JP2002082831A - メモリ制御装置、メモリ装置およびメモリ制御方法 - Google Patents

メモリ制御装置、メモリ装置およびメモリ制御方法

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JP2002082831A
JP2002082831A JP2000274641A JP2000274641A JP2002082831A JP 2002082831 A JP2002082831 A JP 2002082831A JP 2000274641 A JP2000274641 A JP 2000274641A JP 2000274641 A JP2000274641 A JP 2000274641A JP 2002082831 A JP2002082831 A JP 2002082831A
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聡 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SDRAMを用いた場合に、転送レートの向
上および記憶領域の有効利用の双方を図れるメモリ制御
装置を提供する。 【解決手段】 SDRAM2に対しての1回の前記バー
スト転送が複数のバンクに対してのアクセスを伴う場合
に、アクティブコマンドを一のバンクに対して発行する
タイミングを基準としてクロックサイクルをカウントす
るカウンタ6と、他のバンクに対してのアクセスが前記
一のバンクに対してのアクセスと連続して行われるよう
に、カウンタ6のカウント値と当該バースト転送で前記
一のバンクに対してアクセスするデータ数とCASレイ
テンシとを用いて決定したタイミングで、前記他のバン
クに対してアクティブコマンドを発行するコマンド生成
部5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SDRAMなどを
制御するメモリ制御装置、メモリ装置およびメモリ制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、DRAM(Dynamic Random Ac
cess Memory)の一つとして、SDRAM(Synchronous D
RAM)が知られている。SDRAMは、バースト転送を指
定すると、指定したバイト数分のデータ転送を1クロッ
クサイクル単位で連続して行うことができる。SDRA
Mは、通常、その記憶領域を2つのバンク(バンクAと
バンクB)に分割した構成をしており、連続したバース
ト転送を異なるバンクに対して行うことで、バースト転
送毎に行うプリチャージ動作によるアクセスの遅延を隠
蔽でき、転送レートを向上できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のSDRAMでは、上述したプリチャージ動作に
よるアクセス遅延を隠蔽するためには、連続したバース
ト転送を異なるバンクに対して行い、しかも、同じバー
スト転送の対象となるデータは、同じバンクに書き込ま
れるか、あるいは同じバンクから読み出されなければな
らない。すなわち、同じバースト転送の対象となるデー
タが、異なるバンクから読み出されたり、異なるバンク
に書き込まれる場合には、プリチャージ動作によるアク
セス遅延が生じ、高い転送レートが得られない。そのた
め、上述した従来のDRAMでは、高い転送レートを得
るために、記憶領域へのアクセスパターンが制約され、
記憶領域を有効に使用できない場合が生じるという問題
がある。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、SDRAMを用いた場合に、転送レートの向
上および記憶領域の有効利用の双方を図れるメモリ制御
装置、メモリ装置およびメモリ制御方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
メモリ制御装置は、複数のバンクを有し、前記バンク内
にマトリクス状に配設されたメモリセルに対してのアク
セスを、クロック信号を基準としたバースト転送によっ
て行う同期型メモリを制御するメモリ制御装置であっ
て、1回の前記バースト転送が複数の前記バンクに対し
てのアクセスを伴う場合に、ワード線を活性化させるこ
とを指示するアクティブコマンドを一の前記バンクに対
して発行するタイミングを基準として、前記クロック信
号によって規定されるクロックサイクルをカウントする
カウンタと、前記アクティブコマンドを前記一のバンク
に対して発行し、他の前記バンクに対してのアクセスが
前記一のバンクに対してのアクセスと連続して行われる
ように、前記カウンタのカウント値と前記1回のバース
ト転送で前記一のバンクに対してアクセスするデータ数
と予め決められたCASレイテンシとを用いて決定した
タイミングで、前記他のバンクに対してアクティブコマ
ンドを発行するコマンド生成手段とを有する。
【0006】本発明のメモリ制御装置の作用は、以下の
ようになる。1回の前記バースト転送が複数の前記バン
クに対してのアクセスを伴う場合に、カウンタにおい
て、ワード線を活性化させることを指示するアクティブ
コマンドを一の前記バンクに対して発行するタイミング
を基準として、前記クロック信号によって規定されるク
ロックサイクルがカウントされる。そして、コマンド生
成手段によって、前記アクティブコマンドが前記一のバ
ンクに対して発行される。そして、コマンド生成手段に
よって、他の前記バンクに対してのアクセスが前記一の
バンクに対してのアクセスと連続して行われるように、
前記カウンタのカウント値と前記1回のバースト転送で
前記一のバンクに対してアクセスするデータ数と予め決
められたCASレイテンシとを用いて決定したタイミン
グで、前記他のバンクに対してアクティブコマンドが発
行される。
【0007】また、本発明のメモリ制御装置は、好まし
くは、前記カウンタを第1のカウンタとした場合に、前
記他のバンクに対してアクティブコマンドを発行するタ
イミングを基準として前記クロックサイクルをカウント
