JP2002075350A - 電池用活物質並びにこれを用いた電池用電極及び二次電池 - Google Patents

電池用活物質並びにこれを用いた電池用電極及び二次電池

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JP2002075350A
JP2002075350A JP2000253875A JP2000253875A JP2002075350A JP 2002075350 A JP2002075350 A JP 2002075350A JP 2000253875 A JP2000253875 A JP 2000253875A JP 2000253875 A JP2000253875 A JP 2000253875A JP 2002075350 A JP2002075350 A JP 2002075350A
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lithium
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JP2000253875A
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Hiroaki Ikeda
博昭 池田
Masahisa Fujimoto
正久 藤本
Shin Fujitani
伸 藤谷
Masaki Shima
正樹 島
Hiromasa Yagi
弘雅 八木
Hisaki Tarui
久樹 樽井
Hiroshi Kurokawa
宏史 黒河
Kenji Asaoka
賢司 浅岡
Shigeki Matsuda
茂樹 松田
Yoichi Domoto
洋一 堂本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高容量でサイクル性能に優れた新規な電池用
活物質並びにこれを用いた電池用電極及び二次電池を得
る。 【解決手段】 アルカリ金属またはアルカリ土類金属を
吸蔵・放出する電池用活物質であり、該アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属と合金化する元素Aと、該アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属と合金化しない元素B
の、非平衡状態で形成された固溶体からなることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な電池用活物
質並びにこれを用いた電池用電極及び二次電池に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
研究開発が盛んに行われているリチウム二次電池などの
アルカリ金属二次電池は、用いられる電極により、充放
電電圧、充放電サイクル寿命特性、保存特性などの電池
特性が大きく左右される。このことから、電極活物質を
改善させることにより、電池特性の向上が図られてい
る。
【0003】リチウム二次電池において、負極活物質と
してリチウム金属を用いると、リチウム金属の平衡電位
が卑であること及び原子量が小さいことから、重量当た
り及び体積当たりともに高いエネルギー密度の電池を構
成することができる。しかしながら、充放電反応は基本
的に電析と溶解であるため、次のような3つの大きな問
題があった。
【0004】まず第1に、溶解した金属イオンが電析す
る際、再び元の位置に電析する確率は非常に低いため、
充放電により電極が変形するという問題が挙げられる。
第2に、電析は対極に近い側から進行し、電極には必ず
微小な凹凸が存在するので、電極の凸部の先端に電流が
集中し、この凸部で電析が進行するため、充電時にリチ
ウム金属がデンドライト状に析出し、内部短絡を引き起
こすという問題がある。第3に、電析したリチウム金属
は、数原子が集まっただけの状態であり非常に活性であ
るので、その表面は周囲の有機電解液と反応して電気化
学的に可逆性のない有機リチウム化合物になり、電析し
た金属の一部が次の放電に利用されなくなるという問題
がある。
【0005】以上の結果、リチウム金属を負極活物質と
した場合、充放電効率が低く、サイクル性能が悪くなる
という欠点が存在する。上記の欠点を解消し得る負極活
物質として、充電の際に電気化学的にリチウムを吸蔵
し、放電の際にリチウムを放出する材料が提案されてい
る。このような材料としては、炭素などのようにリチウ
ムイオンと層間化合物を形成する材料と、Al、Si、
