JP2000202373A - 長尺農産物の選別仕分け装置 - Google Patents

長尺農産物の選別仕分け装置

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JP2000202373A
JP2000202373A JP11009484A JP948499A JP2000202373A JP 2000202373 A JP2000202373 A JP 2000202373A JP 11009484 A JP11009484 A JP 11009484A JP 948499 A JP948499 A JP 948499A JP 2000202373 A JP2000202373 A JP 2000202373A
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conveyor
onion
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sorting conveyor
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JP11009484A
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Kimihito Terada
公仁 寺田
Kenji Tsuchiya
健次 土谷
Hiroyasu Kato
裕康 加藤
Hiroshi Yagi
宏 八木
Tomotaka Ayukawa
知高 鮎川
Kiyoshi Naowa
潔 尚和
Toshiaki Tango
敏明 丹後
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は小型化が図れると共に仕分け時
に長尺農産物を痛める可能性を著しく低減できる長尺農
産物の選別仕分け装置を提供することにある。 【解決手段】本発明の特徴とするところは選別無端コン
ベアに長尺農産物を把持する把持手段を設け、長尺農産
物が無端コンベアの上面搬送時に画像処理によって選別
処理を行い、無端コンベアの下面搬送時に仕分け装置に
なると把持手段から長尺農産物を開放して仕分け処理を
行うようにしたことにある。望ましい仕分け処理は選別
無端コンベアの下側に直交配置された複数個の仕分けコ
ンベアに把持手段から開放した長尺農産物を移載するこ
とより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長ねぎ、アスパラガ
スなどの長尺農産物をいくつかの等級(階級)に選別し
て仕分けする長尺農産物の選別仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、畑地から収穫された長ねぎは毛
根部と葉先部を切断して除去し、老化した表皮を剥き取
り出荷している。その際、長ねぎの太さ、軟白部(白色
部)の長さ、形状(曲り)などによっていくつの等級に
選択して仕分けしている。
【0003】従来、このような長ねぎの選別仕分けは作
業者が一本毎に目視で判定して行っている。このような
手作業では効率が極めて悪いため、長ねぎをコンベアで
搬送しながら画像処理技術によって等級の選別を行い仕
分けするという自動化技術が多く提案されている。この
ようなことは例えば、特開平10−89928号公報に
記載されている。
【0004】なお、長ねぎの毛根部と葉先部を切断し、
老化表皮を剥き取ることを自動化することについては特
開平10−108657号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の選別仕分け装置
は直線状に配置されたコンベアで長ねぎ等の長尺農産物
を搬送しながら画像処理で選別処理を行い、その後に仕
分け処理を行っている。このため、コンベアの長さが大
となるので選別仕分け装置が大型になり設置面積も広く
要するという問題点を有する。
【0006】また、等級別の仕分けはコンベアから長尺
農産物を等級別収納箱に落下させて行っている。コンベ
アの高さは作業員が作業し易いような位置にあり、長ね
ぎやアスパラガスなどの軟らかい長尺農産物を痛めると
いう問題点も有している。
【0007】本発明は、上記点に対処して成されたもの
で、その目的とするところは小型化が図れると共に仕分
け時に長尺農産物を痛める可能性を著しく低減できる長
尺農産物の選別仕分け装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは選別無端コンベアに長尺農産物を把持する把持手段
を設け、長尺農産物が無端コンベアの上面搬送時に選別
