JP4438352B2 - カメラ - Google Patents

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本発明は、撮影画面内の複数のフォーカスエリアから手動操作によっていずれかを選択可能で、かつ選択されたエリアを表示可能なカメラに関する。
撮影画面内に複数のフォーカスエリアを有するカメラにおいて、いずれかのフォーカスエリアを手動操作によって選択可能なものがある(例えば、特許文献1参照)。フォーカスエリアの選択は、例えば4方向ボタンを用い、操作のたびに選択エリアを1ずつ上下左右のいずれかに移動させることで行う。
一方、LED等の発光手段を用い、選択されたフォーカスエリアをファインダ内にオンスクリーン表示(スーパーインポーズ表示)するカメラがある(例えば、特許文献2参照)。これによれば、ファインダ画面内の選択エリア相当箇所が直接光るので、操作者は瞬時に選択エリアを把握できる。
特開平11−344753号公報 特開2000−122151号公報
ところで、上記選択エリアのオンスクリーン表示は常時なされているわけではなく、選択エリアを光らせるのは、エリア選択操作直後の一瞬のみである。これは、オンスクリーン表示における表示光が測光に与える影響を極力少なくするためである。よって通常時は選択エリアをファインダ画面上で確認することはできず、確認するにはエリア選択操作を行うことで選択エリアを光らせる必要がある。しかし、ただ単に選択エリアを確認したいだけにも拘わらず、エリア選択操作を行うとエリア選択状況が変わってしまい、元に戻す操作が必要となり煩わしい。
本発明は、複数のフォーカスエリアからいずれかを選択するために操作される複数の操作スイッチと、操作スイッチの操作に応じてフォーカスエリアの選択状態を変更する選択装置と、選択装置による選択状態を表示する表示装置とを備えたカメラに適用され、上記操作スイッチのうちの特定のスイッチに対し、少なくとも選択機能および確認機能を含む複数の機能のいずれかを割り付ける機能割り付け装置と、選択機能が割り付けられているときに特定のスイッチが操作されると、選択装置を作動せしめ、確認機能が割り付けられているときに特定のスイッチが操作されると、選択装置を作動させずに表示装置を作動せしめるとともに、前記特定のスイッチ以外の前記操作スイッチが操作されると、前記特定のスイッチに対する機能割り付け状態に拘わらず、前記選択装置を作動せしめる制御装置とを具備する。
請求項2の発明は、選択機能が割り付けられているときに前記特定のスイッチが操作されると、選択装置を作動せしめた後に表示装置を作動せしめるようにしたものである。
請求項3の発明は、上記選択機能が割り付けられているときには、特定のスイッチを複数のフォーカスエリアのうち特定のエリアを選択するためのスイッチとして機能させ、それ以外の操作スイッチは、特定のスイッチに対する機能割り付け状態に拘わらず、選択フォーカスエリアを予め決められた方向にあるフォーカスエリアに変更するためのスイッチとして機能させるようにしたものである。
本発明によれば、操作スイッチのうちの特定のスイッチに対し、少なくとも選択機能および確認機能を含む複数の機能のいずれかを割り付けられるようにし、選択機能が割り付けられているときに特定のスイッチが操作されると、フォーカスエリアの選択を行い、確認機能が割り付けられているときに特定のスイッチが操作されると、フォーカスエリアの選択を行わずに表示のみを行うようにしたので、上記特定のスイッチの操作により選択エリアの変更を伴わずに選択エリアの確認が行えるようになる。また、選択エリアの確認が不要のときには、上記特定のスイッチをフォーカスエリア選択スイッチとして利用することができる。
図1〜図11により本発明の一実施の形態を説明する。
図1およ図2は本実施形態におけるカメラの概略斜視図および上面図である。カメラ21の前面には撮影レンズ22が装着され、上面にはモードダイアル24と液晶モニタ25とレリーズボタン26とが設けられる。モードダイアル24は、露出モード(プログラムモード,絞り優先モード、シャッタ秒時優先モードなど)を選択するための操作部材であるが、本実施形態ではモードダイアル24の選択項目の1つとして「カスタム設定」を設けてある。このカスタム設定については後で詳述するが、これをモードダイアル24の選択項目として設けたことで、操作部材を1つ減らすことができる。
