JP2002072068A - リモートコントロール機能付き自動焦点カメラ - Google Patents

リモートコントロール機能付き自動焦点カメラ

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JP2002072068A
JP2002072068A JP2000255712A JP2000255712A JP2002072068A JP 2002072068 A JP2002072068 A JP 2002072068A JP 2000255712 A JP2000255712 A JP 2000255712A JP 2000255712 A JP2000255712 A JP 2000255712A JP 2002072068 A JP2002072068 A JP 2002072068A
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control mode
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Masaharu Hara
正治 原
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンティニュアスAFサーボモード選択時のリ
モコン撮影においてもピントの合った写真撮影ができる
自動焦点カメラを提供する。 【解決手段】リモートコントロールスイッチ13により
リモートコントロールモードが設定されたとき、コンテ
ィニュアスAFサーボモードが設定されていたらシング
ルAFサーボモードに変更する。したがって、カメラが
リモコン信号を受信すると、まず自動焦点調節装置2に
より撮影レンズ9が合焦してから撮影シーケンスが実行
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンティニュアス
AFサーボモードとシングルAFサーボモードなど、合
焦にかかわらず撮影を行う第1のAFモードと合焦後に
撮影を行う第2の撮影モードのいずれかのAFモードを
設定してリモートコントロールで撮影シーケンスを開始
するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、システムの簡略性を重視して
1種類のリモコン信号だけ、すなわち全押し信号(レリ
ーズ信号)だけをリモコン操作部から発射させるものが
ある。このようなシステムでは、半押し信号を使用しな
いので、簡単な電気部品、ソフトウエアーの構成にてリ
モコンシステムを実現している。
【0003】一方、コンティニュアスAFサーボモード
とシングルAFサーボモードとを、撮影者が任意選択で
きる自動焦点カメラも知られている。この自動焦点カメ
ラにおいて上述したような簡略化したリモコンシステム
を採用した場合、AFモードに応じて1種類のリモコン
信号により次のようにして撮影が行われる。 シングルAFサーボモードが設定されている場合、リ
モコン信号を受信すると、自動焦点調節装置を用いて合
焦させてからレリーズシーケンスが起動する。つまり、
リモコン信号受信によって自動焦点調節装置を起動し、
合焦すればレリーズシーケンスの動作に移行する。ま
た、リモコン信号受信時に合焦していれば、直ちにレリ
ーズシーケンスの動作に移行する。
【0004】このように、シングルAFサーボモード選
択時のリモコン撮影では、事前に撮影者が主要被写体に
ピントを合わせなくても、リモコン信号受信時点で自動
焦点調節装置を作動させ、合焦後にレリーズシーケンス
起動するので、主要被写体にピントが合った写真が撮影
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンテ
ィニュアスAFサーボモードが設定されている場合、リ
モコン信号を受信すると、自動焦点調節装置を作動させ
ることなく、合焦していなくてもレリーズシーケンスが
起動する。つまり、リモコン信号受信によって直ちにレ
リーズシーケンスの動作に移行する。したがって、事前
に撮影者が主要被写体にピントを合わせた上でないと、
ピント外れの写真になってしまう。
【0006】本発明の目的は、撮影レンズが合焦状態に
なくても撮影を行う第1のAFモード選択時のリモコン
撮影においてもピントの合った写真撮影ができる自動焦
点カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
に対応づけて説明する。 (1)請求項1の発明は、撮影準備指令により作動を開
始して被写体に対して撮影レンズ9を合焦する自動焦点
調節手段2と、撮影準備指令に引き続いて出力される撮
影指令に応答して、撮影レンズ9が合焦状態に至らなく
ても撮影シーケンスを開始する第1のAFモード、およ
び撮影レンズ9が合焦状態に至ったときに撮影シーケン
スを開始する第2のAFモードを選択して設定するAF
モード設定手段1,12と、カメラ外部からの撮影指令
に応答して撮影シーケンスを開始するリモートコントロ
ールモードを設定するリモコン設定手段1,13とを備
