JP2002079160A - ペースト塗布機 - Google Patents

ペースト塗布機

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JP2002079160A
JP2002079160A JP2000267202A JP2000267202A JP2002079160A JP 2002079160 A JP2002079160 A JP 2002079160A JP 2000267202 A JP2000267202 A JP 2000267202A JP 2000267202 A JP2000267202 A JP 2000267202A JP 2002079160 A JP2002079160 A JP 2002079160A
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幸宏 川隅
Shigeru Ishida
茂 石田
Fukuo Yoneda
福男 米田
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/14Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with multiple outlet openings; with strainers in or outside the outlet opening

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望形状のペーストパターン形成のためのデ
ータ設定を容易にする。 【解決手段】 例えば、基板22上に塗布描画する4つ
のペーストパターンP1〜P4が同一形状のパターンで
ある場合、これらペーストパターンP1〜P4に共通の
基本パターンを規定するデータ(この基本パターンの座
標位置データや基本パターンの線分データを変換したベ
クトルデータ)を設定し、かかるデータからこれらペー
ストパターンP1〜P4を塗布描画するためのパターン
データを作成する。この場合、ペーストパターンP1〜
P4は同一形状をなしているから、1つの基本パターン
のデータをこれらペーストパターンP1〜P4のデータ
とすることができるが、基板22でのこれらペーストパ
ターンP1〜P4の塗布描画位置が異なるので、必要に
応じて塗布条件などの修正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペースト塗布機に
係り、特に、テ−ブル上に載置した基板の主面上にノズ
ルからペーストを吐出させて所望形状のペーストパタ−
ンを塗布するためのパターンデータの設定に関する。
【0002】
【従来の技術】ペースト塗布機では、ペースト収納筒に
充填されたペーストをノズルの吐出口から基板上に吐出
させながら基板の主面と平行な方向における基板とノズ
ルの相対位置関係を変化させることにより、基板上に所
望形状のペーストパタ−ンを形成する。
【0003】従来、基板の主面と平行な方向における基
板とノズルの相対位置関係を指示するパターンデータの
設定では、基板とノズルの相対移動経路の座標をペース
トパタ−ン個々について入力している。
【0004】また、塗布条件として、ノズルと基板との
間の相対移動速度(以下、塗布速度という)や相対距離
(以下、塗布高さという),ペースト収納筒に印加され
る圧力(以下、塗布圧力という)などもペーストパタ−
ン個々に入力し設定している。
【発明が解決しようとする課題】従来のペースト塗布機
においては、ペーストパタ−ン個々に形状や塗布速度,
塗布高さ,塗布圧力などを指示しているので、1枚の基
板上に同一形状,同一あるいは類似な塗布条件のパター
ンを複数個形成する場合には、そのパターン数だけデー
タの入力が必要になり,データ入力に手間を要する。
【0005】また、1つのペーストパターンには1つの
塗布条件(塗布速度,塗布高さ,塗布圧力など,それぞ
れ1つづつ)を持たせるため、1つのペーストパターン
の途中で塗布条件(塗布速度,塗布高さ,塗布圧力な
ど)を変更するためのデータを設定することが困難であ
った。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解消し、所
望形状のペーストパターンの形成のためのパターンデー
タの設定を容易にすることができるようにしたペースト
塗布機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ノズルの吐出口に対向するようにして基
板をテーブル上に載置し、設定されたパターンデータに
従って基板の主面と平行な方向での基板と該ノズルとの
間の相対位置関係を変化させながら、ペースト収納筒に
充填されたペーストをノズルの吐出口から基板上に吐出
させることにより、基板上にパターンデータに応じた所
望形状のペーストパタ−ンを塗布描画するペースト塗布
機であって、塗布描画するペーストパターンの基本パタ
ーンを規定するデータを設定する第1の設定手段と、第
1の設定手段で設定された該データを、同じ基板上に塗
布描画する複数のペーストパターンのパターンデータと
して設定する第2の設定手段と、塗布描画するペースト
パターン毎に塗布条件を設定し、かつ該塗布条件を修正
可能とする第3の設定手段と、第2の手段でパターンデ
ータが設定された複数のペーストパターンの基板での位
置関係を設定する第4の設定手段とを備え、塗布条件に
従い基板上のパターンデータに応じた軌跡に沿ってペー
ストを塗布することにより、該第4の手段で設定された
位置関係で複数のペーストパターンを塗布描画する構成
としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明によるペースト塗布機の一
実施形態を示す構成図であって、1は架台、2a,2b
は基板搬送コンベア、3は支持台、4は基板吸着盤、5
はθ軸移動テ−ブル、6a,6bはX軸移動テ−ブル、
7はY軸移動テ−ブル、8a,8bはサ−ボモ−タ、9
はZ軸移動テ−ブル、10はサ−ボモ−タ、11はボ−
ルねじ、12はサーボモータ、13は先端にノズルを有
するペースト収納筒(シリンジ)、14は距離計、15
は支持板、16a,16bは画像認識カメラ、17は制
御部であり、これらが装置本体Mを構成しており、ま
た、18はモニタ、19はキ−ボ−ド、20は外部記憶
装置を備えたパソコン本体、21a,21bはケ−ブ
ル、22はガラス基板、23はプリンタである。
【0009】同図において、架台1上には、X軸方向に
並行でかつ昇降可能な2つの基板搬送コンベア2a,2
bが設けられており、基板22を図面の奥の方から手前
の方に、即ち、X軸方向に水平に搬送する。また、架台
1上に支持台3が設けられ、この支持台3上にθ軸移動
テ−ブル5を介して基板吸着盤4が載置されており、基
板搬送コンベア2a,2bによって搬送されてきた基板
