JP2002153417A - 内視鏡用可撓管の製造方法および内視鏡用可撓管 - Google Patents
内視鏡用可撓管の製造方法および内視鏡用可撓管Info
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Abstract
と。 【解決手段】本発明の内視鏡用可撓管1は、芯材2と外
皮3とで構成されている。芯材2は、螺旋管21と網状
管22とで構成されている。外皮3は、芯材2の外周
に、外皮材料を押出成形により被覆することにより形成
されたものである。前記外皮材料は、押出成形時に実質
的に変成しない架橋助剤と、高分子材料とを含むもので
ある。また、外皮3には、放射線照射による耐薬品性向
上処理が施されている。前記外皮材料中における架橋助
剤の含有量は、0.5〜5wt%であるのが好ましい。
外皮3に対する放射線の照射線量は、1×105〜6×
106Gyであるのが好ましい。放射線の1量子あたり
のエネルギーは、1×102〜4×106eVであるのが
好ましい。
Description
製造方法および内視鏡用可撓管に関するものである。
を例えば、胃、十二指腸、小腸あるいは大腸といった体
腔の深部まで挿入する必要がある。このため、内視鏡の
挿入部可撓管は、内視鏡用可撓管の外皮を有することに
より、挿入操作のし易さ(可撓性)の向上を図り患者の
負担を軽減させるとともに、体液等の液体が内視鏡内部
に侵入するのを防いでいる。従来、前記内視鏡用可撓管
の外皮の構成材料としては、ポリウレタン系樹脂、ウレ
タン系エラストマー等の弾性材料が一般的に使用されて
いる。
ため、その都度、洗浄および消毒を行う必要がある。と
ころが、前記従来の材料は、耐薬品性が劣っている。こ
のため、内視鏡に対して、洗浄、消毒を繰り返し行う
と、外皮が劣化してしまう。そして、内視鏡用可撓管の
外皮そのものの柔軟性(可撓性)の低下が進み、管腔内
へ挿入し難くなるという問題が生じる。また、劣化が激
しい場合には、細かな亀裂等が発生し、内視鏡用可撓管
の外皮の構成材料が剥離することもある。
品性に優れた内視鏡用可撓管を提供することにある。
(1)〜(15)の本発明により達成される。
材料を被覆し、外皮を形成する工程と、前記外皮に放射
線を照射することにより、耐薬品性向上処理を施す工程
とを有することを特徴とする内視鏡用可撓管の製造方
法。これにより、耐薬品性に優れた内視鏡用可撓管を提
供することができる。
により行うものである上記(1)に記載の内視鏡用可撓
管の製造方法。これにより、外皮と、芯材との密着性が
向上する。
皮材料を、中空部を有する芯材の外周に、押出成形によ
り被覆し、外皮を形成する工程と、前記外皮に放射線を
照射することにより、耐薬品性向上処理を施す工程とを
有する内視鏡用可撓管の製造方法であって、前記架橋助
剤は、前記押出成形時において実質的に変性しないもの
であることを特徴とする内視鏡用可撓管の製造方法。こ
れにより、耐薬品性に優れた内視鏡用可撓管を提供する
ことができる。
助剤の含有量は、0.5〜5wt%である上記(3)に
記載の内視鏡用可撓管の製造方法。これにより、内視鏡
用可撓管の耐薬品性がさらに向上する。
エステルを含むものである上記(3)または(4)に記
載の内視鏡用可撓管の製造方法。これにより、内視鏡用
可撓管の耐薬品性がさらに向上する。
射線量は、1×105〜6×106Gyである上記(1)
ないし(5)のいずれかに記載の内視鏡用可撓管の製造
方法。これにより、内視鏡用可撓管の耐薬品性がさらに
向上する。
と、前記放射線を照射された前記外皮材料を、中空部を
有する芯材の外周に被覆し、外皮を形成する工程とを有
することを特徴とする内視鏡用可撓管の製造方法。これ
により、耐薬品性に優れた内視鏡用可撓管を提供するこ
とができる。
により行うものである上記(7)に記載の内視鏡用可撓
管の製造方法。これにより、外皮と、芯材との密着性が
向上する。
の照射線量は、5×104〜3×106Gyである上記
(7)または(8)に記載の内視鏡用可撓管の製造方
法。これにより、内視鏡用可撓管の耐薬品性がさらに向
上する。
に、前記外皮に放射線を照射する工程を有する上記
(7)ないし(9)のいずれかに記載の内視鏡用可撓管
の製造方法。これにより、内視鏡用可撓管の耐薬品性が
さらに向上する。
照射線量は、5×104〜3×106Gyである上記(1
0)に記載の内視鏡用可撓管の製造方法。これにより、
内視鏡用可撓管の耐薬品性がさらに向上する。
ネルギーは、1×102〜4×106eVであることを特
徴とする上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の
内視鏡用可撓管の製造方法。これにより、内視鏡用可撓
管の耐薬品性がさらに向上する。
系樹脂、ポリウレタン系エラストマーのうち少なくとも
一方を含有するものである上記(1)ないし(12)の
いずれかに記載の内視鏡用可撓管の製造方法。これによ
り、内視鏡用可撓管の柔軟性が向上する。
