JP2002065578A - 内視鏡用部品および内視鏡 - Google Patents

内視鏡用部品および内視鏡

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JP2002065578A
JP2002065578A JP2000254504A JP2000254504A JP2002065578A JP 2002065578 A JP2002065578 A JP 2002065578A JP 2000254504 A JP2000254504 A JP 2000254504A JP 2000254504 A JP2000254504 A JP 2000254504A JP 2002065578 A JP2002065578 A JP 2002065578A
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JP
Japan
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endoscope
titanate
endoscope component
component according
potassium
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JP2000254504A
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English (en)
Inventor
Sukenao Abe
祐尚 阿部
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】汚れの付着しにくい、または、付着した汚れを
容易に除去することが可能な内視鏡を提供すること。 【解決手段】本内視鏡用部品は、高分子材料と、チタン
酸塩とを含む材料で構成されている。チタン酸塩は、チ
タン酸カリウムであるのが好ましく、その中でも特に、
八チタン酸カリウム、六チタン酸カリウムであるのが好
ましい。チタン酸塩の含有量は、3〜40wt%である
のが好ましい。チタン酸塩の平均粒径は、0.01〜2
μmであるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡用部品およ
び内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療の分野では、消化管等の検査や診断
に、内視鏡が使用されている。
【0003】このような内視鏡は、一般に、体腔内に挿
入される可撓管と、該可撓管の操作を行う操作部とを有
している。
【0004】内視鏡の外表面には、その使用時に、粘液
等の汚れが付着する。このような汚れが操作部に付着す
ると、内視鏡の操作性が著しく低下する場合がある。
【0005】また、医療用の内視鏡においては、感染症
等の防止のために、使用時ごとに、洗浄および消毒を行
う必要があるが、従来、用いられていた内視鏡では、汚
れの付着が起こり易く、また、付着した汚れを完全に除
去するのは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、汚れ
の付着が起こりにくい、または、付着した汚れを容易に
除去することができる内視鏡、すなわち防汚性に優れた
内視鏡を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(14)の本発明により達成される。
【0008】(1) 外表面の少なくとも一部が、高分
子材料と、チタン酸塩とを含む材料で構成されているこ
とを特徴とする内視鏡用部品。これにより、防汚性に優
れた内視鏡用部品を得ることができる。
【0009】(2) 内視鏡用部品は、可撓管の外皮で
ある上記(1)に記載の内視鏡用部品。これにより、防
汚性に優れた可撓管の外皮を得ることができる。
【0010】(3) 内視鏡用部品は、内視鏡を把持、
操作するための操作部である上記(1)に記載の内視鏡
用部品。これにより、防汚性に優れた操作部本体を得る
ことができる。
【0011】(4) 前記チタン酸塩は、チタン酸カリ
ウムである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の
内視鏡用部品。これにより、内視鏡用部品の防汚性がさ
らに向上する。
【0012】(5) 前記チタン酸カリウムは、少なく
とも八チタン酸カリウムまたは六チタン酸カリウムを含
むものである上記(4)に記載の内視鏡用部品。これに
より、内視鏡用部品の防汚性がさらに向上する。
【0013】(6) 前記チタン酸塩の含有量は、3〜
40wt%である上記(1)ないし(5)のいずれかに
