JP2005313097A - 混練機 - Google Patents

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貢 軍司
Harumi Kawada
晴己 川田
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Abstract

【目的】 動力負荷が少なくて混練効果が大きく、製作、容易で磨耗が少なくて保守の簡単な混練機を提供する。
【構成】 ロータ19,21は同速で同方向に回転する。混練部材6a,6bと7a,7bは位相が90度異っている。混練部材6−1から6−20、7−1から7−20及び6−23から6−26、7−23から7−26は回転軸4,5を夫々中心とする右ねじれのスパイラル面上に配設されている。混練部材6−20から6−23、7−20から7−23及び6−26から28、7−26から28は左ねじれのスパイラル面上に配設されている。回転軸4,5間の軸方向同一位置で回転軸4上の混練部材6と回転軸5上の混練部材7で混ぜ合うので混練効果が大きい。
【選択図】 図1

Description


本発明は、EP灰、飛灰等を混練・加湿する混練機に関する。
従来、飛灰等の固化処理としては、飛灰に固化剤を混合し加水して混練後を水和反応により固化することが行われている。飛灰等の固化処理には、飛灰と固化剤例えばセメントとを混合した原料を加水して混練する混練機が用いられる。この混練機としては一方に原料の飛灰等とセメントの混合物を投入する入口、他方に混練された原料、すなわち混練物の取り出し用の出口を設けたトラフ中に横軸の平行な回転軸(第1の回転軸及び第2の回転軸)に夫々混練部材を設けたものが知られている。
又、上記原料の混練と押出しを行う混練押出成形機が知られている。この混練押出成形機は一方に原料投入口を、他方に出口を備えたトラフ中に横軸の平行な回転軸に混練部材と押出し用回転スクリューを設けている。この押出し用回転スクリューの軸方向端部側にトラフを閉塞するダイスホルダを備え、ダイスボルダに取り付けたダイスを出口としてダイス穴から混練物を成形して押出すようにしている。
上述の混練部材としては、軸方向同一位置において2本の回転軸に夫々に板状の木の葉パドルを軸方向に密接配列して固定したものと、木の葉パドルに加えて回転軸の外周にねじ羽根を設けたものと、回転軸の半径方向にロッドパドルを設け、第1の回転軸に設けたロッドパネルと第2の回転軸に設けたロットパドルは軸方向において重ならないが密接するように配列したものとがある。
上記木の葉パドル、ロッドパドルは何れも軸方向に回転軸を中心としてスパイラル状に配列されている。
第1の回転軸に固定した木の葉パドルと第2の回転軸に固定した軸方向で同一位置にある木の葉パドルとはそれらの外周が常に接触又は接近しており、且つ軸方向において隣接する木の葉パドルは重ねられているから、混練する作用が強く、相手パドルの各面を互にクリーニングする(セルフクリーニングという)という点ですぐれた混練部材である。
しかし乍、混練抵抗が大きく、負荷対策、磨耗対策を必要としている。木の葉パドルが磨耗して取り替える場合に混練機の上下2つ割のトラフの上側のトラフを外した後に、根本的には下側のトラフから木の葉パドル付の回転軸を取り出し、その後、回転軸から木の葉パドルを軸方向に抜き、補修した木の葉パドルまたは新品の木の葉パドルを再び取り付けるという作業が必要であり、保守に時間がかかると共に費用の問題がある。
ただし、軽微な木の葉パドルの損傷は上側のトラフを外した後は、トラフから木の葉パドル付の回転軸を取り外すことなく、盛金、研削等による修復も可能である。
木の葉パドルに加えてねじ羽根を回転軸外周に備えた混練機は成形も同時に行われる。この構成は平行な横軸の2軸上に夫々入口側から出口側に向って送りスクリュー、木の葉パドル、押出しスクリューを配設し、出口側にダイスを備えている。この形の混練機では送りスクリューで原料を木の葉パドルに送り込み、木の葉パドルで混練した後の原料を押出しスクリューでもってダイスから押出すようにしている。
軸方向において第1の回転軸に備えるロッドパドルと第2の回転軸に備えるロッドパドルを夫々ロッドの直径のピッチで配設すると共に第1、第2の回転軸のロッドパドルが軸方向で重ならないようにし、且つ第1、第2の回転軸の回転速度比を1:1からわずかにずらせて設定するようにして、総てのロッドパドルが軸方向において接触又は接近するものが知られている。
ロッドパドルが磨耗して取り替える場合に上蓋付トラフの蓋又は上下2つ割のトラフの上側のトラフを外した後は、トラフからロッドパドル付の回転軸を取り外すことなく、回転軸からロッドパドルを取り外し、新たなロッドパドルを取り付けることができる。
