JPH09158589A - ドアストッパ− - Google Patents
ドアストッパ−Info
- Publication number
- JPH09158589A JPH09158589A JP33996295A JP33996295A JPH09158589A JP H09158589 A JPH09158589 A JP H09158589A JP 33996295 A JP33996295 A JP 33996295A JP 33996295 A JP33996295 A JP 33996295A JP H09158589 A JPH09158589 A JP H09158589A
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- JP
- Japan
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- door
- stopper
- mounting member
- piece
- actuating arm
- Prior art date
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はドア7に取付ける作業が極めて簡単
で、且つドア7の開閉に伴う作業が簡単であると共に確
実にドア7を固定でき、しかも止め駒3の素材が周囲に
合わせて容易に選択出来るドアストッパ−を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 略コの字状な取付部材1の側面には、楔
状の先端を下に向けた止め駒3が、弾性を有する作動ア
−ム2を介して揺動自在に取付けられる構造と成す。ま
た止め駒3がピン4を介して取外し可能にし、作動ア−
ム2には薄板ばね,二枚重ね薄板ばね,うず巻きばね等
の板ばねを用い、且つ止め駒3にはプラスチック,アル
ミニウム,木材,硬質ゴムなどを用いる。更に止め駒3
のドア側には消音ラバ−を、床接地側にはスベリ止め部
材を設けると良い。又、作動ア−ム2と取付部材1を1
枚の板材から折曲させたものと成しても良い。
で、且つドア7の開閉に伴う作業が簡単であると共に確
実にドア7を固定でき、しかも止め駒3の素材が周囲に
合わせて容易に選択出来るドアストッパ−を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 略コの字状な取付部材1の側面には、楔
状の先端を下に向けた止め駒3が、弾性を有する作動ア
−ム2を介して揺動自在に取付けられる構造と成す。ま
た止め駒3がピン4を介して取外し可能にし、作動ア−
ム2には薄板ばね,二枚重ね薄板ばね,うず巻きばね等
の板ばねを用い、且つ止め駒3にはプラスチック,アル
ミニウム,木材,硬質ゴムなどを用いる。更に止め駒3
のドア側には消音ラバ−を、床接地側にはスベリ止め部
材を設けると良い。又、作動ア−ム2と取付部材1を1
枚の板材から折曲させたものと成しても良い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドアが開放状態に保
持されるための楔状の止め駒を用いたドアストッパ−に
関する。
持されるための楔状の止め駒を用いたドアストッパ−に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアが開放状態に保持されるため
のドアストッパ−としては、楔状の部材を床とドアの隙
間に押し込んで止めるもの、或いはバネ力を利用して押
圧する安易なものが多く用いられている。
のドアストッパ−としては、楔状の部材を床とドアの隙
間に押し込んで止めるもの、或いはバネ力を利用して押
圧する安易なものが多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら楔状の部
材を用いた前記ドアストッパ−は、ドアの開閉毎に床と
ドアの隙間に押し込んだり、或いはそれを外して片付け
なければならず面倒であった。しかもドアが閉じた際、
前記楔状の部材がフリ−となるため紛失し易かった。
又、バネ力を利用して押圧する前記ドアストッパ−の取
付けにはビスを必ず用い、ドアに穴をあけて取付けなけ
ればならず面倒であった。またドアストッパ−は、弱い
力を加えるとずれたり、常時同じ位置でドアが固定され