記載の内視鏡用部品。
【0014】これにより、内視鏡用部品は、防汚性と成
形性とのいずれもが優れたものとなる。
【0015】(7) 前記チタン酸塩は、非繊維状のも
のである上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の内
視鏡用部品。これにより、内視鏡用部品の防汚性がさら
に向上する。
【0016】(8) 前記チタン酸塩の平均粒径は、
0.01〜2μmである上記(7)に記載の内視鏡用部
品。
【0017】これにより、高分子材料への分散性が向上
し、内視鏡用部品の表面は、滑らかなものとなる。
【0018】(9) 前記チタン酸塩は、繊維状のもの
である上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の内視
鏡用部品。
【0019】これにより、チタン酸塩の入手が容易とな
り、結果として、内視鏡用部品の生産性が向上する。
【0020】(10) 前記高分子材料は、硬質プラス
チックを含む材料で構成されたものである上記(1)な
いし(9)のいずれかに記載の内視鏡用部品。これによ
り、防汚性に優れた硬質の内視鏡用部品を得ることがで
きる。
【0021】(11) 前記高分子材料は、変性ポリフ
ェニレンオキシド、ポリカーボネート、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリエーテルエーテルケトン、アクリル系樹脂の
うち少なくとも一種を含むものである上記(10)に記
載の内視鏡用部品。
【0022】これにより、高分子材料自体の特性を維持
しつつ、優れた防汚性を発揮することができる。
【0023】(12) 前記高分子材料は、柔軟性を有
するものである上記(1)ないし(11)のいずれかに
記載の内視鏡用部品。
【0024】これにより、柔軟性を有し、かつ防汚性に
優れた内視鏡用部品を得ることができる。
【0025】(13) 前記高分子材料は、ウレタン系
エラストマー、オレフィン系エラストマー、シリコーン
系エラストマー、フッ素系エラストマーのうち少なくと
も一種を含むものである上記(12)に記載の内視鏡用
部品。
【0026】これにより、高分子材料自体の特性を維持
しつつ、優れた防汚性を発揮することができる。
【0027】(14) 上記(1)ないし(13)のい
ずれかに記載の内視鏡用部品を備えたことを特徴とする
内視鏡。これにより、防汚性に優れた内視鏡を得ること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内視鏡用部品を添
付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0029】本発明の内視鏡用部品は、電子内視鏡(電
子スコープ)、光学内視鏡等の内視鏡に適用される。
【0030】まず、本発明の内視鏡用部品が適用される
内視鏡の構成の一例について説明する。
【0031】図1は、電子内視鏡(電子スコープ)を示
す全体図である。以下、図1中、上側を「基端」、下側
を「先端」として説明する。
【0032】図1に示すように、電子内視鏡10は、可
撓性(柔軟性)を有する長尺物の挿入部可撓管1と、挿
入部可撓管1の先端部に設けられた湾曲管5と、挿入部
可撓管1の基端部に設けられ、術者が把持して電子内視
鏡10全体を操作する操作部6と、操作部6に接続され
た接続部可撓管7と、接続部可撓管7の先端側に設けら
れた光源差込部8とで構成されている。挿入部可撓管1
は、生体の管腔内に挿入して使用される。
【0033】操作部6は、操作部本体61に、各種操作
を行うための操作ボタンと、操作ノブ62、63とが設
置された構成となっている。操作ボタンとして、内視鏡
内の送気・送液チャンネル(図示せず)を介して送気・
送液操作を行うための送気・送液ボタン64、内視鏡内
の吸引チャンネル(図示せず)を介して吸引操作を行う
ための吸引ボタン65等が設置されている。操作部本体
61は、術者等が内視鏡を操作するために把持する部位
である。また、操作ノブ62、63を操作することによ
り、挿入部可撓管1内に配設されたワイヤー(図示せ
ず)が牽引されて、湾曲管5が4方向に湾曲し、その方
向を変えることができる。
【0034】湾曲管5の先端部には、観察部位における
被写体像を撮像する図示しない撮像素子(CCD)が設
けられ、また、光源差込部8の先端部に、画像信号用コ
ネクタ82が設けられている。この画像信号用コネクタ
82は、光源装置に接続され、さらに、光源装置は、ケ
ーブルを介してモニタ装置(図示せず)に接続されてい
る。
【0035】光源差込部8の先端部には、光源用コネク
タ81が設置され、この光源用コネクタ81が光源装置
(図示せず)に接続されている。光源装置から発せられ