する第2のカウンタをさらに有し、前記コマンド生成手
段は、前記バースト転送による前記複数のバンクに対し
てのアクセスに影響を与えないように、前記第2のカウ
ンタのカウント値と前記バースト転送のバースト長とを
用いて決定したタイミングで、前記一のバンクおよび前
記他のバンクにそれぞれプリチャージコマンドを発行す
る。
【0008】また、本発明のメモリ制御装置は、好まし
くは、前記バースト転送によって前記同期型メモリにア
クセスする際に用いるアドレスを生成するアドレス生成
回路をさらに有する。
【0009】また、本発明のメモリ制御装置は、好まし
くは、前記コマンド生成回路は、前記バンクに対しての
アクセスが読み出しである場合に、前記一のバンクに対
しての前記アクティブコマンドを発行してから前記CA
Sレイテンシによって規定されるクロックサイクル経過
後に、前記一のバンクに対してデータ線の電位を読み取
ることを指示する読み出しコマンドを発行し、前記他の
バンクに対しての前記アクティブコマンドを発行してか
ら前記CASレイテンシによって規定されるクロックサ
イクル経過後に、前記他のバンクに対して読み出しコマ
ンドを発行する。
【0010】また、本発明のメモリ制御装置は、好まし
くは、前記コマンド生成回路は、前記バンクに対しての
アクセスが書き込みである場合に、前記一のバンクに対
しての前記アクティブコマンドを発行してから前記CA
Sレイテンシによって規定されるクロックサイクル経過
後に、前記一のバンクに対してデータ線に書き込みデー
タに応じた電位を印加することを指示する書き込みコマ
ンドを発行し、前記他のバンクに対しての前記アクティ
ブコマンドを発行してから前記CASレイテンシによっ
て規定されるクロックサイクル経過後に、前記他のバン
クに対して書き込みコマンドを発行する。
【0011】また、本発明のメモリ装置は、複数のバン
クを有し、前記バンク内にマトリクス状に配設されたメ
モリセルに対してのアクセスを、クロック信号を基準と
したバースト転送によって行う同期型メモリと、1回の
前記バースト転送が複数の前記バンクに対してのアクセ
スを伴う場合に、ワード線を活性化させることを指示す
るアクティブコマンドを一の前記バンクに対して発行す
るタイミングを基準として、前記クロック信号によって
規定されるクロックサイクルをカウントするカウンタ
と、前記アクティブコマンドを前記一のバンクに対して
発行し、他の前記バンクに対してのアクセスが前記一の
バンクに対してのアクセスと連続して行われるように、
前記カウンタのカウント値と前記1回のバースト転送で
前記一のバンクに対してアクセスするデータ数と予め決
められたCASレイテンシとを用いて決定したタイミン
グで、前記他のバンクに対してアクティブコマンドを発
行するコマンド生成手段とを有する。
【0012】また、本発明のメモリ制御方法は、複数の
バンクを有し、前記バンク内にマトリクス状に配設され
たメモリセルに対してのアクセスを、クロック信号を基
準としたバースト転送によって行う同期型メモリを制御
するメモリ制御方法であって、1回の前記バースト転送
が複数の前記バンクに対してのアクセスを伴う場合に、
ワード線を活性化させることを指示するアクティブコマ
ンドを一の前記バンクに対して発行するタイミングを基
準として、前記クロック信号によって規定されるクロッ
クサイクルをカウントしてカウント値を生成し、前記ア
クティブコマンドを前記一のバンクに対して発行し、他
の前記バンクに対してのアクセスが前記一のバンクに対
してのアクセスと連続して行われるように、前記カウン
ト値と前記1回のバースト転送で前記一のバンクに対し
てアクセスするデータ数と予め決められたCASレイテ
ンシとを用いて決定したタイミングで、前記他のバンク
に対してアクティブコマンドを発行する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
メモリ装置について説明する。図1は、本実施形態のメ
モリ装置1の機能ブロック図である。図1に示すよう
に、メモリ装置1は、例えば、SDRAM2、転送要求
部3、アドレス生成部4、コマンド生成部5、カウンタ
6、カウンタ7およびデータ処理部8を有する。ここ
で、SDRAM2が本発明の同期型メモリに対応する。
また、転送要求部3、アドレス生成部4、コマンド生成
部5、カウンタ6、カウンタ7およびデータ処理部8に
よって本発明のメモリ制御装置が構成される。また、S
DRAM2、転送要求部3、アドレス生成部4、コマン
ド生成部5、カウンタ6、カウンタ7およびデータ処理
部8によって本発明のメモリ装置が構成される。また、
カウンタ6が本発明のカウンタおよび第1のカウンタに
対応し、カウンタ7が本発明の第2のカウンタに対応
し、コマンド生成部5が本発明のコマンド生成手段に対
応している。
【0014】〔SDRAM2〕SDRAM2は、例え
ば、図2に示すようにバンクAおよびBの2つのバンク
を有している。SDRAM2は、コマンド生成部5から
の制御コマンドを受けて、クロック信号に基づいて、デ
ータ書き込み動作およびデータ読み出し動作を行う。S
DRAMは、バースト転送を指定すると、指定したワー
ド数分のデータ転送を1クロックサイクル単位で連続し
て行うことができる。
【0015】〔転送要求部3〕転送要求部3は、SDR
AM2との間でデータ転送を行うために、データの読み
出しあるいは書き込みを指示するコマンドをコマンド生
成部5に出力する。また、転送要求部3は、SDRAM
2からデータを読み出す開始アドレス、あるいは、SD
RAM2にデータを書き込む開始アドレスをアドレス生
成部4およびコマンド生成部5に出力する。また、転送
要求部3は、SDRAM2との間で転送を行うデータの
バイト数を示す転送バイト数をコマンド生成部5に出力
する。本実施形態では、転送バイト数は、例えば、4〜
2048の範囲で指定され、最小アクセス単位はダブル
ワードである。また、転送要求部3は、読み出し時に、
SDRAM2から読み出されたデータをデータ処理部8
から入力し、書き込み時に、SDRAM2に書き込むデ
ータをデータ処理部8に出力する。
