JP2002067042A - タイヤ成形型並びにタイヤ - Google Patents

タイヤ成形型並びにタイヤ

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JP2002067042A
JP2002067042A JP2000257854A JP2000257854A JP2002067042A JP 2002067042 A JP2002067042 A JP 2002067042A JP 2000257854 A JP2000257854 A JP 2000257854A JP 2000257854 A JP2000257854 A JP 2000257854A JP 2002067042 A JP2002067042 A JP 2002067042A
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JP
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vent hole
air vent
blade
tire
tread
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Hitoo Umemoto
仁夫 梅本
Junji Tashiro
純司 田代
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイプブレード3のエア抜き孔5を凹部底面
2Aに近づけて形成した場合、加硫成形後のサイプブレ
ード3の抜き取りによってエア抜き孔内に充填されたゴ
ム片TKとともにトレッド表面を損傷してしまうことが
あった。 【解決手段】 サイプブレード3に形成したエア抜き孔
5の周縁に、薄肉の刃部6を形成する。トレッドからサ
イプブレード3を抜き取るとき、刃部6によってゴム片
TKを確実に切断することで、トレッド欠け等の損傷を
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイプを有するタ
イヤトレッドを成形するためのタイヤ成形型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種タイヤ成形型として、特開平5−
131451号公報(以下、従来例1)、特開平11−
291250号公報(以下従来例2)に開示されたもの
がある。この従来例1、2のタイヤ成形型は、共にタイ
ヤトレッドにブロックを成形するための凹部を備え、前
記ブロックにサイプを成形するためのサイプブレードを
前記凹部内に複数並設したものとなっており、凹部底面
の隅部には、タイヤ加硫時に凹部内に封じ込められたエ
アを外部に逃がすためのベントホールが形成されてい
る。
【0003】また、従来例1は、複数のサイプブレード
間の凹部底面にもベントホールを形成することによっ
て、サイプブレード間に封じ込められたエアをこのベン
トホールにて外部に逃がすように構成したものであり、
従来例2は、図8(a)に示すように、サイプブレード
23によって区画された凹部22内の空間を連通するよ
うに、サイプブレード23にエア抜き孔25を形成し、
サイプブレード23間に封じ込められたエアをこのエア
抜き孔25を介して凹部底面22Aのベントホール24
へと導き、外部へ排出するように構成したものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1のように
サイプブレード間の凹部底面にもベントホールを形成す
ると、実質的に凹部底面全体のベントホール数が増大
し、このベントホールを成形するためのドリル加工等も
増大することから、製造コストの高騰を招くこととなっ
ていた。また、加硫成形後には、トレッド面に多数のベ
ントホール跡(ベントホール内に侵入したゴム片)が形
成されることとなるため、外観が損なわれるといる課題
もあった。
【0005】これに対し、従来例2は、サイプブレード
23間の凹部底面22Aにはベントホールを形成する必
要がないことから、加硫成形後のトレッド面に多数のベ
ントホール跡が形成されるようなこともなく、また、薄
板よりなるサイプブレード23にエア抜き孔25の加工
を施せばよいことから、加工コスト等の低減を図ること
ができるという利点を有するものであった。しかし、こ
の従来例2に記載のものは、エア抜き孔25が凹部底面
22Aに接するように形成され、このエア抜き孔25に
充填されたゴム片TKがブロックT表面に連続すること
となるため、図8(b)の如く、加硫成形後ブロックT
からサイプブレード23を抜き取るときに、ゴム片TK
とともにブロックTの表面が引きちぎられて欠け等の損
傷を負う可能性が高くなり、製造不良や商品価値の低下
等を招く原因となっていた。
【0006】また、上記のようなブロック表面の欠け等
を防止するために、エア抜き孔25を凹部底面22Aか
ら隔てた位置に形成すると、サイプブレード23の基端
部側にエアが残留し易くなってベアの発生を避けること
ができないものとなる。本発明は上記のような実情に鑑
み、加硫成形後トレッドからサイプブレードを抜き取っ
