JP2002067893A - 洗車装置 - Google Patents
洗車装置Info
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- JP2002067893A JP2002067893A JP2000258383A JP2000258383A JP2002067893A JP 2002067893 A JP2002067893 A JP 2002067893A JP 2000258383 A JP2000258383 A JP 2000258383A JP 2000258383 A JP2000258383 A JP 2000258383A JP 2002067893 A JP2002067893 A JP 2002067893A
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Abstract
凍結を防止できる洗車装置を提供する。 【解決手段】 レールに沿って往復移動し水噴射ノズル
13を有する洗車機本体11近傍の固定位置に配置され
た貯水タンク16から柔軟な送水ホース15を介して水
を水噴射ノズル13へ供給する洗車装置において、貯水
タンク16の近傍に配置されヒータ29により高温化さ
れた不凍液を貯める不凍液タンク21と、不凍液タンク
21内の高温化された不凍液を圧送する循環ポンプ22
と、循環ポンプ22により圧送される不凍液を流し送水
ホース15に沿って循環する循環チューブ24,26
と、外気温度を検知する温度センサ28と、温度センサ
28が水の凍結温度以下になったとき循環ポンプ22を
駆動する制御装置27とからなる不凍液循環機構20を
設ける。
Description
洗車装置に関し、特に水噴射ノズルに供給する送水ホー
ス内の水の凍結を防止した洗車装置に関するものであ
る。
置は、洗車機本体内に洗浄機構として水噴射ノズル、洗
浄液噴射ノズル、エアー噴射ノズル等が配置されてお
り、レール上を往復移動し自動車を洗車するように構成
されている。このような洗車機本体の水噴射ノズルに
は、外部の所定の固定位置に配置された貯水タンクから
送水ポンプにより柔軟な送水ホースを介して供給され
る。したがって、洗車装置は、往復移動にともなって洗
車機本体と貯水タンクとの間の送水ホースを引きずりつ
つ移動するようになっている。
地あるいは冬期等の大気温度が低下する場所等に設置し
た場合には、待機時間あるいは夜間等の不使用時に送水
ホース内の水が凍結するおそれがあるため、使用後の送
水ホース内の水を抜取るよう構成している。しかしなが
ら、このような洗車装置では、使用後の送水ホース内の
水抜取り機構を別途設ける必要があり、そのため設備投
資にかかる費用が嵩むおそれがあり、また使用開始時に
水を抜取った送水ホース内に水を充填する時間が必要に
なり、洗車開始までの時間が余分にかかる問題点があっ
た。
貯水タンクから供給する送水ホース内の水の凍結を防止
できる洗車装置を提供することを目的とする。
に請求項1に記載の発明にあっては、レールに沿って往
復移動するとともに水噴射ノズルを有する洗車機構を備
える洗車機本体と、該洗車機本体近傍の固定位置に配置
された貯水タンクとの間を柔軟な送水ホースで接続し、
送水ポンプで汲み上げた水を送水ホースを介して前記水
噴射ノズルへ供給する洗車装置において、前記貯水タン
クの近傍に配置されヒータにより高温化された不凍液を
貯める不凍液タンクと、この不凍液タンク内の高温化さ
れた不凍液を圧送する循環ポンプと、この循環ポンプに
より圧送される不凍液を流し前記送水ホースに沿って循
環する循環チューブと、外気温度を検知する温度センサ
と、この温度センサが水の凍結温度以下になったとき前
記循環ポンプを駆動する制御装置とからなる不凍液循環
機構を設けたことを特徴とするものである。送水ホース
に沿って高温化された不凍液を流す循環チューブを配置
することで、貯水タンクから供給する送水ホース内の水
の凍結が防止される。
環チューブは、前記送水ホース内に配置された送りチュ
ーブと、この送りチューブに接続され前記送水ホース外
に配置された戻りチューブとからなることを特徴とする
ものである。送りチューブのみを送水ホースに配置する
ことで、流通抵抗を小さくすることができる。
環チューブは、前記送水ホース内に配置された送りチュ