1〜0.8mmである上記(1)ないし(13)のいず
れかに記載の内視鏡用可撓管の製造方法。
び耐薬品性をさらに優れたものとすることができる。
ずれかに記載の方法により製造されたことを特徴とする
内視鏡用可撓管。これにより、耐薬品性に優れた内視鏡
用可撓管を提供することができる。
製造方法および内視鏡用可撓管の好適な実施形態につい
て、添付図面を参照しつつ説明する。
鏡用可撓管を有する内視鏡の全体構成の一例について説
明する。
た挿入部可撓管を有する電子内視鏡(電子スコープ)を
示す全体図である。以下、図1中、上側を「基端」、下
側を「先端」として説明する。
撓性(柔軟性)を有する長尺物の挿入部可撓管1と、挿
入部可撓管1の先端部に設けられた湾曲部5と、挿入部
可撓管1の基端部に設けられ、術者が把持して電子内視
鏡10全体を操作する操作部6と、操作部6に接続され
た接続部可撓管7と、接続部可撓管7の先端側に設けら
れた光源差込部8とで構成されている。
て使用される。また、操作部6には、その側面に操作ノ
ブ61、62が設置されている。この操作ノブ61、6
2を操作すると、挿入部可撓管1内に配設されたワイヤ
ー(図示せず)が牽引されて、湾曲部5が4方向に湾曲
し、その方向を変えることができる。
被写体像を撮像する図示しない撮像素子(CCD)が設
けられ、また、光源差込部8の先端部に、画像信号用コ
ネクタ82が設けられている。この画像信号用コネクタ
82は、光源装置に接続され、さらに、光源装置は、ケ
ーブルを介してモニタ装置(図示せず)に接続されてい
る。
タ81が設置され、この光源用コネクタ81が光源装置
(図示せず)に接続されている。光源装置から発せられ
た光は、光源用コネクタ81、および、光源差込部8
内、接続部可撓管7内、操作部6内、挿入部可撓管1内
および湾曲部5内に連続して配設された光ファイバー束
によるライトガイド(図示せず)を通り、湾曲部5の先
端部より観察部位に照射され、照明する。
の反射光(被写体像)は、撮像素子で撮像される。撮像
素子では、撮像された被写体像に応じた画像信号が出力
される。
管1内、操作部6内および接続部可撓管7内に連続して
配設され、画像素子と画像信号用コネクタ82とを接続
する画像信号ケーブル(図示せず)を介して、光源差込
部8に伝達される。
で所定の処理(例えば、信号処理、画像処理等)がなさ
れ、その後、モニタ装置に入力される。モニタ装置で
は、撮像素子で撮像された画像(電子画像)、すなわち
動画の内視鏡モニタ画像が表示される。
挿入部可撓管1を有する電子内視鏡10の全体構成につ
いて説明したが、本発明の内視鏡用可撓管は、光学内視
鏡の可撓管にも適用することができることは、言うまで
もない。
挿入部可撓管の一例について説明する。
た挿入部可撓管を示す半縦断面図である。
材2と、その外周を被覆する外皮3とを有している。ま
た、挿入部可撓管1には、内部に、例えば、光ファイ
バ、電線ケーブル、ケーブルまたはチューブ類等の内蔵
物等(図中省略)を配置、挿通することができる空間2
4が設けられている。
周を被覆する網状管(編組体)22とで構成され、全体
としてチューブ状の長尺物として形成されている。この
芯材2は、挿入部可撓管1を補強する効果を有する。特
に、螺旋管21と網状管22を組合わせたことにより、
挿入部可撓管1は、十分な機械的強度を確保できる。
に間隔25をあけて巻いて形成されたものである。帯状
材を構成する材料としては、例えば、ステンレス等の鉄
系合金、銅系合金等が好ましく用いられる。
線23を複数並べたものを編組して形成されている。細
線23を構成する金属製の材料としては、例えば、ステ
ンレス等の鉄系合金、銅系合金等が挙げられる。また、
非金属性の材料としては、例えば、高融点樹脂、カーボ
ンファイバー、ガラス繊維等が挙げられる。また、網状
管22を形成する細線23のうち少なくとも1本に合成
樹脂の被覆(図示せず)が施されていてもよい。
なくとも1本に合成樹脂の被覆が施されている場合、こ
の被覆された樹脂(被覆層)は、外皮3の構成材料(少
なくとも外皮3の内周面を構成する材料)との相溶性に
優れた材料であるのが好ましい。これにより、細線23
の被覆層と外皮3とが十分強く結合し、外皮3と芯材2
との密着性が向上する。このため、外皮3と芯材2との
密着状態は、挿入部可撓管1が湾曲した場合においても
維持される。また、外皮3と芯材2との結合力が強いの
で、挿入部可撓管1は、繰り返し使用しても外皮3と芯
材2とが剥離しにくい。したがって、挿入部可撓管1
は、耐久性に優れる。
3の編み目により隙間26が形成されている。この隙間
26は、螺旋管21の外周と重なる位置では凹部とな
り、螺旋管21の間隔25と重なる位置では空間24に
連通する孔となって、芯材2の外周に多数の孔および凹
部を形成している。
る。外皮3の内周面には、内周側に向かって突出する多
数の突出部(アンカー)31が外皮3から連続して形成
されている。各突出部31は、芯材2の外周に形成され
