JPH09237492A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JPH09237492A
JPH09237492A JP8045057A JP4505796A JPH09237492A JP H09237492 A JPH09237492 A JP H09237492A JP 8045057 A JP8045057 A JP 8045057A JP 4505796 A JP4505796 A JP 4505796A JP H09237492 A JPH09237492 A JP H09237492A
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JP
Japan
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refresh
banks
synchronous dram
bank
synchronous
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Application number
JP8045057A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Matoba
司 的場
Yasuhiro Toyoda
康裕 豊田
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用されているシンクロナスDRAMの種類や
数によらずに、シンクロナスDRAMのリフレッシュ時
に流れる電流量を常に所定値以下に抑える。 【解決手段】リフレッシュバンク指定テーブル1の中の
1段目のレジスタ1−1から順にリフレッシュ制御フラ
グの内容が調べられ、そのリフレッシュ制御フラグによ
ってリフレッシュの実行が指定されているシンクロナス
DRAMバンクに対してのみのリフレッシュが実行され
る。このため、リフレッシュバンク指定テーブル1に対
してどのようなリフレッシュ制御フラグのパターンを設
定するかによって、同時にリフレッシュが実行されるシ
ンクロナスDRAMバンクの数およびその時のバンクの
組み合わせを任意に規定できるようになり、複数のシン
クロナスDRAMバンクのリフレッシュを1以上のサイ
クルに分けて実行することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシンクロナスDR
AMをアクセス制御するメモリ制御装置に関し、特に1
以上のシンクロナスDRAMを各々が含む複数のシンク
ロナスDRAMバンクをアクセス制御するメモリ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、非同期DRAMに代わる高速DR
AMとして、シンクロナスDRAMが注目されている。
シンクロナスDRAMは、外部クロックに同期した入出
力回路構成、コマンド形式のアクセス、バースト転送に
よる連続アクセス、2バンク構成などの特徴を持つ。
【0003】このシンクロナスDRAMをコンピュータ
システムの主記憶として利用すれば、例えばCPUとシ
ンクロナスDRAMのクロックの共通化によりアクセス
時のロスを少なくでき、またバースト転送を利用するこ
とによってCPUをノーウエイトで動作させること等を
実現できる。
【0004】従来の非同期DRAMへのアクセスを行う
場合、RAS#信号をアサートしローアドレスをDRA
Mに与えた後、CAS#信号をアサートしカラムアドレ
スをDRAMに与える事でアクセスを行った。
【0005】これに対し、シンクロナスDRAMへのア
クセスを行う場合は、クロックイネーブルとなるCKE
信号をアクティブにした状態で、ACT(バンク・アク
ティブ)コマンドにより、ローアドレスをシンクロナス
DRAMに与えた後、リード/ライトコマンドによりカ
ラムアドレスをシンクロナスDRAMに与える事でアク
セスを行なう。シンクロナスSDRAMの上記コマンド
受け取りは、そのシンクロナスDRAMに入力されたク
ロックCLKに同期して行われる。
【0006】ACT(バンク・アクティブ)コマンドは
非同期DRAMにおけるRAS#信号の立ち下がりに相
当し、リード/ライトコマンドは非同期DRAMにおけ
るCAS#信号の立ち下がりに相当する。シンクロナス
DRAMは、ACT(バンク・アクティブ)コマンドの
入力に応答してアクティブ状態となり、以降、プリチャ