ーブと、この送りチューブに接続され前記送水ホース内
に配置された戻りチューブとからなることを特徴とする
ものである。送りチューブ及び戻りチューブを送水ホー
ス内に配置することで、熱効率よく送水ホース内の水を
暖めることができる。
により具体的に説明する。図1〜図5は本発明第1実施形
態の洗車装置を説明する図であり、図1は洗車装置の外
観斜視図、図2は洗車装置の構成を説明する図、図3は不
凍液が流れるチューブの流入口に設けられる第1のアダ
プタの断面図、図4は不凍液が流れるチューブの戻り口
に設けられる第2のアダプタの断面図、図5は図4の第1の
アダプタのA−A線断面図である。
えば、停車した自動車を跨ぐ門型に形成された洗車機本
体11が、敷地に配置された2本のレール12,12上
を往復移動するよう構成されており、洗車機本体11の
内面側には、水を噴射する水噴射ノズル13、洗浄液を
噴射するシャンプーノズル、乾燥のためのエアーを吹き
付けるエアーノズル、及び洗車ブラシ等の洗車機構が設
けられ、水噴射ノズル13へは、洗車機本体11近傍の
所定の固定された位置に配置された貯水タンク16から
送水ポンプ17で汲み上げられた水が、送水ホース15
から洗車機本体11内に設けられた配管を通して供給さ
れるようになっている。この送水ホース15は、例え
ば、柔軟なゴム等の材質からなるホースであり、その途
中が洗車機本体11の往復移動する際に円滑に屈曲する
ように縦方向あるいは横方向のポール14で支持されて
いる。そして、この送水ホース15内の水は、不凍液循
環機構20により凍結が防止されるようになっている。
なお、洗車機本体11の正面側には、洗車メニュー釦及
び始動釦等の操作釦を有するキーボード18が設けられ
ている。
吐出口側から洗車機本体11までの間の外部に露出した
送水ホース15部分に、高温の不凍液を流す循環チュー
ブを循環させることで、送水ホース11内の水が暖めら
れるように構成されている。すなわち、貯水タンク16
の近傍に配置されたヒータ29を備える不凍液タンク2
1から循環ポンプ22で汲み上げられた高温の不凍液
が、送水ポンプ17の吐出口側で第1のアダプタ23に
より送水ホース15内に配置された柔軟な循環チューブ
を構成する送りチューブ24に送られ、洗車機本体11
の送水ホース15の接続部側で第2のアダプタ25によ
り送りチューブ24から、循環チューブを構成する戻り
チューブ26に送られ、さらに、戻りチューブ26が送
水ホース15の外側を通って不凍液タンク21に戻され
るようになっている。循環チューブ(送りチューブ24
及び戻りチューブ26)は、送水ホース15より十分に
細く柔軟なゴムあるいはプラスチック等からなるチュー
ブである。循環ポンプ22は、例えば、洗車機本体11
内等に設けられた外気の温度を検知する温度センサ28
が所定温度以下になったときに、制御装置27により駆
動制御されるようになっている。また、この制御装置2
7は、不凍液タンク21が所定の高温度になるようヒー
タ29を制御する。
と、このホース継手部30に取付けられた細いL字型パ
イプ32と、このL字型パイプ32を保持するパイプ保
持部31と、水漏れを防止するシール材33等とから構
成されている。ホース継手部30は、一方が送水ポンプ
17の吐出口側の配管34に接続されるねじ部、他方側
が送水ホース15に接続される継手部に形成された短い
円筒状のパイプである。L字型パイプ32は、L字を構
成する一方側のパイプがホース継手部30の内部に配置
され端部が送水ホース15内に配置された送りチューブ
24の一端部に接続され、L字を構成する他方のパイプ
がホース継手部30の内部から側壁を貫通して外部に突
出されるよう取付けられその突出端部が循環ポンプ22
の吐出口側の配管35に接続されている。パイプ保持部
31は、ホース継手部30内のL字型パイプ32部分を
保持する板状に形成さた部材であり、ホース継手部30
の側壁を貫通した部分には、水漏れを防止するOリング
等のシール材33が設けられている。
23と同様ホース継手部30と、細いL字型パイプ32
と、パイプ保持部31と、水漏れを防止するシール材3
3等とから構成されている。ホース継手部30の継手部
側に送水ホース15が接続され、ねじ部側が洗車機本体
11側の配管36が接続されている。また、L字型パイ
プ32の一方側の端部は、送水ホース15内に配置され