しかし乍、ロッドパドルのセルフクリーニングでは、第1、第2の回転軸上で軸方向に隣接するロッドパドルの軸方向の面が接触又は接近するのは1から回転比をを引いた値の逆数に一回である。したがって、全ロッドパドルを見ると軸方向に隣接するパドルが軸方向で接触又は接近し次に再び軸方向で接触又は接近するまでの間におけるロッドパネルの回転において、回転方向において互に混練物に対して作用し合う力が弱い範囲が広い範囲にわたり、混練が有効に行われない。また、製造上も2本の回転軸上の混練部材を夫々異なるピッチのスパイラル面上に配設しなければならない。
実公昭61―7037号公報 特開平11−104477号公報
解決しようとする課題は、軸方向各個所において混練がよく行われ混練部材の攪拌能力の変化が少なく製造が容易で保守の簡単な混練機を提供することである。
本出願に係る第1の発明は、一方の端部に原料の入口を有し、他方の端部に原料を混練した混練物の出口を有するトラフ中に電動機で同方向に同回転速度で駆動される平行する2本の横軸の回転軸に回転軸の中心線を中心として同じねじれ方向にねじれたスパイラル面上で軸方向において多数の混練部材を備えた混練機において、該混練部材は第1の回転軸と第2の回転軸の軸方向において同一の位置に設けられて各回転軸の直径をわたる両側に突出し、軸方向において同一位置にある第1の回転軸に設けられた第1の混練部材と第2の回転軸に設けられた第2の混練部材は回転軸の回転方向において90度位相を異にしており、第1の混練部材の第1の回転軸を中心とする半径方向の長さと第2の混練部材の第2の回転軸を中心とする半径方向の長さはその長さの和が第1、第2の回転軸の軸間距離よりも大で、回転中第1、第2の混練部材が互に干渉しない長さで且つ第1の混練部材と第2の回転軸と干渉しない長さ、又は第2の混練部材が第1の回転軸と干渉しない長さを有することを特徴とする混練機である。
本出願に係る第2の発明は、各回転軸の軸方向で同一位置にある第1の混練部材と第2の混練部材は半径方向の長さが等しいことを特徴とする第1の発明に記載の混練機である。
本出願に係る第3の発明は、軸方向で同一位置にある第1、第2の混練部材が第1、第2の回転軸の中心を結ぶ線に対して夫々45度の角度をなした際に互に干渉しない長さを有することを特徴とする第2の発明に記載の混練機である。
本出願に係る第4の発明は、混練部材は棒状であって各回転軸に取外し可能に固定されていることを特徴とする第1から第3の何れか1つの発明に記載の混練機である。
本出願に係る第5の発明は、軸方向に隣り合う混練部材間に軸方向に間隙を有することを特徴とする第1から第4の何れか1つの発明に記載の混練機である。
本発明によれば第1の回転軸と第2の回転軸の軸方向の同一位置に90度位相を異にして混練部材を配設してあるので、第1、第2の回転軸が同方向に同回転度で回転するとき、軸方向の同一位置にある第1、第2の混練部材は互に同一位置において混練物を2度練り合わせるので混練の効果が大きい。そして、混練部材は各回転軸の中心を中心として同じねじれ方向にねじれたスパイラル面上にあるので入口側から出口側へ向って混練物は混練され乍一様に送られる。そして、混練部材を軸方向に等間隔で且つ第1、第2の混練部材の各長さを等しいものとし、上述スパイラル面のリード角を等角とすると、トラフ中で混練物は軸方向において等しい混練作用を受けるので混練の効率がよい。
更に製作上、回転軸に混練部材を取り付ける取り付け部の配設が軸方向において一定間隔で位相の変化が一様であるため、製作が容易である。
更に軸方向隣り合う混練部材間に間隙を有することにより、間隔を、例えば、砂利の大きさの固形物が通過可能とすると、このような固形物が混入している混練物を混練しても過負荷にならず、固形物が破砕されることもない。
図19から図21に示すように一方の端部に原料の入口2aを有し、他方の端部に原料を混練した混練物の出口2bを有するトラフ2中に電動機3で同方向に同回転速度で駆動される平行する2本の横軸の回転軸4,5に回転軸の中心線を中心として同じねじれ方向にねじれたスパイラル面上で軸方向において多数の混練部材6,7を備えた混練機において、
図1に示すように、該混練部材6,7は第1の回転軸4と第2の回転軸5の軸方向において同一の位置に設けられて各回転軸の直径をわたる両側に突出し軸方向において同一位置にある第1の回転軸4に設けられた第1の混練部材6(位置によって符号を添付してある。後述)と第2の回転軸5に設けられた第2の混練部材7(位置によって符号を添付してある。後述)は回転軸4,5の回転方向において90度位相を異にしており、第1の混練部材6の第1の回転軸4を中心とする半径方向の長さと第2の混練部材7の第2の回転軸5を中心とする半径方向の長さはその長さの和が第1、第2の回転軸4,5の軸間距離よりも大で、回転中第1、第2の混練部材6,7が互に干渉しない長さで且つ第1の混練部材6と第2の回転軸5と干渉しない長さ、又は第2の混練部材7が第1の回転軸4と干渉しない長さを有することを特徴とする混練機1を提供する。
上記において、各回転軸4,5の軸方向で同一位置にある第1の混練部材6と第2の混練部材7は半径方向の長さが等しい。
