JP2002065845A - 排便装置 - Google Patents

排便装置

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JP2002065845A
JP2002065845A JP2000266425A JP2000266425A JP2002065845A JP 2002065845 A JP2002065845 A JP 2002065845A JP 2000266425 A JP2000266425 A JP 2000266425A JP 2000266425 A JP2000266425 A JP 2000266425A JP 2002065845 A JP2002065845 A JP 2002065845A
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Shigenobu Takane
重信 高根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護体が十分に破砕を行える空間を確保し、
かつ安全性を向上させ、より短い時間で処置でき、処置
される人が楽な排便装置を提供することにある。 【解決手段】 基端側保護板3a、先端側保護板3b及
び保護シート3cで形成した保護体3を筒体2の先端に
取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排便力が弱った老
人・患者,体が動かせない老人・患者の排出できない腸
内の便、排便できないで直腸で詰まった便、宿便等を強
制的に排出する排便装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、本発明者は回転する破砕
体で腸内の便を破砕し、吸引ポンプで破砕した便を体外
に排出する排便装置を発明した。この排便装置において
破砕体が腸に触れると腸を傷つけてしまうので、破砕体
の外側を覆うように拡縮する保護体が設けられる。しか
し、保護体を拡げすぎると保護体の先端が腸に接触して
腸を傷つけてしまうおそれがあった。また、破砕体が十
分に便を破砕するためには、ある程度の回転外径を得る
ための空間が必要であり、保護体を大きく拡げる必要が
あった。また、保護体が破損した場合などにおける安全
性の確保が十分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、保護体が
十分に破砕を行える空間を確保し、かつ安全性を向上さ
せ、より短い時間で処置でき、処置される人が楽な排便
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) 肛門から直腸に挿入し腸内物を破砕・分断して排
出する排便装置であって、肛門から直腸に挿入される筒
体を設け、同筒体内に回転して腸内物を破砕・分断する
破砕体を設け、筒体の排出口を吸引ポンプに接続し、筒
体の先端に拡縮自在な保護体を設け、同保護体を拡げる
拡巾手段を設け、筒体先端外周に所定の円周間隔で押し
拡げられて拡がる基端側保護板を拡縮自在に設け、同基
端側保護板の先端に先端側保護板を基端で枢着し、先端
側保護板の外側を保護シートで覆って基端側保護板と先
端側保護板と保護シートで保護体を形成し、拡げた基端
側保護板の延長より内側になるよう先端側保護板を折曲
させた状態に保護シートで制限した排便装置 2) 保護シートを筒状に拡げるように先端側保護板を
基端側保護板に対し折曲させた状態にする構造にした前
記1)記載の排便装置 3) 先端側保護板の拡巾手段が、所定の折曲状態より
もさらに折曲しないように制限する係合爪を基端側保護
板又は先端側保護板に設けた構造にした前記1)又は
2)記載の排便装置 4) 破砕体の少なくとも外端部を覆うように軟質樹脂
製のカバーを設けた前記1)〜3)いずれかに記載の排
便装置 5) 破砕体が回転軸先端に取り付けられて回転するよ
うにし、同回転軸にリングを取り付け、同リングと基端
側保護板が接衝してリングで基端側保護板を押し拡げて
拡がるようにした前記1)〜4)いずれかに記載の排便
装置 6) 破砕体が複数の破砕刃を基端で枢着して回転によ
