JP2002067726A - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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JP2002067726A
JP2002067726A JP2000258514A JP2000258514A JP2002067726A JP 2002067726 A JP2002067726 A JP 2002067726A JP 2000258514 A JP2000258514 A JP 2000258514A JP 2000258514 A JP2000258514 A JP 2000258514A JP 2002067726 A JP2002067726 A JP 2002067726A
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JP
Japan
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mounting
cable
cushion member
operating device
shift lever
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Application number
JP2000258514A
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English (en)
Inventor
Yuichi Hirata
雄一 平田
Takaaki Hayashida
高章 林田
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトレバー部のレバー操作をコントロール
ケーブルにより変速機に伝達するようにした変速機操作
装置において、コントロールケーブルの部品点数を削減
することができる変速機操作装置を提供する。 【解決手段】 コントロールケーブル67,68のアウ
ター部は、アウターケーシングと、シフトレバー部側の
端部に設けられたスリーブと、アウターケーシングとス
リーブとを連結する連結金具を有する。そして、支持ブ
ラケット7には取付ケース40が設けられており、アウ
ター部の連結金具は、その周囲に取付ケース40と略同
一形状を有するクッション部材66が装着され、その装
着されたクッション部材66ごと取付ケース40に取付
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、シフトレバー部
のレバー操作をコントロールケーブルにより変速機に伝
達するようにした変速機操作装置に係り、特にコントロ
ールケーブルのアウター部をシフトレバー部に取付ける
ための取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】 例えば、自動車用変速機のシフトチェ
ンジは、シフトレバー部と変速機の両者を接続するコン
トロールケーブルにより行われ、具体的には、シフトレ
バー部のシフトレバー操作が、コントロールケーブルを
介して変速機に伝達されてシフトチェンジが行われる。
【0003】このような変速機の操作装置に使用される
コントロールケーブルには、一般的に図8及び図9に示
す構造のものが使用されていた。すなわち、コントロー
ルケーブル90は、アウター部100と、アウター部1
00内を移動可能に内挿されたインナー部110とで構
成される。アウター部100は、アウターケーシング1
02と、アウターケーシング102の両端に取付けられ
るスリーブ104(図8、図9ではシフトレバー部側の
みを図示)を主に構成される。アウターケーシング10
2とスリーブ104は、図9に良く示されるように連結
金具106により連結される。この連結金具106は、
その後端がロールかしめされてスリーブ104を挟持
し、これによりアウターケーシング102に対してスリ
ーブ104が揺動可能(首振り可能)となっている。そ
して、この連結金具106の周囲にはシール材103及
び防振用のクッション材108が配され、さらに、この
シール材103及びクッション材108の外周を覆うよ
うに外套金具109が装着されている。また、インナー
部110は、図8、図9に示すようにインナーケーブル
112と、このインナーケーブル112の両端に連結さ
れたロッド114を備える。このロッド114の先端に
は、シフトレバー部のシフトレバー等に設けられた取付
