JP2002065515A - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
蓋「開」便座「閉」ではないため、人体検知装置がオフ
状態となり、着座を検知することが出来ない。その結
果、普段は衛生洗浄装置が使用可能であっても車椅子を
使用している人がトイレに入った時には衛生洗浄装置を
使用することが出来なくなるといった問題を有してい
た。 【解決手段】 便蓋の開閉状態を検出する便蓋開閉検出
手段と、便座の開閉状態を検出する便座開閉検出手段
と、便器前方又は便器に着座している人体の有無を検出
する人体検出手段を設けて有る衛生洗浄装置において、
前記便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手段の検知結
果に応じて制御する人体検出手段の制御モードを複数備
えると共に前記制御モードの切換え手段を有することで
一般対応仕様と車椅子対応仕様などに対応することが可
能である。
Description
出装置及び人体検知装置を備え、便蓋及び便座の開閉状
態に応じて動作モードを切換える衛生洗浄装置に関す
る。
に噴出して局部を洗浄する衛生洗浄装置が急速に普及し
てきた。この衛生洗浄装置においては、便座に便器使用
者が座っていることを検知する着座センサを含む人体検
知装置を設け、便座に座っていない時は間違えて操作ス
イッチを操作しても局部洗浄用の洗浄水を噴出しないよ
う、洗浄水噴出を禁止したり、着座しているときは脱臭
装置を動作させるなど、前記人体検知装置の検知結果に
基づいて衛生洗浄装置の動作を制御するようにしたもの
が数多く見られる。
は衛生洗浄装置の前方に赤外線を投光し、その反射光の
受光に基づいて便座上の人体の有無を検知する方法が広
く用いられている。しかし、その取付位置は衛生洗浄装
置の大きさ、形状等によって限られており、このため図
9に示すように便蓋、便座の開閉時に便蓋或いは便座が
前記赤外線の投光軸を横切ったり、図10のように便
蓋、便座の開閉状態によっては便蓋や便座が赤外線の発
光部の前面に位置してしまうようなことがあった。この
ような場合、人体検知装置が便蓋又は便座を人体と誤っ
て検知してしまうことになり、その結果、便座に着座し
ていないにも関わらず、着座状態と誤って判断してしま
い、衛生洗浄装置を正しく動作させることが出来なくな
ってしまうという問題を持っていた。
特開平9−192052号などにも見られるように、少
なくとも便蓋が開いて、便座が閉じている状態の時は着
座している人体の有無を検知可能な場所に人体検知装置
を配置すると共に、便蓋と便座の開閉状態を検出してお
き、便蓋が開で便座が閉の時だけ人体検知装置をオン状
態にして着座の有無を検知可能とし、尚且つ、その他の
便蓋、便座の開閉状態の時は人体検知装置をオフ状態と
することで便座便蓋による人体検出装置の誤検知を防ぐ
といった手段が用いられていた。
用者が便器を使用するのは常に便蓋が開、便座が閉の状
態のときだけとは限らず、近年、車椅子に座ったまま用
便が可能な車椅子が市販され広く用いられているが、そ
のような車椅子を使用している人が便器を使用する際な
どは、便蓋と共に便座も開いた状態で使用する。
知するようにしておき、この開閉状態を検知した場合の
み人体検知装置をオン状態とするような従来の技術で
は、上記のような便蓋「開」便座「開」で使用するよう
なケースでは便蓋「開」便座「閉」ではないため、人体
検知装置がオフ状態となり、着座を検知することが出来
ない。その結果、普段は衛生洗浄装置が使用可能であっ
ても車椅子を使用している人がトイレに入った時には衛
生洗浄装置を使用することが出来なくなる、といった問
題を有していた。
蓋の開閉状態を検出する便蓋開閉検出手段と、便座の開
閉状態を検出する便座開閉検出手段と、便器前方又は便
器に着座している人体の有無を検出する人体検出手段を
設けて有る衛生洗浄装置において、前記便蓋開閉検知手
段と前記便座開閉検知手段の検知結果に応じて制御する
人体検出手段の制御モードを複数備えると共に前記制御
モードの切換え手段を有することで一般対応仕様と車椅
子対応仕様など多くの品揃えを必要としないという利点
がある。
体検出手段の制御方法は人体検出手段への通電をオン/
オフすることで無駄な消費電力の節減と誤動作の防止が
実現できるという利点がある。
一の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記便
座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出している
時は人体検出手段への通電をオフすることで一般対応仕
様時、便座・便蓋の閉時に誤動作しないという利点があ
る。
