JP5823308B2 - 重量選別機 - Google Patents

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本発明は、被計量物をその重量に応じたランクに選別する重量選別機に関する。
農水産物等の物品である被計量物は、例えば、その重量に応じたランクに選別され、同じランクのものが箱詰めあるいは袋詰めされることがある。このように、被計量物をその重量に応じたランクに選別する際に、重量選別機が使用されている。
従来の重量選別機では、例えば、被計量物を一方向へ搬送する計量コンベアと、計量コンベア上の被計量物の重量を計量する計量手段と、計量コンベアの下流側において計量手段で計量された被計量物の重量に応じて被計量物をランク別に振り分ける振分け装置とを備えている。
また、特許文献1には、その第3図及び第4図に、計量コンベア上において被計量物の重量が計量され、その重量に基づいて正量品と不正量品とを判別し、計量コンベアの搬送方向を切り替えることによって正量品と不正量品とを振分けてそれぞれ異なる搬送コンベアへ搬出させるようにした構成の装置が記載されている。
特開平1−297184号公報
上記従来の重量選別機及び特許文献1に記載の装置では、被計量物を1個ずつ計量し選別する構成であり、処理能力の向上を図ることが困難である。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、処理能力の向上を図ることができる重量選別機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の第1形態(aspect)に係る重量選別機は、搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を一方向へ搬送する複数の計量コンベアと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1及び第2の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1及び第2のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させるように前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段とを備え、前記計量待機コンベア制御手段は、前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成されている。
この構成によれば、被計量物を第1及び第2の2つのランクに選別することができ、複数の計量コンベアが設けられていることにより、計量コンベア上の複数の被計量物のランクを短時間の間に判別することができ、計量コンベアの一端から同一ランクの被計量物を複数個同時に搬出することができる。そのため、大幅に処理能力の向上を図ることができる。
また、各計量コンベアと第1の排出コンベアとの間に、第1の待機コンベアが設けられていることにより、計量コンベアから第1の排出コンベアへ例えば第1のランク(第2のランク)の被計量物を排出するときに、計量コンベア上の第2のランク(第1のランク)の被計量物を第1の待機コンベアへ搬出してそこで保持させることができる。そのため、計量コンベアから被計量物を排出したときに空になる計量コンベアの個数を多くすることができる。すなわち、新たに被計量物が供給される計量コンベアの個数が多くなり、処理能力の向上をより図ることができる。
また、複数の計量コンベアの一端から搬出された被計量物は単一の第1の排出コンベアで外部へ搬送されるため、装置のコンパクト化を図ることができる。
本発明の第2形態に係る重量選別機は、搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を搬送方向を2方向に切り替えて搬送する複数の計量コンベアと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1ないし第3の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1ないし第3のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させ、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物を前記計量コンベアの他端から排出させるように、前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段とを備え、前記計量待機コンベア制御手段は、前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成されている。
この構成によれば、被計量物を第1〜第3の3つのランクに選別することができ、複数の計量コンベアが設けられていることにより、計量コンベア上の複数の被計量物のランクを短時間の間に判別することができ、計量コンベアの一端及び他端の各々から同一ランクの被計量物を複数個同時に搬出することができる。そのため、大幅に処理能力の向上を図ることができる。
また、第1の待機コンベアが設けられていることにより、第1形態に係る重量選別機の場合と同様の効果が得られる。また、複数の計量コンベアの一端から搬出された被計量物は単一の第1の排出コンベアで外部へ搬送されるため、装置のコンパクト化を図ることができる。
また、第2形態に係る重量選別機において、各々の前記計量コンベアによって搬送されてその他端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第2の排出コンベアをさらに備えていてもよい。
この構成によれば、複数の計量コンベアの他端から排出される被計量物は単一の第2の排出コンベアによって外部へ搬送されるため、装置のコンパクト化を図ることができる。
本発明の第3形態に係る重量選別機は、搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を2方向に切り替えて搬送する複数の計量コンベアと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、各々の前記計量コンベアによって搬送されてその他端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第2の排出コンベアと、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1ないし第4の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1ないし第4のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させ、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記計量コンベアの他端から排出させるように、前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段と、前記計量コンベアから供給される第3のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの一端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第3方向へ搬送動作させ、前記計量コンベアから供給される第4のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの他端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第4方向へ搬送動作させる第2の排出コンベア制御手段とを備え、前記計量待機コンベア制御手段は、前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第2の排出コンベア上を第4のランクの被計量物が搬送されていないときに前記計量コンベアの他端から第3のランクの被計量物を排出させ、前記第2の排出コンベア上を第3のランクの被計量物が搬送されていないときに前記計量コンベアの他端から第4のランクの被計量物を排出させるように前記計量コンベアの搬送動作を制御するように構成されている。
この構成によれば、被計量物を第1〜第4の4つのランクに選別することができ、複数の計量コンベア及び第1の待機コンベアが設けられていることにより、第2形態に係る重量選別機の場合と同様の効果が得られる。
また、複数の計量コンベアの一端から搬出された被計量物は単一の第1の排出コンベアで外部へ搬送され、複数の計量コンベアの他端から搬出された被計量物は単一の第2の排出コンベアで外部へ搬送されるため、装置のコンパクト化を図ることができる。
また、第3形態に係る重量選別機において、前記計量待機コンベア制御手段は、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物との個数を比較し、個数が多い方のランクの被計量物を優先して前記計量コンベアの他端から前記第2の排出コンベアへ排出させるように構成されていてもよい。