22がこの基板吸着盤4上に搭載されて吸着固定され
る。このθ軸移動テ−ブル5は、基板吸着盤4をZ軸廻
りのθ方向に回転させるものである。
【0010】架台1上には、さらに、基板搬送コンベア
2a,2bよりも外側でX軸に平行にX軸移動テ−ブル
6a,6bが設けられ、これらX軸移動テ−ブル6a,
6b間をまたがるようにしてY軸移動テ−ブル7が設け
られている。このY軸移動テ−ブル7は、X軸移動テ−
ブル6a,6bに設けられたサ−ボモ−タ8a,8bの
正転や逆転の回転(正逆転)によりX軸方向に水平に搬
送される。
【0011】Y軸移動テ−ブル7上には、サ−ボモ−タ
10の駆動によるボ−ルねじ11の正逆転によってY軸
方向に移動するZ軸移動テ−ブル9が設けられている。
このZ軸移動テ−ブル9には、ペースト収納筒13や距
離計14を支持固定した支持板15が設けられ、サーボ
モータ12がこれらペースト収納筒13や距離計14を
支持板15に設けられた図示しないリニヤガイドの可動
部を介してZ軸方向に移動させる。
【0012】ペースト収納筒13は、かかるリニヤガイ
ドの可動部に着脱自在に取り付けられている。また、架
台1の天板には、基板22の位置合わせなどのための画
像認識カメラ16a,16bが上方向(Z軸方向)を向
けて設けられている。
【0013】架台1の内部には、上記サーボモータ8
a,8b,10,12やθ軸移動テーブル5を駆動する
ための図示しないサーボモータなどを制御する制御部1
7が設けられており、この制御部17はケーブル21a
を介してモニタ18やキーボード19,パソコン本体2
0と接続されており、かかる制御部17での各種処理の
ためのデータがキーボード19から入力され、画像認識
カメラ16a,16bで捉えた画像や制御部17での処
理状況がモニタ18で表示される。
【0014】また、キ−ボ−ド19から入力される塗布
形状データ,塗布条件データなどの運転条件データや図
示しない外部装置から転送されてきた生産枚数などの生
産管理データなどといった情報がパソコン本体20に供
給され、このパソコン本体20では、かかる情報がその
RAMから内蔵のハードディスクなどの内部記憶媒体と
装着されるフロッピディスクなどの外部記憶媒体とに記
憶保管される。そして、操作者の指示により、これら記
憶媒体から任意の情報を読み出してプリンタ23で印刷
することができる。
【0015】図2は図1に示した制御部17の構成やペ
ースト収納筒13の空気圧の制御,基板22の制御を示
すブロック図であって、13aはペースト収納筒13の
ノズル、17aはマイクロコンピュ−タ、17bはモ−
タコントロ−ラ、17c1,17c2はX1,X2軸ド
ライバ、17dはY軸ドライバ、17eはθ軸ドライ
バ、17fはZ軸ドライバ、17gはデータ通信バス、
17hは外部インタ−フェ−ス、24はθ軸移動テ−ブ
ル5(図1)を駆動するサーボモータ、25〜29はエ
ンコ−ダ、30は正圧源、30aは正圧レギュレータ、
31は負圧源、31aは負圧レギュレータ、32はバル
ブユニットであり、図1に対応する部分には同一符号を
つけている。
【0016】同図において、制御部17は、マイクロコ
ンピュ−タ17aやモ−タコントロ−ラ17b、X,
Y,Z,θの各軸ドライバ17c1〜17f、画像認識
カメラ16a,16bで得られる映像信号を処理する画
像処理装置17i、キ−ボ−ド19などとの間で信号伝
送を行なうための外部インタ−フェ−ス17hを内蔵し
ている。なお、制御部17は基板搬送コンベア2a,2
bの駆動制御系も有するが、ここでは、図示を省略して
いる。
【0017】また、マイクロコンピュ−タ17aは、図
示しないが、主演算部や後述するペーストの塗布描画を
行なうための処理フロープログラムを格納したROM,
主演算部での処理結果や外部インタ−フェ−ス17h及
びモ−タコントロ−ラ17bからの入力デ−タを格納す
るRAM,外部インタ−フェ−ス17hやモ−タコント
ロ−ラ17bとデ−タをやりとりを行なう入出力部など
を備えている。
【0018】各サ−ボモ−タ8a,8b,10,12,
24には、回転量を検出するエンコ−ダ25〜29が設
けられており、その検出結果をX,Y,Z,θの各軸ド
ライバ17c1〜17fに戻して位置制御を行なってい
る。
【0019】マイクロコンピュータ17aのROMに格
納されている後述するペーストの塗布描画を行なうため
の処理フロープログラムは、必要に応じてパソコン本体
20からケーブル21aを介して変更することが可能で
ある。また、パソコン本体20が接続される図示しない
ネットワークからも変更することが可能である。但し、
ここでは、不用意にプログラムが書き換えられないよう
に、プログラム本体は隠蔽しておくとよい。
【0020】基板22は、負圧源31から分配した負圧
により、基板吸着盤4(図1)に真空吸着されている。サ
−ボモ−タ8a,8b,10がキ−ボ−ド19から入力
されてマイクロコンピュ−タ17aのRAMに格納され
ている後述するデ−タに基いて正逆回転することによ
り、Z軸移動テ−ブル9がX,Y軸方向に移動する。こ
れにより、Z軸移動テ−ブル9に搭載されているペース
ト収納筒13のノズル13aが、基板22とZ軸方向に
所定の距離を保ってX,Y軸方向に移動する。このノズ
ル13aの基板22の主面に平行な面(XY平面)での
移動軌跡は、上記のデータによって決まる。この移動
中、マイクロコンピュータ17aがバルブユニット32
を制御することにより、正圧源30から正圧レギュレー
タ30aとバルブユニット32とを介してペースト収納
筒13に僅かな空気圧が印加され、これにより、ノズル
13aの先端部の吐出口からペーストが吐出されて基板
22上にペーストの所望のパタ−ンが塗布される。
【0021】Z軸移動テ−ブル9(図1)のX,Y軸方
向への移動中、距離計14がノズル13aのペースト吐
出口と基板22との間の距離(塗布高さ)を計測し、こ
の距離が常に一定に維持されるように、サ−ボモ−タ1
2がZ軸ドライバ17fによって制御される。
【0022】また、ペースト塗布を行なわない待機状態
では、マイクロコンピュータ17aがバルブユニット3
2を制御することにより、負圧レギュレータ31a及び
バルブユニット32を介して負圧源31がペースト収納
筒13に連通し、ノズル13aのペースト吐出口から垂
れ出たペーストをペースト収納筒13内に引き戻す。こ
れにより、このペースト吐出口からのペーストの液垂れ
を防止することができる。なお、図示しない画像認識カ
メラでこのノズル13aの吐出口を監視し、液垂れが生
じたときのみ、負圧源31をペースト収納筒13に連通
するようにしてもよい。
【0023】図3は図1に示した実施形態のペースト塗
布(描画)処理の全体を示すフローチャートである。
【0024】同図において、まず、ペースト塗布機に接
続されるパソコン本体20の電源を投入すると(ステッ
プ100)、ペーストパターンデータ設定工程を実行す