混練部材6,7の長さが等しい場合軸方向で同一位置にある第1、第2の混練部材6,7が第1、第2の回転軸4,5の中心を結ぶ線に対して夫々45度の角度をなした際に互に干渉しない長さを有する。
上記各々において、混練部材6,7は丸棒であって各回転軸4,5に取外し可能に固定されている。
上記各々において、軸方向に隣り合う混練部材6−n,6−(n+1),7−n,7−(n+1)(n;1,2,3,・・・)は軸方向において夫々間隙をおいている。
(全体構成)
図19は混練機の縦断面図、図20は図19のA−A断面図である。ただし、図20には図19に示す加水器Sの図示は省略してある。図21は一部断面で示す平面図である。
混練機1は図19、図20、図21に示すように一方の端部に原料の入口2aを有し、他方の端部に原料を混練した混練物の出口2bを有するトラフ2中に電動機3で同方向に同回転速度で駆動される平行する2本の横軸の回転軸4,5の周囲に夫々同様に回転軸4,5に軸方向において多数の混練部材6,7(図1参照)を備えている。混練部材6,7を備えた回転軸4,5をロータ19,21と称する。
原料の入口2aはトラフ2の上面に開口している。混練物の出口2bはトラフ2の底部に開口している。混練機1が押出し機能を有する場合は出口2b寄りにおいて回転軸4,5には同ねじれ方向で混練物を図19において右方へ送るねじ羽根(不図示)を設けると共に、図19の右端においてトラフ2に成形ダイス(不図示)を設ける。本実施例は混練のみを目的とした混練機の実施例であり、ねじ羽根を有しない。
トラフ2は図20に示すように上部開口部2cを除いて混練部材6,7を取り囲むように壁面を構成したトラフ本体2dと、上部開口部2cを開放可能に閉じてあるトラフ蓋2eを有する。入口2aでは開口部2cが拡幅されている。トラフ2の開口部2cはトラフ本体2dのほぼ全長にわたっている。開口部2cを閉塞するトラフ蓋2eに上記原料の入口2aが設けてある。トラフ本体2dの長手方向の両端には端板2f,2gが固定されている。端板2gには回転軸4,5の一端を軸封する軸封部材8例えばグランドパッキンが設けてある。また、端板2gに回転軸4,5を支持する軸受を有する軸受ユニット9,11が固定されている。端板2fには回転軸4,5の他端側を軸封する軸封部材12、例えばグランドパッキンが設けてある。
トラフ2を支持するベッド13上に設けた軸受装置14,15により回転軸4,5の他端は夫々支持されている。この軸受装置14,15を貫通した回転軸4,5の他端にはギア16,17が固定してある。ギア16,17は同ピッチで歯数が等しい。ギア16,17に噛合うギア18(図22参照)が電動機3の出力軸端に固定されている。電動機3はベッド13に固定されている。
図1に示すように、加水器Sが入口2aと出口2b間に設けてある。加水器Sは混合された飛灰等と固定剤例えばセメントを加湿するために、トラフ2内へ水等を送り込むものである。
この混錬機1は電動機3が駆動されるとギア18からギア16,17に回転が伝えられ、ロータ19,21は同方向に同一回転速度で回転する。入口2aから投入された飛灰等と固化剤はロータ19,21の回転により混合されて出口2b側へ送られ加水器Sによる加湿後混錬された混練物は出口2bに到って排出される。
(ロータの構成)
図1に示すように混練部材6,7は第1の回転軸4と第2の回転軸5の軸方向において同一の位置に設けられている。混練部材6,7は第1の回転軸4、第2の回転軸5に夫々回転軸を中心として同じねじれ方向にねじれたスパイラル面上で軸方向において多数設けられている。このスパイラル面は一定のリードを有するが軸方向で次第にリードを変化させてもよい。また回転軸4,5の軸方向で隣接する混練部材6,7間には間隙が設けてある。
混練部材6,7は各回転軸4,5の直径をわたる両側に突出して設けられている。そして、軸方向において同一位置にある第1の回転軸4に設けられた第1の混練部材6と第2の回転軸5に設けられた第2の混練部材7は回転軸の回転方向において90度位相を異にしている。
第1の混練部材6の第1の回転軸4を中心とする半径方向の長さと、第2の混練部材7の第2の回転軸5を中心とする半径方向の長さの和は第1、第2の回転軸4,5の軸間距離よりも大で、回転中第1、第2の混練部材6,7が互に干渉しない長さで且つ第1の混練部材6と第2の回転軸5と干渉しない長さ又は第2の混練部材7が第1の回転軸4と干渉しない長さを有する。
この混練部材6,7の形状としては丸棒、角棒、先端に平板を有する柄付パッド等各種の棒状のものが選択できる。しかし、丸棒が製作上、保守上安価である。実施例では丸棒を採用し、総ての第1の混練部材6と第2の混練部材7の長さを等しくした。ここで、混練部材6,7の長さとは回転軸4,5を中心とする半径方向において回転軸4,5の中心から各混練部材6,7の先端までの長さのことをいう。
混練部材6と7の長さを等しくした場合において、混練部材6,7が第1、第2の回転軸4,5の中心を結ぶ線の同じ側で上記回転軸4,5の中心を結ぶ線に対して夫々45度の位置において最も接近する(後述)ので、混練部材6,7の選択し得る長さの最大長は混練部材6,7の先端が第1、第2の回転軸4,5の軸方向に直角な平面上で、第1、第2の回転軸4,5の軸方向から見た幅(丸棒の場合直径)が夫々等しくdとし、第1、第2の回転軸4,5の軸間距離をCDとすると、