この構成によれば、第3のランクと第4のランクとのうちの個数が多い方の被計量物が計量コンベアから搬出されるので、空になる計量コンベアの個数を多くすることができる。すなわち、新たに被計量物が供給される計量コンベアの個数が多くなり、処理能力の向上を図ることができる。
また、第1〜第3形態に係る重量選別機において、前記計量待機コンベア制御手段は、前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第1のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第2のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成されていてもよい。
この構成によれば、互いに対応する計量コンベアと第1の待機コンベアとの両方に同じランクの被計量物が保持されている場合に、両方の被計量物を同時に第1の排出コンベアへ排出させることにより、処理能力の向上を図ることができる。
また、第1〜第3形態に係る重量選別機において、前記計量待機コンベア制御手段は、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとにおいて、前記第1及び第2のランクのうちのいずれか一方のランクの被計量物が前記計量コンベアに保持され、他方のランクの被計量物が前記第1の待機コンベアに保持されている場合には、前記第1及び第2のランクのうちの前記他方のランクの被計量物を前記第1の排出コンベアへ供給するように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成されていてもよい。
この構成によれば、互いに対応する計量コンベアと第1の待機コンベアとにおいて、第1の排出コンベアへ供給する異なるランクの被計量物が保持されている場合に、異なるランクの被計量物を混在させることなく、第1の排出コンベアへ供給することができるとともに、計量コンベアの被計量物を第1の待機コンベアに保持させることにより計量コンベアを空にして、処理能力の向上を図ることができる。
本発明の第4形態に係る重量選別機は、搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を搬送方向を2方向に切り替えて搬送する複数の計量コンベアと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその他端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第2の待機コンベアと、各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、各々の前記第2の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第2の排出コンベアと、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1ないし第4の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1ないし第4のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させ、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物とを前記計量コンベアの他端から排出させるように、前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させ、前記計量コンベアの他端から排出される第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第2の排出コンベアへ供給するように前記第2の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段と、前記第2の待機コンベアから供給される第3のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの一端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第3方向へ搬送動作させ、前記第2の待機コンベアから供給される第4のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの他端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第4方向へ搬送動作させる第2の排出コンベア制御手段とを備え、前記計量待機コンベア制御手段は、前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第2の排出コンベアに対して前記第3のランクの被計量物を供給するときに、前記第4のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第4のランクの被計量物を前記第2の待機コンベアへ供給して前記第2の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御し、前記第2の排出コンベアに対して前記第4のランクの被計量物を供給するときに、前記第3のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第3のランクの被計量物を前記第2の待機コンベアへ供給して前記第2の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御するように構成されている。
この構成によれば、被計量物を第1〜第4の4つのランクに選別することができ、複数の計量コンベアが設けられていることにより、計量コンベア上の複数の被計量物のランクを短時間の間に判別することができ、計量コンベアの一端及び他端の各々から同一ランクの被計量物を複数個同時に搬出することができる。そのため、大幅に処理能力の向上を図ることができる。
また、各計量コンベアと第1、第2の排出コンベアとの間に、第1、第2の待機コンベアを設けていることにより、計量コンベアから第1の排出コンベアへ例えば第1のランク(第2のランク)の被計量物を排出するときに、計量コンベア上の第2のランク(第1のランク)の被計量物を第1の待機コンベアへ搬出してそこで保持させることができるとともに、計量コンベアから第2の排出コンベアへ例えば第3のランク(第4のランク)の被計量物を排出するときに、計量コンベア上の第4のランク(第3のランク)の被計量物を第2の待機コンベアへ搬出してそこで保持させることができる。そのため、計量コンベアから被計量物を排出したときに空になる計量コンベアの個数を多くすることができる。すなわち、新たに被計量物が供給される計量コンベアの個数が多くなり、処理能力の向上をより図ることができる。
また、複数の計量コンベアの一端から搬出された被計量物は単一の第1の排出コンベアで外部へ搬送され、複数の計量コンベアの他端から搬出された被計量物は単一の第2の排出コンベアで外部へ搬送されるため、装置のコンパクト化を図ることができる。
また、前記計量待機コンベア制御手段は、前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第1のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第2のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、前記第2の排出コンベアに対して前記第3のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第2の待機コンベアとの両方に前記第3のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第2の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御し、前記第2の排出コンベアに対して前記第4のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第2の待機コンベアとの両方に前記第4のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第2の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御するように構成されていてもよい。
この構成によれば、互いに対応する計量コンベアと第1の待機コンベアとの両方に同じランクの被計量物が保持されている場合に、両方の被計量物を同時に第1の排出コンベアへ排出させ、互いに対応する計量コンベアと第2の待機コンベアとの両方に同じランクの被計量物が保持されている場合に、両方の被計量物を同時に第2の排出コンベアへ排出させることにより、処理能力の向上を図ることができる。
