JP2002082444A - 画像形成用二軸配向フィルム - Google Patents

画像形成用二軸配向フィルム

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JP2002082444A JP2001186103A JP2001186103A JP2002082444A JP 2002082444 A JP2002082444 A JP 2002082444A JP 2001186103 A JP2001186103 A JP 2001186103A JP 2001186103 A JP2001186103 A JP 2001186103A JP 2002082444 A JP2002082444 A JP 2002082444A
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康之 今西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の安定性に優れ、むらのない優れた画像
外観を得ることができる、画像形成用二軸配向フィルム
を提供する。 【解決手段】 ポリエステルを主成分とし、ポリイミド
を含有する樹脂組成物からなるフィルムであって、ガラ
ス転移温度が110℃以上、160℃以下、透明性が8
〜0.1%(厚さ100μm換算)、中心線平均粗さが
5〜350nm、120℃、30秒での面内方向熱収縮
率の最大値と最小値の差が0.08%以下であり、面内
方向における熱膨張係数差が0〜8ppm/℃であるこ
とを特徴とする画像形成用二軸配向フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム表面に画
像を形成可能な各種表面加工を施し、製版、プルーフ、
樹脂版、或いは画像出力用ベースとして使用するに好適
な画像形成用二軸配向フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまで画像形成用の各種基材フィルム
としては、特開平61−293832号、特開平63−
60732号公報等に記載されているものが知られてい
る。しかし、これら公報に開示されているフィルムは、
加熱時の画像安定性、画像むらの点で必ずしも満足でき
る特性を有しておらず、画像の高精度化が求められてい
る製版・印刷分野を中心にベースフィルムの更なる改良
が求められている。
【0003】また本発明と関係する、ポリエステルとポ
リエーテルイミド(PEI)のブレンド物については、
PEI分率の増加に伴ってガラス転移温度が上昇するこ
とが報告されている(例えば、米国特許4141927
号、「JOURNAL ofAPPLIED POLY
MER SCIENCE 48 935−937(19
93)」、「Macromolecules 28 2
845−2851(1995)、POLYMER,38
4043−4048(1997)」等)。また、国際
公開WO00/68318号、国際公開WO98/23
682号にはポリエステルと脂肪族系または脂環族系ポ
リイミドのブレンド物について報告されている。しかし
ながら、ポリエステルとこれらのポリイミドのブレンド
物からなる二軸配向フィルムに関する報告は数少なく、
該樹脂組成物を用いた画像形成用二軸配向フィルムにつ
いては全く技術的知見がないのが当該分野の現状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されていたフ
ィルムには、画像外観に劣る、画像形成が安定しないと
いう欠点があった。
【0005】本発明の課題は、画像の安定性に優れ、む
らのない優れた画像外観を得ることができる、画像形成
用二軸配向フィルムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像形成用二軸配向フィルムは、ポリエス
テルを主成分とし、ポリイミドを含有する樹脂組成物か
らなるフィルムであって、ガラス転移温度が110℃以
上、160℃以下、透明性が8〜0.1%(厚さ100