(CD/2)/cos45°−d/2となる。
混練部材6,7は第1、第2の回転軸4,5の夫々の中心線を中心として同じねじれ方向にねじれたスパイラル面上で軸方向に多数設けてある(以下、単にスパイラル面というときは回転軸の中心を中心とするスパイラル面を指す)。この第1の回転軸4上の2重のスパイラル面と第2の回転軸5上の2重のスパイラル面のリードは同リードである。このスパイラル面は等リード又は可変のリードの何れも採用できる。
(混練部材の配置)
図1は第1の混練部材6を設けた第1の回転軸4と第2の混練部材7を設けた第2の回転軸の平面図と軸直角断面図である。ロータ19,21の中心線は水平面上にある。各ロータ19,21は軸方向に等間隔で混練部材6,7が設けてある。この混練部材6,7の軸方向の位置による区別をするために各混練部材6,7にハイホンと図1において左方から右方へ順序数を付した添付号を付加する。その添付号の数字は図1において角囲みしたロットNO.として示してある。例えば、図1において、最も左側の混練部材は符号を6−1,7―1と表わし左から19番目は符号を6−19,7―19と表す。
図1の場合は混練部材6−1,7−1から6−20,7−20までは夫々右ねじれのスパイラル面上に設けられている。これらのスパイラル面はリードは一定であるが可変のリードを取ってもよい。このスパイラル面のリードが一定の場合(以下の説明は総てリードが一定の場合についての説明である。)で混練部材6,7の軸方向ピッチが一定であるため、混練部材6−n,7−nと6−(n+1),7(n+1)のリードも一定である。本例では軸方向で隣接する混練部材6−n,7−nと6−(n+1),7−(n+1)のリード角は360度÷8=45度となっている。
図1ではロットNO.の上に夫々位相角度を異にする混練部材6,7の内同じ位相にある混練部材6,7に丸囲み順序数を付してある。即ち、丸1から丸8である。例えば丸5と丸6の混練部材6−5と6−6、7−5と7−6は45度夫々後者が進んだリード角を持つ。
原料の入口2aの開口範囲はロータ19,21の軸方向において、図1に示すように混練部材6−2,7−2よりも右方から混練部材6−10,7−10よりも手前である。そして入口2aの開口範囲には混練部材6−3,7−3から6−9,7−9が位置している。混練部材6−1,7−1,6−2,7−2はこれらの混練部材がスパイラル面上にあることによるリードによって原料が軸封部材12へ向うのを防止している。従って、この攪拌部材は軸方向で2組でなくそれ以上でもよい。
混練物の出口2bの開口範囲はほぼ端板2g位置から、ほぼ混練部材6−23,7−23の位置までである。混練部材6−20,7−20から6−23,7−23まででは混練部材は逆方向にリードを付されている。即ち、第1、第2の回転軸4,5上の夫々の左ねじれのスパイラル面上にある。この左ねじれのスパイラル面のリードは前述の右ねじれのスパイラル面のリードとおなじである。
混練物の出口2b上の混練部材6−23,7−23から6−26,7−26は第1、第2の回転軸4,5上の夫々の右ねじれのスパイラル面上にある。この右ねじれのスパイラル面のリードは混練部材6−1から6−20、7−1から7−20が配置されている右ねじれのスパイラル面のリードとおなじである。
混練部材6−26,7−26から6−28,7−28は第1、第2の回転軸4,5上の夫々の左ねじれのスパイラル面上にある。
上記において混練部材6−1から6−28、7−1から7−28は軸方向に隣り合う部混練部材間に間隙を有する。
上記構成の作用をのべる。電動機3が付勢されるとギア18が回転し、ギア18はその回転をギア16,17に伝える。そこで回転軸4,5は同方向に等速で回転する。即ち、ロータ19,21は図示矢印イ、ロの方向に等速回転する。
混練部材6−1から6−20,7−1から7−20までの軸方向の1個所における作用についてのべる。例えば、混練部材6−17,7−17についてのべる。混練部材6−17,7−17の位置においてはトラフ2中に混練中の原料が充満しているとする。
図2から図18までは混練部材6−17,7−17(以下、6,7と略記する)が1回転する際の作用が示されている。ここで、混練部材6の回転軸4の直径をわたる両側に夫々反対方向に突出する部分を6a,6b、混練部材7の回転軸5の直径をわたる両側に夫々反対方向に突出する部分を7a,7bとする。
図において混練部材6b,7bには断面を示すのではないが断面を示すのに用いられる斜線を付して、第1の回転軸4上の混練部材6aと6bとを分けて示してある。同様に第2の回転軸5上の混練部材7aと7bとを分けて示してある。
