JP2002062998A - ネットワークプリントシステム及び情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents
ネットワークプリントシステム及び情報処理装置及びその制御方法Info
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Abstract
要求の輻輳による過負荷状態を防止する。 【解決手段】クライアント101のWebブラウザ11
4で帳票が表示され、その優先順位と共に印刷が指示さ
れると、その指示はサーバ106に送信され、プールさ
れる。プールされた印刷要求は優先順位に従って読み出
され、帳票テンプレート格納部108から適当なテンプ
レートが検索され、画像生成部111でデータと合成さ
れてプリント出力部112でPDLに変換され、プリン
タ113から印刷される。
Description
ネットワークを介して接続されたクライアント及びサー
バを含むネットワークシステムにおいて、クライアント
からの要求に基づいて帳票などのプリントを行うための
ネットワークプリントシステム及び情報処理及びその制
御方法に関するものである。
ーバの林立に伴い、業務処理のWeb化が推進されてい
る。Webサーバとは、HTTP(Hyper Text Transfer
Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)等をサポ
ートする、ネットワークに接続されたコンピュータなど
を指し、URL(Uniform Resource Locator)で指定され
た、HTML(Hyper text Markup Language)などで記述
された文書データファイル等を、要求に応じてネットワ
ーク上のクライアントに送信することができる。一方、
パーソナルコンピュータ等のクライアントコンピュータ
では、HTMLで記述されたデータ(HTML文書)を
表示する機能を持つWebブラウザと呼ばれるアプリケ
ーションプログラム(単にブラウザとも呼ぶ)を用い
て、Webサーバから受信したHTML文書を表示す
る。ブラウザは、単にHTML文書を表示するのみなら
ず、HTMLの記述に従って、画面上でデータを入力さ
せ、それをWebサーバに返送する機能を持つのが普通
である。なお、Web化とは、クライアントからURL
を指定してサーバとのデータ交換を行えるようにするこ
とを指す。
アントコンピュータは情報の表示及び入力が可能なブラ
ウザを搭載し、オペレータはブラウザをユーザインター
フェースとして表示及び入力等の業務処理を遂行する。
この際には、クライアント上のブラウザから入力された
情報をWebサーバが受け取り、サーバ内で加工して再
びブラウザに送信し、そこで表示を行う等の動作を必要
なだけ行って結果を得るというような手順で業務が遂行
される。
て問題となるのは、通常の業務処理には欠かせないプリ
ント処理に関する部分である。ウエブブラウザは、通
常、表示した画像を印刷する機能を備えているものの、
たとえば帳票等、フォーマットに従った美しいプリント
を行うことはきなかった。このため、ウエブブラウザを
利用したプリント方式では、用紙サイズを越えるイメー
ジの印刷や、複数ページの印刷におけるページ区切り等
の問題もあり、美しいプリントは得られない。
をウエブサーバが受け取り、サーバ内で印刷用の所定の
フォームに合わせて画像を形成し、それをサーバによっ
て印刷するか、あるいはクライアントに送信して印刷さ
せることで、クライアントがブラウザを用いてデータを
入力し、入力されたデータを帳票等の形式で印刷するこ
とのできるネットワークプリントシステムが提案されて
いる。
うな業務処理の形態において問題となるのは、データを
入力するクライアントは多数存在するのにも関わらず、
入力されたデータを処理するサーバの能力が限られてい
るために、入力されたデータを受けてフォーマット処理
し、印刷するサーバに処理付加が集中し、サーバに過負
荷がかかることで、業務処理の遅滞や停止といった自体
を引き起こしかねない、ということである。このような
場合、緊急の印刷が求められる文書であっても印刷が遅
滞したり、逆に急ぐ必要がないにも関わらず直ちに印刷
されたり、といったように、印刷の順序も要求通りには
ならない。
トとウエブサーバとの通信は、連続した要求/応答には
対応できず、1回の要求/応答で完結する。従って、ク