μm換算)、中心線平均粗さが5〜350nm、120
℃、30秒での面内方向熱収縮率の最大値と最小値の差
が0.08%以下であり、面内方向における熱膨張係数
差が0〜8ppm/℃であることを特徴とするものから
なる。
【0007】このような画像形成用二軸配向フィルムに
おいては、透明性を良好に、かつ、中心線平均粗さを特
定することにより、画像品質の改良が可能となり、更に
熱収縮率、熱膨張係数に着目してこれらを最適な範囲に
制御することにより画像再現性を改良することが可能と
なる。即ち、これら特性をすべて所定範囲内に収めるこ
とにより、画像形成用二軸配向フィルムとして総合的に
見て優れた画像再現性、外観を達成することが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の画像形成用二軸
配向フィルムの望ましい実施の形態について説明する。
本発明に係る画像形成用二軸配向フィルムは、二軸配向
フィルム上に画像形成用の各種塗布層を有する二軸配向
フィルムに関するものである。
【0009】本発明でいう、ポリエステルとは、ジオー
ルとジカルボン酸の縮重合により得られるポリマーを少
なくとも80重量%含有するポリマーである。ジカルボ
ン酸とは、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナ
フタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバチン酸などで
代表されるものであり、また、ジオールとは、エチレン
グリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、シクロヘキサンジメタノールなどで代表さ
れるものである。具体的には、例えば、ポリメチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、
ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリエチレン−p
−オキシベンゾエート、ポリ−1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレートを挙げることができる。勿論、これらのポ
リエステルは、ホモポリマーであってもコポリマーであ
ってもよく、コポリマーの場合、共重合成分として、例
えば、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ポリアルキレングリコールなどのジオール成分、ア
ジピン酸、セバチン酸、フタル酸、イソフタル酸、2,
6−ナフタレンジカルボン酸などのジカルボン酸成分、
ヒドロキシ安息香酸、6ーヒドロキシー2ーナフトエ酸
などのヒドロキシカルボン酸成分を含有していてもよ
い。
【0010】本発明の場合、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン−2,6−ナフタレートおよびこれら
の共重合体および変成体が好ましく、中でもエチレンテ
レフタレート単位を少なくとも70モル%以上含有する
ポリマーが本発明の効果発現の観点から特に好ましい。
この場合、酸成分は、テレフタル酸が主成分であるが、
少量の他のジカルボン酸成分を共重合してもよく、また
グリコール成分は、エチレングリコールを主成分とする
が、他のグリコール成分を共重合成分として加えてもよ
い。テレフタル酸以外のジカルボン酸としては、例えば
ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルス
ルフォンジカルボン酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、
4、4´−ジフェニルジカルボン酸、3、3´−ジフェ
ニルジカルボン酸、などの芳香族ジカルボン酸、アジピ
ン酸、コハク酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン
ジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸、1、3−アダマンタンジカルボン酸などの脂