た多数の孔および凹部内にそれぞれ進入している。前記
凹部内に進入した突出部31の先端は、螺旋管21の外
周に達するまで形成されている。前記孔内に進入した突
出部31は、より長く形成され、その先端が螺旋管21
の間隔25に入り込んでいる。
とにより、突出部31が芯材2の外周に形成された多数
の孔および凹部に係合するので、アンカー効果が生じ、
芯材2に対し外皮3が確実に固定される。このため、外
皮3と芯材2との密着状態は、挿入部可撓管1が湾曲し
た場合においても維持される。したがって、挿入部可撓
管1は、弾力性に優れたものとなる。また、外皮3と芯
材2との結合力が強いので、挿入部可撓管1は、繰り返
し使用しても外皮3と芯材2とが剥離しにくい。したが
って、挿入部可撓管1は、耐久性に優れる。
くとも外皮3の内周面を構成する材料)との相溶性に優
れた合成樹脂で構成された被覆層が形成されている場合
においては、これらの効果が相乗的に作用することによ
り、挿入部可撓管1の耐久性は、さらに優れたものとな
る。
る材料で構成される。このような外皮3は、体液等が内
視鏡内部に侵入するのを防止するとともに挿入部可撓管
1の管腔内への挿入のし易さ(挿入性)を向上する効果
を有する。外皮3の構成材料(外皮材料32)として
は、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフ
ィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリスチレン
系樹脂、ポリイミド系樹脂等の各種可撓性を有する樹脂
や、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラ
ストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリアミド
系エラストマー、ポリスチレン系エラストマー、エチレ
ンプロピレンゴム、ラテックスゴム等の各種エラストマ
ー等の高分子材料が挙げられ、これらのうち、1種また
は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、
外皮3中には、ポリテトラフルオロエチレン、エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体等のフッ素系樹脂
や、フッ素系エラストマー、シリコーンゴム等の高分子
材料が含まれていてもよい。
ポリウレタン系樹脂、ポリウレタン系エラストマーのう
ち少なくとも一方を含む材料で構成されているのが好ま
しい。これにより、内視鏡用可撓管1の柔軟性は、特に
優れたものとなる。
添加物が配合されてもよい。添加物としては、例えば、
架橋剤、架橋助剤、可塑剤、無機フィラー、顔料、各種
安定剤(酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、ブロッキ
ング防止剤、潤滑剤)、X線造影剤等が挙げられる。
皮3全体にわたって、均一なものであってもよいし、各
部位で異なるものであってもよい。例えば、含有成分の
配合比が厚さ方向に順次変化するもの(傾斜材料)等で
あってもよい。
柔軟性には優れているが、十分な耐薬品性が得られない
ことがある。
造過程で、後に詳述するような耐薬品性向上処理を行う
ことにより、外皮の耐薬品性を優れたものとしている。
く)は、特に限定されないが、0.01〜0.8mmで
あるのが好ましく、0.05〜0.7mmであるのがよ
り好ましい。
と、外皮3の機械的強度が低下するため、内視鏡用可撓
管の耐久性が低下し、繰り返し使用することにより、そ
の内部に体液等の液体が侵入する可能性がある。
えると、挿入部可撓管1の可撓性(柔軟性)が低下する
場合がある。
長手方向に沿って一定であるが、長手方向に沿って変化
するものであってもよい。
の第1実施形態について説明する。まず、芯材2を作製
する。芯材2は、例えば、螺旋管21の外周に網状管2
2(編組体)を被覆することにより作製することができ
る。螺旋管21の外周への網状管22(編組体)の被覆
は、いかなる方法で行ってもよいが、芯金9に、螺旋管
21を巻回した状態で行うのが好ましい。これにより、
螺旋管21の形状が安定し、網状管(編組体)22の被
覆を容易に行うことができる。なお、芯金9は、例え
ば、芯材2の外周に外皮材料32を被覆した後に除去さ
れる。
周に外皮材料32を被覆し、外皮3を形成する。
記高分子材料の架橋反応を促進する架橋助剤が含まれて
いるのが好ましい。外皮材料32中に架橋助剤が含まれ
ていると、後述する耐薬品性向上処理後における外皮3
の耐薬品性は、特に優れたものとなる。また、耐薬品性
向上処理時における放射線の照射量を少なくすることも
可能となる。
出成形時に実質的に変性しないものであるのが好まし
い。このような架橋助剤としては、例えば、イソシアヌ
ル酸エステルが挙げられる。イソシアヌル酸エステルと
しては、トリアシルイソシアヌレート、トリメタアシル