ると、押圧される床面が凹み、絨毯や床シ−トの見栄え
が悪くなる等の問題点があった。
材を用いた前記ドアストッパ−は、ドアの開閉毎に床と
ドアの隙間に押し込んだり、或いはそれを外して片付け
なければならず面倒であった。しかもドアが閉じた際、
前記楔状の部材がフリ−となるため紛失し易かった。
又、バネ力を利用して押圧する前記ドアストッパ−の取
付けにはビスを必ず用い、ドアに穴をあけて取付けなけ
ればならず面倒であった。またドアストッパ−は、弱い
力を加えるとずれたり、常時同じ位置でドアが固定され
ると、押圧される床面が凹み、絨毯や床シ−トの見栄え
が悪くなる等の問題点があった。
【0004】本発明はドアに取付ける作業が極めて簡単
で、且つドアの開閉に伴う作業が簡単であると共に確実
にドアを固定することが可能であるドアストッパ−を提
供することを目的とする。又、他の目的としては、ドア
や床の素材に合わせて止め駒の素材が容易に選択出来る
ものと成す。
で、且つドアの開閉に伴う作業が簡単であると共に確実
にドアを固定することが可能であるドアストッパ−を提
供することを目的とする。又、他の目的としては、ドア
や床の素材に合わせて止め駒の素材が容易に選択出来る
ものと成す。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり取付部材の側
面には、楔状の先端を下に向けた止め駒が、弾性を有す
る作動ア−ムを介して揺動自在に取付けられる構造と成
す。また前記止め駒がピンを介して取外し可能に成すと
良い。尚、前記取付部材としては、弾性を有する板材を
折曲して略コの字状に形成し、また前記作動ア−ムとし
て薄板ばね,二枚重ね薄板ばね,うず巻きばね等の板ば
ねを用い、且つ前記止め駒には、プラスチック,アルミ
ニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つで形成すると共に
前記止め駒のドア側には消音ラバ−を貼着したり、或い
は床接地側にはスベリ止め部材を設けると良い。更に前
記作動ア−ムと前記取付部材とを1枚の板材から折曲さ
せて形成しても良い。尚、本発明で言う「二枚重ね薄板
ばね」とは、二枚の薄板ばねが必ずしも密着している必
要はなく、薄板ばねが二枚重ね合わせて、少なくとも下
端が固定或いは折曲されて連続している薄板ばね全部を
指す。
めに本発明は成されたものであり、つまり取付部材の側
面には、楔状の先端を下に向けた止め駒が、弾性を有す
る作動ア−ムを介して揺動自在に取付けられる構造と成
す。また前記止め駒がピンを介して取外し可能に成すと
良い。尚、前記取付部材としては、弾性を有する板材を
折曲して略コの字状に形成し、また前記作動ア−ムとし
て薄板ばね,二枚重ね薄板ばね,うず巻きばね等の板ば
ねを用い、且つ前記止め駒には、プラスチック,アルミ
ニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つで形成すると共に
前記止め駒のドア側には消音ラバ−を貼着したり、或い
は床接地側にはスベリ止め部材を設けると良い。更に前
記作動ア−ムと前記取付部材とを1枚の板材から折曲さ
せて形成しても良い。尚、本発明で言う「二枚重ね薄板
ばね」とは、二枚の薄板ばねが必ずしも密着している必
要はなく、薄板ばねが二枚重ね合わせて、少なくとも下
端が固定或いは折曲されて連続している薄板ばね全部を
指す。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態を示
す図であり、これに基づき説明する。(1)は弾性を有
するプラスチック板或いは金属板を折曲させてドア
(7)と挾持可能な略コの字状に形成された取付部材で
ある。又、前記取付部材(1)を形成するに当り、板材
の代わりに線材を折曲させて同様の形状にしても良い。
(2)は長尺板で弾性を有する作動ア−ムであり、該作
動ア−ム(2)の一端は取付部材(1)の下部と溶接な
どで固着すると共に立設させ、前記作動ア−ム(2)の
上端をカ−ルさせておく。また前記作動ア−ム(2)の
素材に金属或いはプラスチック等の薄板ばね[図5
(a)参照]或いは二枚重ね薄板ばね[図5(c)参
照]を用いる。尚、前記作動ア−ム(2)の先端が常時
ドア側に弾性力が作用するように、前記先端をドア側に
反らせて用いると良い。また前記薄板ばねの横断面形状