二の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記便
座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出している
時は人体検出手段への通電をオンすることで車椅子の使
用に対応できるという利点がある。
体検出手段の制御方法は、人体検出手段の検知感度を可
変することで人体検出をより確実に行えるという利点が
ある。
一の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記便
座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出している
時は人体検出手段の検知感度を下げることで一般対応仕
様時、便座・便蓋の閉時に誤動作しないという利点があ
る。
二の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記便
座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出している
時は人体検出手段の検知感度を上げることで車椅子の使
用に対応できるという利点がある。
体検出手段は光電式センサーであることで人体検出をよ
り確実に行え、感知距離の変更が容易という利点があ
る。
記制御モードは不揮発性メモリに記憶することで停電が
起こっても確実に設定が記憶されているという利点があ
る。
人体検出手段が人体を検出中は前記制御モードの切換え
スイッチを受け付けないことで車椅子仕様にて使用者が
使用中に不用意な操作で動作を中断させないという利点
がある。
前記切換え操作用のスイッチは、衛生洗浄装置本体の操
作部にあることで使用者に切換え操作を行なえるという
利点がある。
第一の制御モードと第二の制御モードの状態表示を衛生
洗浄装置本体の表示部に表示させることで使用者にも容
易に設定状態を認識できるという利点がある。
便蓋の開閉状態に応じハイ/ロー信号を出力する便蓋開
閉検知手段と、便座の開閉状態に応じハイ/ロー信号を
出力する便座開閉検知手段と、前記便蓋開閉検知手段の
出力信号によって前記便座開閉検知手段の出力信号をオ
ン/オフ制御可能なスイッチング手段を設けたことで部
品点数が少なく確実に便座・便蓋の開閉の検出が行える
という利点がある。
前記便座開閉検知手段と直列に接続され後段に信号を伝
えるスイッチング手段とにおいて、前記便蓋開閉検知手
段のハイ出力信号を前記スイッチング手段に入力するこ
とによって、前記便座開閉検知手段のハイ出力時は前記
スイッチング手段の出力を常に一定電圧信号を出力する
ことで部品点数が少なく確実に便座・便蓋の開閉の検出
が行えるという利点がある。
明らかにするために、本発明の好適な実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明を採用した衛生洗浄装置
の全体的な斜視図である。図2はリモコン操作部であっ
て、リモコン操作部51にはおしり洗浄、ビデ洗浄、温
風乾燥といった衛生洗浄装置の各種機能を操作するため
の操作スイッチ52a〜52k及び各操作スイッチの操
作に応じて赤外線信号を送信する送信部53を備えてい
る。
部には、リモコン操作部51から送信された赤外線信号
を受信する受信部21が設けられている。受信部21で
受信された信号は図6に示しているように本体部2の内
部に収容された制御部31送られ、衛生洗浄装置1は信
号に対応した所定の動作を行なうよう制御される。
2a〜22cが配置されている。本体スイッチ22a〜
22cが押された場合、その信号は制御部31へ入力さ
れ、その信号に応じて衛生洗浄装置1は所定の動作を行
なう。
示しない軸によって回動自在に支持されており、その便
座3と便蓋4の回動部5の間には便器使用者の着座の有
無を検知するための着座センサ32が設けられている。
ここでは人体検出手段を着座センサーと限定して記述し
ている。
を発光し、その反射光の受光に基づいて便器使用者の着
座の有無を検知するものとなっており、その検知結果は
制御部31へ送られる。また、着座センサ32への通電
は制御部31によってオン、オフされるようにもなって
いる。そこで、着座センサ32がオン状態の時に着座を
検知すれば制御部31は着座状態と判定するし、着座を
検知しなければ非着座状態と判定される。また、着座セ
ンサ32がオフ状態の時には常時、非着座状態と判定さ
れるようになっている。
の洗浄機能のスイッチが受付け可能となり、衛生洗浄装
置1はおしり洗浄など押された操作スイッチに対応した
動作を行なう。逆に非着座状態の時はリモコン操作部5
0の洗浄機能の操作スイッチを受付けず、衛生洗浄装置
1は操作スイッチに対応した各種の洗浄動作は行なわれ
ない。