処理を行い、無端コンベアの下面搬送時に選別無端コン
ベアの下側に直交配置された複数個の仕分けコンベアに
把持手段から開放した長尺農産物を移載することにより
仕分け処理を行うようにしたことにある。
【0009】本発明によれば選別コンベアの上面搬送時
に選別処理を行い、下面搬送時に仕分け処理を行うよう
にしているので選別仕分け装置を小型化できると共に、
仕分け処理における長尺農産物の落下距離が小さくなる
ので長尺農産物を痛める可能性を著しく小さくできる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を用いて
説明する。図は長ねぎの選別仕分けの例を示している。
【0011】図1は長ねぎ選別仕分け装置の概略構成図
を示す。
【0012】図1において、選別コンベア8は、長ねぎ
9を把持、搬送する無端コンベアで、上面に作業者10
によって投入された長ねぎ9を把持する。選別コンベア
8で搬送される長ねぎ9は画像読取装置4によって撮像
され、等級判定装置5で画像処理、等級判定される。選
別仕分け制御装置7は等級判定結果に基づき選別コンベ
ア8で搬送されてくる長ねぎ9を仕分けコンベア22ま
たは強制払い出しコンベア23へ移載する。このよう
に、選別コンベア8の上面で長ねぎ9の投入と画像処理
による選別処理を行い、選別コンベア8の下面で等級別
に長ねぎを仕分け処理を行うようにしている。これによ
り、高さ方向の空間を効率的に利用して選別仕分け装置
を小型化し、設置面積を小さくできる。また、選別コン
ベア8を増設するには、選別コンベア8と仕分けコンベ
ア22および強制払い出しコンベア23が直交配置とし
ているので、仕分けコンベア22および強制払い出しコ
ンベア23の上方の空間を利用できるので容易に行え
る。
【0013】選別仕分け制御装置7は、選別コンベア
8、仕分けコンベア22、強制払い出しコンベア23の
起動、停止、搬送速度の調節などを行う。
【0014】投入作業台11は作業者10がその上に乗
って選別コンベア8への長ねぎ9の投入作業を実行す
る。投入作業台11は、その直下の空間に仕分けコンベ
ア22および強制払い出しコンベア23が配置されるの
で、脚を設けて適切な高さに設けられている。また、投
入作業台11には作業者10の落下を防ぐため、周囲に
安全柵12が設けられている。
【0015】なお、図1には、長ねぎ9の外皮を剥くた
めの特開平10−108657号公報に示すような自動
皮剥き装置1及び供給コンベア2を連結した例を示して
いる。
【0016】図2に本発明装置の機能ブロック図を示
す。
【0017】本発明による長ねぎ選別仕分け装置は、そ
の機能を大きく分けると6つの機能に分類できる。具体
的には、不要な外皮を除去した長ねぎを投入するための
投入部、投入された長ねぎの仕分けに必要な形態的特徴
を読み取る画像読取部、画像読取部で読み取った形態的
特徴をもとに長ねぎの等級を判別する等級判定部、等級
判定部からの判別結果に基づき長ねぎを等級別に仕分け
る仕分け部、長ねぎ選別仕分け装置全体の電源管理や選
別仕分けコンベアの搬送速度を監視制御する制御部、お
よび長ねぎを投入部から画像読取部、仕分け部へと連続
的に搬送する搬送部である。
【0018】以下、この分類に沿って構造を説明する。
なお、ここでは装置の構成要素およびそれが持つ固有の
機能にのみついて説明し、装置全体の動作、すなわち構
成要素間の有機的な動作や運用については後述する。
【0019】投入部は、外皮を除去した長ねぎ9を作業
者10がその上に乗り投入作業を行うための投入作業台
11、緊急に停止させる非常停止ボタン19、異物が選
別コンベア8に巻き込まれた場合にそれを感知して自動
的に停止させる安全装置20、投入する長ねぎ9の生産
者が変わったことを作業者10に知らせる生産者変更ラ
ンプ28および作業者10が生産者の変更を確認したあ
とに押す了解スイッチ29から構成されている。
【0020】投入作業台11は、図1に示すように、地
上よりある高さを確保している。これは投入部と仕分け
部を垂直に上下方向に配置し、装置全体の設置面積を小
さくする、すなわち省スペ−スを実現するためである。
また、落下防止など安全を確保するために、投入作業台
11はその周囲に安全柵12を設けている。
【0021】画像読取部は画像読取装置4で構成され
る。選別コンベア8で運ばれてきた長ねぎ9の等級を判
定するために必要な、太さ読取カメラ14、末端読取カ
メラ15、軟白部読取カメラ16、2台の曲がり読取カ
メラ17a、17b、読み取りに最適な照度を提供する照
明13、選別コンベア8の動作速度に連動し、カメラ1
4〜17の計測開始タイミングを決定するためのタイミ