ージコマンドが入力されるまでそのアクティブ状態を維
持する。
【0007】また、シンクロナスDRAMのリフレッシ
ュを行う場合は、対象となるシンクロナスDRAMがア
クティプ状態の時は、PRC(プリチャージ)コマンド
により、非アクテイプ状態にし、tRP時間(PRE
to ACTIVE Command Period)
後、CKE信号をアクティプにした状態で、CBR(C
AS Before RAS Refresh)コマン
ドにより、シンクロナスDRAM内部リフレッシュ動作
を起動した後、tRC時間(REF to REF/A
CTIVE Command Period)時間待つ
事で可能となる。
【0008】しかしながら、このようなシンクロナスD
RAMは、その高速動作のための構造上、非同期DRA
Mに比べてその消費電流は大きい。このため、シンクロ
ナスDRAMを主記憶として利用した場合には、そのリ
フレッシュ時に多大な電流が流れることになり、システ
ム上の電源回路の容量を大きくする必要がある。
【0009】リフレッシュ時に大電流が流れるのは、次
の理由による。すなわち、主記憶は、複数のシンクロナ
スDRAMチップを各々が含む複数のシンクロナスDR
AMバンクから構成されるが、リフレッシュ時にはこれ
ら全てのバンクのチップそれぞれに対して同時にリフレ
ッシュ動作が行われる。したがって、主記憶全体では、
シンクロナスDRAM1チップ当たりのリフレッシュ時
のピーク電流の全チップ数倍もの電流が流れることにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、全てのシンクロナスDRAMバンクのチップそれ
ぞれに対して同時にリフレッシュ動作が行われるので、
リフレッシュ時に多大な電流が流れるという問題があっ
た。
【0011】この発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、使用されているシンクロナスDRAMの種
類や数によらずに、シンクロナスDRAMのリフレッシ
ュ時に流れる電流量を常に所定値以下に抑えることがで
きるメモリ制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、1以上のシ
ンクロナスDRAMを各々が有する複数のシンクロナス
DRAMバンクをアクセス制御するメモリ制御装置にお
いて、前記複数のシンクロナスDRAMバンクの数に対
応する複数のレジスタから構成され、各レジスタには、
前記シンクロナスDRAMバンク毎にリフレッシュを行
うか否かを指定する複数のリフレッシュ制御情報が設定
されているリフレッシュバンク指定テーブルと、リフレ
ッシュサイクルの要求に応答して、前記リフレッシュバ
ンク指定テーブルの複数段のレジスタを1段ずつ順番に
選択し、その選択したレジスタに設定されているリフレ
ッシュ制御情報によってリフレッシュの実行が指定され
ているシンクロナスDRAMバンクに対してのみリフレ
ッシュを実行させるリフレッシュサイクル制御手段とを
具備し、同時にリフレッシュが実行されるシンクロナス
DRAMバンクを任意に組み合わせることにより、前記
複数のシンクロナスDRAMバンクのリフレッシュを1
以上のサイクルに分けて実行できるようにしたことを特
徴とする。
【0013】このメモリ制御装置においては、リフレッ
シュサイクルの実行が要求されると、まず、リフレッシ
ュバンク指定テーブルの中の1段目のレジスタが選択さ
れる。そして、その1段目のレジスタに設定されている
リフレッシュ制御情報によってリフレッシュの実行が指
定されているシンクロナスDRAMバンクに対してリフ
レッシュが実行される。この後、2段目以降のレジスタ
についても、リフレッシュの実行を指定するリフレッシ
ュ制御情報が含まれている場合には、そのリフレッシュ
制御情報に対応するバンクに対してのリフレッシュが実
行される。このため、リフレッシュバンク指定テーブル
に対してどのようなリフレッシュ制御情報のパターンを
設定するかによって、同時にリフレッシュが実行される
シンクロナスDRAMバンクの数およびその時のバンク
の組み合わせを任意に規定できるようになり、複数のシ
ンクロナスDRAMバンクのリフレッシュを1以上のサ
イクルに分けて実行することが可能となる。
【0014】したがって、使用されているシンクロナス
DRAMの種類や数によらずに、シンクロナスDRAM
のリフレッシュ時に流れるピーク電流値を常に所定値以