る(ステップ200)。
【0025】ペーストパターン描画の対象とする基板
(以下、実基板という)22には、1以上のペーストパ
ターンが塗布されるのであるが、このペーストパターン
データ設定工程(ステップ200)では、まず、かかる
ペーストパターン毎のデータ(以下、ペーストパタ−ン
デ−タという)や実基板22の位置デ−タ,実基板22
に実際にペーストを塗布するときのこの実基板22とノ
ズル13aとの間の相対速度(これを塗布速度という
が、この場合の塗布速度を、特に、初期設定塗布速度と
いう)と基板22の表面からのノズル13aのペースト
吐出口の高さ(これを塗布高さというが、この場合の塗
布高さを、特に、初期設定塗布高さという)とノズル1
3aからのペースト吐出量を決めるペースト収納筒13
に印加される圧力(これを塗布圧力というが、この場合
の塗布圧力を、特に、初期設定塗布圧力という)といっ
た様々なデータの設定を行なう。かかるデ−タの入力は
キ−ボ−ド19(図1)から行なわれ、入力されたデ−
タはパソコン本体20内のRAMに格納される。
【0026】図4はこのペーストパターンデータ設定工
程(ステップ200)の一具体例を示すフローチャート
である。ここでは、このデータ設定を図5に示す形状の
8個のペーストパターン23a〜23hのペースト塗布
を実基板22に行なう場合を例に取って説明する。但
し、4個のペーストパターン23a,23c,23e,
23gは形状,大きさ,寸法が等しいパターンであっ
て、このようなパターンを同一形状のパターンという。
また、他の4個のペーストパターン23b,23d,2
3f,23hも同一形状とする。また、ここでは、ペー
ストパターン23aと23bが対をなしてペーストパタ
ーンP1をなし、ペーストパターン23cと23dが対
をなしてペーストパターンP2をなし、ペーストパター
ン23eと23fが対をなしてペーストパターンP3を
なし、ペーストパターン23gと23hが対をなしてペ
ーストパターンP4をなしている。
【0027】従って、これらペーストパターンP1〜P
4は同一形状をなし、その基本パターンBPは図6に示
すようになる。ここで、この基本パターンBPは、夫々
一筆書きで描ける2個のベースパターンBP1,BP2
で構成されるものとしており、ベースパターンBP1は
図5におけるペーストパターン23a,23c,23
e,23gの基本パターン、ベースパターンBP2は図
5におけるペーストパターン23b,23d,23f,
23hの基本パターンである。
【0028】まず、図4のベースデータ設定工程(ステ
ップ201)は、実際に形成するペーストパターンP1
〜P4の図6に示す基本パターンBPを作成し、この基
本パターンBPのデータ設定(入力)を行なうものであ
るが、かかる基本パターンBPのデータ設定を行なう前
に、実際には、設定者は、実基板22に塗布したいペー
ストパターンP1〜P4やその基本パターンBPがわか
っているので、図7に示すようなこれらパターンに関す
る登録事項テーブルMDTを作成する。登録事項テーブ
ルMDTに登録するデータは、図5に示すペーストパタ
ーンP1〜P4,図6に示すこれらの基本パターンBP
を例にとると、「パターン数」は実基板22の塗布する
ペーストパターンの個数であって、この場合、ペースト
パターンP1〜P4の4個であるから、4であり、「ベ
ースデータ数」は各ペーストパターンP1〜P4を構成
するベースパターン数、即ち、基本パターンBPを構成
するベースパターンの個数であって、この場合、ベース
パターンBP1,BP2であるから、2である。「ベク
トル数」は、後述するように、基本パターンBPを形成
する直線部をベクトル化するのであるが、そのベクトル
数(即ち、直線部の個数)であって、このベクトル数は
基本パターンBPのベースパターンBP1,BP2毎に
設定される。そして、基本パターンBPのベースパター
ン毎にベースデータ番号が割り当てられ、図6の場合、
基本パターンBPのベースパターンBP1,BP2に夫
々ベースデータ番号1,2が割り当てられ、夫々の直線
部の個数から、「ベースデータ番号1」のベクトル数は
7、「ベースデータ番号2」のベクトル数は3となる。
【0029】また、かかる登録事項テーブルMDTの設
定に伴って、マイクロコンピュータ17a(図2)によ
り、図8に示すようなベクトルデータテーブルMVDT
が準備(用意)される。かかるベクトルデータテーブル
MVDTは、登録事項テーブルMDTのデータに基づい
て、実基板22に塗布するパターン毎に準備されるもの
であり、この場合、登録事項テーブルMDTでの「パタ
ーン数」と「ベースデータ数」とから実基板22に塗布
するパターンが決まり、これによって準備するベクトル
データテーブルMVDTが決まる。図5,図6の場合、
登録事項テーブルMDTでの「パターン数」が4、「ベ
ースデータ数」が2であるから、実基板22に塗布する
パターン数は8(=4×2)となり、8個のベクトルデ
ータテーブルMVDTが準備され、夫々2個ずつペース
トパターンP1,P2,P3,P4に割り当てられ、さ
らに、夫々のペーストパターンに割り当てられた2個の
ベクトルデータテーブルMVDTのうち、一方が基本パ
ターンBPの一方のベースパターンBP1のベースデー
タBD1に、他方が基本パターンBPの他方のベースパ
ターンBP2のベースデータBD2に夫々割り当てられ
る。ここで、ベースデータBD1のベクトルデータテー
ブルMVDTは登録事項テーブルMDTでのベースデー
タ番号1に対応するものであり、ベースデータBD2の
ベクトルデータテーブルMVDTは登録事項テーブルM
DTでのベースデータ番号2に対応するものである。
【0030】さらに、各ベクトルデータテーブルMVD
Tでは、これが割り当てられたパターンに関する項目が
設定されている。即ち、後述するベクトル番号毎に、ベ
クトルの「x成分」や「y成分」のデータを格納する格
納部と、同じくベースパターンのコーナの寸法(曲率半
径)rを格納する格納部や、塗布条件(設定塗布速度,
設定塗布圧力,設定塗布高さ)のデータを格納する格納
部が設けられている。かかるベクトル番号の個数は、ベ
クトルデータテーブルMVDT毎に、登録事項テーブル
MDTでの「ベースデータ番号」の「ベクトル数」で決
まる。また、上記のコーナの寸法rや塗布条件は、予め
決めることができるので、ベクトルデータテーブルMV
DTの準備(用意)後に入力するようにする。
【0031】以上のように、登録事項テーブルMDTを
設定すると、自動的に各ベクトルデータテーブルMVD
Tが用意されるが、次いで、図5に示すような実基板2
2で塗布描画するためのペーストパターンP1〜P4に
関するベースデータの設定(ステップ201)が行われ
るのであるが、ここでは、これらペーストパターンP1
〜P4毎にベースデータの設定を行なうのではなく、こ
れらペーストパターンP1〜P4の図6に示すような基