Snなどのようにリチウムイオンを結晶格子間に吸蔵す
るいわゆるリチウム合金が知られている。
【0006】炭素などの層間化合物を形成する材料は、
充放電を繰り返しても構造の変化が少なく、またリチウ
ムイオンが電子を受け取って原子に戻るのは層間であり
電解液が周囲に存在しないため、充放電効率が100%
に近く、充放電サイクル性能に優れている。しかしなが
ら、リチウムイオンの吸蔵量が少ないので、単位重量当
たりあるいは単位体積当たりの容量が小さく、現在市場
で年々要求が厳しくなる電池の高エネルギー密度化に対
応するには限界がある。
【0007】リチウム合金は、イオンの吸蔵量が大きい
ので、単位重量当たりあるいは単位体積当たりの容量が
大きく、高エネルギー密度の電池用活物質として非常に
有望である。また、リチウムイオンから電子を受け取っ
て原子に戻るのは結晶格子間であり、電解液と接触する
ことがない。しかしながら、このような合金材料は、充
電によりイオンを吸蔵すると膨張し、放電によりイオン
を放出すると収縮するため、充放電を繰り返すと、結晶
格子間の結合が次第に弱くなり、微粉化が進行する。ま
た、微粉化が進行しない場合でも、活物質層自体が膨張
収縮するのに対し、集電体は膨張収縮しないので、活物
質層と集電体との接触が次第に失われ、充放電サイクル
を繰り返すと、充放電容量が急激に減少するという問題
がある。
【0008】本発明の目的は、高容量で、かつサイクル
性能に優れた新規な電池用活物質並びにこれを用いた電
池用電極及び二次電池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電池用活物質
は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を吸蔵・放出
する電池用活物質であり、アルカリ金属またはアルカリ
土類金属と合金化する元素Aと、アルカリ金属またはア
ルカリ土類金属と合金化しない元素Bの、非平衡状態で
形成された固溶体からなることを特徴としている。
【0010】本発明の電池用活物質は、一次電池用活物
質としても用いることができるものであるが、一般には
二次電池用活物質として用いられる。また、正極及び負
極のいずれの活物質として用いてもよいが、一般には負
極の活物質として用いられる。
【0011】本発明の電池用活物質は、非平衡状態で形
成された固溶体からなるものであり、例えば、CVD
法、スパッタリング法、真空蒸着法、溶射法、及び超急
冷凝固粉末製造法などにより製造することができる。
【0012】本発明の二次電池用電極は、上記本発明の
電池用活物質を用いたことを特徴としている。本発明の
二次電池は、上記本発明の二次電池用電極を用いたこと
を特徴としている。
【0013】本発明の電池用活物質は、リチウム、ナト
リウム、カリウムなどのアルカリ金属や、カルシウム、
マグネシウムなどのアルカリ土類金属を吸蔵・放出する
活物質である。
【0014】本発明の電池用活物質が、リチウム二次電
池用活物質である場合、リチウムを吸蔵・放出する活物
質であり、元素Aとしてリチウムと合金化する元素が用
いられ、元素Bとしてリチウムと合金化しない元素が用
いられる。
【0015】すなわち、本発明のリチウム電池用活物質
は、リチウムを吸蔵・放出する活物質であり、リチウム
と合金化する元素Aとリチウムと合金化しない元素B
の、非平衡状態で形成された固溶体からなることを特徴
としている。
【0016】本発明のリチウム二次電池用活物質は、上
記本発明の電池用活物質と同様に、例えば、CVD法、
スパッタリング法、真空蒸着法、溶射法、及び超急冷凝
固粉末製造法により製造することができる。
【0017】本発明のリチウム二次電池用電極は、上記
本発明のリチウム二次電池用活物質を用いたことを特徴
としている。本発明のリチウム二次電池用活物質は、正
極及び負極のいずれに用いてもよいが、一般には負極に
用いられる。
【0018】本発明のリチウム二次電池は、上記本発明
のリチウム二次電池用電極を用いたことを特徴としてい
る。上述のように、本発明の二次電池用電極は、一般に
負極に用いられる。従って、本発明のリチウム二次電池
は、本発明のリチウム二次電池用電極からなる負極と、
正極と、非水電解質とを備えることを特徴としている。
【0019】リチウムと合金化する元素Aとリチウムと
合金化しない元素Bの組み合わせとしては、元素Aとし
てのシリコンと元素Bとしての銅との組み合わせ、並び
に元素Aとしてのゲルマニウムと元素Bとしての銅との
組み合わせなどが挙げられる。
