JP2002062126A - 長尺物計測装置 - Google Patents

長尺物計測装置

Info

Publication number
JP2002062126A
JP2002062126A JP2000252082A JP2000252082A JP2002062126A JP 2002062126 A JP2002062126 A JP 2002062126A JP 2000252082 A JP2000252082 A JP 2000252082A JP 2000252082 A JP2000252082 A JP 2000252082A JP 2002062126 A JP2002062126 A JP 2002062126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long object
measuring
measuring device
green onion
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000252082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4508379B2 (ja
Inventor
Hisanori Miyata
久典 宮田
Yukimitsu Konishi
行満 小西
Hiroaki Takeda
浩昭 武田
Gentaro Kakemizu
源太郎 掛水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHII SANGYO
Ishii Corp
Original Assignee
ISHII SANGYO
Ishii Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHII SANGYO, Ishii Corp filed Critical ISHII SANGYO
Priority to JP2000252082A priority Critical patent/JP4508379B2/ja
Publication of JP2002062126A publication Critical patent/JP2002062126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508379B2 publication Critical patent/JP4508379B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】長尺物全体の正確な計測情報が得られ、仕分け
精度の向上を図ることができる長尺物計測装置を提供す
る。 【解決手段】仕分けコンベア2の載置台14に載置され
たネギAの不要部分を不要部切除装置3で切除し、ネギ
Aの糖酸度を糖酸度計測装置4で計測し、ネギAの重量
を重量計測装置5で計測する。載置台14の略水平載置
面14aに載置したネギAの茎部Aaと、軟白部Ab
と、葉部Acとの所定項目を、上側搬送路に設けた等階
級計測装置6の計測装置32〜37で計測すると共に、
そのネギAをアーム16,17で保持したまま下側搬送
路側に周回移動して表裏反転し、葉部Ac裏面の所定項
目を下側搬送路に配設した計測装置38,39で計測す
る。装置4,5,6の計測情報に基づいて、ネギAの所
定項目を装置本体7で個々に判定し、下側搬送路の仕分
け部e…に対して項目別に放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばネギ、胡
瓜、茄子、人参、長芋等の長尺物の所定項目を計測する
ときに用いられる長尺物計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のネギを選別する装置とし
ては、例えば長尺のネギを、選別コンベアを構成する把
持機構のY字治具で支持して搬送し、ネギの表面側を上
側搬送路に設けたカメラで撮像する。Y字治具で支持さ
れたネギをハンドで保持して下側搬送路に周回移動する
と共に、そのカメラで撮像した画像情報に基づいてネギ
の所定項目を判定し、判定と対応する位置にネギが移動
したとき、ハンドによる保持を解除して、ネギを項目別
に仕分け処理する装置(特開2000−202373号
公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、ネギ全長を2個のY字治具により点で支持するの
で、ネギの重心がY字治具の支点よりも低くなり、姿勢
が安定する筈であるが、ハンドによる保持動作が完了す
るまで又は保持位置に移動するまでに、選別コンベア自
体が発生する振動によりネギの重心が前後に揺動し、ネ
ギの向きが変位することがあるため、計測時に於て、ネ
ギの表裏両面を重複して計測したり、未計測部分が残っ
たりする等して、正確な計測情報が得られず、選別ミス
が多発しやすいという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、長尺物を載置
部の略水平載置面に載置して、該長尺物を保持手段で保
持したまま周回移動して表裏反転するので、長尺物全体
の正確な計測情報が得られ、仕分け精度の向上を図るこ
とができる長尺物計測装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