カメラ21の背面には、フォーカスエリア選択ボタン23とファインダ接眼窓27と第1の操作ダイアル28とが設けられるとともに、前面には第2の操作ダイアル29が設けられている。第1,第2の操作ダイアル28,29は、絞り値やシャッタ秒時、露出補正量などを設定する際に用いられる他、カスタム設定における選択操作部材としての機能をも有する。
フォーカスエリア選択ボタン23は、図3に示すように円形の中央ボタン23Aと、その周囲に設けられた円環状の4方向ボタン23Bとから成り、4方向ボタン23Bには上下左右の4つの押圧部23a〜23dが設けられている。各ボタン23A,23Bは、複数のフォーカスエリアからいずれかを選択するための操作部材であるが、その詳細は後述する。
図4はカメラ21のファインダ構成を示す図である。上記撮影レンズ22を透過した被写体光束は、メインミラー1で上方に反射され、焦点板2,反射板3,ペンタプリズム4を順に介して接眼レンズ5,6にて観察される。図5は接眼窓27からファインダを覗いたときの表示状態を示し、11,13は不図示の視野枠で規定される撮影画面および情報表示領域である。本実施形態では、複数のフォーカスエリアが設定され、各フォーカスエリアに対応する指標AFが画面11内に表示される。カメラ21は、フォーカスエリア選択ボタン23の操作に応じてフォーカスエリアを選択し、選択されたエリアの被写体にピントが合うように焦点調節を行う。
図4において、ペンタプリズム4の前方には、オンスクリーン表示を行うための発光部7とプリズム8とが設けられている。オンスクリーン表示は、選択されたフォーカスエリアを表示するもので、発光部7は上記複数のフォーカスエリアにそれぞれ対応するLEDを持つ。各LEDの照射光は、プリズム8,ペンタプリズム4を介して反射板3のフォーカスエリア相当箇所に照射され、反射板3からの反射光がペンタプリズム4および接眼レンズ5,6を介して観察される。これによれば、選択されたフォーカスエリアに対応するLEDを点灯させることで、その選択エリアに対応する指標AFが明るく光り、ファインダを覗く撮影者が選択エリアを認識できる。図5は左上のエリアが選択されている状態を示している。
図6はカメラ21の制御系を示すブロック図であり、制御回路30には以下に示す装置やスイッチ類が接続されている。
焦点検出装置35は、予め選択されているフォーカスエリアの焦点調節状態を検出し、デフォーカス情報(デフォーカス量,方向)を制御回路30に入力する。フォーカスモータ36は、デフォーカス情報に基づいて撮影レンズ22のフォーカシング光学系を駆動し、焦点調節を行う。測光装置37は、受光素子を用いて被写界の輝度を検出し、制御回路30に入力する。制御回路30は、入力された輝度値等に基づいて露出値(絞り値やシャッタ速度)を演算し、露出制御装置38は、演算された露出値に基づいて絞りやシャッタを駆動して撮影(露光)を行う。
オンスクリーン表示装置40は、制御回路30からの指示に応じて上述した発光部7のLEDを点灯制御する。外部表示装置41は、制御回路30からの指示に応じて液晶モニタ25を制御する。ファインダ内表示装置42は、制御回路30からの指示応じてファインダの情報表示領域13への情報表示を制御する。
半押しスイッチSW1は、レリーズボタン26の半押し操作に連動してオンし、全押しスイッチSW2は、レリーズボタン26の全押し操作(レリーズ操作)に連動してオンする。エリア選択スイッチSW3は、フォーカスエリア選択ボタン23を構成する中央ボタン23Aの押圧操作に連動してオンする。エリア選択スイッチSW41〜SW44は、それぞれ4方向ボタン23Bの上下左右押圧部23a〜23dの押圧操作に連動してオンする。上記いずれのスイッチも対応するボタンの操作を解除することでオフする。カスタムスイッチSW5は、モードダイアル24をカスタム設定位置(CSM)にセットすることでオンする。スイッチSW61,SW62は第1の操作ダイアル28の操作に応じて、スイッチSW71,SW72は第2の操作ダイアル29の操作に応じてそれぞれオンする。
次に、本実施形態におけるカスタム設定について説明する。
モードダイアル24をカスタム設定位置(CSM)にセットすると、カスタムスイッチSW5がオンしてカスタム設定可能な状態となる。設定可能な項目は多数あり、目的とする項目を第1の操作ダイアル28(スイッチSW61,SW62)で選択する。本発明に関わる項目として、上記中央ボタン23A、換言すればスイッチSW3に対する機能の割付けがあり、中央ボタン23Aにフォーカスエリア選択機能(以下、選択機能)を割り付けるか、フォーカスエリア確認機能(以下、確認機能)を割り付けるかを切換えることができる。機能の切換えは、第2の操作ダイアル29(スイッチSW71,SW72)の操作によって行い、項目や機能の選択状況は液晶モニタ25に逐次表示される。