ピンに係合する取付部116が設けられている。上述し
たように構成されるコントロールケーブル90は、予め
クッション材108及び外套金具109が装着されたア
ウター部100にインナー部110が組付けられる。そ
して、ロッド114の取付部116がシフトレバー等に
設けた取付ピンに取付けられ、また、アウター部100
の外套金具109がシフトレバー部に設けられた取付部
(シフトレバー部のハウジングに設けられた溝等)に取
付けられる。これにより、コントロールケーブル90の
アウター部100がシフトレバー部に固定され、この固
定されたアウター部100内をシフトレバーの操作に応
じてインナー部110が軸方向に進退することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した従来のコントロールケーブル90は、連結金具10
6にクッション材108及び外套金具109等が装着さ
れるため、部品点数が多くその構造が複雑となってい
た。
【0005】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、コントロールケーブルのシフ
トレバー部への取付構造を改良することで、コントロー
ルケーブルの部品点数を削減することができる変速機操
作装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び効果】 上記課題を解
決するため、請求項1に記載の変速機操作装置は、シフ
トレバー部のレバー操作をコントロールケーブルにより
変速機に伝達するようにした変速機操作装置であって、
コントロールケーブルは、アウター部と、該アウター部
内を移動可能に内挿されたインナー部を有し、前記アウ
ター部は、アウターケーシングと、シフトレバー部側の
端部に設けられたスリーブと、前記アウターケーシング
と前記スリーブとを連結する連結金具を有する。そし
て、シフトレバー部には取付ケースが設けられており、
前記アウター部の連結金具は、その周囲に前記取付ケー
スと略同一形状を有するクッション部材が装着され、当
該連結金具がその装着されたクッション部材ごと前記取
付ケースに取付けられている。上記装置では、シフトレ
バー部にクッション部材と略同一形状を有する取付ケー
スが設けられる。そして、コントロールケーブルの連結
金具の周囲にはクッション部材が装着され、このクッシ
ョン部材を取付ケースに取付けることで、コントロール
ケーブルのアウター部がシフトレバー部に取付けられ
る。したがって、従来の外套金具の機能をシフトレバー
部に設けた取付ケースで果たすことにより、外套金具を
不要とし部品点数を削減することができる。ここで、上
記「略同一形状を有する」とは、取付ケースにクッショ
ン部材が安定した状態で取付けられるよう両者の大きさ
が調整されていることを意味する。したがって、クッシ
ョン部材が安定した状態で取付けられる限りにおいて、
両者の間に大きさの不一致、例えば、クッション部材と
取付ケースの間に隙間が形成されても良い。また、逆
に、クッション部材が伸縮性を有する材料でできている
場合には、クッション部材の大きさを取付ケースよりも
大きくして収縮させた状態で取付けるようにしても良
い。
【0007】
【発明の実施の形態】 上述した請求項に記載の発明
は、下記に示す各形態で好適に実施することができる。 (形態1) 請求項1に記載の変速機操作装置におい
て、前記クッション部材には、前記連結金具が嵌め込ま
れる貫通孔と、該貫通孔の内周面から前記クッション部
材外周面に伸びる切込みが形成されていることを特徴と
する変速機操作装置。このような構成によれば、コント
ロールケーブルの連結金具を、クッション部材に設けら
れた切込みを通って貫通孔に差し入れることで、連結金
具にクッション部材をセットすることができる。したが
って、コントロールケーブルとクッション部材の組付け
を容易に行うことができる。
【0008】(形態2) 形態1に記載の変速機操作装
置において、前記コントロールケーブルの連結金具を前
記クッション部材の貫通孔にセットした状態で、前記ク
ッション部材の外周面を締付け可能な締付部材を備える
ことを特徴とする変速機操作装置。このような構成によ
れば、締付部材によりクッション部材の外周面を締付け
ることでクッション部材に設けた切込みが閉じられるた
め、クッション部材がコントロールケーブルから外れて
しまうことが防止される。
【0009】(形態3) 形態2に記載の変速機操作装
置において、前記締付部材には係合片が設けられてお
り、前記取付ケースには前記締付部材に設けた係合片と