傍には図3に示すように便座検知センサ6及び便蓋検知
センサ7を備えた便蓋便座開閉検知部33が配設されて
いる。この便蓋便座開閉検知部33の出力も図6に示す
ように制御部31へ入力される。
3を閉じた状態では便座検知センサ6の略上方、便座3
を開いた状態では便座検知センサ6から十分離れるよう
な場所に便座用永久磁石8が埋め込まれている。
も便蓋4を閉じた状態では便蓋検知センサ7の略上方、
便蓋4を開いた状態では便蓋検知センサ7から十分離れ
るような場所に便蓋用永久磁石9が埋め込まれている。
回路図で構成されており、以下その動作について同図を
用いて説明する。
サ7はホールICからなり、磁界の強さに応じてハイ又
はローを出力する。
便座3と便蓋4が共に閉じた状態にあるとき、便蓋検知
センサ7の上方近傍には便蓋用永久磁石9が位置してい
る。従って、便蓋検知センサ7は便蓋用永久磁石9から
発せられる磁界を比較的強いレベルで検知することにな
るためローを出力し、電圧V1はGND(0V)とな
る。その結果、トランジスタTrはOFFとなり、便蓋
便座開閉検知部33の出力電圧VoutはVout=5V(V
cc)となる。
うに便座3が閉じ、便蓋4が開いた状態にあるときは、
便座検知センサ6の上方近傍に便座用永久磁石8が位置
し、便蓋検知センサ7から離れた場所に便蓋用永久磁石
9が位置している。従って、便座検知センサ6は便座用
永久磁石8の磁界を比較的強いレベルで検知し、便蓋検
知センサ7は便蓋用永久磁石9の磁界を弱いレベルでし
か検知しないことになるため、便座検知センサ6はロ
ー、便蓋検知センサ7はハイを出力する。この場合、便
蓋検知センサ7の出力がハイより、電圧V1はVcc(5
V)となり、トランジスタTrはONされる。一方、便
座検知センサ6の出力はローのため、電圧V2はGND
(0V)となる。ここでトランジスタTrはONより、
電圧V2と便蓋便座開閉検知部33の出力電圧Voutは同
電位となり、その結果、便蓋便座開閉検知部33の出力
電圧VoutもVout=0V(GND)となる。
4が共に開いた状態にあるとき、便座用永久磁石8及び
便蓋用永久磁石9は便座検知センサ6、便蓋検知センサ
7から離れた場所に位置しているため、便座検知センサ
6及び便蓋検知センサ7は弱い磁界しか検知せず、共に
ハイが出力される。よって、電圧V1はVcc(5V)と
なり、トランジスタTrはONとなる。また、便座検知
センサ6の出力もハイより、電圧V2はVcc(5V)を
抵抗R1、R2で分圧された電圧V2=R1×R2×V
cc/(R1+R2)となり、0V<V2<5Vの値をと
る。ここで、抵抗R1、R2は0Ωではものとする。
尚、ここでもトランジスタTrはONより、電圧V2=
Voutとなり、その結果、便蓋便座開閉検知部33の出
力電圧VoutもVout=R1×R2/(R1+R2)で0
V<Vout<5Vの値をとることになる。
便蓋の上方へ位置することはあり得ないため、便座が
開、便蓋が閉といった状態は存在しない。従って、便座
が開、便蓋が閉の状態を判別して検知する必要はない。
によって、便蓋便座開閉検知部33の出力は図8に示す
とおりとなる。
ているように一般モードと車椅子モードの2種類の動作
モードを備えており、どちらか一方の動作モードで動作
するようになっている。因みに、前記動作モードの選択
は本体部2の側面に設けてある本体スイッチ22a〜2
2cのいずれかに割り当てられた所定の切換え用スイッ
チを操作することで可能である。その設定状態は表示部
63にLEDで表示され容易に認識可能である。次に、
各動作モード時の衛生洗浄装置1の動作について述べ
る。
明する。一般モードが選択されている場合、図8及び図
11に示すように便蓋が開で便座が閉の時、つまり便蓋
便座開閉検知部33の出力が0Vの時のみ、着座センサ
32はオン状態となり、便器使用者の着座の検出が可能
な状態になっている。一方、便蓋と便座の開閉状態が上
記以外の場合、つまり便蓋便座開閉検知部33の出力が
0V以外の場合は着座センサ31はオフ状態となり、常
に非着座の状態になっている。
用するような場合、一般モードを選択しておけば、便蓋
「開」便座「閉」のときだけ着座センサ32がオン状態
となり、便器使用者の着座を検知可能となる。よって、
衛生洗浄装置の各種洗浄機能を問題なく使用することが
出来る。また、その他の便蓋、便座の開閉状態では着座
センサ32がオフ状態となるため、常に非着座状態とな
って着座センサ32の便蓋、便座の誤検知を防止するこ
とが可能となる。
説明する。車椅子モードが選択されている場合、図8及
び図11に示すように衛生洗浄装置1は便蓋「開」便座
「閉」の時だけでなく、便蓋、便座が共に「開」の状
態、つまり便蓋便座開閉検知部33の出力が0Vの時
と、R1×R2×Vcc/(R1+R2)で表される0V