中央ボタン23Aに選択機能が割り付けられているとき、中央ボタン23Aを操作すると、いずれのフォーカスエリアが選択されている状態であっても選択エリアが中央エリアに変更される。一方、4方向ボタン23Bの上下押圧部23a,23bのいずれかが操作されると、その操作のたびに選択エリアが上または下に1ずつ移動し、同様に左右押圧部23c,23dのいずれかが操作されると、その操作のたびに選択エリアが左または右に1ずつ移動する。選択エリアの変更に伴い、オンスクリーン表示装置40が駆動され、選択エリアに対応する指標AFが明るく表示され、撮影者はいずれのエリアが選択エリアかを瞬時に把握できる。ここで、オンスクリーン表示における表示光が測光に悪影響を与えること、および省エネルギの観点から、指標AFが光るのは一瞬である。
上記のように中央ボタン23Aの1回の操作で中央エリアに復帰できる機能を設けたのは、中央エリアの使用頻度が最も高いとされているからである。もしこの一発中央復帰機能がないと、エリア選択状況によっては中央エリアの選択にあたって押圧部23a〜23dを何度も操作しなければならなくなり、その操作回数は選択可能なエリア数が多いほど多くなる。本実施形態によれば、選択可能なエリア数やそのときのエリア選択状況に拘わらず、中央ボタン23Aの1回の操作で中央エリアに復帰できるので、操作者がストレスを感じることがなく、またシャッタチャンスをものにできる可能性を高めることができる。そして、その中央に復帰させるためのボタン23Aがエリア選択ボタン23の中央部にあるため、操作者は迷うことなく中央復帰操作を行える。
以上から、選択エリアを中央に復帰させる頻度の高い撮影者は、カスタム設定において中央ボタンに選択機能を割り付けることで使い勝手がよくなる。
一方、中央ボタン23Aに確認機能が割り付けられているときは、中央ボタン23Aを操作しても選択エリアの変更は行われず、オンスクリーン表示装置40により現在の選択エリアに対応する指標AFが一瞬光る。したがって、撮影者は選択エリアを変更させることなく現在の選択エリアを即座に確認できる。このとき、選択エリアを変更するには4方向ボタン23Bを用いることになる。すなわち、4方向ボタン23Bの機能は、中央ボタン23Aに対するカスタム設定状況に何ら影響を受けない。
以上から、選択エリアの確認を頻繁に行う撮影者は、カスタム設定において中央ボタンに確認機能を割り付けることで使い勝手がよくなる。
図7〜図10は上述の制御をソフト的に実現するためのフローチャートである。
図7はメインフローを示し、カメラ21に電源が投入されると制御回路30によりこのプログラムが起動される。まずステップ#1ではカスタムスイッチSW5のオン・オフ、つまりモードダイアル24により「カスタム設定」が指定されているか否かを判定し、スイッチSW5がオンであればステップ#2のカスタム設定処理(詳細は後述)を行ってステップ#1に戻る。
カスタムスイッチSW5がオフであればステップ#3で半押しスイッチSW1のオン・オフ(半押し操作の有無)を判定し、オフであればステップ#4において、半押しタイマが終了しているか否かを判定する。半押しタイマは、半押し操作が継続する間は繰り返しスタートされ(ステップ#6)、半押しが解除されると、最後にスタートした時点から所定時間経過後に作動を停止するようになっている。
半押しタイマが作動していなければステップ#1に戻り、作動していればステップ#7のエリア設定処理に進む。一方、半押しスイッチSW1がオンであれば、ステップ#5でオートフォーカス処理を行うとともに、ステップ#6で半押しタイマをスタートしてからエリア設定処理に進む。エリア設定処理およびオートフォーカス処理の詳細は後述する。
ステップ#8では測光装置37を作動させて被写体輝度を検出し、ステップ#9では被写体輝度やISO感度に基づいて露出値(シャッタ速度および絞り値)を演算する。ステップ#10では、演算されたシャッタ速度および絞り値をファインダの情報表示領域13や液晶モニタ25に表示する。ステップ#11では全押しスイッチSW2のオン・オフを判定し、オフであればステップ#1に戻る。ステップ#7〜#10の処理は、半押しタイマ作動中は繰り返し行われることになる。全押しスイッチSW2がオンすると、ステップ#12で露出制御装置38を作動させて露光を行い、ステップ#6に戻る。なお、本実施形態のカメラ21がデジタルスチルカメラであれば、露光後に画像処理や記録処理等がなされることになる。一方、銀塩カメラであればフィルムの1駒給送が行われる。