環族ジカルボン酸を挙げることができる。
【0011】また、エチレングリコール以外のグリコー
ル成分としては、例えば、クロルハイドロキノン、メチ
ルハイドロキノン、4、4´−ジヒドロキシビフェニ
ル、4、4´−ジヒドロキシジフェニルスルフォン、
4、4´−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4、4
´−ジヒドロキシベンゾフェノン、p−キシレングリコ
ールなどの芳香族ジオール、1、3−プロパンジオー
ル、1、4−ブタンジオール、1、6−ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1、4−シクロヘキサン
ジメタノールなど、1、4−ブタンジオール、1、6−
ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどの脂肪
族、脂環式ジオールをあげることができる。また、さら
に酸成分、グリコール成分以外に、p−ヒドロキシ安息
香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、2、6−ヒドロキシナ
フトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸およびp−
アミノフェノール、p−アミノ安息香酸などを本発明の
目的を損なわない程度の少量であればさらに共重合せし
めることができる。
【0012】ポリエステルの重合触媒としては代表的に
は3酸化アンチモン等のアンチモン系、2酸化マンガン
等のマンガン系、2酸化ゲルマニウム等のゲルマニウム
系、各種チタン系、アルミニウム系化合物をその代表と
して挙げることが出来る。フィルムの透明性から、全量
あるいは一部にゲルマニウム系触媒を使用するのが好適
である。
【0013】本発明に用いられるポリエステルの固有粘
度は、ポリエーテルイミドとの溶融混練性、製膜性、溶
融押出時の分解性等の観点から、好ましくは0.55〜
2.0dl/g、より好ましくは0.6〜1.4dl/
g、最も好ましくは0.70〜1.0dl/gである。
【0014】本発明でいうポリイミドとは、環状イミド
基を含有する溶融成形性のポリマーであり、本発明の目
的に使用できるものであれば特に限定されない。本発明
では、ポリエーテルイミド、すなわち、脂肪族、脂環族
または芳香族系のエーテル単位と環状イミド基を繰り返
し単位として含有するポリマーが好ましい。例えば、米
国特許第4141927号、特許第2622678号、
特許第2606912号、特許第2606914号、特
許第2596565号、特許第2596566号、特許
第2598478号公報のポリエーテルイミド、特許第
2598536号、特許第2599171号、特開平9
−48852号公報、特許第2565556号、特許第
2564636号、特許第2564637号公報、特許
第2563548号、特許第2563547号、特許第
2558341号、特許第2558339号、特許第2
834580号公報に記載のポリマーである。本発明の
効果を阻害しない範囲であれば、ポリエーテルイミドの
主鎖に環状イミド、エーテル単位以外の構造単位、例え
ば、芳香族、脂肪族、脂環族エステル単位、オキシカル
ボニル単位等が含有されていてもよい。
【0015】特に好ましいポリエーテルイミドとして
は、下記一般式化1で示されるポリマーを例示すること
ができる。
【0016】
【化1】
【0017】ただし、上記式中R1 は、6〜30個の炭
素原子を有する2価の芳香族または脂肪族残基;R2
6〜30個の炭素原子を有する2価の芳香族残基、2〜
20個の炭素原子を有するアルキレン基、2〜20個の
炭素原子を有するシクロアルキレン基、及び2〜8個の
炭素原子を有するアルキレン基で連鎖停止されたポリジ
オルガノシロキサン基からなる群より選択された2価の
有機基である。
【0018】上記R1 、R2 としては、例えば、下記式
群化2に示される芳香族残基を挙げることができる。
【0019】