また、前記計量待機コンベア制御手段は、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとにおいて、前記第1及び第2のランクのうちのいずれか一方のランクの被計量物が前記計量コンベアに保持され、他方のランクの被計量物が前記第1の待機コンベアに保持されている場合には、前記第1及び第2のランクのうちの前記他方のランクの被計量物を前記第1の排出コンベアへ供給するように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、互いに対応する前記計量コンベアと前記第2の待機コンベアとにおいて、前記第3及び第4のランクのうちのいずれか一方のランクの被計量物が前記計量コンベアに保持され、他方のランクの被計量物が前記第2の待機コンベアに保持されている場合には、前記第3及び第4のランクのうちの前記他方のランクの被計量物を前記第2の排出コンベアへ供給するように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御するように構成されていてもよい。
この構成によれば、互いに対応する計量コンベアと第1の待機コンベアとにおいて、第1の排出コンベアへ供給する異なるランクの被計量物が保持されている場合に、異なるランクの被計量物を混在させることなく、第1の排出コンベアへ供給することができるとともに、計量コンベアの被計量物を第1の待機コンベアに保持させることにより計量コンベアを空にして、処理能力の向上を図ることができる。また、互いに対応する計量コンベアと第2の待機コンベアとにおいて、第2の排出コンベアへ供給する異なるランクの被計量物が保持されている場合に、異なるランクの被計量物を混在させることなく、第2の排出コンベアへ供給することができるとともに、計量コンベアの被計量物を第2の待機コンベアに保持させることにより計量コンベアを空にして、処理能力の向上を図ることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、処理能力の向上を図ることができる重量選別機を提供することができるという効果を奏する。
(a)は本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機を上から見た概略平面図であり、(b)は同重量選別機を側方から見た概略模式図である。 本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機の動作の一例を示すフローチャートである。 (a)〜(f)は、本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機の動作の一例による被計量物の移動を示す平面図である。 本発明の実施形態の第2構成例の重量選別機を上から見た概略平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。また、以下で例示する数値(例えば計量搬送ユニットCwの個数等)は一例であり、その数値に限定されるものではない。
(実施形態)
本実施形態における重量選別機は、以下の各構成例等で示されるように、各々重量センサ2に支持されて平行に配置された複数の計量コンベア1と、各計量コンベア1に対してその少なくとも一端側に配置された複数の待機コンベア(3a、3b)と、待機コンベアから排出される被計量物を外部へ搬送する排出コンベア(13a、13b)と、各計量コンベア1上に保持されている被計量物の重量と複数の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、各計量コンベア1上に保持されている被計量物がいずれのランクに属するか(いずれのランクの被計量物に該当するか)を判別する制御部5とを備えている。主に、第1構成例及びその変形例では、被計量物を4つのランクに選別処理するための構成について述べ、第2構成例では、被計量物を3つのランクに選別処理するための構成について述べ、第3構成例では、被計量物を2つのランクに選別処理するための構成について述べる。
〔第1構成例〕
図1(a)は本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機を上から見た概略平面図であり、図1(b)は同重量選別機を側方から見た概略模式図である。図2は本発明の実施形態の第1構成例の重量選別機の概略構成を示すブロック図である。
本重量選別機は、複数(例えば6個)の計量搬送ユニットCwと、第1、第2の2つの排出コンベア13a、13bと、操作表示器4と、制御部5などを備えている。
複数の計量搬送ユニットCwの各々は、計量コンベア1と、計量コンベア1上の被計量物Pの重量を計量する重量センサ2と、第1、第2の2つの待機コンベア3a、3bとを備えている。重量センサ2は、計量コンベア1を支持するロードセル等によって構成される。各計量コンベア1は、ベルトコンベアによって構成され、搬送方向を、矢印aで示す方向と矢印bで示す方向との2方向に切替可能である。
第1、第2待機コンベア3a、3bは、平面視において、各計量コンベア1の両端側に、機長方向(搬送方向)が計量コンベア1と同じ方向となるように配置されている。この待機コンベア3a、3bの各々は、ベルトコンベアによって構成されている。一方の第1待機コンベア3aは、計量コンベア1の一端側(図中、右側)に配設され、計量コンベア1の一端(右端)から搬出される被計量物Pが供給され、矢印a方向へ被計量物を搬送する。他方の第2待機コンベア3bは、計量コンベア1の他端側(図中、左側)に配設され、計量コンベア1の他端(左端)から搬出される被計量物Pが供給され、矢印b方向へ被計量物を搬送する。
第1、第2排出コンベア13a、13bは、計量コンベア1から第1、第2待機コンベア3a、3bを介して搬出される被計量物Pを外部へ排出するための排出手段であり、各々、ベルトコンベアで構成され、搬送方向を、矢印cで示す方向と矢印dで示す方向とに切替可能である。そして、各排出コンベア13a、13bの両端部には、例えば収納箱21〜24が配置され、排出コンベア13a、13bによって搬送された被計量物Pは、収納箱21〜24に収納される。
第1排出コンベア13aと第2排出コンベア13bとは平行に配設されている。その間に、複数の計量搬送ユニットCwの計量コンベア1及び第1、第2待機コンベア3a、3bがそれぞれ互いに平行にかつ隣接して配設されている。ここで、各計量コンベア1及び第1、第2待機コンベア3a、3bは、その搬送方向(矢印a、bの方向)が第1、第2排出コンベア13a、13bの搬送方向(矢印c、dの方向)と直交するように配置されている。
第1、第2排出コンベア13a、13b及び複数の計量搬送ユニットCwは、架台11上に設置されている。ここでは、架台11上にコンベア設置台12が取り付けられ、コンベア設置台12に計量搬送ユニットCwが設置されている。
そして、図1には示されていないが、図2に示すように、コンベア駆動回路部8a、8b及びA/D変換部9等を有している。
また、各計量コンベア1を支持する重量センサ2によって計量コンベア1上の被計量物Pの重量が計量され、その計量値(アナログ重量信号)は、A/D変換部9でデジタル信号に変換され、制御部5に送られる。
制御部5は、例えばマイクロコントローラ等によって構成され、CPU等からなる演算制御部6と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部7とを有している。記憶部7には、運転用プログラム、動作パラメータのデータ、計量データ等が記憶される。制御部5は、ランク判別手段、計量待機コンベア制御手段、第1、第2の排出コンベア制御手段等として機能する。なお、制御部5は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
制御部5は、演算制御部6が記憶部7に記憶されている運転用プログラムを実行することにより、重量選別機の全体の制御を行う。例えば、各計量コンベア1が取り付けられている重量センサ2によって計測される計量値をA/D変換部9を介してデジタル値として随時取得し、必要であれば記憶部7に記憶する。また、コンベア駆動回路部8aを介して各計量コンベア1及び各待機コンベア3a、3bの駆動動作を制御し、コンベア駆動回路部8bを介して各排出コンベア13a、13bの駆動動作を制御する。また、操作表示器4から信号が入力されるとともに、操作表示器4へ表示するデータ等の信号を出力する。
操作表示器4は、例えばタッチスクリーン式のディスプレイ(表示装置)を備え、このディスプレイの画面上で、重量選別機の運転の開始及び停止等の操作、運転パラメータの設定等を行うことができる。
以上のように構成された本実施形態の第1構成例の重量選別機について、その動作の一例を説明する。図3及び図4は、本実施形態の第1構成例の重量選別機の動作の一例(特に、計量コンベア1、待機コンベア3a、3b及び排出コンベア13a、13bの動作制御等)を示すフローチャートである。この重量選別機の動作は制御部5の処理によって実現される。なお、重量選別機の動作を制御するために必要となる情報等は全て記憶部7に記憶される。被計量物Pは、例えば、農水産物等である。なお、以下の説明では被計量物を示す符号Pを省略する場合がある。