た送りチューブ24に接続され、他方側の突出端部は外
部で戻りチューブ26に接続されている。
いは冬期等において使用するときには、不凍液循環機構
20の不凍液タンク21内に設けられたヒータ29を制
御装置27が制御することにより不凍液を所定の高温度
に維持している。そして、温度センサ28が水の凍結す
る外気温度を検出したとき、制御装置27の制御により
循環ポンプ22が駆動される。この循環ポンプ22の駆
動により、不凍液タンク21から汲み上げられた高温の
不凍液は、配管35から第1のアダプタ23のL字型パ
イプ32を通って送水ホース15内に配置された送りチ
ューブ24を流れ、さらに第2のアダプタ25のL字型
パイプ32を通って送水ホース15の外部に配置された
戻りチューブ26を流れ不凍液タンク21に戻される。
したがて、送水ポンプ17の吐出口側から洗車機本体1
1までの外部に露出した送水ホース15内の水は、送り
チューブ24内を流れる高温の不凍液により暖められる
ため凍結することがなくなる。そのため、洗車装置10
を使用後に送水ホース15内の水を抜取る機構を設ける
必要がなく、また使用開始時に送水ホース15内に水を
充填する必要がなくなり、すぐ洗車開始ができる。ま
た、本実施形態においては、第1のアダプタ23と第2
のアダプタ25を同一の構造にでき、かつ送りチューブ
24のみを送水ホース15内に通すため、水の流れる流
通路を広くして流通抵抗を小さくすることができる。
する図であり、図6は不凍液が流れるチューブの流入口
に設けられる第1のアダプタの断面図、図7は不凍液が
流れるチューブの戻り口に設けられる第2のアダプタの
断面図である。なお、第1実施形態に対応する部分及ぶ
部材は同一の符号を記す。
15内に循環チューブを構成する送りチューブ24及び
戻りチューブ26が配置されるものであり、その送水ポ
ンプ17吐出口側の第1のアダプタ40及び洗車機本体
11側の第2のアダプタ50の構造が異なるだけで他の
部分は第1実施形態と同様である。
と、このホース継手部41に取付けられた送り用L字型
パイプ44及び戻り用L字型パイプ43と、これらL字
型パイプ43,44を保持するパイプ保持部42と、水
漏れを防止するシール材45,46等とから構成されて
いる。ホース継手部42は、一方が送水ポンプ17の吐
出口側の配管34に接続されるねじ部、他方側が送水ホ
ース15に接続される継手部に形成された短い円筒状の
パイプである。送り用L字型パイプ44は、L字を構成
する一方側のパイプがホース継手部30の内部に配置さ
れ端部が送水ホース15内に配置された送りチューブ2
4の一端部に接続され、L字を構成する他方のパイプが
ホース継手部41の内部から側壁を貫通して外部に突出
されるよう取付けられその突出端部に循環ポンプ22の
吐出口側の配管47に接続されている。戻り用L字型パ
イプ43は、L字を構成する一方側のパイプがホース継
手部30の内部に配置され端部が送水ホース15内に配
置された戻りチューブ26の一端部に接続され、L字を
構成する他方のパイプがホース継手部42の内部から側
壁を貫通して外部に突出されるよう取付けられその突出
端部に不凍液タンク21側に戻る配管48に接続されて
いる。パイプ保持部42は、ホース継手部41内のL字
型パイプ43,44部分を保持する板状に形成さた部材
であり、ホース継手部41の側壁を貫通した部分には、
水漏れを防止するOリング等のシール材45,46が設
けられている。
と、送り用及び戻り用パイプ53,54と、パイプ保持
部52等とから構成されている。このパイプ保持部52
には、送り用パイプ53と戻り用パイプ54との間を連
通する連通路52aが形成されている。ホース継手部5
1の継手部側に送水ホース15が接続され、ねじ部側が
洗車機本体11側の配管36に接続されている。また、
送り用パイプ53の端部は、送水ホース15内に配置さ
れた送りチューブ24に接続され、戻り用パイプ54の
端部は、送水ホース15内に配置された戻りチューブ2
6に接続されている。その他の構成は第1実施形態と同
様である。
内に送りチューブ24と戻りチューブ26とが配置さ
れ、第1のアダプタ40において、不凍液タンク21か
ら循環ポンプ22で汲み上げられた高温の不凍液が送り
用L字型パイプ44から送りチューブ24を流れ、第2
のアダプタ50において送り用パイプ53、連通路52