ライアントよりサーバに対してデータを送信し、プリン
ト要求を発行しても、それに対しては1度の応答がある
だけである。このため、プリント要求に対しては、サー
バは、要求を受けたなら直ちに応答するか(即時復帰
型)、プリント処理を終えてから応答する(完了復帰
型)という2つの方法があり得る。即時復帰型では、プ
リントの結果がクライアントでは知りようがないし、ま
た、完了復帰型では、プリントが終了するまでブラウザ
が停止してしまう。いずれの方法であっても、サーバ側
でいったん開始したプリント動作を中断したり、それを
再開したり、といったことは不可能であった。
で、サーバに対して印刷要求を発行する場合、印刷要求
とともに、そのスケジュールに関する情報をもサーバに
送信しておくことで、サーバにおける処理要求が輻輳し
た場合であっても、サーバの過負荷状態を防止するネッ
トワークプリントシステムおよびその制御方法を提供す
ることを目的とする。
ブブラウザと、ウエブサーバとの間のセッションを保持
することにより、クライアントからの要求に応じて行わ
れているサーバにおける処理をクライアントから中断さ
せたり、あるいは再開させたりすることが可能なネット
ワークプリントシステムおよびその制御方法を提供する
ことを目的とする。
みてなされたもので、次のような構成からなる。すなわ
ち、サーバとクライアントを接続したネットワークプリ
ントシステムであって、クライアント装置は、サーバか
ら受信した、可変データを表示用の形式で記述した画像
を表示するとともに、表示されたデータの印刷要求を、
それを処理するスケジュール情報とともに発行する発行
手段を有し、サーバ装置は、テンプレートデータを格納
する格納手段と、前記クライアント装置からの印刷要求
及びスケジュール情報及びクライアント装置に送信した
データに応じて、前記格納手段からテンプレートデータ
を読み出す手段と、読み出されたテンプレートデータと
前記クライアント装置で表示されている可変データとを
合成して印刷データを生成する生成手段と、前記印刷デ
ータをプリンタ装置から印刷させる出力手段とを有す
る。
は、優先順位を含む。
は、印刷時刻を含む。
は、前記印刷要求を含むメッセージについて、それを特
定するためのセッション識別子を付加し、前記サーバ
は、前記クライアント装置からメッセージを受信した場
合、それに含まれるセッション識別子により、相互に関
連する一連のメッセージを識別する。
は、前記セッション識別子を含む中断要求を発行する中
断要求手段を更に備え、前記サーバは、前記中断要求を
受信すると、該中断要求に付加されたセッション番号に
基づいて特定された印刷要求に起因する印刷処理を中断
する。
発明を実施するネットワークプリントシステムのソフト
ウエアブロック図である。ここでは、サーバ、クライア
ントともに1台ずつ示している。
おいて、クライアント101は、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置である。クライアント101には、
データ入出力部102、プリント出力部103、Web
ブラウザ114、画像表示部115等が含まれる。
N等のネットワーク105を介してサーバ106とデー
タを交換するもので、HTTPより低いレイヤの処理を
行う。プリント出力部103は、所定の形式で記述され
たプリントデータをプリンタの出力形式に従ったデータ
形式に変換してプリンタ104から出力するほか、サー
バ等から受信したプリンタの出力形式のデータをスプー
ルにいれてプリンタ104により印刷させる。Webブ
ラウザ114は、データ入出力部102を介してサーバ
から受信したHTML文書を、画像表示部115で表示
したり、あるいは、操作に応じてプリンタ出力部103
を介して印刷する。さらに、表示しているデータに、画
面上で何らかのデータを入力する旨の記述が含まれれ
ば、ユーザにその記述に相当する欄への入力を行わせ
る。また、それをサーバに送信する旨の記述があり、そ
の記述に従ってユーザが操作を行えば、入力されたデー
タをサーバに送信する。なおこれらの記述は、市販され
ている代表的なWebブラウザによりサポートされてい
る。また、プリント出力部103は、サーバ等から受信
したプリントデータを解析し、クライアントに接続され
ているプリンタで使用可能な形式のデータであるか判定
できる。
ワーク105の形態としては、LAN、インターネット
あるいは無線等、Web環境の通信手順に対応するもの