ングセンサー18から構成されている。 画像読取装置4の筐体は、内部での読取条件を一定に保
ちたいことから遮光性に富むことが望ましい。
【0022】等級判定部は、画像読取処理装置4で撮影
した長ねぎ9の映像から、太さ、軟白部長さ、葉色、曲
がり具合を抽出した上で等級を判別する画像処理装置3
0、画像処理装置30からの信号で後述の仕分けスイッ
チ21へスイッチ切り替えの信号を送信する仕分けスイ
ッチコントロ−ラ31から構成される等級判定装置5、
および仕分けの画像処理装置30から仕分け実績デ−タ
を収集、保存、印字できる実績収集パソコン32、仕分
ける長ねぎの生産者名、重量等を入力するデ−タ入力端
末33から構成されている。 実績収集パソコン32は、長ねぎ選別仕分け装置の内部
もしくは隣接した位置に置く必要はなく、経理等を行う
事務所に設置することもできる。
【0023】デ−タ入力端末33も同様で、例えば自動
皮剥き機1の近傍に設置することもできる。デ−タ入力
端末33は、操作性の良いタッチパネル方式であること
が望ましい。
【0024】仕分け部は、等級別に長ねぎを仕分けるた
めの回転式である仕分けスイッチ21、ハンド開ガイド
24を正確に回転させるための原点センサ−35、等級
別に仕分けられた長ねぎを結束、梱包などを行う作業場
所へ搬送する仕分けコンベア22、読取不能、等級外そ
の他の理由によって仕分けコンベア22に仕分けられな
かった長ねぎ9を強制払い出しコンベア23に仕分ける
ための固定式であるハンド開ガイド24、およびそのよ
うな長ねぎを一時保管場所などへ搬送する強制払い出し
コンベア23から構成されている。仕分けスイッチ21
および原点センサ−35は、仕分けスイッチコントロ−
ラ31からの制御信号をサ−ボパック34によって仕分
けスイッチ21および原点センサ−35に対して適した
信号形態に変換して与えられる。
【0025】制御部は、選別仕分け制御装置7で構成さ
れる。選別仕分け制御装置7は、選別コンベア8の起動
・停止・タイマー停止・その他の動作、コンベア速度の
調節・監視などを行うコンベア制御盤26、及び長ねぎ
選別仕分け装置に電力を供給する駆動用電源27によっ
て構成されている。コンベア制御盤26は図示のように
ボタンや表示用ランプが設けられているが詳細は後述す
る。
【0026】搬送部は、例えばチェーン、リニアモータ
ー、その他の駆動方式により駆動する無限軌道の選別コ
ンベア8を指している。選別コンベア8には、長ねぎ把
持機構25が等間隔に取り付けられている。長ねぎ把持
機構25の詳細な構造、機能、動作などについては後述
する。
【0027】次に、長ねぎ選別仕分け装置の、作業手順
及びその動作を図14を用いて説明する。 まず、長ねぎ選別仕分け装置を起動する(ステップS5
01)。管理者がコンベア制御盤26に設けられている
電源ボタン36を押すと、電源オンとなり、電源ランプ
37が点灯する。運転準備ボタン38を押すと運転準備
完了の状態になり、運転準備ランプ39が点灯する。起
動ボタン40を押すと、選別コンベア8が駆動する。選
別コンベア8の速度は速度調整ダイアル41によって作
業者10の人数に基づき最も効率のよい速度に調整でき
る。選別コンベア8の速度調整は作業中にいつでも行う
ことができ、作業者10の増減その他の要因に対応し
て、投入作業を効率のよい状態で行うことが可能であ
る。
【0028】次に、生産者デ−タを入力する(ステップ
S502)。これから仕分けようとする長ねぎの生産者
氏名(あるいは事前に登録しておいた生産者氏名コ−ド
などでもよい)、および長ねぎの数量、その他のデ−タ
を、デ−タ入力端末33から入力する。入力が完了する
と、生産者変更ランプ28が点灯し、新たな生産者の長
ねぎが投入されることを作業者10に知らせる。データ
入力端末33から入力したデ−タは、仕分けの実績と組
み合わせ、生産者に対して支払われる報酬を算出するた
めなどに使用される。
【0029】自動皮剥装置1で外皮を除去され供給コン
ベア2で搬送されてくる長ねぎ9を投入する(ステップ
S503)。投入作業台11上に待機している1人また
は複数の作業者10は供給コンベア2で運ばれた長ねぎ
9を、1本単位で選別コンベア8上に取り付けられた長
ねぎ把持機構25に移載する。投入作業時に、作業者1
0がトラブルなど作業を行う上で不都合を発見した場
合、非常停止ボタン19を押すことによって、緊急停止
させることができる。また、作業者10や異物などが選
別コンベア8に巻き込まれた場合には、安全装置20が
作動して非常停止させる。なお、長ねぎ把持機構25の
詳細な構造、機能、動作および特徴については後述す
る。
【0030】選別コンベア8で搬送された長ねぎ9は画