本パターンBPに関するベースデータの設定を行なう。
【0032】ここで、図6に示す基本パターンBPにお
いて、G0をその原点とし、原点G0に対する各ベース
パターンBP1,BP2の端部及び折曲部(図5のペー
ストパターンP1〜P4のコーナに相当)の各位置を、
それらの端から順次に、点A1,A2,A3,……,A
8、点B1,B2,B3,B4とする。また、ペースト
塗布する場合、ベースパターンBP1については、位置
A1をその塗布開始点、位置A8をその塗布終了点と
し、また、ベースパターンBP2については、位置B1
をその塗布開始点、位置B4をその塗布終了点とする。
【0033】かかる基本パータンBPのデータ(ベース
データ)は、G0を原点として点A1〜A8をAn(x
an,yan)の位置座標で、また、位置B1〜B4を
Bm(xbm,ybm)の位置座標で夫々直接指定する
ようにする。但し、図6の場合、n=1,2,……,
8、m=1,2,3,4である。ここでは、図6に示す
基本パターンBPの場合、各点A1〜A8,B1〜B4
の位置座標データは、A1(xa1,ya1),A2
(xa2,ya2),A3(xa3,ya3),……,
A8(xa8,ya8)、点B1(xb1,yb1),
B2(xb2,yb2),B3(xb3,yb3),B
4(xb4,yb4)とする。
【0034】なお、パターンが複雑であれば、位置変数
n,mを増やしていくか、ベースパターンの個数を増や
していくことになる。
【0035】かかる位置座標データは夫々点A1〜A
8,点B1〜B4と対応付けて、パソコン本体20(図
1)に内蔵の上記RAMに設けている位置座標データテ
ーブルBDTに登録される(第1の設定手段)。図9は
かかるテーブルの一具体例を摸式的に示したものであっ
て、同図(a)はベースパターンBP1の位置座標デー
タテーブルBDT1を、同図(b)はベースパターンB
P2の位置座標データテーブルBDT2を夫々示してい
る。
【0036】以上が図4でのベースデータ設定工程(ス
テップ201)の処理であり、この処理が終了すると、
次に、ベースパターンBP1,BP2の各直線部(線
分)をその方向と大きさ(長さ)とを持つベクトルで表
わすようにする相対ベクトル変換工程(ステップ20
2)に進む。
【0037】基本パターンBPは、図6に示すように、
直線を基としたベースパターンBP1,BP2で表わし
ており、それらの各位置座標間の線分(直線部)を方向
付けしてベクトルとすることにより、この線分のペース
ト塗布を塗布する方向と塗布する距離とで指示すること
ができる。このようにして、図9に示すような位置座標
データテーブルBDTのデータに基づいて、基本パター
ンBPの線分をベクトルに変換する工程がこの相対ベク
トル変換工程(ステップ202)である。以下、この工
程について説明する。
【0038】図6に示すベースパターンBP1の位置A
1−A2間,A2−A3間,……の線分に対して設定す
るベクトルに対し、その順にベクトル番号a1,a2,
……an−1(但し、図6の場合、n=8)を設定し、
図9(a)に示した位置座標データテーブルBDT1の
位置座標データをもとに、かかるベクトル番号毎に、そ
のベクトル成分、即ち、このベクトルの大きさ(位置座
標間の距離)のX軸方向の成分(x成分)ΔxiとY軸
方向の成分(y成分)Δyi(但し、i=1,2,…
…,n−1)とを求める。一例として、A1−A2間の
線分に対するベクトル成分は、 Δx1=xa2−xa1 Δy1=ya2−ya1 となる。このようにして、ベースパターンBP1に対し
て得られるベクトル番号ai毎のベクトル成分(Δx
i,Δyi)は、図10(a)に示すようなベクトルデ
ータテーブルVDT1に登録される。
【0039】同様にして、図6に示すベースパターンB
P2についても、位置B1−B2間,B2−B3間,…
…の線分に対して設定するベクトルに対し、その順にベ
クトル番号b1,b2,……bm−1(但し、図6の場
合、m=4)を設定し、図9(b)に示した位置座標デ
ータテーブルBDT2の位置座標データをもとに、かか
るベクトル番号毎に、そのベクトル成分Δxj,Δyj
(但し、j=1,2,……,m−1)を求める。このよ
うにして、ベースパターンBP2に対して得られるベク
トル番号bj毎のベクトル成分(Δxj,Δyj)は、
図10(b)に示すようなベクトルデータテーブルVD
T2に登録される。
【0040】以上が図4での相対ベクトル変換工程(ス
テップ202)の処理であるが、以上のようなベースデ
ータの設定登録が終了したか否かの確認が行われる(ス
テップ203)。この確認は、図7に示した登録事項テ
ーブルMDTのデータに基づいて自動的に行なわれる。
即ち、この登録事項テーブルMDTでは、「ベースデー
タ数」が2となっているので、図10に示すように、2
つのベクトルデータテーブルVDTを作成することにな
るが、それらの一方の「ベースデータ番号1」に対する
ベクトルデータテーブルVDT1(図10(a))でベ
クトル数が登録事項テーブルMDTに設定されている
「ベクトル数」=7になったか否か、また、他方の「ベ
ースデータ番号2」に対するベクトルデータテーブルV
DT1(図10(b))でベクトル数が登録事項テーブ
ルMDTに設定されている「ベクトル数」=3になった
か否かを判定する。これらを同時に満足した場合には、
ベースデータの登録が終了したと判定するが、ベースデ
ータの設定(ステップ201)で入力するベースデータ
数に誤りがあるなどして、少なくともベクトルデータテ
ーブルVDT1,2のいずれかでこれを満足しない場合
には、ベースデータの登録ができないとしてステップ2
01に戻る。この場合には、図6で示すような基本パタ
ーンBPでの位置座標データをベースデータとして入力
し直し、再び図9に示すような位置座標データテーブル
BDTを設定することになる。
【0041】なお、図4では、ベースパターンBP1,
BP2毎に順に以上のステップ201〜203の処理を
行ない、従って、ベースパターンの個数(即ち、2個)
に等しい回数だけかかるステップ201〜203が繰り
返されることになり、各ベースパターンBP1,BP2
毎にステップ203でのベースデータの登録終了の確認
が行われるものとするが、全てのベースパターンについ
てベースデータ設定工程(ステップ201)の処理を行
なって、まず、全てのベースパターンの位置座標データ
テーブルBDTを作成し、次いで、各位置座標データテ
ーブルBDT毎にステップ202の処理を行なってベク
トルデータテーブルVDTをベースパターンの順に作成
するようにしてもよい。この場合には、全てのベースパ
ターンのベクトルデータテーブルVDTが作成されてか
ら、ステップ203の確認処理が行われる。
【0042】また、図10に示すベクトルデータテーブ
ルVDTは図9に示した位置座標データテーブルBDT
のデータをもとに作成するものであるが、基準パターン
