JP2002067615A - 回転方向指定型の空気入りタイヤ - Google Patents

回転方向指定型の空気入りタイヤ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転方向指定型の空気入りタイヤにおいて、
制動時と駆動時とで前後剛性を変えることで、制動性能
と駆動・加速性能とを両立させることができる空気入り
タイヤを提供する。 【解決手段】 一対の環状のビード部間を補強するカー
カス層5を備える回転方向指定型の空気入りタイヤにお
いて、前記ビード部間のカーカス層5aを構成する複数
のコード7a、又は巻き返し部5bを構成する複数のコ
ード7bが、タイヤの左右両側で、タイヤ半径方向RD
に対し回転先着側A1に傾斜して配置されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の環状のビー
ド部間を補強するカーカス層を備える回転方向指定型の
空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気入りタイヤとして、カー
カス層を構成する複数のコードがタイヤ半径方向に配置
されているラジアルタイヤが知られており、更に、コー
ドがタイヤ半径方向から若干傾斜(数度)したセミラジ
アルタイヤも知られている。
【0003】これらの空気入りタイヤでは、ビード部間
を補強するカーカス層がビードで巻き返された構造が一
般的であり、カーカス層がビードに係止された状態で一
対のビード部間を補強している。その際、巻き返し部を
構成する複数のコードは、タイヤ半径方向又はそれより
若干傾斜した方向に配置されるのが一般的であった。
【0004】一方、過去の知見から、特にアイス路面に
おいて制動性能を向上させるには、制動力がかかったと
きのタイヤサイドの反力が大きいほうが有利になり、逆
に、駆動・加速性能を向上させるには、駆動力がかかっ
たときのタイヤサイドの反力が小さいほうが有利になる
ことが判っている。即ち、タイヤに加わる外力の方向の
変化に対して異なる前後剛性(異方向性)を有すること
が望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ラジアルタイヤでは、コードがタイヤ半径方向に配置さ
れているため、タイヤ回転方向に異方向性がなく、ま
た、セミラジアルタイヤについても、タイヤの左右両側
で、各々のコードがタイヤ半径方向に対し、異なる方向
に傾斜(例えば右側で+5°、左側で−5°)して配置
されており、これによってタイヤ回転方向に対する等方
向性を維持している。従って、制動時と駆動時に異なる
前後剛性を発現して、制動性能と駆動・加速性能の両者
の性能を両立させることができなかった。
【0006】なお、特開平10−305493号公報等
には、ビード部間のカーカス層やカーカス層の巻き返し
部を構成するコードを、タイヤ半径方向に対し傾斜して
配置した、回転方向指定の無い空気入りタイヤが開示さ
れている。しかし、その製法上の理由および回転方向の
等方向性を維持する理由などから、上記セミラジアルタ
イヤと同様に、タイヤの左右両側で各々のコードが異な
る方向に傾斜したものだけが開示されており、上記の如
き異方向性を発現することはできない。
【0007】そこで、本発明の目的は、回転方向指定型
の空気入りタイヤにおいて、制動時と駆動時とで前後剛
性を変えることで、制動性能と駆動・加速性能とを両立
させることができる空気入りタイヤを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記の如き
本発明により達成できる。即ち、本発明の空気入りタイ
ヤは、一対の環状のビード部間を補強するカーカス層を
備える回転方向指定型の空気入りタイヤにおいて、前記
ビード部間のカーカス層を構成する複数のコードが、タ
イヤの左右両側で、タイヤ半径方向に対し回転先着側に
傾斜して配置されていることを特徴とする。
【0009】上記において、前記コードの傾斜角度が、
タイヤ半径方向に対し5〜15°であり、タイヤの左右
両側で略同じ傾斜角度であることが好ましい。
【0010】また、本発明の別の空気入りタイヤは、一
対の環状のビード部間を補強するカーカス層を備え、そ
のカーカス層がビードで巻き返された巻き返し部を有す
る回転方向指定型の空気入りタイヤにおいて、前記巻き
返し部を構成する複数のコードが、タイヤの左右両側
で、タイヤ半径方向に対し回転先着側に傾斜して配置さ
れていることを特徴とする。
【0011】上記において、前記コードの傾斜角度が、
タイヤ半径方向に対し5〜45°であり、タイヤの左右
両側で略同じ傾斜角度であることが好ましい。