た光は、光源用コネクタ81、および、光源差込部8
内、接続部可撓管7内、操作部6内、挿入部可撓管1内
および湾曲管5内に連続して配設された光ファイバー束
によるライトガイド(図示せず)を通り、湾曲管5の先
端部より観察部位に照射され、照明する。
【0036】前記照明光により照明された観察部位から
の反射光(被写体像)は、撮像素子で撮像される。撮像
素子では、撮像された被写体像に応じた画像信号が出力
される。
【0037】この画像信号は、湾曲管5内、挿入部可撓
管1内、操作部6内および接続部可撓管7内に連続して
配設され、画像素子と画像信号用コネクタ82とを接続
する画像信号ケーブル(図示せず)を介して、光源差込
部8に伝達される。
【0038】そして、光源差込部8内および光源装置内
で所定の処理(例えば、信号処理、画像処理等)がなさ
れ、その後、モニタ装置に入力される。モニタ装置で
は、撮像素子で撮像された画像(電子画像)、すなわち
動画の内視鏡モニタ画像が表示される。
【0039】本発明の内視鏡用部品は、例えば、このよ
うな構成の内視鏡の少なくとも一部を構成するものであ
る。
【0040】以上、電子内視鏡10の全体構成について
説明したが、本発明の内視鏡用部品は、光学内視鏡にも
適用することができることは、言うまでもない。
【0041】図2は、本発明の内視鏡用部品(操作部本
体)を適用した内視鏡の第1実施形態を示す拡大図であ
る。
【0042】本発明の内視鏡用部品は、高分子材料とチ
タン酸塩とを含む材料で構成されている。これにより、
汚れの付着が起こりにくい、または、付着した汚れを容
易に除去することが可能な内視鏡用部品、すなわち防汚
性に優れた内視鏡用部品を得ることができる。
【0043】操作部本体61は、術者等が内視鏡を操作
するために把持する部位である。操作部本体61の構成
材料として用いられる高分子材料は、通常、硬質プラス
チックである。このような硬質プラスチックとしては、
例えば、変性ポリフェニレンオキシド、ポリカーボネー
ト、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、
アクリル系樹脂等の樹脂やこれらを任意に組み合わせた
もの(ブレンド樹脂、ポリマーアロイ等)が挙げられ
る。
【0044】硬質プラスチックの重量平均分子量(M
w)は、特に限定されないが、1万〜1000万程度で
あるのが好ましく、1.5万〜10万程度であるのがよ
り好ましい。
【0045】硬質プラスチックの重量平均分子量が、こ
のような範囲の値であると、耐熱性の向上とともに、優
れた成形性を得ることができる。
【0046】チタン酸塩としては、例えば、チタン酸ナ
トリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カリウム、
チタン酸カルシウム、チタン酸マンガン、チタン酸鉄、
チタン酸コバルト、チタン酸ニッケル、チタン酸ストロ
ンチウム、チタン酸カドミウム、チタン酸バリウム、チ
タン酸鉛等が挙げられるが、その中でも、チタン酸アル
カリ金属塩であるのが好ましく、チタン酸カリウムであ
るのがより好ましい。チタン酸塩として、チタン酸カリ
ウムを用いることにより、外表面に付着した汚れを、そ
の種類に関わらず、容易に除去することが可能となる。
【0047】チタン酸カリウムとしては、例えば、メタ
チタン酸カリウム(K2TiO3)、オルトチタン酸カリ
ウム(K4TiO4)、二チタン酸カリウム(K2Ti2
5)、四チタン酸カリウム(K2Ti49)、六チタン酸
カリウム(K2Ti613)、八チタン酸カリウム(K2
Ti817)等が挙げられるが、その中でも特に、六チ
タン酸カリウム、八チタン酸カリウムが好ましい。チタ
ン酸カリウムとして、六チタン酸カリウム、八チタン酸
カリウムの少なくとも1つを用いることにより、さらに
優れた防汚性が得られる。
【0048】操作部本体61中のチタン酸塩の含有量
は、特に限定されないが、3〜40wt%であるのが好
ましく、5〜30wt%であるのがより好ましい。
【0049】チタン酸塩の含有量が前記下限値未満であ
ると、十分な防汚性が得られない可能性がある。一方、
チタン酸塩の含有量が前記上限値を超えると、前記高分
子材料の含有量が相対的に少なくなり、成形性が低下す
る場合がある。
【0050】チタン酸塩は、繊維状(針状)のものであ
っても非繊維状のものであってもよい。
【0051】チタン酸塩が繊維状のものであると、チタ
ン酸塩の入手が容易となり、結果として、操作部本体6
1の生産性が向上する。
【0052】一方、チタン酸塩が非繊維状のものである
と、特に優れた防汚性が得られる。チタン酸塩が非繊維
状のものである場合、その平均粒径は、0.01〜2μ
mであるのが好ましく、0.1〜1.5μmであるのが