図8はステップ#2のカスタム設定処理の詳細を示している。まずこのフローで用いる変数について説明すると、Cはカスタム設定の項目を示すフラグである。カスタム設定可能な項目は多数あるが、ここでは説明を簡単にするため3項目のみが変更可能な例を示し、Cは1,2,3のいずれかの値をとり得るものとする。因みに上述した中央ボタン23Aに対する機能の割付けは、C=1のときになされる。S1〜S3は、各項目に対して選択可能な機能を示す変数で、いずれも0または1をとり得る。
ステップ#211,#214では第1の操作ダイアル28の操作状況を判定している。操作ダイアル28に連動するスイッチSW61,SW62のオン・オフ状況により、その操作の有無および操作方向が検知できる。第1の操作ダイアル28が操作されていなければ、ステップ#214が否定されてステップ#217に進む。第1の操作ダイアル28が左方に回転操作された場合には、ステップ#212で変数Cが3であるか否かを判定し、肯定されるとステップ#217に進み、否定されるとステップ#213でCをカウントアップする。第1の操作ダイアル28が右方に回転操作された場合には、ステップ#215で変数Cが1であるか否かを判定し、肯定されるとステップ#217に進み、否定されるとステップ#216でCをカウントダウンする。すなわち、ステップ#211〜#216の処理は、第1の操作ダイアル28の操作に応じてカスタム設定すべき項目を選択する処理である。
ステップ#217,#223では選択された項目を判定している。C=1、つまり中央ボタン23Aに対する機能割付けであれば、ステップ#218で第2の操作ダイアル29の操作状況をスイッチSW71,SW72の状態から判定する。操作されていなければステップ#222に進み、操作されていればステップ#219でS1の値を判定する。S1=0であればステップ#220でS1=1とし、S1=1であればステップ#221でS1=0とする。ここで、S1=0は上記選択機能の割付けを、S1=1は確認機能の割付けをそれぞれ表す。
ステップ#222では、CおよびS1に基づいて、カスタム項目とそれに対して選択されている機能を液晶モニタ25に表示する。同様にステップ#224〜#228はC=2のときの処理を、ステップ#229〜#233の処理はC=3のときの処理をそれぞれ示している。ステップ#222,#228,#233の後はメインルーチンにリターンする。
図9はエリア選択処理(ステップ#7)の詳細を示す。ステップ#701〜#705では、エリア選択ボタン23に連動する5つのスイッチSW3,SW41〜SW44のオン・オフ状態を判別しており、いずれのスイッチもオフであれば、ステップ#705が否定されてそのままリターンする。中央ボタン23Aに連動するスイッチSW3がオンであれば、ステップ#706で変数S1の値を確認する。S1=0であれば、上述したように中央ボタン23Aに選択機能が割り付けられていることを意味するから、ステップ#707で選択エリアの座標を示す変数X,Yに共に0を代入する。各エリアと座標値との対応は図11に示す通りであり、X,Yが共に0であるということは、選択エリアが中央エリアであることを示す。このX,Yへの値の代入がエリア選択に相当する。その後、ステップ#716に進み、オンスクリーン表示により選択エリアに対応する指標AFを一瞬光らせてリターンする。
一方、S1≠0、つまりS1=1であれば、中央ボタン23Aに確認機能が割り付けられていることを意味するから、上記ステップ#707をスキップして直接ステップ#716に進む。したがって、選択エリアは変更されず、現在の選択エリアがオンスクリーン表示されることになる。
スイッチSW41〜SW44のいずれかがオンの場合には、ステップ#709,#711,#713,#715のいずれかでXまたはYを1だけ変更する。これにより選択エリアが前後左右のいずれかに1だけ移動することになる。ただし、X,Yがそれぞれ限界値を超えるような操作は受け付けない(ステップ#708,#710,#712,#714が肯定された場合)。その後、ステップ#716でエリア表示を行う。
