JP2002065193A - バッター改質剤、及びこれを含有するバッター - Google Patents

バッター改質剤、及びこれを含有するバッター

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JP2002065193A
JP2002065193A JP2000263617A JP2000263617A JP2002065193A JP 2002065193 A JP2002065193 A JP 2002065193A JP 2000263617 A JP2000263617 A JP 2000263617A JP 2000263617 A JP2000263617 A JP 2000263617A JP 2002065193 A JP2002065193 A JP 2002065193A
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fatty acid
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microwave oven
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JP2000263617A
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Yasutaka Muratsubaki
康隆 村椿
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DKS Co Ltd
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Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば冷凍で流通させることを目的とした揚
げ物や、ラップ包装されそのままレンジアップされるこ
とを想定して作られる弁当向けの揚げ物など、レンジ加
熱・解凍したときに時間の経過とともに失われがちなサ
クサク感を維持し得、これによって比較的長い期間に亘
って美味しく食することができる揚げ物を作ることので
きるバッター改質剤を提供すること。 【解決手段】 (A)ショ糖脂肪酸エステル、モノグリ
セリン脂肪酸モノエステル、有機酸モノグリセリド、及
びレシチンからなる群より選ばれる1種以上からなる乳
化剤、及び(B)蛋白分解物、及び糖類からなる群より
選ばれる1種以上からなる賦形剤を混合してなる分散液
を噴霧乾燥することによって得られてなるバッター改質
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッター改質剤
(フライングバッター改質剤)、及びこれを含有するバ
ッター(フライングバッター)に関し、詳しくはコロッ
ケ、フライ、天ぷら等の揚げ物を作る際に使用するバッ
ター改質剤およびこの改質剤を含有するバッターに関
し、主として、調理後(作成後)も暫くの期間もサクサ
ク感を保持し得、これにより直ぐに食しない場合に好適
であり、あるいは一旦冷凍し、そのあとレンジ解凍して
食することを想定して作る揚げ物に好適に使用するバッ
ター改質剤およびこの改質剤を含有するバッターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般的に
言ってコロッケやフライ、天ぷら等の揚げ物は、揚げた
てはサクサクしているが、油ちょう後、時間の経過と共
に、具材中の水分が衣に移行し、サクサク感が失われ
る。また、冷凍の場合、冷凍中に温度が上昇して具材中
の水分が衣に移行し、さらには、レンジアップ(レンジ
解凍)するときに具材中の水分が暖められて衣に移行し
てしまい、結果的にサクサク感が失われてしまう。
【0003】そこで、具材中の水分移行を抑制するため
に、特開平7−255402号公報に記載されてる如く
O/W乳化バッターを使用したり、タンパク質を併用す
る方法が提案された。
【0004】また、特開平11−9213号公報には、
HLBが3〜12のポリグリセリン脂肪酸エステル及び
/又はHLBが3〜12のソルビタン脂肪酸エステル並
びに糖類化合物からなる品質改良剤の使用が提案され
た。
【0005】しかしながら、上記した技術を以てして
も、十分な効果が得られず満足のいく方法ではなかっ
た。特に弁当などの総菜に当該改質剤を使用し、得られ
た総菜をラップで包んだままレンジアップすると、サク