【0016】〔アドレス生成部4〕アドレス生成部4
は、転送要求部3から入力した開始アドレスと、コマン
ド生成部5から入力した制御信号とに基づいて、SDR
AM2内のアクセスを行っているバンクのロー(列)ア
ドレスおよびカラム(行)アドレスと、次にアクセスを
行うバンクのローアドレスおよびカラムアドレスを生成
し、これをSDRAM2に出力する。
【0017】〔コマンド生成部5〕コマンド生成部5
は、コマンド生成部5から入力したコマンド、転送バイ
ト数、開始アドレスと、カウンタ6および7のカウント
値と、SDRAM2に対して予め設定したCAS(Colum
n Address Strobe) レイテンシとに基づいて、カラムア
ドレスストローブ(CAS)、ローアドレスストローブ
(RAS)およびライトイネーブル(WE)などの信号
からなるプリチャージコマンド、アクティブコマンド、
読み出しコマンドおよび書き込みコマンドなどの制御コ
マンドを生成し、これをSDRAM2に出力する。
【0018】このとき、コマンド生成部5は、制御コマ
ンドとして、SDRAM2のバンクAについてのプリチ
ャージコマンドPa、読み出しコマンドRa、書き込み
コマンドWa、アクティブコマンドAaと、SDRAM
2のバンクBについてのプリチャージコマンドPb、読
み出しコマンドRb、書き込みコマンドWb、アクティ
ブコマンドAbとを生成し、これらをSDRAM2に出
力する。
【0019】ここで、プリチャージコマンドは、SDR
AM2内のアクセスを行う(選択した)メモリセルに対
応するデータ線を所定の電位に設定することを指示する
コマンドである。また、アクティブコマンドは、選択し
たメモリセルに対応するワード線に所定のパルス電圧を
印加する(ワード線を活性化させる)ことを指示するコ
マンドである。また、読み出しコマンドは、選択された
メモリセルのデータ線の電位から記憶データを読み取る
ことを指示するコマンドである。また、書き込みコマン
ドは、選択されたメモリセルのデータ線に、書き込むデ
ータに応じた電位を印加することを指示するコマンドで
ある。
【0020】コマンド生成部5は、1回の前記バースト
転送が複数のバンクA,Bに対してのアクセスを伴う場
合に、バンクA,Bに対してのアクセスが連続して行わ
れるように、カウンタ6のカウント値(本発明のカウン
ト値および第2のカウント値)と当該バースト転送でバ
ンクAに対してアクセスするデータ数と予め決められた
CASレイテンシとを用いて決定されたタイミングで、
バンクBに対してアクティブコマンドAbを発行するq また、コマンド生成部5は、バースト転送によるバンク
A,Bに対してのアクセスに影響を与えないように、カ
ウンタ7のカウント値(本発明のカウント値および第2
のカウント値)と当該バースト転送のバースト長とを用
いて決定されたタイミングで、バンクA,Bのそれぞれ
にプリチャージコマンドPa,Pbを発行する。
【0021】〔カウンタ6〕カウンタ6は、コマンド生
成部5からカウント開始要求を受けると、クロック信号
に含まれるパルスをカウントする。カウンタ6のカウン
ト値は、コマンド生成部5において、バンクAおよびB
のうち、対象とするバースト転送内で、先にアクセスさ
れるバンクにアクティブコマンドを発行してから、続い
てアクセスされるバンクにアクティブコマンドを発行す
るタイミングを決定するために用いられる。
【0022】〔カウンタ7〕カウンタ7は、コマンド生
成部5からカウント開始要求を受けると、クロック信号
に含まれるパルスをカウントする。カウンタ7のカウン
ト値は、コマンド生成部5において、バンクAおよびB
のうち、後にアクセスされるバンクにアクティブコマン
ドを発行してから、バンクAおよびBにプリチャージコ
マンドPaおよびPbをそれぞれ発行するタイミングを
決定するために用いられる。
【0023】〔データ処理部8〕データ処理部8は、読
み出し時に、コマンド生成部5からの制御に基づいて、
クロック信号に同期してSDRAM2から読み出したデ
ータを転送要求部3に出力する。また、データ処理部8
は、書き込み時に、コマンド生成部5からの制御に基づ
いて、転送要求部3から入力したデータを、クロック信
号に同期してSDRAM2に書き込む。
【0024】以下、メモリ装置1の動作例を説明する。 〔第1の動作例〕本動作例では、転送要求部3からコマ
ンド生成部5に読み出しコマンドが発行され、コマンド
生成部5からSDRAM2に発行される1回の読み出し
制御コマンドによって連続的にアクセスされるバースト
長「10」内に、図3に示すように、Aバンクのデータ
Da1〜Da6とBバンクのデータDb1〜Db4とが
含まれる場合について説明する。また、当該動作例で
は、同一バンクに対してプリチャージコマンド、アクテ
ィブコマンドおよび読み出しコマンドを発行できる時間
間隔、並びに、バンクAとBとに対してアクティブコマ
ンドをを発行できる時間間隔は、最低遷移時間であるC
ASレイテンシの3クロックサイクルに制約されてい
る。
【0025】図4は、当該動作例を説明するためのタイ
ミングチャートである。メモリ装置1では、図4(A)
に示すクロック信号を基準として動作タイミングが決定
される。以下、各クロックサイクルでの動作について説
明する。 クロックサイクル「0」,「1」:コマンド生成部5か
らSDRAM2にそれぞれプリチャージコマンドPa,
Pbが発行され、SDRAM2のバンクA,Bでそれぞ
れプリチャージ動作が行われる。
【0026】クロックサイクル「3」:プリチャージコ
マンドPaの発行からSDRAM2のバンクAのCAS
レイテンシによって決まる当該クロックサイクル「3」
で、コマンド生成部5からSDRAM2にバンクAにつ
いてのアクティブコマンドAaが発行される。また、コ
マンド生成部5は、カウンタ6にカウント開始要求を発
行する。これにより、カウンタ6によって、クロック信
号のパルスがカウントされる。また、コマンド生成部5
によって、図4(D)に示すカウンタ6のカウント値が
監視される。本動作例では、図3に示すように、バンク
AのデータがデータDa1〜Da6の6個であるため、
コマンド生成部5によって、カウンタ6のカウント値が
