JPH10328626A - 長物農産物の選別装置 - Google Patents

長物農産物の選別装置

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JPH10328626A
JPH10328626A JP15784697A JP15784697A JPH10328626A JP H10328626 A JPH10328626 A JP H10328626A JP 15784697 A JP15784697 A JP 15784697A JP 15784697 A JP15784697 A JP 15784697A JP H10328626 A JPH10328626 A JP H10328626A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】作業効率を向上させると共に、長物農産物の向
きを自動的に揃えて仕分けることができ、選別ラインの
自動化及び高速化に容易に対応し得る装置等を提供す
る。 【解決手段】長物農産物Wをその長手方向が搬送方向と
略直交する横向きにして搬送する選別コンベア2と、選
別コンベア2上の長物農産物の仕分区分及び向きを判定
する判定手段と、仕分区分毎に長物農産物をその向きに
応じて排出するように作動する一対の排出部4と、長物
農産物をパレット7上に載せて所定方向に搬送するパレ
ット搬出装置5と、パレット7を合流させて搬送する搬
送コンベア6と、長物農産物Wの向きを識別する向き識
別手段15と、搬送コンベア6の所定位置に設けられ向
き識別手段15の識別結果に基づいてパレット7を18
0度水平回転させる方向転換装置8と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば茄子、人
参、胡瓜、アスパラガス、花き等の長物農産物を所定の
等級別・階級別等の仕分区分で選別する長物農産物の選
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、上記のような長物農産物の選
別は、仕分区分に対応した引出コンベア上に、長物農産
物の向き(例えば茄子の蔕側)を揃えて仕分け排出し、
そのまま箱詰部まで搬送し、自動箱詰めあるいは手詰め
による箱詰め作業を容易にしている。そして従来、この
長物農産物を揃えて仕分け排出し得る選別装置として
は、例えば特開昭60−166073号公報、特開平8
−58727号公報及び特公平5−68320号公報に
開示されている。
【0003】この特開昭60−166073号公報に開
示の選別装置は、長物農産物の外観品位による等級毎に
それぞれ指定区域にかかるように載せて移送する手段
と、撮影装置と演算処理装置とを用いて長物農産物の外
観の等級を読み取る読み取り手段と、等級を判定する判
定手段及び総合判定等級を格付けする手段と、仕分信号
を出力する手段等を具備してなるものである。
【0004】また、特開平8−58272号公報に開示
の選別装置は、容器内に収容された長物農産物を搬送途
中に設けた端部揃え装置により、容器を傾動させて前端
部または後端部方向に移動させて揃えるようにしたもの
であり、また、特公平5−68320号公報に開示の選
別装置は、長物農産物を選別コンベアに載せて搬送する
途中でカメラにより撮影し、その画像を解析処理するこ
とにより、長物農産物の茎の面積を計測して、階級別に
仕分け排出するようにしたものである。
【0005】そして、これらの選別装置は、何れも人手
によって長物農産物の向き、すなわちアスパラガスの場
合は穂先側を、茄子の場合は蔕側を、胡瓜の場合は葉落
ち側を揃えて選別装置の選別コンベアに供給して選別す
るものである。このようにして、向きが一定の方向に揃
えられて選別コンベア(仕分コンベア、搬送コンベアと
もいう)の受皿上に供給された長物農産物は、カメラ等
の計測装置によって仕分区分(等級・階級等)の判定の
ための要素(大きさ、形、色、傷等)が計測される。
【0006】その後、この計測装置から計測信号が演算
制御装置に入力され、演算制御装置はこの計測信号に基
づいて長物農産物の仕分区分を判定し、仕分排出信号を
選別コンベアの該当する排出装置に受皿の搬送移動と同
期して出力する。選別コンベアで搬送される受皿上の長
物農産物が所定の位置に到達すると、上記仕分排出信号
により当該排出位置が作動して、受皿上の長物農産物を
引き出しコンベア上に仕分け排出する。これにより、引
き出しコンベア上で搬送される長物農産物がそれぞれ一
定の向きに揃えられて箱詰めされるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
選別装置にあっては、長物農産物の選別コンベアへの供
給作業の作業効率が劣り、選別装置を含めた選別ライン
の自動化及び高速化が困難であるという問題点があっ
た。
【0008】すなわち、選別装置の選別コンベアへの長
物農産物の供給は、選別コンベアの受皿上に長物農産物
を単に供給するだけでなく、その向きを揃えて供給する
必要があるため、人手による揃え作業が必要となって供
給作業に手間がかかる。また、持ち込まれたコンテナ内
の長物農産物の状態、すなわちコンテナ内に長物農産物
が整然と並べられている場合と、長物農産物が荷崩れを
おこしている場合とではコンテナ内の量に差が生じるた
め、選別コンベアの受皿上に長物農産物を所定量安定し
て供給することも困難になる。
【0009】さらに、供給作業が人手による作業である
ため、その能力に自ずと限度があると共に、作業者によ
り供給量にバラツキが発生したり、作業時間の経過と共
に作業者の疲労により作業能力も低下し易いこと等か
ら、向き揃え作業のスピードが一定化し難い。これらの
ことから、選別コンベアへの長物農産物の供給作業の作
業効率が劣ることになる。
【0010】また、近年における計測処理技術の向上、
自動供給装置(長物農産物の供給を自動的に行う装置)
の改良、仕分排出装置(選別コンベアから長物農産物を
仕分ける装置)の高速対応化等に伴い、選別ラインの高
速化が要望されている。しかし、上記のような長物農産
物の選別装置においては、長物農産物を選別コンベアに
自動的で供給できても、長物農産物の向きを揃えること
は人手に頼らなければならないのが現状であり、選別ラ
インの実施的な省力化には至っていない。
【0011】そこで、選別ラインの高速処理化を進める
ために、人手を増やしてそれに対応する方法も考えられ
るが、選別コンベアの搬送速度が作業者の能力以上に速
いと作業者がそれに対応することができない。その結
果、選別コンベアの搬送速度を、人手による作業速度以
上の速度に設定することが困難で、人手を増やしても高