BPのベースパターンから各線分についてベクトル成分
を求め、これをベクトルデータテーブルVDT1,VD
T2上で直接入力して登録できるならば、そうしてもよ
い。
【0043】このようにして、ベースデータ登録終了確
認工程(ステップ203)が終了すると、パソコン20
のRAMには、ベースパターンの個数に等しい個数のベ
クトルデータテーブルVDTが登録されていることにな
るが、この登録終了が確認されるとともに、ベクトルデ
ータテーブルVDT1の各ベクトル番号のベクトル成分
(Δxi,Δyi)が、先に説明したように、予め用意
されている図8に示すようなパターンデータP1のベー
スデータBD1に対するベクトルデータテーブルMVD
Tに書き込まれ、さらに、この書き込まれたベクトル成
分(Δxi,Δyi)が他のペーストパターンP2,P
3,P4のベースデータBD1に対するベクトルデータ
テーブルMVDTに自動移植される。同様にして、ベク
トルデータテーブルVDT2の各ベクトル番号のベクト
ル成分(Δxj,Δyj)が、予め用意されている図8
に示すようなパターンデータP1のベースデータBD2
に対するベクトルデータテーブルMVDTに書き込ま
れ、さらに、この書き込まれたベクトル成分(Δxj,
Δyj)が他のペーストパターンP2,P3,P4のベ
ースデータBD2に対するベクトルデータテーブルMV
DTに自動移植される。従って、ペーストパターンP
1,P2,P3,P4のベースデータBD1に対するベ
クトルデータテーブルMVDTに同じベクトルデータテ
ーブルVDT1の各ベクトル番号のベクトル成分(Δx
i,Δyi)が格納され、ペーストパターンP1,P
2,P3,P4のベースデータBD2に対するベクトル
データテーブルMVDTに同じベクトルデータテーブル
VDT2の各ベクトル番号のベクトル成分(Δxj,Δ
yj)が格納されることになる。
【0044】また、これとともに、先に入力設定したコ
ーナの寸法rや塗布条件といったデータも、ペーストパ
ターンP1のBD1に対するベクトルデータテーブルM
VDTに格納されるが、これとともに、これら格納され
たデータは、他のベクトルデータテーブルMVDTの全
てにも、自動移植される。従って、全てのベクトルデー
タテーブルMVDTに、同じコーナの寸法rや塗布条件
のデータが格納されることになる。
【0045】なお、図5に示す各ペーストパターン23
a〜23hでは、その直線部の継目、即ち、コーナ(基
本パターンBPでの位置A2〜A7,B2,B3に対応
する部分)で丸みが付けられる。これにより、これらコ
ーナが滑らかになるだけでなく、この部分でのノズル1
3aと基板22との相対位置変化が滑らかになる。即
ち、ペーストパターン23a〜23hでのかかるコーナ
における急峻な速度変動が引き起こす機械振動が低減
し、その結果、塗布速度を速くすることができて生産性
を向上させるほか、振動によるペーストパターンの形状
不良による不良基板発生の低減にも繋がるものである。
【0046】一方、図6に示す基本パターンBPは直線
部のみからなるものとしており、実基板22で実際に塗
布描画するペーストパターン23a〜23hのコーナに
所定の半径rのまるみを付けるために、上記のように、
コーナの寸法rのデータを入力し、図8に示すように、
ベクトルデータテーブルMVDTに登録するものであ
る。これにより、このベクトルデータテーブルMVDT
を用いて実基板22にペストパターン23a〜23hを
塗布描画するときには、このコーナの寸法rのデータに
より、パソコン本体20が各ベクトルのx成分やy成分
による直線部を半径rの円周上の重なり位置で自動接続
することになる。
【0047】以上の処理がなされた後、次の工程、即
ち、グループデータ設定工程(ステップ204)に進
む。
【0048】ここで、図5でのペーストパターンP1を
構成するペーストパターン23a,23bが1つのグル
ープ(対)をなすものとし、同様に、ペーストパターン
P2を構成するペーストパターン23c,23dが、ペ
ーストパターンP3を構成するペーストパターン23
e,23fが、ペーストパターンP4を構成するペース
トパターン23g,23hが夫々1つのグループをなす
ものとする。グループデータ設定工程(ステップ20
4)は、これらグループをなすペーストパターン間の位
置関係を示すデータ(即ち、グループデータ)を設定す
るものである。
【0049】かかるペーストパターンP1〜P4に対す
るグループデータとしては、図6に示すような基本パタ
ーンBPでのベースパターンBP1,BP2に関して設
定すればよい。そして、かかるベースパターンBP1,
BP2の位置関係を示すグループデータとしては、図6
を参照すると、基本パターンBPの原点GOに対するベ
ースパターンBP1,BP2の始端(図5に示す各ペー
ストパターンの塗布開始点に相当)の相対位置関係で表
わされる。
【0050】グループデータ設定工程(ステップ20
4)は、かかる相対位置関係を示すデータを入力設定す
るものであり、これが入力されると、次のグループデー
タ登録工程(ステップ205)において、パソコン本体
20のRAMに設定されている図11に示すような相対
位置関係テーブルBPRPTに登録される。
【0051】ここで、この相対位置関係テーブルBPR
PTでは、「ベースデータ番号BD1」は図6の基本デ
ータBPでのベースパターンBP1を表わすものであっ
て、その「相対位置」Bx,Byは夫々図6での原点G
OからベースパターンBP1の始端A1までの距離のx
成分,y成分(従って、相対位置関係)を表わすもので
ある。同様にして、「ベースデータ番号BD2」は図6
の基本データBPでのベースパターンBP2を表わすも
のであって、その「相対位置」Bx,Byは夫々図6で
の原点GOからベースパターンBP2の始端B1までの
距離のx成分,y成分(従って、相対位置関係)を表わ
すものである。
【0052】また、「ベースデータ番号BD1」の「相
対位置」Bx,Byは、図5に示す実基板22におい
て、ペーストパターンP1,P2,P3,P4毎に、そ
れらを構成する2つのペーストパターンの相対的な位置
関係を表わしている。即ち、かかる「相対位置」Bx,
Byは、ペーストパターンP1については、その中心位
置(x1,y1)とペーストパターン23aの塗布開始
点との間の距離のx成分,y成分を表わすとともに、ペ
ーストパターンP2については、その中心位置(x2,
y2)とペーストパターン23cの塗布開始点との間の
距離のx成分,y成分を、ペーストパターンP3につい
ては、その中心位置(x3,y3)とペーストパターン
23eの塗布開始点との間の距離のx成分,y成分を、
ペーストパターンP4については、その中心位置(x
4,y4)とペーストパターン23gの塗布開始点との
間の距離のx成分,y成分を夫々表わしている。
【0053】同様にして、「ベースデータ番号BD2」
の「相対位置」Bx,Byは、ペーストパターンP1に