作業者は、搬送停止状態で被計量物が載っていない計量コンベア1に被計量物Pを例えば1個ずつ随時供給する(載せる)作業を行う。すなわち、各計量コンベア1に被計量物Pが手動で供給される。
制御部5は、A/D変換部9から一定時間間隔で各重量センサ2の計量値を取得し、重量センサ2の計量値に基づいて計量コンベア1上の被計量物Pの重量値を認識し、ランク判別処理を行う。
ここで、ランク判別処理について説明しておく。制御部5は、各重量センサ2によって計量された被計量物Pの重量値を認識(取得)すると、即座にその被計量物Pが、予め設定されている複数のランクのうちのいずれのランクに属するか(いずれのランクの被計量物に該当するか)を判別する。ここでは、S(小)品、M(中)品、L(大)品の3つの規格品のランクと、これらの規格品以外である規格外品のランクとからなる4つのランクが設定されている。例えば、各ランクの重量範囲を定める境界値(境界の重量値)が、小さい方から順に、W1、W2、W3、W4に設定され、S品の重量範囲がW1以上、W2未満の範囲に設定され、M品の重量範囲がW2以上、W3未満の範囲に設定され、L品の重量範囲がW3以上、W4以下の範囲に設定され、規格外品の重量範囲がW1未満の範囲及びW4を超える範囲に設定されている。これらのランクの個数と各ランクの重量範囲は、操作表示器4を用いて設定されている。制御部5は、被計量物Pの重量がいずれのランクの重量範囲に含まれるかを判断して、被計量物Pが属するランクを決定する。
図3及び図4のフローチャートで示される一連の処理は、制御部5によって実行される。なお、以下では、第1、第2排出コンベア13a、13bが矢印c方向を搬送方向として動作することを正転運転と言い、矢印d方向を搬送方向として動作することを逆転運転と言う。また、計量コンベア1が矢印a方向を搬送方向として動作することを正転運転と言い、矢印b方向を搬送方向として動作することを逆転運転と言う。また、ここでは、第1待機コンベア3aは、矢印a方向のみを搬送方向として動作するが、これも正転運転と言い、第2待機コンベア3bは、矢印b方向のみを搬送方向として動作するが、これも逆転運転と言う。また、以下では、計量搬送ユニットCwを、単にユニットCwとも記載する。
図3におけるステップS101と図4におけるステップS101とは、同一の処理であり、ここでは、図3におけるステップS1〜S11の処理と、図4におけるステップS21〜S31の処理とは並列して実行される。
ステップS101では、計量コンベア1上に載置(供給)され、重量値を取得済みの被計量物の個数が所定個数n(nは、計量コンベア1の総数以下の所定値)以上であるか否かを判断し、所定個数n以上になればステップS1及びステップS21の処理へ進む。例えば、所定個数nが計量コンベア1の総数(図1の構成の場合は「6」)と等しい値に設定されている場合には、全ての計量コンベア1に載せられた被計量物の重量値を取得していればステップS1、S21へ進む。なお、作業終了時には、例えば、作業者による操作表示器5の操作によって作業終了の指示信号が制御部5に入力されるように構成されており、作業終了の指示信号が入力された場合には、ステップS101を飛ばして、ステップS1〜S11及びステップS21〜S31の処理が行われ、これにより、全てのユニットCw上の被計量物が排出コンベア13a、13bを介して収納箱21〜24へ収納される。
まず、ステップS1〜S11の処理について説明する。ステップS1では、M品を保持している第1待機コンベア3aが有るか否かを判定し、有ればステップS8へ進み、無ければステップS2へ進む。
ステップS2では、S品を搬出可能なユニットCwが有るか否かを判定する。具体的には、第1待機コンベア3aにS品が保持されているユニットCwと、第1待機コンベア3aが空状態(被計量物を保持していない状態)であって、かつ計量コンベア1にS品が載置されているユニットCwとのうちの、少なくともいずれか一方のユニットCwが有るか否かを判定し、有ればステップS4へ進み、無ければステップS3へ進む。
ステップS3では、M品を搬出可能なユニットCwが有るか否かを判定する。具体的には、ここでは、ステップS1、S2で被計量物(M品、S品)を保持している第1待機コンベア3aが無いことが判明しているので、計量コンベア1にM品が載置されているユニットCwが有るか否かを判定し、有ればステップS8へ進み、無ければステップS101へ戻る。
ステップS4、S5、S7は、S品を外部排出(収納箱21へ収納)するための処理であり、ステップS4では、第1排出コンベア13aに正転運転を開始させる。
続いて、ステップS5では、S品を搬出可能なユニットCwからS品を第1排出コンベア13aへ搬出させる。具体的には、計量コンベア1にS品が載置され、第1待機コンベア3aがS品保持状態または空状態(被計量物を保持していない状態)であるユニットCwの計量コンベア1及び第1待機コンベア3aを正転運転させるとともに、計量コンベア1にS品は載置されていないが、第1待機コンベア3aにS品が保持されているユニットCwの第1待機コンベア3aを正転運転させる。ここで、計量コンベア1の正転運転は、第1の所定時間の間あるいは第1の所定の搬送距離だけ行われて停止され、これにより、計量コンベア1上のS品を第1待機コンベア3aへ搬出させる。また、第1待機コンベア3aの正転運転は、第2の所定時間の間あるいは第2の所定の搬送距離だけ行われて停止され、これにより、第1待機コンベア3aに保持されていたS品及び計量コンベア1から新たに受け取ったS品を第1排出コンベア13aへ搬出させる。第1排出コンベア13aへ搬出されたS品は、第1排出コンベア13aの正転運転によってS品の収納箱21へ搬送される。
次に、ステップS6では、M品が載置されている計量コンベア1を正転運転させ、M品を第1待機コンベア3aへ搬出させる。これにより、第1待機コンベア3aにM品が供給されて保持される。このとき、第1待機コンベア3aの例えば略中央でM品が保持されるように第1待機コンベア3aを少しだけ正転運転させるようにしてもよい。なお、M品が載置されている計量コンベア1が無い場合には、ステップS6の処理を行わずに次のステップS7へ進む。
次のステップS7では、第1排出コンベア13aの正転運転を停止させる。制御部5では、ステップS4で第1排出コンベア13aに正転運転を開始させてからの経過時間を計測し、第3の所定時間経過すると、第1排出コンベア13aを停止させる。ここで、第3の所定時間は、第1排出コンベア13aに正転運転を開始させてから、ステップS5によって第1排出コンベア13aへ搬出されたS品が第1排出コンベア13aの搬送動作によって収納箱21へ搬出されるまでに要する時間として予め定められている。
ステップS8、S9、S11は、M品を外部排出(収納箱22へ収納)するための処理であり、ステップS8では、第1排出コンベア13aに逆転運転を開始させる。
続いて、ステップS9では、M品を搬出可能なユニットCwからM品を第1排出コンベア13aへ搬出させる。具体的には、計量コンベア1にM品が載置され、第1待機コンベア3aがM品保持状態または空状態(被計量物を保持していない状態)であるユニットCwの計量コンベア1及び第1待機コンベア3aを正転運転させるとともに、計量コンベア1にM品は載置されていないが、第1待機コンベア3aにM品が保持されているユニットCwの第1待機コンベア3aを正転運転させる。ここで、計量コンベア1及び第1待機コンベア3aの正転運転は、ステップS5の場合と同様にして行われ、計量コンベア1上のM品及び第1待機コンベア3a上のM品が第1排出コンベア13aへ搬出され、第1排出コンベア13aへ搬出されたM品は、第1排出コンベア13aの逆転運転によってM品の収納箱22へ搬送される。
次に、ステップS10では、S品が載置されている計量コンベア1を正転運転させ、S品を第1待機コンベア3aへ搬出させる。これにより、第1待機コンベア3aにS品が供給されて保持される。このとき、第1待機コンベア3aの例えば略中央でS品が保持されるように第1待機コンベア3aを少しだけ正転運転させるようにしてもよい。なお、S品が載置されている計量コンベア1が無い場合には、ステップS10の処理を行わずに次のステップS11へ進む。
次のステップS11では、第1排出コンベア13aの逆転運転を停止させる。制御部5では、ステップS8で第1排出コンベア13aに逆転運転を開始させてからの経過時間を計測し、第4の所定時間経過すると、第1排出コンベア13aを停止させる。ここで、第4の所定時間は、第1排出コンベア13aに逆転運転を開始させてから、ステップS9によって第1排出コンベア13aへ搬出されたM品が第1排出コンベア13aの搬送動作によって収納箱22へ搬出されるまでに要する時間として予め定められている。
上述した図3におけるステップS1〜S11の処理は、各ユニットCwからS品及びM品を搬出してそれぞれの収納箱21,22へ搬送するための処理である。