【化2】
【0020】本発明では、ポリエステルとの相溶性、コ
スト、溶融成形性等の観点から、下記式化3または化4
で示される構造単位を有する、2,2−ビス[4−
(2,3−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパ
ン二無水物とm−フェニレンジアミン、またはp−フェ
ニレンジアミンとの縮合物が好ましい。このポリエーテ
ルイミドは、“ウルテム”(登録商標)の商標名で、ジ
ーイープラスチックス社より入手可能である。
【0021】
【化3】
【0022】
【化4】
【0023】本発明では、ガラス転移温度が350℃以
下、より好ましくは250℃以下のポリエーテルイミド
が好ましく、2,2−ビス[4−(2,3−ジカルボキ
シフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物とm−フェ
ニレンジアミンまたはp−フェニレンジアミンとの縮合
物が、ポリエステル(A)との相溶性、コスト、溶融成
形性等の観点から最も好ましい。このポリエーテルイミ
ドは、GeneralElectric社製で「Ult
em1000または5000シリーズ」の商標名で知ら
れているものである。
【0024】本発明で開示するフィルムにおけるポリイ
ミドの含有率は、2重量%以上、30重量%以下である
ことが好ましく、画像の安定性、画像むらの観点から、
4重量%以上、20重量%以下であることがより好まし
い。ポリイミドの含有率が2重量%未満であると、本発
明で目的とする効果が得られなくなり、これとは逆に、
30重量%を越えるとフィルムの製膜性、コスト、透明
性等の点で問題となる。
【0025】フィルムとして使用する樹脂組成物の固有
粘度は、特に限定されないが、0.5〜1.9dl/g
の範囲にあることが好ましい。固有粘度は、フィルムの
生産性および本発明で開示する好ましい熱特性を達成す
る観点から0.6〜0.9dl/gがより好ましい。本
発明で用いる樹脂には、必要に応じて各種添加物を添加
してもよい。添加物としては、各種無機滑剤、有機滑剤
を用いることができる。その形状としては凝集粒子、真
球状粒子、数珠状粒子、コペイトウ状粒子、燐片状粒子
等の各種形状のものを使用できる。その材質としては無
機粒子の場合、酸化珪素、炭酸カルシウム、酸化チタ
ン、アルミナ、ジルコニア、珪酸アルミニウム、マイ
カ、クレー、タルク等を、有機粒子の場合ポリイミド系
樹脂、オレフィン或いは変性オレフィン系樹脂、架橋乃
至無架橋ポリスチレン系樹脂、架橋或いは無架橋アクリ
ル樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂等の有機粒子
を、又有機滑剤としてステアリン酸アミド、オレイン酸
アミド、フマール酸アミド等の各種アミド化合物を、各
種酸化防止剤、チヌビン系等の各種耐候剤、燐系、臭素
系の各種難燃剤を添加することができる。
【0026】本発明に係るフィルムは、二軸方向に延伸
されてなることが必要である。又その構成としては単
膜、2層以上の積層体を挙げることができるが、面設計
の観点から2層以上の積層体が好適である。また積層す
る樹脂としては、特に限定されないが、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレンテレフタレート等のポリエ
ステル樹脂、該ポリエステルとポリイミドの樹脂組成物
がコスト、品質のバランスから好適である。また、フィ
ルムを積層する場合、フィルム表裏の物性差は小さくす
ることが好ましく、基層部と積層部の熱物性が異なる場
合には、同一のポリマーAをポリマーBからなる基層部
フィルムの表裏に積層する、いわゆるA/B/A型の3
層積層方式が好ましい。基層部と積層部のガラス転移温
度の差は20℃以下、より好ましくは10℃以下となる
ように選定することがフィルムの画像むら抑制およびフ
ィルムのカール性の観点から好ましい。
【0027】本発明のフィルムは、次のように各特性が
特定の範囲に制御されたものである。本発明で開示する
二軸配向フィルムは、単一のガラス転移温度(Tg)を