係合する係合部が形成されていることを特徴とする変速
機操作装置。このような構成によれば、締付部材の係合
片を取付ケースの係合部に係合させることで、クッショ
ン部材を取付ケースに固定することができる。したがっ
て、コントロールケーブルのアウター部をシフトレバー
部に安定した状態で取付けることができる。
【0010】また、コントロールケーブルを2本用いて
シフトレバーのシフト方向及びセレクト方向の動きを変
速機に伝達するようにした場合(例えば、自動車のマニ
ュアルトランスミッションの変速操作を行う装置の場
合)には、下記の形態で好適に実施することができる。 (形態4) シフトレバー部のシフトレバー操作を2本
のコントロールケーブルにより変速機に伝達するように
した変速機操作装置であって、2本のコントロールケー
ブルはそれぞれ、アウター部と、該アウター部内を移動
可能に内挿されたインナー部を有し、前記アウター部
は、アウターケーシングと、該アウターケーシングのシ
フトレバー部側の端部に設けられるスリーブと、前記ア
ウターケーシングと前記スリーブを連結する連結金具と
を有し、シフトレバー部には取付ケースが設けられてお
り、前記2本のコントロールケーブルの連結金具は、そ
の周囲に前記取付ケースと略同一形状を有する共通のク
ッション部材が装着され、当該2個の連結金具がクッシ
ョン部材ごと前記取付ケースに取付けられていることを
特徴とする変速機操作装置。上記構成によれば、二本の
コントロールケーブルの連結金具に取付けられるクッシ
ョン部材を一つのクッション部材で兼用するため、別々
にクッション部材を設ける場合に比較して、部品点数を
削減することができる。
【0011】
【実施例】 本発明を具現化した一実施例に係る変速機
操作装置を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は本
実施例に係る変速機操作装置の概略を示す全体斜視図で
あり、図2は図1に示す変速機操作装置の支持ブラケッ
トを上方から見た図であり、図3はレバー取付側ブラケ
ットとケーブル取付側ブラケットの取付構造を説明する
ための図であり、図4は支持ブラケットへのシフトレバ
ーの取付構造を説明するための図であり、図5はコント
ロールケーブルにクッション部材が取付けられた状態を
示す図であり、図6はクッション部材の構造を説明する
ための図である。図1、2に示すように、本実施例に係
る変速機操作装置は、シフトレバー60と、シフトレバ
ー60を支持する支持ブラケット7と、シフトレバー6
0に接続されるシフトケーブル67、セレクトケーブル
68を主に構成される。上記支持ブラケット7は、レバ
ー取付側ブラケット8(取付部20と2本の支持はり1
0,13を一体成形したもの)と、このレバー取付側ブ
ラケット8に回動可能に組み付けられるケーブル取付側
ブラケット9(支持はり30とケーブル取付ケース40
を一体成形したもの)とで構成されている。
【0012】シフトレバー60は、従来の変速機操作装
置のものと同様、その下端(図示省略)にはシフトケー
ブル67のインナー部を取付けるための取付ピンが設け
られ、下端から所定の位置に球部60aが設けられる
(図1及び図4参照)。この球部60aには、図4に良
く示されるように、セレクトレバー61が突設される。
また、この球部60aは、二つに分割されたシート部材
62、63でその周囲を包囲され、このシート部材6
2,63は、球部60aを包囲した状態で外形が円筒形
状をなすように形成されている。このシート部材62,
63の周面にはセレクトレバー61が貫通するセレクト
レバー貫通孔65が形成されるとともに、セレクトレバ
ー貫通孔65が形成された位置と反対側の外周面には突
部64が形成される。
【0013】上述したシフトレバー60は、図4に示す
ように、レバー取付側ブラケット8に設けられた取付部
20に取付られる。すなわち、レバー取付側ブラケット
8の取付部20には、シート部材62,63で包囲され
た球部60aが嵌り込む取付孔21が形成され、この取
付孔21の底面にはシフトレバー60の下端が貫通する
貫通孔(図示省略)が設けられる。また、取付孔21の
側壁面には、セレクトレバー61を上下方向に案内する
案内部25が設けられるとともに、この案内部25に対
向する内壁面には溝26が設けられる。かかる構成にお
いて、シート部材62,63に包囲された球部60a
は、突部64が溝26に係合する状態(セレクトレバー
61が案内部25から側方に突出する状態)で取付孔2
1に嵌め込まれ、これによりシフトレバー60が取付部
20に取付けられる。この際、シート部材62,63の