速処理化に対応できないことになる。また、選果場は、
長物農産物の収穫時期である一定期間のみの稼動となり
易いため、作業者の人手不足も深刻となりつつあり、選
別ラインの高速自動化がより一層望まれているのが実状
である。
【0012】本発明はこのように事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、選別コンベアへの長物農産物の供
給作業の作業効率を向上させると共に、長物農産物の向
きを自動的に揃えて仕分けることができ、選別ラインの
自動化及び高速化に容易に対応し得る長物農産物の選別
装置を提供することにある。また、本発明の別の目的
は、長物農産物の向きを揃えて仕分けることができると
共に、その向きを箱詰め収容形態等に応じて変えること
が可能で箱詰め作業の作業効率を向上させ得る長物農産
物の選別装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、長物農産物を
その長手方向が搬送方向と略直交する横向きにして搬送
する選別コンベアと、該選別コンベア上の長物農産物の
仕分区分及び向きを判定する判定手段と、前記選別コン
ベアの搬送路に沿って長物農産物の仕分区分にそれぞれ
対応して設けられ該仕分区分毎に長物農産物をその向き
に応じて排出するように作動する一対の排出部と、この
一対の排出部にそれぞれ対応して設けられ各排出部から
排出された長物農産物をそれぞれ所定方向に搬送する搬
出手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記排出
部を作動させる仕分制御手段と、を具備することを特徴
とする。
【0014】このように構成することにより、選別コン
ベア上を横向きになって搬送される長物農産物は、判定
手段で長物農産物の仕分区分及び向きが判定されて、仕
分制御手段で仕分区分別の一対の排出部のうちの一方の
排出部から搬出手段上に排出され、所定の方向に搬送さ
れる。この搬出手段で搬送された長物農産物は、自動的
にその向きが同一方向に揃えられた状態となり、搬出手
段の下流側において例えば箱詰めされる。これにより、
選別コンベア上への長物農産物の供給は、その向きにこ
だわる必要がなくなり供給作業が容易になると共に、供
給作業及び仕分作業の自動化により選別装置の自動化や
高速化に容易に対応し得る。
【0015】また、請求項2記載の発明は、搬出手段が
一対の排出部から排出された長物農産物を、それぞれ互
いに反対方向に搬送することを特徴とし、また、請求項
3記載の発明は、排出手段が一対の排出部から排出され
た長物農産物を、それぞれ互いに同一方向に搬送するこ
とを特徴とする。このように構成することにより、搬出
手段上で搬送される長物農産物は、その向きが揃った長
物農産物同士が、互いに反対方向あるいは同一方向に搬
送されて、例えば箱詰めされる。
【0016】また、請求項4記載の発明は、一対の排出
部にそれぞれ対応して設けられた搬出手段のうちの一方
の搬出手段の終端側と他方の搬出手段の始端側とを、1
80度カーブコンベアで接続したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、一方の排出部から対応す
る搬出手段上に排出された長物農産物は、180度カー
ブコンベアで搬送されて他方の搬出手段上の長物農産物
と同一の向きに、すなわち全ての長物農産物の向きが同
一方向に揃えられる。そして、この向きが揃えられた長
物農産物が他方の搬出手段から取り出されて、例えば箱
詰めされる。
【0017】また、請求項5記載の発明は、搬出手段に
長物農産物の向きを180度転向させる方向転換装置が
設けられていることを特徴とする。このように構成する
ことにより、搬出手段で搬送される長物農産物は、必要
に応じた方向転換装置の作動により他方の向きに変更さ
せられ、例えば搬出手段の搬送方向において、全て同一
の向きに設定されたり所望の組み合わせ向きに設定され
て、所望する箱詰め状態で箱詰めされる。
【0018】また、請求項6記載の発明は、長物農産物
をその長手方向が搬送方向と略直交する横向きにして搬
送する選別コンベアと、該選別コンベア上の長物農産物
の仕分区分及び向きを判定する判定手段と、前記選別コ
ンベアの搬送路に沿って前記長物農産物の仕分区分にそ
れぞれ対応して設けられ、該仕分区分毎に長物農産物を
その向きに応じて排出するように作動する一対の排出部
と、前記判定手段の判定結果に基づいて所定の仕分区分
別向き別の排出部を作動させる仕分制御手段と、前記一
対の排出部にそれぞれ対応して設けられ該排出部の下方
に該排出部で排出された長物農産物を載置するためのパ
レットを供給すると共に、長物農産物が載せられたパレ
ットを所定方向に送り出す一対のパレット搬出装置と、
該一対のパレット搬出装置で送り出される長物農産物入
りのパレットを合流させて搬送する搬送コンベアと、該
搬送コンベアで搬送されるパレット上の長物農産物の向
きをパレット個々に識別する向き識別手段と、前記搬送
コンベアの所定位置に設けられ搬送されてくるパレット
を前記向き識別手段の識別結果に基づいて水平方向に1
80度回転させる方向転換装置と、を具備することを特
徴とする。
【0019】このように構成することにより、選別コン
ベア上を横向きで搬送される長物農産物は、判定手段で
判定された仕分区分及び向きに応じて、仕分区分別の一
対の排出部のうちの一方の排出部からパレット搬出装置
上のパレットに排出される。この長物農産物が載置され
たパレットは、パレット搬出装置により搬送コンベア上
に送り出されて他方の排出部から排出された長物農産物
のパレットと合流して搬送される。
【0020】そして、この搬送コンベア上で搬送される
パレット上の長物農産物の向きが向き識別手段によって
識別され、この向き識別手段で識別された向きが必要と
する長物農産物の向きと異なる場合には、方向転換装置
によりパレットの向きが180度水平回転させられる。
これにより、必要とする長物農産物の向きが搬送コンベ
ア上で得られ、これが搬送コンベアの下流側に搬送され
て、パレット上の長物農産物が所定の向きで箱詰めされ
る。
【0021】また、請求項7記載の発明は、向き識別手
段が、パレットに設けられパレット上の長物農産物の向
きを示す固有情報が記憶された記憶部と、この記憶部に
記憶された固有情報を検知する検知部とを有することを
特徴とする。このように構成することにより、例えば一
対のパレット搬出装置上において、長物農産物の向きに
応じて搬送されてくるパレットの記憶部に記憶されてい
る固有情報を、搬送コンベアに沿って設けた検知部が検
知することによってパレット上の長物農産物の向きが識