【0012】更に、前記ビード部間のカーカス層を構成
する複数のコードが、タイヤの左右両側で、タイヤ半径
方向に対し回転先着側に傾斜して配置されていることが
好ましい。
【0013】[作用効果]本発明の空気入りタイヤによ
ると、前記ビード部間のカーカス層を構成する複数のコ
ードが、タイヤの左右両側で、タイヤ半径方向に対し回
転先着側に傾斜して配置されているため、コードの方向
と外力との関係から、制動時に生じる剪断力に対しては
コードの補強作用が大きくなり、逆に駆動時の剪断力に
対しては補強作用が小さくなる。つまり、両者の状態で
前後剛性を変えることができ、制動時の反力を大きく、
駆動時の反力を小さくすることで、制動性能と駆動・加
速性能とを両立させられるようになる。
【0014】前記コードの傾斜角度が、タイヤ半径方向
に対し5〜15°であり、タイヤの左右両側で略同じ傾
斜角度である場合、タイヤの左右両側の剛性バランスや
カーカス層の補強作用を好適に維持しつつ、前後剛性の
異方向性を適度に発現することができる。
【0015】また、本発明の別の空気入りタイヤによる
と、前記巻き返し部を構成する複数のコードが、タイヤ
の左右両側で、タイヤ半径方向に対し回転先着側に傾斜
して配置されているため、コードの方向と外力との関係
から、制動時に生じる剪断力に対してはコードの補強作
用が大きくなり、逆に駆動時の剪断力に対しては補強作
用が小さくなるので、両者の状態で前後剛性を変えるこ
とができる。特に、実施例の結果が示すように、ビード
部の近傍で剛性に異方向性を持たせることの効果は予想
外に大きく、上記と同様に制動性能と駆動・加速性能と
を両立させられるようになる。
【0016】前記コードの傾斜角度が、タイヤ半径方向
に対し5〜45°であり、タイヤの左右両側で略同じ傾
斜角度である場合、タイヤの左右両側の剛性バランスを
好適に維持しつつ、前後剛性の異方向性を適度に発現す
ることができる。
【0017】更に、前記ビード部間のカーカス層を構成
する複数のコードが、タイヤの左右両側で、タイヤ半径
方向に対し回転先着側に傾斜して配置されている場合、
カーカス層のビード部間と巻き返し部の両者によって異
方向性が発現できるため、同じ傾斜角度でも、より高い
異方向性が得られるので、他の性能にあまり影響を与え
ずに、制動性能と駆動・加速性能とを両立させることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、一般的な空
気入りタイヤの構造の一例を示す図であり、(a)は断
面図、(b)は部分破断した斜視図である。
【0019】本実施形態の空気入りタイヤは、図1
(a)に示すように、一対の環状のビード部1と、ビー
ド部1から各々外周側へ延びるサイドウォール部2と、
サイドウォール部2の各々の外周側端同士をショルダ部
3を介して連ねるトレッド部4とを備える。そして、ビ
ード部1にはカーカス層5に囲まれたビードワイヤーの
集束体であるビード1aとビードフィラー1bが配設さ
れ、このビード1aによりカーカス層5の端部を巻き返
して係止することで、ビード部1間がカーカス層5で補
強された状態で、タイヤがリムR上に強固に嵌着され
る。カーカス層5の両側にはゴム層が形成され、チュー
ブレスタイヤでは、最内層にインナーライナー層が形成
される。また、図1(b)の部分破断図に示すように、
カーカス層5の外周部には、たが効果による補強を行う
ベルト層6が配置され、その外周表面にトレッドゴムに
よりトレッドパターン4aが形成される。
【0020】上記のゴム層等の原料ゴムとしては、天然
ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエン
ゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム
(IIR)等が挙げられる。これらのゴムはカーボンブ
ラックやシリカ等の充填材で補強されると共に、加硫
剤、加硫促進剤、可塑剤、老化防止剤等が適宜配合され
る。
【0021】また、ビードワイヤーとしては鋼線等が使
用され、カーカス層5やベルト層6の構成材料として
は、スチールや、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、
アラミド等の有機系繊維等が使用される。これらの材料
は、いずれもゴムとの接着性を高めるべく、通常、表面
処理や接着処理等がなされている。
【0022】本発明の空気入りタイヤは、上記のような
カーカス層5を備える回転方向指定型の空気入りタイヤ
において、図2に示すように、ビード部1間のカーカス
層5aを構成する複数のコード7aが、タイヤの左右両