「5」(=6−1)になったか否かが監視される。
【0027】クロックサイクル「6」:コマンド生成部
5によって、アクティブコマンドAaを発行した後、C
ASレイテンシによって制約される3クロックサイクル
が経過したと判断され、バンクAについての読み出しコ
マンドRaがSDRAM2に発行される。
【0028】クロックサイクル「8」:コマンド生成部
5によって、図4(D)に示すカウンタ6のカウント値
が「5」になったと判断される。
【0029】クロックサイクル「9」:コマンド生成部
5によって、クロックサイクル「8」の判断に基づい
て、バンクBについてのアクティブコマンドAbがSD
RAM2に発行される。また、コマンド生成部5は、カ
ウンタ7にカウント開始要求を発行する。これにより、
カウンタ7によって、クロック信号のパルスがカウント
される。また、コマンド生成部5によって、図4(E)
に示すカウンタ7のカウント値が監視される。本動作例
では、図3に示すように、バースト長が「10」である
ことから、クロックサイクル「9」から8クロックサイ
クル後にプリチャージコマンドPaを発行し、クロック
サイクル「9」から9クロックサイクル後にプリチャー
ジコマンドPbを発行するように、コマンド生成部5に
よって、カウンタ7のカウント値が「8」(=10−
2)になったか否かが監視される。また、SDRAM2
のバンクAについての読み出しコマンドRaを発行後、
3クロックサイクル経過した当該クロックサイクル
「9」で、バンクAからデータ処理部8へのデータの出
力が開始する。すなわち、クロックサイクル「9」〜
「14」で、それぞれデータDa1〜Da6が、バンク
Aからデータ処理部8に出力される。当該データDa1
〜Da6は、データ処理部8を介して転送要求部3に出
力される。
【0030】クロックサイクル「12」:コマンド生成
部5によって、アクティブコマンドAbを発行した後、
CASレイテンシによって制約される3クロックサイク
ルが経過したと判断され、バンクBについての読み出し
コマンドRbがSDRAM2に発行される。
【0031】クロックサイクル「15」:SDRAM2
のバンクBについての読み出しコマンドRbを発行後、
3クロックサイクル経過した当該クロックサイクル「1
5」で、バンクBからデータ処理部8へのデータの出力
が開始する。すなわち、クロックサイクル「15」〜
「18」に、それぞれデータDb1〜Db4が、バンク
Bからデータ処理部8に出力される。当該データDb1
〜Db4は、データ処理部8を介して転送要求部3に出
力される。
【0032】クロックサイクル「16」:コマンド生成
部5によって、図4(E)に示すカウンタ7のカウント
値が「8」になったと判断される。
【0033】クロックサイクル「17」:コマンド生成
部5によって、クロックサイクル「16」の判断に基づ
いて、SDRAM2にバンクAについてのプリチャージ
コマンドPaが発行される。これにより、SDRAM2
のバンクAのプリチャージ動作が行われる。
【0034】クロックサイクル「18」:コマンド生成
部5によって、SDRAM2にバンクBについてのプリ
チャージコマンドPbが発行される。これにより、SD
RAM2のバンクBのプリチャージ動作が行われる。
【0035】以上説明したように、メモリ装置1によれ
ば、図3に示すようにバースト長がバンクAとBに跨が
っている場合でも、図4(C)に示すように、SDRA
M2に対してのデータ読み出しを連続して行うことがで
きる。
【0036】〔第2の動作例〕本動作例では、転送要求
部3からコマンド生成部5に書き込みコマンドが発行さ
れ、コマンド生成部5からSDRAM2に発行される1
回の書き込み制御コマンドによって連続的にアクセスさ
れるバースト長内に、図5に示すように、Aバンクに対
して書き込まれるデータDa1〜Da4とBバンクに対
して書き込まれるデータDb1〜Db3とが含まれる場
合について説明する。また、当該動作例では、第1の動
作例と同様に、CASレイテンシは3クロックサイクル
である。
【0037】図6は、当該動作例を説明するためのタイ
ミングチャートである。メモリ装置1では、図6(A)
に示すクロック信号を基準として動作タイミングが決定
される。以下、各クロックサイクルでの動作について説
明する。 クロックサイクル「0」,「1」:コマンド生成部5か
らSDRAM2にそれぞれプリチャージコマンドPa,
Pbが発行され、SDRAM2のバンクA,Bでそれぞ
れプリチャージ動作が行われる。
【0038】クロックサイクル「3」:プリチャージコ
マンドPaの発行からSDRAM2のバンクAのCAS
レイテンシによって決まる当該クロックサイクル「3」
で、コマンド生成部5からSDRAM2にバンクAにつ
いてのアクティブコマンドAaが発行される。また、コ
マンド生成部5は、カウンタ6にカウント開始要求を発
行する。これにより、カウンタ6によって、クロック信
号のパルスがカウントされる。また、コマンド生成部5
によって、図6(D)に示すカウンタ6のカウント値が
監視される。本動作例では、図5に示すように、バンク
AのデータがデータDa1〜Da4の4個であるため、
コマンド生成部5によって、カウンタ6のカウント値が
「3」(=4−1)になったか否かが監視される。
【0039】クロックサイクル「6」:コマンド生成部
5によって、アクティブコマンドAaを発行した後、C
ASレイテンシによって制約される3クロックサイクル
が経過したと判断され、バンクAについての書き込みコ
マンドWaがSDRAM2に発行される。これにより、
データ処理部8からSDRAM2に出力されたデータの
SDRAM2のバンクAへの書き込みが開始する。すな
わち、データ処理部8を介して転送要求部3から出力さ
れた、データDa1〜Da4が、クロックサイクル
「6」〜「9」で、SDRAM2のバンクAに書き込ま
れる。また、コマンド生成部5によって、図6(D)に
示すカウンタ6のカウント値が「3」になったと判断さ
れる。
【0040】クロックサイクル「7」:コマンド生成部
5によって、クロックサイクル「6」の判断に基づい