上端に形成されたフランジ部が取付部20の上面に当接
することで、シート部材62,63の上下方向の位置決
めが行われる。なお、球部60aが取付孔21に取付け
られた状態では、シフトレバー60はシフト方向(前後
方向)とセレクト方向(左右方向)に揺動可能となって
いる。
【0014】上述した取付部20の後方には、図1及び
図2に示すように2本の支持はり10、13の一端が接
続されている。支持はり10の他端には、図2に良く示
すようにフロア固定部11が設けられており、このフロ
ア固定部11にはレバー取付側ブラケット8をフロア面
に固定するためのボルト孔12が形成されている。同様
に、支持はり13の端部にもフロア固定部14が設けら
れ、このフロア固定部14にボルト孔15が形成されて
いる。なお、支持はり10,13の他端(フロア固定部
11、14が設けられる端部)は補強はり16により接
続され、レバー取付側ブラケット8の構造的な強度を高
めている。
【0015】また、取付部20の取付孔21前方の底面
側には、図2及び図3に示すように凹部23が形成さ
れ、この凹部23の両側壁面には貫通孔24が形成され
ている。この貫通孔24には、ベルクランク軸52が支
持されており、このベルクランク軸52によってベルク
ランク50が取付部20に対して回動可能に取付けられ
る。このベルクランク50は、図1及び図3に示すよう
にL字型の形状を有し、ベルクランク軸52が貫通する
貫通孔55と、セレクトレバー61が係合する係合溝5
4と、セレクトケーブル68のインナー部が取付けられ
る取付ピン51が形成される。このベルクランク50と
取付部20の間には、バネ56及びワッシャー57が介
装される。バネ56はセレクトレバー61に係合され、
セレクトレバー61が中立位置からずれたときにセレク
トレバー61に中立位置に戻るよう力が作用するように
なっている。また、上記ワッシャー57は樹脂で成形さ
れており、ベルクランク50と取付部20との間を所定
の距離とするための部品である。
【0016】また、上述したベルクランク軸52を利用
して、さらにケーブル取付側ブラケット9が取付部20
に組み付けられる。図3に基づいて具体的に説明する
と、ケーブル取付側ブラケット9に設けられた支持はり
30の一端には連結部36が形成される。この連結部3
6は、取付部20に形成された凹部23と略同一の幅を
有するとともに、ベルクランク軸52の軸部よりも径の
大きな貫通孔37がその幅方向に形成されている。この
連結部36を取付部20に組付けるためには、まず、支
持はり30の連結部36を凹部23に嵌め込む。次に、
ベルクランク軸52を取付部20に形成した貫通孔24
及び連結部36の貫通孔37を通って反対側まで貫通さ
せ、その他端を止め輪又はプッシュナットなどの止め具
58で係止する。なお、支持はり30の連結部36前方
には、ゴム板38が取付けられており、このゴム板38
が取付部20に当接することで支持はり30の回動が規
制される。
【0017】上述したケーブル取付側ブラケット9の支
持はり30は、図2に示すようにシフトケーブル67の
軸線と重ならないよう湾曲して(軸線からオフセットさ
れて)形成されている。そして、その先端には左右2個
所にフロア固定部31が設けられており(但し、図1に
おいては図示省略)、このフロア固定部31にはケーブ
ル取付側ブラケット9をフロア面に固定するためのボル
ト孔32が形成されている。また、図1及び図2に示す
ように、上記フロア固定部31の前方には取付ケース4
0が設けられる。この取付ケース40は、シフトケーブ
ル67及びセレクトケーブル68を案内する案内溝41
を備えた方形状のケースであり、このケース内にシフト
ケーブル67及びセレクトケーブル68のアウター部が
固定される。
【0018】具体的に説明すると、シフトケーブル67
(セレクトケーブル68)は、従来と同様、アウター部
と、このアウター部内を移動可能に内挿されたインナー
部とで構成される。アウター部は、図5に示すように、
アウターケーシング83と、アウターケーシング83の
両端に設けられたスリーブ81と、これらアウターケー
シング83とスリーブ81とを連結する連結金具82で
構成される。一方、インナー部110は、インナーケー
ブル(図示省略)と、このインナーケーブルの両端に連
結されたロッド80を備える。ロッド80は、上述した
アウター部のスリーブ81に案内されて軸方向に進退す
る棒状部材であり、その先端にはシフトレバー60の先
端に設けられた取付ピン(又はベルクランク50の取付