像読取装置4の個所に運ばれると、画像読取装置4で撮
影される(ステップS504)。
【0031】図5に画像読取装置4の詳細構成を示す。
【0032】透過型のセンサ−であるタイミングセンサ
−18が長ねぎ把持機構25が通過する時間間隔を検知
することによって画像処理装置30が選別コンベア8の
速度を計算、撮影のタイミングを決定し、5台のカメラ
14、15、16、17a、17bに対して撮影指示を出
力する。5台のカメラ14、15、16、17a、17b
は、長ねぎ把持機構25が長ねぎ9の把持の有無に拘ら
ず撮影し、画像処理装置30へ送信する。
【0033】図3に5台のカメラの配置図を示す。太さ
読取カメラ14は、長ねぎ9の太さを計測するのに都合
がよい中央部を撮影できるように配置されている。先端
部読取カメラ15は、長ねぎ9の先端部9c周辺付近を
撮影できるように取り付けられている。軟白部読取カメ
ラ16は、長ねぎ9の葉部(緑部)9aと軟白部9bの
境目付近を撮影できる位置に配置されている。軟白部読
取カメラ16はカラ−で撮影できるカラーカメラが用い
られる。2台の曲がり読取カメラ17a、17bは、長ね
ぎ9の全体を撮影できるように配置されている。2台の
曲がり読取カメラ17a、17bは、図示するように、そ
の撮影方向が互いに90度を為すように配置されてい
る。
【0034】長ねぎ9は、2つの長ねぎ把持機構25を
構成するY字治具80によって把持される。2個のY字
治具80により2点で支えられていることにより、長ね
ぎ9は自重により安定した姿勢に変化することができ
る。このことは、従来の平面型のコンベア面に長ねぎ全
体を載せて搬送するのに比べ、長ねぎ9が搬送の際に接
地する部分が少なくなることから、長ねぎ9に与える負
担が少なくなり、鮮度を保つ上で有効である。また、長
ねぎ9がその自重によって重心を下にした安定した姿勢
を取り易くその上、曲がり読取カメラ17a、17bを2
台用いることで、従来の平面的な曲がり読取に比べり精
度高く曲がり量を測定することが可能となる。
【0035】等級判定装置5は、画像読取装置4で撮影
した映像をもとにして、長ねぎ9の等級を判定する(ス
テップS505)。
【0036】等級判定装置5の詳細を図6に示す機能ブ
ロック図を用いて説明する。
【0037】太さ読取処理部51は太さ読取カメラ14
で撮影した長ねぎ9の幅を持った画像から、その太さを
幅内の平均値で計測し、等級判定処理部55へ加える。
【0038】図7に太さ読取処理部51によって、スム
ージング処理、2値化処理、ノイズ除去処理を行った画
像を示す。Xcはカメラの視点の中央、Xa、Xbはそ
れぞれ撮影範囲の両端を示している。太さ読取処理部5
1は、このねぎの面積を計算し、その値をX軸方向の幅
Xb−Xc(ただしXb>Xaとする)で割ることによ
って、点Xa〜点Xb間の平均の太さfを算出し、等級
判定処理部55に加える。このようにある区間の平均の
太さを算出することで、特定の1個所の測定値をその長
ねぎの太さとするのに比べ精度の高い等級判定が行え
る。
【0039】先端部読取処理部52は、先端部読取カメ
ラ15で撮影した長ねぎ9の画像を用いて、その先端位
置を計測し、等級判定処理部55に加える。
【0040】図8は先端部読取処理部52によって、ス
ムージング処理、2値化処理、ノイズ除去処理を行った
画像である。
【0041】図8においてX0はカメラの視点の中央、
Pは長ねぎ9の先端位置を示している。 先端部読取処理
部52は、P−X0(ただしP>X0とする)から距離l
1を算出し等級判定処理部55に加える。 軟白部読取処理部53は、軟白部読取カメラ16で撮影
した長ねぎ9の画像から、その軟白部と葉部の境界位置
及び葉色を計測し、等級判定処理部55に与える。軟白
部読取カメラ16はカラー撮影を行うカメラであり、軟
白部読取処理部53もカラー画像の処理を行うことがで
きる。
【0042】図9(a)に軟白部読取処理部53によっ
て長ねぎ9の映像的に白い部分を抽出した後、スムージ
ング処理、2値化処理、ノイズ除去処理を行った画像を
示す。図9(a)においてX1はカメラの視点の中央、
Qは映像的に白い部分の末端位置を表わしている。 図9(b)は、図9(a)と同じ画像をもとに、軟白部
読取処理部53によって、長ねぎ9の映像的に緑色の部
分を抽出した後、スムージング処理、2値化処理、ノイ
ズ除去処理を行ったものである。X1はカメラの視点の
中央、Rは映像的に緑色の部分の末端位置を表わしてい
る。ここで、QとRの中間位置Sを軟白部境界とし、S
とX1間の距離l2を算出し等級判定処理部55に加え
る。また、軟白部読取処理部53は、葉の緑色の葉色
