JP2002064952A - モータブラケットの取付構造 - Google Patents

モータブラケットの取付構造

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JP2002064952A
JP2002064952A JP2000253014A JP2000253014A JP2002064952A JP 2002064952 A JP2002064952 A JP 2002064952A JP 2000253014 A JP2000253014 A JP 2000253014A JP 2000253014 A JP2000253014 A JP 2000253014A JP 2002064952 A JP2002064952 A JP 2002064952A
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Koji Matsui
康二 松井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送ローラ等を支持するサイドフレームにモ
ータブラケットを正確に取り付けることができるモータ
ブラケットの取付構造を提供する。 【解決手段】 搬送ローラ等が支持されたサイドフレー
ム32に駆動モータMを支持するモータブラケット72
を取り付けるためのモータブラケット72の取付構造で
あって、上記サイドフレーム32の長形凹部に駆動モー
タMからの駆動を上記給紙ローラに伝達するプーリを支
持するスタンド軸70の一端の小径部71を取り付け、
該軸の他端部をモータブラケットに取り付けてサイドフ
レームとモータブラケットとの間隔を規制しつつ、駆動
モー夕Mから第2、第3紙送りローラ23、24を円滑
に動かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、コピー機等の読取位置に原稿を自動的に搬送する自
動原稿搬送装置に関し、特に、自動原稿搬送装置の各搬
送ローラを駆動する駆動モータの取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリ装置やコピー機、プ
リンタ等の画像形成装置には、積層された原稿を1枚ず
つに分離して給送し、搬送路に設けられた複数の搬送ロ
ーラ装置により読取部へ向けて搬送されている。
【0003】自動原稿搬送装置(以下ADFという)等
の用紙搬送装置においては、給紙トレイにセットした原
稿を1枚ずつ分離して読取部へ向けて搬送し、前記読取
部のプラテンに対して走査装置を固定し、搬送されてく
る原稿の画像情報を読み取るように構成している。前記
ADFを構成する原稿搬送装置においては、給紙トレイ
から原稿を取り込むためのピックアップローラと、原稿
を1枚ずつ分離して搬送する用紙さばき装置、1枚ずつ
さばかれた原稿を読取部へ搬送する搬送ローラ装置と、
読取部にて用紙を一定速度で搬送する大径の読取ローラ
とが設けられている。
【0004】また、前記ADFをフラットベッドスキャ
ナ機構(以下FBSという)とを組み合わせて、画像形
成装置の上部に配置する場合には、前記ADFの搬送路
を横向き略U字形状とし、用紙を非常に小さい半径で湾
曲させて排紙トレイへ送るように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ADFにおいて
は、搬送ローラ装置、読取ローラおよび排出ローラ等、
多数の駆動ローラがADFの原稿搬送路の軸方向両側に
設けられたサイドフレーム間に支持されており、それら
の駆動ローラに対して1つの駆動モータを用いて駆動伝
達がなされている。そして、前記駆動モータから多数の
駆動ローラに対して駆動を伝達するためにプーリ、ベル
ト等の伝動手段が用いられている。このベルト伝動手段
を用いる場合にベルトが緩んで歯跳びが発生しないよう
にするため前記モータ軸と駆動ローラに配置されるプー
リの軸間距離を一定に維持することにより、ベルトを緩
まないようにすることが求められていた。
【0006】しかし、板金製のモータブラケットでは、
折り曲げ加工により形成される場合に加工誤差により、
サイドフレームに対してねじ等の止具により取り付けて
も、サイドフレームとモータブラケットとの間隔に誤差
が生じるという問題や、サイドフレームに取り付けられ
たモータからの駆動を搬送ローラに伝達するための駆動
プーリを支持するスタッド軸に対する駆動モータの軸に
取り付けられるプーリの位置が正確に定まらないため、
ベルトがうまく張れれないという問題がある。
【0007】また、前記ベルトにテンションを付与する
アイドラローラをベルトの近傍に設け、ベルトにテンシ
ョンを付与することもあるが、アイドラローラを配置す