イソシアヌレートや、これらのうち少なくとも1種を含
む重合体(ダイマー、トリマー、オリゴマー、プレポリ
マー、ポリマー、共重合体等)等が挙げられるが、この
中でも特に、トリアシルイソシアヌレートを主とするも
のであるのが好ましい。架橋助剤として、トリアシルイ
ソシアヌレートを主とするものを用いた場合、放射線照
射による架橋反応が、より効率良く進行するため、外皮
3の耐薬品性、耐熱性は、特に優れたものとなる。
(含有率)は、特に限定されないが、0.5〜5wt%
であるのが好ましく、1.0〜3.0wt%であるのが
より好ましい。
が前記下限値未満であると、後述する耐薬品性向上処理
時における放射線の照射量を多くしなければ、十分な耐
薬品性が得られない場合がある。
含有量が前記上限値を超えると、外皮材料32中におけ
る前記高分子材料の含有量が相対的に低下し、前記高分
子材料の特性(例えば、柔軟性等)が低下する場合があ
る。また、前記高分子材料と架橋助剤との相溶性が低い
場合においては、架橋助剤が析出する可能性がある。
は軟化し、混合、混練することにより得られる。各成分
を溶融または軟化し、混合、混練するには、例えば、ニ
ーダー、ニーダールーダー、ロール、連続混練押出機等
の混練機等が使用可能である。このような混練機を用い
て各成分を混練した場合、外皮材料は、各成分が均一に
混合されたものとなる。
ば、160〜220℃程度であるのが好ましく、180
〜210℃程度であるのがより好ましく、190〜20
0℃程度であるのがさらに好ましい。各成分を、かかる
温度範囲で混練した場合、外皮材料32中の各成分の均
一度は向上する。
ては、特に限定されないが、次に説明するような押出成
形により容易に被覆することができる。
を被覆している押出成形機のダイスヘッドの部分の縦断
面図である。以下の説明では、図3中の左側を「先
端」、右側を「基端」として説明する。
42とを有している。ダイスヘッド4には、基端から先
端に貫通する円形断面の通路43が形成されている。
同心的に挿通し、図示しない移送手段により、基端から
先端に向かって長手方向(図3中の矢印A方向)に移動
する。
ニップル42とによって、外皮材料通路44が形成され
ている。外皮材料通路44の先端は、通路43内に周状
に開口しており、押し出し口45を形成している。
ず)に投入された外皮材料32が、シリンダ(図示せ
ず)内のスクリュー(図示せず)によって順次送り込ま
れる(図3中の矢印B部)。送り込まれた外皮材料32
は、外皮材料通路44を通って、押し出し口45から押
し出され、長手方向に移動する芯材2の外周に順次被覆
される。
管22および螺旋管21)の少なくとも一部を埋め込む
ように被覆されるのが好ましい。これにより、次のよう
な効果が得られる。
より、外皮3と芯材2との間の結合力が強くなり、外皮
3が芯材2から剥離(分離)しにくいものとなる。・外
皮3の耐久性が向上し、亀裂等を生じにくいものとな
る。・強度等の性能を維持しつつ、挿入部可撓管1の外
径を細径化(または、内径を拡大化)することができ
る。
は、特に限定されないが、例えば、180〜210℃程
度であるのが好ましく、190〜200℃程度であるの
がより好ましい。押出成形時おける外皮材料32の温度
が、かかる温度範囲の場合、外皮材料の成形加工性が特
に優れたものとなる。このため、内視鏡用可撓管の外皮
の厚さは、その均一度が向上する。
品性向上処理を施すことにより、本発明の内視鏡用可撓
管1が得られる。この耐薬品性向上処理は、外皮3に放
射線を照射することにより行われる。
ば、1×105〜6×106Gyであるのが好ましく、2
×105〜3×106Gyであるのがより好ましい。外皮
3に対する放射線の照射線量がこのような範囲の値であ
ると、外皮3の耐薬品性は、特に優れたものとなる。
あたりのエネルギーは、例えば、1×102〜4×106
eVであるのが好ましく、5×102〜1×106eVで
あるのがより好ましい。外皮3に照射される放射線の1
量子あたりのエネルギーがこのような範囲の値である
と、前記高分子材料の架橋反応が効率よく進行し、外皮
3の耐薬品性は、特に優れたものとなる。
より、外皮3は、前述した高分子材料の特性(特に、柔
軟性)を維持しつつ、耐薬品性にも優れたものとなる。
より、外皮3は、耐薬品性が向上するとともに、耐熱性
も向上する。
の第2実施形態について説明する。以下、本実施形態の
製造方法について、前述した第1実施形態の製造方法と
の違いを中心に説明し、同様の事項については、その説
明を省略する。
外皮材料32を被覆して外皮3を形成するのに先立ち、
外皮材料32に放射線を照射する工程を有する。これに
より、例えば、各部位における架橋度のバラツキの小さ
い(より均一に架橋した)外皮3を得ることができる。
は、例えば、5×104〜3×106Gyであるのが好ま
しく、5×105〜2×106Gyであるのがより好まし
い。外皮材料32に対する放射線の照射線量がこのよう