【0020】本発明において活物質として用いられる固
溶体は、元素Aと元素Bの、非平衡状態で形成された固
溶体である。一般に、エネルギーの交換が可能なように
連絡された個々の物体や場またはそれらの各部分の間に
エネルギーの移動がおこらず、かつ物質の相の変化が現
れない場合に、物体や場よりなる系またはその各部分は
平衡状態にあるという。
【0021】つまり、平衡状態とはエネルギー的に最も
安定な状態である。非平衡状態とは平衡状態以外の状態
を意味し、例えば準安定状態(非常に寿命の長い非平衡
状態)にある場合や、平衡状態への移行が極端に遅くな
っている状態が挙げられる。
【0022】例えば、元素Aがシリコン(Si)である
場合、平衡状態においてシリコン(Si)と固溶体を形
成するものはゲルマニウム(Ge)しか知られていな
い。すなわち、平衡状態においては、シリコン(Si)
と銅(Cu)は固溶体を形成しない。従って、シリコン
と銅の固溶体は、非平衡状態においてのみ存在する。
【0023】シリコンと銅の2元状態図によれば、シリ
コンと銅は組成比の広い範囲において種々の金属間化合
物を形成する。しかしながら、固溶体は組成比の広い範
囲では形成されず、いずれか一方がわずかに含まれる範
囲でのみ形成される可能性が認められるだけである。こ
こで、金属間化合物とは、金属同士が特定の比率で化合
した特定の結晶構造を有する化合物をいう。2元状態図
は平衡状態に基づくものであるため、2元状態図からは
非平衡状態の固溶体が形成されるか否かを判断すること
はできない。
【0024】ゲルマニウムも、平衡状態では、固溶体を
形成するものはシリコンしかないが、非平衡状態では、
銅との固溶体が形成されることを本発明者らは確認して
いる。
【0025】本発明の電池用活物質は、吸蔵・放出すべ
きアルカリ金属またはアルカリ土類金属と合金化する元
素Aと、吸蔵・放出すべきアルカリ金属またはアルカリ
土類金属と合金化しない元素Bの、非平衡状態で形成さ
れた固溶体からなることを特徴としている。活物質が元
素Aのみから形成されている場合、アルカリ金属または
アルカリ土類金属を電気化学的に吸蔵・放出すると体積
が膨張・収縮する。この体積の膨張収縮が大きくなる
と、活物質が微粉化したり、あるいは集電体との密着性
が失われ、集電性が低下する。例えば、活物質であるシ
リコンにリチウムを吸蔵させると、その体積は約4倍ま
で膨張する。従って、シリコンを活物質として用いる
と、充放電サイクルを繰り返すことにより活物質が微粉
化したり、あるいは活物質と集電体との密着性が失わ
れ、サイクル特性が劣悪なものとなる。
【0026】本発明では、吸蔵・放出すべきアルカリ金
属またはアルカリ土類金属と合金化しない元素Bを元素
Aに固溶させているので、元素Aだけから活物質が形成
されている場合に比べ、アルカリ金属またはアルカリ土
類金属の吸蔵量を減少させることができ、吸蔵に伴う体
積の膨張を抑制することができる。すなわち、本発明に
よれば、元素Bの固溶によって、活物質の微粉化や集電
体からの脱離等が生じないように活物質の体積膨張及び
収縮を制御することができる。従って、充放電サイクル
性能を著しく向上させることができる。
【0027】非平衡状態の固溶体は、例えば、CVD
法、スパッタリング法、真空蒸着法、溶射法、及び超急
冷凝固粉末製造法などにより製造することができる。超
急冷凝固粉末製造法としては、ガスアトマイズと高速回
転水流を用いた水アトマイズを併用した粉末製造方法が
挙げられる。上記の方法では、薄膜または粉末の形態で
活物質を製造することができる。元素Aと元素Bの固溶
体をこれらの方法で直接製造してもよいが、元素Aまた
は元素Bの薄膜または粉末を製造した後、これに元素B
または元素Aを拡散させて、固溶体としてもよい。
【0028】元素Aとしてのシリコン(Si)と元素B
としての銅(Cu)の固溶体を形成する場合、Cu基板
の上に微結晶または非晶質シリコン薄膜を形成すること
により製造することができる。この場合、Cu基板から
CuがSi薄膜中に拡散することにより非平衡状態の固
溶体が形成される。従って、一般にCu基板側において
Cu濃度が高い濃度勾配を有する固溶体の薄膜となる。
薄膜形成方法としては、CVD法、スパッタリング法、
真空蒸着法などにより形成することができる。薄膜形成
時の基板温度を高くしたり、あるいは薄膜形成後に高温
で熱処理すると、平衡状態となるため、CuとSiの金
属間化合物が生成する場合がある。
【0029】上記のような固溶体の薄膜をリチウム二次
電池の負極活物質として用いることにより、充放電の際
