JP3683124B2 - 直腸挿入作業具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、腸内の排泄物の詰り・宿便の解消の為の排便装置、又は腸内検査の為の造影剤注入・排出の直腸カテーテル、腸内手術の為の手術装置、又はその他の腸内検査装置等の肛門から挿入される直腸カテーテル・器具の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、造影剤を直腸に注入・排出する器具として、直腸カテーテルが広く使用されている。
又本発明者は、直腸カテーテルの先端部分に露出するように腸内便の掻き出し機構を設け、同掻き出し機構が直接腸壁と接触しないように保護体を外周に設けた排便装置を開発した。従来の前者の直腸カテーテルは、シリコンゴムで先端を丸くし、その先端の一部を開口するだけの構造であるので、肛門からの挿入によって、腸壁・肛門と接触して傷つけることはあまりなかった。
後者の排便装置は、直腸カテーテル、又は筒状体の先端を大きく開口し、この先端開口に露出するように便掻取り機構を装置し、又これが直接腸壁と接触しないように保護体を外側に開閉自在に取付けている。しかしながら肛門から挿入するときは保護体を閉じるが保護体先端が肛門と接触して傷つけることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のこれらの問題点を解消し、腸内の検査・治療の為の機構・装置を先端で露出させた直腸挿入作業具の挿入を人体に傷つけずに円滑にできるようにした直腸挿入作業具を提供することにある。本発明の第2の課題は、先端機構・装置を保護する保護体の腸内での容易な開閉と、効果的な掻き取りの機構の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 肛門から挿入される筒状体の先端部に、直腸内で使用される器具部分を露出させた直腸挿入作業具に於いて、先端部の露出する器具部分の外周を水溶性又は腸内液で溶解し易い素材で丸味を帯びるように被覆し、筒状体の先端に花弁状の保護体を開閉自在に取付け、筒状体の先端で保護体内側となる位置に直腸内で使用される器具を設け、保護体を閉じた状態で保護体の外周及び閉じた保護体の先端開口部を水溶性又は腸内液で溶解し易い素材でもって丸味を帯びるように被覆し、しかも器具が腸内物を筒状体内へ掻き込む掻き込み体であり、同掻き込み体の中心に回転軸を設け、同回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続し、筒状体の基端部が蛇腹状になって伸縮自在となり、又保護体のかなりの部分が硬質で、回転軸を筒状体の基端方向への引きによって掻き込み体が保護体内面に接触して保護体を開くようにした、直腸挿入作業具にある。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の筒状体は従来の直腸カテーテルの筒状カテーテル本体と同様なシリコンゴム・ゴム等の可撓性のもので製作され、又同筒状体の肛門との間でこれを水密状に係止するバルーンを取付けるのが実用的である。
又、筒状体の器具部分外周を被覆する被覆部の素材としては、オブラートの素材と同じデンプン質の素材を使用するのが安全であり、その溶解・分解も腸内液又は筒状体内から噴出させる温水で容易である。
本発明の保護体は、花弁の如く開閉できることがよく、複数の硬質板を柔かいフィルムで封止するように花弁状にし、その保護体の基端、又は中間を筒状体に取付け、保護体を開閉する手段を設けるものが実用的である。
本発明の筒状体内部は先端まで中空通路として、腸内物を排出することができるように、又は温水、薬剤、光ファイバー等の検査、作業器部材を通過させることができるようにすることが好ましい。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。本実施例は腸内で詰った便を先端の掻き出し機構で筒状体に取り込んで、筒状体内通路を吸引式排出装置に接続した排便装置の例である。
図1は、実施例の説明図である。
図2は、実施例の挿入時の先端部分を示す縦断面図である。
図3は、実施例の使用状態の先端部分を示す縦断面図である。
図4は、実施例の後端部を示す縦断面図である。
図5は、実施例の掻き込み体を示す拡大正面図である。
図6は、実施例の掻き込み体の掻き込み爪の形状を示す円周方向縦断展開図である。
図7は、実施例の保護体の開状態の拡大正面図である。
図8は、実施例の保護体を示す斜視図である。
図9は、図7のA−A断面図である。
図10は、実施例の保護体の横断面図である。
図中、1はシリコンゴム製の筒状体、1aは筒状体の基端の蛇腹部、1bは先端開口、1cは筒状体1の内部通路、1dは環状の2つのバルーン、1eは同バルーンへの空気注入管、2は腸内の便を筒状体1内へ掻き込む掻き込み機構、2aは皿状の回転掻き込み体、2bは回転掻き込み体の底面に三角形状に突出させた掻き込み爪、2cは同掻き込み爪の近くにある穴、2dは回転掻き込み体2aの回転軸、2eは同回転軸を回動される低速回転小型モータ、2fは回転軸2dの上部軸受、2gは同上部軸受の開口、2hは筒状体1の下部に固着された回転軸2dのスライド自在な下部軸受、2iは同下部軸受に設けた開口、2jは上部軸受2fと下部軸受2hとを連接する連接杆、3は保護体、3aは保護体3の三角状の硬質板、3bは同硬質板を上下から密着させて封止するフィルム、3cは保護体3のフィルム下端と上部軸受2fを固着した連結部、3dは保護体3に設けた開口部、3eは結束リング、4はデンプン質からなる被覆部で、閉じた保護体3の先端及び側面を覆うように丸味のある形状で付着している。5は筒状体1の内部通路1cと接続されているチューブ、5aは切換器、6は吸引式排出と温水圧送を行うポンプ、7は温水注入路、8は温水を収容する温水タンク、9は排泄物容器である。
この実施例では、肛門Kから本実施例の排便装置を挿入するときは、図2に示すように保護体を閉じ、閉じた保護体3の先端及び先端外周面にでんぷん質のオブラート素材でもって丸く被覆している。この状態で肛門Kから挿入すれば丸味のある被覆部4が肛門Kに接触し、保護体3の先端で肛門K、直腸内壁を傷つけることなく挿入できる。
挿入後、空気注入管1eに空気を送ってバルーン1dを脹らませて筒状体1を肛門Kに水密状に固定する。その後に切換器5aを温水側に接続し、スクイズ式のポンプ6を作動させ、温水タンク8内の温水を温水注入路7,チューブ5,開口2i,筒状体1の内部通路1c,上部軸受2fの開口2gを介して保護体3内に送り込み、被覆部4を温水及び腸内液で溶解させる。又温水の注入圧で溶解しかけた被覆部4を外して保護体3の先端を開口状態にする。
開口状態にした後筒状体1の基端部,低速回転小型モータ2eを握って図1,2の左方向に引くと、筒状体1の先端部はバルーン1dで固定されているので、筒状体1の基端部・低速回転小型モータ2e及びこれに取付けた回転軸2dは蛇腹部1aを伸ばして左方向に移動する。回転軸2dの先端に取付けた回転掻き込み体2aも保護体3内で左方向へ移動する。回転掻き込み体2aの左方向の移動によって左方向に縮径した形状の保護体3の内面は回転掻き込み体2aの外周と接触し、その左方向移動によって、保護体3は外方向に傾むくようにラッパ状に開く。
保護体3がラッパ状に開いて切換器5aを排泄側にしてポンプ6を吸引排出の回転方向に回転させ、筒状体1・保護体3内を負圧にして、腸内物を吸引して排出するようにする。又低速回転小型モータ2eを作動させて、回転軸2dの回転で掻き込み体2aを低速回転させ、腸内物をその掻き込み爪2bで掻き込んで穴2cから筒状体1内へ取り込む。保護体3には開口部3dがあり、腸内物の一部はそこから出入して保護体3の側面外周からの吸引も可能としている。
回転掻き込み体2aから筒状体1内に取り込まれた腸内物は、上部軸受2fの開口2g内部通路1c,下部軸受2hの開口2i,チューブ5を介して排泄物容器9へ移動し、収容される。
本実施例の直腸挿入作業具を肛門から引き抜くときは、バルーン1dの空気を抜いて収縮させ、又筒状体1の基端部を肛門K方へ押して回転掻き込み体2aを奥の方へ移動させ、その後筒状体1を肛門Kから引き抜けば、保護体3は収縮させられて図2の状態となって肛門Kから引き出せるようになるものである。
【0007】
【発明の効果】
以上の様に、本発明によれば、水又は腸内液等で溶解する被覆部を筒状体の先端の器具のある部分を被せることで、肛門からの挿入の際、肛門・直腸を傷つけずに安全に挿入できる。
又保護体を直腸内で開くことができるようにすれば、腸内物の吸引、掻き込みを効率的にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の説明図である。
【図2】実施例の挿入時の先端部分を示す縦断面図である。
【図3】実施例の使用状態の先端部分を示す縦断面図である。
【図4】実施例の後端部を示す縦断面図である。
【図5】実施例の掻き込み体を示す拡大正面図である。
【図6】実施例の掻き込み体の掻き込み爪の形状を示す円周方向縦断展開図である。
【図7】実施例の保護体の開状態の拡大正面図である。
【図8】実施例の保護体を示す斜視図である。
【図9】図7のA−A断面図である。
【図10】実施例の保護体の横断面図である。
【符号の説明】
1 筒状体
1a 蛇腹部
1b 先端開口
1c 内部通路
1d バルーン
1e 空気注入管
2 掻き込み機構
2a 回転掻き込み体
2b 掻き込み爪
2c 穴
2d 回転軸
2e 低速回転小型モータ
2f 上部軸受
2g 開口
2h 下部軸受
2i 開口
2j 連接杆
3 保護体
3a 硬質板
3b フィルム
3c 連結部
3d 開口部
3e 結束リング
4 被覆部
5 チューブ
5a 切換器
6 ポンプ
7 温水注入路
8 温水タンク
9 排泄物容器
Claims (1)
- 肛門から挿入される筒状体の先端部に、直腸内で使用される器具部分を露出させた直腸挿入作業具に於いて、先端部の露出する器具部分の外周を水溶性又は腸内液で溶解し易い素材で丸味を帯びるように被覆し、筒状体の先端に花弁状の保護体を開閉自在に取付け、筒状体の先端で保護体内側となる位置に直腸内で使用される器具を設け、保護体を閉じた状態で保護体の外周及び閉じた保護体の先端開口部を水溶性又は腸内液で溶解し易い素材でもって丸味を帯びるように被覆し、しかも器具が腸内物を筒状体内へ掻き込む掻き込み体であり、同掻き込み体の中心に回転軸を設け、同回転軸を筒状体の基端まで延伸してモータで回動させるようにし、筒状体の内部を吸引式排出装置に接続し、筒状体の基端部が蛇腹状になって伸縮自在となり、又保護体のかなりの部分が硬質で、回転軸を筒状体の基端方向への引きによって掻き込み体が保護体内面に接触して保護体を開くようにした、直腸挿入作業具。
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