図10はオートフォーカス処理(ステップ#5)の詳細を示している。まずステップ#501で焦点検出装置35を作動させ、焦点検出を行う。ステップ#502では、焦点検出結果から得られたデフォーカス情報に基づいて撮影レンズのフォーカシング光学系を合焦位置に向けて駆動する。合焦位置とは、現在選択されているフォーカシングエリアの被写体に合焦する位置である。ステップ#503で合焦判定を行い、合焦していればステップ#504でオンスクリーン表示により当該選択エリアに対応する指標を一瞬光らせ、撮影者に選択エリアと合焦した旨を報知する。その後、リターンする。一方、合焦しなかった場合には、エリア表示を行わずにリターンする。
なお、上記フローによれば、エリア選択ボタン23によるエリア選択および表示は半押しタイマが作動しているときのみ許容されるようになっているが、半押しタイマが切れた後も許容するようにしてもよい。また以上では、中央復帰のためのボタン23A(スイッチSW3)を設けたが、復帰させるエリアは必ずしも中央でなくてよい。例えば、ユーザが一発復帰させるべきエリアをカスタム設定等で選択できるようにしてもよい。また、エリア選択ボタン23を構成する2つのボタン23A,23Bの形状や配置は実施形態に限定されず、例えば両ボタンが離れた位置にあってもよい。さらにエリア選択ボタンを、上下左右および中央の押圧部を有する単一のボタンで構成してもよい。フォーカスエリアの表示はオンスクリーン表示に限定されず、例えば撮影画面外に表示するものでもよい。あるいはファインダ内表示ではなく、例えば液晶モニタへエリア表示する場合も本発明を適用できる。
本発明の一実施形態におけるカメラの概略斜視図。 上記カメラの平面図。 フォーカスエリア選択ボタンを示す図。 カメラのファインダ周辺を示す図。 ファインダの表示内容を示す図。 カメラの制御系のブロック図。 カメラ動作を説明するメインのフローチャート。 カスタム設定処理の詳細を示すフローチャート。 エリア設定処理の詳細を示すフローチャート。 オートフォーカス処理の詳細を示すフローチャート。 フォーカスエリアの座標を示す図。
符号の説明
4 ペンタプリズム
5,6 接眼レンズ
7 発光部
8 プリズム
21 カメラ
22 撮影レンズ
23 エリア選択ボタン
23A 中央ボタン
23B 4方向ボタン
23a〜23d 押圧部
24 モードダイアル
28 第1の操作ダイアル
29 第2の操作ダイアル
30 制御回路
40 オンスクリーン表示装置
AF フォーカスエリアの指標
SW1 半押しスイッチ
SW2 全押しスイッチ
SW3 中央ボタンに連動するスイッチ(特定のスイッチ)
SW41〜SW44 4方向ボタンに連動するスイッチ
SW5 カスタムスイッチ
SW61,SW62 第1の操作ダイアルに連動するスイッチ
SW71,SW72 第2の操作ダイアルに連動するスイッチ

Claims (3)

  1. 複数のフォーカスエリアからいずれかを選択するために操作される複数の操作スイッチと、
    前記操作スイッチの操作に応じてフォーカスエリアの選択状態を変更する選択装置と、
    該選択装置による選択状態を表示する表示装置とを備えたカメラにおいて、
    前記操作スイッチのうちの特定のスイッチに対し、少なくとも選択機能および確認機能を含む複数の機能のいずれかを割り付ける機能割り付け装置と、
    前記選択機能が割り付けられているときに前記特定のスイッチが操作されると、前記選択装置を作動せしめ、前記確認機能が割り付けられているときに前記特定のスイッチが操作されると、前記選択装置を作動させずに前記表示装置を作動せしめるとともに、前記特定のスイッチ以外の前記操作スイッチが操作されると、前記特定のスイッチに対する機能割り付け状態に拘わらず、前記選択装置を作動せしめる制御装置とを具備することを特徴とするカメラ。
  2. 前記制御装置は、前記選択機能が割り付けられているときに前記特定のスイッチが操作されると、前記選択装置を作動せしめた後に前記表示装置を作動せしめることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記特定のスイッチは、前記選択機能が割り付けられているときには複数のフォーカスエリアのうち特定のエリアを選択するためのスイッチとして機能し、それ以外の操作スイッチは、前記特定のスイッチに対する機能割り付け状態に拘わらず、選択フォーカスエリアを予め決められた方向にあるフォーカスエリアに変更するためのスイッチとして機能することを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ。
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