る遠心力で拡がるようにした前記1)〜5)いずれかに
記載の排便装置 7) 筒体が肛門に固定する膨縮自在な固定用バルーン
を筒体外周に設けた前記1)〜6)いずれかに記載の排
便装置にある。
【0005】
【作用】本発明では、肛門から直腸に筒体を挿入し、拡
巾手段によって保護体を拡げる。保護体は基端側保護
板、先端側保護板、保護シートで形成される。基端側保
護板は押し拡げられて拡がるが、先端側保護板は拡げた
基端側保護板の延長より内側になるよう折曲させた状態
に保護シートで制限する。これによって、ラッパ状に拡
げるよりも保護体の内側の空間を大きく確保し、破砕体
で便を破砕し、吸引ポンプで破砕した便を吸引して処理
する。保護シートを筒状に拡げるようにしたものは、保
護体の内側の空間が筒状になるようにして空間を大きく
確保し、破砕のための空間を大きく確保する。先端側保
護板の拡巾手段が係合爪を設けるようにしたものは、基
端側保護板を拡げていくと係合爪の係合で基端側保護板
に対して先端側保護板がそれ以上折曲しないようにし、
さらに基端側保護板を拡げることで基端側保護板に対し
て先端側保護板を所定の折曲状態に保ちながら先端側保
護板を拡げるようにする。破砕体の少なくとも外端部を
覆うように軟質樹脂製のカバーを設けたものは、万が
一、破砕体の外端部が腸に接触するようなことがあった
場合にも腸に軟質樹脂製のカバーが当たるようにして腸
を傷つけないようにする。破砕体とリングを回転軸に取
り付けたものは、回転軸を軸方向の前方に移動させてリ
ングを基端側保護板に押しつけるようにして基端側保護
板を拡げる。破砕体が複数の破砕刃を基端で枢着したも
のは、回転による遠心力で破砕刃の先端が外周側に向か
うようにして破砕刃が拡がるようにする。固定用バルー
ンを設けたものは、肛門の内側又は外側あるいは両方で
バルーンを膨張させて筒体を人体に固定する。
【0006】
【発明の実施の形態】破砕体は、筒体内部に収容できる
ものでも、筒体の先端で回転自在に固定されたものでも
よい。破砕体には、破砕効果を高めるための突起や凹凸
などを設けてもよい。基端側保護板と先端側保護板は、
腸に接触する可能性があるので、軟質な材質のものが好
ましい。リングは回転軸によって回転するものでも、回
転しないものでもどちらでもかまわない。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して具体
的に説明する。図1〜4に示す実施例は、破砕体が複数
の破砕刃からなり、破砕刃の外端を覆う軟質樹脂製のカ
バーを設け、肛門に固定するためカバーを設け、保護体
が基端側保護板と先端側保護板と保護シートからなる排
便装置の例である。図1は実施例の排便装置の説明図で
ある。図2は実施例の排便装置の一部拡大平面図であ
る。図3〜5は実施例の排便装置の動作を示す説明図で
ある。図中、1は排便装置、2は筒体、2aは排出管
部、3は保護体、3aは基端側保護板、3bは先端側保
護板、3cは保護シート、3dは係合部、3eは係合
爪、4は破砕刃、4aは枢支部、4bはカバー、5は破
砕部、6はリング、7は回転軸、8はシール体、8a,
8bはシールリング、9はカップリング部、10は駆動
部、10aは電動モータ、10bは駆動部ケーシング、
10cは駆動軸、10dは係止ピン、10eは電源コー
ド、11は固定用バルーン、11aは空気注入チュー
ブ、12は排出チューブ、13は吸引ポンプ、14は排
出容器、15は水溶性カバー、20は肛門、21は便で
ある。実施例の排便装置は、電動モータで破砕体を回転
させるようにしたものである。
【0008】まず筒体2は、前方部分が肛門から人体に
挿入できる外径になっており、後端部分は拡径した形状
になるよう設ける。次に筒体2の後端部分の拡径した部
分から外周方向に向って突出させて排出管部2aを設け
る。排出管部2aの内穴は筒体2の後端部分の内部と連
通するように設ける。次に筒体2の後端部分に内穴が小
さい円筒状で、外周に環状の溝を2本設け、内穴に環状
の溝を2本設けたシール体8を挿入する。シール体8を
筒体2に挿入する際には、シール体8の外周の溝にシー
ルリング8aを取り付けシール体8の溝にはシールリン
グ8bを取り付けて、筒体2の内周とシール体8の溝で