えた自動焦点カメラに適用される。そして、リモコン設
定手段1,13によりリモートコントロールモードが設
定されたとき、AFモード設定手段1,12により第1
のAFモードが設定されている場合に第2のAFモード
に変更する変更手段1を有することにより、上記目的を
達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1の自動焦点カメラに
おいて、第1のAFモードと所定の露出値で撮影する第
1の露出制御モード、および第2のAFモードと所定の
露出値で撮影する第2の露出制御モードを含む複数の露
出制御モードの中から一つの露出制御モードを選択して
設定する露出制御モード設定手段1,121を備え、変
更手段1は、露出制御モード設定手段1,121により
第1の露出制御モードが設定されているときに、リモコ
ン設定手段1,13によりリモートコントロールモード
が設定されたとき、第1の露出制御モードの第1のAF
モードを第2のAFモードに変更することを特徴とす
る。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】−第1の実施の形態− 図1は本発明による自動焦点カメラの第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。図1において、1は、
カメラの動作を制御するマイクロコンピュータ(以下C
PUと略す)。2は、カメラに装着された撮影レンズ9
のオートフォーカス用駆動装置8を駆動する自動焦点調
節装置である。この自動焦点調節装置2は位相差検出方
式の焦点検出装置を含む。焦点検出装置で検出されたデ
フォーカス量に基づいて、合焦位置までの撮影レンズ9
の移動量を算出し、レンズ駆動装置8を経由して撮影レ
ンズ9を移動させる。これにより撮影レンズ9が合焦位
置まで駆動される。
【0010】7は、カメラとは別構成のリモートコント
ロール送信機であり、リモートコントロール送信回路5
と投光素子6とを備える。リモートコントロール送信機
7の図示しないリモコン操作部が操作されると、投光素
子6が発光してリモコン信号が発射される。リモコン信
号とは外部からの撮影指令であり、この撮影指令を受け
てカメラは撮影シーケンスを始める。投光素子6から発
射されたリモコン信号は受光素子4で受光される。受光
素子4は、リモコン信号を受光するとリモートコントロ
ール受信回路3側へリモコン信号(送信信号)を送信す
る。リモートコントロール受信回路3は、受光素子4か
らのリモコン信号を受信すると、その情報をCPU1に
伝達する。
【0011】10は表示制御回路であり、撮影情報、フ
ォーカスモード表示、およびリモートコントロールモー
ド表示等を表示LCD11に表示する。12はフォーカ
スモードスイッチであり、カメラ外観に配設されている
フォーカスモード切り替え釦23(図2参照)の操作に
連動してスイッチングする。すなわち、フォーカスモー
ド切り替え釦23を押し込み、フォーカスモードスイッ
チ12がオンしたことをCPU1が認識するたびに、コ
ンティニュアスAFサーボモード(以下AF−Cとも記
す)とシングルAFサーボモード(以下AF−Sとも記
す)が順次、切り替わる。
【0012】13はリモートコントロールモードスイッ
チであり、カメラ外観に配設されているリモートコント
ロールモード切り替え釦22(図2参照)の操作に連動
してスイッチングする。すなわち、リモートコントロー
ルモード切り替え釦22を押し込み、リモートコントロ
ールモードスイッチ13がオンしたことをCPU1が認
識するたびに、リモートコントロールモードの設定の有
/無が順次、切り替わる。14は半押しスイッチ、15
は全押しスイッチである。図2のレリーズボタン25の
半押し操作で半押しスイッチ14がオンすると、自動焦
点調節装置2により焦点検出が開始される。図2のレリ
ーズボタン25の全押し操作で全押しスイッチ15がオ
ンすると、ミラーアップ、絞り制御、シャッタ開閉、ミ
ラーダウン、フィルム給送の各種処理を含む撮影シーケ
ンスが開始される。
【0013】図2は、本実施の形態におけるカメラの上
面図である。表示LCD11は、カメラ外観の上カバー
20の上面に配置されている。21は露出制御モードを
選択する露出制御モードダイアルである。この露出制御
モードダイアル21により、プログラムモード(以下P
モードと略す)、シャッタ優先モード(以下Sモードと略
す)、絞り優先モード(以下Aモードと略す)、マニュア
ルモード(以下Mモードと略す)、及び全自動モード(以
下AUTOモードと略す)のいずれか一つを選択して設定で
きる。ダイアル上面には、各モードP、A、S、M、及
びAUTOを表す文字指標21aが配置され、上カバー上の
指標20aに合わせることでモード設定が可能となる。
これらの露出制御モードが選択されると、それぞれのモ
ードに応じたシャッタ時間と絞り値が設定される。
【0014】22は、上述したとおりリモートコントロ
ールモードスイッチ12に連動するリモートコントロー
ルモード切り替え釦、23は、上述したとおりフォーカ
