JP2002070097A - シャワーハンガー - Google Patents
シャワーハンガーInfo
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- JP2002070097A JP2002070097A JP2000258558A JP2000258558A JP2002070097A JP 2002070097 A JP2002070097 A JP 2002070097A JP 2000258558 A JP2000258558 A JP 2000258558A JP 2000258558 A JP2000258558 A JP 2000258558A JP 2002070097 A JP2002070097 A JP 2002070097A
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Abstract
において、シャワーヘッドの抜き差しやシャワーヘッド
を挿入した状態でシャワーヘッドを手前に引っ張ること
に伴うメッキ剥離を構造的になくすことにある。 【解決手段】 メッキを施したカバー部材と、このカバ
ー部材に取付けられた素地の合成樹脂製シャワー保持部
材で構成する。
Description
保持するシャワーハンガーに関し、特に外表面にメッキ
を施したシャワーハンガーに関するものである。
ようにABSまたは銅合金製で一体に形成され、外観を
向上させるためにその外表面全体にメッキを施してい
る。
シャワーハンガーでは、シャワーヘッドが着脱される内
側のシャワー保持部分20が、繰り返しのシャワーヘッ
ドの抜き差しによる摩耗でメッキが剥離し、そのメッキ
片で手をけがする等の危険性があった。
キを施したプラメッキ品のシャワーハンガーにおいて
は、シャワーハンガーにシャワーヘッドを挿入した状態
でシャワーヘッドを手前に引っ張ると、シャワーハンガ
ーのアーム部21が両側に広がり、上面中央部にクラッ
ク22が発生し、そこからメッキ剥離に至る事もあっ
た。
は、プラメッキ品に比べメッキの密着力は良好であった
が、やはり摩耗により、銅合金の下地が露出してくるこ
とがあった。
れたもので、本発明の目的は、外観部分にメッキを施し
たシャワーハンガーにおいて、シャワーヘッドの抜き差
しやシャワーヘッドを挿入した状態でシャワーヘッドを
手前に引っ張ることに伴うメッキ剥離を構造的になくす
ことにある。
になされた本発明のシャワーヘッドを保持するシャワー
ハンガーは、メッキを施したカバー部材と、このカバー
部材に取付けられた素地の合成樹脂製シャワー保持部材
で構成したことを特徴としている。
ワー保持部材を別部品とし、樹脂の生地品にすることに
よってメッキ剥離の危険性が構造的に無くなり、しかも
外表面は、メッキを施したカバー部材でシャワー保持部
材を覆っているため、高品位なシャワーハンガーが得ら
れる。
持部材との間にクリアランスを設けているため、シャワ
ー保持部材のアーム部が、シャワーヘッドが手前に引っ
張られることにより両側に若干開いた場合でも、カバー
部材へはその開く力が直接加わらないため、カバー部材
上面中央部にクラックが発生するのを防止することが出
来る。
部材と嵌合するアーム部の外周面にカバー部材の端部を
覆う鍔部を設けたことにより、カバー部材の端面部を衝
撃等から保護し、メッキ剥離を防止することが出来る。
は本実施例を示すシャワーハンガーの設置状態を示す外
観斜視図、図2は同分解斜視図、図3は同断面図、図4
は同平面図である。
シャワーヘッドHを保持するシャワー保持部材1とカバ
ー部材2の2つの部材で構成されている。シャワー保持
部材1は、PP、POM、PC、ABSなどの外観性の
良い樹脂材料で成形されており、背面側にカバー部材2
の開口部3に挿入される軸部4と、その前面側に湾曲し
た2つのアーム部5で形成されたシャワー保持部分6が
形成されている。
の側壁部分5aから立設する幅1〜2mm程度の鍔部7
が設けられ、この鍔部7は上下の2つの部分において連
なっている。この鍔部7の幅は1mm未満であると、シ
ャワー保持部材1とカバー部材2の間に設けられたクリ
アランス10が見えるという不具合があり、2mmを超
えると、カバー部材2のメッキした外観面積を必要以上
に隠してしまうため、幅1〜2mm程度にすることが好
ましい。
などの樹脂材料または銅合金で中空状に形成され、その
開口部3にシャワー保持部材1の軸部4を挿入した状態
においてシャワー保持部材1のアーム部5の側壁部分5
aを覆う腕部8を有すると共に、外表面全体にニッケル
クロムなどのメッキを施している。
材1の軸部4をカバー部材2の開口部3に挿入し、ネジ
9でもってシャワー保持部材1を壁面に取付ければ、シ
ャワー支持部材1のアーム部5の鍔部7がカバー部材2
の開口部3周縁部に係合、開口部3周縁部全周を覆った
状態で、カバー部材2をシャワー支持部材1と壁面との
間に挟持、固定する。
aとカバー部材2の腕部8側面部8aとの間には、図4
に示すように0.5〜1mm程度のクリアランス10を
設けている。
材1のアーム部5が両側に広げられた場合、カバー部材
2の腕部8に直接この拡開力が加わらないように設けた
ものであり、カバー部材2上面中央部にクラックが発生
することを防止することが出来る。シャワーヘッドHが
