JP3560853B2 - 直腸挿入作業装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、腸内の排泄物の詰り・宿便の解消の為の排便装置、又は腸内検査の為の造影剤注入・排出の直腸カテーテル、腸内手術の為の手術装置、又はその他の腸内検査装置等腸内作業具を肛門から挿入する腸内作業装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、造影剤を直腸に注入・排出する腸内作業具として、直腸カテーテルが広く使用されている。
又本発明者は、直腸カテーテルの先端部分に露出するように腸内便の掻き出し機構を設けた排便装置を開発したが、同掻き出し機構が直接腸壁と接触しないようにする保護が不充分であった。又駆動部はカテーテル本体に固着していたため、使い捨てすることはコスト高となるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のこれらの問題点を解消し、腸内作業具との接触による損傷が少なく且つ直腸内での作業が効率的に行える直腸挿入作業装置を提供することにある。第2の課題は使い捨て易い安価な直腸挿入作業装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 肛門から直腸へ挿入される筒状体に直腸内で使用される腸内作業具を設け、同筒状体の先端の所定広さの上方空間の側面を囲う保護体を筒状体先端に取付け、同保護体内側の囲われた空間に腸内作業具の直腸内で露出して使用される部分を配置し、保護体の囲う空間を横方向に拡大させる保護体の拡巾手段を設け、しかも腸内作業具が、腸内物を破砕して排出する強制排出具であり、保護体内側に回転して腸内物を破砕する回転破砕板を配置し、同回転破砕板の回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続した構造であり、更に拡巾手段として、回転軸を筒状体に対して進退自在にし、回転軸の先端を取付けた回転破砕板が保護体と接触して回転破砕板の移動に伴って保護体を開くようにした構造のものを使用した、直腸内で保護体を広く開けて腸内作業具の作業性を高める直腸挿入作業装置
2) 肛門から直腸へ挿入される筒状体に直腸内で使用される腸内作業具を設け、同筒状体の先端の所定広さの上方空間の側面を囲う保護体を筒状体先端に取付け、同保護体内側の囲われた空間に腸内作業具の直腸内で露出して使用される部分を配置し、保護体の囲う空間を横方向に拡大させる保護体の拡巾手段を設け、しかも腸内作業具が、腸内物を破砕して排出する強制排出具であり、保護体内側に回転して腸内物を破砕する回転破砕板を配置し、同回転破砕板の回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続した構造であり、更に拡巾手段として、回転軸を内側に挿入した中空軸を設け、同中空軸の先端に環体を設け、各保護体の内面に先端に従って内側中心方向に長く突出する斜面部を設け、中空軸を進退させる操作部を筒状体基端部に設け、中空軸を先端方向に押し込むと環体が斜面部と接衝して保護体を外方向に拡巾させる構造のものを使用した、直腸内で保護体を広く開けて腸内作業具の作業性を高める直腸挿入作業装置
3) 肛門から直腸へ挿入される筒状体に直腸内で使用される腸内作業具を設け、同筒状体の先端の所定広さの上方空間の側面を囲う保護体を筒状体先端に取付け、同保護体内側の囲われた空間に腸内作業具の直腸内で露出して使用される部分を配置し、保護体の囲う空間を横方向に拡大させる保護体の拡巾手段を設け、しかも腸内作業具が、腸内物を破砕して排出する強制排出具であり、保護体内側に回転して腸内物を破砕する回転破砕板を配置し、同回転破砕板の回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続した構造であり、更に拡巾手段として、筒状体の内側に基端部の操作で進退するスライド筒を嵌入し、又保護体の内面に先端に従って中心方向へ長く突出する斜面部を設け、スライド筒を先端方向に押し進めることでスライド筒の先端部が斜面部と接衝して保護体を拡巾させる構造のものを使用した、直腸内で保護体を広く開けて腸内作業具の作業性を高める直腸挿入作業装置