より好ましい。
【0053】チタン酸塩の平均粒径が前記下限値未満で
あると、取り扱いが困難になる場合がある。一方、チタ
ン酸塩の平均粒径が前記上限値を超えると、十分な防汚
性が得られない可能性がある。
【0054】操作部本体61の構成材料中には、高分子
材料とチタン酸塩との他に、必要に応じて任意に添加物
が配合されてもよい。
【0055】添加物としては、例えば、可塑剤、無機フ
ィラー、顔料、各種安定剤(酸化防止剤、光安定剤、帯
電防止剤、ブロッキング防止剤)、X線造影剤等が挙げ
られる。
【0056】なお、本発明は、操作部本体61に限定さ
れず、例えば、操作ノブ62、63や、送気・送液ボタ
ン64、吸引ボタン65等の操作ボタン等に適用しても
よい。
【0057】以上、操作部本体61の構成材料について
説明したが、操作部本体61の構成材料の組成(含有成
分の配合比)は、操作部本体61全体にわたって、均一
なものであってもよいし、各部位で異なるものであって
もよい。例えば、含有成分の配合比が厚さ方向に順次変
化するもの(傾斜材料)等であってもよい。このとき、
チタン酸塩は、少なくとも、操作部本体61の外表面6
11付近に含まれていればよい。
【0058】このように、操作部本体61が防汚性に優
れたものであると、内視鏡の操作性の低下を防止するこ
とができる。
【0059】このような操作部本体61の製造方法は、
特に限定されないが、例えば、圧縮成形、射出成形等が
挙げられる。
【0060】図3は、本発明の内視鏡用部品(操作部本
体)を適用した内視鏡の第2実施形態を示す拡大断面図
である。
【0061】図3に示す内視鏡は、図1、図2に示した
内視鏡とは操作部の構成が異なるものである。本実施形
態の内視鏡において、操作部6は、操作部本体61に、
吸引ボタン65と、操作レバー66とが設置された構成
となっている。操作レバー66を図3中の矢印方向に操
作することにより、湾曲管5が湾曲し、その方向を変え
ることができる。このような操作レバー66が設けられ
ていることにより、操作部本体61の把持と、湾曲管5
の方向の操作とを片手で行うことがより容易なものとな
る。
【0062】以下、図3に示す内視鏡用部品について、
前記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事
項の説明については、その説明を省略する。
【0063】操作部本体61は、基部612と、操作部
本体61の外表面611を形成する表面層613とで構
成されている。
【0064】基部612は、前述の第1実施例で例示し
た高分子材料(硬質プラスチック)と同様な材料で構成
されたものであるのが好ましい。
【0065】表面層613は、高分子材料とチタン酸塩
とを含む材料で構成されている。表面層613を構成す
る高分子材料は、基部を構成する材料との相溶性(密着
性)に優れたものであるのが好ましい。このような材料
としては、前述の第1実施形態で例示した高分子材料
(硬質プラスチック)等が挙げられる。その中でも特
に、アクリル系樹脂であるのが好ましい。高分子材料
が、アクリル系樹脂で構成されることにより、耐薬品
性、耐UV性、耐久性等が向上する。
【0066】表面層613の厚さは、特に限定されない
が、2μm以上であるのが好ましく、5μm以上である
のがより好ましい。表面層613の厚さが前記下限値未
満であると、内視鏡を繰り返し使用することに伴う傷の
発生等により、十分な防汚性が得られなくなる場合があ
る。
【0067】表面層613の形成方法は、特に限定され
ないが、例えば、塗装、ディッピング、蒸着等が挙げら
れる。
【0068】このように、高分子材料とチタン酸塩とを
含む材料で構成される表面層613を設けることによ
り、優れた防汚性が得られる。
【0069】図4は、本発明の内視鏡用部品(挿入部可
撓管の外皮)を適用した内視鏡の第3実施形態を示す拡
大半縦断面図である。以下、図4に示す内視鏡用部品お
よび挿入部可撓管について説明する。なお、内視鏡用部
品については、前記第1、第2実施形態との相違点を中
心に説明し、同様の事項の説明については、その説明を
省略する。
【0070】挿入部可撓管1は、芯材2と、その外周を
被覆する外皮3とを有している。また、挿入部可撓管1
には、内部に、例えば、光ファイバ、電線ケーブル、ケ
ーブルまたはチューブ類等の内蔵物等(図中省略)を配
置、挿通することができる空間24が設けられている。
【0071】芯材2は、螺旋管21と、螺旋管21の外
周を被覆する網状管(編組体)22とで構成され、全体
としてチューブ状の長尺物として形成されている。この
芯材2は、挿入部可撓管1を補強する効果を有する。特
に、螺旋管21と網状管22を組合わせたことにより、