aを通って戻り用パイプ54から戻りチューブ26を流
れ、再び第1のアダプタ40に戻り、戻り用L字型パイ
プ43から配管48を通って不凍液タンク21に戻る。
したがて、送水ポンプ17の吐出口側から洗車機本体1
1までの外部に露出した送水ホース15内の水は、送り
チューブ24及び戻りチューブ26内を流れる高温の不
凍液により暖められるため凍結することがなくなり、第
1実施形態と同様に洗車装置10を使用後に送水ホース
15内の水を抜取る機構を設ける必要がなく、また使用
開始時に送水ホース15内に水を充填する必要がなくな
り、すぐ洗車開始ができる。また、本実施形態において
は、送水ホース15内に高温の不凍液が流れる送りチュ
ーブ24及び戻りチューブ26が配置されるため、戻り
チューブ24が送水ホース15の外側に配置される場合
よりも、放熱を少なくして効率よく水を暖めることがで
きる。
ブ24及び戻りチューブ26は、少なくとも送水ホース
15に沿って循環するチューブであればよい。また、洗
車機本体11は、洗車中にレール12,12上を往復移
動し、水噴射ノズル13を備え、この水噴射ノズル13
へ外部の固定位置に配置された貯水タンク16から送水
ホース15を介して水が供給されるものに適用される。
また、第1のアダプタ23,40及び第2のアダプタ2
5,50の構造は一例であり、実施形態に限定されな
い。
度を検知する温度センサが水の凍結温度以下になったと
き制御装置の制御により循環ポンプを駆動し、貯水タン
クの近傍に配置されヒータにより高温化された不凍液を
貯める不凍液タンク内の不凍液を送水ホースに沿って循
環チューブに流すことで、貯水タンクから洗車機本体に
設けた水噴射ノズルへ供給する送水ホース内の水の凍結
を防止できる。
ある。
る図である。
の流入口に設けられる第1のアダプタの断面図である。
の戻り口に設けられる第2のアダプタの断面図である。
る。
の流入口に設けられる第1のアダプタの断面図である。
の戻り口に設けられる第2のアダプタの断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 レールに沿って往復移動するとともに水
噴射ノズルを有する洗車機構を備える洗車機本体と、該
洗車機本体近傍の固定位置に配置された貯水タンクとの
間を柔軟な送水ホースで接続し、送水ポンプで汲み上げ
た水を送水ホースを介して前記水噴射ノズルへ供給する
洗車装置において、 前記貯水タンクの近傍に配置されヒータにより高温化さ
れた不凍液を貯める不凍液タンクと、この不凍液タンク
内の高温化された不凍液を圧送する循環ポンプと、この
循環ポンプにより圧送される不凍液を流し前記送水ホー
スに沿って循環する循環チューブと、外気温度を検知す
る温度センサと、この温度センサが水の凍結温度以下に
なったとき前記循環ポンプを駆動する制御装置とからな
る不凍液循環機構を設けたことを特徴とする洗車装置。 - 【請求項2】 前記循環チューブは、前記送水ホース内
に配置された送りチューブと、この送りチューブに接続
され前記送水ホース外に配置された戻りチューブとから
なることを特徴とする請求項1記載の洗車装置。 - 【請求項3】 前記循環チューブは、前記送水ホース内
に配置された送りチューブと、この送りチューブに接続
され前記送水ホース内に配置された戻りチューブとから
なることを特徴とする請求項1記載の洗車装置。
Priority Applications (1)
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JP2000258383A JP3552657B2 (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 洗車装置 |
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Publications (2)
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2000
- 2000-08-29 JP JP2000258383A patent/JP3552657B2/ja not_active Expired - Fee Related
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