JP2002079212A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
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Landscapes
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Abstract
れた微細なごみが熱風ファンによって舞上げられ排気孔
を塞がないようにして乾燥効率をあげ処理時間を短縮す
る。 【解決手段】 ごみ容器2と、ごみ容器2に投入された
ごみ3を加熱する加熱手段4と、ごみ容器2内の温度分
布を一様にするための熱風ファン5と、ごみ3を粉砕す
るための回転刃6と、加熱手段4と熱風ファン5と回転
刃6を制御する制御部を備え、制御部は前処理とその後
の粉砕加熱乾燥処理とを実施し、前処理では回転刃6の
動作周期を粉砕加熱乾燥処理における回転刃6の動作周
期より短くして、乾燥が進んだ粉砕加熱乾燥処理時にお
ける微細なごみの舞上げを防止する。
Description
して使用される、生ゴミすなわち厨芥を処理する厨芥処
理機に関するものである。
来、粉砕してそのまま下水へ流すディスポーザや、粉砕
脱水して回収する生ゴミ処理機があった。しかし、ディ
スポーザは処理排水のBODが著しく高く、下水処理場
に負担をかけることになり、日本の下水道の普及率が低
い現状を考えると、好ましい処理方法とは言えない。一
方、粉砕脱水して回収する生ゴミ処理機は、回収した粉
砕厨芥に処理を施していないので腐敗し易く、悪臭の原
因や、また害虫及び病原菌の発生の原因となる恐れがあ
った。また、マイクロ波を用いて厨芥を完全に焼却処理
する方法の厨芥処理機や、あるいはヒータ等の加熱手段
で乾燥処理して回収する方法の厨芥処理機が知られてい
る。
厨芥処理機では、ごみ容器に投入されたごみを乾燥処理
する際に、ごみ容器内の温度分布を一様にして加熱手段
の熱をごみ容器内に送り込むための熱風ファンと、ごみ
を粉砕するための回転刃を同時に回転するため、回転刃
によって粉砕された微細なごみが熱風ファンによって舞
上げられ排気孔を塞いで乾燥効率が落ちるという問題点
を有していた。また、ごみはビニール袋に入れられたま
ま、ごみ容器に投入されることが多いため、回転刃によ
って粉砕されたビニールが排気孔を塞ぐ場合が問題であ
った。さらに、粉砕乾燥処理開始直後にごみの追加をし
ようとしても処理を完全に中断するか、処理終了を待っ
て改めて処理しなければならず、また粉砕乾燥中の非通
電時の対策が考慮されていなかった。
ため臭いが残ることは少ないが、乾燥処理ではごみの残
骸があるため処理終了後排気孔からもれる悪臭やごみの
残骸を取り出す際の悪臭がひどいという問題点があっ
た。一方、焼却処理の場合、機器は高温に耐える構成が
必要で極めて高い耐久性と安全性が必要であり、家庭用
としては高価すぎるという問題点があった。
ール袋に入れられたまま投入されても、ビニール袋を効
果的に破ってごみが乾燥できるとともに、ビニール袋で
排気孔が塞がれるのを防止する厨芥処理機を提供するこ
とを目的とする。
に本発明は、ごみ容器と、ごみ容器に投入されたごみを
加熱する加熱手段と、ごみ容器内の温度分布を一様にす
るための熱風ファンと、ごみを粉砕するための回転刃
と、前記加熱手段と前記熱風ファンと前記回転刃を制御
する制御部を備え、前記制御部は、前記ごみ容器内を所
定温度まで加熱する前処理を行い、その後に前記ごみ容
器内のごみを粉砕し乾燥させる粉砕加熱乾燥処理を行
い、前記前処理における回転刃の動作周期を前記粉砕加
熱乾燥処理における回転刃の動作周期に比べて短く設定
したものである。
所定温度に高めるために前記加熱手段と前記熱風ファン
を動作させるとともに、回転刃も動作させて軟化したビ
ニール袋を破り、ビニール袋内のごみを熱風にさらすこ
とができるようにする。この前処理段階では、ごみは細
かく粉砕されておらず、回転刃の動作時間を多くとって
もごみが排気孔を塞ぐことがなく、また確実にごみ袋を
破ることができる。一方、粉砕加熱乾燥処理では回転刃
によって粉砕された微細なごみが回転刃の動作とともに
熱風ファンによる風で舞上げられることを防止できるよ
うに、回転刃の動作周期を短くしている。好ましくは、
回転刃が動作していないタイミングで熱風ファンを動作
させる。
ごみ容器と、ごみ容器に投入されたごみを加熱する加熱
手段と、ごみ容器内の温度分布を一様にするための熱風