ピン51)に係合する取付部84が設けられている。こ
のように構成されたシフトケーブル67(セレクトケー
ブル68)の連結金具82には、図5に示すようにクッ
ション部材66が装着される。このクッション部材66
は、ケーブル取付側ブラケット9に設けられた取付ケー
ス40と略同一形状を有し、図6に示すように2つの貫
通孔72a、72bが形成されている。この貫通孔72
a、72bは、連結金具82の小径部82a(図5参
照)と略同一径で形成され、その中間には(クッション
部材66内)には連結金具82の大径部82bが嵌込む
大きさの空間が形成される。さらに、このクッション部
材66には、この貫通孔72a、72bからその外周面
にまで伸びる切込み73a、73bが形成されている。
このようなクッション部材66にシフトケーブル67及
びセレクトケーブル68を装着するためには、まず、ク
ッション部材66の切込み73a、73bを図6に示す
矢印の方向に開き、この開口からシフトケーブル67及
びセレクトケーブル68を挿入する。次に、シフトケー
ブル67及びセレクトケーブル68の連結金具82をク
ッション部材66の貫通孔72a、72bにそれぞれセ
ットし、クッション部材66の外周をバンド74(金属
製又は樹脂製等の弾性を備えたバンド)で締付ける。こ
れによりクッション部材66の切込み73a、73bが
閉じられ、シフトケーブル67及びセレクトケーブル6
8にクッション部材66が装着されることとなる。ま
た、上記バンド74の両端には係止部75a、75bが
設けられており、この係止部75a、75bが取付ケー
ス40の底面に設けられた係止穴(図示省略)に係止さ
れることで、クッション部材66(2本のケーブル6
7,68)が取付ケース40に取付けられるようになっ
ている。
【0019】なお、本実施例においては、上述した支持
はり10、13、取付部20が設けられるレバー取付側
ブラケット8と、支持はり30及びケーブル取付ケース
40が設けられるケーブル取付側ブラケット9は、軽金
属材料をダイカストすることにより一体成形されてい
る。
【0020】上述のように構成された変速機操作装置は
次の手順で製作される。まず、ケーブル取付側ブラケッ
ト9、レバー取付側ブラケット8及びベルクランク50
を組立て、さらに、レバー取付側ブラケット9の取付部
20にシフトレバー60を取付ける。次に、上述したよ
うに組立てられた本体のシフトレバー60先端に設けた
取付ピンにシフトケーブル67のインナー部の一端を取
付け、また、ベルクランク50の取付ピン51にセレク
トケーブル68のインナー部の一端を取付ける。これと
同時に、セレクトケーブル68及びシフトケーブル67
の連結金具82にクッション部材66を装着し、クッシ
ョン部材66の外周をバンド74で締付ける。そして、
クッション部材66をケーブル取付側ブラケット9の取
付ケースに嵌め込み、バンド74の係止部75a、75
bを取付ケース40の係止穴に差し込む。これにより、
クッション部材66(シフトケーブル67及びセレクト
ケーブル68のアウター部)が取付ケース40に安定し
た状態で取付けられ、変速機操作装置の組立てが完了す
る。なお、上述のように組立てられた変速機操作装置
は、2本のコントロールケーブルが装着されサブアッシ
ー化されており、この状態で車体組立工場等へ搬送され
る。この際、本実施例の変速機操作装置では、ケーブル
取付側ブラケット9をレバー取付側ブラケット8に対し
て回動させ、折り畳まれた状態(コンパクト化された状
態)で搬送することができる。そして、変速機操作装置
を車体に取付けるときはレバー取付側ブラケット8とケ
ーブル取付側ブラケット9を開いた状態(図1に示す状
態)とし、支持はり10、13、30の下端にある取付
孔12、15、32を使いボルト締めして車体フロアに
固定する。そして、シフトケーブル67、セレクトケー
ブル68の他端を変速機に接続することで車体への取付
が完了する。
【0021】上述したことから明らかなように、本実施
例に係る変速機操作装置では、2本のコントロールケー
ブルの連結金具82にクッション部材66を装着し、こ
のクッション部材66を支持ブラケット7の取付ケース
40に直接取付ける構造としている。したがって、従来
のコントロールケーブルに設けられていた外套金具を不
要とすることができる。これにより部品点数の削減及び
製造工程を簡易化でき、コストダウンを図ることができ
る。また、クッション部材66の取付ケース40への取
付も、バンド74の係止部75a、75bを取付ケース
40の係止穴に差し込むだけで簡単に行うことができ