を湾曲させて復元力が向上したものを用いても良い[図
5(b)参照]。(3)はプラスチック,アルミニウ
ム,木材,硬質ゴムの何れか1つの素材で形成した楔状
の止め駒であり、該止め駒(3)は先端を下に向けてそ
の後端が、ピン(4)を介して前記作動ア−ム(2)の
上端と揺動可能に取付けられると共に容易に止め駒
(3)を作動ア−ム(2)から取外し出来るように成し
ている。また前記作動ア−ム(2)の床接地側には凹凸
部(31)が設けられており、前記止め駒(3)のドア側
には作動ア−ム(2)が当らぬように逃げるための凹み
が設けられている。尚、前記凹凸部(31)は接地面の中
央に設けるが、全面に渡って設けても良い。又、前記ピ
ン(4)の位置が、止め駒(3)をドア(7)に当接さ
せた際、その止め駒(3)の重心位置よりもドア側に寄
せて設けることにより、止め駒(3)の先端が取付部材
(1)の側面に自然に接するように成すと良い。
す図であり、これに基づき説明する。(1)は弾性を有
するプラスチック板或いは金属板を折曲させてドア
(7)と挾持可能な略コの字状に形成された取付部材で
ある。又、前記取付部材(1)を形成するに当り、板材
の代わりに線材を折曲させて同様の形状にしても良い。
(2)は長尺板で弾性を有する作動ア−ムであり、該作
動ア−ム(2)の一端は取付部材(1)の下部と溶接な
どで固着すると共に立設させ、前記作動ア−ム(2)の
上端をカ−ルさせておく。また前記作動ア−ム(2)の
素材に金属或いはプラスチック等の薄板ばね[図5
(a)参照]或いは二枚重ね薄板ばね[図5(c)参
照]を用いる。尚、前記作動ア−ム(2)の先端が常時
ドア側に弾性力が作用するように、前記先端をドア側に
反らせて用いると良い。また前記薄板ばねの横断面形状
を湾曲させて復元力が向上したものを用いても良い[図
5(b)参照]。(3)はプラスチック,アルミニウ
ム,木材,硬質ゴムの何れか1つの素材で形成した楔状
の止め駒であり、該止め駒(3)は先端を下に向けてそ
の後端が、ピン(4)を介して前記作動ア−ム(2)の
上端と揺動可能に取付けられると共に容易に止め駒
(3)を作動ア−ム(2)から取外し出来るように成し
ている。また前記作動ア−ム(2)の床接地側には凹凸
部(31)が設けられており、前記止め駒(3)のドア側
には作動ア−ム(2)が当らぬように逃げるための凹み
が設けられている。尚、前記凹凸部(31)は接地面の中
央に設けるが、全面に渡って設けても良い。又、前記ピ
ン(4)の位置が、止め駒(3)をドア(7)に当接さ
せた際、その止め駒(3)の重心位置よりもドア側に寄
せて設けることにより、止め駒(3)の先端が取付部材
(1)の側面に自然に接するように成すと良い。
【0007】図2は本発明の第2実施形態を示す図であ
り、これに基づき説明する。(1)は弾性を有するプラ
スチック板或いは金属板を折曲させてドア(7)と挾持
可能な略コの字状に形成された取付部材である。また取
付部材(1)の略コの字状に折曲した各上隅部には取付
穴(11)を穿設させる。(2)は略コの字状に形成され
た取付部材(1)の一辺側中央から延出する長尺な作動
ア−ムであり、該作動ア−ム(2)の下端は取付部材
(1)の中央に溝を切込んで揺動可能に成し、且つ前記
作動ア−ム(2)の上端はカ−ルされている。この作動
ア−ム(2)は前記取付部材(1)と同一な板材から形
成して一体に成している。(3)はプラスチック,アル
ミニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つで形成した楔状
の止め駒であり、該止め駒(3)は先端を下に向けてそ
の後端が、ピン(4)を介して前記作動ア−ム(2)の
上端と揺動可能に取付けられると共に止め駒(3)を作
動ア−ム(2)から取外しが容易に出来るように成して
いる。また前記止め駒(3)のドア側には作動ア−ム
(2)が当らぬように逃げるための凹みが設けられてい
る。(5)は止め駒(3)のドア側に貼着した消音ラバ
−であり、(6)は止め駒(3)の接地面に設けたスベ
リ止め部材であり、該スベリ止め部材(6)には、ゴム
板或いは凹凸を有したプラスチック材などが用いられ
る。
り、これに基づき説明する。(1)は弾性を有するプラ
スチック板或いは金属板を折曲させてドア(7)と挾持
可能な略コの字状に形成された取付部材である。また取