搬送コンベアにより搬送される長尺物の所定項目を計測
する長尺物計測装置であって、上記搬送コンベアに、上
記長尺物を送り方向に対して所定間隔に隔てて載置する
載置部を設け、上記載置部に、該載置部に載置された長
尺物を少なくとも搬送コンベアの下側搬送路に於て保持
する保持手段を設け、上記搬送コンベアの上側搬送路
に、該搬送コンベアに載置された長尺物の表面側を計測
する表側計測手段を設け、上記搬送コンベアの下側搬送
路に、上記表裏反転された長尺物の裏面側を計測する裏
面計測手段を設けた長尺物計測装置であることを特徴と
する。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記載置部の載置面を、上記長尺物が
送り方向に対して略水平に載置される形状に形成した長
尺物計測装置であることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記計測手段を、上記載置部に載置及
び又は保持手段で保持される長尺物と対向して複数設け
ると共に、上記特定又は複数の計測手段を、上記載置部
に載置される長尺物を中心として送り方向に対して所定
角度に斜設した長尺物計測装置であることを特徴とす
る。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記下側搬送路の下部に、上記長尺物
を項目別に放出する放出部を複数設けると共に、上記計
測手段の計測情報に基づいて長尺物の所定項目を判定
し、該判定と対応する位置で長尺物を放出する放出手段
を設けた長尺物計測装置であることを特徴とする。
【0009】
【作用及び効果】この発明によれば、長尺物を、搬送コ
ンベアを構成する載置部の略水平載置面に載置して搬送
するので、湾曲する殆どの長尺物が載置面に沿った状態
に載置され、長尺物の向き及び重心が安定するため、正
確な計測情報が得られる。
【0010】しかも、載置部に載置された長尺物を、保
持手段で保持したまま下側搬送路に周回移動して表裏反
転するので、長尺物の表裏両面を正確に計測することが
でき、項目別に仕分けする作業が適確且つ確実に行え
る。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。
【0012】図面は長尺物の一例であるネギの所定項目
を計測する作業に用いられる長尺物計測装置を示し、図
1及び図2に於いて、この長尺物計測装置1は、例えば
抽苔ネギ等の長尺のネギAを、仕分けコンベア2を構成
する載置台8…に載置して搬送する。上側搬送路の切除
部aに配設した不要部切除装置3はネギAの不要部を切
除し、切除部a後段の糖酸度計測部bに配設した糖酸度
計測装置4はネギAの糖酸度を計測し、糖酸度計測部b
後段の重量計測部cに配設した重量計測装置5はネギA
の重量を計測し、重量計測部c後段の等階級計測部dに
配設した上下の等階級計測装置6はネギAの等階級を計
測する。装置4,5,6を接続した装置本体7は、上述
の計測情報に基づいてネギAの所定項目を個々に判定
し、下側搬送路の仕分け部e…に配設した分配コンベア
8に対して項目別に供給する。
【0013】上述の送りコンベア2は、図3〜図7にも
示すように、ブラケット11を、搬送路両側部に張架し
た周回チェーン10間に架設すると共に、周回チェーン
10全長に対して所定間隔に隔てて架設している。且
つ、ブラケット11の後端側上部に軸架した支軸12
と、載置台14下面に固定した支持部13の前端側とを
上下動可能(フリー状態)に連結(フロート式)して、
多数又は複数の載置台14を送り方向に対して所定間隔
に隔てて架設すると共に、周回チェーン10を、減速機
付きモータ(図中仮想線で示す)により送り方向に回転
して、載置台14…を送り方向に対して一定速度で周回
移動する。
【0014】且つ、載置台14は、側面から見て略台形
状又は略V字状に形成され、ネギAが載置される中央部
載置面14aを送り方向に対して略水平となる平面形状
に形成すると共に、中央部載置面14aから前後部載置
面に向けて徐々に高くなる角度に傾斜している。また、
載置面に、例えばウレタンゴム、スポンジゴム等の柔軟
性を有する部材を敷設したり、その載置面を、例えば網
体や枠体等で構成してもよい。加えて、長尺物に応じ
て、載置台14の大きさや形状、間隔、送り速度を変更
してもよい。
【0015】一方、支持部7の下端側前後縁部に、複数
の支持ローラ15を送り方向に対してフリー回転可能に
軸受し、送り方向に対して載置台14の右側端部に、一
対のアーム16を、載置台14に載置されるネギAの葉
部Acと略対向して右側の支持部13側部に突出した支
軸18,18端部に固定し、一対のアーム17を、載置
台14に載置されるネギAの茎部Aaと略対向して左側
の支持部13側部に突出した支軸18,18端部に固定
している。
【0016】その支軸18,18に固定したギャ19を
互いに歯合して、一方のアーム16を、載置台14に載
置されたネギAの葉部Acを抱込む状態に保持する閉角
度と、その保持が解除される開角度とに回動すると共
に、他方のアーム17を、載置台14に載置されたネギ
Aの茎部Aaを抱込む状態に保持する閉角度と、その保
持が解除される開角度とに連動して回動する。なお、ア
ーム16,17の保持面に、上述のような柔軟性を有す
る部材を装着してもよい。
【0017】且つ、図8に示すように、載置台14の右