たときに、エア抜き孔内のゴム片を好適に切断できるよ
うにすることで、トレッドの欠け等を伴うことがないよ
うにしたタイヤ成形型並びにタイヤを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明は、タイヤトレッドのブロックを成形するた
めの凹部内にサイプブレードを備え、このサイプブレー
ドに、該サイプブレードによって区画された前記凹部内
の空間を連通するエア抜き孔を形成しているタイヤ成形
型において、前記エア抜き孔の周縁に、該孔内に充填さ
れたゴム片を切断するための刃部を備えていることを特
徴とするものである。
【0008】このような構成を採用することによって、
加硫成形後にトレッドからサイプブレードを抜き取ると
き、エア抜き孔に充填されたゴム片を刃部によって適切
に破断することができるようになる。したがって、サイ
プブレード間に封じ込められたエアを確実に排出するた
めにエア抜き孔を凹部底面に可及的に近づけたとして
も、サイプブレードの抜き取りに伴うゴム片周囲のトレ
ッド欠け等を防止することができるのである。前記刃部
は、先端形状を先細り状に形成するのが好ましく、エア
抜き孔の幅に亘る幅を有したものとするのが好ましい。
これによってエア抜き孔内のゴム片を確実に切断できる
ものとなる。
【0009】本発明は、タイヤトレッドのブロックを成
形するための凹部内にサイプブレードを備え、このサイ
プブレードに、該サイプブレードによって区画された前
記凹部内の空間を連通するエア抜き孔を形成しているタ
イヤ成形型において、前記エア抜き孔は、凹部底面側で
幅広に形成され、トレッド側に向かうに従い徐々に幅狭
となるような正面視略三角形状又は略台形状に形成され
ていることを特徴とするものである。これによれば、ト
レッドからサイプブレードを抜き取るとき、エア抜き孔
に充填されたゴム片は、徐々に狭くなるエア抜き孔の周
縁に挟まれて好適に破断されるようになる。
【0010】したがって、サイプブレード間に封じ込め
られたエアを確実に排出するためにエア抜き孔を凹部底
面に可及的に近づけたとしても、サイプブレードの抜き
取りに伴うゴム片周囲のトレッド欠け等を防止すること
ができるのである。また、エア抜き孔の凹部底面側を幅
広に形成することによって、サイプブレードの基端部側
のエアの残留がより確実に防止できるようになり、よっ
てベア発生も抑制されるものとなる。また、本発明にか
かるタイヤは、上述のようなタイヤ成形型を用いて成形
したことを特徴とするものであり、これによってトレッ
ド欠け等を生じることなく製品としての品質を好適に維
持したタイヤを構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2に示すように、本発
明の実施形態にかかるタイヤ成形型1は、タイヤTのト
レッドにブロックパターン等を成形するための凹部2を
備え、この凹部2内には、トレッドにサイプを形成する
ためのサイプブレード3が植設又は一体に設けられてい
る。また、凹部底面2Aの隅部には、大気と連通するベ
ントホール4が形成されている。
【0012】前記サイプブレード3は、凹部2の略全幅
に亘る幅を有した金属製等の薄板材よりなり、凹部2内
に複数枚(図例では2枚)を並設した構成となってお
り、図面上の上部側(凹部底面2A側)には、サイプブ
レード3によって区画された凹部2内の空間を互いに連
通するエア抜き孔5が貫通して形成されるようになって
いる。このエア抜き孔5は、図1(b)に示すように正
面視円形状に形成され、その一側が凹部底面2Aに接す
るように配設されており、図2に示すように、加硫成型
の際、生タイヤTGが一対のサイプブレード3,3間へ
適正に流動するようにサイプブレード3,3間のエアを
排出してベントホール4へと導く機能を有している。
【0013】また、エア抜き孔5の下側周縁(凹部底面
2Aに対向する周縁)には刃部6が形成されており、該
刃部6は、例えば図3に示すように、エア抜き孔5の周
縁に対して両側面からプレス7加工することによって、
サイプブレード3よりも薄肉の矩形断面に形成されたも
のとなっている。なお、図1(c)に示すように、前記
サイプブレード3の厚さWは最大で2mm程度とされ、
これに対して刃部6の厚さW1は0.05〜1mm程度
に設定されており、少なくともW1≦1/2Wの条件を
満たすものとなっている。
【0014】また、エア抜き孔5の高さ(径)Hは、サ
イプブレード3の板厚や硬度等にもよるが最大で2mm
程度とされ、これに対して刃部6の高さH1は0.5〜
1.3mm程度に設定されるようになっており、エア抜
き孔5の面積を十分に確保するためには少なくともH1
≦2/3Hの条件を満たし、好ましくはH1≦1/2H
に設定される。前述のようにエア抜き孔5を凹部底面2
Aに接するように配設することで、サイプブレード3の
基端部側にエアが残留することがほとんどなく、適正に
エアを排出してベントホール4へ導くことができるよう
になっており、更に、トレッドからサイプブレード3を
抜き取るときに、エア抜き孔5に充填されたゴム片TK
は刃部6によって好適に破断されるようになるため、ト
レッド表面に欠け等の損傷を生じるようなこともほとん