ついては、その中心位置(x1,y1)とペーストパタ
ーン23bの塗布開始点との間の距離のx成分,y成分
を表わすとともに、ペーストパターンP2については、
その中心位置(x2,y2)とペーストパターン23d
の塗布開始点との間の距離のx成分,y成分を、ペース
トパターンP3については、その中心位置(x3,y
3)とペーストパターン23fの塗布開始点との間の距
離のx成分,y成分を、ペーストパターンP4について
は、その中心位置(x4,y4)とペーストパターン2
3hの塗布開始点との間の距離のx成分,y成分を夫々
表わしている。
【0054】かかるグループデータの登録が完了したか
否かは、相対位置関係テーブルBPRPT(図11)の
ベースデータ番号BD1,2毎に登録が行なわれたか否
か、既に設定されている図7に示す登録事項テーブルM
DTの「ベースデータ数」のデータを用いて判定され
る。図6に示す基本パターンBPの場合、登録事項テー
ブルMDTの「ベースデータ数」は2であるから、相対
位置関係テーブルBPRPTで2つのグループデータが
登録されると、グループデータの登録が完了したと判定
する。グループデータ設定が終了していない残りのベー
スパターンがある場合には、かかる残りのベースパター
ンに対するグループデータの設定,登録を行なうため、
そのベースパターン毎にステップ204,205の処理
が繰り返えされる。
【0055】以上のグループデータ登録工程が終了する
と、パターンデータ設定工程(ステップ207)に進
む。これは実基板22上での各ペーストパターンP1,
P2,P3,P4の位置関係を規定するものであって、
この位置関係は実基板22の原点と各ペーストパターン
P1,P2,P3,P4の中心位置との相対位置関係で
表わされる。
【0056】パターンデータ設定工程(ステップ20
7)は、かかる相対位置関係を示すデータ(パターンデ
ータという)を入力設定するものであり、これが入力さ
れると、次のパターンデータ登録工程(ステップ20
8)において、パソコン本体20のRAMに設定されて
いる図12に示すような相対位置関係テーブルMPRP
Tに登録される。
【0057】ここで、この相対位置関係テーブルMPR
PTでは、「パターン番号P1,P2,P3,P4」は
図5でのペーストパターンP1,P2,P3,P4に割
り当てられた番号であって、それらの「相対位置」P
x,Pyは夫々図5での実基板の原点SBO(その座標
位置を(0,0)とする)からペーストパターンP1,
P2,P3,P4の中心位置(x1,y1),(x2,
y2),(x3,y3),(x4,y4)までの距離の
x成分,y成分(従って、相対位置関係)を表わすもの
である。
【0058】次のパターンデータ登録終了工程(ステッ
プ209)は、かかるパターンデータの登録が完了した
か否かは、相対位置関係テーブルMPRPT(図12)
のパターン番号P1,P2,P3,P4毎にパターンデ
ータの登録が行なわれたか否か、既に設定されている図
7に示す登録事項テーブルMDTの「パターン数」のデ
ータを用いて判定される。実基板22に塗布描画するペ
ーストパターンが図5に示す4個のペーストパターンP
1,P2,P3,P4のの場合、登録事項テーブルMD
Tの「パターン数」は4であるから、相対位置関係テー
ブルMPRPTで4つのパターンデータが登録される
と、パターンデータの登録が完了したと判定する。パタ
ーンデータ設定が終了していない残りのペーストパター
ンがある場合には、かかる残りの塗布パターンに対する
パターンデータの設定,登録を行なうため、そのペース
トパターン毎にステップ207,208の処理が繰り返
えされる。
【0059】以上のようにして、全てのペーストパター
ンについてのパターンデータの設定,登録が終了すると
(ステップ209)。次の全データテキスト登録工程
(ステップ210)に進み、パソコン本体20のRAM
に登録した上記の各テーブルのデータを、次回の運転に
これらの運転条件が再利用できるようにするために、任
意のテキストエディタで編集可能なテキストデータとし
て、パソコン本体20の外部記憶装置でフロッピーディ
スクなどの記憶媒体に保管しておく。
【0060】また、全データテキスト登録工程(ステッ
プ210)では、このようにテキストデータとして保管
する前に、得られたベクトルデータテーブルMVDT
(図8)や相対位置関係テーブルBPRPT(図1
1),MPRPT(図12)をモニタ18(図1)で表
示させ、それらの登録内容を確認するようにすることが
できる。この場合、例えば、所定のペーストパターンに
ついて、その登録内容(例えば、コーナの寸法rや塗布
条件など)を必要に応じて修正変更したい場合には、キ
ーボード19(図1)で所望とするデータを入力するこ
とにより、適宜修正変更をすることができる。
【0061】また、ステップ203,206,209毎
に、夫々のデータの登録終了とともに、登録したデータ
をモニタ18で表示させ、それらの登録内容を確認でき
るようにするとともに、キーボード19を操作してその
登録内容を必要に応じて適宜修正変更できるようにする
こともできる。
【0062】以上のようにして、得られたペーストパタ
ーンのデータをデータベースとして容易に再利用できる
ほか、ベースデータを修正することにより、そのベース
データを使用する全てのペーストパターンの形状や塗布
条件を一括して変更することができるし、特定のペース
トパターンに対してのみ変更を行なう場合には、ベース
データの登録名称を指定して変更することにより、特定
のペーストパターンのデータ変更も容易である。
【0063】そして、このように、運転データをパソコ
ン本体20のRAMと別の記憶媒体とに同時に記憶して
おくことにより、装置本体Mの状態(停止中や運転中)
にかかわらず、記憶媒体に登録されたペーストパターン
データの確認や変更が可能になり、次回の運転データの
作成なども行なえるため、データ作成における生産性が
向上するし、図示しないネットワークを介して、ペース
トパターンデータの遠隔編集や装置本体Mの運転状況の
管理も行なうことができる。
【0064】また、フロッピーディスクなどの記憶媒体
に登録してあるテキストデータを編集し、ペーストパタ
ーンデータの作成を行なうことができることから、デー
タの編集には、汎用的なワードプロセッサの他、CAD
アプリケーションや表計算アプリケーション,データベ
ースアプリケーションなどの運転者の使い慣れたアプリ
ケーションプログラムを利用してデータの作成が容易に
できる。
【0065】図3において、以上のペーストパターンデ
ータ設定工程(ステップ200)が終了すると、ペース
ト塗布機に電源が投入され(ステップ300)、その初
期設定が実行される(ステップ400)。
【0066】この初期設定工程(ステップ400)で
は、図1において、サーボモータ8a,8b,10を駆
動することにより、Z軸移動テ−ブル9をX,Y方向に