であれば、その種類は問わない。
Webサーバであり、クライアントと同様、パーソナル
コンピュータ等の情報処理装置である。サーバ106
は、サーバ106がWebサーバである役割を行うため
のネットワーク通信制御部107を含み、これを介して
クライアントにデータを送信し、あるいはクライアント
からデータを受信する。
リントを行う為の帳票テンプレート等を格納する。な
お、テンプレートデータは、クライアントがサーバから
読み出したHTML文書に対応して予め設定され、格納
されているものとする。従って、サーバが帳票テンプレ
ートに対応づけられるHTML文書をクライアントに送
信した場合、その文書に対応する識別子をサーバは記憶
しておく。また、帳票テンプレート格納部に格納される
テンプレートも、文書毎にHTML文書と対応する識別
子を付して格納する。
ータ格納部であり、各業務用データが格納されている。
このデータは予め格納されたものであっても良いし、ク
ライアントからブラウザを介して入力されたものであっ
てもよい。データ処理部110には、各業務に従ったア
プリケーションプログラムが格納されている。画像生成
部111は、帳票のイメージデータを、フォーム及びそ
こにオーバーレイされるデータを組み合わせ、プリント
出力部112で解釈可能な所定の形式で作成する。プリ
ント出力部112は、画像生成部で作成されたデータを
プリンタ113が出力できる形式に変換し、プリンタか
ら出力させたり、あるいは生成されたデータをデータフ
ァイルとして出力することができる。これは一般にはプ
リンタドライバと呼ばれている。サーバにおいては、そ
の資源の割り当てやプロセスのスケジューリングなど
が、サーバOSなどを含むシステム管理部114により
管理される。
すハードウエア構成図である。図1の構成は、図8の構
成において、メモリ101bに格納されたプログラム
を、CPU101aにより実行することで実現される。
また、こういったプログラムや、データ格納部109あ
るいは帳票テンプレート格納部108は、ハードディス
ク等の外部メモリ101cに格納される。外部メモリ1
01cは、フロッピディスクやCDROM等の取り外し
可能な記憶媒体を用いるものであっても良い。ディスプ
レイ117には、画像が表示され、I/Oインターフェ
ース101dを介してネットワーク105やプリンタ1
04に接続される。また、キーボードやポインティング
デバイス101eにより、オペレータは必要な入力を行
う。
ある、ブラウザからのプリント指示及びそれに対するサ
ーバの処理について述べる。
バのデータ処理部110の間では、ブラウザからのデー
タの受付、解析、また場合によっては、受付データに応
じてデータ格納部109からのデータ検索、結果のブラ
ウザへの返信など処理が行われる。この時、HTML文
書に、ブラウザからボタンによる入力を行わせてその結
果をサーバに送信するよう記述しておけば、ブラウザ1
14はボタンを表示し、ブラウザのユーザがボタンを押
す等の操作をした時に、サーバへのデータの送信を行
う。サーバでは、クライアントに送信したHTML文書
に基づいて受信データを解析し、必要があればブラウザ
へ応答する。
理に係るHTML文書の一例である。図2において、ウ
インドウ201は、PCなどのモニタに表示されるブラ
ウザのウインドウである。タイトルエリア202には表
示される文書に付されたタイトルが表示される。エリア
203および204にはブラウザが持つコマンドが表示
されている。ブラウザに表示されている内容を印刷する
為のコマンドも通常この位置にある。エリア205は、
接続するWebサーバのアドレスや文書のURL等を入
出力するURLフィールドである。HTML文書はここ
で入力されるURLにより指定される。
トユーザが選択する為のフィールドである。ボタン20
8は表示ボタンである。帳票イメージ209は、文書ア
ドレス205に応じたHTML文書がサーバから読み出
されて表示されたものである。また、この文書には、印
刷ボタン210と、処理優先度指示ボタン211が設け
られている。
場合、まずクライアントでブラウザプログラムを起動す
る。このブラウザ自体は市販品でよい。ブラウザが起動
されると、タイトルエリア202〜URLフィールド2
05迄が表示され、その他の欄は空白あるいは予め設定
されたURLで指定される文書が表示される。ここで、
図2のように"http://202.228.102"が指定されると、欄
