JP2002080186A - 作業用車両の吊りフック - Google Patents

作業用車両の吊りフック

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JP2002080186A
JP2002080186A JP2000269313A JP2000269313A JP2002080186A JP 2002080186 A JP2002080186 A JP 2002080186A JP 2000269313 A JP2000269313 A JP 2000269313A JP 2000269313 A JP2000269313 A JP 2000269313A JP 2002080186 A JP2002080186 A JP 2002080186A
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lifting
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Noriyoshi Nakajima
紀好 中島
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所作業車が懸吊されたときに作業台を地面
に接触させない吊りフックを提供する。 【解決手段】 高所作業車1が略水平な地面Jに載置さ
れ、伸縮ブーム15が全縮状態で且つ倒伏動されて作業
台23を地面に近接させた状態(格納状態)にある場合
において、吊りフックは、高所作業車1の重心Gを通る
垂直軸V上の重心Gから上方へ距離yを有した位置Oを
中心として半径r1を有した球面Q上の垂直軸Jと球面
Qとの交点Q0を囲んで設定される4つの点Q1,Q2,
Q3,Q4に位置させて、旋回台9の前端の左右両側壁
底部(Q2,Q4)と、後輪7上方の伸縮ブーム15の
両側壁底部(Q1,Q3)に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業用車両の吊りフ
ックに関し、さらに詳細には、車体に起伏且つ旋回動自
在に設けられた伸縮ブームを有した自走式の作業用車両
の吊りフックに関し、特に、作業用車両を懸吊状態にす
るために車体等に設けられロープを掛止する吊りフック
に関する。
【0002】
【従来の技術】造船工事等において使用される高所作業
車には、例えば、車体幅方向に一対の前輪と後輪を有し
たホイール式走行体と、車体上に伸縮・起伏・旋回動自
在に設けられたブームと、ブームの先端に設けられた作
業台とを有して構成されたものがある。この高所作業車
をトラックや船舶等に積み込み又は積み降ろす場合に
は、車体に複数配設された吊りフックにつり上げワイヤ
の一端を掛止し、トラック等に設けられたクレーンから
繰り出されたワイヤの先端に取り付けられたクレーンフ
ックにつり上げワイヤの他端を掛止する。そして、クレ
ーンを作動させて吊りフックを上昇させ、高所作業車を
懸吊した状態としてトラックや船舶等に積み込み又は積
み降ろされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吊りフ
ックには大きな荷重が作用するので、高所作業車を構成
する部材の中で吊りフックが取り付けられる場所は限ら
れ、吊りフックが高所作業車に段違いに取り付けられて
いる場合がある。つり上げワイヤの掛止作業を優先して
同一高さの位置に吊りフックが取り付けられている場合
もある。このような場合、吊りフックにつり上げワイヤ
の一端を掛止し、クレーンフックにつり上げワイヤの他
端を掛止して、高所作業車を懸吊した状態にすると、ク
レーンフックの位置が高所作業車の重心を通る垂直軸線
上にない場合には、前輪と後輪が地面から離れるタイミ
ングがずれ、作業台が地面に接触する虞がある。
【0004】そこで、クレーンで高所作業車が懸吊され
た場合、前輪と後輪が地面から同時に離れて車両が水平
状態のままで吊り上げられるようにするため、つり上げ
ワイヤの長さを調整する補助ワイヤをつり上げワイヤに
接続させたものが提案された。しかしながら、補助ワイ