のリチウムの吸蔵・放出による体積の膨張収縮が抑制さ
れ、サイクル性能を向上させることができる。
【0030】また、元素Aとしてゲルマニウム(Ge)
を用い、元素Bとして銅(Cu)を用いた場合にも、S
iとCuの固溶体と同様に、GeとCuの非平衡状態の
固溶体を製造することができる。また、このようなGe
とCuの非平衡状態の固溶体を、リチウム二次電池の負
極活物質として用いることにより、充放電の際のリチウ
ムの吸蔵・放出による体積の膨張収縮が抑制され、サイ
クル性能を向上させることができる。
【0031】また、リチウムと合金化する元素Aとして
は、上記のSi及びGe以外の元素も用いることがで
き、例えば、Sn、Pb、Zn、Mg、Na、Al、G
a、Inなどが挙げられる。
【0032】本発明に従い、アルカリ金属またはアルカ
リ土類金属と合金化する元素Aと、アルカリ金属または
アルカリ土類金属と合金化しない元素Bの、非平衡状態
で形成された固溶体を二次電池の活物質として用いるこ
とにより、充放電の際の活物質の体積の膨張収縮を抑制
することができ、サイクル性能を向上させることができ
る。
【0033】本発明において、上記活物質及び電極をリ
チウム二次電池に用いる場合、負極に用いてもよいし、
正極に用いてもよいが、一般には負極に用いられる。こ
の場合の正極としては、特に制限されるものではない
が、従来からリチウム二次電池の正極として用いられて
いるものを用いることができる。このような正極活物質
としては、LiCoO2 、LiNiO2 、LiMn2
4 、LiMnO2 、LiCo0.5Ni0.52 、LiNi
0.7Co0.2Mn0.12 などのリチウム含有遷移金属酸
化物や、MnO2 などのリチウムを含有していない金属
酸化物が例示される。また、この他にも、リチウムを電
気化学的に挿入・脱離する物質であれば、制限なく用い
ることができる。
【0034】また、リチウム二次電池に用いる電解質の
溶媒は、特に限定されるものではないが、エチレンカー
ボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネ
ートなどの環状カーボネートと、ジメチルカーボネー
ト、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート
などの鎖状カーボネートとの混合溶媒が例示される。ま
た、前記環状カーボネートと1,2−ジメトキシエタ
ン、1,2−ジエトキシエタンなどのエーテル系溶媒と
の混合溶媒も例示される。また、電解質の溶質として
は、LiPF6 、LiBF4 、LiCF3SO3 、Li
N(CF3SO2)2 、LiN(C25SO2)2 、LiN
(CF3SO2)(C49SO2)、LiC(CF3
2)3 、LiC(C25SO2)3 など及びそれらの混合
物が例示される。さらに電解質として、ポリエチレンオ
キシド、ポリアクリロニトリルなどのポリマー電解質に
電解液を含浸したゲル状ポリマー電解質や、LiI、L
3Nなどの無機固体電解質が例示される。本発明の二
次電池の電解質は、イオン導電性を発現させる溶媒とし
てのLi化合物とこれを溶解・保持する溶媒が電池の充
電時や放電時あるいは保存時の電位で分解しない限り、
制約なく用いることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づいて
さらに詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら
限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲に
おいて適宜変更して実施することが可能なものである。
【0036】(実験1) 〔負極の作製〕基板として圧延銅箔(厚み18μm)を
用い、原料ガスとしてシラン(SiH 4)を用い、キャリ
アガスとして水素ガスを用いて、CVD法により銅箔の
上に微結晶シリコン薄膜を形成した。具体的には、反応
室中のヒーターの上に基板としての銅箔を設置し、真空
排気装置により、反応室中の圧力を1Pa以下まで排気
した。その後、原料ガスであるシラン(SiH4)及びキ
ャリアガスである水素(H2)ガスを、原料ガス導入ポー
トから導入し、ヒーターで基板を180℃まで加熱し
た。真空排気装置により、真空度を反応圧力になるよう
に調整し、高周波電源で高周波を励起し、その高周波を
電極より導入してグロー放電を誘起した。詳細な薄膜形
成条件を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】微結晶シリコン薄膜の膜厚が約10μmに