一方、図4におけるステップS21〜S31の処理は、各ユニットCwからL品及び規格外品を搬出してそれぞれの収納箱23,24へ搬送するための処理である。このステップS21〜S31とステップS1〜S11とはそれぞれ対応し、ステップS21〜S31の処理については、前述のステップS1〜S11の処理の説明において、「S品」を「L品」に、「M品」を「規格外品」に、「第1排出コンベア13a」を「第2排出コンベア13b」に、「第1待機コンベア3a」を「第2待機コンベア3b」に、計量コンベア1及び第1待機コンベア3aの「正転運転」を計量コンベア1及び第2待機コンベア3bの「逆転運転」に、「収納箱21」を「収納箱23」に、「収納箱22」を「収納箱24」に、それぞれ置き換えることで説明することができるので、詳細は省略する。
図5(a)〜(f)は、この第1構成例の重量選別機の動作の一例による被計量物の移動を示す平面図である。なお、図5(a)〜(f)において、円の中に「S」の文字が記載された被計量物PはS品を示し、円の中に「M」の文字が記載された被計量物PはM品を示し、円の中に「L」の文字が記載された被計量物PはL品を示し、円の中に「外」の文字が記載された被計量物Pは規格外品を示す。
ここでは、ステップS101における所定個数n=6とする。すなわち、6個全ての計量コンベア1に被計量物が載置されると、ステップS1〜S11の処理とステップS21〜S31の処理とが並列的に行われる。
例えば、運転開始時等に、図5(a)に示されるように、各計量コンベア1に被計量物Pが載置された場合には、次に図5(b)に示されるように、ステップS5によって計量コンベア1上のS品が第1待機コンベア3aを介して正転運転中の第1排出コンベア13aへ搬出され、ステップS25によって計量コンベア1上のL品が第2待機コンベア3bを介して正転運転中の第2排出コンベア13bへ搬出される。また、ステップS6によって計量コンベア1上のM品が第1待機コンベア3aへ搬出され、第1待機コンベア3a上で保持される。また、ここでは、規格外品が載置されている計量コンベア1が無かったので、ステップS26の処理は行われない。第1、第2排出コンベア13a、13bはS品、L品を外部排出後に停止される。
次に、図5(c)に示されるように、各計量コンベア1に被計量物Pが載置された場合には、次に図5(d)に示されるように、ステップS9によって計量コンベア1上のM品及び第1待機コンベア3a上のM品が、逆転運転中の第1排出コンベア13aへ搬出され、ステップS25によって計量コンベア1上のL品が第2待機コンベア3bを介して正転運転中の第2排出コンベア13bへ搬出される。また、ステップS10によって計量コンベア1上のS品が第1待機コンベア3aへ搬出され、第1待機コンベア3a上で保持される。また、ステップS26によって計量コンベア1上の規格外品が第2待機コンベア3bへ搬出され、第2待機コンベア3b上で保持される。第1、第2排出コンベア13a、13bはM品、L品を外部排出後に停止される。
次に、図5(e)に示されるように、各計量コンベア1に被計量物Pが載置された場合には、次に図5(f)に示されるように、ステップS5によって計量コンベア1上のS品及び第1待機コンベア3a上のS品が、正転運転中の第1排出コンベア13aへ搬出され、ステップS29によって計量コンベア1上の規格外品及び第2待機コンベア3b上の規格外品が逆転運転中の第2排出コンベア13bへ搬出される。また、ステップS6によって計量コンベア1上のM品が第1待機コンベア3aへ搬出され、第1待機コンベア3a上で保持される。また、ステップS30によって計量コンベア1上のL品が第2待機コンベア3bへ搬出され、第2待機コンベア3b上で保持される。第1、第2排出コンベア13a、13bはS品、規格外品を外部排出後に停止される。
これ以降も、図3及び図4のフローチャートで示されるように同様の処理が繰り返される。
なお、上記の動作例では、被計量物を排出するたびに、第1、第2排出コンベア13a、13bを停止させるようにしたが、これに限られない。例えば、第1、第2排出コンベア13a、13bの各々について、被計量物の排出が終了するまでに、次に排出される被計量物のランクが決定されており、かつ、同じランクの被計量物が排出される場合には、搬送動作を継続させるようにしてもよい。
また、全ての第1待機コンベア3a上に被計量物が保持されていない場合には、計量コンベア1上に載置されているS品とM品との個数を比較し、個数が多い方の被計量物を優先して計量コンベア1から第1排出コンベア13aへ搬出させるようにしてもよい。同様に、全ての第2待機コンベア3b上に被計量物が保持されていない場合には、計量コンベア1上に載置されているL品と規格外品との個数を比較し、個数が多い方の被計量物を優先して計量コンベア1から第2排出コンベア13bへ搬出させるようにしてもよい。
本構成例の場合、複数の計量コンベア1を設けていることにより、複数の被計量物がいずれのランクに属するかを短時間の間に判別することができ、計量コンベア1の一端及び他端の各々から同一ランクの被計量物を複数個同時に搬出することができる。そのため、大幅に処理能力の向上を図ることができる。
また、各計量コンベア1と第1、第2排出コンベア13a、13bとの間に、第1、第2待機コンベア3a、3bを設けていることにより、計量コンベア1から第1排出コンベア13aへ例えばS品(M品)を排出するときに、計量コンベア1上のM品(S品)を第1待機コンベア3aへ搬出してそこで保持させることができるとともに、計量コンベア1から第2排出コンベア13bへ例えばL品(規格外品)を排出するときに、計量コンベア1上の規格外品(L品)を第2待機コンベア3bへ搬出してそこで保持させることができる。そのため、計量コンベア1から被計量物を排出したときに空になる計量コンベア1の個数を多くすることができる(上記動作例の場合には、全ての計量コンベア1が空になる)。すなわち、新たに被計量物が供給される計量コンベア1の個数が多くなり、処理能力の向上をより図ることができる。
また、複数の計量搬送ユニットCwの両端側に第1、第2排出コンベア13a、13bを配置している。すなわち、複数の計量搬送ユニットCwから排出されるS品及びM品を単一の第1排出コンベア13aによって外部へ搬送し、複数の計量搬送ユニットCwから排出されるL品及び規格外品を単一の第2排出コンベア13bによって外部へ搬送するように構成することにより、装置のコンパクト化を図ることができる。
なお、この第1構成例では、複数の計量搬送ユニットCwを1列に配置しているが、複数列(例えば2列)に配置した構成も可能である。例えば、第2排出コンベア13bの左側に、それと平行に第3排出コンベアを設け、この第3排出コンベアと第2排出コンベア13bとの間にも、複数のユニットCwを配置してもよい。この場合、例えば、第3排出コンベアは、第1排出コンベア13aと同様、その正転運転によってS品を搬送し、逆転運転によってM品を搬送するようにしてもよい。
〔変形例〕
ここで説明する変形例では、第1構成例において、第2待機コンベア3bを無くして、各計量コンベア1上のL品及び規格外品の被計量物Pが直接第2排出コンベア13bへ搬出されるように、第2排出コンベア13bが配設された構成とする。この場合の各コンベア(1、3a、13a、13b)のレイアウトは、例えば、後述の図6の場合と同様になる。
この変形例の場合、制御部5は、S品、M品が載置されている計量コンベア1及び第1排出コンベア13aに対しては、図3に示すフローチャートと同等の処理によって動作させればよい。これにより、S品は収納箱21へ排出され、M品は収納箱22へ排出される。
また、この場合、L品と規格外品とを計量コンベア1から同時に第2排出コンベア13bへ搬出させることはできない。そこで、制御部5は、計量コンベア1から被計量物を搬出させる際には、毎回、計量コンベア1上に載置されているL品の個数と規格外品の個数とを比較し、個数が多い方の被計量物を優先して計量コンベア1から搬出させるようにし、L品を搬出させる場合には第2排出コンベア13bを正転運転させ、規格外品を搬出させる場合には第2排出コンベア13bを逆転運転させる。なお、計量コンベア1上のL品の個数と規格外品の個数とが同数の場合には、いずれか一方(例えば予め決められた方)を搬出させるようにする。
ここで、計量コンベア1上に載置されているL品と規格外品との個数を比較し、個数が多い方の被計量物を優先して計量コンベア1から第2排出コンベア13bへ搬出させることにより、搬出後に空になる計量コンベア1の個数を多くすることができる。すなわち、新たに被計量物が供給される計量コンベア1の個数が多くなり、処理能力の向上を図ることができる。
なお、第1構成例の場合には、毎回、被計量物の搬出後には、全ての計量コンベア1を空にすることができるので処理能力の向上を図る上でより好ましい。しかしながら、例えば、L品と規格外品とのうちのいずれか一方の個数が被計量物全体からみて非常に少ない場合には、この変形例のように構成しても第1構成例に対する処理能力の低下は小さいものとなる。
上記の第1構成例及び変形例では、被計量物を4つのランクに選別する場合について説明したが、2つあるいは3つのランクに選別できるように構成してもよい。例えば、操作表示器4を用いてランクの個数及び各ランクの重量範囲を設定及び変更するようにしてもよい。
〔第2構成例〕
図6は本発明の実施形態の第2構成例の重量選別機を上から見た概略平面図である。