ファンと、ごみを粉砕するための回転刃と、前記加熱手
段と前記熱風ファンと前記回転刃を制御する制御部を備
え、前記制御部は、前記ごみ容器内を所定温度まで加熱
する前処理を行い、その後に前記ごみ容器内のごみを粉
砕し乾燥させる粉砕加熱乾燥処理を行い、前記前処理に
おける回転刃の動作周期を前記粉砕加熱乾燥処理におけ
る回転刃の動作周期に比べて短く設定したものである。
所定温度に高めるために前記加熱手段と前記熱風ファン
を動作させるとともに、回転刃も動作させて軟化したビ
ニール袋を破り、ビニール袋内のごみを熱風にさらすこ
とができるようにする。この前処理段階では、ごみは細
かく粉砕されておらず、回転刃の動作時間を多くとって
もごみが排気孔を塞ぐことがなく、また確実にごみ袋を
破ることができる。一方、粉砕加熱乾燥処理では回転刃
によって粉砕された微細なごみが回転刃の動作とともに
熱風ファンによる風で舞上げられることを防止できるよ
うに、回転刃の動作周期を短くしている。
記載の発明に加えて、ごみ容器からの排気を脱臭するた
めの脱臭装置と、この脱臭装置を加熱するための脱臭装
置加熱手段を備え、前記脱臭装置が活性化する温度に到
達すると加熱手段による乾燥を開始するものである。
状態で加熱手段によるごみの加熱乾燥が始まるので、加
熱手段による加熱で発生するごみからの悪臭を確実に脱
臭装置で脱臭することができる。
照しながら説明する。
実施例の構成図である。図1において、本体1は、ごみ
容器2と、ごみ容器に投入されたごみ3(厨芥生ごみ)
を加熱する加熱手段4と、ごみ容器内の温度分布を一様
にするための熱風ファン5と、ごみを粉砕するための回
転刃6と、排気を熱交換し水分を凝縮する凝縮手段と、
凝縮手段の下流側に凝縮水を貯留する凝縮水容器8から
構成される。なお、凝縮手段は、凝縮容器7aと送風フ
ァン7bとから構成されている。
て、以下その動作について説明する。本体1は、ごみ容
器2に、ごみ3が投入されると、加熱手段4で加熱を開
始する。ごみ容器2内の温度が125℃に到達すると、
加熱手段4は粉砕加熱乾燥処理中は125℃を維持す
る。この時点から最初の5秒間は熱風ファン5は停止、
回転刃6は回転、次の55秒間は熱風ファン5は回転、
回転刃6は停止する。熱風ファン5と回転刃6は粉砕乾
燥終了までこの動作を繰り返す。この粉砕加熱乾燥処理
によって出た排気中の蒸気は凝縮手段により水分に凝縮
されて凝縮水容器8に貯る。
ローチャートである。図1において、厨芥処理機は、ご
み容器2に、ごみ3が投入されると、加熱手段4による
加熱を開始する。ごみ容器2内の温度が125℃に到達
すると、加熱手段4は粉砕乾燥処理中は125℃を維持
する。この時点からまず合計約2分間、つまり、前処理
段階では回転刃6を1秒回転、7秒停止を繰り返す。こ
の約2分間は、回転刃6によって粉砕されたごみ3は、
まだそれ程微細にはなっていないので、制御部は熱風フ
ァン5を連続して回転させる。この約2分間の前処理が
終了すると、最初の5秒間は熱風ファン5は停止させ、
回転刃6は回転させる。次の55秒間は熱風ファン5は
回転させ、回転刃6は停止させる。熱風ファン5と回転
刃6は粉砕乾燥終了までこの動作を繰り返す。つまり、
回転刃6の動作周期を前処理では短く、粉砕加熱乾燥処
理ではその動作周期を長くしている。この粉砕加熱乾燥
処理によって出た排気中の蒸気は凝縮手段により水分に
凝縮されて凝縮水容器8に貯る。
の制御に関連する技術に対応する一実施例の構成図であ
る。16は厨芥処理機の本体である。本体16は、ごみ
容器17と、ごみ容器に投入されたごみ18を加熱する
加熱手段19と、排気を熱交換し水分を凝縮する凝縮手
段と、凝縮手段の下流側に凝縮水を貯留する凝縮水容器
21と、この凝縮水容器21内に凝縮水と共に貯る空気
を脱臭するために所定温度で活性化する脱臭装置22
と、この脱臭装置を所定温度に加熱するための脱臭装置
加熱手段23と蓋が開けられたことを検知する蓋開検知
部24から構成される。なお、凝縮手段は、凝縮容器2
0aと送風ファン20bとから構成されている。
て、以下その動作について説明する。この厨芥処理機
は、ごみ容器17に、ごみ18が投入されると、まず脱
臭装置加熱手段23によって脱臭装置22を加熱する。
脱臭装置22の温度が800℃に到達して初めて加熱手
段19が加熱を開始する。脱臭装置22は脱臭装置加熱
手段23によって800℃に維持される。この乾燥処理
によって出た排気中の蒸気は、凝縮手段により水分に凝