るスペースが十分にとれないため、装置の薄型化、小型
化には不向きであるという問題もある。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決し、搬
送ローラ等を支持するサイドフレームにモータブラケッ
トを正確に取付けるとともに、装置を小型化することが
できるモータの取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、搬送ローラ等が支持され
たサイドフレームに駆動モータを指示するモータブラケ
ットの取付構造であって、上記サイドフレームに駆動モ
ータからの駆動を上記搬送ローラに伝達するプーリを支
持するスタッド軸の一旦を取り付け、該軸の他端部をモ
ータブラケットに取り付けてサイドブレームとモータブ
ラケットとの間隔を規制し、該間隔に伝達機構を配置す
ることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記駆動モータ
の駆動軸から左右両側に駆動伝達用ベルトが張られてお
り、一方ベルトの張力を増大させるために前記モータブ
ラケットを移動できるようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記スタッド軸
のモータブラケット取付部分は、小径部とし、モータブ
ラケットのスタッド軸取付部を長形凹部に形成して上記
小径部が揺動自在に係合されることによって前記モータ
ブラケットの移動幅を規制するようにしたことを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明について説明する。まず、ファクシミリ装置や画像形
成装置と組み台わせて使用され、原稿の画情報の読取り
に用いられる自動原稿読取装置(ADF)13を図4を
参照して説明する。なお、以下において、原稿と用紙は
特に明言しない限り、区別しないものとする。
【0013】前記自動原稿読取装置13は、ファクシミ
リ等の装置本体10上に開閉自在な原稿押圧板11の一
側部に形成されている。
【0014】前記ADF13においては、上下に配設さ
れる給紙トレイ14と排紙トレイ15とを接続する横向
きU字形状の用紙搬送路が形成れ、横向きU字形状の搬
送路の湾曲部の下部に配設される原稿読取面12の位置
にて図示しない走査装置により原稿の画情報の読取りを
行うように構成している。前記用紙搬送路には、ピック
アップローラ17、セパレートローラ18とリタードロ
−ラ19とで構成される用紙さばき装置、策1紙送りロ
ーラ20と、第1従動ローラ21、第2紙送りローラ2
2と、第2従動ローラミ23、第3紙送りローラ24、
第3従動ローラ25、及び排出駆動ローラ26、排出従
動ローラ27が設けられている。
【0015】なお、これらのローラの回転速度は均等で
はなく、第1紙送りローラ20の回転速度をセパレート
ローラ18の回転速度よりも大きく設定していることに
より、給紙トレイから一枚ずつ送り込んだ原稿を、一定
間隔開けた状態で次々に搬送することができる。これに
より、センサ(不図示)が先行原稿の終端を検出でき、
先行原稿と次原稿とを区別できる。
【0016】また、リタードローラ19、第1紙送りロ
ーラ20、第2紙送りローラ22、第3紙送りローラ2
4及び排出従動ローラ27は、原稿搬送路16の内周側
に配置され、セパレートローラ18、第1従送ローラ2
1、第2従動ローラ23、第3従動ローラ25、及び排
出駆動ローラ26は、原稿搬送路16の外周側に配置さ
れる。これらのローラの一部の間は、原稿搬送路を形成
するための内周側ガイド28と外周側ガイド29とがそ
れぞれ設けられる。
【0017】原縞押圧板11の下面にて第2紙送りロー
ラ22の軸を支点として原稿読取面に対して付勢される
読取用ガイドフレーム28aと、受け継ぎフレーム28
bとが配設されている。読取用ガイドフレーム28aの
下面は、原稿読取面12上を通過する原稿を案内する上
側ガイド面を形成しており、原稿読取面12の上面との
間に原稿を通過させる隙間を確保すべく、その下端面の
原稿通過面を外れた部分に図示しないクリアランス形成
ピンを下方に突出させている。
【0018】そして、前記読取用ガイドフレーム28a
が下方へ付勢されていることにより、常に原稿読取面1
2とガイドフレーム28aとのクリアランスが一定に保
つことができる。したがって、ガイドフレーム28aが
原稿読取面12に対して付勢されていない場合と比べ、
原稿押圧板11とADFとの組み付け誤差等から生じる
原稿読取面12と読取用ガイドフレーム28aとの間に
形成されるクリアランスの不均一を防止し一定のものと
し、原稿読取面12で原稿がばたつかずに読み取りを行
うので、良好な読取画像を得ることができる。
【0019】なお、装置本体10にはADF装置による