な範囲の値であると、外皮3の耐薬品性は、特に優れた
ものとなる。
1量子あたりのエネルギーは、例えば、1×102〜4
×106eVであるのが好ましく、5×102〜1×10
6eVであるのがより好ましい。外皮材料32に照射さ
れる放射線の1量子あたりのエネルギーがこのような範
囲の値であると、前記高分子材料の架橋反応が効率よく
進行し、外皮3の耐薬品性は、特に優れたものとなる。
照射)の施された外皮材料32を、前記第1実施形態の
製造方法と同様にして、芯材の外周に被覆し、外皮3を
形成する。
に限定されないが、例えば、180〜260℃程度であ
るのが好ましく、190〜240℃程度であるのがより
好ましい。被覆時おける外皮材料32の温度が、かかる
温度範囲の場合、外皮材料32の成形加工性が特に優れ
たものとなる。このため、内視鏡用可撓管の外皮の厚さ
は、その均一度が向上する。
て、さらに放射線を外皮3に照射することによる耐薬品
性向上処理を施してもよい。これにより、前記高分子材
料の架橋度がさらに向上し、外皮3の耐薬品性、耐熱性
は、特に優れたものとなる。
ば、5×104〜3×106Gyであるのが好ましく、2
×105〜2×106Gyであるのがより好ましい。外皮
3に対する放射線の照射線量がこのような範囲の値であ
ると、外皮3の耐薬品性は、特に優れたものとなる。
あたりのエネルギーは、例えば、1×102〜4×106
eVであるのが好ましく、5×102〜1×106eVで
あるのがより好ましい。外皮3に照射される放射線の1
量子あたりのエネルギーがこのような範囲の値である
と、前記高分子材料の架橋反応が効率よく進行し、外皮
3の耐薬品性は、特に優れたものとなる。
および内視鏡用可撓管について説明したが、本発明は、
これらに限定されるものではない。
層体であってもよい。このような外皮の各層は、互いに
物理的特性または化学的特性が異なる材料で構成するこ
とができる。これにより、外皮の各層の特性の組み合わ
せによって、内視鏡用可撓管に必要とされる各種の性能
を同時に優れたものとすることができる。
た内層と、その外周上に設けられた外層とで構成されて
いる場合、内層に芯材との密着性に優れた材料を使用す
ることにより、外皮を芯材2により確実に固定すること
ができる。
ることにより、内層が外層と螺旋管との間のクッション
として作用し、内視鏡用可撓管の弾力性をより優れたも
のとすることができる。
合、前述したような耐薬品性向上処理は、少なくとも最
外層に対して施されるものであればよい。
体で構成してもよく、長手方向の一部についてこのよう
な積層体で構成してもよい。
ば、光源装置に接続される接続部可撓管にも適用でき
る。
る。
ステンレス製の帯状材を巻回して、外径9.9mm、内
径9.6mmの螺旋管を作製した。
線を用意した。これらのうち、一部の細線に対して、細
線の全長にわたって被覆層を形成した。被覆層の構成材
料として、ポリウレタン系エラストマー(製品名:パン
デックス、大日本インキ化学(株)社製)5wt%と、
ポリアミド系樹脂(製品名:ダイアミド、ダイセル・ヒ
ュルス(株)社製)95wt%との混練物を用いた。こ
の被覆層の形成は、押出成形により行った。なお、被覆
層の平均厚さは、0.05mmであった。
形成されていない細線2本とからなる3本を一組とし、
これらを編組することにより網状管を作製した。
巻回した状態の螺旋管の外周に被覆することにより芯材
を作製した。
外皮材料を被覆し、外皮を形成した。なお、外皮材料と
しては、ペレット状のポリウレタン系エラストマー(製
品名:パンデックス、大日本インキ化学(株)社製)を
200℃で混練したものを用いた。押出成形時の外皮材
料温度は、195℃であった。また、形成された外皮の
平均厚さは、0.3mmであった。
た外皮に対して、耐薬品性向上処理を施すことにより、
長さ1.5mの内視鏡用可撓管を得た。耐薬品性向上処
理は、外皮に対して放射線を照射することにより行っ
た。
6Gyであった。また、放射線の1量子あたりのエネル
ギーは、3×105eVであった。
のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):50wt%と、ペ
レット状のポリエステル系樹脂(製品名:ハイトレル、
東レ・デュポン(株)社製):50wt%とを200℃
で混練したものを用いた以外は、前記実施例1と同様に
して内視鏡用可撓管を製造した。
線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、1×10
6Gy、3×105eVであった。
ット状のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデ
ックス、大日本インキ化学(株)社製)を用意し、この
外皮材料に対して、放射線を照射した。
の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、1×106
Gy、3×105eVであった。