(色相、彩度、輝度で表わされる)をカラー画像から抽
出し、等級判定処理部55へ加える。
【0043】曲がり読取処理部54は2台の曲がり読取
カメラ17a、17bで撮影した長ねぎ9の画像から、そ
の曲がり量を計測し、等級判定処理部55へ加える。
【0044】図15に2台のカメラ17a、17bで撮影
した映像を、スムージング処理、2値化処理、ノイズ除
去処理を行なった画像を示す。図に示すように、カメラ
17a、17bから見た曲がり量M1、M2を計測したもの
である。個々のカメラ17a、17bの画像で計測したM
1、M2から以下に述べるようにして長ねぎ9の全体の曲
がり量Mを計測する。 図16は2台のカメラの撮影方向とねぎの角度の関係に
ついて示したものである。前述の通り、曲がり読取カメ
ラ17aと曲がり読取カメラ17bの撮影中心方向のなす
角は90度であるが、これは曲がり量Mを測定する時に
三平方の定理を用いる必要があるためである。
【0045】この図から、全体の曲がり量Mは数1で求
められる。
【0046】〔数1〕 M =√( L2+S2) なお、カメラ17a、17bの撮影中心方向のなす角度が
90度でない場合には曲がり量Mの正確な測定は困難で
ある。このようにして求めた曲がり量Mの値を等級判定
処理部55に加える。
【0047】等級判定処理部55は、太さ読取処理部5
1から与えられた太さF、先端部読取処理部52から与
えられた距離l1、軟白部読取処理部53から与えられ
た距離l2および葉色、曲がり読取処理部54から与え
られた曲がり量Mから、該当する等級を判別する。等級
判定処理部55は、距離l1とl2から、長ねぎの軟白部
長Lを求める。軟白部長Lは図13から明らかなように
数2で求められる。
【0048】〔数2〕 L = l1 + d + l2 数2においてdはX0とX1の間の距離、すなわち先端部
読取カメラ15と軟白部読取カメラ16双方のの撮影中
心位置間の距離である。距離dの値は常に一定であり、
等級判定処理部55内にその値を設定しておくことによ
って、軟白部長Lの値を距離l1およびl2の2値から求
めることができる。
【0049】等級判定部55は、太さF、軟白部長L、
曲がり量M,及び葉色の4要素を、例えば図10のよう
な等級判定テーブルと比較し、長ねぎ9の等級を決定す
る。なお、この等級判定テーブルはあらかじめ等級判定
装置5内に登録されている。
【0050】次に、等級判定装置5は、判定した等級を
もとに、長ねぎ9を仕分ける(ステップS506)。図
2において、等級判定装置5は判定した長ねぎ9の等級
に該当する等級仕分けライン22に仕分けるために、該
当する等級の仕分けスイッチ21に対して仕分けスイッ
チ21のONの信号を送信する。これにより長ねぎ9が
該当する等級別の仕分けコンベア22に仕分けられる。
尚、この機能の詳細については後述する。
【0051】長ねぎ9が、等級外、等級判定不能であっ
た場合は仕分けコンベア22には仕分けられず、強制払
い出しコンベア23に強制的に仕分けられる。
【0052】次に、生産者の変更がある場合は、再び生
産者データを入力する(ステップS507→ステップS
502へ)。
【0053】次に、仕分けを継続して行う場合は、再び
長ねぎ9の投入を行う(ステップS508→ステップS
503)。仕分けを終了する場合(ステップS508→
ステップS509)、制御盤26に備えられている運転
終了ボタン42を押す。運転終了ボタン42押下後、選
別コンベア8は、把持中の長ねぎ9を全て排出するため
に一定時間動作した後、停止する。選別コンベア8が停
止したことを確認して、電源断ボタン43を押下げるこ
とによって停止が完了する。
【0054】以上、図14に示した流れに基づいて作業
の手順及び動作によって長ねぎの選別処理と仕分け処理
が行われる。
【0055】次に、長ねぎ把持機構25について図4、
図11、図12を用いて説明する。
【0056】図4に無除軌道の無端コンベアである選別
コンベア8に設けらる長ねぎ把持機構25の詳細図を示
す。
【0057】図4において、搬送コンベア8を構成する
2本のアタッチメント付チェーン83の間にプレート8
2が等間隔で多数取付けられている。各プレート82に
はそれぞれ一対の把持機構25が設けられている。把持
機構25は選別コンベア8の上面搬送時に長ねぎ9を保
持(把持)するY字治具80と、下面搬送(リターン側
搬送)時長ねぎ9を把持するハンド81から構成され
る。
【0058】長ねぎ9は2個のY字治具80あるいはハ
ンド81により2点で支持されて搬送される。Y字治具
80とハンド81は種々の長さの長ねぎ9を搬送できる
ように一対の対向間隔(ピッチ)Xを変えられる構造に
するのが望ましい。なお、Y字治具80とプレート82
