JP2002074413A - 回収機 - Google Patents

回収機

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JP2002074413A
JP2002074413A JP2000267011A JP2000267011A JP2002074413A JP 2002074413 A JP2002074413 A JP 2002074413A JP 2000267011 A JP2000267011 A JP 2000267011A JP 2000267011 A JP2000267011 A JP 2000267011A JP 2002074413 A JP2002074413 A JP 2002074413A
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JP
Japan
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ticket
erased
hot air
authentic
heat
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JP2000267011A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Okabe
仁志 岡部
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】短時間で確実に熱による書き込み情報を消去す
る。 【解決手段】回収した券7に熱風を吹き付け熱により書
き込まれた情報を消去する消去部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキー場,イベ
ント会場などで保証金を預かって発券される、くり返し
使用が可能な券の回収機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱により書き消し出来るシートを
用いた券を回収して、熱により書き込まれた情報を消去
する場合, 加熱した板を券に押し付ける方法 加熱したロールの間に挟む方法 等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では 加熱した板を押し付ける方法では,一旦券を止めて挟
みこむ動作が必要であり,消去に時間がかかる。 ロールの間を挟む方法では,ロールと券の間に隙間が
生じる個所がありロールと券が線接触して非接触部がう
まく消せない。 という点で問題がある。
【0004】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、短時間で確実に
熱による書き込み情報を消去する消去部を有する回収機
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、熱により書き消しできるシー
トを用いて形成し、繰り返し使用を可能にした券を回収
する回収機において、回収した券に熱風を吹き付け熱に
より書き込まれた情報を消去する消去部を設けることを
特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明のように、熱風
温度を検知するセンサを設けるとともに、熱風を所望の
温度に制御する制御機構を設けることができる。上記請
求項1および請求項2に記載の構成により熱により券に
書き込まれた情報を券の搬送を止めること無く短時間で
消去することが可能になる。また、請求項3記載の発明
は、請求項1または請求項2に記載の回収機において、
取り込んだ券の真正をチェックするチェック装置を設け
て、券が真正であれば回収し、真正でなければ券を返却
するようにしたことを特徴とする。
【0007】上記構成により券を回収する際に真正でな
い券を回収することが無くなり、悪戯目的での保証金の
払い戻しを回避することが可能になる。また、請求項4
記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の回収機において、熱風により消去した券の表面をチ
ェックして、完全に消去された券と、不完全な消去の券
とを振り分ける振り分け装置を設けることを特徴とす
る。
【0008】上記構成により、消去が不完全であっても
その券を振り分けることで繰り返し使用する券を新しく
発券際の書き込み情報のみが記載された健全な券として
使用することが可能になる。また、請求項5記載の発明
は、熱により書き消しできるシートを用いて形成し、繰
り返し使用を可能にした券を回収する回収機において、
券を一枚づつ取り込み、券の真正をチェックして、真正
であれば、発券時に預託された保証金を返却し、券が真
正でなければ券を返却し、真正な券は消去部に搬送し
て、熱により書き込まれた情報を熱風により消去して、
券の消去の度合いをチェックして、消去されている券
と、不完全な消去の券とを振り分けてそれぞれの回収箱
