JP2002084062A - 半田付け装置 - Google Patents

半田付け装置

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JP2002084062A
JP2002084062A JP2000269433A JP2000269433A JP2002084062A JP 2002084062 A JP2002084062 A JP 2002084062A JP 2000269433 A JP2000269433 A JP 2000269433A JP 2000269433 A JP2000269433 A JP 2000269433A JP 2002084062 A JP2002084062 A JP 2002084062A
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JP
Japan
Prior art keywords
solder
substrate
cooling zone
solder bath
processed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000269433A
Other languages
English (en)
Inventor
Youjin Morizaki
庸仁 森崎
Yasuhiro Asada
泰博 浅田
Kenichi Nakajima
憲一 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田槽の温度低下を抑えて半田滓の発生や半
田ブリッジやツララ等の不具合の低減が図れる半田付け
装置を提供する。 【解決手段】 半田槽5を通過した被処理基板Pを冷や
す冷却ゾーンTを設け、半田槽5と冷却ゾーンTとの間
に冷却ゾーンTから半田槽5の側に向かう空気を吸い上
げる吸引部13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品を被処理基板
に半田付けする半田付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、面実装部品や挿入部品(リード
足がある部品)を混載した被処理基板に溶融半田を付着
させて半田付けを行なう半田付け装置を示す。
【0003】半田付け作業中には、溶融半田を有してい
る半田槽5からの熱や被処理基板Pの半田付け面に塗布
されているフラックスなどが溶融半田に触れて発生する
ガスなどで作業環境を汚染しないように、半田槽5はハ
ウジング14で取り囲まれている。ハウジング14には
被処理基板Pの搬入口16aと搬出口16bが形成され
ている。
【0004】第1の搬送手段11aによって搬入口16
aからハウジング14の内部に搬入された被処理基板P
は、基板搬送方向[矢印A方向]に沿って搬送され、半
田槽5を通過するときに噴出している溶融半田が適量だ
け半田付け個所に付着する。半田付け作業で発生するガ
スなどはダクト15から強制排気されている。12は搬
出口16bに設けられたカーテンで、被処理基板Pの通
過を許容して空気の流通を妨げるようにゴムなどの可撓
性の材料で形成されている。
【0005】半田槽5を通過した被処理基板Pは搬出口
16bからハウジング14の外部に搬出され、第2の搬
送手段11bによってさらに後段へ送り出される。第2
の搬送手段11bの搬送経路には、基板の反りを防止す
るために通過する被処理基板Pに冷風を送って空冷する
冷却ゾーンTが設けられている。冷却ゾーンTは第2の
搬送手段11bの搬送経路を挟んで冷却ファン17a,
17bが設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように冷却ゾーン
Tを設けて基板の反りを防止できるが、ハウジング14
の内部はダクト15を介して強制排気されているため、
矢印Cで示すようにカーテン12の隙間などから冷却ゾ
ーンTの冷気の一部がハウジング14の内部に吸い込ま
れて半田槽5に入っている溶融半田の温度が低下し、半
田の表面が酸化して半田滓の発生及び半田ブリッジやツ
ララ等の不具合が発生するという問題がある。
【0007】本発明は前記問題点を解決し、半田槽の温
度低下を抑えて半田滓の発生や半田ブリッジやツララ等
の低減が図れる半田付け装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半田付け装置
は、半田槽と冷却ゾーンとの間に吸引部を設けたことを
特徴とする。
【0009】この本発明によると、溶融半田が供給され
た被処理基板を空冷して基板の反りを防止でき、しかも
半田槽の温度低下を低減して半田滓の発生やブリッジや
ツララ等の発生を抑制できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の半田付け
装置は、半田槽を通過させて被処理基板に溶融半田を付
着させて半田付けする半田付け装置であって、前記半田
槽を通過した被処理基板を冷やす冷却ゾーンを設け、前
記半田槽と前記冷却ゾーンとの間に冷却ゾーンから前記
半田槽の側に向かう空気を吸い上げる吸引部を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の請求項2記載の半田付け装置は、
請求項1において、前記半田槽を取り囲むハウジングに
形成された前記被処理基板の搬出口に、被処理基板の通
過を許容して空気の流通を妨げるカーテンを設け、前記
吸引部を前記カーテンと前記冷却ゾーンとの間に設けた
ことを特徴とする。
【0012】以下、本発明の具体的な実施の形態を図1
〜図4を用いて説明する。なお、上記従来例を示す図5
と同様の構成をなすものには同一の符号を付けて説明す
る。
【0013】図1に示すように、上記従来例を示す図5
と同様に構成された半田付け装置において、この実施の
形態では半田槽5と冷却ゾーンTの間に吸引部を設けた
点で異なる。
【0014】以下、その詳細を説明する。ハウジング1
4に取り囲まれた半田槽5には、図2,図3に示す噴流
装置が設けられており、被処理基板Pに対して良好に溶
融半田Jを供給するための一次噴流ノズル1と、半田供
給済みの被処理基板Pから余分な溶融半田Jを除去する
ための二次噴流ノズル2とが設けられている。
【0015】一次噴流ノズル1には一次ノズル用ダクト
3が接続され、二次噴流ノズル2には二次ノズル用ダク
ト4が接続され、これらのダクト3,4は溶融半田Jが
溜められている半田槽5内に浸けられている。そして、
各ダクト3,4の一端の開口部に臨むように配置された