挿入部可撓管1は、十分な機械的強度を確保できる。
【0072】螺旋管21は、帯状材を均一な径で螺旋状
に間隔25をあけて巻いて形成されたものである。帯状
材を構成する材料としては、例えば、ステンレス鋼、銅
合金等が好ましく用いられる。
【0073】網状管22は、金属製または非金属製の細
線23を複数並べたものを編組して形成されている。細
線23を構成する材料としては、例えば、ステンレス
鋼、銅合金等が好ましく用いられる。また、網状管22
を形成する細線23のうち少なくとも1本に合成樹脂の
被覆(図示せず)が施されていてもよい。
【0074】網状管22を形成する細線23のうちの少
なくとも1本に合成樹脂の被覆が施されている場合、こ
の被覆された樹脂(被覆層)は、後述する外皮3の構成
材料(少なくとも外皮3の内周面を構成する材料)との
相溶性に優れた材料であるのが好ましい。これにより、
細線23の被覆層と外皮3とが十分強く結合し、外皮3
と芯材2との密着性が向上する。その結果、外皮3は、
挿入部可撓管1が湾曲した場合にも、芯材2と密着した
状態を維持し、芯材2の湾曲に合わせて十分に大きく伸
縮する。このように大きく伸縮した外皮3の復元力は、
強く発揮され、挿入部可撓管1の湾曲を復元させる力に
大きく寄与する。よって、このような構成により、挿入
部可撓管1は、弾力性に優れる。
【0075】また、外皮3と芯材2との結合力が強いの
で、挿入部可撓管1は、繰り返し使用しても外皮3と芯
材2とが剥離しにくい。したがって、挿入部可撓管1
は、繰り返し使用した後も弾力性が良好に保たれ、耐久
性に優れる。
【0076】網状管22の外周には、編組された細線2
3の編み目により隙間26が形成されている。この隙間
26は、螺旋管21の外周と重なる位置では凹部とな
り、螺旋管21の間隔25と重なる位置では空間24に
連通する孔となって、芯材2の外周に多数の孔および凹
部を形成している。
【0077】芯材2の外周には、外皮3が被覆されてい
る。外皮3は、その内周部が芯材2と密着している。
【0078】外皮3の内周面には、内周側に向かって突
出する多数の突出部(アンカー)4が外皮3から連続し
て形成されている。各突出部4は、芯材2の外周に形成
された多数の孔および凹部内にそれぞれ進入している。
前記凹部内に進入した突出部4の先端は、螺旋管21の
外周に達するまで形成されている。前記孔内に進入した
突出部4は、より長く形成され、その先端が螺旋管21
の間隔25に入り込んでいる。
【0079】このように突出部4が形成されていること
により、突出部4が芯材2の外周に形成された多数の孔
および凹部に係合するので、アンカー効果が生じ、芯材
2に対し外皮3が確実に固定される。このため、外皮3
は、挿入部可撓管1が湾曲した場合にも、芯材2と密着
した状態を維持し、芯材2の湾曲に合わせて十分に大き
く伸縮する。このように大きく伸縮した外皮3の復元力
は、強く発揮され、挿入部可撓管1の湾曲を復元させる
力に大きく寄与する。よって、このような構成により、
挿入部可撓管1は、弾力性に優れる。
【0080】また、突出部4を形成したことにより、外
皮3と網状管22との結合力が強いので、繰り返し使用
しても外皮3が網状管22と剥離しにくい。したがっ
て、挿入部可撓管1は、繰り返し使用した後も弾力性が
良好に保たれ、耐久性に優れる。
【0081】特に、細線23に外皮3の構成材料(少な
くとも外皮3の内周面を構成する材料)との相溶性に優
れた合成樹脂の被覆が施されている場合においては、こ
れらの効果が相乗的に作用することにより、挿入部可撓
管1の弾力性および耐久性は、さらに優れたものとな
る。
【0082】外皮3は、高分子材料と、チタン酸塩を含
む材料で構成されている。外皮3の構成材料として用い
られる高分子材料は、通常、柔軟性を有している。柔軟
性を有する高分子材料としては、例えば、オレフィン系
エラストマー、ウレタン系エラストマー、シリコーン系
エラストマー、フッ素系エラストマー等の樹脂やこれら
を任意に組み合わせたもの(ブレンド樹脂、ポリマーア
ロイ等)が挙げられる。
【0083】外皮3の厚さ(突出部4の部分を除く)
は、長手方向に沿ってほぼ一定であるのが好ましい。こ
れにより、挿入部可撓管1を体腔に挿入する際の操作性
がより向上し、患者の負担もより軽減される。
【0084】外皮3の厚さ(突出部4の部分を除く)
は、芯材2およびその内部に挿通される器具等を体液等
の液体から保護することができ、かつ、挿入部可撓管1
の湾曲性を妨げなければ、特に限定されず、通常は、
0.15〜0.9mm程度が好ましく、0.2〜0.8
mm程度がより好ましい。
【0085】以上、外皮3の構成材料について説明した
が、外皮3の構成材料の組成(含有成分の配合比)は、