下に抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の一実施形態
に係るシンクロナスDRAMコントローラの構成が示さ
れている。このシンクロナスDRAMコントローラは、
コンピュータシステムに主記憶として設けられた複数の
シンクロナスDRAM(SDRAM)バンクをアクセス
制御するためのものであり、図示のように、リフレッシ
ュバンク指定テーブル1、ステート制御回路2、セレク
タ3、SDRAMインターフェース制御回路4を備えて
いる。
【0016】ここでは、コンピュータシステムに実装可
能な最大シンクロナスDRAMバンク数が6個であり、
システムボード上には図2に示されているように4個の
シンクロナスDRAMバンク0〜3が実装されており、
残りの2個のシンクロナスDRAMバンクは拡張用とし
て使用される場合を例示して説明する。各シンクロナス
DRAMバンクにはクロックイネーブル信号CKEが個
別に割り当て割れるので、SDRAMインターフェース
制御回路4からは6本のクロックイネーブル信号CKE
が発生されることになる。
【0017】リフレッシュバンク指定テーブル1は、シ
ステムのCPUによってリードライト可能な6段のレジ
スタ1−1〜1−6から構成されており、レジスタ1−
1〜1−6それぞれのピット0〜5にはシンクロナスD
RAMバンク0〜5に対応するリフレッシュ制御フラグ
が設定される。ここで、リフレッシュ制御フラグの値が
“1”時は、そのフラグのビット位置に対応するシンク
ロナスDRAMバンクがリフレッシュの対象であること
が指定される。
【0018】ステート制御回路2は、各シンクロナスD
RAMバンクの状態の遷移を管理するDRAMステート
回路と、リフレッシュサイクルの状態遷移を管理するリ
フレッシュステート回路とを含んでおり、リフレッシュ
バンク指定テーブル1に設定されたフレッシュ制御フラ
グの読み取り、セレクタ3の選択動作の制御、SDRA
Mインターフェース制御回路4によるリフレッシュサイ
クルの実行制御を行う。
【0019】このステート制御回路2は、リフレッシュ
タイマなどから定期的に発生されるリフレッシュスター
ト要求に応答して、リフレッシュバンク指定テーブル1
の1段目のレジスタ1−1から順番に1段ずつ選択し、
その選択したレジスタに設定されているリフレッシュ制
御フラグの内容を調べる。6ビットのリフレッシュ制御
フラグの中に“1”のリフレッシュ制御フラグが含まれ
ている場合には、セレクト信号を発生してそのフラグを
セレクタ3に選択させる。また、SDRAMインターフ
ェース制御回路4にコントロール信号を供給して、リフ
レッシュサイクルの実行を制御する。
【0020】セレクタ3は6ビットto1ビットのセレ
クタであり、6本のCKE信号それぞれに対応して設け
られている。すなわち、各セレクタ3は、6個のレジス
タ1−1〜1−6それぞれの同一ビット位置に設定され
ている6ビットのリフレッシュ制御フラグを入力し、そ
のうちの1ビットを選択する。したがって6ビットのリ
フレッシュ制御フラグの中に“1”のリフレッシュ制御
フラグが含まれている場合には、6個のセレクタ3から
は、その6ビットのリフレッシュ制御フラグの値がその
まま出力されることになる。
【0021】SDRAMインターフェイス制御回路4
は、ステート制御回路2からのコントロール信号に従っ
て、各SDRAMバンクへの制御信号を生成する。この
図1の構成においては、リフレッシュスタート要求が入
力されると、まず、リフレッシュバンク指定テーブル1
の中の1段目のレジスタ1−1の内容がステート制御回
路2によって参照される。その1段目のレジスタ1−1
に設定されている6ビットのリフレッシュ制御フラグの
中に“1”のリフレッシュ制御フラグが含まれている場
合には、ステート制御回路2からのセレクト信号によ
り、6個のセレクタ3それぞれが1段目のレジスタ1−
1に対応するビット位置の入力を選択する。そして、ス
テート制御回路2の制御の下、“1”のリフレッシュ制
御フラグに対応するシンクロナスDRAMバンクのリフ
レッシュがSDRAMインターフェイス制御回路4によ
って同時実行される。この後、2段目以降のレジスタに
ついても順次同様の処理が行われ、リフレッシュの実行
を指定する“1”のリフレッシュ制御フラグが含まれて
いる場合には、そのリフレッシュ制御フラグに対応する
シンクロナスDRAMバンクに対してのリフレッシュが
実行される。
【0022】このようにして、1段目から6番目までの