原稿読取面12とは別にフラットベッド機構(FBS)
による原稿読取ガラス面30が形成されており、原稿押
圧板11の下面に形成される原稿押さえ面31により、
装置本体10の読取ガラス面30にセットした原稿を押
さえ、読取ガラス面30にセットした原稿を図示しない
FBSにより読み取るようにしている。また、ADF装
置13の給紙トレイ14に原稿をセットしたときは、A
DF装置の各搬送ローラが作動して原稿を搬送路16に
沿って搬送すると共に、原稿読取面12で原稿の画像を
読み取るようにしている。
【0020】図3に示すように原稿押圧板11上には、
一対の断面L字形のサイドフレーム32が設けられ、サ
イドフレーム32、32の垂直部間にADF装置13の
各搬送ローラ、すなわち、第1紙送りローラ20、第2
紙送りローラ22、第3紙送りローラ24、第3紙送り
ローラ26、及び排出駆動ローラ26が回転自在に支持
されている。また、ピックアップローラ17、セパレー
トローラ18、第1従動ローラ21は、サイドフレーム
32の軸部33を支点として開閉自在に設けられる上部
フレーム34に配置され、メンテナンスや搬送路内でジ
ャムが発生した場合に開放できるようにしている。
【0021】次に、図1、図2を参照して、サイドフレ
ーム32に支持された第1紙送りローラ20、第2紙送
りローラ22、第3紙送りローラ24、及び排出駆動ロ
ーラ26を駆動する駆動伝達機構40について説明す
る。
【0022】まず、駆動モータMの軸前後に配設された
2段プーリ41とベルト42、43を介して第1メイン
プーリ44、第2メインプーリ45とが連結されてい
る。原稿読取面12に原稿を給送する第2紙送りローラ
22と読取面12で読み取った後の原稿を排紙トレイへ
送る第3紙送りローラ24とからなる第1駆動系と、原
稿を下流側へ送るセパレートローラ18と前記セパレー
トローラ18と対向して配置される用紙を一枚ずつ分離
するリタードローラと第1紙送りローラ20とからなる
第2駆動系と、を駆動モータMの軸にて分岐して駆動す
るように構成している。これにより、後述するような第
2駆動系の用紙さばき装置で発生する負荷変動の影響が
第1駆動系に及ばないものとすることができる。
【0023】また、第1メインプーリ44には、駆動ギ
ア46が一体に設けられ、その駆動ギア46に第1中間
ギア47が噛合され、その第1中間ギア47に第2中間
ギア48が噛合されると共に、第2中間ギア48に、排
出駆動ローラ26の排出駆動ローラギア26aが噛合さ
れ、また第1中間ギア47には、ピックアップローラ1
7、セパレートローラ18の駆動用として第3中間ギア
49が噛合され、その第3中間ギア49に上部フレーム
に取り付けられたセパレートローラ18の駆動ギア18
aが噛合され、第1メインプーリ44の駆動ギアより排
出駆動ローラ26とセパレートローラ18、セパレート
ローラから不図示のギアにて駆動が伝達されるピックア
ップローラ17が回転駆動される。
【0024】このセパレートローラ18の駆動ギア18
aと噛合する第3中間ギア49は、駆動ギア18aに対
して上部フレーム34の開閉支点となる軸部33とは反
対方向に配置され、駆動ギア18aの回転で上部フレー
ム34が閉まる方向に作用するようにされており、さら
に、上部フレーム34を閉じたとき、セパレートローラ
18がリタードローラ19に圧接するように設けられて
いる。
【0025】第1メインプーリ44に設けた駆動プーリ
50とサイドフレーム32に回転自在に支持された第1
紙送りローラ20のローラプーリ20aとにベルト52
が掛け渡され、詳細省略するがサイドフレーム32に対
して揺動自在に設けられたアイドラローラ53にてベル
ト52が押圧されてテンションを調整した後にネジ等の
止具にて固定される。
【0026】第2メインプーリ45に設けた駆動プーリ
60と、第2紙送りローラ22に連結されたプーリ22
aと、第3紙送りローラ24に連結されたプーリ24a
とにベルト61が掛け渡され、詳細は省略するが、サイ
ドフレーム32に対して揺動自在に設けられたアイドラ
ローラ63にて駆動プーリ60とプーリ22a間のベル
ト61が押圧されてテンションを調整した後にネジ等の
止具にて固定される。
【0027】次に、この駆動伝達機構40による搬送ロ
ーラの駆動の説明をする。駆動モータMにより駆動プー
リ41が回転され、ベルト42、43にて第1メインプ
ーリ44と第2メインプーリ45とが回転される。第1
メインプーリ44から不図示のギアにて駆動プーリ50
に駆動が伝達され、この駆動プーリ50の回転により、
ベルト52を介して第1紙送りローラ20のローラプー
リ20aが回転される。また、第2メインプーリ45の
駆動プーリ60の回転によりベルト61を介して、第2
紙送りローラ22に連結されたプーリ22aと、第3紙