どない。したがって、この成形型により成形されたタイ
ヤは好適に品質が維持されたものとなるのである。
【0015】また、刃部6をエア抜き孔5の幅に亘って
形成することでゴム片TKを確実に切断することができ
るようになっている。図4は、本発明の第2実施形態を
示すものである。本実施形態のエア抜き孔5は、凹部底
面2A側が広幅に形成され、且つトレッド側へ向かうに
従い徐々に幅狭となるように形成されたものである。具
体的に図4(a)に示すものは、底辺5aが凹部底面2
Aと略平行(実質的に接した状態)とされ、他の2辺5
b,5cが凹部底面2Aに対して傾斜して配置されると
ともにその狭角5eがトレッド側に配設された正面視略
正三角形状を呈し、図4(b)に示すものは他の一辺5
bが凹部底面2Aに対して略垂直とされた直角三角形状
を呈している。
【0016】図4(c)に示すものは、互いに平行とな
る2辺5a,5dの内、長い方5aを凹部底面2Aと略
平行(実質的に接した状態)とし、短い方5dをトレッ
ド側に配設し、対向する側片5b,5cの間隔をトレッ
ド側へ向かうに従い徐々に間隔が狭まるように凹部底面
2Aに対して傾斜して配置した台形状を呈するものとな
っている。本実施形態では、サイプブレード3をトレッ
ドから抜き取るときに、エア抜き孔5に充填されたゴム
片TKが徐々に幅狭となる2辺5b、5cに挟まれるこ
とによって切断されるようになり、トレッド欠け等を伴
うことがないようにしている。
【0017】また、凹部底面2A側が幅広に形成されて
いるため、サイプブレード3の基端部側のエア排出が好
適に促されることとなり、ベアの抑制効果が一層高まる
こととなる。図5は、エア抜き孔5及び刃部6の他の実
施形態を示すものである。図5(a)に示すものは、エ
ア抜き孔5を略半円形に形成したもの(又は円形の略半
分を型内に侵入させたもの)である。図5(b)に示す
ものは、エア抜き孔5を横長の長孔状に形成してその一
側を凹部底面2Aに接するように配設したものである。
【0018】図5(c)に示すものは、正面視円形状の
エア抜き孔5の下側周縁から凸片状の刃部6を突設した
ものである。図5(d)は、エア抜き孔5を上記第2実
施形態の如く略三角形状に形成し、トレッド側の狭角5
e部分に刃部6を形成したものである。図5(e)に示
すものは、エア抜き孔5を上下に長い長方形状(スリッ
ト状)に形成し、その下端部に刃部6を形成したもので
ある。上記のいずれの実施形態においても、第1実施形
態と略同様の作用効果が得られるものとなるが、特に、
図5(d)に示したものは、第1,第2実施形態を組み
合わせたものであることから、ゴム片TKの切断がより
確実になされるものとなっている。
【0019】図6には、刃部6の断面形状に関する他の
実施形態を示している。図6(a)に示すものは、刃部
6の全体をサイプブレード3よりも細幅とし、且つ先細
り状の断面三角形に形成したものである。図6(b)に
示すものは、刃部6の全体をサイプブレード3よりも細
幅とし、且つ先細り状の断面台形状に形成したものであ
る。図6(c)に示すものは、刃部6の基端部をサイプ
ブレード3と略同幅とし、先端側の両側面を対向方向に
傾斜させた先細り状の断面三角形状に形成したものであ
る。
【0020】図6(d)に示すものは、刃部6の基端部
をサイプブレード3と略同幅とし、先端側の一側面を他
側面側へ傾斜させた片刃状の断面三角形状に形成したも
のである。図6に示す各実施形態においても、第1実施
形態と略同様の作用効果を奏するものであり、刃部6の
先端部を先細り状に形成することで、エア抜き孔5内の
ゴム片TKをより確実に切断することができるようにな
る。本発明は、上記実施形態に限ることなく適宜設計変
更可能である。
【0021】たとえば、上記各実施形態では、いずれも
エア抜き孔5を凹部底面2Aに接するように配設したも
のとなっているが、間隔をあけて配設するようにしても
よい。また、サイプブレード3は、波形形状、ジグザグ
形状等に形成することができ、その幅方向一端側を凹部
2の側面から離間した形態、又は両端を凹部2の側面か
ら離間した形態等としてもよい。[他の開示]図7は、
タイヤのトレッドを成形するための成形型1’の平面図
を示しており、この成形型1’は、トレッドの幅方向中
央に周方向溝を成形するための主凸部10を備え、この
主凸部1のの両側には、トレッドに周方向リブを成形す
るための主凹部11が形成されている。
【0022】主凹部11の幅方向外側には、トレッドに
多数のブロックを成形するための副凹部12が周方向凸
部13及び幅方向凸部14によって区画形成されてい
る。また、副凹部12の隅部又は中央部等には、エア排
出用のベントホール15が形成されている。上記主凸部
10及び周方向凸部13におけるタイヤ周方向の一部分
には、ウエアインジケータを成型するための小凹部16
(斜線部で示す)が横並び状に形成されている。
【0023】上記のような構成の成形型1’にてタイヤ
を加硫成形する場合、主凹部11及び副凹部12だけで
なく小凹部16に対してもゴムが流動するため、これに
隣接する主凹部11及び副凹部12へのゴム流れが阻害
されることがあり、これは外観不良等を発生する原因と