サク感が大きく失われるといった問題があった。
【0006】[発明の目的]本発明は上記の実情に鑑み
てなされたものであり、その目的は、例えば冷凍で流通
させることを目的とした揚げ物のように、レンジ解凍し
たときに時間の経過とともに失われがちなサクサク感を
維持し得、これによって比較的長い期間に亘って美味し
く食することができたり、またラップ包装される弁当向
けの揚げ物のように、ラップ包装のままレンジアップさ
れることにより失われがちなサクサク感を維持し得るこ
とができるバッター改質剤およびこれを含有する改質剤
を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のバッタ
ー改質剤は、(A)ショ糖脂肪酸エステル、モノグリセ
リン脂肪酸モノエステル、有機酸モノグリセリド、及び
レシチンからなる群より選ばれる1種以上の乳化剤、及
び(B)糖類、及び蛋白分解物からなる群より選ばれる
1種以上の賦形剤が配合されてなる分散液を噴霧乾燥す
ることにより得られてなるものである。
【0008】請求項2に記載のバッター改質剤は、請求
項1に記載のバッター改質剤において、前記ショ糖脂肪
酸エステルが、下記(a)または(b)の条件を満たし
ていることを特徴とするものである。(a)脂肪酸が、
炭素数14〜22の飽和脂肪酸であり、平均エステル化
度が1.0〜3.0であること。(b)脂肪酸が、炭素
数10〜22の飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸であり、
平均エステル化度が3.5〜8.0であること。
【0009】請求項3に記載のバッター改質剤は、請求
項1または2に記載のバッター改質剤において、前記糖
類が、小麦澱粉、とうもろこし澱粉、馬鈴薯澱粉などの
多糖類あるいはこれらの加水分解物、又は湿熱澱粉であ
ることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載のバッター改質剤は、請求
項1〜3のいずれか1項記載のバッター改質剤におい
て、前記糖類が、ソルビトール、キシリトール、マルチ
トール等の糖アルコール類、ブドウ糖、果糖等の単糖
類、又はショ糖、乳糖、トレハロース等の二糖類である
ことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載のバッター改質剤は、請求
項1〜4のいずれか1項に記載のバッター改質剤におい
て、前記(A)成分5〜80重量%、及び(B)成分9
5〜20重量%からなることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載のバッターは、請求項1〜
5のいずれか1項に記載のバッター改質剤を0.5〜5
重量%含有してなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】作 用 乳化剤は粉体のものもあるが、フレークや固体のものも
多い、またそのままでは冷水に溶解し難いものが殆どで
あり、一般に乳化用途では加熱溶解して使用している。
【0014】しかし、コロッケやフライ、天ぷら等は原
料に使用する小麦粉や澱粉が加熱すると熱変性していま
い、製造上問題がある。従って、一般にデキストリンや
カゼインナトリウムを賦形剤として噴霧乾燥する方法が
用いられているが、その多くは乳化剤濃度を上げるため
にカゼインナトリウムを多用したり、噴霧乾燥しやすい
ように低HLB値乳化剤を中心に製造されている。けれ
ど、カゼインナトリウムを多用すると食感が悪化した
り、低HLB値乳化剤は水に馴染みにくい性質を持って
いるために、元々親水性である小麦粉等を主体としたバ
ッター中ではその効果を発揮し難い性質を持っている。
従って、効果も不十分である。
【0015】本発明のバッター改質剤によって、なぜサ
クサク感の低下が抑制されるのかは、例えば次のように
説明される。
【0016】すなわち、バッターに予め水に容易に溶解
するように前処理した乳化剤と、蛋白分解物及び糖類か
ら選ばれる1種以上からなる賦形剤を一定量以上含むバ
ッター改質剤を調製し、これを含むバッターを用いて油
ちょうすることにより、油ちょう時にバッター中の水分
と油脂の置換が早急に進行するため、衣の奥まで油脂置
換が進み、油ちょう後の具材中からの水分移行を抑制す
ることが可能となる。
【0017】A成分(乳化剤) 本発明の(A)成分である乳化剤としては、ショ糖脂肪
酸エステル、モノグリセリン脂肪酸モノエステル、有機