外皮3全体にわたって、均一なものであってもよいし、
各部位で異なるものであってもよい。例えば、含有成分
の配合比が厚さ方向に順次変化するもの(傾斜材料)等
であってもよい。このとき、チタン酸塩は、少なくと
も、外皮3の外表面31付近に含まれていればよい。
【0086】このように、体腔内に挿入される挿入部可
撓管1の外皮3が防汚性に優れたものであると、付着物
が原因となる感染症等をより確実に防止することが可能
となる。
【0087】このような外皮3は、例えば、芯材2上
に、高分子材料とチタン酸塩とを含む材料を押出成形す
ること等により製造することができる。
【0088】図5は、本発明の内視鏡用部品(挿入部可
撓管の外皮)を適用した内視鏡の第4実施形態を示す拡
大半縦断面図である。以下、図5に示す内視鏡用部品に
ついて、前記第1〜第3実施形態との相違点を中心に説
明し、同様の事項の説明については、その説明を省略す
る。
【0089】外皮3は、芯材2に密着している内層32
と、外周面31を形成する外層33とで構成されてい
る。
【0090】内層32は、前述の第3実施例で例示した
高分子材料と同様な材料で構成されたものであるのが好
ましい。
【0091】外層33は、高分子材料とチタン酸塩とを
含む材料で構成されている。外層33を構成する高分子
材料は、内層32を構成する材料との相溶性に優れたも
のであるのが好ましい。これにより、内層32と外層3
3との密着性が向上する。このような材料としては、前
述の第3実施形態で例示した高分子材料等が挙げられ
る。その中でも特に、ウレタン系エラストマーを含む材
料であるのが好ましい。高分子材料が、ウレタン系エラ
ストマーを含む材料で構成されることにより、耐薬品性
が向上する。
【0092】外層33の厚さは、特に限定されないが、
1μm以上であるのが好ましく、10μm以上であるの
がより好ましい。外層33の厚さが下限値未満である
と、内視鏡を繰り返し使用することに伴う傷の発生等に
より、十分な防汚性が得られなくなる場合がある。
【0093】外層33の形成方法は、特に限定されない
が、例えば、押出成形、塗装、ディッピング、モールド
成形、蒸着等が挙げられる。
【0094】このように、外皮3が複数の層で構成さ
れ、かつ、少なくともその最外層(外層33)が高分子
材料とチタン酸塩とで構成される場合、各層の構成材料
の選択により、防汚性の向上とともに、芯材2との密着
性やクッション性等、外皮3全体としての種々の特性を
向上させることができる。
【0095】なお、図示の構成では、外皮3は、内層3
2と外層33との2層で構成されているが、3層以上で
構成されていてもよい。このとき、少なくとも、その最
外層にチタン酸塩が含まれていればよい。
【0096】以上、本発明の内視鏡用部品を図示の各実
施形態について説明したが、本発明は、これらに限定さ
れるものではない。例えば、本発明の内視鏡用部品は、
外皮3や操作部本体61以外の部位を構成するものであ
ってもよい。また、本発明の内視鏡用部品は、例えば、
金属(金属酸化物等を含む)部品の外表面に、前述した
高分子材料とチタン酸塩とを含む材料を塗装してなるも
の等であってもよい。
【0097】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。
【0098】1.内視鏡用部品の作製 (実施例1)まず、ポリサルフォン(テイジンアコモエ
ンジニアリングプラスチックス(株)製、Mw4000
0)を用いて、圧縮成形により、操作部本体の形状の成
形体を得た。成形体を脱脂洗浄した後、スプレー塗装に
より、成形体の外表面上に表面層を形成することによ
り、操作部本体(内視鏡用部品)を得た。表面層を構成
する材料として、アクリル系樹脂(Mw60000)と
八チタン酸カリウム(平均粒径0.5μmの非繊維状微
粒子、含有量10wt%)との混合物を用いた。このと
き、表面層の平均厚さは、10μmであった。
【0099】(実施例2)表面層を構成する材料におけ
る八チタン酸カリウムの含有量を20wt%とした以外
は、実施例1と同様にして操作部本体を作製した。
【0100】(実施例3)チタン酸塩として、六チタン
酸カリウム(繊維状、含有量10wt%)を用いた以外
は、実施例1と同様にして操作部本体を作製した。
【0101】(実施例4)表面層を構成する材料におけ
る六チタン酸カリウムの含有量を20wt%とした以外
は、実施例3と同様にして操作部本体を作製した。
【0102】(実施例5)ポリサルフォン(テイジンア
コモエンジニアリングプラスチックス(株)製、Mw4
0000)と八チタン酸カリウム(平均粒径0.5μm
の非繊維状微粒子、含有量25wt%)との混合物を用
いて、圧縮成形により、操作部本体を作製した。