有していることが好ましい。フィルムが単一のTgを有
するか否かは、示差走査熱分析、動的粘弾性測定等の各
種分析を用いて適宜判断する。固体物性による方法のみ
で判定しにくい場合には、顕微鏡観察などの形態学的方
法を併用しても良い。また、示差走査熱分析によってT
gを判定する場合は、温度変調法や高感度法を使用する
ことが有効である。尚、本発明では示差走査熱分析測定
で検知される可逆的比熱変化が5mJ/g/℃以下のガ
ラス転移温度は無視する。また、この判定において、シ
ート状物が2つ以上のガラス転移を有しており、フィル
ム中でポリエステルとポリイミドが充分相溶しておら
ず、フィルム中にポリエステル、ポリイミドおよびその
熱分解物または反応物等からなる分散ドメインが多数存
在している場合には、本発明で開示する高品質のフィル
ムが得られない。尚、積層フィルムで基層部と積層部が
異なるポリマーからなる場合においては、本発明でいう
ガラス転移温度とは、フィルム基層部のガラス転移温度
であり、本発明ではフィルム基層部を構成するポリマー
が単一のガラス転移温度を有することが好ましい。
【0028】フィルムのガラス転移温度は、110℃以
上、160℃以下であることが、フィルムの熱特性、生
産性の観点で必須であり、120℃以上、150℃以下
がより好ましい。光学特性である透明性(ヘイズ)は、
8〜0.1%であることが必要であり、3〜0.5%で
あることがより好ましい。透明性が8%より大きい場
合、加工状態の目視チェックが困難となる為好ましくな
い。又0.1%より小さい場合、製膜時、加工時に傷が
顕著に目立つ為好ましくない。
【0029】また、本発明に係るフィルムの中心線平均
粗さRaは5〜350nmであることが必要であり、好
ましくは10〜100nmである。Raが5nmより小
さい場合、製膜時、加工時の走行不良、傷が発生し易く
なるので注意すべきである。350nmより大きい場
合、塗布加工時に塗布むらが発生し易くなる。
【0030】本発明のフィルムにおいては、120℃、
30秒での縦および横方向の熱収縮率のばらつき(最大
値と最小値との差)が各々0.08%以下、熱膨張係数
差が0〜8ppm/℃であることが必要であり、より好
ましい熱収縮率のばらつきは0.04%以下、より好ま
しい熱膨張係数差は0〜4ppm/℃である。熱収縮率
のばらつきが0.08%より大きかったり、熱膨張係数
差が8ppm/℃より大きい場合、熱に対する画像安定
性が欠ける。
【0031】後述の如く推定されるフィルムの片伸びが
30mm以下である場合、加工時の画像ゆがみが小さい
ので好ましく、この片伸びは10mm以下であるとより
好ましい。
【0032】本発明のフィルムの厚みは、2〜300μ
mであり、目的に応じて適宜決定できるが、20〜20
0μmがより好ましく、35〜125μmがさらに好ま
しい。
【0033】本発明では、該フィルム表面にアクリル、
ポリエステル、ウレタン、変性ポリオレフィン、スチレ
ン、フッ素、シリコン系の水分散或いは水溶性樹脂を塗
布後延伸してもよい。又、該樹脂中に帯電防止機能を賦
与する為にスチレンスルホン酸、ドデシルベンゼンスル
ホン酸等のスルホン化物、燐酸化合物、シリコンアミ
ド、ボロン化合物等の各種帯電防止剤を添加するのが好
適である。また、易滑性を賦与する為凝集粒子、真球状
粒子、数珠状、コペイトウ状等の各種形状を有する酸化
珪素、炭酸カルシウム、酸化チタン、アルミナ、ジルコ
ニア、珪酸アルミニウム等の各種無機粒子、ポリイミド
系樹脂、オレフィン或いは変性オレフィン系樹脂、架橋
乃至無架橋ポリスチレン系樹脂、架橋或いは無架橋アク
リル樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂等の有機粒子
を添加してもよい。
【0034】上記のような本発明に係るフィルムは例え
ば次のような方法によって製造することが出来る。ポリ
エステルを主成分とし、ポリイミドを含有する本発明の
樹脂組成物中に、重合時添加、溶融混練時添加、或いは
高濃度マスタ原料を混合する等の方法を適宜組み合わせ