送りローラ24に連結されたプーリ24aが回転され
る。
【0028】また、第1メインプーリ44の駆動ギア4
6の回転にて、第1中間ギア47、第2中間ギア48を
介して、排出駆動ローラギア26aが回転され、排出駆
動ローラ26が回転され、さらに、第1中間ギア47の
回転により、第3中間ギア49が、図示の矢印方向に回
転されて、セパレートローラ18が回転される。
【0029】さて、上述した駆動伝達機構40におい
て、第1メインプーリ44と第2メインプーリ45と
は、サイドフレーム32に回転自在に支持される。特に
第1メインプーリ44は、サィドフレーム32に取り付
けられたスタッド軸70に回転自在に支持される。
【0030】一方、駆動モータMは、図1、図2で2点
鎖線で示したモータブラケット72に取り付けられる。
【0031】このモータブラケット72は、板金加工な
どにて形成され、サイドフレーム32の水平部上に着座
する底部73とサイドフレーム32の垂直部と対向する
ように起立した垂直部74とを有し、その垂直部74に
駆動モータMがねじ75にて取り付けられている。
【0032】この垂直部74には、スタッド軸70先端
の小径部71と係合する長孔76が形成される(長孔で
はなく凹部としてもよい。本件発明においては、これら
を含め同様の作用をもつものを長形凹部という。)と共
に、底部73にはサイドフレーム32の水平と共に、装
置本体に対してねじで固定するための長孔76、77が
形成される。この長孔76、77は、モータブラケット
のベルトの張設した方向に長形となっているもので、こ
れにより、モータブラケット70は移動させてベルトの
テンション調整をすることができる。
【0033】また、モータブラケット72は、スプリン
グ等の弾性部材78にて図1に矢印で示した方向に付勢
されており、モータブラケット72を装置本体に固定す
る場合に駆動プーリと第1メインプーリとの間に掛け渡
されるベルト43にテンションを付与した状態にてモー
タブラケット72を装置本体に固定することができる。
【0034】次に、このモータブラケット72をサイド
フレーム32に取り付けて駆動伝達機構を組み立てる手
順を説明する。駆動モータMを取り付けたモータブラケ
ット72をサイドフレーム32に取り付けると共に、駆
動プーリ41と、第1メインプーリ44及び第2メイン
プーリ45間にそれぞれベルト42、43を掛け渡した
状態で、垂直部74の長孔76にスタッド軸70の先端
の小径部71を挿入し、スタッド軸70の大径部を垂直
部74に当接させる。このように、垂直部74に形成さ
れた長孔76をスタッド軸70先端の小径部71と係合
させることで、サイドフレーム32とモータブラケット
70の垂直部74との間隔Dを正確に決めることができ
る。また、モータブラケット70に支持される駆動プー
リ41とサイドフレーム32に支持されるスタッド軸7
0に設けられる第1メインプーリ44とを連結するべル
ト42をまっすぐに張ることができる。
【0035】さらに、モータブラケット72に形成され
る長孔76にスタッド軸70の小径部71を係合させる
ようにしているのでモータブラケット72をベルト4
2、43のいずれかを張る方何に適宜移動させることが
でき、ベルト42、43の張りを調節することができ
る。そして、また長孔76は、モータブラケット72の
移動も規制しているものである。すなわち、ベルト43
を張る方向にモータブラケット72を移動させると、駆
動モータMの軸を挟んで反対側に設けられているベルト
42は緩んでしまう。このとき、ベルト42の緩みが所
定の値を超えてしまうと第1メインプーリ44にて歯跳
びが発生し、駆動が良好に伝達できないことになる。そ
こで、長孔76はモータブラケット70の移動を規制し
てベルト42の緩み幅をベルト42、43の最大限まで
しかモータブラケット70を移動できないようにしてい
る。
【0036】上述の如く、装置本体のサイドフレーム3
2に取り付けられるスタッド軸70に対するモータブラ
ケット72のベルト43のテンション方向への移動は、
長孔76により規制されているため、モータ軸芯とプー
リの軸芯との間の距離を正確に設定することができる。
【0037】上記第2メインプーリ45の駆動する搬送
ローラは、図4の原稿読取面12に対して原稿送りを正
確に行う必要のある第2紙送りローラ22と第3紙送り
ローラ24であり、駆動プーリ41と第2メインプーリ
45に掛け渡したベルト43の張力を弾性部材78で適
正に保つことにより円滑に回転することができ、読取画
像に歪み等の悪影響を及ぼすことがない。
【0038】一方、第1メインプーリ44側のベルト4
2は、そのテンションは上述のようにベルトが歯跳びし
ない程度に張っていればよい。すなわち、第1メインプ
ーリ44側の駆動する第2駆動系は、排出駆動ロ−ラ2