図2に示すように、混練部材6a,6bが回転軸4,5を結ぶ線CL及びその延長線上に有って、混練部材6bが回転軸5の方を向いている位置及び混練部材7a,7bが回転軸5,4を結ぶ線CLに直角方向の線上にあって、混練部材7bが上方を向いている位置を0(ゼロ)回転の位置(以下、単に0(ゼロ)位置という)とする。
図2から図18までロータ19,21は連続して1回転する。図2から図18の各図は夫々1回転中の回転角22.5度毎の混練部材6a,6b,7a,7bの位置を示してある。
図2から図3に示すようにロータ19,21が0(ゼロ)位置から矢印イ、ロの方向に夫々22.5度回転すると、各混練部材6a,6b,7a,7bの回転方向の前面の混練物を押す。各混練部材6a,6b,7a,7bの回転方向の後方には各混練部材6a,6b,7a,7bの移動の軌跡として空間ができることになるがこの空間には混練物が送り込まれる。この移動の軌跡としての空間への送り込みは各混練部材6a,6b,7a,7bの移動方向の前面からの一部回り込みと、次に述べる軸方向からの移動による送り込みである。
混練物はロータ19では混練部材6a−1から6a−20、6b−1から6b−20まで夫々が回転軸4を中心とする右ねじれの2重のスパイラル面上にある。及びロータ21中においては混練部材7a−1から7a−20、7b−1から7b−20まで夫々が回転軸5を中心とする右ねじれの2重のスパイラル面上にある。そこで、混練部材6a−1,6b−1,7a−1,7b−1から6a−20,6b−20,7a−20,7b−20までは図1において混練物を左方から右方へ送る作用を有する。従って、第1から第20番目の各混練部材の夫々の位置において混練物は軸方向の送り力を受けている。
図3に示すようにロータ19,21が0位置から22.5度回転すると、0位置よりも以前から回転した混練部材7bの先端が画いた円弧c内の混練部材7bの軌跡中の混練物の一部は重ねて混練部材6bによって混練される。そして、混練部材6bが円弧cの外側へ出るまでに曲線dが混練部材7bにより混練物が一度だけ混練される領域eと一度混練された混練物の一部が二度混練される領域fの境となる。詳しくは、領域fでは混練部材7bの移動により、混練部材7bの移動方向の前方から後方に回り込んだ混練物が2回目の混練を受け軸方向に送られてくる混練物が初めての混練を受ける。
図4に示すようにロータ19,21が0位置から45度回転すると混練部材6bと7aは長さが等しいので先端が接近する。このとき、回転軸4,5の中心を結ぶ線CLに対して混練部材6b,7aは共に45度をなしている。混練部材6bと7aの先端が互いに干渉しないように混練部材6bと7aの先端間に回転軸4,5の中心を結ぶ線CL方向で隙間tを設けてある。混練部材6bの移動の軌跡上には混練部材7aが混練部材7aの前進側の混練物を押し出すと共に入口2a側から出口2b側方向の軸方向から送られる混練物が進入する。混練部材6a,7bは離れているので互に作用し合うことなく夫々混練を行う。
図5に示すように、図4の位置から、ロータ19,21がわずかに回転すると、混練部材6bの先端の移動の軌跡の回転軸4の中心を中心とする円弧g上の点hに混練部材7aの先端がくる。
図5に示すようにロータ19,21が0位置から67.5度回転すると、混練部材6bの移動した軌跡i内に混練部材7aが入り込んで来るので、混練部材6bの移動方向の前面から後方に回り込んだ混練物の一部及び混練部材6bの移動した軌跡i内へ入口2a側から出口2b側方向の軸方向から送られて来る混練物の一部は混練部材6bに混練された後に混練部材7aにより混練される。混練部材6aと7aは離れているので互いに作用し合うことなく夫々混練を行う。
図5において混練部材6bの先端の軌跡である回転軸4を中心とする円弧gよりも該円弧g内へ、混練部材7aは進入を深くして行く。図5にjで示す点hから始まる混練部材7aの先端の軌跡である曲線よりも混練部材6bに近い側は混練部材7aの移動の軌跡外となる。単純にいえば曲線jと混練部材6bとの間は混練部材6bのみが作用し混練部材7aは進入せず混練の作用もしない。
図6に示すようにロータ19,21が0位置から90度回転すると、混練部材6bも90度回転し、その移動の軌跡iの限界である円弧g内の面へ混練部材7aの90度回転の移動の軌跡の一部l(エル)が入り込む。そこで図4から図6までに混練部材7aが混練部材6bの移動の軌跡iの限界の円弧g内へ入り込んだときの混練部材7aが作用した範囲と作用しない範囲は図6に画く曲線jが境となる。
図2から図6の説明で分かるように図6に示す混練部材6a,6bの右側に示す曲線jの回転軸4側の領域は1つの混練部材bによって混練物が1回混練される領域であり、曲線jと円弧gの間の領域が2つの混練部材6b,7aによって混練物が重ねて混練される領域である。ただし、重ねて混練されるのは、混練部材6bの移動方向の前面から後方に回り込んだ混練物であり、軸方向に送られる混練物は始めて混練される。
図7に示すようにロータ19,21が図2の状態から112.5度、図6の状態から22.5度回転する際、混練部材7aは回転軸4,5の中心を結ぶ線CLからは混練部材6bの移動の軌跡への入り込み長さを減少させて行く。