側端部に固定した枠部20は、ネギAの葉部Acを略水
平に支持したり、折れ曲り、垂れ下がり等を防止する大
きさ及び形状に形成している。
【0018】また、図10に示すように、ネギAの葉部
Acを、搬送路右側部に張架した支持ベルト21で略水
平に支持しながら搬送してもよい。或いは、支持ベルト
21の代わる支持手段の他の例として、例えばローラや
プレート、線条体等の接触抵抗の小さい部材で支持して
もよい。
【0019】且つ、コイルスプリング24を、支持部1
3側部に突設したピン25と、アーム16下端部に突設
したピン26との間に張架して、支軸18を中心とし
て、ネギAが保持される角度に回動及びその保持が解除
される角度に回動したとき、各状態が維持される方向に
回動付勢する。
【0020】他方のアーム17は、支軸18に固定した
アーム本体17aと、そのアーム本体17a側部に固定
した補助アーム17bとで構成され、ネギAの茎部Aa
を安定した状態に保持する。
【0021】上述のアーム16,17は、載置台14に
載置されたネギAを抱込んだ状態に保持する大きさ及び
形状に形成され、閉状態に於て、載置台14を周回移動
したり、上下反転するとき、ネギAの落下が防止され
る。
【0022】一方のアーム16下端に枢着したローラ2
2は、上側搬送路の等階級計測部d後段に架設したレー
ル27に当接され、支軸18を中心として、アーム1
6,17をネギAが保持される方向に回動ガイドする。
また、レール27に代わる回動手段の他の例として、例
えばエアーシリンダ、ソレノイド、カム、ギャ等で回動
してもよい。
【0023】他方のアーム17下端に枢着したローラ2
3は、仕分け部e…に配設した保持解除装置28(例え
ばロータリシリンダ)の解除部材25aに当接され、支
軸18を中心として、アーム16,17を保持が解除さ
れる方向に回動ガイドする。解除部材28aは、ローラ
23に当接される位置と、その当接が回避される位置と
に回動される。また、保持解除装置28に代わる放出手
段の他の例として、例えばレールやカムに当接したり、
或いは、エアーシリンダやソレノイド、モータ等により
回動してもよい。
【0024】前述の不要部切除装置3は、例えば既に出
願済みの不要部切断装置(特願平11−178235号
又は特願平332693号)で構成され、光学的計測手
段による計測情報に基づいて、ネギAの茎部Aaの不要
部分(茎部)を切除する。
【0025】前述の糖酸度計測装置4は、例えば既に出
願済みの糖酸度計測装置(特願2000−1068号)
で構成され、ネギAの茎部Aaを透過する光を受光器で
受光する等して、その透過率又は特定波長の差により糖
酸度を計測する。
【0026】前述の重量計測装置5は、例えばロードセ
ルや重量センサー等で構成され、装置上を載置台14が
走行するとき、ネギAが載置された載置台14の総重量
を搬送しながら計測して、その計測結果を装置本体7に
出力する。また、装置の走行面を、例えばフッ素樹脂
(商品名=テフロン)等の接触抵抗の小さい部材で被覆
してもよい。
【0027】前述の等階級計測装置6は、図8、図9に
も示すように、上側搬送路及び下側搬送路に設定した等
階級計測部dを遮光室30で夫々囲繞して、遮光室30
内に配設した光源31(例えばハロゲンランプ)でネギ
Aを照光する。また、光源31に代わる照光手段の他の
例として、例えば赤外線ランプや白熱電球、蛍光灯、キ
セノンランプ、タングステンランプ等を用いてもよく、
計測に適した光であれば、太陽光やその他の光源を用い
てもよく、上述の光源のみに限定されるものではない。
【0028】上側搬送路の等階級計測部dには、計測装
置32〜37を、載置台14に載置されるネギAの上部
周面と対向して配設している。計測装置32は、載置台
14に載置されるネギAの茎部Aa下端と対向して搬送
路上部(略真上)に配設され、茎部Aaの太さ、歪み
(トラッキング)等を計測する。
【0029】計測装置33,34は、図11にも示すよ
うに、装置33を、ネギAの茎部Aa中央と対向して搬
送路上部に配設され、ネギAを中心として、装置34
を、茎部Aa中央と対向して搬送路の前方側又は後方側
に対して所定角度に斜設し、ネギAの全長、曲がり、丸
み等を計測する。
【0030】計測装置35は、図12、図13にも示す
ように、ネギAの茎部Aa中央と、軟白部Abと、葉部
Ac全長に至る部分と対向して搬送路上部に配設され、
ネギAの軟白長さ、葉数、葉色等を計測する。
【0031】計測装置36,37は、ネギAの葉部Ac
表面と対向して搬送路上部に配設され、ネギAを中心と
して、上側搬送路の前方側又は後方側に対して所定角度
に斜設され、装置36,37でネギAの葉数、葉傷等を
計測する。
【0032】下側搬送路の等階級計測部dには、計測装
置38,39を、最初の仕分け部e前段であって、表裏
反転されたネギAの葉部Ac裏面と対向して下側搬送路
上に配設され、ネギAを中心として、下側搬送路の前方
側又は後方側に対して所定角度に斜設し、ネギAの葉
数、葉傷等を計測する。
【0033】上述の糖酸度計測装置4と、重量計測装置
5と、計測装置32〜39(例えば白黒又はカラーのC
CDカメラ)とを接続した装置本体7(例えばパーソナ
ルコンピュータ)は、装置4,5,32〜39から出力
される計測情報と、予め記憶した判定情報(例えば太
さ、径、幅、厚み、全長、曲がり、丸み、軟白長さ、葉
数、葉色、葉傷(病気)、糖酸度、重量等)とを比較