206〜211を含む文書がサーバから読み出されて表
示される。
望の値を選択し、表示ボタン208をユーザが押せば、
読み出したいデータが確定し、選択された個人及び表種
別がサーバに送信される。サーバでは、指定されたUR
Lにおいて、選択された個人名及び表種類をキーとして
データベースを検索し、データを獲得する。データに
は、そのデータを表示すべき形式を指定するための形式
識別子が含まれている。サーバではこの識別子に対応す
る形式で検索したデータを表示するためのHTML文書
を作成し、クライアントに送信する。ここで、形式識別
子に応じたHTML文書は、予め可変データを除いて残
りの部分を記述しておき、可変データの部分に後述する
データのインデックスを、インデックスとして認識でき
るように挿入しておく。サーバからクライアントに送信
する文書は、この形式の文書のインデックスの部分に、
検索されたデータをインデックス毎に対応づけて挿入し
て作成される。
のように表示する。クライアントのユーザがこれらを表
示した状態で優先順位指定ボタン211として用意され
た「低い」「通常」「なるべく速く」「緊急」のうちか
ら、いずれかのラジオボタンを指定することで印刷の優
先順位を指定し、その後印刷ボタン210を押せば、次
のような手順で文書がサーバから印刷される。これら優
先順位は、複数のクライアントからの印刷要求をサーバ
が受信しており、処理の競合が発生した場合に、処理に
順序を付けることで、処理を円滑化するためのものであ
る。
のボタンであり、中断ボタン213は印刷をいったん中
断させるためのボタンである。中断された印刷は、中断
ボタンを再度押したり、印刷ボタンを押すことで再開さ
れる。
で印刷ボタン210が押された場合の動作を図3に示
す。印刷も、HTML文書と同様に、形式識別子に対応
したテンプレートにデータを挿入して印刷すべき文書を
作成する。印刷ボタン210が押されると、印刷ボタン
210が押されたことを示す情報がサーバに送信され
る。サーバでは、印刷を要求してきたクライアントに送
信してあるデータに付された形式識別子を基に、帳票テ
ンプレート格納部108に格納されている図形データを
各帳票のテンプレートとして検索する。各帳票テンプレ
ートは、形式識別子から検索できるように格納されてい
る。
例である。図9において、帳票テンプレートである図形
データを説明する。図形データは固定データと可変デー
タに分類される。帳票タイトルの文字列301、枠およ
び日にち等を示す数字302、文字列及び枠303は固
定データである。また、エリア304及び305のnx
x及びsxxで示される文字列には、データベース等よ
り検索された値がはめ込まれる。一方、図10は、図9
の図形データにはめ込まれるべき可変データのテーブル
である。図10において、列401は、図9の可変デー
タs1,n1,n2...n51を示すインデックスであ
る。列402は、表示する文字のサイズを示している。
列403は、実際の数列あるいは文字列である。図9の
帳票イメージと図10のデータを、インデックスを対応
づけてマージすることにより、帳票の図形データが作成
される。
て示す。
る状況では、ブラウザでも帳票を形どったイメージは表
示されており、表示するためのデータは、サーバのデー
タ格納部109から検索され、サーバのメモリ内に存在
しているものとする。
が押されたことを示す情報をサーバが受信したことによ
り、サーバにおいて実行される手順である。
して印刷ボタン210が押されると、クライアントの識
別子などと、選択された優先度と、印刷ボタン210が
押された旨がサーバに通知される。このとき、ウエブブ
ラウザは、サーバに対して、自分自身の一意性を通知し
てサーバに対するアクセスの連続性を保持する。そのた
めに、たとえば、サーバのアドレスを示す文字列(UR
L)に一意的な数字を埋め込むなどする。また、サーバ
においては複数のアプリケーションプロセスが稼働して
おり、クライアントからのメッセージに対してそれを処
理するアプリケーションを特定するために、アプリケー
ションを特定するための文字列(アプリケーション識別
子)もURLに組み込む。これらの、URLに付加され
る、ブラウザを特定するための数字及び文字列をここで
はセッション番号と呼ぶ。クライアントのブラウザは、
たとえばひとつの印刷要求については、その完了を受け
るまで、セッション番号をサーバに通知しながらその印