【0103】(実施例6)チタン酸塩として、六チタン
酸カリウム(繊維状、含有量25wt%)を用いた以外
は、実施例5と同様にして操作部本体を作製した。
【0104】(実施例7)まず、幅3mmのステンレス
製の帯状材を巻回して、外径9mm、内径7mmの螺旋
管21を作製した。次に、直径0.1mmのステンレス
製の細線を10本ずつ並べたものを編組みした網状管を
作製した。細線のうち1本は、ポリアミド樹脂でコーテ
ィングしたものを用いた。この網状管で螺旋管を被覆
し、芯材を得た。
【0105】次に、芯材の外周に、押出成形により、シ
リコーン系エラストマーで構成される内層(厚さ0.1
mm)を被覆し、さらに、その外周にシリコーン系エラ
ストマーと八チタン酸カリウム(平均粒径0.5μmの
非繊維状微粒子、含有量12wt%)との混合物で構成
される外層(厚さ0.1mm)を被覆することにより長
さ1.5mの内視鏡用可撓管を作製した。
【0106】(実施例8)チタン酸塩として、六チタン
酸カリウム(繊維状、含有量12wt%)を用いた以外
は、実施例7と同様にして内視鏡用可撓管を作製した。
【0107】(実施例9)実施例7と同様にして得られ
た芯材の外周に、押出成形により、外皮(厚さ0.4m
m)を被覆して、長さ1.5mの内視鏡用可撓管を作製
した。このとき、外皮の構成材料として、シリコーン系
エラストマーと八チタン酸カリウム(平均粒径0.5μ
mの非繊維状微粒子、含有量20wt%)の混合物を用
いた。
【0108】(実施例10)チタン酸塩として、六チタ
ン酸カリウム(繊維状、含有量20wt%)を用いた以
外は、実施例9と同様にして内視鏡用可撓管を作製し
た。
【0109】(実施例11)チタン酸塩として、八チタ
ン酸カリウム(平均粒径0.5μmの非繊維状微粒子、
含有量7.5wt%)と六チタン酸カリウム(繊維状、
含有量7.5wt%)とを用いた以外は、実施例1と同
様にして操作部本体を作製した。
【0110】(実施例12)チタン酸塩として、八チタ
ン酸カリウム(平均粒径0.5μmの非繊維状微粒子、
含有量12.5wt%)と六チタン酸カリウム(繊維
状、含有量12.5wt%)とを用いた以外は、実施例
5と同様にして操作部本体を作製した。
【0111】(実施例13)チタン酸塩として、八チタ
ン酸カリウム(平均粒径0.5μmの非繊維状微粒子、
含有量6wt%)と六チタン酸カリウム(繊維状、含有
量6wt%)とを用いた以外は、実施例7と同様にして
内視鏡用可撓管を作製した。
【0112】(実施例14)チタン酸塩として、八チタ
ン酸カリウム(平均粒径0.5μmの非繊維状微粒子、
含有量10wt%)と六チタン酸カリウム(繊維状、含
有量10wt%)とを用いた以外は、実施例9と同様に
して内視鏡用可撓管を作製した。
【0113】(比較例1)チタン酸塩を用いなかった以
外は、実施例1と同様にして操作部本体を作製した。
【0114】(比較例2)チタン酸塩を用いなかった以
外は、実施例5と同様にして操作部本体を作製した。
【0115】(比較例3)チタン酸塩を用いなかった以
外は、実施例7と同様にして内視鏡用可撓管を作製し
た。
【0116】(比較例4)チタン酸塩を用いなかった以
外は、実施例9と同様にして内視鏡用可撓管を作製し
た。
【0117】2.評価 各実施例および各比較例で作製した操作部本体および内
視鏡用可撓管(以下、「被検体」という)を用いて、内
視鏡を作製した。これらの内視鏡について、以下に示す
方法で防汚性試験を行った。
【0118】まず、各内視鏡に対して、オートクレーブ
を用いた高圧蒸気滅菌(2.0気圧、132℃×5分)
を200回繰り返し行った。
【0119】各内視鏡を冷却、乾燥した後、各被検体の
表面に付着した水垢等の汚れ(付着物)の付着量を測定
した。
【0120】その結果、本発明の内視鏡用部品において
は、比較例の内視鏡用部品に比べ、外表面に付着してい
た汚れの総量が少なかった。
【0121】その後、消毒用エタノールを用いて、各被
検体の外表面を払拭した。払拭の前後における外表面上
の付着物の量を比較することにより、付着物の除去率を
求めた。このようにして求めた付着物の除去率(面積
率)を以下の4段階の基準に従い、評価した。
【0122】 ◎:付着物の除去率が80%以上。 ○:付着物の除去率が50%以上80%未満。 △:付着物の除去率が20%以上50%未満。 ×:付着物の除去率が20%未満。 これらの結果を表1に示す。
【0123】
【表1】
【0124】表1から明らかなように、本発明の内視鏡
用部品は、いずれも付着物の除去率が高いものであっ
た。これに対し、比較例の内視鏡用部品は、付着物の除
去率が20%未満と低いものであった。
【0125】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、汚