酸モノグリセリド、レシチンが挙げられる。これらは、
1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用するこ
ともできる。
【0018】親水性の乳化剤を配合することにより、乳
化剤が小麦粉や澱粉の内部に微細に浸透し、油ちょうし
た時に油脂の進入が容易となる。従って、水と油の置換
が早く、また奥まで置換が行われるため、油ちょう後の
具材からの水分移行が抑制される。
【0019】また有機酸モノグリセリドやレシチンのよ
うなイオン性の乳化剤は、蛋白との相互作用を期待する
ことができ、蛋白のネットワーク化(緻密な網目構造の
形成)を促進し、油ちょうしたときの衣の組織が非常に
微細な網目構造となり、サクサク感を長時間に渡って保
持できるようになるので好適である。以下、乳化剤をよ
り具体的に説明する。
【0020】(ショ糖脂肪酸エステル)本発明で用いる
ショ糖脂肪酸エステルとしては特に限定はないが、下記
(a)または(b)の条件を満たしていることが、食し
た時の味が良好であるという理由で好ましい。 (a)脂肪酸が、炭素数14〜22の飽和脂肪酸であ
り、平均エステル化度が1.0〜3.0であること。
【0021】(b)脂肪酸が、炭素数10〜22の飽和
脂肪酸または不飽和脂肪酸であり、平均エステル化度が
3.5〜8.0であること。
【0022】(モノグリセリン脂肪酸モノエステル)モ
ノグリセリン脂肪酸モノエステル(グリセリン脂肪酸エ
ステル、モノグリセリド)は、グリセリンと脂肪酸のモ
ノエステルであり、構成する脂肪酸は、炭素数が14〜
22の飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸若しくはこれらの
混合物が挙げられる。
【0023】(有機酸モノグリセリド)有機酸モノグリ
セリドは、前述のモノグリセリドに更に有機酸がエステ
ル結合したものであり、乳酸モノグリセリド、クエン酸
モノグリセリド、コハク酸モノグリセリド、ジアセチル
酒石酸モノグリセリドなどが挙げられる。
【0024】(レシチン)レシチンとは、ホスファチジ
ルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファ
チジルイノシトール、ホスファチジン酸、ホスファチジ
ルセリンなどのリン脂質の混合物である。レシチンに
は、油脂を含んだクルードレシチン、溶剤を用いて精製
した高純度レシチン、それらに酵素処理を施したリゾレ
シチン(酵素処理レシチン)、ペーストレシチン、粉末
レシチンなどがあるが、何れを使用することもできる。
【0025】B成分(賦形剤) 本発明の(B)成分である賦形剤としては、糖類、蛋白
分解物が挙げられる。これらは1種類を単独で用いても
良いし、2種以上を併用することもできる。
【0026】(糖類)糖類としては、単糖類、二糖類、
多糖類、糖アルコールなどが挙げられる。これらは、1
種類を単独で使用しても良いし、2種以上を併用するこ
ともできる。具体的には、単糖類としては、ブドウ糖、
果糖、ガラクトース等が挙げられる。二糖類としては、
ショ糖、乳糖、トレハロース、麦芽糖などが挙げられ
る。多糖類としては、デキストリン、澱粉、ペクチンな
どが挙げられ、糖アルコールとしては、ソルビトール、
キシリトール、マルチトールなどが挙げられる。
【0027】なお、上記の澱粉はその分解物も含む。す
なわち、澱粉としては、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、トウモ
ロコシ澱粉、タピオカ澱粉などが挙げられ、澱粉分解物
は、上記した澱粉の加水分解物である。湿熱澱粉を使用
することもできる。
【0028】澱粉や澱粉分解物などの糖類は、加熱した
ときに水分を多く含むゲルとなり、組織の網目構造を形
成させる。
【0029】(蛋白分解質)蛋白分解質としては大豆蛋
白分解物、小麦蛋白分解物などが挙げられる。蛋白分解
物は、グルテン形成を補助し、ネットワーク化(微細な
網目構造の形成)を促進する効果がある。
【0030】その他(配合割合など) (A)成分と(B)成分との配合割合としては特に限定
するものではないが、(A)成分5〜80重量%、
(B)成分95〜20重量%であることが、溶解性が向
上し、親水性の乳化剤を配合することができるという理
由で好ましい。
【0031】(A)成分が5重量%未満の場合(B成分
が95重量%を超える場合)、有効成分が少ないため添
加量が増大するという可能性が生じ、(A)成分が80