なるまで上記条件で堆積させた。次に、得られたサンプ
ルを直径17mmとなるように打ち抜き、電極a1を得
た。電極a1と同じものを400℃で3時間熱処理し、
電極a2とした。
【0039】また、比較のため、市販の単結晶シリコン
粉末(粒子径10μm)が90重量部、結着剤としての
ポリテトラフルオロエチレンが10重量部となるように
混合し、これを直径17mmの金型でプレスし加圧成形
して、ペレット状の電極b1を得た。
【0040】〔正極の作製〕出発原料として、Li2
3 及びCoCO3 を用いて、Li:Coの原子比が
1:1となるように秤量して乳鉢で混合し、これを直径
17mmの金型でプレスし加圧成形した後、空気中にお
いて800℃で24時間焼成し、LiCoO2の焼成体
を得た。これを乳鉢で平均粒子径20μmとなるまで粉
砕した。
【0041】得られたLiCoO2 粉末が80重量部、
導電材としてのアセチレンブラックが10重量部、結着
剤としてのポリテトラフルオロエチレンが10重量部と
なるように混合し、直径17mmの金型でプレスし加圧
成形して、ペレット状の正極を作製した。
【0042】〔電解液の作製〕エチレンカーボネートと
ジエチルカーボネートとの等体積混合溶媒に、LiPF
6 を1モル/リットル溶解して電解液を作製し、これを
以下の電池の作製において用いた。
【0043】〔電池の作製〕上記の電極a1、a2及び
b1を負極として用い、上記正極及び電解液を用いて、
扁平形リチウム二次電池を作製した。
【0044】図1は、作製したリチウム二次電池の断面
模式図であり、正極1、負極2、セパレーター3、正極
缶4、負極缶5、正極集電体6、負極集電体7及びポリ
プロピレン製の絶縁パッキング8などからなる。
【0045】正極1及び負極2は、セパレーター3を介
して対向している。これらは正極缶4及び負極缶5が形
成する電池ケース内に収納されている。正極1は、正極
集電体6を介して正極缶4に接続され、負極2は負極集
電体7を介して負極缶5に接続され、二次電池としての
充電及び放電が可能な構造となっている。電極a1を負
極として用いたものを電池A1とし、電極a2を負極と
して用いたものを電池A2とし、電極b1を負極として
用いたものを電池B1とした。
【0046】〔充放電サイクル寿命特性の測定〕25℃
において電流値100μAで負極容量が2000mAh
/gとなるまで充電した後放電し、これを1サイクルの
充放電とし、各電池について50サイクル目の容量維持
率を測定した。なお、2000mAh/gまで充電され
なかったB1電池については、4.2Vまで充電した
後、放電することによりサイクル試験を行った。結果を
表2に示す。
【0047】表2には、各電池の負極活物質の、SIM
S測定により得られた水素濃度、ラマン分光分析による
480cm-1近傍/520cm-1近傍のピーク強度比、
並びにX線回折スペクトルとScherrerの式によ
り算出された結晶粒径を併せて示した。なお、電池B1
の結晶粒径は、粉末の粒子径とほぼ同じであると思われ
るので粉末の粒子径を示している。
【0048】
【表2】
【0049】表2に示す結果から明らかなように、本発
明に従う電池A1及びA2は、比較の電池B1に比べ、
著しく高い容量維持率を示している。以上のように、微
結晶シリコン薄膜を負極活物質として用いることによ
り、リチウム二次電池の充放電サイクル特性が著しく改
善されている。
【0050】(実験2)実験1における電極a1を作製
したのと同一の薄膜形成条件で、圧延銅箔及び電解銅箔
(厚み17μm)の上にそれぞれ膜厚約2μmの微結晶
シリコン薄膜を形成した。次に、得られたサンプルを直
径17mmとなるように打ち抜き、圧延銅箔上に形成し
たものを電極c1とし、電解銅箔上に形成したものを電
極c3とした。電極c1及び電極c3と同じものを実験
1における電極a2と同様に400℃で3時間熱処理
し、それぞれ電極c2及び電極c4とした。
【0051】上記の電極c1〜c4を負極として用いる
以外は、上記実験1と同様にしてリチウム二次電池を作
製し、電池C1〜C4とした。これらの電池について、
上記実験1と同様にして充放電サイクル寿命特性を測定
した。また、実験1と同様に、各電極のシリコン薄膜の
水素含有量、ラマン分光分析におけるピーク強度比(4
80cm-1/520cm-1)、及び結晶粒径を測定し、
結果を表3に示した。
【0052】
【表3】
【0053】表3に示す結果から明らかなように、シリ
コン薄膜の膜厚を約2μmとした電池C1〜C4におい