移動させて所定の基準位置に位置決めし、ノズル13a
(図2)をそのペースト吐出口がペーストを吐出開始さ
せる位置(即ち、ペースト塗布開始点)に位置付けられ
るように、所定の原点位置に設定する。
【0067】また、パソコン本体20と装置本体Mとの
間の塗布データ転送処理が自動で行なわれ、先に設定し
たパターンデータなどは運転データとして装置本体Mの
制御部17内のRAMに設定されるとともに、この制御
部17内の図示しない記憶媒体に記録保管される。
【0068】以上の初期設定工程(ステップ400)が
終了すると、実基板22が基板吸着盤4(図1)に搭載
されて吸着保持される(ステップ500)。この基板搭
載工程(ステップ500)では、基板搬送コンベア2
a,2b(図1)によって実基板22がX軸方向に基板
吸着盤4の上方まで搬送され、図示しない昇降手段によ
ってこれら基板搬送コンベア2a,2bを下降させるこ
とにより、実基板22が基板吸着盤4に搭載される。
【0069】次に、基板予備位置決め工程(ステップ6
00)が行なわれる。この工程では、図1において、図
示しない位置決めチャックにより、この実基板22の
X,Y方向の位置合わせが行なわれる。また、基板吸着
盤4に搭載された実基板22の位置決め用マ−クを画像
認識カメラ16a,16bが撮影し、これら位置決め用
マ−クの重心位置が画像処理で求められて実基板22の
θ方向の傾きが検出され、これに応じてサ−ボモ−タ2
4(図3)が駆動されて、そのθ方向の傾きも補正され
る。
【0070】次に、パターン塗布工程(ステップ70
0)に移り、パターン番号順にペーストパターンの、例
えば、ペーストパターンP1,P2,P3,P4の順
に、パソコン本体20のRAMに格納されているベクト
ルデータテーブルMVDT(図8),相対位置関係テー
ブルBPRPT(図11),相対位置関係テーブルMP
RPT(図12)夫々のデータを用いて、ペーストパタ
ーン塗布描画動作が行なわれる。この工程では、これら
相対位置関係テーブルBPRPTと相対位置関係テーブ
ルMPRPTとのデータを用いて、ペーストパターンP
1,P2,P3,P4のペーストパターン23a〜23
hの塗布開始位置にノズル13aの吐出口が位置付けら
れ、また、上記ベクトルデータテーブルMVDTの塗布
条件のデータからノズル13aの塗布高さの設定が行な
われる。この塗布高さの設定は、ノズル13aの吐出口
から実基板22の表面までの距離が塗布されるペースト
の厚みになるようにするものである。
【0071】なお、ペーストパターン23a〜23hの
塗布開始位置は、相対位置関係テーブルBPRPTの位
置データを相対位置関係テーブルMPRPTのデータで
修正して設定されるものである。例えば、実基板22上
でのペーストパターン23aは、ベースパターンBP1
の始点A1の位置座標を、図9(a)に示すように、
(xa1,ya1)とし(これが、図11に示す相対位
置関係テーブルBPRPTにベースデータ番号BD1に
対する相対位置(Bx,By)として登録されてい
る)、図12に示す相対位置関係テーブルMPRPTで
のパターン番号P1に対する相対位置データ(Px,P
y)、即ち、実基板22の原点GBOに対する原点位置
を(x1,y1)とすると、実基板22上でのペースト
パターン23aの塗布開始位置は、 (x1+xa1,y1+ya1) とする。しかし、これら相対位置関係テーブルBPRP
T,相対位置関係テーブルMPRPTの代わりに、かか
る修正したデータを塗布開始位置テーブルとしてパソコ
ン本体20のRAMに格納し、各ペーストパターン23
a〜23hの塗布開始位置をこの塗布開始位置テーブル
のデータに基づいて設定するようにしてもよい。
【0072】以上の処理が終了すると、次に、マイクロ
コンピュータ17a(図2)のRAMに格納されている
ペーストパターンデータに基づいてサーボモータ8a,
8b,10(図1)が駆動され、これにより、ノズル1
3aのペースト吐出口が、実基板22に対向した状態
で、このペーストパターンデータに応じてX,Y方向に
移動するとともに、正圧源30(図2)からペースト収
納筒13に僅かな空気圧が印加されてノズル13aのペ
ースト吐出口からペーストが吐出し始める。
【0073】また、かかるペーストパターンの描画とと
もに、マイクロコンピュータ17aは距離計14からノ
ズル13aのペースト吐出口と実基板22の表面との間
の距離(塗布高さ)の実測デ−タを入力して実基板22
の表面のうねりを測定し、この測定値に応じてサーボモ
ータ12を駆動することにより、実基板22の表面から
のノズル13aの設定高さが一定になるように維持され
てペーストパターンの塗布描画が行なわれる。
【0074】このようにして、ペーストパターンの塗布
描画が進むが、ペーストパターンの塗布描画動作を継続
するか、終了するかの判定は、塗布点がペーストパター
ンデータによって決まる塗布すべきペーストパターンの
終端であるかどうかの判断によって決定され、終端でな
ければ、再び実基板22の表面のうねり測定処理に戻
り、以下、上記の各工程を繰り返してペーストパターン
の塗布終端に達するまでペースト塗布動作が継続する。
【0075】かかるペーストパターンの塗布動作は設定
されたn個のペーストパターンデータの全てについて行
なわれ、最後の番号nのペーストパターンデータによる
ペーストパターンの終端に達すると、サーボモータ12
を駆動してノズル13aを上昇させ、このペーストパタ
ーン塗布工程(ステップ700)を終了させる。
【0076】次に、基板排出工程(ステップ800)に
進む。この工程では、図1において、実基板22の基板
吸着盤4への吸着が解除され、基板搬送コンベア2a,
2bを上昇させてこれに実基板22を移載させ、その状
態でこの基板搬送コンベア2a,2bにより装置本体M
外に排出する。
【0077】そして、以上の全工程が終了したか否か判
定する(ステップ900)。複数枚の実基板に同じペー
ストパタ−ンデータを用いてペ−ストパターンを塗布す
る場合には、別の実基板22に対して基板搭載工程(ス
テップ500)から動作が繰り返される。そして、全て
の実基板22についてかかる一連の処理が終了すると、
作業が全て終了(ステップ1000)となる。
【0078】なお、この実施形態では、ノズル13aが
可動として基板22を固定としたが、本発明はこれに限
るものではなく、ノズルを固定して基板22を移動させ
るようにしてもよい。
【0079】また、この実施形態では、ペーストパター
ンデータの設定をベースデータから作成している例を示
したが、パソコン本体20内のハードディスクなどの図
示しない内部記憶媒体やフロッピディスクなどの外部記
憶媒体に記憶保管されているデータを呼び出し、その登
録済みデータによって生産運転を行なうこと、登録済み
データを修正し、新規運転データとして再登録し、これ
を用いて生産運転を行なうこと、装置本体M側で新たに
作成することや、,生産データとして転送したデータを