スモードスイッチ13に連動するフォーカスモードモー
ド切り替え釦である。また、符号24及び25は、それ
ぞれ周知の電源ダイアル及びレリーズ釦である。レリー
ズ釦25は半押し操作で半押し信号を出力し、全押し操
作で全押し信号(レリーズ信号)を出力する。コマンド
ダイアル26は、露出制御モードダイアル21で選択さ
れた露出制御モードのさらに詳細な設定を行うために操
作される。たとえば、シャッタ優先モードではシャッタ
時間を選択する。
【0015】なお、コンティニュアスAFサーボモード
とは、レリーズ釦25が半押しされて撮影準備指令が半
押しスイッチ14から出力されるのに応答して自動焦点
調節装置2の作動を開始させ、その後でレリーズ釦25
が全押しされて全押しスイッチ15から撮影指令が出力
されると撮影レンズ9が合焦状態になくても撮影シーケ
ンスを開始するモードである。一方、シングルAFサー
ボモードとは、レリーズ釦25が半押しされて撮影準備
指令が半押しスイッチ14から出力されるのに応答して
自動焦点調節装置2の作動を開始させ、その後でレリー
ズ釦25が全押しされて全押しスイッチ15から撮影指
令が出力されると撮影レンズ9が合焦状態に至ったとき
に撮影シーケンスを開始するモードである。
【0016】図3は、本実施の形態のカメラの動作を示
すフローチャートである。図3のフローチャートは、リ
モートコントロールモード切り替え釦22の操作によっ
てリモートコントロールモードを設定した場合に起動さ
れる。リモートコントロールモードが設定されると、ス
テップS1において、現在設定されているフォーカスモ
ードがコンティニュアスAFサーボモードであるか否か
を判定する。コンティニュアスAFサーボモードである
と判定されると、ステップS2において、フォーカスモ
ードの設定をシングルAFサーボモードに切換える。ス
テップS3では、外部LCD11に、リモートコントロ
ールモードが設定されたことの表示及びシングルAFサ
ーボモードが設定されたことの表示を更新表示する。ス
テップS2において、フォーカスモードがシングルAF
サーボモードと判定されるとステップS2をスキップし
てステップ3に進む。
【0017】図4は、図3のフローチャートに従って更
新される表示LCD11の表示内容を示す図である。
(a)がリモートコントロールモード設定前の表示内容
を、(b)がリモートコントロールモード設定後の表示
内容を示す。31,32は、それぞれシャッタスピード
表示部、及び絞り値表示部である。33は、装填してい
る電池の電池残量表示部である。34は、フィルムカウ
ンター表示部である。35及び37は、コンティニュア
スAFサーボモードの選択状態を示す「AF−C」表示
部、及びシングルAFサーボモードの選択状態を示す
「AF−S」表示部である。36は、リモートコントロ
ールモードの設定状態を示す表示部である。
【0018】これらの表示部によって、リモートコント
ロールモード設定前では、図4(a)に示すようにリモ
ートコントロールモード表示部36は消灯し、リモート
コントロールモード設定後では、図4(b)に示すよう
に、リモートコントロールモード表示部36が点灯す
る。また、リモートコントロールモード設定前にコンテ
ィニュアスAFサーボモードが設定されている場合、す
なわち図4(a)「AF−C」表示部35が点灯してい
る場合には、図4(b)に示すように、リモートコント
ロールモードが設定されると表示部35の「AF−C」
表示が消灯して、表示部37にシングルAFサーボモー
ドを表す「AF−S」が表示される。
【0019】図5は、第1の実施の形態におけるカメラ
のレリーズシーケンスの動作を示すフローチャートであ
る。図5のフローチャートは、リモートコントロール信
号受信時に起動されるフローチャートである。本図にお
ける機能上の特徴は、通常のレリーズシーケンスに先だ
って、主要被写体が合焦であるかの判定を行い、非合焦
では自動焦点調節装置2によって撮影レンズ9を合焦さ
せた後に撮影シーケンスフローを実行する。
【0020】ステップS11において、自動焦点調節装
置2の焦点検出結果に基づいて、撮影レンズ9が合焦し
ていると判定されると、ステップS11〜S16におい
て撮影シーケンスを実行する。すなわち、ミラーアッ
プ、絞り制御、シャッタ開閉、ミラーダウン、フィルム
給送を順次実行する。ステップS11において合焦して
いないと判定されると、ステップS17において、自動
焦点調節装置2は、その焦点検出結果に基づいて撮影レ
ンズ9を駆動して被写体に合焦させる。ステップS11
で合焦が判定されるまでステップS17、S11を繰り
返し実行する。
【0021】以上のように第1の実施の形態によるカメ
ラでは、リモートコントロールモードが設定されると、
フォーカスモードが自動的にシングルAFサーボモード
に切換えられる。そして、リモコン送信機7からのリモ
コン信号をカメラの受光素子4が受光したとき、カメラ
は合焦していることを確認した上で撮影シーケンスを実
行する。その結果、コンティニュアスAFサーボモード
が設定された状態でリモートコントロールモードが設定