は画像処理の背景となるので黒色で塗装されている。
【0059】把持機構25はこのように構成されている
ので、長ねぎ9は選別コンベア8の上側、つまり上面搬
送時に投入(供給)と選別処理が行われ、下面搬送時に
把持搬送と仕分け処理が行われる。
【0060】図11に長ねぎ把持機構25の詳細構成図
を示す。
【0061】図11において、Y字治具80は長ねぎ受
け部84とブラケット85から構成されている。長ねぎ
9は図4で説明したように、2個の長ねぎ受け部84の
2箇所で保持され、ブラケット85によりある一定の搬
送高さH(約40mm)を確保している。この機構によ
り長ねぎ9に外力を与えることなく矯正変形のないまま
搬送することが可能となる。従来装置は長ねぎ9を平面
的に受けるバケット構造になっていた為に長ねぎ9の曲
がりを矯正していたが、本発明では長ねぎ9に矯正変形
を与えない状態で曲り測定を行えるので精度の高い選別
が可能となる。又、長ねぎ9が選別コンベアの搬送面よ
り浮いた形になっているため多方向からの画像処理によ
る立体認識が可能となる。
【0062】また、下面搬送時に長ねぎ9を把持するハ
ンド81は右側ツメ86と左側ツメ87の2本で把持を
行い、ハンド開,ハンド閉の状態保持は右側ツメ重心88
と左側ツメ重心89を図11の位置に配した事により特
別な駆動装置や、バネ,マグネットなどの機械機構を使
用せず自重での状態保持が可能となる。
【0063】ハンド81の開状態から閉じる動作は、右
側ツメ86に取り付けられたガイド用ローラー90をガ
イドで軌道修正してツメを閉じている。逆に、ハンド8
1の閉状態から開く場合は、左側ツメ87に取り付けら
れたキックローラー91を図示しないガイド,サーボモ
ータで軌道修正することで行っている。
【0064】左右のツメ86,87は、各々のツメ8
6,87に取り付けられた平歯車92,93を介し、一
方のツメ86または87が動くことにより同時開閉を行
っている。2本のツメ86,87は左右同時に開閉する
ため1本のツメの動作距離を最小にする事ができ、高速
での開閉が可能となる。
【0065】又、左右のツメ86,87は役割が各々違
うためその役割に応じた独自の形状に構成されており、
ガイド用ローラー90とキックローラー91はハンド
開,閉の状態に応じ適切な位置にくるよう配置される。
さらに長ねぎ9の通常の直径10〜30mmに適した湾
曲部94を有しているためこの曲りにより長ねぎ9は傷
つけられたり、変形する事なく把持される。
【0066】図12に選別コンベア8の搬送時における
長ねぎ把持機構25の作動状態図を示す。
【0067】長ねぎ9のセット状態S301では、ハン
ド81の右側ツメ86,左側ツメ87の自重でハンド8
1を開いた状態を保持しており、Y字治具80に長ねぎ
9が供給される。供給された長ねぎ9はハンド開状態S3
02で搬送される。この状態の時に長ねぎ9の選別処理
が行われる。
【0068】選別コンベア8の端面部位置状態S303
では自重で開こうとしているハンド81をハンド閉ガイ
ド95で右側ツメ86に取付けられているガイド用ロー
ラー90を軌道修正させハンド閉状態とさせている。ハ
ンド閉状態S304〜S306は選別コンベア8での搬
送が上面搬送から下面搬送(リターン側搬送)へ変化し
ている状態である。この状態S304〜S306での搬
送もハンド開ガイド95とガイド用ローラー90により
ハンド閉状態を保持している。前述したようにツメ8
6,87の開閉は、平歯車92,93を介して動作させ
ているのでガイド用ローラー90のみを軌道修正すれば
ハンド81は閉じた状態を保持できるようになってい
る。
【0069】ハンド閉状態S307は、選別コンベア8
での搬送が完全に下面搬送に変わっているためハンド8
1の右側ツメ86,左側ツメ87の自重でハンド81を
閉じた状態を保持している。
【0070】仕分け情報により、仕分けコンベア22の
決められた仕分け落下位置(図12ではS308とす
る)に長ねぎ9が搬送されて来ると、ハンド81は自重
によるハンド閉状態を解除し、長ねぎ9を下方の仕分け
コンベア22に落下させる。仕分けコンベア22は長ね
ぎ9の選別等級の数に応じたライン数が設けられる。
【0071】仕分け落下は固定された通常10〜12箇
所の落下位置のうち仕分け情報より指示された位置に落
下させている。ハンド閉状態の解除はサーボモータ96
を駆動させキックバー97を90度旋回させている。旋
回させたキックバー97でハンド81のキックローラー
91をキックしハンド閉の状態を解除しハンド81を開
いている。サーボモーター96は選別等級に応じ9〜11
台設置されており、取り付け位置も可変となっている。