レジスタ1−1〜1−6の内容が順次読み込まれて、
“1”のリフレッシュ制御フラグに対応するシンクロナ
スDRAMバンクに対してリフレッシュが実行される。
もし、読み込んだ6ビットのリフレッシュ制御フラグが
全て“0”であった場合には、読み込んでないレジスタ
が残っていても、その時点でリフレッシュサイクルは終
了される。
【0023】このため、リフレッシュバンク指定テーブ
ル1に対してどのようなリフレッシュ制御フラグのパタ
ーンを設定するかによって、同時にリフレッシュが実行
されるシンクロナスDRAMバンクの数およびその時の
バンクの組み合わせを任意に規定できるようになり、複
数のシンクロナスDRAMバンクのリフレッシュを1以
上のサイクルに分けて(最大で6サイクルに分割され
る)実行することが可能となる。
【0024】次に、図3乃至図6を参照して、リフレッ
シュバンク指定テーブル1に設定される6X6ビットの
リフレッシュ制御フラグの具体的なパターンについて説
明する。
【0025】図3のパターンでは、1段のレジスタ毎に
“1”のリフレッシュ制御フラグが互いに異なるビット
位置に1つずつ設定されている。この場合、シンクロナ
スDRAMバンクのリフレッシュは1バンク単位で6回
に分けて行われる。したがって、リフレッシュ時のピー
ク電流は1バンクに属するチップの合計分だけで済み、
全てのバンクを同時にリフレッシュする場合の1/6に
ピーク電流を低減できる。
【0026】図4のパターンでは、1段目のレジスタ1
−1の全てのビット位置に“1”のリフレッシュ制御フ
ラグが設定されている。この場合、全てのバンクが同時
にリフレッシュされ、それが終了した時点でリフレッシ
ュサイクルが終了される。このパターンは、システムに
用意された電源回路の容量が十分大きい場合に好適なも
のであり、リフレッシュサイクルに要する時間を低減す
ることができる。
【0027】図5のパターンでは、1段目から3段目ま
でのレジスタ1−1〜1−3それぞれの互いに異なるビ
ット位置に“1”のリフレッシュ制御フラグが2つずつ
設定されている。この場合、シンクロナスDRAMバン
クのリフレッシュは2バンク単位で3回に分けて行わ
れ、3回目のリフレッシュが終了した時点でリフレッシ
ュサイクルが終了される。したがって、リフレッシュ時
のピーク電流は2バンクに属するチップの合計分だけで
済み、全てのバンクを同時にリフレッシュする場合の1
/3にピーク電流を低減できる。
【0028】図6のパターンは、標準実装されているバ
ンク0〜3と、拡張スロットを介して増設されたバンク
4,5のバンク構成やチップの種類が異なっており、バ
ンク0〜3に比べ、バンク4,5に大きなピーク電流が
流れる場合に好適なパターンである。すなわち、このパ
ターンにおいては、バンク0〜3については同時にリフ
レッシュされ、その後に、バンク4,5のリフレッシュ
が2回に分けて行われる。
【0029】つぎに、図7および図8を参照して、リフ
レッシュ制御動作の手順を具体的に説明する。図7はス
テート制御回路2によって管理されているリフレッシュ
サイクルの状態遷移を示す状態遷移図であり、また図8
はリフレッシュサイクルの動作を示すタイミングチャー
トである。
【0030】まず、システム起動時に、リフレッシュバ
ンク指定テーブル1のレジスタに対してリフレッシュ制
御フラグの設定がCPUによって行われる。ここでは、
図3のリフレッシュ制御パターンが設定される場合を想
定する。
【0031】リフレッシュスタート要求が発行される
と、ステート制御回路2は、まず、SDRAM状態ステ
ート回路からアクティプなバンクの有無を調べる。いず
れかのバンクがアクテイプな時は、IDLEサイクルか
らPRCサイクルヘ進み、そのアクティブなバンク(図
8ではバンク1)に対してプリチャージコマンド(RA
S#=0,CAS#=1,WE#=0)を送り、tRP
時間確保後、CHECKサイクルヘ進む。またアクテイ
プなバンクが無い時は、PRCサイクルに移行せずに、
CHECKサイクルに直接進む。
【0032】CHECKサイクルでは、レジスタ1−1
の内容がチェックされる。もし、6ピット全てが“0”
ならば、リフレッシュを実行せずにIDLEサイクルに
戻る。
【0033】この例では、バンク0に対応するリフレッ
シュ制御フラグが“1”であるので、それがセレクタ3
を介してSDRAMインターフェース制御回路4に送ら
れる。SDRAMインターフェース制御回路4は、CB
Rコマンドを発行する。このコマンドは最後のバンクに