<Vout<5Vの電圧値の場合に着座センサがオンし、
便蓋と便座が共に「閉」の状態の場合はオフするように
なっている。
使用するような場合には、上記車椅子モードにすること
で、便蓋「開」便座「閉」の場合に加え、便蓋「開」便
座「開」の状態でも着座センサ32がオン状態となるた
め、着座を検知可能であり、衛生洗浄装置の各種洗浄機
能を使用することが出来る。
け着座センサを駆動する一般モードと、便蓋「開」便座
「閉」の時と、便蓋、便座が共に「開」の時に着座セン
サを駆動する車椅子モードの2つの動作モードを備え、
各動作モードを切換え可能とすることで、普段は便蓋
「開」便座「閉」以外の開閉状態における便蓋、便座に
よる着座センサの誤検知を防止しておき、いざという時
には動作モードを切換えて便蓋、便座が共に「開」とい
った状態でも衛生洗浄装置を使用することが出来るとい
ったことが可能となる。
部に備えた不揮発性メモリ35に記憶し、電源を切って
も設定された動作モードを保持しておくようにしてもよ
い。こうすることで、停電や掃除、メンテナンスの際に
電源を抜き差し(リセット)されて、電源が一旦オフさ
れても電源オフ前の動作モードを保持でき、再度設定す
るような手間を省くことが出来る。更に衛生洗浄装置1
を製造時に動作モードを設定しておけば、衛生洗浄装置
1を家屋等に設置した際にわざわざ設定を行なう必要も
なくなる。
〜22cを操作しても、切換え手段のスイッチ操作を受
け付けなく動作モードは切り替わらないようにしてもよ
く、便器使用中に誤って動作モード切替用のスイッチを
押しても動作モードは保持させておくようにしてもよ
い。こうすることで、車椅子モード中に便蓋、便座が共
に「開」といった状態で車椅子使用者が使用中、誤って
切換え手段のスイッチを操作しても、通常モードに切換
わって衛生洗浄装置が操作不能になるのを防ぐことが可
能である。
にそれぞれホールICと永久磁石を用いた例で説明した
が、ホールICの代わりにリードスイッチであったり、
便座及び便蓋に設けた操作片とマイクロスイッチによる
ものなどで構成してもよい。また、上記2つの動作モー
ドの切り替え手段として本体部2に備えた本体スイッチ
22a〜22cを用いたが、リモコン操作部51による
操作や本体部2に備えたディップスイッチなどによる設
定でもよいことは言うまでもない。
よって着座センサをオン/オフする手段を1つの例にと
って説明してきたが、図12のように便蓋便座開閉検知
部33の出力電圧Voutに応じて着座センサの検知距離
を変更可能とし、着座センサ32をオフ状態にする代わ
りに便座或いは便蓋を誤検知しない距離までその検知距
離を短くするようにしてもよい。因みに、着座センサの
検知距離は図13に示すように赤外線発光部(D1)に
流れる電流で検知距離が決まる。赤外線受光素子82は
定期的にトランジスタ(TR81)がONして間欠発光
させる。トランジスタ(TR82)がOFFの時、赤外
線発光部D1に流れる電流は抵抗(R81b)の抵抗値
のみによって決まる。このとき検知距離は小さい状態で
ある。また制御部31からのロー信号でトランジスタ
(TR82)がONして、抵抗(R81a)と抵抗(R
81b)とで合成される合成抵抗値で赤外線発光部(D
1)に流れる電流を決めれば、前記合成抵抗値は抵抗
(R81b)の抵抗値より小さくなり検知距離は伸び
る。よって着座センサに備えた検知距離設定手段81に
よって赤外線発光部83を流れる電流の制限抵抗の抵抗
値を変えることで検知距離は変更可能である。
Voutに応じて着座センサの検知距離を変更可能とする
ことで、図14に示すように便蓋と便座が共に「開」の
時には検知距離を長くして本体部2から比較的離れた人
体、つまり便器前に位置する人体を検出し、便蓋「開」
便座「閉」の時は検知距離を中間距離として比較的近い
人体、つまり便器に着座した人体を検出するといったこ
とも出来る。従って、1つのセンサで便器前の人体と便
器への着座の双方を検出することが可能となる。
が共に「開」で着座センサが便器前の人体を所定時間検
知している場合は、男性が小便をしているものと判断で
きるし、便蓋「開」便座「閉」で着座を検知した場合
は、着座を検知している時間に応じて大便、又は女性の
小便と判断することが出来る。従って、衛生洗浄装置1
はその結果に応じて、以下のような動作を行なうことが
出来る。
非検知になると所定時間経過後に制御部31が図15に
示すロータンク11に設けられた便器洗浄装置71を駆
動させ、小便を流すに十分な量の洗浄水を便器内に排水
させる一方、着座を所定時間検知後、非検知になると所
定時間経過後に便器洗浄装置71を駆動させ、着座検知
時間に応じて、大又は小便を流すに十分な量の洗浄水を
便器内に排水させることにより、自動で行なう便器洗浄