した。混練時における材料温度は、230℃であった。
た芯材の外周に、混練された外皮材料を押出成形により
被覆し、内視鏡用可撓管を得た。なお、押出成形時の外
皮材料温度は、230℃であった。また、形成された外
皮の平均厚さは、0.3mmであった。
ット状のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデ
ックス、大日本インキ化学(株)社製):50wt%
と、ペレット状のポリエステル系樹脂(製品名:ハイト
レル、東レ・デュポン(株)社製):50wt%との混
合物を用意し、この外皮材料に対して、放射線を照射し
た。
の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、1×106
Gy、3×105eVであった。
した。混練時における材料温度は、200℃であった。
た芯材の外周に、混練された外皮材料を押出成形により
被覆し、内視鏡用可撓管を得た。なお、押出成形時の外
皮材料温度は、210℃であった。また、形成された外
皮の平均厚さは、0.3mmであった。
皮材料を被覆し、外皮を形成した後、さらに、外皮に対
して、放射線を照射した以外は、前記実施例3と同様に
して、内視鏡用可撓管を製造した。
放射線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、5×
105Gy、3×105eVであった。また、外皮に対す
る放射線の照射量、放射線の1量子あたりのエネルギー
は、それぞれ、5×105Gy、3×105eVであっ
た。
皮材料を被覆し、外皮を形成した後、さらに、外皮に対
して、放射線を照射した以外は、前記実施例4と同様に
して、内視鏡用可撓管を製造した。
放射線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、5×
105Gy、3×105eVであった。また、外皮に対す
る放射線の照射量、放射線の1量子あたりのエネルギー
は、それぞれ、5×105Gy、3×105eVであっ
た。
のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):98wt%と、ト
リアリルイソシアヌレート:2wt%とを190℃で混
練したものを用いた以外は、前記実施例1と同様にして
内視鏡用可撓管を製造した。
線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、8×10
5Gy、3×105eVであった。
のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):49wt%と、ペ
レット状のポリエステル系樹脂(製品名:ハイトレル、
東レ・デュポン(株)社製):49wt%と、トリアリ
ルイソシアヌレート:2wt%とを200℃で混練した
ものを用いた以外は、前記実施例1と同様にして内視鏡
用可撓管を製造した。
線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、8×10
5Gy、3×105eVであった。
のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):98wt%と、ト
リアリルイソシアヌレート:2wt%とを190℃で混
練したものを用いた以外は、前記実施例3と同様にして
内視鏡用可撓管を製造した。
放射線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、8×
105Gy、3×105eVであった。
状のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):49wt%と、ペ
レット状のポリエステル系樹脂(製品名:ハイトレル、
東レ・デュポン(株)社製):49wt%と、トリアリ
ルイソシアヌレート:2wt%とを230℃で混練した
ものを用いた以外は、前記実施例3と同様にして内視鏡
用可撓管を製造した。
放射線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、8×
105Gy、3×105eVであった。
状のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):98wt%と、ト
リアリルイソシアヌレート:2wt%とを190℃で混
練したものを用いた以外は、前記実施例5と同様にして
内視鏡用可撓管を製造した。
放射線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、4×
105Gy、3×105eVであった。また、外皮に対す
る放射線の照射量、放射線の1量子あたりのエネルギー
は、それぞれ、4×105Gy、3×105eVであっ
た。
状のポリウレタン系エラストマー(製品名:パンデック
ス、大日本インキ化学(株)社製):49wt%と、ペ
レット状のポリエステル系樹脂(製品名:ハイトレル、