付部材(1)の略コの字状に折曲した各上隅部には取付
穴(11)を穿設させる。(2)は略コの字状に形成され
た取付部材(1)の一辺側中央から延出する長尺な作動
ア−ムであり、該作動ア−ム(2)の下端は取付部材
(1)の中央に溝を切込んで揺動可能に成し、且つ前記
作動ア−ム(2)の上端はカ−ルされている。この作動
ア−ム(2)は前記取付部材(1)と同一な板材から形
成して一体に成している。(3)はプラスチック,アル
ミニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つで形成した楔状
の止め駒であり、該止め駒(3)は先端を下に向けてそ
の後端が、ピン(4)を介して前記作動ア−ム(2)の
上端と揺動可能に取付けられると共に止め駒(3)を作
動ア−ム(2)から取外しが容易に出来るように成して
いる。また前記止め駒(3)のドア側には作動ア−ム
(2)が当らぬように逃げるための凹みが設けられてい
る。(5)は止め駒(3)のドア側に貼着した消音ラバ
−であり、(6)は止め駒(3)の接地面に設けたスベ
リ止め部材であり、該スベリ止め部材(6)には、ゴム
板或いは凹凸を有したプラスチック材などが用いられ
る。
【0008】図3,図4は本発明の第3実施形態を示す
図であり、これに基づき説明する。(1)は弾性を有す
るプラスチック板或いは金属板を折曲させてドア(7)
と挾持可能な略コの字状に形成された取付部材である。
(2)は取付部材(1)の上部に先端が固着されると共
にうず巻き状に巻回した作動ア−ムであり、該作動ア−
ム(2)は常時ドア側に弾性力が作用するように、後述
する止め目駒(3)に内設されている。(3)はプラス
チック,アルミニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つの
素材で楔形に形成した枠状の止め駒であり、該止め駒
(3)は楔形の先端を下に向けてその後端が、作動ア−
ム(2)の後端、つまり渦巻状の中心側端部とピン
(4)で軸支されている。
図であり、これに基づき説明する。(1)は弾性を有す
るプラスチック板或いは金属板を折曲させてドア(7)
と挾持可能な略コの字状に形成された取付部材である。
(2)は取付部材(1)の上部に先端が固着されると共
にうず巻き状に巻回した作動ア−ムであり、該作動ア−
ム(2)は常時ドア側に弾性力が作用するように、後述
する止め目駒(3)に内設されている。(3)はプラス
チック,アルミニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つの
素材で楔形に形成した枠状の止め駒であり、該止め駒
(3)は楔形の先端を下に向けてその後端が、作動ア−
ム(2)の後端、つまり渦巻状の中心側端部とピン
(4)で軸支されている。
【0009】次に本発明の作用について説明する。先ず
図1に示す本発明品を用意し、所望のドア(7)の下部
に取付ける。この時は取付部材(1)を広げてドア
(7)の下部へ差し込むことにより、略コの字状に形成
された取付部材(1)の両側からドア(7)を挾持して
固定出来るのである。この時、本実施形態の止め駒
(3)の素材は、予めドア(7)と床(8)の素材を考
慮して決定しておく。尚、止め駒(3)を取付けて見栄
えが悪い時には、ピン(4)を抜いて他の素材の止め駒
(3)と交換しておくと良い。またドア(7)に取付部
材(1)を取付ける際にはビスやネジが不要であり、且
つ本発明品を外す際には、取付部材(1)を広げてドア
(7)から抜き取るだけで簡単に外すことが出来るので
ある。本発明品がドア(7)に取付けられた後、ドア
(7)を開き、開かれた状態を保持する際には、足を止
め駒(3)の上に乗せて下方へ力を入れると[図6
(a)参照]、止め駒(3)が矢印のようにドア(7)
の下に回り込み、更に足で止め駒(3)を押して水平方
向へ移動させることにより、ドア(7)と床(8)の間
へ確実に差し込まれるのである[図6(b)参照]。こ
の結果、ドア(7)は楔状の止め駒(3)によって、開
かれた状態を保持し続ける。しかも作動ア−ム(2)に
は弾性力が作用しているため、より確実にドア(7)を
固定し続けるのである。尚、ドア(7)の開き具合は必
ずしも全開ではなくても良く、任意の開き具合に於いて
も、確実にその状態を保持できるものとなる。又、本考
案品は床(8)と接触する部分は矩形状の広い面積で接