【0072】ハンド閉状態S309は長ねぎ9の仕分け
落下位置であるが、長ねぎ9が該当等級外であるのでサ
ーボモータ96を駆動せず通過させているところであ
る。強制落下位置S310では等級該当外の長ねぎ9を
強制落下させている。強制落下はハンド閉ガイド24で
キックローラー91の軌道修正を行いハンド81を開い
た状態にしており、選別不良の長ねぎ9が選別コンベア8
の上面に再度搬送されるのを防いでいる。ハンド開状態
S311〜S313は選別コンベア8での搬送が下面搬
送(リターン側搬送)から上面搬送へ変化している状態
であるが、この搬送時にもハンド閉ガイド24とキック
ローラー91によりハンド開状態を保持している。
【0073】ハンド開状態S314は、選別コンベア8
での搬送が完全に上面搬送に変わっているためハンド8
1の右側ツメ86,左側ツメ87の自重でハンド開状態
を保持しており、このままの状態で選別コンベア8の上
面での搬送を行っている。そして、長ねぎ9を仕分け落
下したハンド81に再度長ねぎ9が供給される。
【0074】このように、長ねぎ9仕分け落下時以外の
ハンド開閉,ハンド81の状態保持をガイド,ハンドの
爪の自重で行っており特別な駆動機器を使用しないで長
ねぎ9の把持を行える。
【0075】以上説明したように、本発明は無端コンベ
アである選別コンベアに長ねぎの把持機構を設け、選別
コンベアの上面搬送時に把持機構に長ねぎ把持させて選
別処理を行い、選別コンベアの下面搬送時に把持機構か
ら長ねぎを開放して仕分け処理を行っている。したがっ
て、選別仕分け装置を小型化できると共に選別コンベア
の下面から長ねぎを落下(把持機構からの開放)させて
いるので長ねぎを痛める可能性を著しく小さくできる。
【0076】また、上述の実施例では長ねぎを2点把持
する把持機構をハンドとY字治具という簡単な部品で構
成しているので、特別な駆動機構を必要とすることなく
簡単な構成で長ねぎの把持を行える。そして、長ねぎを
変形させることなく把持できるので選別を精度良く行え
る。
【0077】なお、上述の実施例は長尺農産物として長
ねぎの例を挙げ説明したが、長物野菜であるアスパラガ
ス、牛蒡、人参、蕗などの長尺農産物であれば同様にし
て選別仕分け処理を行えるのは明らかなことである。
【0078】また、等級判定は画像処理でなく他の手段
で行ってよいのは勿論である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば長尺農産物の選別仕分け
装置を小型化でき設置面積を小さくできると共に長尺農
産物を痛める可能性を著しく低減できる。本発明は特に
軟らかい長尺農産物の選別仕分け処理に用いるとその効
果が顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による長ねぎ選別仕分け装置の概略構成
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】撮影カメラの配置図である。
【図4】長ねぎ把持機構の構成図である。
【図5】画像読取装置の詳細構成図である。
【図6】等級判定装置の詳細機能ブロック図である。
【図7】長ねぎの太さ測定の画像の一例を示す図であ
る。
【図8】長ねぎの先端位置測定の画像の一例を示す図で
ある。
【図9】長ねぎの軟白部測定の画像の一例を示す図であ
る。
【図10】長ねぎの判定等級の一例を示す図である。
【図11】把持機構の詳細拡大構成図である。
【図12】把持機構の作動状態説明図である。
【図13】長ねぎの軟白部長測定の原理説明図である。
【図14】本発明の動作説明用のフローチャートであ
る。
【図15】長ねぎの曲がり測定の画像の一例を示す図で
ある。
【図16】長ねぎの曲がり測定の原理説明図である。
【符号の説明】
1…自動皮剥き装置、2…供給コンベア、4…画像読取
装置、5…等級判定装置、7…選別仕分け制御装置、8
…選別コンベア、9…長ねぎ、10…作業者、11…投
入作業台、22…仕分けコンベア、23…強制払い出し
コンベア、25…長ねぎ把持機構、30…画像処理装