における適切な大小洗浄の選択が可能となる。尚、便器
洗浄装置71は衛生洗浄装置1と電線72によって電気
的に接続されており、制御部31からの指令によって駆
動するようになっている。
する。
便蓋開閉検出手段と、便座の開閉状態を検出する便座開
閉検出手段と、便器前方又は便器に着座している人体の
有無を検出する人体検出手段を設けて有る衛生洗浄装置
において、前記便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手
段の検知結果に応じて制御する人体検出手段の制御モー
ドを複数備えると共に前記制御モードの切換え手段を有
することで一般対応仕様と車椅子対応仕様など多くの品
揃えを必要としなく、状況に対応した最適でより使い勝
手のよい衛生洗浄装置を提供することが可能となる。
人体検出手段への通電をオン/オフすることで無駄な消
費電力の節減と誤動作の防止が実現できるので、人体検
出手段で消費される無駄な電力を節電することが出来る
上、人体検出手段の寿命を効果的に延長せしめることが
可能である。
前記便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手段の検知結
果が共に開状態を検出している時は人体検出手段への通
電をオフすることで一般対応仕様時、便座・便蓋の閉時
に誤動作しないということで、より使い勝手のよい衛生
洗浄装置を提供することが可能となる。
前記便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手段の検知結
果が共に開状態を検出している時は人体検出手段への通
電をオンすることで車椅子の使用に対応できる使い勝手
のよい衛生洗浄装置を提供することが可能となる。
は、人体検出手段の検知感度を可変することで人体検出
をより確実に行えるということで誤動作の少ない使い勝
手のよい衛生洗浄装置を提供することが可能となる。
前記便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手段の検知結
果が共に開状態を検出している時は人体検出手段の検知
感度を下げることで一般対応仕様時、便座・便蓋の閉時
に誤動作しないということで使い勝手のよい衛生洗浄装
置を提供することが可能となる。
前記便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手段の検知結
果が共に開状態を検出している時は人体検出手段の検知
感度を上げることで車椅子の使用に対応できるというこ
とで状況に対応した最適でより使い勝手のよい衛生洗浄
装置を提供することが可能となる。
ーであることで人体検出をより確実に行え、感知距離の
変更は投光電流を増減することで容易に行うことが可能
となる。
リに記憶するようにしたので、停電や掃除、メンテナン
スの際に電源を抜き差しされて、電源が一旦オフされて
も電源オフ前の制御モードを保持でき、再度設定するよ
うな手間を省くことが出来る。更に衛生洗浄装置の製造
時に制御モードを設定しておけば、衛生洗浄装置を家屋
等に設置した際にわざわざ設定する必要もなくなる。
出中は前記制御モードの切換えスイッチを受け付けない
ことで車椅子仕様にて使用者が使用中に不用意な操作で
動作を中断させないことでより使い勝手がよくなる。
ッチは、衛生洗浄装置本体の操作部にあることでより使
い勝手がよく使用者に切換え操作を行なえる。
の制御モードの状態表示を衛生洗浄装置本体の表示部に
表示させることで使用者にも容易に設定状態を認識でき
る。
オン/オフを出力する便蓋開閉検知手段と、便座の開閉
のよってオン/オフを出力する便座開閉検知手段と、前
記便蓋開閉検知手段の出力によって前記便座開閉検知手
段の出力をオン/オフ制御可能なスイッチング素子を設
けたことにより、便蓋「開」便座「開」、便蓋「開」便
座「閉」、便蓋「閉」便座「閉」といった、全ての便蓋
便座の開閉状態を1つの出力で出力可能となる。その結
果、マイコンの入力ポートを1つ用意するだけで済む
上、前記出力信号をマイコンへ送るための電線などの信
号線も1本だけでよく、信号線の途中にコネクタを配置
した場合でも、コネクタのピン数は1本で済むため、衛
生洗浄装置のコストを低減出来ると共に小型化を図るこ
とが可能である。
部の斜視図
係を表した説明図
表した説明図
表した説明図
統のブロック図
る概略回路図
力の関係を表した表
の関係を表した説明図
の関係を表した説明図
図
Claims (14)
- 【請求項1】便蓋の開閉状態を検出する便蓋開閉検出手
段と、便座の開閉状態を検出する便座開閉検出手段と、
便器前方又は便器に着座している人体の有無を検出する
人体検出手段を設けて有る衛生洗浄装置において、前記
便蓋開閉検知手段と前記便座開閉検知手段の検知結果に