触するので、従来の如き絨毯や床シ−トに押圧した跡が
付く心配が無くなる。更にドア(7)或いは床(8)の
素材と、止め駒(3)の素材を合わせておくと、違和感
がなく見栄えの良いものとなる。
図1に示す本発明品を用意し、所望のドア(7)の下部
に取付ける。この時は取付部材(1)を広げてドア
(7)の下部へ差し込むことにより、略コの字状に形成
された取付部材(1)の両側からドア(7)を挾持して
固定出来るのである。この時、本実施形態の止め駒
(3)の素材は、予めドア(7)と床(8)の素材を考
慮して決定しておく。尚、止め駒(3)を取付けて見栄
えが悪い時には、ピン(4)を抜いて他の素材の止め駒
(3)と交換しておくと良い。またドア(7)に取付部
材(1)を取付ける際にはビスやネジが不要であり、且
つ本発明品を外す際には、取付部材(1)を広げてドア
(7)から抜き取るだけで簡単に外すことが出来るので
ある。本発明品がドア(7)に取付けられた後、ドア
(7)を開き、開かれた状態を保持する際には、足を止
め駒(3)の上に乗せて下方へ力を入れると[図6
(a)参照]、止め駒(3)が矢印のようにドア(7)
の下に回り込み、更に足で止め駒(3)を押して水平方
向へ移動させることにより、ドア(7)と床(8)の間
へ確実に差し込まれるのである[図6(b)参照]。こ
の結果、ドア(7)は楔状の止め駒(3)によって、開
かれた状態を保持し続ける。しかも作動ア−ム(2)に
は弾性力が作用しているため、より確実にドア(7)を
固定し続けるのである。尚、ドア(7)の開き具合は必
ずしも全開ではなくても良く、任意の開き具合に於いて
も、確実にその状態を保持できるものとなる。又、本考
案品は床(8)と接触する部分は矩形状の広い面積で接
触するので、従来の如き絨毯や床シ−トに押圧した跡が
付く心配が無くなる。更にドア(7)或いは床(8)の
素材と、止め駒(3)の素材を合わせておくと、違和感
がなく見栄えの良いものとなる。
【0010】ドア(7)のセットを解除してドア(7)
が閉められる場合について説明する。先ずドア(7)を
少し余分に開いて、楔状の止め駒(3)からドア(7)
の下面をずらす。この時、止め駒(3)に作用している
バネ(4)の弾性力によって取付部材(1)はドア
(7)側に揺動して自動的に戻されるのである[図6
(c)参照]。このように本発明品は足で押し下げるだ
けの簡単な作業でドア(7)の下に楔状の止め駒(3)
がセットでき、且つその接地面にスベリ止め部材(6)
が設けられることにより、より確実に保持出来るものと
なる。尚、図2に示す本発明品をドア(7)の下部に取
付ける場合には、略コの字状の挾持部が少なくなるの
で、確実にドア(7)へ取付けるためにはビスを用いて
取付けると良い。又、図3に示す本発明品をドア(7)
の下部に取付けると、長尺板の出張りがなくなり、止め
駒(3)の形が小さくできる。
が閉められる場合について説明する。先ずドア(7)を
少し余分に開いて、楔状の止め駒(3)からドア(7)
の下面をずらす。この時、止め駒(3)に作用している
バネ(4)の弾性力によって取付部材(1)はドア
(7)側に揺動して自動的に戻されるのである[図6
(c)参照]。このように本発明品は足で押し下げるだ
けの簡単な作業でドア(7)の下に楔状の止め駒(3)
がセットでき、且つその接地面にスベリ止め部材(6)
が設けられることにより、より確実に保持出来るものと
なる。尚、図2に示す本発明品をドア(7)の下部に取
付ける場合には、略コの字状の挾持部が少なくなるの
で、確実にドア(7)へ取付けるためにはビスを用いて
取付けると良い。又、図3に示す本発明品をドア(7)
の下部に取付けると、長尺板の出張りがなくなり、止め
駒(3)の形が小さくできる。
【0011】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記の効果を有する。
り、下記の効果を有する。
【0012】請求項1のように長尺板で弾性を有すると
共に立設させた作動ア−ム(2)の下端を取付部材
(1)に固着し、前記作動ア−ム(2)の上端と楔状の
先端を下に向けた止め駒(3)の他端とを揺動自在に取
付けたことにより、ドア(7)の下に楔状の止め駒
(3)が簡単にセットされ、且つセット解除も簡単であ
り、ドア(7)を閉めるに当り、自動的に止め駒(3)