この第2構成例の重量選別機は、前述の第1構成例において、各計量搬送ユニットCwにおいて、待機コンベアが1つだけ備えられた構成であり、ここでは、計量コンベア1の一端側に配設される第1待機コンベア3aのみが備えられている。そして、各計量コンベア1の逆転運転(矢印b方向への搬送動作)によって計量コンベア1から排出される被計量物Pが直接第2排出コンベア13bへ搬出されるように、第2排出コンベア13bが配設されている。すなわち、第1構成例において、第2待機コンベア3bを無くした構成であり、他の構成については、第1構成例と同様である。また、この第2構成例では、被計量物を例えば3つのランクに選別するように構成され、第2排出コンベア13bは一方向へのみ搬送することができればよい。
この第2構成例の重量選別機の動作を説明する。この第2構成例の場合の動作の一例として、被計量物を3つのランクに選別する場合の動作を説明する。ここでは、例えば、軽量品、適量品、過量品の3つのランクが設定されている。例えば、各ランクの重量範囲を定める境界値(境界の重量値)が、小さい方から順に、W11、W12、W13に設定され、軽量品の重量範囲がW11未満の範囲に設定され、適量品の重量範囲がW11以上、W12以下の範囲に設定され、過量品の重量範囲がW12を超える範囲に設定されている。これらのランクの個数と各ランクの重量範囲は、操作表示器4を用いて設定されている。
この場合、計量コンベア1上の被計量物Pが第1待機コンベア3aを介して搬出される第1排出コンベア13aには、正転運転と逆転運転の両方を行わせるようにし、計量コンベア1上の被計量物Pが直接搬出される第2排出コンベア13bには、正転運転と逆転運転のいずれか一方のみを行わせる。例えば、第1排出コンベア13aには軽量品と過量品とを搬送させて、収納箱21に軽量品を収納させ、収納箱22に過量品を収納させる。また、第2排出コンベア13bには適量品を例えば矢印c方向へ搬送させて、収納箱23に適量品を収納させる。
この場合、制御部5は、計量コンベア1上に載置され、重量センサ2によって計量された被計量物Pの重量を認識すると、即座にその被計量物Pが、上記3つのランクのうちのいずれのランクに属するかを判別する。
また、制御部5は、軽量品、過量品が載置されている計量コンベア1及び第1排出コンベア13aに対しては、第1構成例の動作例におけるS品、M品に代えて、過量品、軽量品を搬送させればよく、例えば図3に示すフローチャートと同等の処理によって動作させればよい。これにより、計量コンベア1から排出される軽量品は、第1待機コンベア3aを介して第1排出コンベア13aへ排出され、さらに第1排出コンベア13aの正転運転によって収納箱21へ搬送される。また、計量コンベア1から排出される過量品は、第1待機コンベア3aを介して第1排出コンベア13aへ排出され、さらに第1排出コンベア13aの逆転運転によって収納箱22へ搬送される。
また、制御部5は、第2排出コンベア13bに対しては、例えば常時、正転運転(矢印c方向への搬送動作)を行わせるようにし、適量品が載置されている計量コンベア1に対しては、逆転運転させて適量品を第2排出コンベア13bへ搬出させる。この適量品は第2排出コンベア13bによって収納箱23へ搬送される。
この第2構成例では、第1構成例の場合と同様、複数の計量コンベア1を設けていることにより、複数の被計量物がいずれのランクに属するかを短時間の間に判別することができ、計量コンベア1の一端及び他端の各々から同一ランクの被計量物を複数個同時に搬出することができる。そのため、大幅に処理能力の向上を図ることができる。
また、各計量コンベア1と第1排出コンベア13aとの間に、第1待機コンベア3aを設けていることにより、計量コンベア1から第1排出コンベア13aへ例えば軽量品(過量品)を排出するときに、計量コンベア1上の過量品(軽量品)を第1待機コンベア3aへ搬出してそこで保持させることができる。そのため、計量コンベア1から被計量物を排出したときに空になる計量コンベア1の個数を多くすることができる(上記動作例の場合には、全ての計量コンベア1が空になる)。すなわち、新たに被計量物が供給される計量コンベア1の個数が多くなり、処理能力の向上をより図ることができる。
また、複数の計量搬送ユニットCwの両端側に第1、第2排出コンベア13a、13bを配置している。すなわち、複数の計量搬送ユニットCwから排出される軽量品及び過量品を単一の第1排出コンベア13aによって外部へ搬送し、複数の計量搬送ユニットCwから排出される適量品を単一の第2排出コンベア13bによって外部へ搬送するように構成することにより、装置のコンパクト化を図ることができる。
なお、第2構成例では、ユニットCwを1列に配置しているが、複数列(例えば2列)に配置した構成も可能である。例えば、第2排出コンベア13bの左側に、それと平行に第3排出コンベアを設け、この第3排出コンベアと第2排出コンベア13bとの間にも、複数のユニットCwを配置するようにしてもよい。この場合、第2排出コンベア13bの左側のユニットCwを右側のユニットCwと左右対称となるように配置し、例えば、第3排出コンベアは、第1排出コンベア13aと同様、その正転運転によってS品を搬送し、逆転運転によってM品を搬送するようにしてもよい。また、第1排出コンベア13aの右側に、それと平行に第3排出コンベアを設け、この第3排出コンベアと第1排出コンベア13aとの間にも、第1排出コンベア13aの左側のユニットCwと左右対称となるように複数のユニットCwを配置するようにしてもよい。
また、第2構成例において、第2排出コンベア13bに代えて、被計量物を集めるための排出シュート25を設けてもよい。この排出シュート25は、例えば樋状のシュートからなり、その一端25aが他端25bよりも高い位置となるように傾斜させて設けられている。また、この場合、例えば、適量品が収納箱21へ収納され、過量品が収納箱22へ収納され、軽量品が収納箱23へ収納されるように、計量コンベア1、第1待機コンベア3a及び第1排出コンベア13aを動作させる。そして、計量コンベア1の逆転運転によって計量コンベア1から排出された軽量品は、排出シュート25上をその一端25aから他端25bへ向かう方向へ滑落してその他端25bから排出され、収納箱23に収納される。ここで、排出シュート25は、第2排出コンベア13bと同様、被計量物を外部へ排出するための排出手段として機能する。なお、排出シュート25に代えて、細長い容器が設けられてあってもよい。この容器あるいは排出シュート25へ排出される被計量物は、例えば廃棄処分あるいは加工処理される物品であってもよい。
上記の第2構成例では、被計量物を3つのランクに選別する場合について説明したが、2つのランクに選別できるように構成してもよい。例えば、操作表示器4を用いてランクの個数及び各ランクの重量範囲を設定及び変更するようにしてもよい。
〔第3構成例〕
第3構成例の重量選別機は、前述の第2構成例(図6)の重量選別機において、第2排出コンベア13bが設けられていない構成である(なお、排出シュート25も設けられていない)。そして、各計量コンベア1が被計量物Pを矢印a方向へのみ搬送するように構成されている。他の構成については、第2構成例と同様である。また、この第3構成例では、被計量物を2つのランクに選別するように構成されている。以下、図6を参照して説明する。
この第3構成例の重量選別機の動作を説明する。この第3構成例の場合、被計量物を2つのランクに選別するため、ここでは、例えば、適量品と不適量品の2つのランクが設定されている。例えば、各ランクの重量範囲を定める境界値(境界の重量値)が、小さい方から順に、W11、W12、W13に設定され、適量品の重量範囲がW11以上、W12以下の範囲に設定され、不適量品の重量範囲がW11未満の範囲及びW12を超える範囲に設定されている。これらのランクの個数と各ランクの重量範囲は、操作表示器4を用いて設定されている。
ここでは、例えば、収納箱21に適量品を収納し、収納箱22に不適量品を収納する場合の動作について説明する。
この場合、制御部5は、各重量センサ2によって計量された被計量物Pの重量を認識すると、即座にその被計量物Pが、上記2つのランクのうちのいずれのランクに属するかを判別する。そして、制御部5は、適量品、不適量品が載置されている計量コンベア1及び排出コンベア13aに対しては、第1構成例の動作例におけるS品、M品に代えて、適量品、不適量品を搬送させればよく、例えば図3に示すフローチャートと同等の処理によって動作させればよい。これにより、計量コンベア1から排出される適量品は、第1待機コンベア3aを介して第1排出コンベア13aへ排出され、さらに第1排出コンベア13aの正転運転によって収納箱21へ搬送される。また、計量コンベア1から排出される不適量品は、第1待機コンベア3aを介して第1排出コンベア13aへ排出され、さらに第1排出コンベア13aの逆転運転によって収納箱22へ搬送される。
この第3構成例の場合も、複数の計量コンベア1を設けていることにより、複数の被計量物がいずれのランクに属するかを短時間の間に判別することができ、計量コンベア1から同一ランクの被計量物を複数個同時に排出することができる。そのため、大幅に処理能力の向上を図ることができる。