別され、必要に応じてそのパレットが180度水平回転
させられる。
【0022】また、請求項8記載の発明は、向き識別手
段が、パレットに設けられたパレット識別標識を検出す
るパレット識別標識検出手段の検出情報と、当該パレッ
ト内の長物農産物の向き情報とに基づいて長物農産物の
向きをパレット個々に識別するものであることを特徴と
する。
【0023】このように構成することにより、パレット
に設けられる固有のバーコードシール、番号、色等のパ
レット識別標識を、例えばバーコードリーダ、文字読み
取り、カラーセンサ等のパレット標識識別検出手段で検
出して識別標識検出情報(固有情報)を得、この情報を
外部のメモリに記憶する。一方、長物農産物の向き情報
は、長物農産物を向き別に排出する排出部より得ること
ができ、この二つの情報によって、パレット個々の長物
農産物の向きが識別される。
【0024】また、請求項9記載の発明は、搬送コンベ
アが、その下流側に箱詰めロボットを有し、搬送コンベ
アで搬送されてくる長物農産物が箱詰めロボットによっ
て箱詰めされることを特徴とする。このように構成する
ことにより、選別コンベア上に向きにこだわるこなく供
給された長物農産物が、仕分区分及びその向きに応じて
箱詰めロボットによって自動的に箱詰めされ、選別作業
の略完全自動化が図れる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図9は、本発
明に係わる長物農産物の選別装置の一実施例を示し、図
1がその概略平面図、図2が一つの仕分区分を示す平面
図、図3がその正面図、図4及び図5が搬出コンベア及
び搬入コンベアの動作説明図、図6が制御装置の接続状
態を示すブロック図、図7がその動作を示すフローチャ
ート、図8が箱詰め状態の他の例を示す説明図、図9が
その動作を示すフローチャートである。
【0026】図1〜図5において、選別装置1は、2条
並設され長物農産物Wをそれぞれ搬送する選別コンベア
2と、この選別コンベア2の搬送途中に設けられた判定
装置3と、選別コンベア2の判定装置3の下流側に仕分
区分S1〜Sn(以下、仕分区分S1〜S3とする)毎
に配置された一対の排出部4と、この一対の排出部4に
接続され選別コンベア2の搬送方向イと直交する方向で
パレット7を供給すると共に、長物農産物Wが載せられ
たパレット7を所定方向に送り出す一対のパレット搬出
装置5と、この一対のパレット搬出装置5で送り出され
るパレット7を合流させて搬送する搬送コンベアとして
貯留装置6と、この貯留装置6の所定位置に設けられパ
レット7を必要に応じて水平方向に180度回転させ得
る方向転換装置8と、前記貯留装置6の下流側に接続さ
れてパレット7上の長物農産物Wを自動的に取り上げて
箱詰めする箱詰装置9とを備えている。
【0027】前記選別コンベア2は、長物農産物Wをそ
の長手方向を横向きにして載せるバケット2aを多数備
え、このバケット2aを所定の仕分排出位置で水平保持
状態から下方傾動状態に回動させることにより、バケッ
ト2a上の長物農産物Wを下方に排出するように構成さ
れている。
【0028】前記判定装置3は、例えば図示しない照明
ランプ及びCCDカメラ等を有し、選別コンベア2上の
長物農産物Wに光を照射し、その反射光をCCDカメラ
で受光することにより画像データを得、この画像データ
を図示しない処理装置で解析処理して、長物農産物Wの
階級・等級等の仕分区分と向き(例えば蔕がどちらにあ
るか)を判定する。そして、この判定結果に基づき仕分
区分別向き別の仕分信号が後述する如く排出部4にそれ
ぞれ出力される。
【0029】前記一対の排出部4は、選別コンベア2の
仕分区分S1〜S3毎に、長物農産物Wの向きに応じて
仕分けるようにそれぞれ対をなして設けられている。そ
して、この一対の排出部4は、パレット7の載せ部7a
の数及び位置に対応した、例えば電磁ソレノイドもしく
はシリンダ等からなる排出作動装置4aを選別コンベア
2の搬送路に沿って所定間隔で備えている。
【0030】前記パレット搬出装置5は、排出部4の下
方に空のパレット7を送り込むと共に、長物農産物Wが
載せられたパレット7を選別コンベア2の搬送路側方に
搬送し、その後合流のタイミングを図って貯留装置6上
に送り出すように構成されている。すなわち、パレット
搬出装置5は、選別コンベア2の搬送方向イと直交する
方向にそれぞれ移動するコンベアチェーン10と、パレ
ット7の搬出コンベア11及び搬入コンベア12等を有
し、コンベアチェーン10は、4個のスプロケット13
にそれぞれ巻回され、例えば前記パレット7が載せられ
る6個のパレット載台14が等間隔で取り付けられてい
る。そして、コンベアチェーン10は、図示しない間歇
駆動装置の作動により、図3の矢印ロ方向に間歇的に所
定距離移動して停止する。
【0031】図2に示すように、一対のパレット搬出装
置5のうちの選別コンベア2の下流側のパレット搬出装
置5の所定のパレット載台14に対応した位置には、貯
留装置6に設けられた磁気検出センサ15と共に向き識
別手段を構成する着磁器16が設けられている。この着
磁器16は、パレット7の一部に設けられている記憶部
としての磁性体17(図8参照)を磁化するようになっ
ており、この磁性体17は使用されるパレット7の全て
に備えられている。なお、この磁性体17はパレット1
7の形状や磁気検出センサ15の位置との関係で1箇所
または複数箇所に設けても良い。
【0032】この磁性体17への磁化によって、パレッ
ト7上の長物農産物Wの向きが記憶され、後述する如く
磁気検出センサ15の検知によって検出することができ
る。また、貯留装置6の下方に設けられた空パレットリ
ターンコンベア21の途中には、前記パレット7の磁性
体17に磁化された磁気を消去するための脱磁器18
(図3参照)が設けられている。
【0033】なお、この実施例においては、一対の排出
部4のうち一方の排出部4に対応するパレット7を磁化
することにより、磁化しない他方のパレット7と区別
(識別)できるように構成したが、異なる例として長物
農産物Wの向きに対応して一対の排出部4の一方をN
極、他方をS極にそれぞれ磁化することにより両者のパ
レット7をそれぞれ区別するようにしても良い。
【0034】前記搬出コンベア11は、コンベアチェー
ン10の往路側と貯留装置6の搬送コンベア19の搬送
面とに亘って設けられ、昇降機20の作動によって昇降
するようになっている。この昇降機20の上昇動作によ
ってパレット載台14上の長物農産物Wが収容されたパ
レット7を、下流側に位置する貯留装置6の前記搬送コ
ンベア19上へ搬出する。また、前記搬入コンベア12