されたときでも、ピントの合った写真を撮ることができ
る。
【0022】なお、リモートコントロールモードが設定
されていないときはAFモードに応じて次のような撮影
シーケンスとなる。コンティニュアスAFサーボモード
が設定されていれば、全押し信号が出力されたときに撮
影レンズ9が合焦状態になくても撮影シーケンスが開始
される。一方、シングルAFサーボモードが設定されて
いれば、全押し信号が出力された後、撮影レンズ9が合
焦状態に至ったときに撮影シーケンスが開始される。
【0023】−第2の実施の形態− 図6は、第2の実施の形態におけるカメラの構成を示す
ブロック図である。図1と同様な箇所には同一の符号を
付して相違点を主に説明する。図1と異なる構成は、図
1のフォーカスモードスイッチ12に替えて露出制御モ
ード設定ダイアル121を設けたことである。この露出
制御モード設定ダイアル121は、その操作位置によっ
て露出制御モードを設定する。この第2の実施の形態で
は、設定する露出制御モード毎にフォーカスモードと露
出値(シャッタ時間と絞り値)の組み合わせが予め決ま
っているために、露出制御モードを設定して決定すると
フォーカスモードが特定される。
【0024】図7は第2の本実施の形態におけるカメラ
の上面図である。図2と同様な箇所には同一の符号を付
して相違点を主に説明する。図2と異なる構成は、フォ
ーカスモードスイッチ12に連動するフォーカスモード
モード切り替え釦23が省略され、これに代えて、露出
制御モード設定ダイアル121がフォーカスモードの設
定も兼ねている点である。この露出制御モード設定ダイ
アル121では、P(プログラム)モード、S(シャッ
タ優先)モード、M(手動)モード、AUTO(全自動)モ
ード、及びスポーツモードが設定可能である。各露出制
御モードに対応するフォーカスモードは、P、S、M、
AUTOの各モードではシングルAFサーボモードが選択さ
れ、スポーツモードでは、コンティニュアスAFサーボ
モードが選択される。
【0025】図8は、本実施の形態のカメラの動作を示
すフローチャートである。図8のフローチャートは、リ
モートコントロールモード切り替え釦22の操作によっ
てリモートコントロールモードを設定した場合に起動さ
れる。リモートコントロールモードが設定されると、ス
テップS21において、現在設定されている露出制御モ
ードがスポーツモードであるか否かを判定する。スポー
ツモードであると判定されると、ステップS22におい
て、フォーカスモードをシングルAFサーボモードに切
換える。その他の露出制御値(シャッタ時間と絞り値)
は変更しない。ステップS23では、外部LCD11
に、リモートコントロールモードが設定されたことの表
示を更新表示する。ステップS22において、露出制御
モードがスポーツモードではないと判定されるとステッ
プS22をスキップしてステップ23に進む。
【0026】図9は、図8のフローチャートに従って更
新される表示LCD11の表示内容を示す図である。
(a)がリモートコントロールモード設定前の表示内容
で、(b)がスポーツモードにおけるリモートコントロ
ールモード設定後の表示内容である。これらの表示部に
よって、リモートコントロールモード設定前では、図9
(a)に示すように、リモートコントロールモード表示
部35は消灯し、リモートコントロールモード設定後で
は、図9(b)に示すように、リモートコントロールモ
ード表示部35が点灯する表示に切り替わる。第2の実
施の形態におけるカメラのレリーズシーケンスの動作は
図5と同様であり説明を省略する。
【0027】以上のように第2の実施の形態によるカメ
ラでも、リモートコントロールモードが設定されると、
フォーカスモードが自動的にシングルAFサーボモード
に切換えられる。そして、リモコン送信機7からのリモ
コン信号をカメラの受光素子4が受光したとき、カメラ
は合焦していることを確認した上で撮影シーケンスを実
行する。その結果、露出制御モードとしてスポーツモー
ドが選択され、フォーカスモードが自動的にコンティニ
ュアスAFサーボモードに設定された状態でリモートコ
ントロールモードが設定されたときでも、ピントの合っ
た写真を撮ることができる。
【0028】フォーカスモードとして、コンティニュア
スAFサーボモードとシングルAFサーボモードとを切
換可能なカメラとして説明したが、本発明はこれに限定
されない。すなわち、合焦にかかわらず撮影を行う第1
のAFモードと合焦後に撮影を行う第2の撮影モードの
いずれかのAFモードを設定してリモートコントロール
で撮影シーケンスを開始するカメラであれば、どのよう
なカメラにも本発明を適用できる。また、リモコン送信
機7からのリモコン信号で開始するようにしたが、その
他のリモコン信号、たとえば通信回線を介して送信され
る撮影指令に応答して撮影を開始するカメラにも本発明
を適用できる。さらに、銀塩フィルムを使用するカメ
ラ、撮像素子を使用する電子スチルカメラなどに本発明
を適用できる。
【0029】以上の実施の形態の各構成要素と特許請求
の範囲の構成要素との対比において、フォーカスモード