なるものであった。そのため、上記の成形型1’におい
ては、各小凹部16に隣接する主凹部11及び副凹部1
2に対し、小凹部16に近接する位置にもそれぞれベン
トホール15’を形成したものとなっており、このベン
トホール15’によって各凹部11,12へのゴム流れ
を適切に行えるようにしたものとなっている。
【0024】なお、前記ベントホール15’と小凹部1
6(小凹部16が形成された各凸部10,13のエッジ
部分)の距離Lは、4mm以下に設定するのが好まし
い。また、図7のタイヤ成形型1’には、本発明にかか
るサイプブレードは設けられていないが、主凹部11又
は副凹部12の適宜箇所にエア抜き孔付きのサイプブレ
ードを設けたものとしても良い。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
イプブレード基端部側のエア残留を防止するべくエア抜
き孔を凹部底面に近づけて形成した場合であっても、加
硫成形後のサイプブレードの抜き取りによってエア抜き
孔内のゴム片を確実に切断することができるため、トレ
ッド表面の損傷を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の第1実施形態にかかるタイ
ヤ成形型の凹部を示した正面断面図、(b)はエア抜き
孔の拡大正面図、(c)は拡大側断面図である。
【図2】凹部の側面断面図である。
【図3】エア抜き孔の刃部の成形例を示す側断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施形態にかかるエア抜き孔を示
す拡大正面図である。
【図5】エア抜き孔及び刃部の他の実施形態を示す拡大
正面図である。
【図6】エア抜き孔及び刃部の他の実施形態を示す拡大
側断面図である。
【図7】他の開示にかかるタイヤ成形型の平面図であ
る。
【図8】(a)は従来技術にかかるタイヤ成形型の凹部
を示す正面断面図、(b)は、拡大側断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ成形型 2 凹部 3 サイプブレード 4 ベントホール 5 エア抜き孔 6 刃部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤトレッドのブロックを成形するた
    めの凹部(2)内にサイプブレード(3)を備え、この
    サイプブレード(3)に、該サイプブレード(3)によ
    って区画された前記凹部(2)内の空間を連通するエア
    抜き孔(5)を形成しているタイヤ成形型において、 前記エア抜き孔(5)の周縁に、該エア抜き孔(5)内
    に充填されたゴム片(TK)を切断するための刃部
    (6)を備えていることを特徴とするタイヤ成形型。
  2. 【請求項2】 前記刃部(6)が、エア抜き孔(5)の
    幅に亘って形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のタイヤ成形型。
  3. 【請求項3】 前記刃部(6)の先端が先細り状に形成
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のタ
    イヤ成形型。
  4. 【請求項4】 前記エア抜き孔(5)が、凹部(2)の
    底面(2A)に接するように形成されていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ成形型。
  5. 【請求項5】 タイヤトレッドのブロックを成形するた
    めの凹部(2)内にサイプブレード(3)を備え、この
    サイプブレード(3)に、該サイプブレード(3)によ
    って区画された前記凹部(2)内の空間を連通するエア
    抜き孔(5)を形成しているタイヤ成形型において、 前記エア抜き孔(5)は、凹部底面(2A)側で幅広に
    形成され、トレッド側に向かうに従い徐々に幅狭となる
    ような略三角形状又は略台形状に形成されていることを
    特徴とするタイヤ成形型。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ
    成形型を用いて成形したことを特徴とするタイヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046902A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ加硫用モールドの製造方法
JP2013075593A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Bridgestone Corp タイヤ、タイヤの製造方法及びタイヤ成型用金型のブレード
US11480788B2 (en) 2015-01-12 2022-10-25 Digilens Inc. Light field displays incorporating holographic waveguides

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