は、コンベアチェーン10の復路側と搬送コンベア19
の下方の空パレットリターンコンベア21とに亘って設
けられ、空パレットリターンコンベア21上の空のパレ
ット7が、パレット搬出装置5のパレット載台14上に
搬入されように構成されている。
【0035】このパレット搬出装置5と選別コンベア2
の排出部4との間には、図5に示す案内装置23が設け
られている。この案内装置23は、排出部4の下方に、
排出作動装置4aの数に対応して設けられた案内板23
aを有し、排出作動装置4aの作動によって、選別コン
ベア2のバケット2a上から下方に排出される長物農産
物Wを案内(センタリング)して、パレット7の半円弧
状の載せ部7a内に収容させる。
【0036】前記貯留装置6は、一対のパレット搬出装
置5から送り出されるパレット7を合流して搬送するも
のでアキュームレート可能なローラコンベアやベルトコ
ンベア等の搬送コンベア19で構成されている。この搬
送コンベア19の搬送面の所定位置に方向転換装置8と
端部揃え装置25とが設けられている。そして、方向転
換装置8の上流側に、パレット7の磁性体17の磁化の
有無を検知する前記磁気検出センサ15が設けられてい
る。
【0037】この貯留装置6は、各仕分区分S1〜S3
に対応したパレット搬出装置5で搬送されてくるパレッ
ト7を、各仕分区分S1〜S3毎に搬送コンベア19の
上流側で合流させて搬送すると共に、必要に応じて方向
転換装置8でパレット7を180度水平回転させ、ま
た、端部揃え装置25でパレット7内の長物農産物Wの
端部を揃えて、下流側の箱詰装置9の位置まで搬送す
る。
【0038】前記方向転換装置8は、回転駆動機構26
の回転軸の先端にパレット7を載置するためのパレット
回転板27が設けられている。回転駆動機構26は、図
示しない昇降装置と組み合わせて構成されており、昇降
装置の上昇動作でパレット7を搬送コンベア19の搬送
面から切り離すようになっている。また、方向転換装置
8の直下流側には、搬送コンベア19で搬送されてくる
パレット7を停止させるための上下動可能なストッパ2
8が設けられている。このストッパ28は通常上昇して
おり、このストッパ28で停止させられたパレット7
は、後述する制御装置42から出力される反転指示信号
で回転駆動機構26が作動することにより、搬送コンベ
ア19上から若干持ち上げられて180度水平回転させ
られる。これにより、パレット7上の長物農産物Wが1
80度方向転換される。
【0039】この方向転換装置8の上流側に設置された
磁気検出センサ15は、方向転換装置8の直前に位置す
るパレット7上の長物農産物Wの向きを、その磁性体1
7の磁化状態(磁化されているか否か)によって識別す
るもので、この実施例では一対の排出部4のうちの下流
側の排出部4から排出された長物農産物W(貯留装置6
上を搬送される時に蔕が下流側を向いているもの)が載
せられたパレット7の磁性体17の磁気を検知するよう
になっている。したがって、例えば図2に示すように、
長物農産物Wの蔕の向きを全て貯留装置6の搬送方向の
上流側に向けるためには、磁性体17が磁化されている
パレット7は、方向転換装置8の作動により反転させら
れ、磁化されていないパレット7はそのまま反転させず
に下流側に搬送されることになる。
【0040】方向転換装置8の下流側に設けられる端部
揃え装置25は、互いに逆方向に傾動可能な一対の傾動
板29を有している。この端部揃え装置25は、搬送コ
ンベア19で搬送されて各傾動板29の位置に到達した
一対のパレット7が、図示しない検出センサで検出され
た際に、各傾動板29の前端側と後端側が同時に傾動す
る如く構成されている。そして、この傾動板29の傾動
により、例えば前方側のパレット7内の長物農産物Wが
パレット7の前部側に揃えられ、後方側のパレット7内
の長物農産物Wがパレット7の後部側に揃えられる。こ
うすることにより、2列等を一組として箱詰めする際
に、箱内に長物農産物Wをスムーズに詰めることができ
る。
【0041】前記箱詰装置9は、上下及び幅方向に移動
可能な所定数のロッド31(一列6本×2列)を有し、
このロッド31の下端には吸着盤32がそれぞれ取り付
けられている。ロッド31は、図示しない間隔調整機構
によって、図3の矢印ハ方向に移動すると共にその間隔
が適宜調整され、吸着盤32で吸着して持ち上げた長物
農産物Wを段ボール箱33内に箱詰めする。
【0042】この箱詰装置9は、図示しないロボット制
御部によって自動的に動作し、箱詰めロボットとして機
能するが、ロッド31(吸着盤32)の数は図3の2列
に限らず、例えば図8に示すように、4列のロッド31
を同時に動作させるようにしても良いし、また図示しな
いが複数本で一列の吸着ユニットを用いて、これを多関
節ロボットにより複数回繰り返し作動させ所定の形態に
箱詰めするようにしても良い。
【0043】箱詰装置9の端部下方には、段ボール箱3
3を支持する箱支持装置34が配設されている。この箱
支持装置34は、垂直なレール35に上下動可能に配設
された水平な箱載置板36を有し、この箱載置板36上
に段ボール箱33が載置される。そして、長物農産物W
が箱詰めされた段ボール箱33は箱載置板36と共に下
降させられて、箱支持装置34の下部に連結された製品
搬送コンベア37上に移載され、この製品搬送コンベア
37で所定位置まで搬送される。
【0044】また、箱支持装置34の下部で製品搬送コ
ンベア37と反対側には、空の段ボール箱33を箱支持
装置34に供給する空箱降下装置38が接続されてい
る。この空箱降下装置38は、その上部側に空箱搬送コ
ンベア39が接続されると共に配函装置40が設けら
れ、配函装置40の作動により空箱搬送コンベア39上
の段ボール箱33が空箱降下装置38にセットされて降
下し、箱支持装置34に供給される。
【0045】そして、パレット搬出装置5及び方向転換
装置8等の動作は、例えば各仕分区分S1〜S3毎に設
けられた制御装置42によって制御される。図6はこの
制御装置42と前記各装置等の接続状態を示すブロック
図であり、以下これについて説明する。
【0046】制御装置42は、入力インターフェース4
3を介して入力されるデータを、ROM47に記憶され
ているプログラムにしたがって各種演算処理し、出力イ
ンターフェース48を介して所定の制御信号を出力する
CPU45と、各種データ及び演算結果等を一時記憶す
るRAM46と、パレット7の数をカウントするカウン
タ50と、各種条件等を入力する入力部44及び所定の
表示をする表示部49等を有している。
【0047】そして、この制御装置42の入力インター
フェース43には、排出部4における長物農産物Wの仕