東レ・デュポン(株)社製):49wt%と、トリアリ
ルイソシアヌレート:2wt%とを230℃で混練した
ものを用いた以外は、前記実施例5と同様にして内視鏡
用可撓管を製造した。
放射線の1量子あたりのエネルギーは、それぞれ、4×
105Gy、3×105eVであった。また、外皮に対す
る放射線の照射量、放射線の1量子あたりのエネルギー
は、それぞれ、4×105Gy、3×105eVであっ
た。
処理を施さなかった以外は、実施例1と同様にして、内
視鏡用可撓管を製造した。
処理を施さなかった以外は、実施例2と同様にして、内
視鏡用可撓管を製造した。
性向上処理の条件、外皮の構成材料を表1にまとめて示
す。
ついて、柔軟性・弾力性試験を行った。
管の両端を支持して90°折り曲げる操作を行い、その
ときの柔軟性、弾力性を以下の4段階の基準に従って評
価した。 ◎:柔軟性、弾力性に大変優れ、内視鏡用可撓管として
の使用に最適。 ○:柔軟性、弾力性に優れ、内視鏡用可撓管としての使
用に適す。 △:柔軟性、弾力性がやや劣り、内視鏡用可撓管として
の使用に問題あり。 ×:柔軟性、弾力性が劣り、内視鏡用可撓管としての使
用に適さず。 柔軟性・弾力性試験の結果を表2に示す。
ついて、耐薬品性試験を行った。
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)に、各内視鏡
用可撓管を168時間浸漬させ、そのときの各内視鏡用
可撓管の外皮の様子を観察することにより行い、以下の
4段階の基準に従って評価した。 ◎:外観変化なし。 ○:5vol%未満の膨潤。 △:5vol%以上10vol%未満の膨潤。 ×:10vol%以上の膨潤または溶解。
MF)に代わり、テトラヒドロフラン(THF)、クロ
ロホルムを用いて、同様の試験を行った。耐薬品性試験
の結果を表2に示す。
ついて、耐熱性試験を行った。
て、オートクレーブを用いた高圧蒸気滅菌(2.2気
圧、130℃×15分)を20回繰り返し行い、そのと
きの各内視鏡用可撓管の外皮の様子を観察することによ
り行い、以下の4段階の基準に従って評価した。 ◎:外観変化なし。 ○:外観にほとんど変化なし。 △:外皮が変形したのが分かる。 ×:外皮が変形したのがはっきりと認識できる。 耐熱性試験の結果を表2に示す。
(DMFに浸漬したもの)および前記耐熱性試験に供し
た各実施例の内視鏡用可撓管について、耐久性試験を行
った。
を支持して90°折り曲げる操作を行い、そのときの柔
軟性・弾力性を以下の4段階の基準に従って評価した。 ◎:柔軟性、弾力性に大変優れ、内視鏡用可撓管として
の使用に最適。 ○:柔軟性、弾力性に優れ、内視鏡用可撓管としての使
用に適す。 △:柔軟性、弾力性がやや劣り、内視鏡用可撓管として
の使用に問題あり。 ×:柔軟性、弾力性が劣り、内視鏡用可撓管としての使
用に適さず。 耐久性試験の結果を表2に示す。
用可撓管は、いずれも、耐薬品性、耐熱性に優れてい
た。特に、架橋助剤を含む外皮材料を用いて製造した内
視鏡用可撓管(実施例7〜12)は、放射線の照射量
が、実施例1〜6のものに比べて少ないにも関わらず、
これらと同等の耐薬品性、耐熱性を有していた。これに
対し、比較例1、2の内視鏡用可撓管は、いずれも耐薬
品性、耐熱性に劣るものであった。
柔軟性および弾力性を有していた。また、耐薬品性試験
後、耐熱性試験後においても、優れた柔軟性および弾力
性が維持され、優れた耐久性を有することが確認され
た。
れた柔軟性を維持しつつ、優れた耐薬品性を有する内視
鏡用可撓管を得ることができる。
等が繰り返し可能な内視鏡可撓管を得ることができる。
線の1量子あたりのエネルギー等の設定を適宜行った
り、外皮材料中に添加する架橋助剤の種類や含有量を適
宜選択することにより、さらに顕著なものとなる。
管を有する電子内視鏡を示す全体図である。
管の実施形態を示す半縦断面図である。
し、外皮を形成する工程を示す縦断面図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 中空部を有する芯材の外周に外皮材料を
被覆し、外皮を形成する工程と、 前記外皮に放射線を照射することにより、耐薬品性向上
処理を施す工程とを有することを特徴とする内視鏡用可
撓管の製造方法。 - 【請求項2】 前記外皮材料の被覆は、押出成形により
行うものである請求項1に記載の内視鏡用可撓管の製造
方法。 - 【請求項3】 高分子材料と架橋助剤とを含む外皮材料
を、中空部を有する芯材の外周に、押出成形により被覆
し、外皮を形成する工程と、 前記外皮に放射線を照射することにより、耐薬品性向上
処理を施す工程とを有する内視鏡用可撓管の製造方法で
あって、 前記架橋助剤は、前記押出成形時において実質的に変性
しないものであることを特徴とする内視鏡用可撓管の製
造方法。 - 【請求項4】 前記外皮材料中における前記架橋助剤の
含有量は、0.5〜5wt%である請求項3に記載の内