また、第2構成例の場合と同様、各計量コンベア1と第1排出コンベア13aとの間に、第1待機コンベア3aを設けていることにより、計量コンベア1から被計量物を排出したときに空になる計量コンベア1の個数を多くすることができ(上記動作例の場合には、全ての計量コンベア1が空になる)、新たに被計量物が供給される計量コンベア1の個数が多くなり、処理能力の向上をより図ることができる。また、複数の計量搬送ユニットCwから排出される被計量物(適量品及び不適量品)を単一の第1排出コンベア13aによって外部へ搬送するように構成することにより、装置のコンパクト化を図ることができる。
この第3構成例において、2つのランク(ここでは、第1、第2ランクとする)の設定方法を次のようにしてもよい。例えば、第1ランクと第2ランクの重量範囲を定める境界値が、W21の1つだけ設定され、第1ランクの重量範囲がW21以上の範囲に設定され、第2ランクの重量範囲がW21未満の範囲に設定される。この場合、被計量物は第1ランクの品(重い物)と第2ランクの品(軽い物)とに選別される。
なお、第3構成例では、排出コンベアとして設けられている単一の第1排出コンベア13aの一方側にのみ、複数のユニットCw(待機コンベア3a及び計量コンベア1)が設けられた構成であるが、第1排出コンベア13aの両側(一方側と他方側)に、第1排出コンベア13aを挟んで対称となるように複数のユニットCwが配設された構成としてもよい。この場合でも、計量コンベア1上の被計量物Pは待機コンベア3aを介して第1排出コンベア13aへ搬出されるように構成するため、第1排出コンベア13aの一方側と他方側との待機コンベア3a及び計量コンベア1の搬送方向は逆になる。
なお、本実施形態では、計量コンベア1、待機コンベア(3a、3b)及び排出コンベア(13a、13b)に、ベルトコンベアを用いたが、被計量物の種類等によっては、ローラコンベア等を用いてもよい。
また、本実施形態では、計量コンベア1への被計量物の供給を手動で行うようにしたが、自動で行われるよう計量コンベア1への供給装置が設けられてあってもよい。
本発明は、処理能力の向上を図ることができる重量選別機等として有用である。
1 計量コンベア
2 重量センサ
3a、3b 第1、第2待機コンベア
4 操作表示器
5 制御部
13a、13b 第1、第2排出コンベア

Claims (10)

  1. 搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を一方向へ搬送する複数の計量コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、
    各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、
    前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1及び第2の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1及び第2のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、
    前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させるように前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、
    前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段とを備え、
    前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成された、
    重量選別機。
  2. 搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を搬送方向を2方向に切り替えて搬送する複数の計量コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、
    各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、
    前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1ないし第3の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1ないし第3のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、
    前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させ、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物を前記計量コンベアの他端から排出させるように、前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、
    前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段とを備え、
    前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成された、
    重量選別機。
  3. 各々の前記計量コンベアによって搬送されてその他端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第2の排出コンベアをさらに備えた、
    請求項2に記載の重量選別機。
  4. 搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を2方向に切り替えて搬送する複数の計量コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、
    各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、
    各々の前記計量コンベアによって搬送されてその他端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第2の排出コンベアと、
    前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1ないし第4の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1ないし第4のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、
    前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させ、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記計量コンベアの他端から排出させるように、前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、
    前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段と、
    前記計量コンベアから供給される第3のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの一端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第3方向へ搬送動作させ、前記計量コンベアから供給される第4のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの他端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第4方向へ搬送動作させる第2の排出コンベア制御手段とを備え、
    前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第2の排出コンベア上を第4のランクの被計量物が搬送されていないときに前記計量コンベアの他端から第3のランクの被計量物を排出させ、前記第2の排出コンベア上を第3のランクの被計量物が搬送されていないときに前記計量コンベアの他端から第4のランクの被計量物を排出させるように前記計量コンベアの搬送動作を制御するように構成された、
    重量選別機。
  5. 前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物との個数を比較し、個数が多い方のランクの被計量物を優先して前記計量コンベアの他端から前記第2の排出コンベアへ排出させるように構成された、
    請求項4に記載の重量選別機。
  6. 前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第1のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第2のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成された、