刷要求にかかるデータや応答を交換できる。
が押されたことが優先度とともに通知されると、ステッ
プS2202において、サーバ内では、印刷すべき帳票
のテンプレートの抽出や、テンプレートに合成するべき
入力データのデータベースからの抽出、抽出されたテン
プレートとデータとのマージなど、印刷のための一連の
処理を記したコマンドを生成して優先度とともに処理プ
ールへ格納する。使用される帳票テンプレートは、それ
に対応する形式識別子がすでにクライアントに送信して
いるHTML文書データに対応づけて記憶されているた
め、直ちに特定可能である。また、テンプレートに組み
込まれるデータの組もまたクライアントに対応づけて格
納されているために、印刷ボタンを通知したクライアン
トが判別できれば特定可能である。
て図3(b)を実行する。図3(b)によって、プール
されたコマンドが読み出されて実行される。ステップS
2203では、処理プールから、最大優先度の付された
コマンドを読み出し、読み出したコマンドをステップS
2205において実行する。
詳細を示す。まず、ステップS2702において用いら
れる帳票テンプレートをその形式識別子等から認識す
る。
ト格納部108から検索された帳票テンプレート内に組
み込まれるべき可変データの欄の位置を検知する。例え
ば、可変データの位置を、固定データを記述した部分と
は別個に、データごとにインデックスに対応つけて記述
してあれば、可変データ部分に含まれるインデックスに
よって簡単に各可変データの位置を認識できる。そし
て、図10に示したデータから、インデックス及びサイ
ズの部分の抽出をする。このデータはクライアントから
表示要求が出された時点で読み出され、サーバに保存さ
れている。
データを作成する。すなわち、すでに保存されているデ
ータを、そのインデックスに応じて、ステップS220
3で抽出した可変データの位置に合わせるようにして記
述する。こうして、可変データ部分を記述したインデッ
クスデータができる。
生成部111により、ステップS2202で得られた帳
票テンプレートの固定データ部分と、ステップS220
4で作成したインデックスデータとをマージさせる。ス
テップS2206では、画像生成部111により、ステ
ップS505でマージされたデータから、実際の画像形
式、すなわちプリント出力部112にて解釈可能な形式
で記述されたデータを作成させる。ステップS2207
では、ステップS2206で作成したデータを、プリン
タで出力可能な例えばページ記述言語のプリントイメー
ジに変換し、外部メモリ101c等に設けられたプリン
トスプールに出力する。こうして、帳票テンプレートと
データとが合成されてプリント出力される。
て印刷コマンドを発行するが、プリント出力部112に
より、プリントジョブのID、プリントドキュメント
名、プリントジョブのオーナなどを含むプリント情報
が、ステップS2708において得られる。なお、プリ
ント情報は、サーバ全体を管理するシステム管理部11
4を介して得られる。このプリント情報は、印刷処理の
元となったアプリケーションに対応して保持される。
を受信すると、ステップS2709で新たなページを作
成して、ステップS2710で制御をウエブブラウザに
移す。このあと、新たなページの表示や入力が行われ
る。
求をプールし、プールされた印刷要求を優先順位に従っ
て取り出し、処理を行う。このため、多くの印刷要求が
サーバに集中しても、指定された順序に応じて印刷され
るために、急ぎの文書やそうでない文書を、望ましい順
序で印刷できる。
された際の処理について図5を参照して説明する。中断
ボタンが押された場合には、クライアントは、セッショ
ン番号を加えたURLをもってサーバにアクセスし、印
刷が中断された旨を通知する。
で中断処理を行う。
いて、URLに付加されたセッション番号に含まれてい
るアプリケーション識別子から、その要求を処理すべき
アプリケーションを特定する。さらに、ウエブシステム
では、複数の不特定のクライアントから同時アクセスが
あり、同一のアプリケーションが同時に複数ユーザに使
用されているケースが多い。そこで、ステップS290
3では、セッション番号を用いて、ステップS2902
で特定されたアプリケーションが、中断要求を発行した
クライアントからの最後のアクセスまでのデータを保持
しているアプリケーションであるか判定する。セッショ
ン番号が一致した場合には、そのアプリケーションプロ