6、セパレートローラ18であるため、原稿の読取りに
影響を及ぼすことがなく、さほどローラの回転が正確に
行われなくてもよいものである。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、以下
のような効果を奏するものである。すなわち、請求項1
の発明のように、サイドフレームに駆動モータからの駆
動を給紙ローラに伝達するプーリを支持するスタッド軸
の一端を取り付け、軸の他端部をモータブラケットに取
り付けてサイドフレームとモータブラケットとの間隔を
規制し該間隔に伝達機構が配置することにより、モータ
ブラケットとサイドフレームとの間隔をスタッド軸にて
規制でき、その間隔に駆動モータから伝達機構を配置す
ることができる。
【0040】請求項2の発明のように、前記駆動モータ
の駆動軸から左右両側に駆動伝達用ベルトが張られてお
り、一方のベルトの張力を増大させるために前記モータ
ブラケットを移動できるようにしたことにより、モータ
軸より左右両側に張られたベルトの一方の張力の調整を
行うことができ、また緩む方向のベルトがプーリで歯跳
びを起こさない範囲で調整するようにしたので、特に読
取りに関係するローラ側のプーリの張力を増大させ、歯
跳び等を防止して読取画像が歪むことを防止することが
できる。
【0041】請求項3の発明のように、前記スタッド軸
のモータブラケット取付部分は、小径部とし、モータブ
ラケットのスタッド軸取付部を長形凹部に形成して上記
小径部が摺動自在に係合されることによって前記モータ
ブラケットの移動幅を簡単な機構で制約できるようにし
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す要部拡大図であ
る。
【図2】本発明の平面図である。
【図3】図1を裏面から見た要部拡大図である。
【図4】本発明の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】
32 サイドフレーム 70 スタッド軸 71 小径部 76 長孔 M 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 7/10 H02K 7/10 D 7/14 7/14 Z Fターム(参考) 2H071 BA05 BA27 CA01 CA05 DA18 DA26 DA27 2H076 AA04 BA15 BA24 BA46 3F049 AA10 DB00 EA00 LA01 LB03 5H605 AA00 BB05 CC01 CC02 CC05 CC08 DD03 DD09 5H607 BB01 CC05 DD08 DD09 DD17 EE28 FF11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラ等が支持されたサイドフレー
    ムに駆動モータを支持するモータブラケットを取り付け
    る取付構造であって、 上記サイドフレームに駆動モータからの駆動を上記搬送
    ローラに伝達するプーリを支持するスタッド軸の一端を
    取り付け、該軸の他端部をモータブラケットに取り付け
    てサイドフレームとモータブラケットとの間隔を規制
    し、該間隔に伝達機構を配置することを特徴とするモー
    タブラケットの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記駆動モータの駆動軸から左右両側に
    駆動伝達用ベルトが張られており、一方のベルトを増大
    させるために前記モータブラケットを移動できるように
    したことを特徴とする請求項1に記載のモータブラケッ
    ト取付構造。 【請求頃3】 前記スタッド軸のモータブラケット取付
    部分は、小径部とし、モータブラケットのスタッド軸取
    付部を長形凹部に形成して上記小径部が摺動自在に係合
    されることによって前記モータブラケットの移動幅を規
    制するようにしたことを特徴とする請求項1または2に
    記載のモータブラケットの取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078063A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置、原稿搬送装置

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JP2007078063A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置、原稿搬送装置
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