手前に引っ張られたときに、シャワー保持部材1のアー
ム部5が0.5mm程度広がるため、このクリアランス
10は0.5mm未満であると、カバー部材2の腕部8
に拡開力が加わる可能性があり、クリアランス10が1
mmを超えると、その分カバー部材2を大きくすること
になるため、クリアランス10は、0.5〜1mm程度
にすることが好ましい。
を正しく装着出来るように、カバー部材2上壁の下面に
は凸状ガイド11が、シャワー保持部材1軸部4上面に
はガイド溝12を刻設しており、装着の際にはガイド溝
12に凸状ガイド11が係合、ガイドする。
基づく試験において、シャワーヘッドHが手前に引っ張
られたときに、アーム部5の開きを抑え、シャワーヘッ
ドHが抜けないようにする必要があるため、物性として
曲げ弾性率が2000MPa以上の材料を使用するのが
好ましい。
ガーAに抜き差しした場合、シャワーヘッドHの継手1
3は合成樹脂製のシャワー保持部材1のシャワー保持部
分6に接触するをもって音の発生や継手13の傷つきが
抑制されると共に、直接カバー部材2外表面のメッキに
当接せず、メッキ剥がれは生じない。
ーAに保持した状態でシャワーヘッドHを手前に引っ張
っても、シャワー保持部材1の側壁部分5aとカバー部
材2の腕部8側面部8aとの間にはクリアランス10を
設けているのでシャワー保持部材1のアーム部5のみが
両側に広げられ、カバー部材2の腕部8には直接この拡
開力が加わらないので、カバー部材2上面中央部のメッ
キにクラックが発生することは無い。
ガーであって、メッキを施したカバー部材と、このカバ
ー部材に取付けられた素地の合成樹脂製シャワー保持部
材で構成したため、メッキ剥離の危険性が構造的に無く
なり、しかも外表面は、メッキを施したカバー部材でシ
ャワー保持部材を覆っているため、高品位なシャワーハ
ンガーが得られる。
にクリアランスを設けたため、シャワー保持部材のアー
ム部が、シャワーヘッドが手前に引っ張られることによ
り両側に若干開いた場合でも、カバー部材へはその開く
力が直接加わらないため、カバー部材上面中央部にクラ
ックが発生するのを防止することが出来る。
材のアーム部外周面にカバー部材の端部を覆う鍔部を設
けたため、カバー部材の端面部を衝撃等から保護し、メ
ッキ剥離を防止することが出来る。
曲げ弾性率が2000MPa以上であるため、シャワー
ハンガーにかけたシャワーヘッドが手前に引っ張ったと
きに、アーム部の開きを抑え、シャワーヘッドが抜ける
のを防止できる。
状態を示す外観斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シャワーヘッドを保持するシャワーハン
ガーであって、メッキを施したカバー部材と、このカバ
ー部材に取付けられた素地の合成樹脂製シャワー保持部
材で構成したことを特徴とするシャワーハンガー。 - 【請求項2】 前記カバー部材とシャワー保持部材との
間にクリアランスを設けたことを特徴とする請求項1記
載のシャワーハンガー。 - 【請求項3】 前記カバー部材と嵌合するシャワー保持
部材のアーム部外周面にカバー部材の端部を覆う鍔部を
設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
シャワーハンガー。 - 【請求項4】 前記シャワー保持部材の樹脂材料は、そ
の曲げ弾性率が2000MPa以上であることを特徴と
する請求項1乃至3いずれかに記載のシャワーハンガ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258558A JP2002070097A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | シャワーハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000258558A JP2002070097A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | シャワーハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002070097A true JP2002070097A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18746856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000258558A Pending JP2002070097A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | シャワーハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002070097A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2000-08-29 JP JP2000258558A patent/JP2002070097A/ja active Pending
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