JP2004291424A - ミキサ - Google Patents

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JP2004291424A
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Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
Yuji Katayama
裕二 片山
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Abstract

【課題】混合羽根と擦り潰し羽根を好適に配置することによって混練効果を向上させるミキサを提供することを課題とする。
【解決手段】混合槽内の混合軸3、3´に配設したアーム10の先端に材料の塊を擦り潰す擦り潰し羽根13を取り付ける一方、擦り潰し羽根13の反対側に位置するアーム10には材料を混練しながら混合軸方向に沿って横送りさせる混合羽根17を取り付ける。前記擦り潰し羽根13と混合羽根17の配置は、混合羽根17が材料を混練しながら横送りさせると、隣接する擦り潰し羽根13と混合羽根17のうち、擦り潰し羽根13が先に材料に接触するように配置する。これによって、混合羽根17よる混練作用・横送り→隣接の擦り潰し羽根13による擦り潰し作用→混合羽根17による混練作用・横送り→隣接の擦り潰し羽根13による擦り潰し作用を繰り返しながら材料を混練する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、フライアッシュに水やセメント等の固化材を添加して混練したり、砕石場等にて発生する砕石粉の脱水ケーキ等の塊状物を解砕しながら固化材を混練したりするなど、各種材料の混練、解砕に使用されるミキサに関する。
【0002】
【従来の技術】
電力会社などから廃棄物として発生する石炭灰はフライアッシュとして再利用が図られているが、その用途の一つとして、セメントや水などを添加して均一に混練し、この混練製造物によっててテトラポットを造るなどして有効利用を図ることが提案されている。フライアッシュは粒度が細かく、セメント、水を添加して混練すると材料の塊が多くでき、均一に練り混ぜることがなかなか難しい。このフライアッシュの混合に適したミキサが特開2002−273185号公報に記載されている。
【0003】
特開2002−273185号公報は、混合槽内の混合軸に取り付けたアームに材料を混合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦り潰し羽根を取り付ける一方、反対側に位置するアームに材料を混練しながら混合軸方向に沿って横送りする混合羽根を取り付け、擦り潰し羽根による塊状物の擦り潰し作用と、混合羽根による混練・横送り作用にて材料を練り混ぜている。
【0004】
図5は特開2002−273185号公報の擦り潰し羽根と混合羽根の配置関係を斜視図にて表したものである。22a、22b、22c、22dは混合羽根、23a、23b、23c、23dは擦り潰し羽根である。混合軸20を回転させた時、アーム21に取り付けた混合羽根22aにて混練しながら矢印C方向に横送りさせた材料に対し隣接するアーム21に取り付けた混合羽根22bと擦り潰し羽根23bのうち、混合羽根22bが先に接触し、更に混合羽根22bにて横送りさせた材料に対し隣接する混合羽根22cが先に接触して横送りさせるようにして混合羽根と擦り潰し羽根が配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のミキサでは、混合羽根にて押し込まれて横送りされる材料は隣接する混合羽根によって次々と横送りさせられるため、材料がミキサ内を移動しているだけで擦り潰し羽根に接触する機会も少なくて材料の塊が擦り潰されにくいという問題があると推測される。
【0006】
本発明は上記の点に鑑み、従来ミキサを改良し、混合羽根と擦り潰し羽根を好適に配置することによって混練効果を向上できるミキサを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、混合槽内の混合軸にアームを放射状に所定間隔で配設し、該アームの先端に材料を混合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦り潰し羽根を取り付ける一方、該擦り潰し羽根を取り付けたアームの反対側に位置するアームには材料を混練しながら混合軸方向に沿って横送りさせる混合羽根を取り付けるとともに、混合軸回転時に混合羽根によって混練しながら横送りした材料に対し隣接するアームに取り付けた擦り潰し羽根と混合羽根のうち、擦り潰し羽根が先に接触して擦り潰し作用が働くように擦り潰し羽根と混合羽根とを配置したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のミキサによれば、混合軸回転時に混合羽根によって混練しながら横送りした材料に対し隣接するアームに取り付けた擦り潰し羽根と混合羽根のうち、擦り潰し羽根が先に接触して擦り潰し作用が働くように擦り潰し羽根と混合羽根とを配置している。そして、前記羽根を混合槽の側壁に沿って上昇する方向に回転させながら混合槽内に材料、例えば、フライアッシュとセメントと水を投入すると、混合羽根は材料を押し込んで混練作用を行いながら混合軸方向に沿って材料を横送りさせ、その材料に対し隣接する擦り潰し羽根と混合羽根のうち、擦り潰し羽根が先に接触して混合槽壁に押し付けながら持ち上げ、その間に材料の塊を押し潰す。そして、次に180度遅れで回転してくる混合羽根によって材料を剪断作用にて混練しながら更に混合軸方向へと横送りしていく。
【0009】
したがって、材料には混合羽根による混練作用・横送り→擦り潰し羽根による擦り潰し作用→混合羽根による混練作用・横送り→擦り潰し羽根による擦り潰し作用が次々と繰り返されるので、混合羽根と擦り潰し羽根が効率良く材料に作用し、フライアッシュ・セメント・水のような材料の塊ができやすいものでもその塊を効率良く潰すことができて混練効果を高めることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0011】