し、糖酸度及び等階級(例えば秀、優、良、並、不可等
の等級、3L、2L、L、M、S、2S、3S等の階
級)を個々に判定する。
【0034】且つ、その判定と対応する仕分け部eに載
置台14が移動するまでの番地又はタイムラグを計数
し、判定と対応する仕分け部eにネギAが搬送されたと
き、保持解除装置28(例えばモータやソレノイド、シ
リンダ等)の解除部材28aをアーム17の下端部に当
接し、アーム16,17を保持が解除される方向に回動
して、ネギAを、仕分けコンベア2に対して略直交して
配設した分配コンベア8に放出する。判定と異なる場
合、保持解除装置28を待機させる。
【0035】また、タイムラグに代わる他の仕分け手段
として、例えば載置台14毎に設定される番地情報を番
地読取りリーダで読み取ったり、載置台14毎に付設さ
れる記録媒体の情報を読み取る等してもよい。
【0036】且つ、計測装置32〜39に代わる光学的
計測手段の他の例として、例えばイメージセンサ、ビデ
オカメラ等を用いたり、ネギAの茎部Aaと、軟白部A
bと、葉部Acとを、例えば略水平方向、略下方等から
計測してもよい。
【0037】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、長尺物計測装置1によるネギA(例えば抽苔
ネギ)の計測方法を説明する。先ず、図1、図2に示す
ように、例えばネギAの茎部Aaに付着する土や泥を水
で洗い流したり、表皮(荒皮)を剥離する等した前処理
済みのネギAを、供給コンベア(図示省略)により送り
方向と略直交する横向き姿勢に揃えて搬送し、送りコン
ベア2の載置台14…に対して1本ずつ載置する。ま
た、供給コンベアに代わる他の供給方法として、例えば
作業者の手で1本ずつ移載したり、吸着子又はアームで
保持する等して供給してもよい。
【0038】次に、ネギAの茎部Aaの不要部分を不要
部切除装置3により切除して、所定長さに切揃えた後、
ネギAの糖酸度を糖酸度計測装置4により計測し、ネギ
Aの重量を重量計測装置5により計測して、装置4,5
の計測情報を装置本体7に出力する。
【0039】次に、図8、図9に示すように、ネギAの
茎部Aaと、軟白部Abと、葉部Acとの所定項目を、
上側搬送路の等階級計測部dに配設した計測装置32〜
37により略真上及び斜め上方から計測して、その計測
情報を装置本体7に出力する。図11〜図13に示すよ
うに、ネギAの茎部Aaを載置台14の略水平載置面1
4aに載置して、湾曲するネギの茎部Aaを、載置台1
4の略水平載置面14aに沿った状態に略90%載置す
るので、ネギAの向き及び重心が安定する。
【0040】次に、載置台14に載置されたネギAの葉
部Acを一対のアーム16で保持し、茎部Aaを一対の
アーム17で保持した後、載置台14を下側搬送路側に
周回移動して、アーム16,17で保持したネギAを表
裏反転(略180度)する。
【0041】最初の仕分け部eに至る前に、アーム1
6,17により複数箇所(例えば二箇所、三箇所)を保
持したネギAの葉部Ac裏面を、下側搬送路の等階級計
測部dに配設した計測装置38,39により斜め上方か
ら計測して、その計測情報を装置本体7に出力する。
【0042】一方、装置本体7は、装置4,5,32〜
39の計測情報を対応させて記憶すると共に、その計測
情報に基づいて、ネギAの所定項目を個々に判定する。
その判定と対応する仕分け部eにネギAが搬送されたと
き、アーム16,14による保持を解除して、ネギA
を、仕分け部eの分配コンベア8に放出して次工程に搬
送する。以下同様にして、後続のネギA…を項目別に仕
分け処理する。なお、規格外のネギAは回収又は廃棄す
る。
【0043】以上のように、ネギAを、仕分けコンベア
2を構成する載置台14の略水平載置面14aに載置し
て搬送するので、湾曲する殆どのネギAが、載置台14
の略水平載置面14aに沿った状態に載置され、ネギA
の向き及び重心が安定するため、ネギAの表面側を正確
に計測することができる。且つ、載置台14に載置され
たネギAを、アーム16,17で保持したまま周回移動
して表裏反転するので、上述と同様に、ネギAの裏面側
を正確に計測することができる。したがって、ネギAの
表裏両面(略全体)を計測した計測情報に基づいて、ネ
ギAを項目別に仕分ける作業が適確且つ確実に行える。
【0044】しかも、ネギAを、計測装置32,33,
35により略真上から計測し、計測装置34,36〜3
9により斜め上方から計測するので、未計測部分が残っ
たりせず、ネギAの略外面全体を立体的に計測すること
ができる。
【0045】さらに、ネギAの表裏両面を、計測装置3
3〜39により上方から計測するので、ネギAの皮や
液、ゴミ等の異物が計測装置33〜39に付着したりせ
ず、計測精度を常時一定に保つことができる。
【0046】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の長尺物は、実施例のネギAに対応
し、以下同様に、搬送コンベアは、仕分けコンベア2に
対応し、載置部は、載置台14に対応し、保持手段は、
アーム16,17に対応し、表側計測手段は、計測装置
32〜37に対応し、裏側計測手段は、計測装置38,
39に対応し、放出部は、分配コンベア8に対応し、放
出手段は、装置本体7及び格納されたプログラムと、レ
ール27と、保持解除装置28とに対応するも、この発