スイッチ12や露出制御モード設定ダイアル21、12
1とCPU1がAFモード設定手段を、リモートコント
ロールモードスイッチ13とCPU1がリモコン設定手
段を、CPU1、とくにステップS2が変更手段をそれ
ぞれ構成する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンティニュアスAFサーボモードに代表される第1の
AFモードが設定された状態でリモコン撮影モードが選
択されると、シングルAFサーボモードに代表される第
2のAFモードに自動的に切換わるから、ピントの合っ
た失敗の少ない写真撮影が可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動焦点カメラの第1の実施の形
態の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態におけるカメラの上面図
【図3】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
【図4】図3のフローチャートに従って更新される表示
LCD11の表示内容を示す図
【図5】第1の実施の形態におけるカメラのレリーズシ
ーケンスの動作を示すフローチャート
【図6】第2の実施の形態におけるカメラの構成を示す
ブロック図
【図7】第2の本実施の形態におけるカメラの上面図
【図8】第2の実施の形態の動作を示すフローチャート
【図9】図8のフローチャートに従って更新される表示
LCD11の表示内容を示す図である。
【符号の説明】
1:マイクロコンピューター 2:自動
焦点調節装置 3:リモートコントロール受信回路 7:リモート
コントロール送信機 8:レンズ駆動装置 9:撮影レン
ズ 11:表示LCD 12:フォー
カスモードスイッチ 13:リモートコントロールモードスイッチ 21、121:露出制御モード設定ダイアル 22:リモートコントロールモード切り替え釦 23:フォーカスモード切換釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 AB01 AB03 FB28 FB29 GA54 GA61 HA13 2H011 AA01 CA22 CA25 CA27 DA00 DA01 2H020 FB03 MA04 MA07 MD01 MD15 ME08 2H051 EA02 EA03 EA28 EA30 EB04 EB20 GB15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影準備指令により作動を開始して被写体
    に対して撮影レンズを合焦する自動焦点調節手段と、 前記撮影準備指令に引き続いて出力される撮影指令に応
    答して、前記撮影レンズが合焦状態に至らなくても撮影
    シーケンスを開始する第1のAFモード、および前記撮
    影レンズが合焦状態に至ったときに撮影シーケンスを開
    始する第2のAFモードを選択して設定するAFモード
    設定手段と、 カメラ外部からの前記撮影指令に応答して前記撮影シー
    ケンスを開始するリモートコントロールモードを設定す
    るリモコン設定手段とを備えた自動焦点カメラにおい
    て、 前記リモコン設定手段により前記リモートコントロール
    モードが設定されたとき、前記AFモード設定手段によ
    り前記第1のAFモードが設定されている場合に前記第
    2のAFモードに変更する変更手段を有することを特徴
    とするリモートコントロール機能付き自動焦点カメラ。
  2. 【請求項2】請求項1の自動焦点カメラにおいて、 前記第1のAFモードと所定の露出値で撮影する第1の
    露出制御モード、および前記第2のAFモードと所定の
    露出値で撮影する第2の露出制御モードを含む複数の露
    出制御モードの中から一つの露出制御モードを選択して
    設定する露出制御モード設定手段を備え、 前記変更手段は、前記露出制御モード設定手段により前
    記第1の露出制御モードが設定されているときに、前記
    リモコン設定手段により前記リモートコントロールモー
    ドが設定されたとき、前記第1の露出制御モードの前記
    第1のAFモードを前記第2のAFモードに変更するこ
    とを特徴とするリモートコントロール機能付き自動焦点
    カメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107124546A (zh) * 2012-05-18 2017-09-01 华为终端有限公司 一种自动切换终端对焦模式的方法及终端

Cited By (2)

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CN107124546A (zh) * 2012-05-18 2017-09-01 华为终端有限公司 一种自动切换终端对焦模式的方法及终端
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