置、32…実績収集パソコン、33…データ入力端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土谷 健次 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 加藤 裕康 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 八木 宏 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 鮎川 知高 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 尚和 潔 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 丹後 敏明 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 Fターム(参考) 2F065 AA46 AA58 AA61 BB11 DD02 DD03 DD04 DD16 FF04 HH12 JJ03 JJ16 JJ24 JJ26 PP15 QQ04 QQ42 TT03 3F079 AC23 CA18 CA21 CA24 CA32 CB30 CC01 DA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺農産物を搬送する無端コンベアで構成
    される選別コンベアと、前記選別コンベアに設けられ、
    前記長尺農産物を1本毎に前記選別コンベアの搬送方向
    に対し所定間隔で把持する把持手段と、前記長尺農産物
    が前記把持手段により把持された状態で前記選別コンベ
    アの上面搬送時に前記長尺農産物の等級を判別する等級
    判定装置と、前記選別コンベアの下に前記選別コンベア
    の下に前記選別コンベアと直交配置され、前記長尺農産
    物を等級別に仕分ける複数の仕分けコンベアと、前記等
    級判定装置の選別結果に基づき前記長尺農産物が前記把
    持手段により把持された状態で前記選別コンベアの下面
    搬送時に前記把持手段による把持を解除して前記長尺農
    産物を落下させて当該等級の前記仕分けコンベアに移載
    する選別仕分け制御装置とを具備することを特徴とする
    長尺農産物の選別仕分け装置。
  2. 【請求項2】長尺農産物を搬送する無端コンベアで構成
    される選別コンベアと、前記選別コンベアに設けられ、
    前記選別コンベア面から浮いた状態で前記長尺農産物を
    1本毎に所定間隔で把持する把持手段と、前記長尺農産
    物が前記把持手段により把持された状態で前記選別コン
    ベアの上面搬送時に前記長尺農産物を撮影して画像処理
    を行いその等級を判別する等級判定装置と、前記選別コ
    ンベアの下に前記選別コンベアと直交配置され、前記長
    尺農産物を等級別に仕分ける複数の仕分けコンベアと、
    前記等級判定装置の選別結果に基づき前記長尺農産物が
    前記把持手段により把持された状態で前記選別コンベア
    の下面搬送時に当該等級の前記仕分けコンベアに移載す
    るように前記把持手段による把持を解除して前記長尺農
    産物を落下させる選別仕分け制御装置とを具備すること
    を特徴とする長尺農産物の選別仕分け装置。
  3. 【請求項3】1本毎に軟白部と葉部を持つ長ねぎを搬送
    する無端コンベアで構成される選別コンベアと、前記選
    別コンベアに設けられ、前記選別コンベア面から浮いた
    位置で前記長ねぎを1本ごとに等間隔で1本の前記長ね
    ぎを2個所把持する把持手段と、前記長ねぎが前記把持
    手段により把持された状態で前記選別コンベアの上面搬
    送時に前記長ねぎを撮影して画像処理を行いその等級を
    判別する等級判定装置と、前記選別コンベアの下に前記
    選別コンベアと直交配置され、前記長ねぎを等級別に仕
    分ける 程の場所に搬送する複数の仕分けコンベア
    と、前記等級判定装置の選別結果に基づき前記長ねぎが
    前記把持手段により把持された状態で前記選別コンベア
    の下面搬送時に当該等級の前記仕分けコンベアに移載す
    るように前記把持手段による把持を解除して前記長ねぎ
    を落下させる選別仕分け制御装置とを具備することを特
    徴とする長尺農産物の選別仕分け装置。
JP11009484A 1999-01-18 1999-01-18 長尺農産物の選別仕分け装置 Pending JP2000202373A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062126A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Ishii Ind Co Ltd 長尺物計測装置
CN113534736A (zh) * 2021-09-15 2021-10-22 济宁市中蒜网络科技有限公司 洋葱头生产线自动上料控制系统及控制方法

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