れの付着が起こりにくい、または、付着した汚れを容易
に除去することができる内視鏡用部品を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡用部品を適用した電子内視鏡を
示す全体図である。
【図2】本発明の内視鏡用部品(操作部本体)を適用し
た内視鏡の第1実施形態を示す拡大図である。
【図3】本発明の内視鏡用部品(操作部本体)を適用し
た内視鏡の第2実施形態を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の内視鏡用部品(挿入部可撓管の外皮)
を適用した内視鏡の第3実施形態を示す拡大断面図であ
る。
【図5】本発明の内視鏡用部品(挿入部可撓管の外皮)
を適用した内視鏡の第4実施形態を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 挿入部可撓管 2 芯材 21 螺旋管 22 網状管 23 細線 24 空間 25 間隔 26 隙間 3 外皮 31 外表面 32 内層 33 外層 4 突出部 5 湾曲管 6 操作部 61 操作部本体 611 外表面 612 基部 613 表面層 62、63 操作ノブ 64 送気・送液ボタン 65 吸引ボタン 66 操作レバー 7 接続部可撓管 8 光源差込部 81 光源用コネクタ 82 画像信号用コネクタ 10 電子内視鏡

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外表面の少なくとも一部が、高分子材料
    と、チタン酸塩とを含む材料で構成されていることを特
    徴とする内視鏡用部品。
  2. 【請求項2】 内視鏡用部品は、可撓管の外皮である請
    求項1に記載の内視鏡用部品。
  3. 【請求項3】 内視鏡用部品は、内視鏡を把持、操作す
    るための操作部である請求項1に記載の内視鏡用部品。
  4. 【請求項4】 前記チタン酸塩は、チタン酸カリウムで
    ある請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡用部
    品。
  5. 【請求項5】 前記チタン酸カリウムは、少なくとも八
    チタン酸カリウムまたは六チタン酸カリウムを含むもの
    である請求項4に記載の内視鏡用部品。
  6. 【請求項6】 前記チタン酸塩の含有量は、3〜40w
    t%である請求項1ないし5のいずれかに記載の内視鏡
    用部品。
  7. 【請求項7】 前記チタン酸塩は、非繊維状のものであ
    る請求項1ないし6のいずれかに記載の内視鏡用部品。
  8. 【請求項8】 前記チタン酸塩の平均粒径は、0.01
    〜2μmである請求項7に記載の内視鏡用部品。
  9. 【請求項9】 前記チタン酸塩は、繊維状のものである
    請求項1ないし6のいずれかに記載の内視鏡用部品。
  10. 【請求項10】 前記高分子材料は、硬質プラスチック
    を含む材料で構成されたものである請求項1ないし9の
    いずれかに記載の内視鏡用部品。
  11. 【請求項11】 前記高分子材料は、変性ポリフェニレ
    ンオキシド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、ポリ
    エーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポ
    リエーテルエーテルケトン、アクリル系樹脂のうち少な
    くとも一種を含むものである請求項10に記載の内視鏡
    用部品。
  12. 【請求項12】 前記高分子材料は、柔軟性を有するも
    のである請求項1ないし11のいずれかに記載の内視鏡
    用部品。
  13. 【請求項13】 前記高分子材料は、ウレタン系エラス
    トマー、オレフィン系エラストマー、シリコーン系エラ
    ストマー、フッ素系エラストマーのうち少なくとも一種
    を含むものである請求項12に記載の内視鏡用部品。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載
    の内視鏡用部品を備えたことを特徴とする内視鏡。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017086187A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 オリンパス株式会社 印刷方法、樹脂成形物、および医療機器

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