側で、タイヤ半径方向RDに対し回転先着側A1(従っ
て、A1は指定される回転方向と一致する)に傾斜して
配置されていることを特徴とする。図2はカーカス層5
のコード7a,7bの配置を示す要部図であり、(a)
はタイヤの右側面図、(b)はタイヤの左側面図であ
る。
【0023】このコード7aの傾斜角度θaは、タイヤ
半径方向RDに対し5〜15°が好ましい。5°未満で
はコード7aの傾斜により異方向性を発現させる効果が
小さくなり、15°を超えると、カーカス層の補強作用
が変化してタイヤの変形が大きくなり、コード7aの傾
斜による改善効果が得にくくなる傾向がある。なお、コ
ード7aの引張弾性率や複合体としての引張弾性率が高
いもの程、傾斜角度θaが小さくても異方向性を発現す
る効果が大きくなる。
【0024】コード7aは、ビード部1からサイドウォ
ール部2又はショルダ部3にかけて傾斜していればよ
い。従って、トレッド部4では、コード7aがタイヤ幅
方向に配置されていてもよく、略左右対称に傾斜してい
てもよい。また、傾斜角度θaは、タイヤの左右両側で
異なっていてもよいが、左右両側で略同じ傾斜角度であ
ることが前述の理由より好ましい。
【0025】本実施形態では、カーカス層5がビード1
aで外側に巻き返された巻き返し部5bを有し、巻き返
し部5bを構成する複数のコード7bは、タイヤの左右
両側でタイヤ半径方向RDに配置されている。なお、カ
ーカス層5は複数層で形成されていてもよく、また、ビ
ード1aで内側に巻き返されていてもよい。
【0026】本発明の空気入りタイヤの製造は、カーカ
ス層5を構成するコード7a,7bを傾斜させること以
外は、通常のタイヤの製法と同じであり、当該製法に準
じて製造することができる。コード7a,7bを傾斜さ
せる方法は、例えば、特開平10−305493号公報
に記載の製造方法を応用して行うことができる。具体的
には、コード7aを傾斜させるには、コードが軸心に平
行に配列した円筒状のカーカス用プライの中央付近の外
周をリング体で把持して固定し、カーカス用プライの巻
き返し位置をビードで把持しつつ同じ回転方向にねじれ
ばよく、2次成型時にはコードの傾斜が戻らないように
するか、その戻り量を考慮して多めにコードを傾斜させ
ればよい。また、コード7bを傾斜させるには、円筒状
のカーカス用プライの両端を固定した状態で、カーカス
用プライの巻き返し位置をビードで把持しつつ同じ回転
方向にねじればよい。
【0027】本発明の別の空気入りタイヤは、以上のよ
うな回転方向指定型の空気入りタイヤにおいて、図3に
示すように、巻き返し部5bを構成する複数のコード7
bが、タイヤの左右両側で、タイヤ半径方向RDに対し
回転先着側A1に傾斜して配置されていることを特徴と
する。
【0028】このコード7bの傾斜角度θbは、タイヤ
半径方向RDに対し5〜45°が好ましい。5°未満で
はコード7bの傾斜により異方向性を発現させる効果が
小さくなり、45°を超えると、駆動時のコードの圧縮
が大きくなりビード耐久性を損なう傾向がある。
【0029】また、巻き返し部5bの高さHは、耐久性
等を性能を維持しながら、コード7bの傾斜による異方
向性の効果を十分得る上で、タイヤ断面高さの30%以
上の高さが好ましい。また、巻き返し部5bの外周側端
部は、ビード部1間のカーカス層5aに接触してもよ
く、ビードフィラー1bの外周側端(上端)より内周側
に配置れさていてもよい。
【0030】図3に示す例では、ビード部1間のカーカ
ス層5aを構成する複数のコード7aがタイヤ半径方向
RDに配置されているが、本発明では、図4に示すよう
に、巻き返し部5bを構成する複数のコード7bと、ビ
ード部1間のカーカス層5aを構成する複数のコード7
aの両者が、タイヤの左右両側で、タイヤ半径方向RD
に対し回転先着側A1に傾斜して配置されているのが好
ましい。
【0031】本発明の空気入りタイヤは、前述の如き作
用効果によって高い制動性能を得る上で、ABS装着車
用タイヤが好ましく、また、アイス性能に特に優れるた
め、スタッドレスタイヤとして有用である。
【0032】
【実施例】以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実
施例等について説明する。なお、タイヤの各性能評価
は、次のようにして行った。
【0033】(1)凍結路面での制動性能 タイヤを実車(国産2000ccのABS装着FF車)
に装着し、1名乗車の荷重条件にて、凍結した路面を走
行させ、速度40km/hからのABS制動距離を測定
し、指数で評価した。なお、評価は従来品を100とし
たときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果