に回収するようにしたことを特徴とする。
【0009】上記構成により、券を一枚づつ取り込み、
真偽を判定して真正な券のみを回収するとともに、熱に
より書き込まれた情報を消去して、くり返し使用可能な
券のみを集めて回収することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、この発明の実施の
形態の構成を示す図であり、該図1〜図5に基づいて本
発明の実施に形態を説明する。まず、図4はこの発明の
対象となる回収機1の外観斜視図で、図5は図4の回収
機1の内部構成の側面図である。
【0011】この図4、図5において、2は後述する券
7が挿入される挿入口、3はあらかじめ券7発行の際に
徴収した保証金を返却する保証金返却口、4は、取扱い
不可の券が挿入された際に返却するための返却BOXを
備えた返却口、6は後述する回収機1内部に設けられて
いる回収装置、32は後述する回収機1全体を制御する
制御装置、35は貨幣払出し装置である。
【0012】図1は回収機1の内部構成図で、図2は回
収機全体を制御するための制御ブロック図である。この
図1、図2において、30は券7の挿入位置センサ、
8、13、15、25は券7搬送用の搬送モータ、9、
12、16、26は搬送モータにより駆動される搬送ベ
ルト、10は券7のデータを読み取るためのアンテナ、
33は読取ったデータの真偽チェックを行うアンテナコ
ントローラ、11は券の位置検知センサ、14は券7を
返却口4の返却BOXへ導くための搬送路を開閉するた
めのソレノイド、17は送風装置で該送風装置17と、
上部吹出し口20、下部吹出し口21との間に設けられ
る上部ヒータ18、下部ヒータ19とで、券7に対し熱
風を送風するための消去部が形成されている。
【0013】22、23は熱風の温度を検知するために
設けられている上部温度センサ、下部温度センサ、2
4、31は券7のデータが消去されたか否かを検知する
上部消去確認センサ、27は券7の消去が良好の場合に
回収される消去良回収BOX29と、券7のデータの消
去が不良の場合回収される消去不良回収BOX28とに
振り分けるための選別ソレノイドである。34は各種デ
ータを記憶するための記憶装置であり、その各機能全体
をCPU,ROM等で構成された制御装置32により制
御するものである。
【0014】また、券7は加熱した部分か変色して、そ
の部分が文字、もしくは記号として識別できるもので、
リライトシートと呼ばれるものを基材の上に貼りつけて
使用するもので加熱により書き込まれた情報は、書き込
み時の温度より高い温度に加熱することにより消去する
ことができ、繰り返し使用することができるものであ
る。
【0015】この構成において、図3のフローチャート
を参照しながら、以下の動作を説明する。まず、回収装
置6では、前記挿入口3に挿入された券7を挿入検知セ
ンサ30で検出して制御装置32に信号を発信し(S
1)、搬送モータ8を駆動して(S2)、上下の搬送ベ
ルト9を駆動して券7を取り込み、券7の内容を確認す
るためのアンテナ10の位置に到達するまで搬送して,
位置検知センサ11で券7がアンテナ10の位置に到達
したことを検出して信号を発信し、該信号を受信した制
御装置32により券が所望の位置に到達したことを判断
して(S3)、搬送モータ8、および上下の搬送ベルト
9を停止させる(S4)。
【0016】アンテナ10はアンテナコントローラ33
とで券7の真偽をチェックするチェック装置として使用
されるもであり、券7の熱により書き込まれた情報とは
別の内容を磁気的な手段により読み取り、券7が真正で
あるか否かを判定する。券7の真偽を確認後(S5)、
券7が真正であり回収可能ならば,貨幣払出し装置35
により券7を発券した際に預託された保証金を保証金返
却口2より返却する(S6)。また、回収した枚数を記
憶装置34により記憶させておく。
【0017】その後、券7に熱により書き込まれた情報
を消去するために熱風を送風する送風装置17を駆動さ
せ(S7)、さらに上部ヒータ18、下部ヒータ19に
電源を入れる(S8)。送風装置17から送り出された
風は二手に別れてそれぞれ上部ヒータ18、下部ヒータ
19を経て、上部吹き出し口20と下部吹き出し口21
とより出て,上部温度センサ22、下部温度センサ23
にて確認し(S9)、消去可能な温度であれば搬送モー
タ8と搬送モータ13と搬送モータ15ならびに搬送モ
ータ25を回転させるが(S12)、S9の判定で消去
可能温度よりも高い場合、ヒータの温度を下げ、消去可
能温度よりも低い場合、ヒータの温度を上げることによ
り、熱風が適正な消去温度になるように制御する(S1
0)。
【0018】次に搬送モータ8、13、15を駆動して
(S11)搬送ベルト9、搬送ベルト12、搬送ベルト
16により、券7を搬送して熱風が吹き出している上部
吹出し口20と下部吹出し口21を通過させる。次に、
写真技術を利用したドット単位での判定を行う、消去状
態のチェック用としての上部消去確認センサ24と下部