ついてのリフレッシュが完了するまで保持される。
【0034】ステートはCBR00サイクルヘ進み、
“1”のリフレッシュ制御フラグに対応するバンク(こ
こでは、バンク0)のCKE0信号がアクティプにされ
る。次にCBR01サイクルヘ進み、チップセレクト信
号CSがアクテイプにされる。これにより、バンク0に
対してリフレッシュコマンドが送り出される。
【0035】また、このCBR01サイクルでは、レジ
スタ1−2の内容のチェックも同時に行われる。もし、
6ビット全てが“0”であれば、tRCサイクルに進み
tRC時間確保後、IDLEサイクルに戻りリフレッシ
ュサイクルを終了する。
【0036】“1”にセットされたピットがあれば(こ
の例では、バンク1に対応するリフレッシュ制御フラグ
が“1”)、CBR10サイクルヘ進む。このサイクル
では、バンク1に対応するCKE1信号がアクティプに
される。またこの時、CBR00においてアクティブに
したCKE0信号をインアクティブにする。次にCBR
11サイクルヘ進み、チップセレクト信号CSがアクテ
イプにされる。これにより、バンク1に対してリフレッ
シュコマンドが送り出される。また、このCBR11サ
イクルでは、レジスタ1−3の内容のチェックも同時に
行われる。以降、同様にして、バンク2〜5についての
リフレッシュが行われる。
【0037】以上説明したように、この実施形態におい
ては、リフレッシュバンク指定テーブル1の中の1段目
のレジスタ1−1から順にリフレッシュ制御フラグの内
容が調べられ、そのリフレッシュ制御フラグによってリ
フレッシュの実行が指定されているシンクロナスDRA
Mバンクに対してのみのリフレッシュが実行される。こ
のため、リフレッシュバンク指定テーブル1に対してど
のようなリフレッシュ制御フラグのパターンを設定する
かによって、同時にリフレッシュが実行されるシンクロ
ナスDRAMバンクの数およびその時のバンクの組み合
わせを任意に規定できるようになり、複数のシンクロナ
スDRAMバンクのリフレッシュを1以上のサイクルに
分けて実行することが可能となる。なお、この様なリフ
レッシュ制御は非同期のDRAMバンクに対して適用し
ても良い。これにより、DRAMのさらなる低消費電力
化を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のメモリ
制御装置によれば、同時にリフレッシュが実行されるシ
ンクロナスDRAMバンクの数およびその時のバンクの
組み合わせを任意に規定できるので、使用されているシ
ンクロナスDRAMの種類や数によらずに、シンクロナ
スDRAMのリフレッシュ時に流れる電流量を常に所定
値以下に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るSDRAMコント
ローラの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のSDRAMコントローラによって
制御されるSDRAMバンクの構成を示す図。
【図3】同実施形態のSDRAMコントローラのリフレ
ッシュバンク指定テーブルに設定されるリフレッシュ制
御フラグの第1パターンを説明するための図。
【図4】同実施形態のSDRAMコントローラのリフレ
ッシュバンク指定テーブルに設定されるリフレッシュ制
御フラグの第2パターンを説明するための図。
【図5】同実施形態のSDRAMコントローラのリフレ
ッシュバンク指定テーブルに設定されるリフレッシュ制
御フラグの第3パターンを説明するための図。
【図6】同実施形態のSDRAMコントローラのリフレ
ッシュバンク指定テーブルに設定されるリフレッシュ制
御フラグの第4パターンを説明するための図。
【図7】同実施形態のSDRAMコントローラによって
管理されているリフレッシュサイクルの状態遷移を示す
図。
【図8】同実施形態のSDRAMコントローラによって
実行されるリフレッシュ制御動作を示すタイミングチャ
ート。
【符号の説明】
1…リフレッシュバンク指定テーブル、1−1〜1−6
…レジスタ、2…ステート制御回路、4…SDRAMイ
ンターフェース制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のシンクロナスDRAMを各々が
    有する複数のシンクロナスDRAMバンクをアクセス制
    御するメモリ制御装置において、 前記複数のシンクロナスDRAMバンクの数に対応する