図中の1は、フライアッシュ、セメント、水等の混練物を混練するためのミキサであって、混合槽2を貫通した二本の平行な混合軸3、3´を軸受4により回転自在に支持させ、混合軸3、3´の一端部にはギヤ5、5´を装着すると共に、それぞれのギヤ5、5´を噛合させて混合軸3、3´を同期速度で回転させている。また、混合軸3、3´の他端部には回転伝達機構としてスプロケット6、6´を装着して固定し、該スプロケット6、6´と駆動用モータ7、7´に取り付けたスプロケット8、8´とをチェーン9、9´により巻回し、駆動用モータ7、7´によって混合軸3、3´を図3の矢印で示す方向に回転させる。
【0012】
混合軸3、3´にはアーム10を放射状に配設すると共に、該アーム10の先端には補助アーム11をボルト12で螺着しており、更に補助アーム11の先端に材料の塊を擦り潰す作用を行う擦り潰し羽根13を混合軸3、3´と平行とした一本の固定ボルト14で螺着し、該固定ボルト14の締緩によってアーム11に対する取り付け角度を調整できるようにしている。
【0013】
前記擦り潰し羽根13は混合軸3、3´の軸心に略平行とした平板状のものであり、混合槽2と擦り潰し羽根13との隙間は、図3に示すように、回転方向の先端部が一番広くて後方になるにしたがって漸次狭くなっており、擦り潰し羽根13と混合槽2の内壁15との隙間に擦り潰そうとする材料の塊を噛み込み易く、かつ内壁15に強く押しつけれるようにしている。
【0014】
この擦り潰し羽根13と混合槽2の内壁15との隙間は、アーム10先端と擦り潰し羽根13との間に介した補助アーム11にアーム10の軸方向に沿ってボルト幅のスリット16を穿設しており、アーム10と補助アーム11とを螺着しているボルト12を前記スリット16を沿わせてスリット16の長さ範囲で補助アーム11を摺動させ、それに伴って擦り潰し羽根13をアーム10の軸方向に対して進退自在に調整できるようにし、混練する材料に応じて擦り潰すのに適切な隙間に調整できるようにしている。
【0015】
一方、前記擦り潰し羽根13の反対側に位置するアーム10には平板形状の混合羽根17が取り付けられており、材料を混練しながら混合軸3、3´に沿う横方向に移動させるために略45度傾斜させているとともに、混合軸3側の混合羽根17による材料送り方向と混合軸3´の混合羽根17による材料の送り方向は反対方向としており、材料は混練されながら混練軸3、3´に沿ってミキサ2内を周回するような動きをする。
【0016】
前記擦り潰し羽根13と混合羽根17の配置は、図4に示すように、混合羽根17が材料を混練しながら矢印B方向に横送りさせると、隣接する擦り潰し羽根13と混合羽根17のうち、擦り潰し羽根13が先に材料に接触するように配置していく。即ち、混合羽根17よる材料の混練作用・横送り→隣接の擦り潰し羽根13による擦り潰し作用→混合羽根17による混練作用・横送り→隣接の擦り潰し羽根13による擦り潰し作用を繰り返しながら混練していくように擦り潰し羽根13と混合羽根17を配置する。
【0017】
しかして、上記ミキサ1にて材料を混練するときには、ミキサ1の混合軸3、3´を回転させながら混合槽2内にフライアッシュ、水、セメントを投入すると、混合羽根17が材料を捕らえて混合槽2の下方へと押し込みながら横送りさせる。材料が横送りされると隣接する擦り潰し羽根13と混合羽根17のうち、擦り潰し羽根13が先に接触し、材料を混合槽2の内壁15に押し当てられながら材料の塊があればこれを擦り潰す。次に、擦り潰し羽根13に続いて180度遅れて回転してくる混合羽根17が材料に剪断作用与えて混練しながら横送りさせる。材料が横送りされると隣接する擦り潰し羽根13が先に接触して材料の塊を擦り潰す。
【0018】
このように、材料は混練羽根17による混練作用・横送り→隣接の擦り潰し羽根13による擦り潰し作用→混練羽根17による混練作用・横送り→隣接の擦り潰し羽根13による擦り潰し作用を繰り返されて混練されていく。これによって、混練中にできる材料の塊の擦り潰しが効果的に行われ、混練効率を高めることができる。
【0019】
なお、本実施例では、バッチ処理のミキサを例に上げて説明したが、連続処理用のミキサであってもよいことは勿論であり、また、フライアッシュ、水、セメント以外の材料の塊を潰しながら混練するものにも十分適用可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上のように本発明のミキサによれば、混合槽内の混合軸にアームを放射状に所定間隔で配設し、該アームの先端に材料を混合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦り潰し羽根を取り付ける一方、該擦り潰し羽根を取り付けたアームの反対側に位置するアームには材料を混練しながら混合軸方向に沿って横送りさせる混合羽根を取り付けるとともに、混合軸回転時に混合羽根によって混練しながら横送りした材料に対し隣接するアームに取り付けた擦り潰し羽根と混合羽根のうち、擦り潰し羽根が先に接触して擦り潰し作用が働くように擦り潰し羽根と混合羽根とを配置したので、混合羽根による混練作用と擦り潰し羽根による擦り潰し作用が効果的に発揮され、従来ミキサよりも混練効果を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミキサの一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】擦り潰し羽根と混合羽根の配置を説明する斜視図である。
【図5】従来の擦り潰し羽根と混合羽根の配置を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…ミキサ 2…混合槽
3、3´…混合軸 10…アーム
13…擦り潰し羽根 15…内壁
17…混合羽根

Claims (1)

  1. 混合槽内の混合軸にアームを放射状に所定間隔で配設し、該アームの先端に材料を混合槽の内壁に押し当てて擦り潰す擦り潰し羽根を取り付ける一方、該擦り潰し羽根を取り付けたアームの反対側に位置するアームには材料を混練しながら混合軸方向に沿って横送りさせる混合羽根を取り付けるとともに、混合軸回転時に混合羽根によって混練しながら横送りした材料に対し隣接するアームに取り付けた擦り潰し羽根と混合羽根のうち、擦り潰し羽根が先に接触して擦り潰し作用が働くように擦り潰し羽根と混合羽根とを配置したことを特徴とするミキサ。
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