を示す。
【0034】(2)凍結路面での加速性能 タイヤを実車(国産2000ccのABS装着FF車)
に装着し、1名乗車の荷重条件にて、凍結した路面を走
行させ、停止から30mまでの走破タイムを測定し、指
数で評価した。なお、評価は従来品を100としたとき
の指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示
す。
【0035】実施例1〜6 表1に示すカーカス層のビード間のコードの傾斜角度
(θa)、及び巻き返し部のコードの傾斜角度(θb)
を採用して、通常のタイヤの製法に準じて195/65
R15の空気入りタイヤを作製した。その際、カーカス
層のコードは、ポリエステル繊維(太さ0.67mm、
撚り構造1670dtex/2)を打ち込み数94本/
10cmとし、また、巻き返し部のコードの長さは70
mmとして外側へ巻き返し、断面形状が三角形(高さ4
5mm)のビードフィラー(JISA硬度88°)を挟
み込む構造とした。
【0036】各試作タイヤについて上記の各性能評価を
行った結果を表1に示す。なお、従来品は、カーカス層
のコードの傾斜角度が0°のものである。
【0037】比較例1 カーカス層のビード間のコードの傾斜角度を±5°(タ
イヤの左右両側で逆方向に傾斜)とする以外は、実施例
と同様にして195/65R15の空気入りタイヤを作
製した。各試作タイヤについて上記の各性能評価を行っ
た結果を表1に示す。
【0038】参考例1 カーカス層のビード間のコードの傾斜角度を20°とす
る以外は、実施例と同様にして195/65R15の空
気入りタイヤを作製した。各試作タイヤについて上記の
各性能評価を行った結果を表1に示す。
【0039】
【表1】 表1の結果が示すように、本発明品では、凍結路面での
制動性能と駆動・加速性能とを両立させることができ
た。これに対して、タイヤの左右両側で逆方向にコード
が傾斜する比較例1では、制動性能と駆動・加速性能の
両者を同時に改善することができなかった。また、カー
カス層のビード間のコードの傾斜角度が大き過ぎる参考
例1では、異方向性を持たせたことによる効果が小さか
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な空気入りタイヤの構造の一例を示す図
【図2】本発明の空気入りタイヤの一例の要部を示す側
面図であり、(a)はタイヤの右側面図、(b)はタイ
ヤの左側面図
【図3】本発明の別の空気入りタイヤの一例の要部を示
す側面図
【図4】本発明の別の空気入りタイヤの他の例の要部を
示す側面図
【符号の説明】
1 ビード部 1a ビード 5 カーカス層 5b 巻き返し部 7a,7b コード θa,θb 傾斜角度 RD タイヤ半径方向 A1 回転先着側(回転方向)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の環状のビード部間を補強するカー
    カス層を備える回転方向指定型の空気入りタイヤにおい
    て、 前記ビード部間のカーカス層を構成する複数のコード
    が、タイヤの左右両側で、タイヤ半径方向に対し回転先
    着側に傾斜して配置されていることを特徴とする空気入
    りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記コードの傾斜角度が、タイヤ半径方
    向に対し5〜15°であり、タイヤの左右両側で略同じ
    傾斜角度である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 一対の環状のビード部間を補強するカー
    カス層を備え、そのカーカス層がビードで巻き返された
    巻き返し部を有する回転方向指定型の空気入りタイヤに
    おいて、 前記巻き返し部を構成する複数のコードが、タイヤの左
    右両側で、タイヤ半径方向に対し回転先着側に傾斜して
    配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記コードの傾斜角度が、タイヤ半径方
    向に対し5〜45°であり、タイヤの左右両側で略同じ
    傾斜角度である請求項3記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記ビード部間のカーカス層を構成する
    複数のコードが、タイヤの左右両側で、タイヤ半径方向
    に対し回転先着側に傾斜して配置されている請求項3又
    は4に記載の空気入りタイヤ。
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