て、バンクBについてのアクティブコマンドAbがSD
RAM2に発行される。また、コマンド生成部5は、カ
ウンタ7にカウント開始要求を発行する。これにより、
カウンタ7によって、クロック信号のパルスがカウント
される。また、コマンド生成部5によって、図6(E)
に示すカウンタ7のカウント値が監視される。本動作例
では、図5に示すように、バースト長が「7」であるこ
とから、クロックサイクル「7」から5クロックサイク
ル後にプリチャージコマンドPaを発行し、クロックサ
イクル「7」から6クロックサイクル後にプリチャージ
コマンドPbを発行するように、コマンド生成部5によ
って、カウンタ7のカウント値が「5」(=7−2)に
なったか否かが監視される。
【0041】クロックサイクル「10」:コマンド生成
部5によって、アクティブコマンドAbを発行した後、
CASレイテンシによって制約される3クロックサイク
ルが経過したと判断され、バンクBについての書き込み
コマンドWbがSDRAM2に発行される。これによ
り、データ処理部8からSDRAM2に出力されたデー
タのSDRAM2のバンクBへの書き込みが開始する。
すなわち、データ処理部8を介して転送要求部3から出
力された、データDb1〜Db3が、クロックサイクル
「10」〜「12」で、SDRAM2のバンクBに書き
込まれる。
【0042】クロックサイクル「11」:コマンド生成
部5によって、図6(E)に示すカウンタ7のカウント
値が「5」になったと判断される。
【0043】クロックサイクル「12」:コマンド生成
部5によって、クロックサイクル「11」の判断に基づ
いて、SDRAM2にバンクAについてのプリチャージ
コマンドPaが発行される。これにより、SDRAM2
のバンクAのプリチャージ動作が行われる。
【0044】クロックサイクル「13」:コマンド生成
部5によって、SDRAM2にバンクBについてのプリ
チャージコマンドPbが発行される。これにより、SD
RAM2のバンクBのプリチャージ動作が行われる。
【0045】以上説明したように、メモリ装置1によれ
ば、図5に示すようにバースト長がバンクAとBに跨が
っている場合でも、図6(C)に示すように、SDRA
M2に対してのデータ書き込みを連続して行うことがで
きる。
【0046】〔第3の動作例〕本動作例では、転送要求
部3からコマンド生成部5に読み出しコマンドが発行さ
れ、コマンド生成部5からSDRAM2に発行される1
回の読み出し制御コマンドによって連続的にアクセスさ
れるバースト長「7」内に、図7に示すように、Aバン
クのデータDa1〜Da3とBバンクのデータDb1〜
Db4とが含まれる場合について説明する。また、本動
作例では、SDRAM2のCASレイテンシが、2クロ
ックサイクルの場合を例示する。
【0047】図8は、当該動作例を説明するためのタイ
ミングチャートである。メモリ装置1では、図8(A)
に示すクロック信号を基準として動作タイミングが決定
される。以下、各クロックサイクルでの動作について説
明する。 クロックサイクル「0」,「1」:コマンド生成部5か
らSDRAM2にそれぞれプリチャージコマンドPa,
Pbが発行され、SDRAM2のバンクA,Bでそれぞ
れプリチャージ動作が行われる。
【0048】クロックサイクル「2」:プリチャージコ
マンドPaの発行からSDRAM2のバンクAのCAS
レイテンシによって決まる当該クロックサイクル「2」
で、コマンド生成部5からSDRAM2にバンクAにつ
いてのアクティブコマンドAaが発行される。また、コ
マンド生成部5は、カウンタ6にカウント開始要求を発
行する。これにより、カウンタ6によって、クロック信
号のパルスがカウントされる。また、コマンド生成部5
によって、図8(D)に示すカウンタ6のカウント値が
監視される。本動作例では、図7に示すように、バンク
AのデータがデータDa1〜Da6の3個であるため、
コマンド生成部5によって、カウンタ6のカウント値が
「2」(=3−1)になったか否かが監視される。
【0049】クロックサイクル「4」:コマンド生成部
5によって、アクティブコマンドAaを発行した後、C
ASレイテンシによって制約される2クロックサイクル
が経過したと判断され、バンクAについての読み出しコ
マンドRaがSDRAM2に発行される。また、コマン
ド生成部5によって、図8(D)に示すカウンタ6のカ
ウント値が「2」になったと判断される。
【0050】クロックサイクル「5」:コマンド生成部
5によって、クロックサイクル「4」の判断に基づい
て、バンクBについてのアクティブコマンドAbがSD
RAM2に発行される。また、コマンド生成部5は、カ
ウンタ7にカウント開始要求を発行する。これにより、
カウンタ7によって、クロック信号のパルスがカウント
される。また、コマンド生成部5によって、図8(E)
に示すカウンタ7のカウント値が監視される。本動作例
では、図7に示すように、バースト長が「7」であるこ
とから、クロックサイクル「5」から6クロックサイク
ル後にプリチャージコマンドPaを発行し、クロックサ
イクル「5」から7クロックサイクル後にプリチャージ
コマンドPbを発行するように、コマンド生成部5によ
って、カウンタ7のカウント値が「6」(=7−1)に
なったか否かが監視される。
【0051】クロックサイクル「6」 SDRAM2のバンクAについての読み出しコマンドR
aを発行後、2クロックサイクル経過した当該クロック
サイクル「6」で、バンクAから読み出されデータのデ
ータ処理部8への出力が開始する。すなわち、クロック
サイクル「6」〜「8」で、それぞれデータDa1〜D
a3が、バンクAからデータ処理部8に出力される。当
該データDa1〜Da3は、データ処理部8を介して転
送要求部3に出力される。
【0052】クロックサイクル「7」:コマンド生成部
5によって、アクティブコマンドAbを発行した後、C
ASレイテンシによって制約される2クロックサイクル
が経過したと判断され、バンクBについての読み出しコ
マンドRbがSDRAM2に発行される。
【0053】クロックサイクル「9」:SDRAM2の
バンクBについての読み出しコマンドRbを発行後、2