    複数のレジスタから構成され、各レジスタには、前記シ
    ンクロナスDRAMバンク毎にリフレッシュを行うか否
    かを指定する複数のリフレッシュ制御情報が設定されて
    いるリフレッシュバンク指定テーブルと、 リフレッシュサイクルの要求に応答して、前記リフレッ
    シュバンク指定テーブルの複数段のレジスタを1段ずつ
    順番に選択し、その選択したレジスタに設定されている
    リフレッシュ制御情報によってリフレッシュの実行が指
    定されているシンクロナスDRAMバンクに対してのみ
    リフレッシュを実行させるリフレッシュサイクル制御手
    段とを具備し、 同時にリフレッシュが実行されるシンクロナスDRAM
    バンクを任意に組み合わせることにより、前記複数のシ
    ンクロナスDRAMバンクのリフレッシュを1以上のサ
    イクルに分けて実行できるようにしたことを特徴とする
    メモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記リフレッシュサイクル制御手段は、
    前記リフレッシュ制御情報によってリフレッシュの実行
    が指定されているシンクロナスDRAMバンクそれぞれ
    に対応するクロックイネーブル信号をアクティブにし
    て、リフレッシュコマンドを発行することを特徴とする
    請求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記リフレッシュサイクル制御手段は、 前記選択したレジスタに設定されているリフレッシュ制
    御情報が全てリフレッシュの非実行を示すとき、後段の
    レジスタを参照せずにリフレッシュサイクルの実行を終
    了することを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 コンピュータシステムの主記憶として使
    用される複数のシンクロナスDRAMバンクをアクセス
    制御するメモリ制御装置において、 前記コンピュータシステムに実装可能なシンクロナスD
    RAMバンクの最大数に対応する複数のレジスタから構
    成され、各レジスタには、前記シンクロナスDRAMバ
    ンク毎にリフレッシュを行うか否かを指定する複数のリ
    フレッシュ制御情報が設定されているリフレッシュバン
    ク指定テーブルと、 リフレッシュサイクルの要求に応答して、前記リフレッ
    シュバンク指定テーブルの複数段のレジスタを1段ずつ
    順番に選択し、その選択したレジスタに設定されている
    リフレッシュ制御情報によってリフレッシュの実行が指
    定されているシンクロナスDRAMバンクに対してのみ
    リフレッシュを実行させるリフレッシュサイクル制御手
    段とを具備し、 同時にリフレッシュが実行されるシンクロナスDRAM
    バンクを任意に組み合わせることにより、前記複数のシ
    ンクロナスDRAMバンクのリフレッシュを1以上のサ
    イクルに分けて実行できるようにしたことを特徴とする
    メモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 1以上のDRAMを各々が有する複数の
    DRAMバンクをアクセス制御するメモリ制御装置にお
    いて、 前記複数のDRAMバンクの数に対応する複数のレジス
    タから構成され、各レジスタには、前記DRAMバンク
    毎にリフレッシュを行うか否かを指定する複数のリフレ
    ッシュ制御情報が設定されているリフレッシュバンク指
    定テーブルと、 リフレッシュサイクルの要求に応答して、前記リフレッ
    シュバンク指定テーブルの複数段のレジスタを1段ずつ
    順番に選択し、その選択したレジスタに設定されている
    リフレッシュ制御情報によってリフレッシュの実行が指
    定されているDRAMバンクに対してのみリフレッシュ
    を実行させるリフレッシュサイクル制御手段とを具備
    し、 同時にリフレッシュが実行されるDRAMバンクを任意
    に組み合わせることにより、前記複数のDRAMバンク
    のリフレッシュを1以上のサイクルに分けて実行できる
    ようにしたことを特徴とするメモリ制御装置。
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