ヤを使用してつり上げワイヤの長さを調整するのは、高
所作業車の積み上げ・積み降ろし作業全体の作業効率を
低下させる、という問題が生じる。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、高所作業車の積み上げ・積み降ろし作業の
作業効率を低下させず、高所作業車が懸吊されたときに
作業台が地面に接触する虞のない作業用車両の吊りフッ
クを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の作業用車両の吊りフックは、車体に設けられ
所定作業を行なう作業装置(例えば、実施形態における
伸縮ブーム15)を有した作業用車両(例えば、実施形
態における高所作業車1)の吊りフックであり、この吊
りフックは、作業用車両の重心を通る垂直軸線上におけ
る作業用車両の上方の所定位置(例えば、実施形態にお
ける位置O)を中心として所定半径(例えば、実施形態
における半径r1)を有した球面上において、垂直軸線
と球面との交点を囲んで設定される少なくとも3つの点
に位置されて作業用車両に設けられる。そして、複数の
吊り上げワイヤの一端をそれぞれ吊りフックに掛止し、
吊り上げワイヤの他端をクレーンフックに係止して、作
業用車両の吊り上げを行なう。
【0007】上記構成の吊りフックによれば、吊りフッ
クは、作業用車両の重心を通る垂直軸線上における作業
用車両の上方の所定位置を中心として所定半径を有した
球面上の垂直軸線と球面との交点を囲んで設定される少
なくとも3つの点に位置させて作業用車両に設けるの
で、これらの吊りフックに複数の吊り上げワイヤの一端
を掛止し、吊り上げワイヤの他端をクレーンフックに係
止して、クレーンフックを上昇させて作業用車両を吊り
上げると、クレーンフックに作用する持ち上げ力の方向
の延長線上に作業用車両の重心が含まれるので、作業用
車両を水平状態を維持したまま上方へ吊り上げることが
できる。
【0008】このため、車両が傾いて作業台が地面に接
触する虞はない。尚、吊り上げワイヤの長さは所定半径
と同一の長さにするのが最良である。
【0009】また、本発明の作業用車両の吊りフック
は、車体の後側(例えば、実施形態における前側)に枢
結され車体の前方(例えば、実施形態における後方)に
延びて少なくとも起伏動自在に設けられたブームと、ブ
ームの先端部に設けられた作業台とを有した作業用車両
において、ブームの先端が作業用車両の前方に延びるよ
うに倒伏して格納された状態にある作業用車両を吊り上
げるために使用されるものである。この吊りフックは、
作業用車両の重心を通る垂直軸線上における作業用車両
の上方の第1所定位置(例えば、実施形態における位置
O)よりも車体前方に位置する第2所定位置(例えば、
実施形態における位置O1)を中心として所定半径(例
えば、実施形態における半径r2)を有した球面上にお
いて、第2所定位置を通る中心垂直軸線と球面との交点
を囲んで設定される少なくとも3つの点に位置されて作
業用車両に設けられる。そして、複数の吊り上げワイヤ
の一端をそれぞれ吊りフックに掛止し、吊り上げワイヤ
の他端をクレーンフックに係止して作業用車両の吊り上
げを行なう。
【0010】上記構成の吊りフックによれば、作業用車
両の重心を通る垂直軸線上における作業用車両の上方の
第1所定位置よりも車体前方に位置する第2所定位置を
中心として所定半径を有した球面上において、第2所定
位置を通る中心垂直軸線と球面との交点を囲んで設定さ
れる少なくとも3つの点に吊りフックを位置して作業用
車両に設けるので、所定半径を有した複数の吊り上げワ
イヤの一端をそれぞれ吊りフックに掛止し、吊り上げワ
イヤの他端をクレーンフックに係止して、クレーンフッ
クを上昇させて作業用車両の吊り上げを行なうと、ブー
ムの先端が上方へ揺動して作業用車両が傾斜した状態で
吊り上げられる。
【0011】その結果、作業台が地面に接触する虞をよ
り小さくすることができる。尚、吊り上げワイヤの長さ
は所定半径と同一の長さにするのが最良である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図6を使用して説明する。本実施の形態は