て、必要に応じて所定粒子、添加剤を添加した原料を、
水分率100ppm以下に乾燥後、押出機を用いて溶
融、口金を用いてシート状に押し出し、30〜100℃
の冷却ロール上で冷却する。ベント孔を有する押出機を
用いる場合は乾燥工程を省いてもよい。又該フィルム
は、上述したように機能分担させる為、2層以上の複合
フィルムとしてもよい。得られたシート状物を、縦方向
に延伸した後、横方向に延伸、もしくは横方向に延伸し
た後、縦方向に延伸する逐次二軸延伸法、もしくは同時
二軸延伸法によって、フィルムに二軸配向性を付与す
る。同時二軸延伸を用いた場合、片伸び、面内方向熱収
縮率のばらつきを小さく出来る場合が多いので好まし
い。
【0035】以下に、最も一般的に用いられる逐次二軸
延伸法による具体例を示すが本発明が以下の説明に限定
されないことは無論である。まず、複数のロール群によ
って加熱したフィルムを85〜150℃の延伸温度、3
〜8倍の倍率で一段階もしくは2段階以上の多段階で長
手方向(縦方向)に延伸し、更に該フィルムをクリップ
で把持してテンターに導き、90〜160℃の延伸温
度、3〜8倍の倍率で幅方向(横方向)に延伸する。こ
の際、必要に応じて更に長手方向または/および幅方向
に110〜180℃で1.01〜2.5倍延伸を施して
もよい。延伸後の熱処理は、代表的には100〜250
℃で行うが、この場合、テンター内でのボーイング、配
向むらの発生を抑止するために段階的に昇温しながら熱
処理することが好ましく、本発明では、(横延伸温度+
10)〜(横延伸温度+100)の範囲内で少なくとも
2つの温度帯域の熱処理ゾーンを設けることが望まし
い。本発明で好ましく使用する樹脂組成物からなるフィ
ルムの場合、この段階昇温熱処理が熱収縮率の面内異方
性の少ない本発明のフィルムを得る上で極めて有効であ
る。熱処理後の冷却工程では、弛緩処理を行うことが好
ましく、縦、横各々0.001〜10%の割合で弛緩処
理することが好ましい。熱処理終了後、170〜230
℃の温度域で縦、横各々個別に、又は同時に0.5%以
上、7%以下の割合で弛緩処理することが本発明のフィ
ルム品質を実現する上で好適である。該フィルム表層に
施す樹脂としては特に限定されないが、光、熱等により
反応し、必要に応じて各種エッチング剤、或いは各種薬
液で洗浄又は反応させることにより、画像を形成するこ
とが出来る樹脂をその代表として用いることができる。
【0036】[測定方法]本発明の説明に使用した各特
性の測定方法は以下の通りである。 (1)固有粘度 オルトクロロフェノール中、25℃で測定した溶液粘度
から、下式で計算した値を用いた。すなわち、 ηsp/C=[η]+K[η]2・C ここで、ηsp=(溶液粘度/溶媒粘度)−1であり、
Cは、溶媒100mlあたりの溶解ポリマ重量(g/1
00ml、通常1.2)、Kはハギンス定数(0.34
3とする)である。また、溶液粘度、溶媒粘度はオスト
ワルド粘度計を用いて測定した。単位は[dl/g]で
示す。
【0037】(2)透明性 ASTM 1003に準じて測定する。厚みがTμmの
フィルムの場合、100μmへの換算は、以下の式に基
づいて行う。 ヘイズ(厚みTμm)×100/T=100μm換算ヘ
イズ
【0038】(3)ガラス転移温度、融解温度 疑似等温法にて下記装置および条件で比熱測定を行い、
JIS K7121に従って決定した。 装置 :TA Instrument社製温度変調D
SC 測定条件: 加熱温度 :270〜570K(RCS冷却法) 温度校正 :高純度インジウムおよびスズの融点 温度変調振幅:±1K 温度変調周期:60秒 昇温ステップ:5K 試料重量 :5mg 試料容器 :アルミニウム製開放型容器(22mg) 参照容器 :アルミニウム製開放型容器(18mg) 尚、ガラス転移温度は下記式により算出した。 ガラス転移温度=(補外ガラス転移開始温度+補外ガラ
ス転移終了温度)/2
【0039】(4)中心線平均粗さ(Ra) 小坂研究所社製表面粗さ測定器(SE−3FK)を使用
し、JIS−B−0601に従って測定した。Raの単
位はnmで示す。触針は0.5μmR、カットオフ0.
