JP2002066880A - トランスファ装置 - Google Patents

トランスファ装置

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JP2002066880A
JP2002066880A JP2000256751A JP2000256751A JP2002066880A JP 2002066880 A JP2002066880 A JP 2002066880A JP 2000256751 A JP2000256751 A JP 2000256751A JP 2000256751 A JP2000256751 A JP 2000256751A JP 2002066880 A JP2002066880 A JP 2002066880A
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transfer
clamp
lines
unit
work
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JP2000256751A
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Inventor
Sumio Oguchi
純雄 大口
Etsuji Yoshida
悦治 吉田
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2列のトランスファラインの移送物のクラン
プ位置を可及的に接近し、省スペースなトランスファ装
置を提供することである。 【解決手段】 複数のワーク扱いステーション3から成
るトランスファライン2A,2Bを2列併設する。各ワ
ーク扱いステーション3にクランプユニット7を配設す
る。トランスファライン2Aのクランプユニット7とト
ランスファライン2Bのクランプユニット7とを、クラ
ンプユニット7上の移送物6のクランプ位置がトランス
ファライン2A,2Bの列並び方向に可及的に接近する
ように、互いに隣接するトランスファライン2A,2B
のユニット本体10を一体的に構成し、省スペースとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2列のトランス
ファラインを併設し、これら各トランスファラインのワ
ーク扱いステーションに移送物をクランプするクランプ
ユニットを備えたトランスファ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトランスファ装置1を図8に示
す。工作機械4等を備えた複数のワーク扱いステーショ
ン3を配設してトランスファライン2A,2Bを構成し
てある。これら2列のトランスファライン2A,2B
は、工作機械4が対向するように平行に併設してある。
各トランスファライン2A,2Bは、所定の搬送ピッチ
で、ワークとパレットからなる移送物6を一方のトラン
スファライン2Aの一端から他端に搬送し、その他端で
移送物6を他方のトランスファライン2Bの他端に移し
替えた後、他方のトランスファライン2Bの他端から一
端に搬送する。ワーク扱いステーション3には、その搬
送される移送物6をクランプするクランプユニット7が
配置されている。これらトランスファライン2A,2B
間の間隔は広く取られており、一方のトランスファライ
ン2Aのクランプユニット7と他方のトランスファライ
ン2Bのクランプユニット7間は、作業者が入り込みメ
ンテナンス作業等を行うことが可能な作業空間37とさ
れており、各トランスファライン2A,2Bのクランプ
ユニット7のメンテナンス作業を工作機械4側及び作業
空間37側、つまりライン2A,2Bの左右両方向(移
送方向の直交方向)から行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものでは、
両トランスファライン間の作業空間が広く取られている
が、移送物が大きな場合にはクランプユニットも大きく
なるので、メンテナンスを行う際にトランスファライン
の左右両側から行わなければ作業者の手がクランプユニ
ット等に届かないので、作業空間を設ける必要がある。
更に、移動物が大きくない場合にはクランプユニットを
小さくできるが、やはり従来のトランスファ装置は、作
業空間が設けられていた。このためトランスファライン
間の間隔が広く、トランスファ装置がスペースを取り好
ましくなかった。しかしながら、本願出願人は、クラン
プユニットが小さくなれば、各トランスファラインのク
ランプユニットを列方向に接近して配置しても、クラン
プユニットの一方側から他方側に作業者の手が届くので
メンテナンスを十分に行うことができることに気がつ
き、これによってトランスファ装置を省スペースとする
着想を得た。この発明の課題は、両トランスファライン
のクランプユニットを可及的に接近することで、省スペ
ースなトランスファ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】複数のワーク扱いステー
ションを備えたトランスファラインを2列併設し、各ワ