重量%を超える場合(B成分が20重量%未満の場
合)、溶解性が劣り、また製剤化も困難となるという可
能性が生じる。なお、さらに好ましい範囲は、(A)成
分:(B)成分=10〜60重量%:90〜40重量%
である。噴霧乾燥の方法としては、従来公知の方法を使
用することができる。
【0032】本発明における改質剤は、前述したように
乳化剤と賦形剤とが配合されてなる分散液を噴霧乾燥す
ることにより得られるものであり、単に乳化剤と賦形剤
とを混合してバッター改質剤としても、本発明のような
作用効果は得られない。
【0033】また、本発明のバッターは、上記バッター
改質剤を0.5〜5重量%含有するものである。バッタ
ー改質剤の含有割合が0.5重量%未満の場合、充分な
改質効果が得られないという問題が生じ、5重量%を超
える場合、コストが増大し、経済的不利益を招くという
問題が生じる。好ましい範囲は、0.5〜3重量%であ
る。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定される
ものではない。なお、実施例、比較例中、部及び%は特
に断らない限り重量基準である。
【0035】実施例1 ステアリン酸70%で、平均エステル化度が1.2のシ
ョ糖脂肪酸エステル(DKエステルF−160:第一工
業製薬製)10kg、HLB=7のソルビタンモノステ
アリン脂肪酸エステル(ソルゲンFS−700:第一工
業製薬製)0.5kg、ステアリン酸モノグリセリド
0.5(エマルジーMS:理研ビタミン製)kg、及び
デキストリン(DE=20)30kgを水道水75kg
に室温分散後、70℃まで加熱攪拌して完全溶解させ
た。その後、TKホモディスパー(特殊機化工業製)で
攪拌し、圧力式ホモジナイザー(圧力=15MPa)で
均質化後、噴霧乾燥により乾燥した(噴霧乾燥条件:入
り口温度=150℃、回転速度=15000rpm)。
【0036】マッシュポテト300g、食塩5g、胡椒
を少々混ぜ、温湯(90℃)700gを注ぎ、手早く混
ぜ合わせた。次いで、その60gを丸め、揚げだねを調
製して冷蔵庫で30分間保存した。
【0037】水150gに、製剤(噴霧乾燥物)0.9
gを分散させ、菜種油150gを、TKホモミキサーで
乳化させた。次いで、薄力粉75g、澱粉50g、食塩
1.5gを加えてハンドミキサーで低速30秒、中速2
分30秒攪拌し、バッターを調製した。
【0038】揚げだねにバッター、パン粉の順に付着さ
せ、180℃で7.5分間油ちょうし、ポテトコロッケ
を作製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラ
ップした後、電子レンジでレンジアップした。
【0039】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0040】実施例2 パルミチン酸70%で、平均エステル化度=1.5のシ
ョ糖脂肪酸エステル(DKエステルP−110:第一工
業製薬製)11.5kg、HLB=11.6のポリグリ
セリン脂肪酸エステル(SYグリスターMS−500:
坂本薬品製)6.5kg、HLB=7のソルビタン脂肪
酸エステル(ソルゲンFS−700:第一工業製薬
製))1.2kg、デキストリン(DE=10)10k
g、及び粉末ソルビット5kgを水道水24.5kgに
室温分散後、70℃まで加熱攪拌し、完全溶解させた。
その後、圧力式ホモジナイザー(圧力=15MPa)で
均質化後、噴霧乾燥により乾燥した(噴霧乾燥条件:入
り口温度=150℃、回転速度=15000rpm)。
【0041】得られた製剤(噴霧乾燥物)3.0g、薄
力粉300g、全卵150g、食塩1gに冷水700g
を加えて手早く掻き混ぜ、バッターを調製した。エビ
(ブラックタイガー)のむき身に小麦粉、バッター、パ
ン粉の順に付着させ、180℃で7.5分間油ちょう
し、エビフライを作製した。−30℃で40日間保存
し、皿に乗せてラップした後、電子レンジでレンジアッ
プした。
【0042】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にエビフライを作成し、冷凍後、電子レンジ
でレンジアップした。
【0043】実施例3 ミリスチン酸95%で、平均エステル化度=1.2のシ
ョ糖脂肪酸エステル(DKエステルM−160)3.6
kg、クエン酸モノグリセリド(ポエムK−30:理研
ビタミン製)8.6kg、デキストリン(DE=40)
15kg、馬鈴薯澱粉0.3kgを水道水24.5kg