明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0047】上述の長尺物計測装置1は、例えば胡瓜、
茄子、人参、長芋等の長尺物を計測する作業にも適用す
ることができ、実施例のネギAのみに用途が限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 長尺物計測装置の全体構成を示す平面図。
【図2】 長尺物計測装置による計測動作及び仕分け動
作を示す側面図。
【図3】 ネギの葉側保持状態を示す右側面図。
【図4】 ネギの茎側保持状態を示す左側面図。
【図5】 ネギの載置状態を示す正面図。
【図6】 ネギの載置状態を示す平面図。
【図7】 アームの取付け状態を示す平面図。
【図8】 ネギの計測状態及び葉部の支持状態を示す斜
視図。
【図9】 等階級計測装置によるネギの計測状態を示す
斜視図。
【図10】 ネギの葉部を支持ベルトにより支持した状
態を示す斜視図。
【図11】 ネギ全長の計測状態を示す側面図。
【図12】 ネギの軟白部及び葉部の計測状態を示す側
面図。
【図13】 浮き上がったネギの軟白部及び葉部の計測
状態を示す側面図。
【符号の説明】
A…ネギ Aa…茎部 Ab…軟白部 Ac…葉部 1…長尺物計測装置 2…仕分けコンベア 3…不要部切除装置 4…糖酸度計測装置 5…重量計測装置 6…等階級計測装置 7…装置本体 14…載置台 16,17…アーム 27…レール 28…保持解除装置 32〜39…計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 浩昭 愛媛県松山市高岡町66番地 石井工業株式 会社内 (72)発明者 掛水 源太郎 愛媛県松山市高岡町66番地 株式会社テク ノイシイ内 Fターム(参考) 2F069 AA31 AA51 BB36 DD30 GG04 GG07 GG72 GG77 HH30 JJ13 MM02 PP07 2G051 AA01 AA90 AB02 CA04 CA07 CB02 DA01 DA06 EC01 2G059 AA05 BB11 CC20 DD12 DD13 EE01 GG10 KK01 KK04 MM05 MM10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベアにより搬送される長尺物の所
    定項目を計測する長尺物計測装置であって、上記搬送コ
    ンベアに、上記長尺物を送り方向に対して所定間隔に隔
    てて載置する載置部を設け、上記載置部に、該載置部に
    載置された長尺物を少なくとも搬送コンベアの下側搬送
    路に於て保持する保持手段を設け、上記搬送コンベアの
    上側搬送路に、該搬送コンベアに載置された長尺物の表
    面側を計測する表側計測手段を設け、上記搬送コンベア
    の下側搬送路に、上記表裏反転された長尺物の裏面側を
    計測する裏面計測手段を設けた長尺物計測装置。
  2. 【請求項2】上記載置部の載置面を、上記長尺物が送り
    方向に対して略水平に載置される形状に形成した請求項
    1記載の長尺物計測装置。
  3. 【請求項3】上記計測手段を、上記載置部に載置及び又
    は保持手段で保持される長尺物と対向して複数設けると
    共に、上記載置部に載置される長尺物を中心として、上
    記特定又は複数の計測手段を送り方向に対して所定角度
    に斜設した請求項1記載の長尺物計測装置。
  4. 【請求項4】上記下側搬送路の下部に、上記長尺物を項
    目別に放出する放出部を複数設けると共に、上記計測手
    段の計測情報に基づいて長尺物の所定項目を判定し、該
    判定と対応する位置で長尺物を放出する放出手段を設け
    た請求項1記載の長尺物計測装置。
JP2000252082A 2000-08-23 2000-08-23 ネギ計測装置 Expired - Fee Related JP4508379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000252082A JP4508379B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 ネギ計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000252082A JP4508379B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 ネギ計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002062126A true JP2002062126A (ja) 2002-02-28