ーク扱いステーションにクランプユニットを備えたトラ
ンスファ装置において、各トランスファラインのクラン
プユニットによる移送物のクランプ位置を互いにトラン
スファラインの列並び方向に可及的に接近して設けたこ
とを特徴とする(請求項1)。また、夫々のクランプユ
ニットを互いに隣り合うトランスファラインのクランプ
ユニットと一体的に設けたことを特徴とする(請求項
2)。これらによれば、トランスファ装置を省スペース
とすることができて好適である。
【0005】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態について図
1から図7に基づいて説明する。図1においてトランス
ファ装置1は、2列のトランスファライン2A,2Bか
ら構成されている。トランスファライン2A,2Bは、
複数のワーク扱いステーション3がトランスファ方向に
所定ピッチで配設されて構成されている。ワーク扱いス
テーション3は、アイドルステーション3aやワークW
を加工する工作機械4が配設された加工ステーション3
b等であり、また、本願実施の形態では各ワーク扱いス
テーション3は、ワークWとワークWが固定されるパレ
ット5とからなる移送物6を2個づつ扱う2個取用ステ
ーションとなっている。これら各ステーション3にはパ
レット5をクランプするクランプユニット7が配置され
ている。また、トランスファライン2A,2Bは、工作
機械4の前面側が対向するように併設されおり、各トラ
ンスファライン2A,2Bには、図2に示すようにトラ
ンスファ方向に沿って延びる夫々一対のガイドレール
8,8とガイドレール8,8間に平行にトランスファバ
ー9A,9Bが設けらている。
【0006】各トランスファバー9A,9Bは、クラン
プユニット7のユニット本体10に回転自在に支持され
ている案内ローラ11によって水平移動可能に転動支持
されている(図5、図6)。図3に示すように各トラン
スファバー9A,9Bは、その一端側でリンク12によ
り連結されており、トランスファバー9A,9Bに突設
した各摺動突起13を夫々リンク12の摺動長孔14,
14に摺動可能に嵌合してあり、一方のトランスファバ
ー9Aが所定方向に移動すると他方のトランスファバー
9Bがそれとは逆方向に移動するようになっている。ま
た、一方のトランスファバー9Aの他端には、図1に示
すようにトランスファバー9Aをその軸線方向に往復動
させる駆動装置15が設けられている。この駆動装置1
5は周知のものであり、例えば実開平58−10203
9号等に開示のように、アクチュエータによりアームを
回動させ、アーム先端のローラとトランスファバー9A
に連結したスライダの縦方向溝との係合により、スライ
ダをトランスファバー9Aと平行なレールに沿って移動
し、トランスファバー9Aを往復直線運動させるもので
ある。この駆動装置15によってトランスファバー9
A,9Bは、2個づつ移送物6を前ステーションから次
ステーションに搬送する。
【0007】また、各トランスファバー9A,9Bは、
周知のように回動可能に構成されており、この回動によ
って移送物6に係脱可能な複数の搬送爪16が各トラン
スファバー9A,9Bに所定ピッチで固設されていると
共に、各トランスファバー9A,9Bを回動する爪起倒
用駆動装置17が夫々設けられている。図5、図6に示
すように、爪起倒用駆動装置17によって搬送爪16は
実線で示す移送物6と係合する位置と、2点鎖線で示す
移送物6と係合しない位置とに回動される。
【0008】各ワーク扱いステーション3は移送物6を
2個づつ扱う2個取用ステーションであるので、各ワー
ク扱いステーション3に配置されるクランプユニット7
は、図2に示すようにユニット本体10に、トランスフ
ァ方向に並び、2つの搬送物6のパレット5を夫々クラ
ンプする2組のクランプ手段18,18を備えている。
各クランプ手段18は同一の構成であるので1組のクラ
ンプ手段18について説明する。図4から図7は1組の
クランプ手段18を示す図であり、ユニット本体10の
幅方向(トランスファバー9A,9Bの列並び方向)に
1対のパレット操作用シリンダ19を備えており、各パ
レット操作用シリンダ19のピストンロッド20上端部
分にはパレットクランプ用部材21が取り付けられてい
る。また、ユニット本体10には、パレット操作用シリ
ンダ19のトランスファ方向両側に案内手段22が設け
られており、案内手段22のロッド23の上端部分がパ
レットクランプ用部材21の両端部分に固着され、その
ロッド23はピストンロッド20の上下動に伴い一体に
上下方向に案内可能となっている。また、ロッド23の
下端には、後述のようにパレットクランプ用部材21が
上昇したとき、パレット5下面をガイドレール部材2
4,25の上面24a,25b高さ位置で位置決めする
位置決め部材26が設けられている。
【0009】夫々のパレットクランプ用部材21の両端
部分はクランプ爪部27が各トランスファライン2A,
2Bの中心(ユニット本体10幅方向内側)に向けて形
成されており、ユニット本体10上面のクランプ爪部2
7と対応する位置には、パレット5をクランプ爪部27
とによりクランプする着座28が設けられている。ま