セスが、中断要求を処理すべきプロセスであるものと判
定してステップS2904に進む。
たアプリケーションプロセスに対応する、図4のステッ
プS2708で得られたプリント情報に含まれるプリン
トジョブIDを得て、ステップS2905では得られた
プリントジョブID用いて、プリント中断のコマンドを
システム管理部114に対して発行する。
ント中断コマンドがシステム管理部114に正常に受け
付けられたかを判定する。受け付けられた場合には、ス
テップS2907で、プリント出力部112においてプ
リントは中断され、プリントジョブ情報にも中断された
旨が登録されるる。
プリントジョブは既に終了しているので、中断はされな
い。
ページが作成され、クライアントに送られて表示され
る。この新規ページは、内容的にはそれまでに表示され
ているページとほとんど変わらないが、中断ボタンや中
止ボタンは選択できないようになっている。また、図2
の表示に加えて、再開ボタンが表示され、再開ボタンが
選択可能となっている。また、プリントが既に終了して
いる場合には、「印刷は既に終了しています」といった
主旨のメッセージが印刷ボタン付近に表示される。この
場合、「再開」ボタンは表示されない。
た場合には、その旨がサーバに送られて中断されている
印刷が再開される。再開すべきプリントジョブは、中断
ボタンが押された場合と同様の方法で特定され、中断コ
マンドの代わりに再開コマンドがシステム管理部114
に送信される。
押された場合には、ステップS2905において中断コ
マンドの代わりに中止コマンドが発行される。またこの
場合には、ステップS2908で作成される新規ページ
には「再開」ボタンは含まれない。
Lに付加することで、HTTPを用いたウエブシステム
においても、クライアントとサーバとの間のメッセージ
交換を、要求/応答の単発のメッセージ交換としてでは
なく、一連のセッションとして管理することができる。
このために、既に発行されているプリント要求に対して
も、その中断や中止、あるいは中断されたプリントジョ
ブの再開を、クライアントからサーバに要求し、サーバ
では要求対象のプリントジョブをセッション番号から特
定することが可能となった。
は、印刷要求に処理優先順位を付加する代わりに、印刷
すべき時間の指定を付加して、印刷要求をクライアント
からサーバに対して発行する。本実施形態は、図1及び
図8乃至図10の構成についてはほぼ第1の実施形態と
同様であるが、図1において、優先度スケジュール部2
014に代わり、印刷時間スケジュール部が備えられて
いる。
より表示された業務処理に係るHTML文書の一例であ
る。図6において、ウインドウ201は、PCなどのモ
ニタに表示されるブラウザのウインドウである。図2と
同参照番号が付された項目については、図2と共通の内
容であるためにその説明を省略する。
した状態で印刷時間指定ボタン2411として用意され
た「指定なし」「6時間後」「12時間後」「時刻指
定」のうちから、いずれかのラジオボタンを指定するこ
とで印刷時刻を指定し、その後印刷ボタン210を押せ
ば、次のような手順で文書がサーバから印刷される。こ
れら優先順位は、複数のクライアントからの印刷要求を
サーバが受信しており、処理の競合が発生した場合に、
処理に順序を付けることで、処理を円滑化するためのも
のである。なお、「指定なし」が選択された場合には、
直ちに印刷される。また、「時刻指定」が選択された場
合には、別途時刻欄2412において印刷時刻を指定す
る。
のボタンであり、中断ボタン213は印刷をいったん中
断させるためのボタンである。中断された印刷は、中断
ボタンを再度押したり、印刷ボタンを押すことで再開さ
れる。このように、クライアントでは、受信したデータ
を図6のように表示する。
刷ボタン211が押された場合のサーバによる処理手順
である。
れたことがサーバに通知されると、スケジュール設定が
されているか、すなわち「指定なし」以外のラジオボタ
ンが選択されているかがステップS2502で判定され
る。スケジュール設定がされていなければ、ステップS
2507に進んで印刷すべき画像を生成し、ステップS
2508でそれをプリント出力するという通常の印刷動
作が行われる。
プS2503で、第1実施形態の図3(a)のステップ
S2202において作成したと同様のコマンドを作成し
ていったん処理を中断し、ステップS2504におい
て、スリープモードに入る。
スケジュール機能を利用し、ブラウザにおいて設定され