シールリング8aを押し潰した状態になるようにする。
これによりシールリングの弾性復元力によって筒体2の
内周とシール体8の間がシールされる。次に、長い回転
軸7をシール体8の内穴に貫通させ、回転軸7の先端は
筒体2の先端近くに位置するようにする。これにより回
転軸7の外周とシール体8の内穴の溝でシールリング8
bを押し潰すようにして回転軸7の外周とシール体8の
内穴の間がシールされる。次に、筒体2の前方部分の内
穴より小さい径で所定の隙間を持つようにし、回転軸7
が貫通できる内穴を有するリング6を回転軸7の先端部
分に回転軸7を貫通させて取り付ける。リング6と回転
軸7は、一部を係合させて回転軸7とリング6が回転軸
7の軸方向に固定されるようにする。
【0009】次に、図1〜4に示すように、リング6か
ら筒体2の先端側に突出させた回転軸7の先端に板状の
破砕部5を設け、破砕部5の基端に左右に開くように2
枚の破砕刃4の基端を枢支部4aとして枢着する。破砕
刃4は、図1,4に示すように所定の角度で開いて止ま
る形状にする。次に開いた状態の破砕刃4の外側の端面
と下端部を覆う軟質な樹脂製のカバー4bを設ける。破
砕刃4は、枢支部4aによって所定の角度範囲内で回転
自在となるようにする。
【0010】次に、図1〜4に示すように、筒体2の先
端の外周に、円周方向が所定の間隔となる8箇所に基端
側保護板3aを設ける。基端側保護板3aは図3(b)
に示すように開いた状態で下端が筒体2の前方に向って
直線となるように、図3(a)に示すように外側から内
側に向って斜め上方に向かうよう傾斜させた下端の係合
部3dとし、その傾斜した最も下端部分を筒体2の先端
面に溶着するようにして取り付ける。次に、図1〜4に
示すように基端側保護板3aの先端に、先端側保護板3
bの基端を枢着して所定の角度範囲で回転自在となるよ
うに取り付ける。また、基端側保護板3aには、先端側
保護板3bが基端を軸に回転して所定の折曲状態になる
と折曲する内側に挟まれるようにして先端側保護板3b
がそれ以上折曲した状態にならないようにする係合爪3
eを設けて先端側保護板3bの拡巾手段としている。次
に、図2,3に示すように、回転軸と並行となる角度ま
で回転した先端側保護板3bの外周を覆う保護シート3
cを設ける。
【0011】次に駆動部10を設ける。駆動部10はま
ず、筒体2の後端に先端部を挿入できる形状の駆動部ケ
ーシング10bを設ける。次にこの駆動部ケーシング1
0b内に電動モータ10aを設け、電動モータ10aの
電源コード10eを駆動部ケーシング10bの後部から
外部に伸ばすようにして設ける。次に、筒体2の後部に
設けたシール体8から後方に突出させた回転軸7の後端
と電動モータ10aの駆動軸10cをカップリング部9
で接続する。さらに駆動部ケーシング10bを筒体2の
後端に所定位置まで挿入した状態で駆動部ケーシング1
0bを筒体2に固定する係止ピンを設ける。
【0012】次に筒体2の先端に近い外周2箇所に所定
の間隔で空気の注入・注出で膨縮する固定用バルーン1
1を設ける。次に固定用バルーン11に空気を注入・注
出する空気注入チューブ11aを設ける。
【0013】この排便装置1を用いて、強制的に排便を
行うには、まず、図1に示すように筒体2の排出管部2
aに排出チューブ12を取り付け、排出チューブ12の
他端に吸引ポンプ13を接続し、吸引ポンプ13の排出
先に排出容器14を設けて排出容器14に強制的に排出
した便が収容されるようにする。次に図3(a)に示す
ように基端側保護板3a及び先端側保護板3bを畳んだ
状態で、基端側保護板3a及び先端側保護板3bを覆う
水溶性カバー15を取り付ける。この状態にするために
回転軸7に接続した駆動部10は筒体2に対して所定の
後方位置となるようにし、係止ピン10dを解除した状
態にする。また、固定用バルーン11から空気を注出し
て収縮した状態にする。
【0014】この状態で処置を行う人の肛門に筒体を挿
入する。水溶性カバー15は腸内の水分及び熱によって
溶け、これにより筒体先端の保護体3はカバーが解除さ
れた状態になる。次に空気注入チューブ11aより空気
を送って肛門20の内側と外側の位置で固定用バルーン
11を膨張させて排便装置1を人体に固定する。次に、