に室温分散後、70℃まで加熱攪拌し、完全溶解させ
た。その後、圧力式ホモジナイザー(圧力=15MP
a)で均質化後、噴霧乾燥により乾燥した(噴霧乾燥条
件:入り口温度=150℃、回転速度=15000rp
m)。
【0044】得られた製剤(噴霧乾燥物)3.0g、薄
力粉300g、食塩1.5gに冷水700gを加えて手
早く掻き混ぜ、バッターを調製した。サツマイモを約
0.5mmの厚さにスライスし、バッター液に漬けて付
着させ、180℃で7.5分間油ちょうし、天ぷらを作
製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップ
した後、電子レンジでレンジアップした。
【0045】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様に天ぷらを作成し、冷凍後、電子レンジでレ
ンジアップした。
【0046】実施例4 ステアリン酸70%で、平均エステル化度=1.5のシ
ョ糖脂肪酸エステル(DKエステルF−110:第一工
業製薬製)9.2kg、デキストリン(DE=22)1
4kgを水道水25.2kgに室温分散後、70℃まで
加熱攪拌し、完全溶解させた。その後、圧力式ホモジナ
イザー(圧力=15MPa)で均質化後、噴霧乾燥によ
り乾燥した(噴霧乾燥条件:入り口温度=150℃、回
転速度=15000rpm)。
【0047】得られた製剤(噴霧乾燥物)3.0g、薄
力粉300g、全卵150gに冷水700gを加えて手
早く掻き混ぜ、バッターを調製した。魚のキスを頭と内
臓を取り除いた後、腹を開いて小麦粉、バッター、パン
粉の順に付着させ、180℃で7.5分間油ちょうし、
魚フライを作製した。−30℃で40日間保存し、皿に
乗せてラップした後、電子レンジでレンジアップした。
【0048】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様に魚フライを作成し、冷凍後、電子レンジで
レンジアップした。
【0049】実施例5 ステアリン酸70%で、平均エステル化度=1.2のシ
ョ糖脂肪酸エステル(DKエステルF−160:第一工
業製薬製)4.8kg、HLB=7のソルビタン脂肪酸
エステル(ソルゲンFS−700:第一工業製薬製)
0.6kg、モノグリセリン脂肪酸エステル0.3k
g、デキストリン(DE=24)16kgを水道水2
5.2kgに室温分散後、70℃まで加熱攪拌し、完全
溶解させた。その後、圧力式ホモジナイザー(圧力=1
5MPa)で均質化後、噴霧乾燥により乾燥した(噴霧
乾燥条件:入り口温度=150℃、回転速度=1500
0rpm)。
【0050】小麦粉200gにバター120gを加えて
フライパンで加熱溶解し、掻き混ぜながらスープ250
ml、牛乳100mlを徐々に加えてホワイトソースを
作成した。これにむきエビ100gを加えて型枠に流し
込み、冷凍させてクリームコロッケの中種を調製した。
薄力粉300g、食塩1.5g、製剤2.5gを混合
し、全卵90g、冷水360gを加えてハンドミキサー
で低速30秒、中速2分30秒攪拌し、バッターを調製
した。揚げだねにバッター、パン粉の順に付着させ、1
80℃で7.5分間油ちょうし、クリームコロッケを作
製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップ
した後、電子レンジでレンジアップした。
【0051】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にクリームコロッケを作成し、冷凍後、電子
レンジでレンジアップした。
【0052】実施例6 ステアリン酸70%で、平均エステル化度=1.4のシ
ョ糖脂肪酸エステル(DKエステルF−140:第一工
業製薬製)5.2kg、ステアリン酸モノグリセリド
(エキセルT−95:花王製)1.6kg、ジアセチル
酒石酸モノグリセリド(ポエムW−10:理研ビタミン
製)3.6kg、デキストリン(DE=22)10.4
gを水道水40kgに室温分散後、70℃まで加熱攪拌
し、完全溶解させた後、圧力式ホモジナイザー(圧力=
15MPa)で均質化後、噴霧乾燥により乾燥した(噴
霧乾燥条件:入り口温度=150℃、回転速度=150
00rpm)。
【0053】マッシュポテト300g、食塩5g、胡椒
を少々混ぜ、温湯(90℃)700gを注ぎ、手早く混
ぜ合わせた。次いで、その60gを丸め、揚げだねを調
製、冷蔵庫で30分間保存した。水150gに製剤0.