車体の左右方向の両端部に一対の前輪と後輪とを有した
自走式の高所作業車の態様を示す。
【0013】
【第1の実施の形態】本発明の吊りフックにおける第1
の実施の形態を図1から図4を使用して説明する。最初
に本発明の吊りフックを説明する前に、この吊りフック
を有した高所作業車を説明する。高所作業車1は、図1
に示すように、車体3の前後における各左右方向の両端
部に一対の前輪5と後輪7を有している。前輪5は駆動
輪であり、各前輪5には図示しない走行モータが接続さ
れ、走行モータの駆動により一対の前輪5が回転駆動す
るように構成されている。後輪7は従動輪であり車体3
の左右方向に揺動可能に設けられ車両の進行方向を変え
る方向舵の機能を有している。
【0014】車体3の上部には旋回台9が旋回動自在に
取り付けられ、旋回台9の下方の車体3内には旋回モー
タ11が設けられている。この旋回モータ11が作動す
ると旋回台9が旋回動するように構成されている。旋回
台9の上部前側であってその左右方向の中央部には伸縮
動自在な伸縮ブーム15の基部が上下方向に揺動自在に
枢結されている。伸縮ブーム15内には伸縮シリンダ1
7が内蔵され、この伸縮シリンダ17が伸縮動すると伸
縮ブーム15が伸縮動するように構成されている。伸縮
ブーム15の基端側の底面と旋回台9の上部間には起伏
シリンダ19が枢結されており、起伏シリンダ19の伸
縮動により伸縮ブーム15が起伏動するように構成され
ている。旋回台9の前端下部には車両のバランスを保持
するバランサウェイト21が取り付けられている。
【0015】伸縮ブーム15の先端部には作業者が搭乗
可能な作業台23が上下方向に揺動自在に取り付けられ
ている。伸縮ブーム15の先端と作業台23間には図示
しないレベリング装置が取り付けられており、伸縮ブー
ム15の起伏角度に応じてレベリング装置が作動して作
業台23を常に水平状態に保持している。作業台23に
は伸縮ブーム15の駆動を操作するブーム操作装置25
と車両の走行を操作する車両走行操作装置27が設けら
れている。
【0016】次に、吊りフックを説明する。図2に示す
ように、高所作業車1が略水平な地面Jに載置され、伸
縮ブーム15が車両に格納された状態、即ち、伸縮ブー
ム15が全縮状態で且つ倒伏動されて作業台23を地面
Jに近接させた状態において、高所作業車1の重心Gの
位置は一対の前輪5と旋回台9の下部間における車両幅
方向の略中央にある。ここで、高所作業車1の重心Gを
通る垂直軸V上の重心Gの位置から上方へ距離yを有し
た位置Oを中心として所定半径r1(r1>y)を有し
た球面Q上において、垂直軸Vと球面Qとの交点Q0を
囲んで設定される4つの点Q1,Q2,Q3,Q4に吊り
フック31を配設する。即ち、図3に示すように、後輪
7の上方の伸縮ブーム15の両側壁底部(Q1,Q3)
に吊りフック31a、31cを取り付け、旋回台9の前
端の両側壁底部(Q2,Q4)に吊りフック31b、3
1dを取り付ける。吊りフック31は平面視U字状又は
逆U字状である。尚、吊りフック31の形状はこれに限
るものではなく、円弧状にすることができる。
【0017】次に、本発明の吊りフック31の作用を船
に高所作業車1を積み込むために高所作業車1を吊り上
げる場合について説明する。図2に示すように、図示し
ない船の近くに高所作業車1を移動させ、伸縮ブーム1
5を格納状態にする。このとき、高所作業車1は略水平
な地面Jに載置された状態にある。高所作業車1が船の
近くに移動すると、図示しないクレーンを作動させてク
レーンフック33を降下させ、地面Jにいる作業者(図
示せず)がクレーンフック33に吊り上げワイヤ35の
掛止作業ができる位置まで移動させる。そして、作業者
がクレーンフック33に半径r1を有した4本の吊り上
げワイヤ35のそれぞれの一端を掛止し、4本の吊り上
げワイヤ35の他端を図3に示す吊りフック31a,3
1b,31c,31dにそれぞれ掛止する。そして、図2
に示すように、クレーン(図示せず)を作動させてクレ
ーンフック33を車両の上方側へ更に移動させて、4本
の吊り上げワイヤ35を緊張させる。