分完了信号(排出される長物農産物Wがパレット7上で
所定数になった時にこれを検知する信号)や、磁気検出
センサ15の検知信号が入力されるようになっている。
なお、上記仕分完了信号は、パレット7上に長物農産物
Wが所定数載置されたことをセンサ等で検知する方法
や、前記仕分区分別向き別の仕分信号を出力する図示し
ない処理装置により、1パレット分の仕分数をカウント
して検知する方法等によって出力するようにしても良
い。
【0048】また、制御装置42の出力インターフェー
ス48には、着磁器16、パレット搬出装置5(コンベ
アチェーン10駆動用モータ等)及び貯留装置6の方向
転換装置8(回転駆動機構26)等が接続されている。
なお、この制御装置42は、各仕分区分S1〜S3に対
してそれぞれ設けられるが、例えば制御装置42を一個
所に設けて、各仕分区分S1〜Snのそれぞれの制御を
集中して行うようにしても良いし、制御装置42のカウ
ンタ50も、CPU45が内蔵するカウンタを用いても
良い。
【0049】図7は、図2に示すように長物農産物Wの
向きを全て一定方向に向けて箱詰めする場合の、方向転
換装置8等の制御を示すフローチャートである。なお、
このフローチャートは、上述したように、ROM47に
記憶されているプログラムによってCPU45で実行さ
れる
【0050】選別装置1の各部の電源が投入されて、例
えば制御装置42の図示しない起動スイッチがオンする
と、プログラムがスタート(S100)し、先ず磁気検
出センサ15がオンか否かを判断(S101)する。こ
の判断S101で「YES」の場合は、方向転換装置8
に反転指示信号を出力(S102)して、上昇している
ストッパ28で停止させられているパレット7を180
度水平回転させる。一方、判断S101で「NO」の場
合は、ストッパ下げ信号を出力(S103)して上昇し
ているストッパ28を下げ、パレット7を反転させるこ
となく搬送コンベア19の下流側に搬送させる。
【0051】そして、所定数終了か否かを判断(S10
4)し、所定数の長物農産物Wが処理された時点で一連
の動作が終了(S105)する。これにより、パレット
7上の長物農産物Wの向きが全て同一方向に揃えられる
ことになる。このように、パレット7の向きが全て同一
で良い場合は、制御装置42の動作が極めて簡略化され
る。
【0052】図8は、段ボール箱33(以下、これを段
ボール箱33aとする)に箱詰めされる4列の長物農産
物Wのうち、前三列が後向きで4列目が前向きに箱詰め
される場合を示している。以下、この例における方向転
換装置8等の制御を図9のフローチャートに基づいて説
明する。プログラムがスタート(S200)すると、先
ずカウンタ50の設定値Nsや段ボール箱33aに箱詰
めされる長物農産物Wの段数等を設定(S201)す
る。
【0053】このステップS201で設定する設定値N
sは、段ボール箱33a内の一段に箱詰めされる長物農
産物Wの量、すなわち一段に使用されるパレット7の数
であり、また段数は、段ボール箱33a内に長物農産物
Wが複数段積み重ねられる場合の段数であり、これらの
数値は、制御装置42の入力部44によって入力されて
RAM46に記憶される。図8に示す例では、パレット
7がパレット7A〜7Dの4個でありNs=4となる。
【0054】ステップ201でNs=4が設定される
と、CPU45は先ずカウンタ50のカウント数が4
(Ns)か否かを判断(S202)する。1列目のパレ
ット7Aの場合はカウンタ50が「1」であるため、こ
の判断は「NO」となり、続いて磁気検出センサ15が
オンか否かが判断(S203)される。この磁気検出セ
ンサ15がオンか否かの判断は、搬送コンベア19で磁
気検出センサ15の位置まで搬送されたパレット7の磁
性体17が着磁しているか否かで行われるもので、例え
ば図8に示すように、一方のパレット搬出装置5から矢
印ホの如く搬送されたパレット7Lは、磁性体17が着
磁されており判断S203で「YES」となり、パレッ
ト7を180度回転させる反転指示信号を方向転換装置
8に出力(S204)する。
【0055】この反転指示信号により、一方のパレット
搬出装置5から矢印ホの如く搬送されストッパ28で停
止させられているパレット7Lは、方向転換装置8で矢
印ニの如く180度水平回転させられる。そして、この
パレット7Lが180度回転すると、ストッパ下げ信号
が出力(S207)されてストッパ28が下降し、反転
されたパレット7Lが搬送コンベア19上を下流側に搬
送され、パレット7Aの位置で待機する。なお、前述し
たように方向転換装置8のストッパ28は、通常上昇し
ており、例えば下げ信号がCPU45から出力された際
に、所定時間下降しその後は元の位置に上昇する如く構
成されている。
【0056】ステップS207で方向転換装置8のスト
ッパ28が下げられると、カウンタ50のカウント数を
「−1」(S208)に、すなわち「3」にする。そし
て、カウンタ50が0か否かが判断(S209)され、
1列目のパレット7Aの場合は、この判断S209で
「NO」となりステップ102に戻る。
【0057】次に、図8に示す2列目のパレット7Bの
ように向きを揃える場合で、例えば着磁器16の設置さ
れていない上流側のパレット搬出装置5から矢印ヘの如
く搬送コンベア19に搬送されてくるパレット7Rの場
合は、判断S202で「NO」となって判断S203に
進み、この判断S203において「NO」となり、ステ
ップS207に進む。これにより、パレット7Rは方向
転換装置8で反転されることなく、そのままの向きで搬
送コンベア19の下流側に搬送されて、パレット7Bの
位置で待機する。
【0058】また、図8に示す3列目のパレット7Cの
ように向きを揃える場合で、例えば磁性体17が着磁さ
れて矢印ト→ホの如く搬送されるパレット7Lの場合
は、前記1列目のパレット7Aと同様に、判断S202
で「NO」となり、判断S203で「YES」となっ
て、ステップS204で反転させられて搬送コンベア1
9の下流側に搬送され、パレット7Cの位置で待機す
る。
【0059】またさらに、図8に示す4列目のパレット
7Dのように向きを揃える場合で、例えば磁性体17が
着磁されずに矢印チ→ヘの如く搬送されるパレット7R
の場合は、判断S202で「YES」となり磁気検出セ
ンサ15がオンか否かが判断(S205)される。パレ
ット7Rの磁性体17は着磁されていないため、判断S
205で「NO」となりステップS206に進み、ステ
ップS204と同様に反転指示信号が出力されて、パレ
ット7Rが180度方向転換される。この判断S205
で「YES」の場合は、ステップS207に進む。
【0060】そして、ステップS202〜S209の繰