9gを分散させ、菜種油150gをTKホモミキサーで
乳化させた。次いで、薄力粉75g、澱粉50g、食塩
1.5gを加えてハンドミキサーで低速30秒、中速2
分30秒攪拌し、バッターを調製した。揚げだねにバッ
ター、パン粉の順に付着させ、180℃で7.5分間油
ちょうし、ポテトコロッケを作製した。−30℃で40
日間保存し、皿に乗せてラップした後、電子レンジでレ
ンジアップした。
【0054】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0055】実施例7 エルカ酸90%で平均エステル化度=5のショ糖脂肪酸
エステル2.5kg、コハク酸モノグリセリド(ポエム
B−10:理研ビタミン社製)3.2kg、馬鈴薯澱粉
50kg、小麦蛋白分解質5.2kgを水道水58kg
に室温分散後、70℃まで加熱撹拌し、完全溶解した。
その後、圧力式ホモジナイザー(圧力11MPa)で均
質化後、噴霧乾燥により乾燥した(噴霧乾燥条件:入口
温度=180℃、回転速度=18000rpm)。
【0056】得られた製剤(噴霧乾燥物)を使用して実
施例1と同様にバッターを調製し、ポテトコロッケを作
製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップ
した後、電子レンジでレンジアップした。
【0057】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0058】実施例8 ステアリン酸70%で平均エステル化度=5のショ糖脂
肪酸エステル1.3kg、クエン酸モノグリセリド(ポ
エムK−30P:理研ビタミン社製)2.6kg、粉末
レシチン(ツルーレシチン製)0.7kg、デキストリ
ン(DE=10)35kg、ソルビトール8.2kgを
水道水85kgに室温分散後、70℃までに加熱撹拌
し、完全溶解した。その後、圧力式ホモジナイザー(圧
力11MPa)で均質化後、噴霧乾燥により乾燥した
(噴霧乾燥条件:入口温度=160℃、回転速度=18
000rpm)。
【0059】得られた製剤(噴霧乾燥物)を使用して実
施例1と同様にバッターを調製し、ポテトコロッケを作
製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップ
した後、電子レンジでレンジアップした。
【0060】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0061】実施例9 ジアセチル酒石酸モノグリセリド(ポエムW−10:理
研ビタミン社製)12.1kg、ステアリン酸モノグリ
セリド(エマルジーMS:理研ビタミン社製)5.9k
g、トウモロコシ澱粉25.2kg、ショ糖8.3kg
を水道水75kgに室温分散後、70℃までに加熱撹拌
し、完全溶解した。その後、圧力式ホモジナイザー(圧
力11MPa)で均質化後、噴霧乾燥により乾燥した
(噴霧乾燥条件:入口温度=160℃、回転速度=18
000rpm)。
【0062】得られた製剤(噴霧乾燥物)を使用して実
施例1と同様にバッターを調製し、ポテトコロッケを作
製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップ
した後、電子レンジでレンジアップした。
【0063】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0064】実施例10 ステアリン酸70%で平均エステル化度=1.2のショ
糖脂肪酸エステル(DKエステルF−160:第一工業
製薬製)1.2kg、デキストリン(DE=10)3
8.8kgを水道水80kgに室温分散後、70℃まで
に加熱撹拌し、完全溶解した。その後、圧力式ホモジナ
イザー(圧力11MPa)で均質化後、噴霧乾燥により
乾燥した(噴霧乾燥条件:入口温度=175℃、回転速
度=20000rpm)。
【0065】得られた製剤(噴霧乾燥物)を使用して実
施例1と同様にバッターを調製し、ポテトコロッケを作
製した。−30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップ
した後、電子レンジでレンジアップした。
【0066】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0067】比較例1 ヘキサグリセリンモノステアレート(SYグリスターM
S−500:坂本薬品製)10kg、デキストリン(D
E=20)40kgを水道水175kgに室温分散後、
70℃まで加熱攪拌し、完全溶解させた後、圧力式ホモ
ジナイザー(圧力=15MPa)で均質化後、噴霧乾燥
により乾燥した(噴霧乾燥条件:入り口温度=150
℃、回転速度=15000rpm)。
【0068】製剤が比較例1で選られた製剤である点を
除いて、実施例1と同様にポテトコロッケを作製した。
【0069】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にポテトコロッケを作成し、冷凍後、電子レ