4) 腸内作業具の駆動部が筒状体側と脱着自在となる前記1)〜3)何れか記載の直腸挿入作業装置
5) 筒状体の先端部に肛門と水密状に係止するバルーンを取付けた前記1)〜4)何れか記載の直腸挿入作業装置
にある。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の筒状体は従来の直腸カテーテルの筒状カテーテル本体と同様な肉厚のシリコンゴム・ゴム等で製作されるがプラスチックでも製造できる。又同筒状体の肛門との間でこれを水密状に係止するバルーンを取付けるのが実用的である。本発明の保護体は、花弁の如く開閉できることがよく、複数の硬質板を柔かいフィルムで封止して花弁状にし、その保護体の基端、又は中間を筒状体先端に取付け、保護体を開閉する拡巾手段を設けるものが実用的である。保護体は花弁片を複数個放射状に筒状体先端に取付けて構成できるが、この場合花弁片間に可撓性の膜を取付けてもよいし、膜を取付けない場合もある。
本発明の筒状体内部は先端まで中空通路として、腸内物を排出することができるように、又は温水、薬剤、光ファイバー等の検査、作業器部材を通過させることができるようにする。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
:第1実施例(図1〜10参照)
本実施例は腸内で詰った便を削って破砕する破砕機構を筒状体に取り込んで、筒状体内通路を吸引式排出装置に接続した排便装置の例である。保護体は硬質板をフィルムで封止し、筒状体先端に取付けられて形成している。
図1は、実施例の説明図である。
図2は、実施例の挿入時の先端部分を示す縦断面図である。
図3は、実施例の使用状態の先端部分を示す縦断面図である。
図4は、実施例の後端部を示す縦断面図である。
図5は、実施例の掻き込み具を示す拡大正面図である。
図6は、実施例の回転破砕板の掻き込み爪の形状を示す円周方向縦断展開図である。
図7は、実施例の保護体の開状態の拡大正面図である。
図8は、実施例の保護体を示す斜視図である。
図9は、図7のA−A断面図である。
図10は、実施例の保護体の横断面図である。
図中、1はシリコンゴム製の筒状体、1aは筒状体の基端の蛇腹部、1bは先端開口、1cは筒状体1の内部通路、1dは環状の2つのバルーン、1eは同バルーンへの空気注入管、2は腸内の便を筒状体1内へ破砕して取り込む破砕機構、2aは皿状の破砕板、2bはその底面に三角形状に突出させた掻き込み爪、2cは同掻き込み爪の近くにある穴、2dは回転軸、2eは同回転軸を回動される低速回転小型モータ、2fは回転軸2dの上部軸受、2gは同上部軸受の開口、2hは筒状体1の下部に固着された回転軸2dのスライド自在な下部軸受、2iは同下部軸受に設けた開口、2jは上部軸受2fと下部軸受2hとを連接する連接杆、3は保護体、3aは保護体3の三角状の硬質板、3bは同硬質板を上下から密着させて封止するフィルム、3cは保護体3のフィルム下端と上部軸受2fを固着した連結部、3dは保護体3に設けた開口部、3eは結束リング、4はデンプン質からなるキャップで、閉じた保護体3の先端及び側面を覆うように丸味のある形状で付着している。5は筒状体1の内部通路1cと接続されているチューブ、5aは切換器、6は吸引式排出と温水圧送を行うポンプ、7は温水注入路、8は温水を収容する温水タンク、9は排泄物容器である。
図1〜10に示す実施例では、肛門Kから本実施例の排便装置を挿入するときは、図2に示すように保護体を閉じ、閉じた保護体3の先端及び先端外周面にでんぷん質のオブラート素材でもって丸くキャップ4で被覆している。この状態で肛門Kから挿入すれば丸味のあるキャップ4が肛門Kに接触し、保護体3の先端で肛門K、直腸内壁を傷つけることなく挿入できる。
挿入後、空気注入管1eに空気を送ってバルーン1dを脹らませて筒状体1を肛門Kに水密状に固定する。その後に切換器5aを温水側に接続し、スクイズ式のポンプ6を作動させ、温水タンク8内の温水を温水注入路7,チューブ5,開口2i,筒状体1の内部通路1c,上部軸受2fの開口2gを介して保護体3内に送り込み、キャップ4を温水及び腸内液で溶解させる。又温水の注入圧で溶解しかけたキャップ4を外して保護体3の先端を開口状態にする。