JP4508379B2 JP4508379B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=18741390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000252082A Expired - Fee Related JP4508379B2 (ja) 2000-08-23 2000-08-23 ネギ計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508379B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022137822A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 株式会社サタケ 被選別物の識別方法、選別方法、選別装置、および識別装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62222107A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Mitsutoshi Hirose 椎茸自動選別システムにおける撮像方法
JPH10435A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Ishii Ind Co Ltd 果菜物検査装置
JP2000202376A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Hitachi Ltd 長尺農産物の選別仕分け装置
JP2000202373A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Hitachi Ltd 長尺農産物の選別仕分け装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62222107A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Mitsutoshi Hirose 椎茸自動選別システムにおける撮像方法
JPH10435A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Ishii Ind Co Ltd 果菜物検査装置
JP2000202376A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Hitachi Ltd 長尺農産物の選別仕分け装置
JP2000202373A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Hitachi Ltd 長尺農産物の選別仕分け装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022137822A1 (ja) * 2020-12-24 2022-06-30 株式会社サタケ 被選別物の識別方法、選別方法、選別装置、および識別装置
JP7497760B2 (ja) 2020-12-24 2024-06-11 株式会社サタケ 被選別物の識別方法、選別方法、選別装置、および識別装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4508379B2 (ja) 2010-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7724357B2 (en) Backside contamination inspection device
JPH09327667A (ja) 果菜物搬送装置
CN210325706U (zh) 硅片分选机
US4618305A (en) Automatic feed apparatus and process for integrated circuits stored in tubes
JP2002062126A (ja) 長尺物計測装置
JP3933577B2 (ja) 回転対称性を有した複数の対象物を連続的に移動させるための装置ならびにこの装置の視覚的検査やチェックに対する応用
JP3510431B2 (ja) 農産物選別機用の受皿及びこれを用いた選別装置
CN110160472B (zh) 一种板材使用标准检测装置及其检测方法
JP3553832B2 (ja) 搬送装置、検査装置および整列供給装置
TWI280368B (en) Inspection apparatus
JP2001269628A (ja) 物品回転装置
JPH03503913A (ja) 表面矯正加工装置および方法
JP2001062407A (ja) 農産物の内部品質検査装置及びその運用方法
CN111054654B (zh) 基于光谱技术的球状农产品内部品质检测分级设备
JP2002361180A (ja) 農作物計測装置
JP2002071572A (ja) 被検出物計測装置
JP2003042942A (ja) 被検査物計測装置
JP4064195B2 (ja) 農作物評価装置
JP3471133B2 (ja) カット面検査方法及び装置
JPH09215963A (ja) 揺動式搬送装置
JP3791698B2 (ja) ウエハ検査装置
JP2001139131A (ja) 物品載置体
JP2000288480A (ja) 物品検査装置
JP3983369B2 (ja) ゴルフシャフトの検査装置
JP3510940B2 (ja) カット面検査方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100427

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4508379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees