JP4636516B2 - 手技式排便装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排便力が弱った老人・患者,体が動かせない老人・患者の排出できない腸内の便、排便できないで直腸に詰まった便・宿便等を手操作で強制的に排出するための手技式排便装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の手技式排便装置では、掻手部分等の便を排出するよう保持する部分は、肛門への挿入・肛門からの取り出しの際の処置される人の負担、及び肛門を傷つけないこと、並びに腸内で前後に動かして便を排出させる際に腸を傷つけないことなどを考慮して、小さな物にしていた。よって、便を効率よく排出させるのに十分でなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、効率よく便を強制的に排出することができ、処置される人の負担を少なくし、安全に使用することができ、操作が容易でコストを抑制した手技式排便装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 肛門から腸内に挿入できる長細い形状の挿入部材の前方部分に流体の注入・排出によって膨縮する膨縮部を設け、かつ膨縮部の膨張時の形状が腸内の便を掻き出せる寸法形状とし、しかも膨縮部の膨張した形状の中央が挿入部材に対して偏心した位置となる形状にし、前記膨縮部への流体の送出・排出を行う流体制御装置を設け、腸内で膨張させた膨縮部を肛門の方へ引き寄せることで強制的に便を排出できるようにした手技式排便装置
2) 挿入部材の内部に前後に長く流体通路を設け、前記挿入部材の前方部分で前記流体通路が外部に開口する開口部を設け、同開口部から流体が注入・排出できるよう膨縮自在な弾性部材が前記開口部を外側から覆うように取り付けて膨縮部とした前記1)記載の手技式排便装置
3) 膨縮部が、袋状の弾性膜で挿入部材の先端部外周及び流体通路の開口部を覆うように脱着自在に設けた構造にした前記2)記載の手技式排便装置
4) 膨縮部が、筒状の弾性膜で挿入部材の一部の外周及び流体通路の開口部を覆うように脱着自在に設けた構造にした前記2)記載の手技式排便装置
5) 挿入部材の前後の複数箇所に膨縮部を設けるようにした前記1),2),4)記載の手技式排便装置
6) 挿入部材の後方部分に把手を設けた前記1)〜5)いずれかに記載の手技式排便装置
7) 挿入部材の先端部がコーン形状でかつその先端が丸みのある形状のものである前記1)〜6)いずれかに記載の手技式排便装置
にある。
【0005】
【作用】
本発明では、膨縮部を収縮させた状態で挿入部材を先端から肛門に挿入する。適度な位置まで挿入部材を腸内に挿入したならば、流体制御装置によって膨縮部に流体を注入し膨縮部を膨張させる。次に挿入部材を手操作で前後に動かすようにして膨縮部で保持した便を排出する。膨縮部が膨縮できる物であることによって固体物に比べて弾性が大きくなり腸に触れても傷つけないようにし、膨張した膨縮部によって一度に大きく便を排出させる。その後、腸内から挿入部材を取り出す際には流体を排出して膨縮部を収縮させるようにする。膨縮部を収縮させることにより、スムーズに腸内への挿入・取り出しが行える。
挿入部材の内部に流体通路を設けるようにしたものは、肛門や腸内の便によって流体通路の途中が潰れて流体が流れにくくならないようにする。
膨縮部が袋状の弾性膜を取り付けた構造にしたものと膨縮部が筒状の弾性膜を取り付けた構造にしたものは、弾性膜で覆った流体通路の開口部から弾性膜の内側に流体を送ることで弾性膜を膨張させるようにし、また弾性膜を脱着自在にすることで交換できるようにする。
挿入部材の前後の複数箇所に膨縮部を設けるようにしたものは、複数箇所で便を保持するようにして強く便が保持できるようにする。また、腸内の便に挿入部材を差し込むように用いた際にも便を複数箇所で保持して十分に便が保持できるようにする。
膨縮部が傘形状に膨張する構造にしたものは、便を排出する方向に強い強度を有する形状にして強く便を保持できるようにする。
膨縮部の膨張した形状の中央が挿入部材に対して偏心した位置となる形状にしているので、腸内の便と腸の間に挿入棒を位置させるように用いる場合にも膨縮部の膨張した形状の中央が挿入部材に対して偏心した位置となるようにして、便を広い面積で保持できるようにする。
挿入部材の後方部分に把手を設けたものは、把手を人が持って操作できるようにする。
挿入部材の先端部がコーン形状でかつその先端を丸みのある形状にしたものは、コーン形状にすることでスムーズに肛門に挿入できるようにし、コーン形状の先端を丸みのある形状にすることで肛門や腸を傷つけないようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の手技式排便装置の膨縮部は、膨張した状態で適度な弾性を有するようにして、腸に接触しても腸を傷つけないようにする。膨縮部の弾性は、膨縮部自体の弾性及び膨縮部に注入する流体の圧力や量によって決めればよい。
挿入部材の先端部分は挿入しやすいようにコーン形状や卵形状のような先細り形状にするのが好ましい。
挿入部材の先端部分には腸内の熱や水分で溶ける軟質なキャップを取り付けるようにしてもよい。
挿入部材・膨縮部のように腸内に挿入する部分は人体に無害な材質・硬度・形状にすることが好ましい
流体制御装置には、足踏みポンプ、手動ポンプ、電動ポンプなどがあり、正確で操作しやすいものが好ましい。
【0007】
【実施例】
本発明の理解の為の参考例及び実施例について図面を参照して具体的に説明する。
参考例1(図1〜4参照)
図1〜4に示す参考例1は挿入部材の内部に流体通路を設け、膨縮部が筒状の弾性膜を挿入部材の先端部と取り付け部で取り付けるようにし、膨縮部が傘形状に膨張するようにし、挿入部材の後方部分に把手を設けるようにした手技式排便装置の例である。
図1は参考例1の手技式排便装置の一部拡大断面図である。図2は参考例1の手技式排便装置の説明図である。図3は図1のA−A断面図である。図4は参考例1の手技式排便装置を使用している状態を示す説明図である。
図中、1は手技式排便装置、2は挿入部材、2aは流体通路として用いた空気通路、2bは開口部、2cは拡径部、2dは前方ネジ部、2eは後方ネジ部、3は先端部、3aはネジ部、4は取り付け部、4aはネジ部、5は膨縮部として用いた弾性膜、6は把手、6aは膨張スイッチ、6bは収縮スイッチ、7は空気チューブ、8は流体制御装置として用いた空気送出・吸引ポンプ、9は信号線、22は肛門、23は腸、24は便、hは人である。
【0008】
参考例1の手技式排便装置1では、図1〜3に示すように棒状の挿入部材2の先端近くに円盤状に拡径した拡径部2cを設け、挿入部材2の先端から拡径部2cまでの間の外周に前方ネジ部2dを設け、拡径部2cから後方へ所定の間の外周に後方ネジ部2eを設ける。次に挿入部材2の内部に、挿入部材2に沿って後端から拡径部2cまで空気通路2aを設ける。空気通路2aは図3に示すように先端が分岐して拡径部2cの外周端で外部に開放するようにして開口部2bを設ける。
次に、後端が拡径部2cに近い円形状で先端に向って先細り形状となる略コーン形状の先端部3を設け、先端部3の後端から内部に凹んだネジ部3aを設ける。
次に、ナット形状の取り付け部4を設ける。取り付け部4の中央には貫通するネジ部4aを設ける。
次に図1に示すように円筒状の弾性膜5を設ける。弾性膜5の前後端は環状部分を設けて内部との連通穴が縮径した形状になるようにする。
【0009】
次に挿入部材2の後端近くに脱着自在に把手6を取り付ける。さらに把手6には、膨張スイッチ6a,収縮スイッチ6bを設ける。
次に挿入部材2の空気通路2aに空気を送り、空気を吸引する空気送出・吸引ポンプ8と挿入部材2の後端に位置する空気通路2aの後端を空気チューブ7で接続し、膨張スイッチ6a,収縮スイッチ6bで空気送出・吸引ポンプ8を操作できるよう信号線9を接続する。
このように本参考例1の手技式排便装置1は簡単な構成にしてコストを抑制している。
【0010】
参考例1の手技式排便装置1を用いて強制的に排便を行うには、まず、弾性膜5の筒状の内穴に挿入部材2を貫通させるようにして、拡径部2cを弾性膜5で覆うようにし、先端部3のネジ部3aを挿入部材2の先端部3の前方ネジ部2dに係合させ、かつ弾性膜5の前端部分を封止するように弾性膜5の前端部分を先端部3の後端と拡径部2cの前端で挟み込んで固定するように先端部3を挿入部材2に螺着で取り付ける。
次に、把手6を挿入部材2から取り外した状態で取り付け部4の貫通したネジ部4aに挿入部材2の後端を貫通させるようにしてネジ部4aが後方ネジ部2eに係合させ、かつ弾性膜5の後端部分を封止するように弾性膜5の後端部分を拡径部2cの後端と取り付け部4の前端で挟み込んで固定するように取り付け部4を挿入部材2に螺着で取り付ける。
次に、把手6を挿入部材2の後端近くに取り付ける。
【0011】
このように準備ができたならば、弾性膜5が収縮した状態であることを確認し、挿入部材2を先端部3から徐々に肛門より腸内に挿入して行く。所定の位置まで挿入したならば、把手6の膨張スイッチ6aを押して空気送出・吸収ポンプ8が空気を送り出すよう作動させる。空気は、空気チューブ7、空気通路2aを通って開口部2bから弾性膜5の内側に空気を放出する。弾性膜5の上下端部分は封止しているので弾性膜5が傘形状に膨張する。膨張した弾性膜5によって腸内の便は広い面積で保持される。また、傘形状にすることで便24の排出方向に強度を強くして力を加えやすくする。
空気送出・吸引ポンプ8は、1回の膨張スイッチ6aで所定量の空気を送り、かつ送った空気が所定圧以下になるようにして、空気が洩れて腸内に流出しても安全な量の範囲内になるようにする。
このようにして弾性膜5を膨張させたならば、把手6を前後に動かすようにして、腸内の便を強制的に掻き出すように排出させる。膨張した弾性膜5により広い面積で便を保持させることにより便を大きく掻き取るようにして効率よく排便が行える。
このように掻き取るように強制的に排便させる際に、膨張した弾性膜5が腸に接触しても弾性膜5自体の弾性と弾性膜5内部の空気の弾性によって、腸を無理に拡げたり、傷つけるようなことがない。よって非常に安全に使用することができる。
このようにして十分に強制的な排便を行ったならば、把手6の収縮スイッチ6bを押す。収縮スイッチ6bを押すと空気送出・吸引ポンプ8が送った空気を吸引し、弾性膜5を収縮させる。把手6に設けた膨張スイッチ6aと収縮スイッチ6bの操作で弾性膜5の膨張収縮を行うことにより非常に操作が簡単になる。
弾性膜5を収縮させたならば、把手6を引くようにして挿入部材2を肛門から引き出す。このように、弾性膜5を収縮させた状態で肛門への挿入・取り出しを行うことによって、スムーズに挿入・取り出しが行え処置される人の負担が非常に軽減される。
【0012】
取り出した後には、洗浄等を行って再使用してもよく、先端部3,取り付け部4を挿入部材2から取りはずして弾性膜5を交換するようにしてもよい。
【0013】
図5に示すのは、参考例1の他の例である。
参考例1の他の例では、把手、膨張スイッチ、収縮スイッチを設けないようにしている。このようにして直接、空気送出・吸引ポンプを操作して用いるようにしてもよい。
【0014】
参考例2(図6参照)
図6に示す参考例2は、膨縮部が袋状の弾性膜で挿入部材の先端部外周及び流体通路の開口部を覆うように脱着自在に取付けるようにした手技式排便装置の例である。
図6は参考例2の手技式排便装置の一部拡大断面図である。
図中、11は挿入部材、11aは先端部、11bは空気通路、11cは開口部、11dはネジ部、12は膨縮部として用いた袋状の弾性膜である。
参考例2では図6に示すように挿入部材11の先端部11aを拡径したコーン形状にし、先端部11aの後方にネジ部11dを設ける。さらに挿入部材11の内部に設けた空気通路11bの先端が、分岐し、その先端が先端部11aのコーン形状の先端、そのコーン形状の外周で外部に開放する開口部11cを設けるようにし、袋状の弾性膜12を先端部11aに被せ、挿入部材11のネジ部11dに取り付け部4を螺着して、取り付け部4の前端面と先端部11aの後端部で袋状の弾性膜12の開口端を封止するように挟み込むようにする。このようにして、腸内で前方に向っても弾性膜12が膨張するようにしてもよい。
また、このように先端部11aを弾性膜12で覆い、次に使用する際に弾性膜12を交換するようにして、他の部分は洗浄して再利用しても挿入時に肛門に触れる部分は新しい物が使われるようにして、処置される人の負担を軽くするようにしてもよい。
その他符号、構成、作用、使い方は参考例1と同じである。
【0015】
参考例3(図7参照)
図7に示す参考例3は膨縮部として筒状の弾性膜を挿入部材の先端部外周に固着した手技式排便装置の例である。
図7は参考例3の手技式排便装置の一部拡大断面図である。
図中、14は挿入部材、14aは先端部、14bは空気通路、14cは開口部、15は膨縮部として用いた筒状の弾性膜である。
参考例3では、拡径した略コーン形状の先端部14aを挿入部材14に設け、挿入部材14の内部に設けた空気通路14bの先端が分岐し、それぞれの先端が先端部14aの外周で外部に開放するようにした開口部14cを設け、開口部14cを覆うように筒状の弾性膜15を先端部14aの外周に固定するよう取り付ける。
このようにして、部品点数の少ない構成にしてさらにコストを抑制するようにしてもよい。
【0016】
参考例4(図8参照)
図8に示す参考例4は、挿入部材の前後の複数箇所に膨縮部を設けるようにした手技式排便装置の例である。
図8は参考例4の手技式排便装置を使用している状態を示す説明図である。
図中、17は挿入部材、17aは先端部、18は膨縮部として用いた弾性膜である。
図8に示す参考例4では、挿入部材17の前後の3箇所に弾性膜18を設け、図8(a),(b)に示すように腸内の便に差し込むようにした後で弾性膜18を膨張させて便24を排出するようにしている。
このように便を内側から保持して排出できるようにしてもよい。
その他符号、構成、作用、使い方は参考例1と同じである。
【0017】
9に示すのは参考例の手技式排便装置の他の例である。
図中、19は挿入部材の先端部、20は膨縮部として用いた鋤形状に膨張する弾性膜、21は膨縮部として用いた偏心した形状に膨張する弾性膜である。
図9に示す参考例の他の例では弾性膜20が膨張して鋤形状となるようにする。図10に示す本発明の実施例では弾性膜21が偏心した形状に膨張するようにしている。このような形状にすることによって挿入部材を腸壁と便24の間に挿入するようにして便を掻き出すように排出する際に、掻き出しやすくしてより効率よく便を排出できるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、膨縮部が偏心した形状であるので、広い面積で便を保持して効率よく便を強制的に排出することができ、処置される人の負担を少なくし、安全に使用することができ、操作が容易でコストを抑制した手技式排便装置にできる。
挿入部材の内部に流体通路を設け、流体通路の開口部が注入・排出させるよう膨縮自在な弾性部材を取り付ける構造にしたものは、確実に弾性部材を膨縮させて、確実に強制的な排便が行える手技式排便装置にできる。
膨縮部が袋状の弾性膜で、挿入部材の先端部外周及び流体通路の開口部を覆うようにしたものと、膨縮部が筒状の弾性膜で、挿入部材の一部の外周及び流体通路の開口部を覆うようにしたものは、再利用しやすく、処置される人の負担をさらに減らすことができる。
挿入部材の前後の複数箇所に膨縮部を設けたものは、さらに効率よく強制的な排便が行えるようにする。
膨縮部が傘形状に膨張するものは、さらに確実に便を保持して効率よく強制的な排便ができる。
挿入部材に把手を設けたものは、さらに容易に操作でき使いやすい手技式排便装置にできる。
挿入部材の先端部がコーン形状でかつその先端が丸みのある形状のものは、さらに処置される人の負担を少なくする手技式排便装置にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1の手技式排便装置の一部拡大断面図である。
【図2】 参考例1の手技式排便装置の説明図である。
【図3】 図1のA−A断面図である。
【図4】 参考例1の手技式排便装置を使用している状態を示す説明図である。
【図5】 参考例1の手技式排便装置の他の例の説明図である。
【図6】 参考例2の手技式排便装置の一部拡大断面図である。
【図7】 参考例3の手技式排便装置の一部拡大断面図である。
【図8】 参考例4の手技式排便装置を使用している状態を示す説明図である。
【図9】 参考例の手技式排便装置の他の例の説明図である。
【図10】 実施例の手技式排便装置の他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 手技式排便装置
2 挿入部材
2a 空気通路
2b 開口部
2c 拡径部
2d 前方ネジ部
2e 後方ネジ部
3 先端部
3a ネジ部
4 取り付け部
4a ネジ部
5 弾性膜
6 把手
6a 膨張スイッチ
6b 収縮スイッチ
7 空気チューブ
8 空気送出・吸引ポンプ
9 信号線
11 挿入部材
11a 先端部
11b 空気通路
11c 開口部
11d ネジ部
12 (袋状の)弾性膜
14 挿入部材
14a 先端部
14b 空気通路
14c 開口部
15 (筒状の)弾性膜
17 挿入部材
17a 先端部
18 弾性膜
19 (挿入部材の)先端部
20 (鋤形状に膨張した)弾性膜
21 (偏心した形状に膨張した)弾性膜
22 肛門
23 腸
24 便
h 人

Claims (7)

  1. 肛門から腸内に挿入できる長細い形状の挿入部材の前方部分に流体の注入・排出によって膨縮する膨縮部を設け、かつ膨縮部の膨張時の形状が腸内の便を掻き出せる寸法形状とし、しかも膨縮部の膨張した形状の中央が挿入部材に対して偏心した位置となる形状にし、前記膨縮部への流体の送出・排出を行う流体制御装置を設け、腸内で膨張させた膨縮部を肛門の方へ引き寄せることで強制的に便を排出できるようにした手技式排便装置。
  2. 挿入部材の内部に前後に長く流体通路を設け、前記挿入部材の前方部分で前記流体通路が外部に開口する開口部を設け、同開口部から流体が注入・排出できるよう膨縮自在な弾性部材が前記開口部を外側から覆うように取り付けて膨縮部とした請求項1記載の手技式排便装置。
  3. 膨縮部が、袋状の弾性膜で挿入部材の先端部外周及び流体通路の開口部を覆うように脱着自在に設けた構造にした請求項2記載の手技式排便装置。
  4. 膨縮部が、筒状の弾性膜で挿入部材の一部の外周及び流体通路の開口部を覆うように脱着自在に設けた構造にした請求項2記載の手技式排便装置。
  5. 挿入部材の前後の複数箇所に膨縮部を設けるようにした請求項1,2,4記載の手技式排便装置。
  6. 挿入部材の後方部分に把手を設けた請求項1〜5いずれかに記載の手技式排便装置。
  7. 挿入部材の先端部がコーン形状でかつその先端が丸みのある形状のものである請求項1〜6いずれかに記載の手技式排便装置。
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