た、ユニット本体10上面には、パレットクランプ時に
パレット5を位置決めする位置決め部材29が立設され
ている。また、夫々のパレットクランプ用部材21の中
央部分にはユニット本体幅方向内側に向けて(トランス
ファライン列並び方向に対向して)突出するリフト片3
0が形成されており、パレット操作用シリンダ19によ
ってパレットクランプ用部材21が上昇すると、このリ
フト片30がパレット5の下面に当接し、パレット5を
パレット5下面がガイドレール8の上面と同一高さとな
る位置まで上昇させるようになっており、クランプ手段
18が移送物リフト手段を兼ねている。
【0010】また、前記各ピストンロッド20の下端部
分はシリンダチューブの下端から飛び出しており、その
下端部分には凹部32が形成され、凹部32に夫々軸回
動部材33の一端が係合している。各軸回動部材33の
他端は、夫々ユニット本体10に軸支されたトランスフ
ァ方向に延びる回動軸34に固着されている。これら回
動軸34の端部には夫々リンク35の一端が固着されて
おり、リンク35,35の他端は揺動可能に設けられた
同期アーム36により連結されおり、これにより幅方向
両側の各シリンダ19は同期して作動し、各パレットク
ランプ用部材21を同時に昇降可能としている。更にユ
ニット本体10上面には、トランスファ方向の2組のク
ランプ手段18間を連結するガイドレール部材24と、
隣り合うワーク扱いステーション3,3間を夫々連結す
るガイドレール部材25が設けられており、これらのガ
イドレール部材24,25がトランスファ方向に延びる
ガイドレール8を構成している。
【0011】このクランプユニット7は、本願実施の形
態では更に、互いに隣り合うトランスファライン2A,
2Bのクランプユニット7のユニット本体10が一体と
されており、これによりトランスファライン2A,2B
の夫々の移送物6のクランプ位置がトランスファライン
2A,2Bの列並び方向に可及的に接近することとな
る。これによって、トランスファライン2A,2B間に
間隔がなくなり、従来のトランスファ装置に比べて省ス
ペースとすることができる。また、このように2列のト
ランスファライン2A,2Bのクランプユニット7をト
ランスファライン2A,2Bの列並び方向に一体的に設
けても、移送物6が比較的大きくない場合には移送物6
をクランプするクランプユニット7も小さいもので良い
ので、両トランスファライン2A,2B間にメンテナン
ス作業用の作業空間を設けなくても、クランプユニット
7に作業者の手が各トランスファライン2A,2Bの工
作機械4側から十分届き、作業者は困難なくメンテナン
ス作業を行える。
【0012】尚、ワーク扱いステーションが1個取加工
のものである場合には、各トランスファラインのクラン
プユニットのクランプ手段は1組となる。また、2列の
トランスファラインにおいて、ユニット本体を一体とし
てクランプユニットを構成したが、ユニット本体を別々
として夫々クランプユニットを構成し、クランプユニッ
トをトランスファラインの列並び方向に僅かに隙間を有
して配置しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように本願発明では、併設した2
列のトランスファラインの移送物のクランプ位置を互い
にトランスファラインの列並び方向に可及的に接近して
設けたので、トランスファライン間の隙間が小さくな
り、トランスファ装置を省スペースとすることができ、
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスファ装置の全体平面図である。
【図2】ワーク扱いステーションを示す平面図である。
【図3】各トランスファバーとリンクとの連結を示す図
である。
【図4】クランプ手段を示す平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI視図である。
【図7】図4のVII視図である。
【図8】従来技術である。
【符号の説明】
1 トランスファ装置 2A,2B トランスファライン 3 ワーク扱いステーション 6 移送物 7 クランプユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワーク扱いステーションを備えた
    トランスファラインを2列併設し、各ワーク扱いステー
    ションにクランプユニットを備えたトランスファ装置に
    おいて、各トランスファラインのクランプユニットによ
    る移送物のクランプ位置を互いにトランスファラインの
    列並び方向に可及的に接近して設けたことを特徴とする
    トランスファ装置。
  2. 【請求項2】 夫々のクランプユニットを互いに隣り合
    うトランスファラインのクランプユニットと一体的に設
    けたことを特徴とする請求項1記載のトランスファ装
    置。
JP2000256751A 2000-08-28 2000-08-28 トランスファ装置 Pending JP2002066880A (ja)

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