クロックサイクル経過した当該クロックサイクル「9」
で、バンクBからデータ処理部8へのデータの出力が開
始する。すなわち、クロックサイクル「9」〜「12」
で、それぞれデータDb1〜Db4が、バンクBからデ
ータ処理部8に出力される。当該データDb1〜Db4
は、データ処理部8を介して転送要求部3に出力され
る。
【0054】クロックサイクル「10」:コマンド生成
部5によって、図8(E)に示すカウンタ7のカウント
値が「6」になったと判断される。
【0055】クロックサイクル「11」:コマンド生成
部5によって、クロックサイクル「10」の判断に基づ
いて、SDRAM2にバンクAについてのプリチャージ
コマンドPaが発行される。これにより、SDRAM2
のバンクAのプリチャージ動作が行われる。
【0056】クロックサイクル「12」:コマンド生成
部5によって、SDRAM2にバンクBについてのプリ
チャージコマンドPbが発行される。これにより、SD
RAM2のバンクBのプリチャージ動作が行われる。
【0057】以上説明したように、メモリ装置1によれ
ば、図7に示すようにバースト長がバンクAとBに跨が
っている場合でも、図8(C)に示すように、SDRA
M2に対してのデータ読み出しを連続して行うことがで
きる。
【0058】〔第4の動作例〕本動作例では、転送要求
部3からコマンド生成部5に書き込みコマンドが発行さ
れ、コマンド生成部5からSDRAM2に発行される1
回の書き込み制御コマンドによって連続的にアクセスさ
れるバースト長内に、図7に示すように、Aバンクに対
して書き込まれるデータDa1〜Da3とBバンクに対
して書き込まれるデータDb1〜Db4とが含まれる場
合について説明する。また、当該動作例では、第3の動
作例と同様に、CASレイテンシは2クロックサイクル
である。
【0059】図9は、当該動作例を説明するためのタイ
ミングチャートである。メモリ装置1では、図9(A)
に示すクロック信号を基準として動作タイミングが決定
される。以下、各クロックサイクルでの動作について説
明する。 クロックサイクル「0」,「1」:コマンド生成部5か
らSDRAM2にそれぞれプリチャージコマンドPa,
Pbが発行され、SDRAM2のバンクA,Bでそれぞ
れプリチャージ動作が行われる。
【0060】クロックサイクル「2」:プリチャージコ
マンドPaの発行からSDRAM2のバンクAのCAS
レイテンシによって決まる当該クロックサイクル「2」
で、コマンド生成部5からSDRAM2にバンクAにつ
いてのアクティブコマンドAaが発行される。また、コ
マンド生成部5は、カウンタ6にカウント開始要求を発
行する。これにより、カウンタ6によって、クロック信
号のパルスがカウントされる。また、コマンド生成部5
によって、図9(D)に示すカウンタ6のカウント値が
監視される。本動作例では、図7に示すように、バンク
AのデータがデータDa1〜Da3の3個であるため、
コマンド生成部5によって、カウンタ6のカウント値が
「2」(=3−1)になったか否かが監視される。
【0061】クロックサイクル「4」:コマンド生成部
5によって、アクティブコマンドAaを発行した後、C
ASレイテンシによって制約される2クロックサイクル
が経過したと判断され、バンクAについての書き込みコ
マンドWaがSDRAM2に発行される。これにより、
データ処理部8からSDRAM2に出力されたデータの
SDRAM2のバンクAへの書き込みが開始する。すな
わち、データ処理部8を介して転送要求部3から出力さ
れた、データDa1〜Da3が、クロックサイクル
「4」〜「6」で、SDRAM2のバンクAに書き込ま
れる。また、コマンド生成部5によって、図9(D)に
示すカウンタ6のカウント値が「2」になったと判断さ
れる。
【0062】クロックサイクル「5」:コマンド生成部
5によって、クロックサイクル「4」の判断に基づい
て、バンクBについてのアクティブコマンドAbがSD
RAM2に発行される。また、コマンド生成部5は、カ
ウンタ7にカウント開始要求を発行する。これにより、
カウンタ7によって、クロック信号のパルスがカウント
される。また、コマンド生成部5によって、図9(E)
に示すカウンタ7のカウント値が監視される。本動作例
では、図5に示すように、バースト長が「7」であるこ
とから、クロックサイクル「5」から5クロックサイク
ル後にプリチャージコマンドPaを発行し、クロックサ
イクル「5」から6クロックサイクル後にプリチャージ
コマンドPbを発行するように、コマンド生成部5によ
って、カウンタ7のカウント値が「5」(=7−2)に
なったか否かが監視される。
【0063】クロックサイクル「7」:コマンド生成部
5によって、アクティブコマンドAbを発行した後、C
ASレイテンシによって制約される2クロックサイクル
が経過したと判断され、バンクBについての書き込みコ
マンドWbがSDRAM2に発行される。これにより、
データ処理部8からSDRAM2に出力されたデータの
SDRAM2のバンクBへの書き込みが開始する。すな
わち、データ処理部8を介して転送要求部3から出力さ
れた、データDb1〜Db4が、クロックサイクル
「7」〜「10」で、SDRAM2のバンクBに書き込
まれる。
【0064】クロックサイクル「9」:コマンド生成部
5によって、カウンタ7のカウント値が「5」になった
と判断される。
【0065】クロックサイクル「10」:コマンド生成
部5によって、クロックサイクル「9」の判断に基づい
て、SDRAM2にバンクAについてのプリチャージコ
マンドPaが発行される。これにより、SDRAM2の
バンクAのプリチャージ動作が行われる。
【0066】クロックサイクル「11」:コマンド生成
部5によって、SDRAM2にバンクBについてのプリ
チャージコマンドPbが発行される。これにより、SD
RAM2のバンクBのプリチャージ動作が行われる。
【0067】このように、メモリ装置1によれば、図7
に示すようにバースト長がバンクAとBに跨がっている
場合でも、図9(C)に示すように、SDRAM2に対
してのデータ書き込みを連続して行うことができる。