修正することが可能なため、装置本体M側からデータを
読み出してそのデータを再登録,再利用するなどといっ
た方法により、データ作成工程をより効率良くその処理
を完了することができる。
【0080】また、複数のノズルで塗布を行なう場合に
は、塗布ノズル毎に同様の設定を行えるようにしてもよ
い。
【0081】また、この実施形態では、図5に示すよう
に、同一基板22上に4個の同一形状のペーストパター
ンP1〜P4を塗布描画する場合を例にしたが、1個ま
たは4個以外の複数個の同一形状のペーストパターンを
塗布描画する場合も同様であることはいうまでもない。
【0082】また、この実施形態では、描画する全ての
ペーストパターンP1〜P4が全て全く同一形状のパタ
ーンとしたが、これに限るものではなく、一部が異なる
形状をなすものであってもよい。例えば、図5におい
て、ペーストパターンP1〜P3が同一形状のパターン
であって、ペーストパターンP4がこれらとは異なる形
状のパターンである場合には、これらペーストパターン
P1〜P3について、基本パターンBPを用いて、上記
のように、パターンデータを作成し、ペーストパターン
P4については、別途ペーストパターンを形成するよう
にしてもよい。この場合も、これらパターンデータは図
8に示すベクトルデータテーブルMVDTに登録するよ
うにする。また、例えば、図5において、ペーストパタ
ーンP1,P2が同一形状のパターンであり、これとは
形状が異なるが、ペーストパターンP3,P4も同一形
状のパターンである場合でも、夫々毎に基本パターンB
Pを用い、上記のようにしてパターンデータを作成し、
同じベクトルデータテーブルMVDTに登録するように
する。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所望形状のペーストパターンのデータ設定が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるペースト塗布機の一実施形態を示
す構成図である。
【図2】図1に示した実施形態の電気系系統と空気系系
統とを示す接続図である。
【図3】図1に示した実施形態のペースト塗布処理の全
工程を示すフローチャートである。
【図4】図3におけるペーストパターンデータ設定工程
の一具体例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した実施形態で基板に塗布するペース
トパターンの一具体例を示す図である。
【図6】図5に示したペーストパターンのデータ設定に
用いる基本パターンの一具体例を示す図である。
【図7】図5に示したペーストパターンのデータ設定に
おける登録事項テーブルの一具体例を示す図である。
【図8】図7に示す登録事項テーブルから自動設定され
るペーストパターンのベクトルデータテーブルの一具体
例を示す図である。
【図9】図6に示した基本パターンのベースデータ設定
のために用いる位置座標データのテーブルの一具体例を
示す図である。
【図10】図9に示した位置座標テーブルのデータを基
に自動作成される図6に示す基本パターンを構成する個
別ベースパターンのベクトルデータテーブルの一具体例
を示す図である。
【図11】図6に示した基本パターンを構成する個別ベ
ースパターンの位置関係を設定するための相対位置関係
テーブルの一具体例を示す図である。
【図12】図6に示した基本パターンで構成される図5
に示したペーストパターンの基板上での位置関係を設定
するための相対位置関係テーブルの一具体例を示す図で
ある。
【符号の説明】
4 基板吸着盤 5 θ軸移動テ−ブル 6a,6b X軸移動テ−ブル 7 Y軸移動テ−ブル 9 Z軸移動テ−ブル 13 ペースト収納筒(シリンジ) 13a ノズル 14 距離計 17 制御部 18 モニタ 19 キ−ボ−ド 20 パソコン本体 22 ガラス基板 MDT 登録事項テーブル BDT1,BDT2 位置座標データテーブル VDT1,VDT2 ベクトルデータテーブル MVDT ベクトルデータテーブル BPRPT 相対位置関係テーブル MPRPT 相対位置関係テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 福男 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 (72)発明者 松井 淳一 茨城県竜ケ崎市向陽台5丁目2番 日立テ クノエンジニアリング株式会社開発研究所 内 Fターム(参考) 2H025 AA00 EA04 4D075 AC71 AC93 DC21 4F041 AA06 AB01 BA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルの吐出口に対向するようにして基
    板をテーブル上に載置し、設定されたパターンデータに
    従って該基板の主面と平行な方向での該基板と該ノズル
    との間の相対位置関係を変化させながら、ペースト収納
    筒に充填されたペーストを該ノズルの吐出口から該基板
    上に吐出させることにより、該基板上に該パターンデー
    タに応じた所望形状のペーストパタ−ンを塗布描画する
    ペースト塗布機であって、 塗布描画する該ペーストパターンの基本パターンを規定
    するデータを設定する第1の設定手段と、 該第1の設定手段で設定された該データを、同じ該基板
    上に塗布描画する複数の該ペーストパターンのパターン
    データとして設定する第2の設定手段と、 塗布描画する該ペーストパターン毎に塗布条件を設定
    し、かつ該塗布条件を修正可能とする第3の設定手段
    と、 該第2の手段でパターンデータが設定された複数の該ペ
    ーストパターンの該基板での位置関係を設定する第4の
    設定手段とを備え、該塗布条件に従い該基板上の該パタ
    ーンデータに応じた軌跡に沿ってペーストを塗布するこ
    とにより、該第4の手段で設定された位置関係で複数の
    該ペーストパターンを塗布描画することを特徴とするペ
    ースト塗布機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記基本パターンは複数のベースパターンで構成され、 前記第1の設定手段は、該ベースパターン毎にそれを規
    定するデータを設定することを特徴とするペースト塗布
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1の設定手段が設定する前記データは、前記基本
    パターン上の点の座標位置もしくは前記基本パターンを
    構成する線分の座標上のベクトルで表わされるものであ
    ることを特徴とするペースト塗布機。
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