り返しにより、4列(個)のパレット7A〜7Dが、搬
送コンベア19の下流側に図8に示す向きで整列貯留さ
れると、このパレット7A〜7D内の長物農産物Wが箱
詰装置9の4列の吸着盤32によって一度に吸着され
て、矢印ハ方向に移載され段ボール箱33a内に箱詰め
される。段ボール箱33a内に複数段で詰める場合は、
上記吸着・箱詰めの動作を繰り返し行うことにより、段
ボール箱33a内に長物農産物Wが4列複数段で詰めら
れることになる。
【0061】前記ステップS209で、4個のパレット
の整列が完了すると、カウンタ50の値が0となりステ
ップS209で「YES」となって、カウンタ50がリ
セット(S210)され、再び「Ns=4」に設定され
る。カウンタ50がリセットされると、ステップS20
1で設定した所定段数か否かが判断(S211)され、
この判断S211で「NO」の場合、すなわち、長物農
産物Wが所定段数段ボール箱33aに箱詰めされていな
い場合は、ステップS202に戻り、ステップS203
以降を繰り返す。そして、段ボール箱33a内に長物農
産物Wが4列で所定段数箱詰めされ、判断S211で
「YES」になった時点で一連の動作が終了(S21
2)する。
【0062】なお、このフローチャートは一例であっ
て、例えばカウンタ50の数を設定値Nsから減算する
のではなく、0から加算して設定値Nsになった時点で
カウンタ50をリセットするようにしたり、あるいは方
向転換装置8のストッパ28を、制御装置42の制御信
号によって、上昇及び下降させるようにしても良い。
【0063】このようにして、段ボール箱33a内に所
定数の長物農産物Wが収容されたら、図3に示すよう
に、箱支持装置34が作動して箱載置板36がレール3
5に沿って下降し、箱載置板36上の段ボール箱33a
が製品搬送コンベア37上に移載されて搬送され、下流
側の所定位置から搬送コンベア41で図示なしいトラッ
ク等に載せられる。
【0064】また、長物農産物Wが箱詰めされた段ボー
ル箱33aが、箱載置板36上から製品搬送コンベア3
7上に排出されると、空箱降下装置38が作動して、空
の段ボール箱33が箱載置板36上に載せられ、この箱
載置板36が上昇することによって、空の段ボール箱3
3が所定位置に再びセットされる。これらの動作は、箱
詰装置9、空箱降下装置38及び空箱搬送コンベア37
等を制御する図示しない制御装置によって行われる。
【0065】また、空になり空パレットリターンコンベ
ア21上に搬送されるパレット7は、脱磁器18によっ
て磁性体17の磁気が消され、パレット搬出装置5に再
び搬入されて使用される。
【0066】このように上記実施例の長物農産物Wの選
別装置1にあっては、選別コンベア2で横向きで搬送さ
れる長物農産物Wが、所定の仕分区分S1〜Snの2つ
の排出部4のうちのいずれか一方からパレット7上に排
出され、パレット搬出装置5によって貯留装置6の搬送
コンベア19上に合流しつつ供給されると共に、搬送コ
ンベア19のパレット7が、必要に応じて反転させられ
てその向きが所定に制御され、長物農産物Wが箱詰めさ
れる箱詰装置9の位置まで搬送されるため、長物農産物
Wを選別コンベア2から箱詰め位置まで仕分区分S1〜
Snに応じてその向きを揃えた状態で搬送することがで
きる。
【0067】これにより、選別コンベア2上への長物農
産物Wの供給時にその向きがとらわれることがなくな
り、例えば自動供給装置によって供給することができる
等、従来のような人手に頼った供給作業が不要となると
共に、作業者によるバラツキや疲労による作業効率の低
下等の影響を受けることがなくなる。その結果、選別コ
ンベア2への長物農産物Wの供給作業を自動化できて、
作業効率の大幅な向上が図れると共に、自動供給装置や
計測処理技術の向上等にも容易に対応することができ
て、選別作業の自動化と高速化を図ることが可能にな
る。
【0068】特に、各仕分区分S1〜Snに対応した貯
留装置6の搬送コンベア19の下流側に、箱詰めロボッ
トとしての箱詰装置9を設置することにより、長物農産
物Wの選別コンベア2への供給から仕分け及び箱詰めま
での工程を略完全自動化することができて、選別作業の
作業効率の一層の効率化が図れる。
【0069】また、パレット7に設けた磁性体17と磁
気検出センサ15等により、パレット7上の長物農産物
Wの向きを識別することができると共に、この識別結果
に基づいて搬送コンベア19上で方向転換装置8の作動
によりパレット7を反転させて、段ボール箱33に長物
農産物Wを所定の状態で収容することができるため、段
ボール箱33への長物農産物Wの収容形態を所望の形態
に設定することができる。
【0070】その結果、長物農産物Wの種類や形状等に
最も適した状態での箱詰めが可能になると共に、貯留装
置6の下流側に待機しているパレット7内の長物農産物
Wを、向きを変えることなくそのままの状態で箱詰めす
ることができる等、箱詰め作業の作業効率を向上させる
ことができる。特に、この箱詰め作業を箱詰めロボット
としての箱詰装置9で自動的に行うことができるため、
長物農産物Wの箱詰め作業の作業効率の一層の向上が図
れると共に、箱詰めロボットの制御が簡単となる。
【0071】さらに、仕分区分S1〜Sn毎に向きが異
なる長物農産物Wをそれぞれ排出し得る一対の排出部4
を設けているため、選別コンベア2から搬送されてくる
長物農産物Wを、各向きに対応した位置のパレット7に
素早くかつ確実に排出させることができる。また、一対
の排出部4から排出された長物農産物Wをその向きが識
別できるように載せて一つの搬送コンベア19上で搬送
するので、設備効率を向上させることができる。
【0072】また、貯留装置6の方向転換装置8の下流
側に端部揃え装置25が設置されているため、箱詰めさ
れた際に長物農産物Wの長手方向の端部が揃えられて、
箱詰めがスムーズに行えると共に、良好な箱詰め状態を
得ることが可能になる。またさらに、パレット7上の長
物農産物Wの向きの識別は、パレット7の一部に磁性体
17を設けると共に、着磁器16と磁気検出センサ15
及び脱磁器18等を組み合わせることによって自動的に
識別することができるため、パレット識別装置自体の構
成が簡略化されると共に、制御装置42による制御が簡
単となる等、選別装置1のコストダウン等が図れる。
【0073】図10は、本発明に係わる選別装置の他の
実施例を示す概略平面図である。なお、上記実施例と同
一部位には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
この実施例の選別装置51の特徴は、一対の排出部4で
向きが2つに仕分けされた長物農産物Wの一方を、18