回転軸7の後端に接続した駆動部10を所定の位置まで
前方に押すようにして回転軸7を前方に移動させて、係
止ピン10dによって、筒体2の後部と駆動部10を固
定する。このようにして、回転軸7を前方に移動させる
ことによって、リング6,破砕刃4,破砕部5が前方に
移動することになる。リング6が前方に移動すると、リ
ング6の前端外周部が基端側保護板3aの係合部3dに
接触する。基端側保護板3aの係合部3dの外周端部分
は筒体に溶着されているので係合部3dを押されたこと
により、溶着されている部分を軸にして基端側保護板3
aが外周側に回転する。つまり、円周状に配置している
基端側保護板3aは図3(b)に示すように押し拡げら
れることになる。本実施例ではこのようにリング6を前
方に移動させて基端側保護板に当てて、基端側保護板の
拡巾手段としている。所定の角度まで基端側保護板3a
が拡がると、図5に示すように基端側保護板3aに対し
て先端側保護板3bが徐々に折曲して行くことになる。
所定の折曲状態になると基端側保護板3aの先端の係合
爪3eが先端側保護板3bに当接して、先端側保護板3
bが基端側保護板3aに対してそれ以上折曲できなくな
る。よって基端側保護板3aが拡がるのに対し、先端側
保護板3bは基端側保護板3aに対して所定の屈曲状態
を保ちながら拡がって行く。基端側保護板3aの係合部
3dがリング6の外周と並行な状態になるとそれ以上拡
がらなくなる。この状態では、先端側保護板3bの外周
を覆うように取り付けた保護シート3cが張った状態と
なる。これによって、拡がった保護体の外径を大きくな
りすぎないように抑さえながら破砕のための十分なスペ
ースを確保することができる。このようにして、保護体
を拡げたならば、電動モータ10aを作動させる。図4
(a),(b)に示すように電動モータ10aの駆動軸
10cの回転はカップリング部9によって回転軸7に伝
達され、回転軸7の先端部分に取り付けた破砕刃4及び
破砕部5が回転する。破砕刃4は、回転の遠心力によっ
て先端が外側に向かう。これによって、破砕刃4は図4
(b)に示すように開く。次に、吸引ポンプ13を作動
させる。吸引することによって便又は便と薬剤が保護体
3の内部に誘導され、回転する破砕刃4,破砕部5によ
って便が細く破砕される。破砕された便は、リング6の
開口部より筒体2内部に吸引され、排出管部2a,排出
チューブ12を通って排出容器14に溜められる。回転
する破砕刃4の外周端及び下方端並びに外周端と上方端
の角部は、軟質な樹脂製のカバー4bで覆っている。よ
って、万が一保護体が破損するようなことが行っても破
砕刃が腸を傷つけるようなことが行らないようにし、さ
らに安全性を高めている。このように実施例の排便装置
1では、基端側保護板3aと先端側保護板3bによって
筒状の空間を保護体3で形成することによって破砕を行
うための空間を腸に当たらないようにした安全性と両立
させて十分に確保できる。よって効率よく破砕が行える
ので、処置する人に肛門から筒体2を挿入している時間
を短くすることができる。これにより処置する人は非常
に楽になる。
【0015】このようにして強制的に排便する処置を行
ったならば、吸引ポンプ13,電動モータ10aを停止
させ、係止ピン10dを取りはずし、筒体2に対して駆
動部10を後方に引いて、破砕部5,破砕刃4,リング
6を後方に移動させる。破砕刃4は筒体2の前端に当た
って閉じる。次に空気注入チューブ11aより空気を注
出して固定用バルーン11を収縮させ、筒体を人体から
抜くように移動させる。保護体3は腸内物に対する抵抗
によって閉じるようになって、引っ掛かるようなことな
く人体から取りはずされる。駆動部10の筒体への取付
部分では、シール体8によって排出した便が駆動部10
を汚さないようにしている。さらに、駆動部10は筒体
と脱着自在なため、取りはずし、簡単な処理で再利用で
きる。排出した便は、排出容器14に溜められるので、
その後の処理が容易である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、保護体が十分に破砕を
行える空間を確保し、かつ安全性を向上させ、より短い
時間で処置でき、処置される人が楽な排便装置にでき