【0068】以上説明したように、メモリ装置1によれ
ば、バースト長がバンクAとBに跨がっている場合で
も、SDRAM2に対してのデータの読み出し動作およ
び書き込み動作を連続して行うことができる。そのた
め、メモリ装置1によれば、バンクに対してのアクセス
パターンに制約を設けなくても、プリチャージ動作によ
るアクセス遅延を隠蔽して高い転送レートを得ることが
できる。その結果、SDRAM2の記憶領域を有効に使
用できる。すなわち、メモリ装置1によれば、コマンド
生成部5による制御コマンドの発行を、CASレイテン
シなどに対して最適化できる。
【0069】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。具体的には、本発明では、バースト長、CASレイ
テンシおよびバンク数は上述したものには限定されな
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のバンクを有し、前記バンク内のマトリクス状に配
設されたメモリセルに対してのアクセスを、クロック信
号を使用してバースト転送を用いて同期型メモリ(SD
RAM)を用いた場合に、転送レートの向上および記憶
領域の有効利用の双方を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態のメモリ装置の機能
ブロック図である。
【図2】図2は、図1に示すSDRAMのバンク構成を
説明するための図である。
【図3】図3は、図1に示すメモリ装置の第1の動作例
の読み出し動作において、バースト長内に含まれるデー
タを説明するための図である。
【図4】図4は、CASレイテンシが3クロックサイク
ルで、図3に示すデータをバースト転送して読み出しを
行う場合の図1に示すメモリ装置の動作例を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図5】図5は、図1に示すメモリ装置の第2の動作例
の書き込み動作において、バースト長内に含まれるデー
タを説明するための図である。
【図6】図6は、CASレイテンシが3クロックサイク
ルで、図5に示すデータをバースト転送して書き込みを
行う場合の図1に示すメモリ装置の動作例を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図7】図7は、図1に示すメモリ装置の第3の動作例
の読み出し動作において、バースト長内に含まれるデー
タを説明するための図である。
【図8】図8は、CASレイテンシが2クロックサイク
ルで、図7に示すデータをバースト転送して読み出しを
行う場合の図1に示すメモリ装置の動作例を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図9】図9は、CASレイテンシが2クロックサイク
ルで、図7に示すデータをバースト転送して書き込みを
行う場合の図1に示すメモリ装置の動作例を説明するた
めのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…メモリ装置、2…SDRAM、3…転送要求部、4
…アドレス生成部、5…コマンド生成部、6,7…カウ
ンタ、8…データ処理部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバンクを有し、前記バンク内にマト
    リクス状に配設されたメモリセルに対してのアクセス
    を、クロック信号を基準としたバースト転送によって行
    う同期型メモリを制御するメモリ制御装置であって、 1回の前記バースト転送が複数の前記バンクに対しての
    アクセスを伴う場合に、ワード線を活性化させることを
    指示するアクティブコマンドを一の前記バンクに対して
    発行するタイミングを基準として、前記クロック信号に
    よって規定されるクロックサイクルをカウントするカウ
    ンタと、 前記アクティブコマンドを前記一のバンクに対して発行
    し、他の前記バンクに対してのアクセスが前記一のバン
    クに対してのアクセスと連続して行われるように、前記
    カウンタのカウント値と前記1回のバースト転送で前記
    一のバンクに対してアクセスするデータ数と予め決めら
    れたCASレイテンシとを用いて決定したタイミング
    で、前記他のバンクに対してアクティブコマンドを発行
    するコマンド生成手段とを有するメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】前記カウンタを第1のカウンタとした場合
    に、前記他のバンクに対してアクティブコマンドを発行
    するタイミングを基準として前記クロックサイクルをカ
    ウントする第2のカウンタをさらに有し、 前記コマンド生成手段は、 前記バースト転送による前記複数のバンクに対してのア
    クセスに影響を与えないように、前記第2のカウンタの
    カウント値と前記バースト転送のバースト長とを用いて
    決定したタイミングで、前記一のバンクおよび前記他の
    バンクにそれぞれプリチャージコマンドを発行する請求
    項1に記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】前記バースト転送によって前記同期型メモ
    リにアクセスする際に用いるアドレスを生成するアドレ
    ス生成回路をさらに有する請求項1に記載のメモリ制御
    装置。
  4. 【請求項4】前記コマンド生成回路は、前記バンクに対
    してのアクセスが読み出しである場合に、前記一のバン
    クに対しての前記アクティブコマンドを発行してから前
    記CASレイテンシによって規定されるクロックサイク
    ル経過後に、前記一のバンクに対してデータ線の電位を
    読み取ることを指示する読み出しコマンドを発行し、前
    記他のバンクに対しての前記アクティブコマンドを発行
    してから前記CASレイテンシによって規定されるクロ
    ックサイクル経過後に、前記他のバンクに対して読み出