る。さらに、このような構成では、取付ケースの大きさ
を変えることによりクッション部材を任意の大きさに変
更できるため、必要な防振性能が得られるよう車種毎に
適宜取付ケース及びクッション部材の大きさを変更する
ことができる。
【0022】以上、本発明の実施例について詳細に説明
したが、これは例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に
基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施すること
ができる。例えば、上記実施例では、2本のコントロー
ルケーブル67,68にクッション部材66を装着する
ために、クッション部材66に貫通孔72a、72bを
設けて、この貫通孔72a、72bにコントロールケー
ブル67,68を装着するようにしていた。しかしなが
ら、コントロールケーブル67,68へのクッション部
材66の装着は、例えば図7に示すように分割した二つ
のクッション部材76,77で連結金具82を挟み込
み、両クッション部材76,77を接着又は溶着(熱・
超音波等)等することで行うことができる。また、連結
金具82にクッション材を直接モールドするようにして
行っても良い。また、上記実施例は、本発明を二本のコ
ントロールケーブルを用いて変速機のシフトチェンジを
行うマニュアルトランスミッション用のものに適用した
例であったが、当然のことながら本発明のコントロール
ケーブルの取付構造は、オートマチックトランスミッシ
ョン用の変速機操作装置等にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る変速機操作装置の概略構成を示
す全体斜視図。
【図2】 図1に示す変速機操作装置の支持ブラケット
を上方から見た図。
【図3】 レバー取付側ブラケット、ケーブル取付側ブ
ラケット及びベルクランクの組付構造を説明するための
図。
【図4】 支持ブラケットへのシフトレバーの取付構造
を説明するための図。
【図5】 コントロールケーブルとクッション部材の関
係を説明するための図。
【図6】 クッション部材の正面図。
【図7】 コントロールケーブルとクッション部材の他
の例を示す図。
【図8】 従来のコントロールケーブルの構造を説明す
るための図。
【図9】 従来のコントロールケーブルの構造を説明す
るための図。
【符号の説明】
7 ・・支持ブラケット 8 ・・レバー取付側ブラケット 9 ・・ケーブル取付側ブラケット 10,13,30・・支持はり 20・・取付部 40・・取付ケース 60・・シフトレバー 66・・クッション部材 67・・シフトケーブル 68・・セレクトケーブル 74・・バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D040 AA03 AB01 AC24 AC28 AC31 AD02 AF07 3J070 AA03 AA24 BA28 BA54 BA71 BA81 CA26 CB04 CC24 CC34 CC35 DA02 EA12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバー部のレバー操作をコントロ
    ールケーブルにより変速機に伝達するようにした変速機
    操作装置であって、 コントロールケーブルは、アウター部と、該アウター部
    内を移動可能に内挿されたインナー部を有し、 前記アウター部は、アウターケーシングと、シフトレバ
    ー部側の端部に設けられたスリーブと、前記アウターケ
    ーシングと前記スリーブとを連結する連結金具を有し、 シフトレバー部には取付ケースが設けられており、 前記アウター部の連結金具には、その周囲に前記取付ケ
    ースと略同一形状を有するクッション部材が装着され、
    当該連結金具がその装着されたクッション部材ごと前記
    取付ケースに取付けられていることを特徴とする変速機
    操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013252835A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Tokai Rika Co Ltd シフト装置
JP2017048858A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 マツダ株式会社 手動変速機

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