が元の位置に復帰されるものとなる。またドア(7)の
開き具合が任意にセットできる。更にドア(7)の開閉
に伴う作業が簡略化でき、取り扱いが簡単で確実なもの
となる。
共に立設させた作動ア−ム(2)の下端を取付部材
(1)に固着し、前記作動ア−ム(2)の上端と楔状の
先端を下に向けた止め駒(3)の他端とを揺動自在に取
付けたことにより、ドア(7)の下に楔状の止め駒
(3)が簡単にセットされ、且つセット解除も簡単であ
り、ドア(7)を閉めるに当り、自動的に止め駒(3)
が元の位置に復帰されるものとなる。またドア(7)の
開き具合が任意にセットできる。更にドア(7)の開閉
に伴う作業が簡略化でき、取り扱いが簡単で確実なもの
となる。
【0013】請求項2に示すように取付部材(1)とし
て、弾性を有する板材が折曲されて前記ドア(7)と挾
持可能な略コの字状に形成することにより、取付部材
(1)をドア(7)に取付ける際、ドア(7)を傷付け
ることなく、且つ簡単に取付け作業ができ、外す際に於
いても、取付部材(1)を広げてドア(7)の下端から
抜き取るだけで簡単に外すことが出来る。又、取付部材
(1)はドア(7)が金属製,木製に係わりなく簡単に
取付け出来る。
て、弾性を有する板材が折曲されて前記ドア(7)と挾
持可能な略コの字状に形成することにより、取付部材
(1)をドア(7)に取付ける際、ドア(7)を傷付け
ることなく、且つ簡単に取付け作業ができ、外す際に於
いても、取付部材(1)を広げてドア(7)の下端から
抜き取るだけで簡単に外すことが出来る。又、取付部材
(1)はドア(7)が金属製,木製に係わりなく簡単に
取付け出来る。
【0014】請求項3のように作動ア−ム(2)として
薄板ばね或いは二枚重ね薄板ばねを用いることにより、
構造が非常に簡単で且つ丈夫に何時までも使用出来るの
で、殆ど修理が不要となる。
薄板ばね或いは二枚重ね薄板ばねを用いることにより、
構造が非常に簡単で且つ丈夫に何時までも使用出来るの
で、殆ど修理が不要となる。
【0015】請求項4に示すようにピン(4)の抜き差
しで容易に止め駒(3)の取外しが可能となるので、ド
ア(7)或いは床(8)の素材や色調のものと簡単に合
わせることができ、違和感がなく調和した見栄えの良い
製品となる。尚、前記止め駒(3)に色を付けたものを
多種類用意し、気分によって取換える遊び心のある製品
として楽しむことが可能となる。
しで容易に止め駒(3)の取外しが可能となるので、ド
ア(7)或いは床(8)の素材や色調のものと簡単に合
わせることができ、違和感がなく調和した見栄えの良い
製品となる。尚、前記止め駒(3)に色を付けたものを
多種類用意し、気分によって取換える遊び心のある製品
として楽しむことが可能となる。
【0016】請求項5のように作動ア−ム(2)と取付
部材(1)を1枚の板材から形成することにより、部品
点数が減少し、生産する際の部品手配や部品管理が簡略
化できるものとなる。
部材(1)を1枚の板材から形成することにより、部品
点数が減少し、生産する際の部品手配や部品管理が簡略
化できるものとなる。
【0017】請求項6に示すようにドア(7)に取付け
可能な取付部材(1)と、該取付部材(1)の上部に先
端が固着されたうず巻き状の作動ア−ム(2)と、前記
取付部材(1)の側面に常時当接する楔形の止め駒
(3)と、前記作動ア−ム(2)がピン(4)を介して
前記止め駒(3)と取外し可能に設けたことにより、ド
ア(7)へ簡単にセットでき、且つセット解除も簡単で
あり、止め駒(3)が元の位置に自動的に復帰されるも
のとなる。またドア(7)の開き具合が任意にセットで
きる。更にドア(7)の開閉に伴う作業が簡略化でき、
取り扱いが簡単で確実なものとなる。しかも作動ア−ム
(2)に出張りがなく、且つ止め駒(3)の形を小さく
製作することができる。
可能な取付部材(1)と、該取付部材(1)の上部に先
端が固着されたうず巻き状の作動ア−ム(2)と、前記
取付部材(1)の側面に常時当接する楔形の止め駒
(3)と、前記作動ア−ム(2)がピン(4)を介して
前記止め駒(3)と取外し可能に設けたことにより、ド
ア(7)へ簡単にセットでき、且つセット解除も簡単で
あり、止め駒(3)が元の位置に自動的に復帰されるも
のとなる。またドア(7)の開き具合が任意にセットで
きる。更にドア(7)の開閉に伴う作業が簡略化でき、