た時刻に達したか否かを判定する。設定時刻に達した場
合には、ステップS2506において図4に示したと同
様の手順でコマンドを実行し、スケジュールされた印刷
ジョブをスケジュールされた時刻に実行する。
リント要求を実行する時刻等のスケジュールを指定し、
サーバにおいてはそのスケジュールに従ってプリントジ
ョブを実行することができる。これにより、サーバにお
ける処理要求が輻輳した場合であっても、プリント処理
が実行される時刻を分散することができるために、サー
バの過負荷状態を防止することができる。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
におけるサーバの機能を実現するための、図3乃至図5
あるいは図7のプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによってもWebサーバの機能を実現することがで
きる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
ーバに対して印刷要求を発行する場合、印刷要求ととも
に、そのスケジュールに関する情報をもサーバに送信し
ておくことで、サーバにおける処理要求が輻輳した場合
であっても、サーバの過負荷状態を防止することが可能
となる。さらに、ウエブクライアントにおけるウエブブ
ラウザと、ウエブサーバとの間のセッションを保持する
ことにより、クライアントからの要求に応じて行われて
いるサーバにおける処理をクライアントから中断させた
り、あるいは再開させたりすることが可能となる。
ある。
の表示画面例を示す図である。
手順を示す流れ図である。
手順を示す流れ図である。
である。
の表示画面例を示す図である。
手順を示す流れ図である。
図である。
タの一例を示す図である。
示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 サーバとクライアントを接続したネット
ワークプリントシステムであって、 クライアント装置は、サーバから受信した、可変データ
を表示用の形式で記述した画像を表示するとともに、表
示されたデータの印刷要求を、それを処理するスケジュ
ール情報とともに発行する発行手段を有し、 サーバ装置は、 テンプレートデータを格納する格納手段と、 前記クライアント装置からの印刷要求及びスケジュール
情報及びクライアント装置に送信したデータに応じて、
前記格納手段からテンプレートデータを読み出す手段
と、 読み出されたテンプレートデータと前記クライアント装
置で表示されている可変データとを合成して印刷データ
を生成する生成手段と、 前記印刷データをプリンタ装置から印刷させる出力手段
とを有することを特徴とするネットワークプリントシス
テム。 - 【請求項2】 前記スケジュール情報は、優先順位を含
むことを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリ
ントシステム。 - 【請求項3】 前記スケジュール情報は、印刷時刻を含
むことを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリ
ントシステム。 - 【請求項4】 前記クライアント装置は、前記印刷要求
を含むメッセージについて、それを特定するためのセッ
ション識別子を付加し、前記サーバは、前記クライアン
ト装置からメッセージを受信した場合、それに含まれる
セッション識別子により、相互に関連する一連のメッセ
ージを識別することを特徴とする請求項1に記載のネッ
トワークプリントシステム。 - 【請求項5】 前記クライアント装置は、前記セッショ
ン識別子を含む中断要求を発行する中断要求手段を更に
備え、前記サーバは、前記中断要求を受信すると、該中
断要求に付加されたセッション番号に基づいて特定され
た印刷要求に起因する印刷処理を中断することを特徴と
する請求項4に記載のネットワークプリントシステム。 - 【請求項6】 クライアントを接続された情報処理装置
であって、 テンプレートデータ及びテンプレート内に合成されるデ
ータとを格納する格納手段と、 前記クライアント装置からスケジュール情報と共に受信
した印刷要求に基づいて、前記格納手段からテンプレー
トデータ及びデータを読み出す手段と、 読み出されたテンプレートデータとデータとを合成して
印刷データを生成する生成手段と、 前記印刷データをプリンタ装置から印刷させる出力手段
とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項7】 前記スケジュール情報は、優先順位を含
むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 前記スケジュール情報は、印刷時刻を含
むことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 【請求項9】 前記クライアント装置は、前記印刷要求
を含むメッセージについて、それを特定するためのセッ
ション識別子を付加し、前記情報処理装置は、前記クラ
イアント装置からメッセージを受信した場合、それに含
まれるセッション識別子により、相互に関連する一連の
メッセージを識別することを特徴とする請求項6に記載
の情報処理装置。 - 【請求項10】 前記クライアント装置は、前記セッシ
ョン識別子を含む中断要求を発行する中断要求手段を更
に備え、前記サーバは、前記中断要求を受信すると、該
中断要求に付加されたセッション番号に基づいて特定さ
れた印刷要求に起因する印刷処理を中断することを特徴
とする請求項9に記載の情報処理装置。 - 【請求項11】 クライアントを接続された情報処理装
置の制御方法であって、 前記クライアント装置からスケジュール情報と共に受信
した印刷要求に基づいて、テンプレートデータ及びテン
プレート内に合成されるデータとを格納する格納手段か
らテンプレートデータ及びデータを読み出す工程と、 読み出されたテンプレートデータとデータとを合成して
印刷データを生成する生成工程と、 前記印刷データをプリンタ装置から印刷させる出力工程
とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 【請求項12】 前記スケジュール情報は、優先順位を
含むことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置
の制御方法。 - 【請求項13】 前記スケジュール情報は、印刷時刻を
含むことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置
の制御方法。 - 【請求項14】 前記クライアント装置は、前記印刷要
求を含むメッセージについて、それを特定するためのセ
ッション識別子を付加し、前記クライアント装置からメ
ッセージを受信した場合、それに含まれるセッション識
別子により、相互に関連する一連のメッセージを識別す
ることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置11
に記載の情報処理装置の制御方法。 - 【請求項15】 前記クライアント装置は、前記セッシ
ョン識別子を含む中断要求を発行する中断要求手段を更
に備え、前記中断要求を受信した場合に、該中断要求に
付加されたセッション番号に基づいて特定された印刷要
求に起因する印刷処理を中断することを特徴とする請求
項14に記載の情報処理装置の制御方法。 - 【請求項16】 クライアントを接続されたコンピュー
タにより、 テンプレートデータ及びテンプレート内に合成されるデ
ータとを格納する格納手段と、 前記クライアント装置からスケジュール情報と共に受信
した印刷要求に基づいて、前記格納手段からテンプレー
トデータ及びデータを読み出す手段と、 読み出されたテンプレートデータとデータとを合成して
印刷データを生成する生成手段と、 前記印刷データをプリンタ装置から印刷させる出力手段
とを実現するためのコンピュータプログラムを格納する
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000252803A JP3745207B2 (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | ネットワークプリントシステム及び情報処理装置及びその制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2000-08-23 JP JP2000252803A patent/JP3745207B2/ja not_active Expired - Fee Related
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