縮されて凝縮水容器21に貯る一方で、水分として凝縮
されなかった排気は、所定温度で活性化する脱臭装置2
2を通過することで脱臭される。乾燥が終了すると、加
熱手段19の加熱は停止するが、脱臭装置22は脱臭装
置加熱手段23によって800℃に維持される。その
後、蓋開検知部24により蓋が開けられたことを検知し
た時、脱臭装置加熱手段23の加熱を停止する。
器の所定温度(加熱手段の所定温度)を125℃に設定
したが、この温度に固定するものではなく、90℃〜1
40℃の間であれば同様の効果を示すものである。但
し、140℃より温度を上げると厨芥に紛れ込んだ塩化
ビニルや塩化ビニリデンなどから塩素ガスが発生する恐
れがある。また、動作中の脱臭装置の所定温度(脱臭装
置加熱手段の温度)についても、本発明では800℃と
したが、基本的には脱臭装置内の触媒の活性温度に達し
ておればよく、触媒の性能によりその活性温度は異なる
が、具体的には300℃〜800℃の範囲で実現できる
ものである。
にごみがビニール袋に入れられたまま投入されても、ビ
ニール袋を効果的に破ってごみが乾燥できるとともに、
ビニール袋で排気孔が塞がれるのを防止することができ
る。
す断面図
す断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 ごみ容器と、ごみ容器に投入されたごみ
を加熱する加熱手段と、ごみ容器内の温度分布を一様に
するための熱風ファンと、ごみを粉砕するための回転刃
と、前記加熱手段と前記熱風ファンと前記回転刃を制御
する制御部を備え、前記制御部は、前記ごみ容器内を所
定温度まで加熱する前処理を行い、その後に前記ごみ容
器内のごみを粉砕し乾燥させる粉砕加熱乾燥処理を行
い、前記前処理における回転刃の動作周期を前記粉砕加
熱乾燥処理における回転刃の動作周期に比べて短く設定
した厨芥処理機。 - 【請求項2】 ごみ容器からの排気を脱臭するための脱
臭装置と、この脱臭装置を加熱するための脱臭装置加熱
手段を備え、前記脱臭装置が活性化する温度に到達する
と加熱手段による乾燥を開始する請求項1記載の厨芥処
理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182777A JP2002079212A (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182777A JP2002079212A (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 厨芥処理機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08456393A Division JP3240740B2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 厨芥処理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079212A true JP2002079212A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=19022808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001182777A Pending JP2002079212A (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002079212A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108971195A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-12-11 | 内蒙古大学 | 一种剩饭处理机系统 |
-
2001
- 2001-06-18 JP JP2001182777A patent/JP2002079212A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108971195A (zh) * | 2018-07-05 | 2018-12-11 | 内蒙古大学 | 一种剩饭处理机系统 |
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