【0018】4本の吊り上げワイヤ35が緊張状態にな
って、図4に示すように、クレーンフック33に垂直上
向きの張力F0が作用した状態になると、クレーンフッ
ク33の位置は高所作業車1の重心Gを通る垂直軸V上
に位置する。この状態でクレーンフック33を更に上方
へ移動させると、高所作業車1は水平状態のまま上方へ
吊り上げられる。この結果、一対の前輪5と一対の後輪
7は同時に地面Jから地切りし、作業台23は地面Jに
接触せずに上方へ移動する。
【0019】
【第2の実施の形態】次に、本発明の吊りフックにおけ
る第2の実施の形態を図5及び図6を使用して説明す
る。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と
の相違点のみを説明し、第1の実施の形態と同一態様部
分については同一符号を附してその説明を省略する。吊
りフック31の取り付け位置は、図5に示すように、高
所作業車1の重心Gを通る垂直軸V上における重心Gか
ら距離yの点Oよりも後輪7側に距離xを有した位置O
1を中心として半径r2を有した球面S上において、位
置O1を通る中心垂直軸V1と球面Sとの交点S0を囲
んで設定される4つの点S1,S2,S3,S4の位置で
ある。即ち、吊りフック31a,31cは、点Q1、点
Q3よりも前輪5側であって伸縮ブーム15の左右両側
壁の底部(S1,S3)に取り付けられ、吊りフック3
1b,31dは、旋回台9の前端の左右両側壁の中間部
(S2,S4)に取り付けられている。
【0020】上記構成において、クレーンフック33に
半径r2を有した4本の吊り上げワイヤ37のそれぞれ
の一端をクレーンフック33に掛止し、4本の吊り上げ
ワイヤ37の他端を点S1,S2,S3,S4に取り付け
られた吊りフック31a,31b,31c,31dにそれぞ
れ掛止する。そして、クレーンフック33を車両の上方
側へ移動させて4本の吊り上げワイヤ37を緊張させる
と、クレーンフック33は点O1の位置に移動する。更
に、クレーンフック33を上昇させると、図6に示すよ
うに、車両の重心Gは、位置Gからクレーンフック33
に作用する吊り上げ力F0の方向の延長線L上の位置G
1に移動する。この結果、車両は前輪5を中心として作
業台23を上方へ揺動させる方向に傾斜し、車両の重心
Gが位置G1に移動したときに車両の傾動が停止され、
傾斜角度θを有した状態で吊り上げられる。
【0021】このように、高所作業車1が水平状態に載
置され、且つ伸縮ブーム15が格納状態にある場合に、
吊り上げワイヤ37が懸吊状態にあるときのクレーンフ
ック33の位置を重心Gよりも作業台23側にシフトさ
せることで、車両が吊り下げられると作業台23は地面
から離反する方向に揺動するので、作業台23が地面J
に接触する虞をより少なくすることができる。
【0022】尚、前述した実施の形態では、吊り上げワ
イヤ37が懸吊状態にあるときのクレーンフック33の
位置を重心Gよりも距離xだけ作業台23側にシフトさ
せた例を示したが、これに限るものではなく車両の傾斜
量を考慮して定めることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の作業用車
両の吊りフックによれば、吊りフックを作業用車両の重
心を通る垂直軸線上における作業用車両の上方の所定位
置を中心として所定半径を有した球面上の垂直軸線と球
面との交点を囲んで設定される少なくとも3つの点に位
置させて作業用車両に設け、これらの吊りフックに複数
の吊り上げワイヤの一端をそれぞれ掛止し、吊り上げワ
イヤの他端をクレーンフックに係止して、クレーンフッ
クを上昇させて作業用車両を吊り上げることで、作業用
車両を水平状態を維持したまま上方へ吊り上げることが
でき、作業台が地面に接触する虞はない。
【0024】また、吊りフックを、作業用車両の重心を
通る垂直軸線上における作業用車両の上方の第1所定位
置よりも車体前方に位置する第2所定位置を中心として
所定半径を有した球面上において、第2所定位置を通る
中心垂直軸線と球面との交点を囲んで設定される少なく
とも3つの点に位置させて作業用車両に設け、複数の吊