噴流羽根車6,7を回転駆動させることにより、一次噴
流ノズル1および二次噴流ノズル2から溶融半田Jを基
板搬送経路10に向けて噴出させるように構成されてい
る。一次噴流ノズル1の上端部には多数の噴出口8が開
口された半田ウエーブ形成板9が取り付けられている。
【0016】第1の搬送手段11aによって搬入口16
aからハウジング14の内部に搬入された被処理基板P
は、搬送装置としての第1の搬送手段11aによって基
板搬送方向[矢印A方向]に搬送され、半田槽5を通過
するときに噴出している溶融半田Jが適量だけ半田付け
個所に付着する。半田付け作業で発生するガスなどはダ
クト15から強制排気されている。
【0017】ハウジングに形成された被処理基板Pの搬
出口16bには、図4に示すように、被処理基板Pの通
過を許容して空気の流通を妨げるゴムなどの可撓性の材
料からなるカーテン12が設けられており、半田槽5を
通過した被処理基板Pは搬出口16bを通過してハウジ
ング14の外部に搬出され、第2の搬送手段11bによ
ってさらに後段の冷却ゾーンTへと送り出される。
【0018】ここで、半田槽5と冷却ゾーンTとの間、
具体的にはカーテン12と冷却ゾーンTとの間には、こ
の実施の形態に特有の構成である吸引部としてのダクト
13が第2の搬送手段11bの上部に配置されている。
【0019】上記のように半田槽5を通過した被処理基
板Pは搬出口16bおよびカーテン12を通過してハウ
ジング14の外部に搬出され、第2の搬送手段11bに
よってダクト13の下部を通過して冷却ゾーンTへと送
り出される。
【0020】冷却ゾーンTには、基板の反りを防止する
ために半田槽5を通過した被処理基板Pに冷風を送って
空冷させるよう第2の搬送手段11bの搬送経路を挟ん
で冷却ファン17a,17bが設けられている。冷却フ
ァン17a,17bによって発生する冷却された空気流
やハウジング外部の冷えた空気は、ダクト13の開口部
13aより矢印B方向に吸引され、吸い上げられた空気
流は開口部13bを介して矢印D方向へ排気される。
【0021】従って、半田槽5の側への冷えた空気の流
入による半田槽5の温度低下を防止でき、半田滓の発生
やブリッジ等の不良の発生を抑制できる。また、フラッ
クスの焼けた煙や第1の搬送手段11aによる被処理基
板Pの搬送時におけるカーテン12が開いた時の煙も吸
引部としてのダクト13によって吸引でき、半田槽5の
温度低下の抑制だけでなく、半田付け時のフラックスの
ガスによる汚染も低減できる。
【0022】このように、カーテン12と冷却ゾーンT
との間に冷却ゾーンT側からの空気を吸い上げる吸引部
としてのダクト13を設けることで、半田槽5を通過し
た被処理基板Pを空冷して基板の反りを防止できるだけ
でなく、半田槽5の温度低下や半田付け時のフラックス
のガスによる汚染を防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の半田付け装置によ
れば、半田槽を通過させて被処理基板に溶融半田を付着
させて半田付けする半田付け装置であって、前記半田槽
を通過した被処理基板を冷やす冷却ゾーンを設け、前記
半田槽と前記冷却ゾーンとの間に冷却ゾーンから前記半
田槽の側に向かう空気を吸い上げる吸引部を設けること
で、冷却ゾーンによって溶融半田が供給された被処理基
板を空冷して基板の反りを防止でき、しかも冷却ゾーン
からの冷却風などは吸引部により吸引することでハウジ
ングに取り込むことがなくなり、半田槽の温度低下を改
善して半田滓の発生や半田ブリッジやツララ等の不具合
の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における半田付け装置の構
成を示す断面模式図
【図2】図1の半田槽の概略的な全体斜視図
【図3】図1の半田槽の概略的な正面断面図
【図4】図1の半田付け装置のハウジングのα−β方向
から見た正面矢視図
【図5】従来の半田付け装置の構成を示す断面模式図
【符号の説明】
5 半田槽 11a,11b 第1,第2の搬送手段 12 カーテン 13 ダクト 14 ハウジング 15 ダクト 16a 搬入口 16b 搬出口 T 冷却ゾーン P 被処理基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 憲一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E080 AA01 AB03 AB06 BA03 5E319 AC01 BB01 CC23 CD28 CD35 CD47 GG03 GG05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半田槽を通過させて被処理基板に溶融半田
    を付着させて半田付けする半田付け装置であって、 前記半田槽を通過した被処理基板を冷やす冷却ゾーンを
    設け、 前記半田槽と前記冷却ゾーンとの間に冷却ゾーンから前
    記半田槽の側に向かう空気を吸い上げる吸引部を設けた
    半田付け装置。
  2. 【請求項2】前記半田槽を取り囲むハウジングに形成さ
    れた前記被処理基板の搬出口に、被処理基板の通過を許
    容して空気の流通を妨げるカーテンを設け、前記吸引部
    を前記カーテンと前記冷却ゾーンとの間に設けた請求項
    1記載の半田付け装置。
JP2000269433A 2000-09-06 2000-09-06 半田付け装置 Pending JP2002084062A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8651356B2 (en) * 2011-11-29 2014-02-18 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Solder bump forming apparatus and soldering facility including the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8651356B2 (en) * 2011-11-29 2014-02-18 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Solder bump forming apparatus and soldering facility including the same

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