取り扱いが簡単で確実なものとなる。しかも作動ア−ム
(2)に出張りがなく、且つ止め駒(3)の形を小さく
製作することができる。
【0018】請求項7に示すように止め駒(3)として
プラスチック或いは硬質ゴムを用いて成形することによ
り、多種の色付けが容易で、しかも安価で量産できるも
のとなり、色を楽しむことができる。。またアルミニウ
ムを用いることにより、金属製のドア(7)に取付けた
際に見栄えが良く、且つ丈夫で軽量のものが作れる。更
に木材を用いれば、木材のドア(7)或いは床(8)に
取付けることにより、見栄えの良い暖かみのある製品と
なると共に使うに従って違和感が薄れなじみ深いものと
なる。
プラスチック或いは硬質ゴムを用いて成形することによ
り、多種の色付けが容易で、しかも安価で量産できるも
のとなり、色を楽しむことができる。。またアルミニウ
ムを用いることにより、金属製のドア(7)に取付けた
際に見栄えが良く、且つ丈夫で軽量のものが作れる。更
に木材を用いれば、木材のドア(7)或いは床(8)に
取付けることにより、見栄えの良い暖かみのある製品と
なると共に使うに従って違和感が薄れなじみ深いものと
なる。
【0019】請求項8のように止め駒(3)のドア側に
消音ラバ−(5)を貼着することにより、止め駒(3)
が弾発的に戻されてドア(7)に当接しても、ドア
(7)が傷付いたり、大きな音がすることがない。
消音ラバ−(5)を貼着することにより、止め駒(3)
が弾発的に戻されてドア(7)に当接しても、ドア
(7)が傷付いたり、大きな音がすることがない。
【0020】請求項9に示すように止め駒(3)の床接
地側にスベリ止め部材(6)を設けたことにより、楔状
の止め駒(3)がドア(7)をより確実に保持出来るも
のとなる。
地側にスベリ止め部材(6)を設けたことにより、楔状
の止め駒(3)がドア(7)をより確実に保持出来るも
のとなる。
【0021】請求項10のように作動ア−ム(2)をド
ア側に押し付けるようにすることにより、止め駒(3)
がドア(7)に弾発的に常時復帰され、ドア(7)の開
閉に際し、ガタ付きやそれにより生ずる音の発生の心配
がない。
ア側に押し付けるようにすることにより、止め駒(3)
がドア(7)に弾発的に常時復帰され、ドア(7)の開
閉に際し、ガタ付きやそれにより生ずる音の発生の心配
がない。
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示す斜視図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】本実施形態の作動ア−ムを示す説明図である。
【図6】本発明の作用を示す説明図である。
1 取付部材 2 作動ア−ム 3 止め駒 4 ピン 5 消音ラバ− 6 スベリ止め部材 7 ドア
Claims (10)
- 【請求項1】 ドア(7)に取付け可能な取付部材
(1)の下部に、長尺板で弾性を有すると共に立設させ
た作動ア−ム(2)の下端を固着し、該作動ア−ム
(2)の上端と楔状の先端を下に向けた止め駒(3)の
他端とを揺動自在に取付けたことを特徴とするドアスト
ッパ−。 - 【請求項2】 前記取付部材(1)が弾性を有する板材
を折曲してドア(7)と挾持可能と成す略コの字状に形
成された請求項1記載のドアストッパ−。 - 【請求項3】 前記作動ア−ム(2)が薄板ばね或いは
二枚重ね薄板ばねである請求項1記載のドアストッパ
−。 - 【請求項4】 前記止め駒(3)の他端が、ピン(4)
を介して前記作動ア−ム(2)の上端と取外し可能に設
けられて成す請求項1記載のドアストッパ−。 - 【請求項5】 前記作動ア−ム(2)と前記取付部材
(1)が1枚の板材から折曲されて形成する請求項1記
載のドアストッパ−。 - 【請求項6】 ドア(7)に取付け可能な略コの字状に
形成された取付部材(1)と、該取付部材(1)の上部
に先端が固着されると共にうず巻き状に巻回した作動ア
−ム(2)と、前記取付部材(1)の側面に常時当接す
ると共に楔形の先端が下に向けて配置される枠状の止め
駒(3)と、前記作動ア−ム(2)が前記止め駒(3)
に内設されると共に前記作動ア−ム(2)の後端がピン
(4)を介して前記止め駒(3)の他端と取外し可能に
設けられたことを特徴とするドアストッパ−。 - 【請求項7】 前記止め駒(3)がプラスチック,アル
ミニウム,木材,硬質ゴムの何れか1つである請求項