り上げワイヤの一端をそれぞれ吊りフックに掛止し、吊
り上げワイヤの他端をクレーンフックに係止して、クレ
ーンフックを上昇させることで、ブームの先端を上方へ
揺動させて車両が傾斜した状態で吊り上げることがで
き、その結果、作業台が地面に接触する虞をより小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における吊りフッ
クを有した高所作業車の正面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態における吊りフッ
クの配置位置を説明するための高所作業車の正面図であ
る。
【図3】 本発明の第1の実施の形態における吊りフッ
クを有した高所作業車の平面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における吊りフッ
クの作用を説明するための図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態における吊りフッ
クの配置位置を説明するための高所作業車の正面図であ
る。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における吊りフッ
クの作用を説明するための図である。
【符号の説明】
1 高所作業車(作業車) 3 車体 15 伸縮ブーム(作業装置) 23 作業台 31 吊りフック 33 クレーンフック 35,37 吊り上げワイヤ G 重心 O 位置(所定位置、第1所定位置) O1 位置(第2所定位置) Q 球面 Q0 交点 Q1,Q2,Q3,Q4 点 r1,r2 半径(所定半径) S 球面 S0 交点 S1,S2,S3,S4 点 V 垂直軸 V1 中心垂直軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられ所定作業を行なう作業装
    置を有した作業用車両の吊りフックであって、 前記作業用車両の重心を通る垂直軸線上における前記作
    業用車両の上方の所定位置を中心として所定半径を有し
    た球面上において、前記垂直軸線と前記球面との交点を
    囲んで設定される少なくとも3つの点に位置させて前記
    吊りフックを前記作業用車両に設け、 複数の吊り上げワイヤの一端をそれぞれ前記吊りフック
    に掛止し、前記吊り上げワイヤの他端をクレーンフック
    に係止して前記作業用車両の吊り上げを行なうことを特
    徴とする作業用車両の吊りフック。
  2. 【請求項2】 車体の後側に枢結され前記車体の前方に
    延びて少なくとも起伏動自在に設けられたブームと、前
    記ブームの先端部に設けられた作業台とを有し、前記ブ
    ームの先端を作業用車両の前方に延びるように倒伏させ
    て格納するように構成され、前記ブームを格納した状態
    で前記作業用車両を吊り上げるために用いられる作業用
    車両の吊りフックであって、 前記作業用車両の重心を通る垂直軸線上における前記作
    業用車両の上方の第1所定位置よりも車体前方に位置す
    る第2所定位置を中心として所定半径を有した球面上に
    おいて、前記第2所定位置を通る中心垂直軸線と前記球
    面との交点を囲んで設定される少なくとも3つの点に位
    置させて前記吊りフックを前記作業用車両に設け、 複数の吊り上げワイヤの一端をそれぞれ前記吊りフック
    に掛止し、前記吊り上げワイヤの他端をクレーンフック
    に係止して前記作業用車両の吊り上げを行なうことを特
    徴とする作業用車両の吊りフック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107914261A (zh) * 2017-09-29 2018-04-17 中冶宝钢技术服务有限公司 放射源源罐拆装装置
JP7398450B2 (ja) 2018-11-05 2023-12-14 オシュコッシュ・コーポレーション リフト装置の水平調整システム

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