応じて制御する人体検出手段の制御モードを複数備える
と共に前記制御モードの切換え手段を有することを特徴
とする衛生洗浄装置。 - 【請求項2】請求項1における衛生洗浄装置において、
人体検出手段の制御方法は人体検出手段への通電をオン
/オフすることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項3】請求項2における衛生洗浄装置において、
第一の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記
便座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出してい
る時は人体検出手段への通電をオフすることを特徴とす
る衛生洗浄装置。 - 【請求項4】請求項2における衛生洗浄装置において、
第二の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記
便座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出してい
る時は人体検出手段への通電をオンすることを特徴とす
る衛生洗浄装置。 - 【請求項5】請求項1における衛生洗浄装置において、
人体検出手段の制御方法は、人体検出手段の検知感度を
可変することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項6】請求項5における衛生洗浄装置において、
第一の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記
便座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出してい
る時は人体検出手段の検知感度を下げることを特徴とす
る衛生洗浄装置。 - 【請求項7】請求項5における衛生洗浄装置において、
第二の制御モードにおいて前記便蓋開閉検知手段と前記
便座開閉検知手段の検知結果が共に開状態を検出してい
る時は人体検出手段の検知感度を上げることを特徴とす
る衛生洗浄装置。 - 【請求項8】請求項2乃至7における衛生洗浄装置にお
いて、人体検出手段は光電式センサーであることを特徴
とする衛生洗浄装置。 - 【請求項9】請求項1乃至8における衛生洗浄装置にお
いて、前記制御モードは不揮発性メモリに記憶すること
を特徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項10】請求項1乃至9における衛生洗浄装置に
おいて、人体検出手段が人体を検出中は前記制御モード
の切換えスイッチを受け付けないことを特徴とする衛生
洗浄装置。 - 【請求項11】請求項10における衛生洗浄装置におい
て、前記切換え操作用のスイッチは、衛生洗浄装置本体
の操作部にあることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項12】請求項1乃至11における衛生洗浄装置
において、第一の制御モードと第二の制御モードの状態
表示を衛生洗浄装置本体の表示部に表示させることを特
徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項13】便蓋の開閉状態に応じハイ/ロー信号を
出力する便蓋開閉検知手段と、便座の開閉状態に応じハ
イ/ロー信号を出力する便座開閉検知手段と、前記便蓋
開閉検知手段の出力信号によって前記便座開閉検知手段
の出力信号をオン/オフ制御可能なスイッチング手段を
設けたことを特徴とする衛生洗浄装置。 - 【請求項14】請求項13における衛生洗浄装置におい
て、前記便座開閉検知手段と直列に接続され後段に信号
を伝えるスイッチング手段とにおいて、前記便蓋開閉検
知手段のハイ出力信号を前記スイッチング手段に入力す
ることによって、前記便座開閉検知手段のハイ出力時は
前記スイッチング手段の出力を常に一定電圧信号を出力
することを特徴とする衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2000262625A JP2002065515A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 衛生洗浄装置 |
Publications (2)
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ID=18750280
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2002065515A (ja) |
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