視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項5】 前記架橋助剤は、イソシアヌル酸エステ
ルを含むものである請求項3または4に記載の内視鏡用
可撓管の製造方法。 - 【請求項6】 前記外皮に対する前記放射線の照射線量
は、1×105〜6×106Gyである請求項1ないし5
のいずれかに記載の内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項7】 外皮材料に放射線を照射する工程と、 前記放射線を照射された前記外皮材料を、中空部を有す
る芯材の外周に被覆し、外皮を形成する工程とを有する
ことを特徴とする内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項8】 前記外皮材料の被覆は、押出成形により
行うものである請求項7に記載の内視鏡用可撓管の製造
方法。 - 【請求項9】 前記外皮材料に対する前記放射線の照射
線量は、5×104〜3×106Gyである請求項7また
は8に記載の内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項10】 前記外皮を形成する工程の後に、前記
外皮に放射線を照射する工程を有する請求項7ないし9
のいずれかに記載の内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項11】 前記外皮に対する前記放射線の照射線
量は、5×104〜3×106Gyである請求項10に記
載の内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項12】 前記放射線の1量子あたりのエネルギ
ーは、1×102〜4×106eVであることを特徴とす
る請求項1ないし11のいずれかに記載の内視鏡用可撓
管の製造方法。 - 【請求項13】 前記外皮材料は、ポリウレタン系樹
脂、ポリウレタン系エラストマーのうち少なくとも一方
を含有するものである請求項1ないし12のいずれかに
記載の内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項14】 前記外皮の平均厚さは、0.01〜
0.8mmである請求項1ないし13のいずれかに記載
の内視鏡用可撓管の製造方法。 - 【請求項15】 請求項1ないし14のいずれかに記載
の方法により製造されたことを特徴とする内視鏡用可撓
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353406A JP2002153417A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 内視鏡用可撓管の製造方法および内視鏡用可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000353406A JP2002153417A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 内視鏡用可撓管の製造方法および内視鏡用可撓管 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2000353406A Pending JP2002153417A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 内視鏡用可撓管の製造方法および内視鏡用可撓管 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002153417A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218209A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡の湾曲部用外皮 |
JP2010284436A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Fujifilm Corp | 内視鏡用可撓管、及びその製造方法 |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000353406A patent/JP2002153417A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218209A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡の湾曲部用外皮 |
JP2010284436A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Fujifilm Corp | 内視鏡用可撓管、及びその製造方法 |
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