図8に示すようにロータ19,21が図2に示す0位置から135度回転すると、混練部材6aと7aは長さが等しいので先端が接近する。このとき、回転軸4,5の中心を結ぶ線CLに対して混練部材6a,7aは共に45度の角度をなしている。混練部材6aと7aの先端が互に干渉しないように混練部材6aと7aの先端間に回転軸4,5の中心を結ぶ線CLの方向で隙間tを設けてある。この関係は図4と同様である。混練部材6bと7a、6aと7a、6aと7b、6bと7bの接近時は同様に隙間tである。混練部材7aの移動の軌跡m上には混練部材6aが混練部材6aの前進側の混練物を押し出すと共に入口2a側から出口2b方向の軸方向から送られる混練物が進入する。混練部材6b,7bは離れているので互に作用し合うことなく夫々混練を行う。
図9に示すように、図8の位置からロータ19,21がわずかに回転すると、混練部材7aの先端の移動の軌跡の回転軸5の中心を中心とする円弧n上の点o(オー)に混練部材6aの先端が来る。
図9に示すようにロータ19,21が0位置から157.5度回転すると、混練部材7aの移動した軌跡m内に混練部材6aが入り込んでくるので混練部材7aの移動した軌跡m内へ混練部材7aの移動方向の前面から後方へ回り込んだ混練物の一部及び入口2a側から出口2b側方向の軸方向から来る混練物の一部は混練部材6aにより混練される。混練部材6b,7bは離れているので互いに作用しあうことなく混練を行う。
図9において混練部材7aの先端の軌跡である回転軸5を中心とする円弧nよりも該円弧内へ、混練部材6aは進入を深くして行くので図9にpで示す曲線よりも混練部材7aに近い側は混練部材6aの移動の軌跡外となる。単純にいえば曲線pと混練部材7aとの間は混練部材7aのみが作用し混練部材6aは進入せず混練の作用もしない。
図10に示すようにロータ19,21が0位置から180度回転すると、混練部材7aも180度回転し、その移動の軌跡mへ混練部材6aの180度回転の移動の軌跡qの一部が入り込む。そこで図8から図10までに混練部材6aが混練部材7aの移動の軌跡mへ入り込むときの混練部材6aが作用した範囲と作用しない範囲は図10に画く曲線pが境となる。
図2、図10を見れば分かるように、図2において、混練部材6aは回転軸4から回転軸5とは反対方向を向いて回転軸4,5の中心を結ぶ線CLの延長線上にある。図10において混練部材6aは線CL上にあって回転軸4から回転軸5の方を向いている。即ち、混練部材6aと6bは軸4を中心にして線CL及びその延長線上で図2と図10では左右に入替っている。同様に混練部材7a,7bは図2と図10では上下に入替っている。
図10から図18への混練部材6a,6bと7a,7bの関係は図2から図10までの混練部材6a,6bと7a,7bの関係において混練部材6aと6bを入替えると共に混練部材7aと7bを入替えて考えると分かるように同様である。
かくして図18に示すように混練部材6a,6b,7a,7bが図2から図18まで360度回転すると、混練部材6a,6bの移動の軌跡は夫々が回転軸4を除いた円s内となる。同様に混練部材7a,7bの移動の軌跡は夫々が回転軸5を除いた円u内となる。
そして、ロータ19,21が一回転する間に円s内の軌跡に対して円u内の軌跡が重なる部分においては、混練部材6aと7a,6aと7b,6bと7a,6bと7bの何れかの組合せが混練を行うので、この範囲の混練物は回転軸4,5の軸方向において同一位置にある異なる2本の混練部材によって混練される。混練部材6a,6b,7a,7bが1回転する間の混練物が異なる2本の混練部材により混練する範囲は図18に示すように90度位相を異にするこばん形の同一の曲線v,wの外側の範囲の如くになる。この曲線v,w内の夫々の長径aは混練部材6aの半径と6bの半径又は7aの半径と7bの半径を加えた値である。また短径bは回転軸4,5の軸間距離CDから混練部材6a,6b,7a,7bの半径を減じた値の2倍である。
曲線v内の混練物は混練部材6a,6bによってのみ混練される。又、曲線w内の混練物は混練部材7a,7bによってのみ混練される。円sと曲線vで囲まれた範囲x及び円uと曲線wで囲まれた範囲yにおいて混練物は
(1)混練部材6bが混練した後に混練部材7aが混練する(図4〜図8参照)。
(2)混練部材7aが混練した後に混練部材6aが混練する(図8〜図12参照)。
(3)混練部材6aが混練した後に混練部材7bが混練する(図12〜図16参照)。
(4)混練部材7bが混練した後に混練部材6bが混練する(図16〜図18参照)。
と異なる混練部材6bと7a、6aと7a、6aと7b、6bと7bにより混練される。この混練の態様は先に混練を行った混練部材が混練した混練物の一部が先ず混練した混練部材の軌跡に入り込む混練部材により混練されるものである。