開口状態にした後筒状体1の基端部,低速回転小型モータ2eを握って図1,2の左方向に引くと、筒状体1の先端部はバルーン1dで固定されているので、筒状体1の基端部・低速回転小型モータ2e及びこれに取付けた回転軸2dは蛇腹部1aを伸ばして左方向に移動する。回転軸2dの先端に取付けた回転破砕板2aも保護体3内で左方向へ移動する。回転破砕板2aの左方向の移動によって左方向に縮径した形状の保護体3の内面は回転破砕板2aの外周と接触し、その左方向移動によって、保護体3は外方向に傾むくようにラッパ状に開く。
保護体3がラッパ状に開いて切換器5aを排泄側にしてポンプ6を吸引排出の回転方向に回転させ、筒状体1・保護体3内を負圧にして、腸内物を吸引して排出するようにする。又低速回転小型モータ2eを作動させて、回転軸2dの回転で破砕板2aを低速回転させ、腸内物をその掻き込み爪2bで掻き込んで穴2cから筒状体1内へ取り込む。保護体3には開口部3dがあり、腸内物の一部はそこから出入して保護体3の側面外周からの吸引も可能としている。
回転破砕板2aから筒状体1内に取り込まれた腸内物は、上部軸受2fの開口2g内部通路1c,下部軸受2hの開口2i,チューブ5を介して排泄物容器9へ移動し、収容される。
本実施例の直腸挿入作業装置を肛門から引き抜くときは、バルーン1dの空気を抜いて収縮させ、又筒状体1の基端部を肛門K方へ押して回転破砕板2aを奥の方へ移動させ、その後筒状体1を肛門Kから引き抜けば、保護体3は収縮させられて図2の状態となって肛門Kから引き出せるようになるものである。
【0007】
:第2実施例(図11〜15参照)
図11は、第2実施例の縦断面図である。
図12は、第2実施例の保護体の拡巾状態を示す説明図である。
図13は、図11のX−X断面図である。
図14は、第2実施例の保護体の閉じた状態の説明図である。
図15は、第2実施例の保護体の拡巾状態の説明図である。
図11〜15に示す第2実施例はプラスチック製の筒状体20の上部を複数に縦のスリット20aで分割して花弁状にし、その分割された花弁片20bの基端を円周方向の横溝20cを設け、各花弁片20bを開閉自在とし、筒状体20及び開いた状態の花弁片20bの外周をフィルム21で被覆し、花弁片20bとフィルム21とで開閉自在な保護体22を形成する。又この保護体22の内面に断面三角形状の段突起23をそれぞれ突設し、同段突起の斜面23aと接衝する環体24を進退自在な中空軸25の先端に取付け、同中空軸中に回転軸26を挿入し、同回転軸の先端に破砕板27を取付けている。同破砕板は円板27aの一部に鋭角の掻き刃27bと便の通路ともなる開口を設けたものである。中空軸25の基端はスライダ筒27に連結され回転軸26の基端は、カップリング28aを介して脱着自在に減速機付モータ28の出力軸と連結されている。減速機付モータ28は筒状体20基端に取付筒29を介して取付けられ、カップリング28aからモータ28は分離できるようになっていて、モータ28は汚れずに何回も使用可能となっている。
図中、30は中空軸25の軸支部、31は筒状体20の基端キャップ、32は注入排出口、33はバルーン、33aは同バルーンへの空気注入チューブ、34は正逆両方向のスクイズ式圧送ポンプ、35は注入排出口に接続されるチューブ、36は排泄物収納容器、37は湯容器、38,39は逆止弁、49は水溶性のデンプン質のキャップである。
この実施例では、肛門から挿入するときは、図11の状態として、保護体22の花弁片20bは垂直の状態にして閉じた形にし、これにデンプン質のキャップ49を取付けてから肛門へ挿入する。花弁片20b間のフィルム21はしわとなっている状態にある。その後バルーン33に空気を送り込んで膨らませて固定し、次に圧送ポンプ34を作動させ、湯容器37から湯をチューブ35、注入排出口32、筒状体20内、保護体22の内部を通過させて湯をキャップ49に送り込んでキャップ49を溶解して取り外し、湯を直腸内に送り込んで便を柔かくする。その後圧送ポンプ34を逆方向に回転させ、保護体22から腸内物(便・液体・注入した湯)を吸引して排泄物収納容器36に収納させる。又、スライダ筒27を先端方向に手で押し込むと、中空軸25が移動してその先端の環体24が先端方向へ移動し、これに伴って環体24が三角形状の段突起23の斜面23aと接衝して花弁片20bを外方向に押し開く。花弁片20bが外方へ押し拡がって保護体22の先端直径が50mm程拡巾する。(図12の状態)。