    しコマンドを発行する請求項1に記載のメモリ制御装
    置。
  5. 【請求項5】前記コマンド生成回路は、前記バンクに対
    してのアクセスが書き込みである場合に、前記一のバン
    クに対しての前記アクティブコマンドを発行してから前
    記CASレイテンシによって規定されるクロックサイク
    ル経過後に、前記一のバンクに対してデータ線に書き込
    みデータに応じた電位を印加することを指示する書き込
    みコマンドを発行し、前記他のバンクに対しての前記ア
    クティブコマンドを発行してから前記CASレイテンシ
    によって規定されるクロックサイクル経過後に、前記他
    のバンクに対して書き込みコマンドを発行する請求項1
    に記載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】複数のバンクを有し、前記バンク内にマト
    リクス状に配設されたメモリセルに対してのアクセス
    を、クロック信号を基準としたバースト転送によって行
    う同期型メモリと、 1回の前記バースト転送が複数の前記バンクに対しての
    アクセスを伴う場合に、ワード線を活性化させることを
    指示するアクティブコマンドを一の前記バンクに対して
    発行するタイミングを基準として、前記クロック信号に
    よって規定されるクロックサイクルをカウントするカウ
    ンタと、 前記アクティブコマンドを前記一のバンクに対して発行
    し、他の前記バンクに対してのアクセスが前記一のバン
    クに対してのアクセスと連続して行われるように、前記
    カウンタのカウント値と前記1回のバースト転送で前記
    一のバンクに対してアクセスするデータ数と予め決めら
    れたCASレイテンシとを用いて決定してタイミング
    で、前記他のバンクに対してアクティブコマンドを発行
    するコマンド生成手段とを有するメモリ装置。
  7. 【請求項7】前記カウンタを第1のカウンタとした場合
    に、前記他のバンクに対してアクティブコマンドを発行
    するタイミングを基準として前記クロックサイクルをカ
    ウントする第2のカウンタをさらに有し、 前記コマンド生成手段は、 前記バースト転送による前記複数のバンクに対してのア
    クセスに影響を与えないように、前記第2のカウンタの
    カウント値と前記バースト転送のバースト長とを用いて
    決定したタイミングで、前記一のバンクおよび前記他の
    バンクにそれぞれプリチャージコマンドを発行する請求
    項6に記載のメモリ装置。
  8. 【請求項8】前記バースト転送によって前記同期型メモ
    リにアクセスする際に用いるアドレスを生成するアドレ
    ス生成回路をさらに有する請求項6に記載のメモリ装
    置。
  9. 【請求項9】複数のバンクを有し、前記バンク内にマト
    リクス状に配設されたメモリセルに対してのアクセス
    を、クロック信号を基準としたバースト転送によって行
    う同期型メモリを制御するメモリ制御方法であって、 1回の前記バースト転送が複数の前記バンクに対しての
    アクセスを伴う場合に、ワード線を活性化させることを
    指示するアクティブコマンドを一の前記バンクに対して
    発行するタイミングを基準として、前記クロック信号に
    よって規定されるクロックサイクルをカウントしてカウ
    ント値を生成し、 前記アクティブコマンドを前記一のバンクに対して発行
    し、 他の前記バンクに対してのアクセスが前記一のバンクに
    対してのアクセスと連続して行われるように、前記カウ
    ント値と前記1回のバースト転送で前記一のバンクに対
    してアクセスするデータ数と予め決められたCASレイ
    テンシとを用いて決定したタイミングで、前記他のバン
    クに対してアクティブコマンドを発行するメモリ制御方
    法。
  10. 【請求項10】前記カウント値を第1のカウント値とし
    た場合に、前記他のバンクに対してアクティブコマンド
    を発行するタイミングを基準として前記クロックサイク
    ルをカウントして第2のカウント値を生成し、 前記バースト転送による前記複数のバンクに対してのア
    クセスに影響を与えないように、前記第2のカウント値
    と前記バースト転送のバースト長とを用いて決定したタ
    イミングで、前記一のバンクおよび前記他のバンクにそ
    れぞれプリチャージコマンドを発行する請求項9に記載
    のメモリ制御方法。
  11. 【請求項11】前記バンクに対してのアクセスが読み出
    しである場合に、前記一のバンクに対しての前記アクテ
    ィブコマンドを発行してから前記CASレイテンシによ
    って規定されるクロックサイクル経過後に、前記一のバ
    ンクに対してデータ線の電位を読み取ることを指示する
    読み出しコマンドを発行し、 前記他のバンクに対しての前記アクティブコマンドを発
    行してから前記CASレイテンシによって規定されるク
    ロックサイクル経過後に、前記他のバンクに対して読み
    出しコマンドを発行する請求項9に記載のメモリ制御方
    法。
  12. 【請求項12】前記バンクに対してのアクセスが書き込
    みである場合に、前記一のバンクに対しての前記アクテ
    ィブコマンドを発行してから前記CASレイテンシによ
    って規定されるクロックサイクル経過後に、前記一のバ
    ンクに対してデータ線に書き込みデータに応じた電位を
    印加することを指示する書き込みコマンドを発行し、 前記他のバンクに対しての前記アクティブコマンドを発
    行してから前記CASレイテンシによって規定されるク
    ロックサイクル経過後に、前記他のバンクに対して書き
    込みコマンドを発行する請求項9に記載のメモリ制御方
    法。
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