消去確認センサ31とにより表裏判定後,表裏面の消去
状態を確認する(S12)、表裏面がきれいに消去され
ていたら搬送ベルト26に乗り,消去良回収BOX29
に入るまで時間待ちして(S13)、搬送モータ8、1
3、15、25を停止させ(S14)、券挿入待ちに戻
る。(S3)にて券7の真偽の判定後,券7が真正でな
いと判定されて、回収が不可能な場合搬送モータ8,1
3を駆動し(S15)、さらには返却するための返却ソ
レノイド14を起動させ(S16)搬送モータ12によ
り駆動される搬送ベルト12を下に押し下げ、券7が返
却BOX5に落ちるまで時間待ちを行い(S17)搬送
ベルト12を元に戻し(S18)、搬送モータ8、13
を停止させ(S14)、券挿入待ちに戻る。返却された
券は返却BOX5に返却され、返却口4より取出す。
【0019】また表面判定後,きれいに消去されていな
かった場合,選別ソレノイド27を起動させ(S2
0)、消去不良回収BOX28に入るまで時間待ちを行
い(S21)、選別ソレノイド27を停止させ(S2
2)、搬送モータ8、13、15、25を停止させ(S
14)、券挿入待ちに戻る。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、熱風により表面の印
字を消す事が出来るため, 接触させる消去装置に対して、消去する表面に返却さ
れたゴミが移り、次の券の消去に支障となる事が無くな
り、 券に付着したゴミ、水を熱風により飛ばす事ができ、
券の清掃の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】回収装置の内部構成図
【図2】回収機の制御ブロック図
【図3】フローチャート図
【図4】回収機の外観斜視図
【図5】回収機1の内部構成の側面図
【符号の説明】
1 回収機 2 保証金返却口 3 挿入口 4 返却口 5 返却BOX 6 回収装置 7 券 8、13、15、25 搬送モータ 9、12、16、26 搬送ベルト 10 アンテナ 11 位置検知センサ 14 返却ソレノイド 17 送風装置 18 上部ヒータ 19 下部ヒータ 20 上部吹出し口 21 下部吹出し口 22 上部温度センサ 23 下部温度センサ 24 上部消去確認センサ 27 選別ソレノイド 28 消去不良回収BOX 29 消去良回収BOX 30 挿入検知センサ 31 下部消去確認センサ 32 制御装置 33 アンテナコントローラ 34 記憶装置 35 貨幣払出し装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱により書き消しできるシートを用いて形
    成し、繰り返し使用を可能にした券を回収する回収機に
    おいて、回収した券に熱風を吹き付け熱により書き込ま
    れた情報を消去する消去部を設けることを特徴とする回
    収機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の回収機において、熱風温度
    を検知するセンサを設けるとともに、熱風を所望の温度
    に制御する制御機構を設けることを特徴とする回収機。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の回収機に
    おいて、取り込んだ券の真正をチェックするチェック装
    置を設けて、券が真正であれば回収し、真正でなければ
    券を返却するようにしたことを特徴とする回収機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の回収機において、熱風により消去した券の表面をチェ
    ックして、完全に消去された券と、不完全な消去の券と
    を振り分ける振り分け装置を設けることを特徴とする回
    収機。
  5. 【請求項5】熱により書き消しできるシートを用いて形
    成し、繰り返し使用を可能にした券を回収する回収機に
    おいて、券を一枚づつ取り込み、券の真正をチェックし
    て、真正であれば、発券時に預託された保証金を返却
    し、券が真正でなければ券を返却し、真正な券は消去部
    に搬送して、熱により書き込まれた情報を熱風により消
    去して、券の消去の度合いをチェックして、消去されて
    いる券と、不完全な消去の券とを振り分けてそれぞれの
    回収箱に回収するようにしたことを特徴とする回収機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005161736A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp カード取扱装置
KR100773931B1 (ko) 2005-04-07 2007-11-06 엘에스전선 주식회사 고속도로 통행권 및 고속도로 통행권 발행 및 회수 장치

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