は送り羽根19にて一方の混合軸3側
の端部まで送り出された材料を他方の混合軸3´側へ送
り出す返し羽根であって、該返し羽根20にて混合軸3
´側へと送り出された材料は、混合軸3´側の送り羽根
19によって再び軸心方向へ送り出されていく。
【0022】しかして、脱水ケーキ等の塊状の材料をミ
キサ1にて混合するときには、先ず、擦り潰し羽根13
と混合槽2の内壁16との間隔と、擦り潰し羽根13の
内壁16に対する角度とを、処理を行う脱水ケーキの性
状に応じた状態にそれぞれ予め調整しておく。
【0023】そして、ミキサ1の混合軸3、3´を回転
させながら混合槽2内に脱水ケーキ等の塊状の材料を投
入すると、送り羽根19が材料を捕らえて剪断しながら
混合槽2の下方へと押し込むように取り込む。この混合
槽2の下方に押し込まれた材料は続いて回転してくる擦
り潰し羽根13により捕らえられ、擦り潰し羽根13の
回転に伴って混合槽2の内壁16に押し当てられながら
擦り潰される。擦り潰される際に混合槽2の内壁16に
押し付けられて付着した材料は、再度回転してくる掻き
取り羽根14により掻き取られて混合槽2内へと落下
し、再び擦り潰し羽根13により擦り潰しが行われる。
このように、送り羽根19による剪断作用と送り込み作
用、擦り潰し羽根13による擦り潰し作用、掻き取り羽
根14による掻き取り作用が繰り返されて塊状の材料が
次第に細かく解砕されていく。
【0024】このとき、擦り潰し羽根13による擦り潰
し作用だけでは、混合槽2の内壁16に付着する付着物
が圧密を起こし、動力負荷が上昇して擦り潰し効率が低
下するので、掻き取り羽根14による付着物の掻き取り
作用との組み合わせにより効率の良い材料の擦り潰し混
合が可能となる。また、擦り潰し作用と掻き取り作用の
組み合わせにより掻き取った材料が粒状化する効果も発
揮する。
【0025】ミキサ1はバッチ処理用のために混合軸
3、3´のそれぞれの送り羽根17の傾斜は逆にしてい
るので、投入された材料はミキサ1内を混合軸3、3´
に沿って周回するように移動し、所定時間解砕すれば混
合槽2の底部の排出口を開放して排出される。
【0026】このように、上記ミキサ1にて脱水ケーキ
等の塊状物を解砕して粒状化し再利用可能な状態にする
ことができ、これによってミキサ1の材料解砕中に種々
の固化材等を添加すれば、粒状化した材料と固化材等が
良く混合されて所望の製品に仕上げることができるので
ある。
【0027】また、擦り潰し羽根13及び掻き取り羽根
14と補助アーム11とをそれぞれ混合軸3、3´と平
行な一本の羽根固定ボルト15で螺着したことにより、
擦り潰し羽根13及び掻き取り羽根14と内壁16との
それぞれの間に異物が噛み込んだりして大きな負荷がか
かると、擦り潰し羽根13や掻き取り羽根14は羽根固
定ボルト15を軸として滑って容易に回動するため、衝
撃を逃がして装置を破損等から保護することができる。
【0028】なお、本実施例では、バッチ処理のミキサ
を例に上げて説明したが、何らバッチ処理のミキサに限
定するものではなく、混合槽2の一端部に材料投入口
を、他端部に排出口を備えた連続処理用のミキサであっ
ても良く、この場合には混合軸3、3´のそれぞれの送
り羽根19は一端の材料投入口から他端の排出口に送り
出すような角度を有するものとする。
【0029】なお、図8は、擦り潰し羽根13及び掻き
取り羽根14の内壁16までの隙間を調整する機能を省
略し、アーム10と擦り潰し羽根13及び掻き取り羽根
14とを一本の羽根固定ボルト15で螺着したものであ
る。図5と同一符号は同一構成要素を示す。解砕処理を
行う材料の性状が安定しておれば一本の羽根固定ボルト
15の締結による羽根角度調整機能と異物噛み込時の衝
撃防止機能を有しているだけでも十分な効果を発揮す
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の解
砕混合用ミキサによれば、混合槽内に相反方向に回転す