ても、著しく高い容量維持率が得られている。次に、圧
延銅箔上に微結晶シリコン薄膜を形成した電極c1を厚
み方向にスライスし、顕微鏡観察用サンプルとし、これ
を透過型電子顕微鏡で観察した。
【0054】図2及び図3は、電極c1における銅箔と
シリコン薄膜の界面付近を示す透過型電子顕微鏡写真で
あり、図2は倍率50万倍であり、図3は倍率100万
倍である。それぞれの写真において、下方は銅箔側であ
り、上方はシリコン薄膜側である。
【0055】図2及び図3において、下方の明るい部分
は銅箔部分であると思われるが、銅箔とシリコン薄膜の
界面付近では、上方に向かって徐々に暗くなっている。
この部分(約30nm〜100nm程度)は、銅箔の銅
とシリコンとが特に多く混合した混合層の一部であると
考えられる。この混合層においては、SiとCuとが合
金化していると考えられる。また、図2及び図3に示さ
れるように、この混合層と思われる部分と銅箔との界面
付近には、粒子状の部分が観察され、この粒子状部分で
は、CuのSiへの拡散による凹凸がその界面において
認められる。
【0056】次に、混合層の深さ方向における構成元素
の濃度分布を測定するため、SIMSにより、O2 +をス
パッタ源に用いて、銅元素(63Cu+) 及び水素元素(1
+)の濃度を測定した。図4は、混合層の深さ方向に
おける各構成元素の濃度分布を示しており、横軸は深さ
(μm)を示しており、縦軸は原子密度(個/cm3
を示している。
【0057】図4に示すように、混合層においては、深
くなるにつれて、すなわち銅箔に近づくにつれてCuの
濃度が増加している。ここで、シリコン薄膜中において
集電体材料が1%(原子密度で1020個/cm3 )以上
含まれている層を混合層とすると、深さ1.9μm程度
の部分から2.7μm程度の部分まで混合層が存在する
ことがわかる。このような混合層は、非平衡状態のシリ
コン薄膜中に銅が拡散することにより形成された固溶体
であり、SiとCuの非平衡状態の固溶体である。この
ような固溶体においては、Si中にCuが固溶すること
により、Liの吸蔵量が少なくなっており、充電の際の
体積膨張が抑制されている。このような固溶体の部分が
集電体の近傍に設けられることにより、集電体近傍のシ
リコン薄膜において体積膨張が抑制され、集電体に対す
る密着性が高められている。
【0058】次に、電解銅箔上に膜厚約2μmの微結晶
シリコン薄膜を形成した電極c3について、上記と同様
にしてSIMSにより混合層の深さ方向における各構成
元素の濃度を測定した。図5は、この結果を示してい
る。図5に示すように、電極c3においては、シリコン
薄膜の表面において既にCuの原子密度が1020個/c
3 以上となっており、Cuがシリコン薄膜の表面まで
拡散し、シリコン薄膜全体が混合層になっていることが
わかる。また、この電極c3を用いた電池C3は良好な
充放電サイクル特性を示しており、シリコン薄膜全体が
混合層となっても電極活物質として作用していることが
わかる。この混合層は、上記の電極c1における混合層
と同様に、SiとCuの非平衡状態の固溶体となってい
る。また、Cuの濃度は、集電体に近づくにつれて増加
するような傾斜構造を有している。従って、集電体に近
づくにつれて充電時の体積膨張が抑制されているので、
シリコン薄膜の集電体に対する密着性が高められてい
る。
【0059】以上のように、銅箔とシリコン薄膜の界面
には、銅箔の銅とシリコン薄膜のシリコンとが混合した
混合層が形成されていることが確認された。この混合層
は、上述のようにSiとCuの非平衡状態の固溶体であ
り、集電体に近づくにつれてCuの濃度が高くなるよう
な傾斜構造を有している。従って、集電体に近づくにつ
れて、充放電の際の体積膨張が抑制される構造となって
おり、このためシリコン薄膜の集電体に対する密着性が
高められている。従って、充放電サイクルを繰り返して
も、シリコン薄膜が集電体である銅箔から剥離すること
なく、良好な充放電サイクル特性が得られる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、充放電容量が高く、か
つ充放電サイクル特性に優れた二次電池とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において作製したリチウム二次
電池を示す断面模式図。
【図2】銅箔とシリコン薄膜の界面付近を示す透過型電
子顕微鏡写真(倍率50万倍)。
【図3】銅箔とシリコン薄膜の界面付近を示す透過型電
子顕微鏡写真(倍率100万倍)。