る。保護シールを筒状に拡げるようにしたものは、さら
に効率よく破砕を行うことができる。先端保護板の拡巾
手段が係合爪を設けるようにしたものは、コストを抑制
した簡単な構造で先端側保護板を所定の折曲状態にして
十分な破砕が行えるようにする。破砕体の少なくとも外
端部を覆うように軟質樹脂製のカバーを設けたものは、
さらに安全性を向上させた排便装置にできる。破砕体と
リングを回転軸に取りつけたものは、簡単な構造で基端
側保護板を拡げるようにして基端側保護板を所定の折曲
状態にして十分な破砕が行えるようにする。破砕体が複
数の破砕刃を基端で枢着したものは、複雑な機構を設け
ずにコストを抑制して回転させると破砕刃が拡がるよう
にして簡単な操作で使いやすい排便装置にできる。固定
用バルーンを設けたものは、より簡単に処置が行えるよ
うにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の排便装置の説明図である。
【図2】実施例の排便装置の一部拡大平面図である。
【図3】実施例の排便装置の動作を示す説明図である。
【図4】実施例の排便装置の動作を示す説明図である。
【図5】実施例の排便装置の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 排便装置 2 筒体 2a 排出管部 3 保護体 3a 基端側保護板 3b 先端側保護板 3c 保護シート 3d 係合部 3e 係合爪 4 破砕刃 4a 枢支部 4b カバー 5 破砕部 6 リング 7 回転軸 8 シール体 8a シールリング 8b シールリング 9 カップリング部 10 駆動部 10a 電動モータ 10b 駆動部ケーシング 10c 駆動軸 10d 係止ピン 10e 電源コード 11 固定用バルーン 11a 空気注入チューブ 12 排出チューブ 13 吸引ポンプ 14 排出容器 15 水溶性カバー 20 肛門 21 便

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肛門から直腸に挿入し腸内物を破砕・分
    断して排出する排便装置であって、肛門から直腸に挿入
    される筒体を設け、同筒体内に回転して腸内物を破砕・
    分断する破砕体を設け、筒体の排出口を吸引ポンプに接
    続し、筒体の先端に拡縮自在な保護体を設け、同保護体
    を拡げる拡巾手段を設け、筒体先端外周に所定の円周間
    隔で押し拡げられて拡がる基端側保護板を拡縮自在に設
    け、同基端側保護板の先端に先端側保護板を基端で枢着
    し、先端側保護板の外側を保護シートで覆って基端側保
    護板と先端側保護板と保護シートで保護体を形成し、拡
    げた基端側保護板の延長より内側になるよう先端側保護
    板を折曲させた状態に保護シートで制限した排便装置。
  2. 【請求項2】 保護シートを筒状に拡げるように先端側
    保護板を基端側保護板に対し折曲させた状態にする構造
    にした請求項1記載の排便装置。
  3. 【請求項3】 先端側保護板の拡巾手段が、所定の折曲
    状態よりもさらに折曲しないように制限する係合爪を基
    端側保護板又は先端側保護板に設けた構造にした請求項
    1又は2記載の排便装置。
  4. 【請求項4】 破砕体の少なくとも外端部を覆うように
    軟質樹脂製のカバーを設けた請求項1〜3いずれかに記
    載の排便装置。
  5. 【請求項5】 破砕体が回転軸先端に取り付けられて回
    転するようにし、同回転軸にリングを取り付け、同リン
    グと基端側保護板が接衝してリングで基端側保護板を押
    し拡げて拡がるようにした請求項1〜4いずれかに記載
    の排便装置。
  6. 【請求項6】 破砕体が複数の破砕刃を基端で枢着して
    回転による遠心力で拡がるようにした請求項1〜5いず
    れかに記載の排便装置。
  7. 【請求項7】 筒体が肛門に固定する膨縮自在な固定用
    バルーンを筒体外周に設けた請求項1〜6いずれかに記
    載の排便装置。
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