この状態でモータ28を作動させると回転軸26は回転し、その先端の破砕板27は回転する。破砕板27の回転によって保護板内の硬くなった便をその掻き刃27bで削り、破砕して筒状体20内を通過させて排出できるようにしている。
【0008】
:第3実施例(図16〜18参照)
図16は、第3実施例の縦断面図である。
図17は、第3実施例の平面図である。
図18は、第3実施例の保護体の拡巾状態を示す説明図である。
図16〜18に示す第3実施例は、第2実施例の環体と中空軸による開閉手段に代え、筒状体40の内側に嵌合した長いスライド筒41で行うようにし、筒状体40の上端に別体として製造された花弁片42aを6個放射状に取付けて保護体42となし、花弁片42a間にはフィルムを取付けていない。同花弁片40aは閉じた状態では互に中心に寄り合って保護体40は閉じた状態では先細り状になるようになっていて、又花弁片40aの内側に内側に突出するように肉厚40bを厚くし、その内側の下部を斜面40cとして、第2実施例の段突起と同じ機能を有するようにしている。スライド筒41と、回転軸43・モータ46とは筒状体に対して一緒に進退するようになっている。46bは駆動部のケースでモータ46と電池46dと5W46cとを取付け、スライド筒41と脱着自在に嵌着している。スライド筒41の基端にストッパリング41aが取付けられ、先端の破砕板45が保護体42から飛び出さない安全な位置までに制限している。
図中、41bはスライド筒41の先端に取付けた回転軸43の軸支ステー、41cは腸内物・湯の注排用孔、41dはスライド筒41の基底壁、46はモータ、46aは回転軸43とのモータ42の出力軸との脱着自在なカップリング、47は注入排出口、48は筒状体の注入排出口の移動を許容する切欠、49はデンプン質の水溶性キャップである。
この第3実施例では、スライド筒41を筒状体40に対して先端方向に押し込めば、スライド筒41の先端が花弁片40aの斜面40cと接触して、花弁片42aは外方へ押し拡げられて保護体40を開くものである。破砕板45によって破砕された腸内物はスライド筒41内を通って注入排出口47を介して外部へ排出される。湯の注入・排出手段は第2実施例と同様である。
【0009】
【発明の効果】
以上の様に、直腸に挿入されて腸内で露出する作業具部分を保護体で囲うことで直腸の腸壁・肛門との接触を防ぎ、傷つけることなく、便の排出等の腸内作業及び出入れを安全に行えるようにできる。しかも直腸内で保護体は拡巾して腸内物との取り込み間口を拡くして腸内作業具の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の説明図である。
【図2】実施例の挿入時の先端部分を示す縦断面図である。
【図3】実施例の使用状態の先端部分を示す縦断面図である。
【図4】実施例の後端部を示す縦断面図である。
【図5】実施例の掻き込み具を示す拡大正面図である。
【図6】実施例の回転破砕板の掻き込み爪の形状を示す円周方向縦断展開図である。
【図7】実施例の保護体の開状態の拡大正面図である。
【図8】実施例の保護体を示す斜視図である。
【図9】図7のA−A断面図である。
【図10】実施例の保護体の横断面図である。
【図11】第2実施例の縦断面図である。
【図12】第2実施例の保護体の拡巾状態を示す説明図である。
【図13】図11のX−X断面図である。
【図14】第2実施例の保護体の閉じた状態の説明図である。
【図15】第2実施例の保護体の拡巾状態の説明図である。
【図16】第3実施例の縦断面図である。
【図17】第3実施例の平面図である。
【図18】第3実施例の保護体の拡巾状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筒状体
1a 蛇腹部
1b 先端開口
1c 内部通路
1d バルーン
1e 空気注入管
2 破砕機構
2a 回転破砕板
2b 掻き込み爪
2c 穴
2d 回転軸
2e 低速回転小型モータ
2f 上部軸受
2g 開口
2h 下部軸受
2i 開口
2j 連接杆
3 保護体
3a 硬質板
3b フィルム
3c 連結部
3d 開口部
3e 結束リング
4 キャップ
5 チューブ