図1に示すように、入口2aの端板2f寄りには入口2aの平面への投影面外に混練部材6a−1,6b−1,7a−1,7b−1,6a−2,6b−2,7a−2,7b−2が存在する。これらの混練部材は混練部材6a−20、6b−20,7aー20,7b−20まで回転軸4,5を中心とする右ねじりのスパイラル面上に位置する混練部材6a−1から6a−20,6b−1から6b−20、7a−1から7a−20、7b−1から7b−20の一部であるから、入口2aから投入された原料は入口直下の混練部材によって出口側へ送られる。仮に軸封部材12側へ原料が行こうとしても、混練部材6a−1,6b−1,7a−1,7b−1,6a−2,6b−2,7a−2,7b−2によって端板2f側から入口2a側へ押されるので軸封部材12の耐久性を増すのに寄与する。
混練部材6−20,7−20から6−23,7−23まではこれらの混練部材が回転軸4,5を中心とする左ねじれのスパイラル面上にある。混練部材6−23,7−23は出口2bの入口側寄りの縁の真下にある。混練部材6−20,7−20から6−23,7−23は入口2a側から出口2b側へ軸方向に送られて来る混練物に抗して逆方向に押し返す力を生ずるので入口側の混練物を密にする。そこで混練部材6−3,7−3から6−20,7−20で送られてくる混練物が疎になって混練効果が低下するのを防止することができる。従って、混練部材6−20,7−20から6−23,7−23では密な混練物が入口2a側から出口2b側へ向う。
混練部材6−23,7−23から6−26,7−26まではこれらの混練部材が回転軸4,5を中心とする右ねじれのスパイラル面上にあるので、混練物は図1において右方へ送る力を受けて、ばらけさせられて出口2bから落下する。
出口2b側では混練部材6−26,7−26から6−28,7−28まではこれらの混練部材が回転軸4,5を中心とする左ねじれのスパイラル面上にあるので混練物は少なくとも軸封部材8を加圧することなく出口2bに向かって落下する。これによって軸封部材8に向って混練部材が押し込まれてくることなく、軸封部材8の耐久性を増すことができる。
混練効果をみると本発明の実施例では、二本の回転軸の夫々において軸方向で同一位置にある混練部材が90度位相を異にして同回転速度で同方向に回転するため、混練物が混ぜ合わせられる効果が大きい。特に混練部材の先端側で混練物の一部を2本の混練部材で混ぜ合わせるため混練の効果は大である。
上述において各混練部材6,7は軸方向に間隔を置いて設けてある。そして、回転軸4,5の回転速度は同一で同方向に回転する。そして各混練部材6,7は長さも大きさも同一にすることができる。尚、太さは軸方向の場所において異にすることもできる。製作上の点からは各混練部材6,7は長さ及び太さを同一にすることでコスト低減となる。混練部材6,7の断面は丸棒が製作上有利であるが角棒その他の断面でもよい。また、混練部材6,7としては回転軸4,5に固定した半径方向の柄の先に攪拌部材例えば平板を設けてもよい。この平板の面が回転して移動する方向に対して直角又は交叉する方向である。
混練部材6,7の回転軸4,5への取付けは混練部材6,7の根本は少なくとも丸棒としてこの丸棒におねじを設け、回転軸4,5に設けためねじにねじ込むようにする。又は混練部材6,7の根本に回転軸4,5の外面に接するフランジを設け、このフランジに取付穴を設け、この取付穴を挿通するボルトを回転軸4,5にねじ込むようにしてもよい。
実施例ではトラフ2を箱形のトラフ本体2dとし、トラフ本体2dにロータ19,20があるようにして回転軸4,5をトラフ2を挿通してトラフ外で軸受支持した。そして、トラフ蓋2eをトラフ本体2dに開閉できるように取り付けたので、混練部材6,7の摩耗、損傷に対する保守はトラフ蓋2eを開くだけで総て行うことができ、保守が容易である。
最良の実施の形態は第1の回転軸に設ける第1の混練部材の長さと、第2の回転軸に設ける第2の混練部材の長さを等しくしてある。しかし、図23に示すように第1の混練部材6と第2の混練部材7の長さを異にしてもよい。この第1、第2混練部材6,7の長さが不等長の場合も、第1の混練部材6と第2の混練部材7の夫々の長さである回転軸4,5を中心とする半径の和は第1、第2の回転軸4,5の軸間距離CDよりも大きく、第1、第2の混練部材6,7の先端が互いに干渉しない及び長い方の混練部材が相手混練部材を取り付けてある回転軸に干渉しない長さである。
また、図24に示すように第1の混練部材6aと6bの長さ及び7aと7bの長さを夫々異にし、混練部材6aと7aの長さ及び6bと7bの長さを等しくしてもよい。
ただし、図24において異なる長さの混練部材の長さの差は大きくはできない。短い混練部材6b,6aがトラフ2の内面から離れるからである。
このような2本の横軸の軸方向同一位置に混練部材を備えた実施の形態の混練機は、軸方向同一個所を軸方向に送られる混練物に異なる軸を設けた混練部材によって2度かきまぜられる混練が軸方向において逐次行われるのでよく混練されるとという効果を有する。
実施の形態の混練部材はトラフ断面が軸方向で一定で各混練部材の長さを等しくしてあり、混練部材を軸方向において等間隔で配設してあるので、軸方向において混練物は平均して混練されるので混練の効果が大きい。