0度カーブコンベア52上を搬送させることにより、長
物農産物Wの向きを一方の向きに揃えるようにしたもの
である。
【0074】すなわち、例えば2条の選別コンベア2の
判定装置3の下流側に、各仕分区分S1〜Sn毎に一対
の排出部4を設け、この一対の排出部4の選別コンベア
2の搬送方向イの上流及び下流側にソレノイド等からな
る排出作動装置53a、53bをそれぞれ設ける。ま
た、各排出作動装置53a、53bの下方には、選別コ
ンベア2の搬送方向イと直交する方向で、互いに異なる
方向に移動する引出コンベア54a、54bをそれぞれ
設けると共に、この引出コンベア54a、54bの端部
を180度カーブコンベア52で連結する。
【0075】この選別装置51によれば、上流側の排出
部4の排出作動装置53aから引出コンベア54a上に
排出された長物農産物Wは、排出された向きのまま引出
コンベア54a及び180度カーブコンベア52を介し
て反対側の引出コンベア54b上に搬送される。そし
て、この引出コンベア54bの搬送により長物農産物W
の向きは、下流側の排出部4の排出作動装置53bから
引出コンベア54b上に排出された長物農産物Wの向き
と同一となり、全ての長物農産物Wの向きが揃えられた
状態で、引出コンベア54bで搬送される。
【0076】この引出コンベア54bを、例えば前記貯
留装置6の搬送コンベア19に接続することにより、長
物農産物Wの箱詰めが行われる。この選別装置51にお
いても、選別コンベア2上の長物農産物Wの向きを全て
同一方向に自動的に揃えて箱詰めすることができる等、
上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0077】また、この選別装置51においては、長物
農産物Wを一個ずつ向きを揃える場合について説明した
が、例えば排出作動装置53a、53bの下方に、上記
実施例のようなパレット7を搬入、排出可能に設けても
良い。そして、一方のパレット7内に長物農産物Wが所
定数収容された場合に、パレット7を引出コンベア54
a及び180度カーブコンベア52で他方の引出コンベ
ア52b上に搬送することにより、長物農産物Wの向き
が全て同一方向に揃えられたパレット7を引出コンベア
54bで下流側に搬送する。このように構成すれば、パ
レット7(長物農産物W)の向きを全て同一にしたい場
合や、パレット7の向きが特定されない場合等の選別装
置に使用することができる。
【0078】なお、上記実施例においては、パレット7
上の長物農産物Wの向きの識別を磁性体17と磁気検出
センサ15及び着磁器16等によって行ったが、異なる
他の方式として、例えばパレット7の適宜位置に固有情
報を有するバーコードシール(図示せず)を貼着すると
共に、方向転換装置8の上流側にバーコード読み取り器
(図示せず)を設置し、一方の向きで排出された長物農
産物Wが載せられたパレットのバーコードを例えば上記
RAM46に一時記憶すると共に、他方の向きで排出さ
れた長物農産物Wが載せられたパレットと合流させて搬
送し、方向転換装置8の手前のバーコード読み取り器で
前記記憶されているバーコードを読み込むことによっ
て、パレット7上の長物農産物Wの向きを識別するよう
にしても良い。
【0079】このバーコードによるパレット7の識別装
置にあっては、パレット7自体に向き以外の各種データ
を記憶させることができるため、制御装置42と適宜に
接続することによって、選別作業に関する各種情報を管
理制御することが可能になる。また、パレット識別装置
の検知部(センサ)としては、磁気検出センサ15及び
バーコード読み取り器に限らず、他の適宜のセンサを使
用することも勿論可能である。
【0080】また、上記実施例においては、一対の排出
部4及びパレット搬出装置5並びに貯留装置6等を、各
仕分区分S1〜Snのそれぞれに対応して設置する場合
について説明したが、例えばこれらの装置を処理数の多
い(仕分けされる量が多い)一つもしくは複数の仕分区
分にのみ設置し、処理数の少ない仕分区分は例えば図1
0の装置等を使用することもできる。さらに、上記実施
例における、選別装置1のライン構成、各コンベアの形
態等も一例であって、各発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々変更可能であることはいうまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、選別コンベア上の長物農産物の向きにかか
わらず、選別コンベアで搬送されてくる長物農産物を自
動的に仕分けることができると共に、長物農産物の向き
を自動的に揃えることができるため、選別コンベアへの
長物農産物の供給時にその向きにこだわる必要がなくな
り、供給作業の作業効率を向上させることができると共
に、選別ラインの自動化及び高速化に容易に対応するこ
とができる。
【0082】また、請求項2または3記載の発明によれ
ば、搬出手段上で搬送されてくる向きの揃った長物農産
物同士を、互いに反対方向あるいは同一方向に搬送させ
ることができ、また、請求項4記載の発明によれば、1
80度カーブコンベアによって全ての長物農産物の向き
を同一方向に揃えることができて、例えば箱詰め作業を
容易に行うことができる。
【0083】また、請求項5記載の発明によれば、搬出
手段により搬送される長物農産物を、必要に応じ方向転
換装置の作動によってその向きを変更することができ、
例えば搬出手段の搬送方向において、長物農産物を全て
同一の向きに設定したり、あるいは所定の組み合わせの
向きに設定し得る等、種々の箱詰め形態に対応すること
ができて、箱詰め作業を一層容易に行うことができる。
【0084】また、請求項6記載の発明によれば、向き
の揃えられた長物農産物が載せられたパレットの向きを
向き識別手段で識別し、その識別結果に基づいてパレッ
トの向きを方向転換装置で変更し得るため、搬送コンベ
ア上で必要とする長物農産物の向きを容易に得ることが
でき、例えばこの長物農産物を所定の向きで箱詰めする
ことができる等、箱詰め作業の作業効率を向上させるこ
とができる。
【0085】また、請求項7記載の発明によれば、搬送
コンベアに沿って設けた検知部で、長物農産物の向きに
応じて搬送されてくるパレットの記憶部の状態を検知す
ることにより、パレット上の長物農産物の向きを識別す
ることができ、必要に応じてそのパレットを180度確
実に回転させ、搬送コンベア上の長物農産物の向きを所
定の向きに確実かつ容易に変更することができる。
【0086】また、請求項8記載の発明によれば、パレ
ットに設けられるパレット識別標識からパレット個々の
固有情報としての識別標識検出情報が得られ、この検出