08mmで測定する。
【0040】(5)熱膨張係数差 フィルムの面内の4つの方向(長手方向、幅方向、およ
び長手方向に対して45度および135度の方向につい
て、フィルムを試長15mm、幅4mmにサンプリング
し、真空理工(株)製TMA TM−3000および加
熱制御部TA−1500にセットした。15%RHの湿
度雰囲気下、0.5gの荷重をフィルムに印加し、温度
を室温(23℃)から50℃まで上昇させた後、いった
ん、室温まで温度を戻した。その後、再度温度を室温か
ら50℃まで上昇させた。再昇温時の、30℃から40
℃までのフィルムの変位量(ΔL μm)を測定し、次
式から熱膨張係数を求める。これらの4つの方向の熱膨
張係数率の差の最大値を熱膨張係数差とした。 熱膨張係数(ppm/℃)=[(ΔL/15)/(40
−30)]×1000
【0041】(6)熱収縮率 ASTM−D1204に準じて測定することとして、面
内方向に16分割し、各々方向について、120℃の熱
風下、30秒放置した後の熱収縮率を測定し、最大値と
最小値の差をばらつきとした。
【0042】(7)片伸び 1000mm幅のフィルムを長手方向に10m拡げ、長
手方向における始端、終端をフィルムの幅方向端縁にお
いて糸で結んだ線と、フィルムの同幅方向端縁との最大
距離を片伸び量(mm)として表した。
【0043】(8)画像ゆがみ 感熱塗料を0.4ミクロン塗布乾燥後、600DPIサ
ーマルヘッドで印字画像を形成し、60%RHの湿度条
件下、25〜80℃に変更して画像ゆがみを目視で判定
した。
【0044】(9)画像むら 感熱塗料を0.4ミクロン塗布乾燥後、600DPIサ
ーマルヘッドで印字画像を形成し、主として塗布のむら
により発生している画像濃淡むらを目視で判定した。
【0045】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例について、比
較例と比較しながら説明する。 実施例1〜3、比較例1〜2 所定粒子(凝集シリカ)を重合時に添加した固有粘度
0.65(dl/g)のポリエチレンテレフタレート
(PET)50重量部とGeneral Electr
ic社製ポリエーテルイミド“ウルテム1010”50
重量部を300℃に加熱されたベント方式の二軸混練機
に投入し、PET/ポリエーテルイミドが50/50重
量部のブレンドチップを作成する。
【0046】次いで、ここで得たブレンドチップ20重
量部と前記PET80重量部を混合し、水分量15pp
m以下に乾燥後、スクリュー径120mmの単軸押出機
に投入して、290℃で溶融、混練した後、20℃の冷
却ロール上でシート状に冷却する。該シートを長手方向
に105℃で3.8倍、115℃で横方向に4.0倍延
伸を行った後、150℃と180℃に制御された温度ゾ
ーンにフィルムを逐次導いて熱処理を施した後、235
℃で熱処理を行う。その後、横方向に190℃で3%弛
緩処理を行った後、140℃で縦方向に1.4%弛緩処
理を行い、室温まで冷却して巻取り、厚さ100μmの
二軸配向フィルムを得た。ここで、実施例1〜3および
比較例1では、上述した延伸・熱処理条件を同様に設定
したが、比較例2では段階昇温の条件を設定せずに、縦
・横方向に延伸後、235℃で熱処理を行った。結果を
表1に示す。表1に示すように、本発明で特定した範囲
内の物性を有する実施例の画像形成用ポリエステルフィ
ルムは優れた画像安定性を示したが、そうでない各比較
例のフィルムは画像ゆがみ、むらの双方を同時に満足す
ることが出来なかった。なお、表1において、添加粒子
の項で、平均粒径と配合量が2種類併記されているもの
は、それら2種類の凝集シリカ粒子を添加したことを表
わしている。
【0047】実施例4、5、比較例3 ブレンドチップとPETの配合量、延伸温度を変更する
以外は実施例1同様に製膜し、厚さ100μmの二軸配
向フィルムを得た。実施例4では、長手方向に115℃
で3.8倍、横方向に125℃で3.9倍の延伸を行っ
た。実施例5では、長手方向に100℃で3.8倍、横
方向に110℃で4.0倍の延伸を行った。また、比較
例3では長手方向に95℃で3.4倍、横方向に105
℃で3.6倍延伸を行った。結果を表2に示す。ポリエ
ーテルイミドの含有率が本発明の範囲にあると優れた画
像安定性を示したが、PET単独からなる比較例のフィ
ルムは画像ゆがみ、むらの双方を同時に満足することが
出来なかった。
【0048】実施例6、比較例4 所定粒子を重合時に添加した固有粘度0.65(dl/
g)のポリエチレンナフタレート(PEN)とGene
ral Electric社製ポリエーテルイミド“ウ