ンジでレンジアップした。
【0070】比較例2 HLB=7のソルビタン脂肪酸エステル(ソルゲンFS
−700:第一工業製薬製)22.5kg、デキストリ
ン(DE=10)7.5kgを水道水64.5kgに室
温分散後、70℃まで加熱攪拌し、完全溶解させた後、
70℃まで加熱攪拌し、噴霧乾燥により乾燥した(噴霧
乾燥条件:入り口温度=150℃、回転速度=1500
0rpm)。
【0071】製剤が比較例2で選られた製剤である点を
除いて、実施例2と同様にエビフライを作製した。
【0072】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様にエビフライを作成し、冷凍後、電子レンジ
でレンジアップした。
【0073】比較例3 マッシュポテト300g、食塩5g、胡椒を少々混ぜ、
温湯(90℃)700gを注ぎ、手早く混ぜ合わせた。
次いで、その60gを丸め、揚げだねを調製、冷蔵庫で
30分間保存した。水150g、大豆油150g、食物
繊維3g、大豆蛋白3gをハンドミキサーで乳化させ
た。次いで、卵白3gを加えてハンドミキサーで低速3
0秒、中速2分30秒攪拌し、バッターを調製した。揚
げだねにバッター、パン粉の順に付着させ、180℃で
7.5分間油ちょうし、ポテトコロッケを作製した。−
30℃で40日間保存し、皿に乗せてラップした後、電
子レンジでレンジアップした。
【0074】同時に、比較対照用として、実施例1の条
件で、製剤を添加しないでポテトコロッケを作成し、冷
凍後、電子レンジでレンジアップした。
【0075】比較例4 ステアリン酸70%で平均エステル化度=1.5のショ
糖脂肪酸エステル(DKエステルF−110:第一工業
製薬製)1.2g、デキストリン(DE=22)1.8
g、薄力粉300g、全卵150gに冷水700gを加
えて手早く掻き混ぜ、バッターを調製した。魚のキスを
頭と内臓を取り除いた後、腹を開いて小麦粉、バッタ
ー、パン粉の順に付着させ、180℃で7.5分間油ち
ょうし、魚フライを作製した。−30℃で40日間保存
し、皿に乗せてラップした後、電子レンジでレンジアッ
プした。
【0076】同時に、比較対照用として、製剤を添加し
ないで同様に魚フライを作成し、冷凍後、電子レンジで
レンジアップした。
【0077】評価結果(食感評価結果) 実施例1〜10、比較例1〜4はそれぞれ、比較対照用
として製剤を添加しないで調製したものとの比較試験を
行った。比較例3は、実施例1の製剤を添加しないで調
製したものとの比較試験を行った。評価は15人のパネ
ラーにて食感の評価を行った。結果を下記[表1]に示
す。
【0078】5点:サクサクとし極めて良好 4点:サクサクとし、ソフト 3点:サクサク感はないが、ソフト 2点:やや硬い 1点:硬い
【表1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ショ糖脂肪酸エステル、モノグリセ
    リン脂肪酸モノエステル、有機酸モノグリセリド、及び
    レシチンからなる群より選ばれる1種以上の乳化剤、及
    び(B)糖類、及び蛋白分解物からなる群より選ばれる
    1種以上の賦形剤が配合されてなる分散液を噴霧乾燥す
    ることにより得られたバッター改質剤。
  2. 【請求項2】前記ショ糖脂肪酸エステルが、下記(a)
    または(b)の条件を満たしていることを特徴とする請
    求項1に記載のバッター改質剤。 (a)脂肪酸が、炭素数14〜22の飽和脂肪酸であ
    り、平均エステル化度が1.0〜3.0であること。 (b)脂肪酸が、炭素数10〜22の飽和脂肪酸または
    不飽和脂肪酸であり、平均エステル化度が3.5〜8.
    0であること。
  3. 【請求項3】前記糖類が、小麦澱粉、とうもろこし澱
    粉、馬鈴薯澱粉などの多糖類あるいはこれらの加水分解
    物、又は湿熱澱粉であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載のバッター改質剤。
  4. 【請求項4】前記糖類が、ソルビトール、キシリトー
    ル、マルチトール等の糖アルコール類、ブドウ糖、果糖
    等の単糖類、又はショ糖、乳糖、トレハロース等の二糖
    類であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    記載のバッター改質剤。
  5. 【請求項5】前記(A)成分5〜80重量%、及び
    (B)成分95〜20重量%からなることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のバッター改質剤。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のバッ
    ター改質剤を0.5〜5重量%含有してなることを特徴
    とするバッター。
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