情報と長物農産物の向き情報とにより、パレットの長物
農産物の向きを識別することができて、パレットの向き
の検出精度を向上させることができる。
【0087】また、請求項9記載の発明によれば、選別
コンベア上に向きにこだわるこなく供給された長物農産
物が、仕分区分及びその向きに応じて自動的に仕分けさ
れて箱詰めされ、選別作業の略完全自動化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる長物農産物の選別装置の一例を
示す概略平面図
【図2】同その一つの仕分区分を示す平面図
【図3】同図2の正面図
【図4】同搬出コンベア及び搬入コンベアの動作説明図
【図5】同図4と同様の動作説明図
【図6】同制御装置の接続状態を示すブロック図
【図7】同その動作を示すフローチャート
【図8】箱詰め状態の他の例を示す説明図
【図9】その動作を示すフローチャート
【図10】本発明に係わる長物農産物の選別装置の他の
実施例を示す概略平面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・選別装置 2・・・・・・・・・選別コンベア 3・・・・・・・・・判定装置 4・・・・・・・・・排出部 5・・・・・・・・・パレット搬出装置 6・・・・・・・・・貯留装置 7・・・・・・・・・パレット 8・・・・・・・・・方向転換装置 9・・・・・・・・・箱詰装置 11・・・・・・・・搬出コンベア 12・・・・・・・・搬入コンベア 14・・・・・・・・パレット載台 15・・・・・・・・磁気検出センサ 16・・・・・・・・着磁器 17・・・・・・・・磁性体 18・・・・・・・・脱磁器 19・・・・・・・・搬送コンベア 25・・・・・・・・端部揃え装置 27・・・・・・・・パレット回転板 28・・・・・・・・ストッパ 29・・・・・・・・傾動板 34・・・・・・・・箱支持装置 37・・・・・・・・製品搬送コンベア 38・・・・・・・・空箱降下装置 42・・・・・・・・制御装置 45・・・・・・・・CPU 50・・・・・・・・カウンタ 51・・・・・・・・選別装置 52・・・・・・・・180度カーブコンベア 53a、53b・・・排出作動装置 54a、54b・・・引出コンベア W・・・・・・・・・長物農産物 S1〜Sn・・・・・仕分区分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長物農産物をその長手方向が搬送方向と略
    直交する横向きにして搬送する選別コンベアと、該選別
    コンベア上の長物農産物の仕分区分及び向きを判定する
    判定手段と、前記選別コンベアの搬送路に沿って長物農
    産物の仕分区分にそれぞれ対応して設けられ該仕分区分
    毎に長物農産物をその向きに応じて排出するように作動
    する一対の排出部と、該一対の排出部にそれぞれ対応し
    て設けられ各排出部から排出された長物農産物をそれぞ
    れ所定方向に搬送する搬出手段と、前記判定手段の判定
    結果に基づいて前記排出部を作動させる仕分制御手段
    と、を具備することを特徴とする長物農産物の選別装
    置。
  2. 【請求項2】前記搬出手段は、前記一対の排出部から排
    出された長物農産物を、それぞれ互いに反対方向に搬送
    することを特徴とする請求項1記載の長物農産物の選別
    装置。
  3. 【請求項3】前記搬出手段は、前記一対の排出部から排
    出された長物農産物を、それぞれ互いに同一方向に搬送
    することを特徴とする請求項1記載の長物農産物の選別
    装置。
  4. 【請求項4】前記一対の排出部にそれぞれ対応して設け
    られた搬出手段のうちの一方の搬出手段の終端側と他方
    の搬出手段の始端側とを、180度カーブコンベアで接
    続したことを特徴とする請求項2記載の長物農産物の選
    別装置。
  5. 【請求項5】前記搬出手段に、長物農産物の向きを18
    0度転向させる方向転換装置が設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の長物農産
    物の選別装置。
  6. 【請求項6】長物農産物をその長手方向が搬送方向と略
    直交する横向きにして搬送する選別コンベアと、該選別
    コンベア上の長物農産物の仕分区分及び向きを判定する
    判定手段と、前記選別コンベアの搬送路に沿って長物農
    産物の仕分区分にそれぞれ対応して設けられ該仕分区分
    毎に長物農産物をその向きに応じて排出するように作動
    する一対の排出部と、前記判定手段の判定結果に基づい
    て所定の仕分区分別向き別の排出部を作動させる仕分制
    御手段と、前記一対の排出部にそれぞれ対応して設けら
    れ該排出部の下方に該排出部で排出された長物農産物を
    載置するためのパレットを供給すると共に、長物農産物
    が載せられたパレットを所定方向に送り出す一対のパレ
    ット搬出装置と、該一対のパレット搬出装置で送り出さ
    れる長物農産物入りのパレットを合流させて搬送する搬
    送コンベアと、該搬送コンベアで搬送されるパレット上
    の長物農産物の向きをパレット個々に識別する向き識別
    手段と、前記搬送コンベアの所定位置に設けられ搬送さ
    れてくるパレットを前記向き識別手段の識別結果に基づ
    いて水平方向に180度回転させる方向転換装置と、を
    具備することを特徴とする長物農産物の選別装置。
  7. 【請求項7】前記向き識別手段が、パレットに設けられ
    該パレット上の長物農産物の向きを示す固有情報が記憶
    された記憶部と、該記憶部に記憶された固有情報を検知
    する検知部とを有することを特徴とする請求項6記載の
    長物農産物の選別装置。
  8. 【請求項8】前記向き識別手段が、パレットに設けられ
    たパレット識別標識を検出するパレット識別標識検出手
    段の検出情報と、当該パレット内の長物農産物の向き情
    報とに基づいて長物農産物の向きをパレット個々に識別
    するものであることを特徴とする請求項6記載の長物農
    産物の選別装置。
  9. 【請求項9】前記搬送コンベアが、その下流側に箱詰め
    ロボットを有し、搬送コンベアで搬送されてくる長物農
    産物が箱詰めロボットによって箱詰めされることを特徴
    とする請求項6ないし8のいずれかに記載の長物農産物
    の選別装置。
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