【図4】電極c1における混合層の深さ方向の銅及び水
素濃度分布を示す図。
【図5】電極c3における混合層の深さ方向の銅及び水
素濃度分布を示す図。
【符号の説明】
1…正極 2…負極 3…セパレーター 4…正極缶 5…負極缶 6…正極集電体 7…負極集電体 8…絶縁パッキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤谷 伸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 島 正樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 八木 弘雅 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 樽井 久樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 黒河 宏史 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 浅岡 賢司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松田 茂樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 堂本 洋一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4K017 AA04 BA05 BA10 BB05 BB16 BB18 DA09 EK01 5H029 AJ03 AJ05 AK03 AL02 AL11 AM00 AM03 AM04 AM05 AM07 AM12 AM16 BJ03 CJ24 DJ18 5H050 AA07 AA08 BA17 CB11 FA20 GA24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属またはアルカリ土類金属を
    吸蔵・放出する電池用活物質であって、前記アルカリ金
    属または前記アルカリ土類金属と合金化する元素Aと、
    前記アルカリ金属または前記アルカリ土類金属と合金化
    しない元素Bの、非平衡状態で形成された固溶体からな
    ることを特徴とする電池用活物質。
  2. 【請求項2】 前記固溶体が、CVD法、スパッタリン
    グ法、真空蒸着法、溶射法、及び超急冷凝固粉末製造法
    のいずれかにより非平衡状態で形成された固溶体である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池用活物質。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の活物質を用い
    たことを特徴とする二次電池用電極。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電極を用いたことを特
    徴とする二次電池。
  5. 【請求項5】 リチウムを吸蔵・放出するリチウム二次
    電池用活物質であって、リチウムと合金化する元素Aと
    リチウムと合金化しない元素Bの、非平衡状態で形成さ
    れた固溶体からなることを特徴とするリチウム二次電池
    用活物質。
  6. 【請求項6】 元素Aがシリコンであり、元素Bが銅で
    あることを特徴とする請求項5に記載のリチウム二次電
    池用活物質。
  7. 【請求項7】 元素Aがゲルマニウムであり、元素Bが
    銅であることを特徴とする請求項5に記載のリチウム二
    次電池用活物質。
  8. 【請求項8】 前記固溶体が、CVD法、スパッタリン
    グ法、真空蒸着法、溶射法、及び超急冷凝固粉末製造法
    のいずれかにより非平衡状態で形成された固溶体である
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の
    リチウム二次電池用活物質。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれか1項に記載の活
    物質を用いたことを特徴とするリチウム二次電池用電
    極。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電極を用いたことを
    特徴とするリチウム二次電池。
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