    請求項1〜5のいずれかに記載の重量選別機。
  7. 前記計量待機コンベア制御手段は、
    互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとにおいて、前記第1及び第2のランクのうちのいずれか一方のランクの被計量物が前記計量コンベアに保持され、他方のランクの被計量物が前記第1の待機コンベアに保持されている場合には、前記第1及び第2のランクのうちの前記他方のランクの被計量物を前記第1の排出コンベアへ供給するように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御するように構成された、
    請求項1〜5のいずれかに記載の重量選別機。
  8. 搬送停止状態のときに供給される被計量物を一時保持し、保持した被計量物を搬送方向を2方向に切り替えて搬送する複数の計量コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量を計量する複数の重量センサと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその一端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第1の待機コンベアと、
    各々、前記計量コンベアに対応して設けられ、前記計量コンベアによって搬送されてその他端から排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して排出する第2の待機コンベアと、
    各々の前記第1の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第1の排出コンベアと、
    各々の前記第2の待機コンベアから排出される被計量物が供給され、供給される被計量物を搬送して外部へ排出する第2の排出コンベアと、
    前記計量コンベアに保持されている被計量物の重量と第1ないし第4の各ランクに対して予め定められた重量範囲とに基づいて、前記計量コンベアに保持されている被計量物が第1ないし第4のランクのうちのいずれのランクの被計量物に該当するかを判別するランク判別手段と、
    前記ランク判別手段の判別結果に基づいて、前記計量コンベアに保持されている第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを前記計量コンベアの一端から排出させ、前記計量コンベアに保持されている第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物とを前記計量コンベアの他端から排出させるように、前記計量コンベアを搬送動作させるとともに、前記計量コンベアの一端から排出される第1のランクの被計量物と第2のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第1の排出コンベアへ供給するように前記第1の待機コンベアを搬送動作させ、前記計量コンベアの他端から排出される第3のランクの被計量物と第4のランクの被計量物とを異なるタイミングで前記第2の排出コンベアへ供給するように前記第2の待機コンベアを搬送動作させる計量待機コンベア制御手段と、
    前記第1の待機コンベアから供給される第1のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの一端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第1方向へ搬送動作させ、前記第1の待機コンベアから供給される第2のランクの被計量物が前記第1の排出コンベアの他端から排出されるように前記第1の排出コンベアを第2方向へ搬送動作させる第1の排出コンベア制御手段と、
    前記第2の待機コンベアから供給される第3のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの一端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第3方向へ搬送動作させ、前記第2の待機コンベアから供給される第4のランクの被計量物が前記第2の排出コンベアの他端から排出されるように前記第2の排出コンベアを第4方向へ搬送動作させる第2の排出コンベア制御手段とを備え、
    前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、前記第2のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第2のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、前記第1のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第1のランクの被計量物を前記第1の待機コンベアへ供給して前記第1の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第2の排出コンベアに対して前記第3のランクの被計量物を供給するときに、前記第4のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第4のランクの被計量物を前記第2の待機コンベアへ供給して前記第2の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御し、
    前記第2の排出コンベアに対して前記第4のランクの被計量物を供給するときに、前記第3のランクの被計量物が供給されている前記計量コンベアが有る場合には前記計量コンベア上の前記第3のランクの被計量物を前記第2の待機コンベアへ供給して前記第2の待機コンベア上で保持させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御するように構成された、
    重量選別機。
  9. 前記計量待機コンベア制御手段は、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第1のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第1のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第1の排出コンベアに対して前記第2のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとの両方に前記第2のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第1の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    前記第2の排出コンベアに対して前記第3のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第2の待機コンベアとの両方に前記第3のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第2の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御し、
    前記第2の排出コンベアに対して前記第4のランクの被計量物を供給するときに、互いに対応する前記計量コンベアと前記第2の待機コンベアとの両方に前記第4のランクの被計量物が保持されている場合には、前記両方に保持されている被計量物を前記第2の排出コンベアへ排出させるように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御するように構成された、
    請求項8に記載の重量選別機。
  10. 前記計量待機コンベア制御手段は、
    互いに対応する前記計量コンベアと前記第1の待機コンベアとにおいて、前記第1及び第2のランクのうちのいずれか一方のランクの被計量物が前記計量コンベアに保持され、他方のランクの被計量物が前記第1の待機コンベアに保持されている場合には、前記第1及び第2のランクのうちの前記他方のランクの被計量物を前記第1の排出コンベアへ供給するように、前記計量コンベア及び前記第1の待機コンベアを制御し、
    互いに対応する前記計量コンベアと前記第2の待機コンベアとにおいて、前記第3及び第4のランクのうちのいずれか一方のランクの被計量物が前記計量コンベアに保持され、他方のランクの被計量物が前記第2の待機コンベアに保持されている場合には、前記第3及び第4のランクのうちの前記他方のランクの被計量物を前記第2の排出コンベアへ供給するように、前記計量コンベア及び前記第2の待機コンベアを制御するように構成された、
    請求項8に記載の重量選別機。
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