1、4又は6記載のドアストッパ−。 - 【請求項8】 前記止め駒(3)が、そのドア側に消音
ラバ−(5)を貼着した請求項1、4、6又は7記載の
ドアストッパ−。 - 【請求項9】 前記止め駒(3)が、その床接地側にス
ベリ止め部材(6)を設けた請求項1、4、6、7又は
8記載のドアストッパ−。 - 【請求項10】 前記作動ア−ム(2)が、前記止め駒
(3)を常時ドア(7)に押し付けるように、前記ドア
(7)に弾発的に設けた請求項1、3又は6記載のドア
ストッパ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33996295A JPH09158589A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ドアストッパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33996295A JPH09158589A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ドアストッパ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158589A true JPH09158589A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18332420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33996295A Pending JPH09158589A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ドアストッパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09158589A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102235128A (zh) * | 2010-04-23 | 2011-11-09 | 厦门宝利铭科技发展有限公司 | 一种门阻器 |
CN105041078A (zh) * | 2015-08-11 | 2015-11-11 | 覃益祥 | 一种带有皮筋的门挡 |
CN109057588A (zh) * | 2018-08-31 | 2018-12-21 | 戚周颖 | 警报式隐藏型门挡 |
EP3447222A1 (de) * | 2017-08-23 | 2019-02-27 | Beiter GmbH & Co. KG Formen- und Modellbau | Türfeststeller |
CN110295812A (zh) * | 2018-08-31 | 2019-10-01 | 戚周颖 | 铝合金门用门挡 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP33996295A patent/JPH09158589A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102235128A (zh) * | 2010-04-23 | 2011-11-09 | 厦门宝利铭科技发展有限公司 | 一种门阻器 |
CN105041078A (zh) * | 2015-08-11 | 2015-11-11 | 覃益祥 | 一种带有皮筋的门挡 |
EP3447222A1 (de) * | 2017-08-23 | 2019-02-27 | Beiter GmbH & Co. KG Formen- und Modellbau | Türfeststeller |
CN109057588A (zh) * | 2018-08-31 | 2018-12-21 | 戚周颖 | 警报式隐藏型门挡 |
CN110295812A (zh) * | 2018-08-31 | 2019-10-01 | 戚周颖 | 铝合金门用门挡 |
CN110295812B (zh) * | 2018-08-31 | 2021-06-01 | 戚周颖 | 铝合金门用门挡 |
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