5a 切換器
6 ポンプ
7 温水注入路
8 温水タンク
9 排泄物容器
20 筒状体
20a スリット
20b 花弁片
20c 横溝
21 フィルム
22 保護体
23 段突起
23a 斜面
24 環体
25 中空軸
26 回転軸
27 破砕板
27a 円板
27b 掻き刃
28 モータ
28a カップリング
29 取付筒
30 軸支部
31 基端キャップ
32 注入排出口
33 バルーン
33a 空気注入チューブ
34 圧送ポンプ
35 チューブ
36 排泄物収納容器
37 湯容器
38,39 逆止弁
40 筒状体
41 スライド筒
42 保護体
42a 花弁片
42b 肉厚
42c 斜面
43 回転軸
44 欠番
45 破砕板
41a ストッパリング
41b 軸支ステー
41c 孔
41d 基底壁
46 モータ
46a カップリング
47 注入排出口
48 切欠
49 キャップ

Claims (5)

  1. 肛門から直腸へ挿入される筒状体に直腸内で使用される腸内作業具を設け、同筒状体の先端の所定広さの上方空間の側面を囲う保護体を筒状体先端に取付け、同保護体内側の囲われた空間に腸内作業具の直腸内で露出して使用される部分を配置し、保護体の囲う空間を横方向に拡大させる保護体の拡巾手段を設け、しかも腸内作業具が、腸内物を破砕して排出する強制排出具であり、保護体内側に回転して腸内物を破砕する回転破砕板を配置し、同回転破砕板の回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続した構造であり、更に拡巾手段として、回転軸を筒状体に対して進退自在にし、回転軸の先端を取付けた回転破砕板が保護体と接触して回転破砕板の移動に伴って保護体を開くようにした構造のものを使用した、直腸内で保護体を広く開けて腸内作業具の作業性を高める直腸挿入作業装置。
  2. 肛門から直腸へ挿入される筒状体に直腸内で使用される腸内作業具を設け、同筒状体の先端の所定広さの上方空間の側面を囲う保護体を筒状体先端に取付け、同保護体内側の囲われた空間に腸内作業具の直腸内で露出して使用される部分を配置し、保護体の囲う空間を横方向に拡大させる保護体の拡巾手段を設け、しかも腸内作業具が、腸内物を破砕して排出する強制排出具であり、保護体内側に回転して腸内物を破砕する回転破砕板を配置し、同回転破砕板の回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続した構造であり、更に拡巾手段として、回転軸を内側に挿入した中空軸を設け、同中空軸の先端に環体を設け、各保護体の内面に先端に従って内側中心方向に長く突出する斜面部を設け、中空軸を進退させる操作部を筒状体基端部に設け、中空軸を先端方向に押し込むと環体が斜面部と接衝して保護体を外方向に拡巾させる構造のものを使用した、直腸内で保護体を広く開けて腸内作業具の作業性を高める直腸挿入作業装置。
  3. 肛門から直腸へ挿入される筒状体に直腸内で使用される腸内作業具を設け、同筒状体の先端の所定広さの上方空間の側面を囲う保護体を筒状体先端に取付け、同保護体内側の囲われた空間に腸内作業具の直腸内で露出して使用される部分を配置し、保護体の囲う空間を横方向に拡大させる保護体の拡巾手段を設け、しかも腸内作業具が、腸内物を破砕して排出する強制排出具であり、保護体内側に回転して腸内物を破砕する回転破砕板を配置し、同回転破砕板の回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続した構造であり、更に拡巾手段として、筒状体の内側に基端部の操作で進退するスライド筒を嵌入し、又保護体の内面に先端に従って中心方向へ長く突出する斜面部を設け、スライド筒を先端方向に押し進めることでスライド筒の先端部が斜面部と接衝して保護体を拡巾させる構造のものを使用した、直腸内で保護体を広く開けて腸内作業具の作業性を高める直腸挿入作業装置。
  4. 腸内作業具の駆動部が筒状体側と脱着自在となる請求項1〜3何れか記載の直腸挿入作業装置。
  5. 筒状体の先端部に肛門と水密状に係止するバルーンを取付けた請求項1〜4何れか記載の直腸挿入作業装置。
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