ルテム1010”の所定量を混合し、水分量15ppm
以下に乾燥後、スクリュー径120mmの単軸押出機に
投入して、295℃で溶融、混練した後、20℃の冷却
ロール上でシート状に冷却する。次いで、実施例6で
は、該シートを長手方向に140℃で4.3倍、145
℃で横方向に4.5倍延伸を行った後、160℃と19
0℃に制御された温度ゾーンにフィルムを逐次導いて熱
処理を施した後、232℃で熱処理を行う。その後、横
方向に200℃で3%弛緩処理を行った後、150℃で
縦方向に1.6%弛緩処理を行い、室温まで冷却して巻
取り、厚さ100μmの二軸配向フィルムを得た。比較
例4では、長手方向に170℃で4.1倍、175℃で
横方向に4.3倍の延伸を行う以外は実施例6と同様に
製膜し、厚さ100μmの二軸配向フィルムを得た。結
果を表2に示す。表2に示すように、本発明の範囲にあ
る実施例6のフィルムは優れた画像性を示したが、本発
明で開示する特性の範囲外にある比較例4のフィルムは
画像ゆがみ、画像むらが発生した。
【0049】実施例7 イソホロンジイソシアネート200gを窒素雰囲気下で
N−メチル−2−ピロリドン(NMP)3000ml中
に添加し攪拌する。次いで、この溶液に無水ピロメリッ
ト酸196gを室温で添加した後、徐々に昇温する。そ
の後、180℃で6時間加熱すると、二酸化炭素の発生
が終了したので加熱を止めた。このポリマー溶液を水中
に展開して洗浄した後、ここで得られたポリマー(ポリ
イミドA)を乾燥した。ここで得たポリイミドAをウル
テムの代わりに使用する以外は実施例1と同様の方法で
製膜し、厚さ100μmの二軸配向ポリエステルフィル
ムを得た。表2に示すように、本実施例に係るフィルム
は、実施例1のフィルムと比較してやや特性が劣ったも
のであったが、本発明で特定した範囲内の物性を有し、
優れた画像安定性を示した。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【発明の効果】ベースフィルムの特性を特定範囲に制御
した本発明の二軸配向フィルムは、画像安定性、画像む
らの観点で優れており、画像形成用フィルムとして広く
活用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 79:08) C08L 79:08) Z B29K 67:00 B29K 67:00 (72)発明者 細川 博文 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内 Fターム(参考) 2H025 AA10 AB02 AB03 AB09 AB20 DA19 DA20 4F071 AA43 AA44 AA45 AA46 AA60 AA86 AF30 AF61 AF62 AH19 BA01 BB06 BB08 BC01 BC16 BC17 4F210 AA24 AA40 AG01 AG05 AH38 QA02 QC05 QG01 QG18 4J002 CF041 CF051 CF061 CF071 CF081 CM042 CM052 FD080 FD130 FD170

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルを主成分とし、ポリイミド
    を含有する樹脂組成物からなるフィルムであって、ガラ
    ス転移温度が110℃以上、160℃以下、透明性が8
    〜0.1%(厚さ100μm換算)、中心線平均粗さが
    5〜350nm、120℃、30秒での面内方向熱収縮
    率の最大値と最小値の差が0.08%以下であり、面内
    方向における熱膨張係数差が0〜8ppm/℃であるこ
    とを特徴とする画像形成用二軸配向フィルム。
  2. 【請求項2】 ポリイミドがポリエーテルイミドである
    ことを特徴とする、請求項1記載の画像形成用二軸配向
    フィルム。
  3. 【請求項3】 フィルム中のポリイミドの含有率が2重
    量%以上、30重量%以下であることを特徴とする、請
    求項1または2記載の画像形成用二軸配向フィルム。
  4. 【請求項4】 片伸びが30mm以下であることを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成用二
    軸配向フィルム。
  5. 【請求項5】 フィルム表層に画像形成が可能な樹脂加
    工を施してなることを特徴とする、請求項1〜4のいず
    れかに記載の画像形成用二軸配向フィルム。
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