実施の形態のように軸方向で混練部材間に間隙を設けることにより、混練物中に砂利のような塊状物があっても砂利を圧潰しないので過大な負荷が生ずることなく混練できる。それ故、EP灰、飛灰に塊状物が混入していても混練部材の損傷のおそれはない。従って、この混練機は砂利、砂、セメントを混合するのに用いることもできる。
軸直角断面を付記したロータの平面図である。 0位置のロータの軸直角断面図である。 22.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 45度回転位置のロータの軸直角断面図である。 67.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 90度回転位置のロータの軸直角断面図である。 112.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 135度回転位置のロータの軸直角断面図である。 157.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 180度回転位置のロータの軸直角断面図である。 202.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 225度回転位置のロータの軸直角断面図である。 247.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 270度回転位置のロータの軸直角断面図である。 292.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 315度回転位置のロータの軸直角断面図である。 337.5度回転位置のロータの軸直角断面図である。 360度回転位置のロータの軸直角断面図である。 混練機の側面図である。 図19のA−A断面図である。 混練機の平面図である。 図19のB−B断面図である。 ロータの他の実施例の軸直角断面図である。 ロータの他の実施例の軸直角断面図である。
符号の説明
c…円弧 d…曲線 e,f…領域 g…円弧 i…軌跡 j…曲線 l(エル)…軌跡 m…軌跡 n…円弧 o…点 p…曲線 t…隙間 v,w…曲線 x…円sと曲線vで囲まれた範囲 y…円uと曲線wで囲まれた範囲
1…混練機
2…トラフ 2a…入口 2b…出口 2c…上部開口部 2d…トラフ本体 2e…トラフ蓋 2f,2g…端板
3…電動機
4,5…回転軸
6…混練部材 6a,6b…混練部材 6a−1〜6a−20…混練部材 6b−1〜6b−20…混練部材 6−n(n;1,2,3・・・28)…混練部材
7…混練部材 7a,7b…混練部材 7a−1〜7a−20…混練部材 7b−1〜7b−20…混練部材 7−n(n;1,2,3・・・28)…混練部材
8…軸封部材
9,11…軸受ユニット
12…軸封部材
13…ベッド
14,15…軸受装置
16,17,18…ギア
19,21…ロータ

Claims (5)

  1. 一方の端部に原料の入口を有し、他方の端部に原料を混練した混練物の出口を有するトラフ中に電動機で同方向に同回転速度で駆動される平行する2本の横軸の回転軸に回転軸の中心線を中心として同じねじれ方向にねじれたスパイラル面上で軸方向において多数の混練部材を備えた混練機において、
    該混練部材は第1の回転軸と第2の回転軸の軸方向において同一の位置に設けられて各回転軸の直径をわたる両側に突出し、軸方向において同一位置にある第1の回転軸に設けられた第1の混練部材と第2の回転軸に設けられた第2の混練部材は回転軸の回転方向において90度位相を異にしており、第1の混練部材の第1の回転軸を中心とする半径方向の長さと第2の混練部材の第2の回転軸を中心とする半径方向の長さはその長さの和が第1、第2の回転軸の軸間距離よりも大で、回転中第1、第2の混練部材が互に干渉しない長さで且つ第1の混練部材と第2の回転軸と干渉しない長さ、又は第2の混練部材が第1の回転軸と干渉しない長さを有することを特徴とする混練機。
  2. 各回転軸の軸方向で同一位置にある第1の混練部材と第2の混練部材は半径方向の長さが等しいことを特徴とする請求項1に記載の混練機。
  3. 軸方向で同一位置にある第1、第2の混練部材が第1、第2の回転軸の中心を結ぶ線に対して夫々45度の角度をなした際に互に干渉しない長さを有することを特徴とする請求項2に記載の混練機。
  4. 混練部材は棒状であって各回転軸に取外し可能に固定されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の混練機。
  5. 軸方向に隣り合う混練部材間に軸方向に間隙を有することを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の混練機。
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