る二本の平行な混合軸を配設し、それぞれの混合軸にア
ームを放射状に所定間隔で複数配設すると共に、該アー
ムの先端に材料を混合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦
り潰し羽根と、混合槽の内壁に付着した材料を掻き取る
掻き取り羽根とを一本の羽根固定ボルトで螺着し、固定
ボルトの締緩にてよって擦り潰し羽根と掻き取り羽根を
アームに対して角度調整自在に構成したので、擦り潰し
羽根と掻き取り羽根を適度な角度に調整して十分な擦り
潰し効果や掻き取り効果を発揮でき脱水ケーキ等の塊状
物を解砕粒状化させて再利用可能な状態とすることがで
きる。また、各羽根と混合槽壁との間に異物が噛み込ん
でも羽根固定ボルト1本にて軸着しているだけなので回
動して衝撃を逃がし、羽根やアーム、或いは軸の破損等
を防止できる。
【0031】また、請求項2記載の解砕混合用ミキサに
よれば、前記アームの先端と擦り潰し羽根、及び掻き取
り羽根との取り付けに補助アームを介在させ、該補助ア
ームのアームへの取り付け箇所にはアームの軸方向に沿
ってボルト幅のスリットを穿設し、擦り潰し羽根及び掻
き取り羽根をアームの軸方向に対して進退自在に構成し
たので、混合槽と擦り潰し羽根との隙間を塊状物の性状
に応じて擦り潰すのに適切な幅にその都度容易に調整で
き、また混合槽と掻き取り羽根との隙間は混合槽の内壁
の付着材料をきれいに掻き取れるようにできるだけ狭く
微調整することができて脱水ケーキ等の塊状物を解砕粒
状化するに好適なミキサとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る解砕混合用ミキサの一実施例を示
す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の一部を切り欠いた要部拡大図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図5の擦り潰し羽根部分の拡大図である。
【図7】図5の掻き取り羽根部分の拡大図である。
【図8】別の実施例を示す図5に相当する図である。
【符号の説明】
1…ミキサ 2…混合槽 3、3´…混合軸 10…アーム 11…補助アーム 13…擦り潰し羽根 14…掻き取り羽根 15…ボルト 16…内壁 17…スリット 19…送り羽根
フロントページの続き Fターム(参考) 4D067 CF02 CF17 CF22 CF25 GA03 GA20 4G037 DA15 DA21 4G078 AA01 AB20 BA01 BA07 CA01 CA05 CA15 CA17 DA30 DB10 DC10 EA05 EA20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】混合槽内に相反方向に回転する二本の平行
    な混合軸を配設し、それぞれの混合軸にアームを放射状
    に所定間隔で複数配設すると共に、該アームの先端に材
    料を混合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦り潰し羽根
    と、混合槽の内壁に付着した材料を掻き取る掻き取り羽
    根とを一本の羽根固定ボルトで螺着し、固定ボルトの締
    緩にてよって擦り潰し羽根と掻き取り羽根をアームに対
    して角度調整自在に構成したことを特徴とする解砕混合
    用ミキサ。
  2. 【請求項2】前記アームの先端と擦り潰し羽根、及び掻
    き取り羽根との取り付けに補助アームを介在させ、該補
    助アームのアームへの取り付け箇所にはアームの軸方向
    に沿ってボルト幅のスリットを穿設し、擦り潰し羽根及
    び掻き取り羽根をアームの軸方向に対して進退自在に構
    成したことを特徴とする請求項1記載の解砕混合用ミキ
    サ。
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