JP2002061374A - 化粧出隅材 - Google Patents
化粧出隅材Info
- Publication number
- JP2002061374A JP2002061374A JP2000244737A JP2000244737A JP2002061374A JP 2002061374 A JP2002061374 A JP 2002061374A JP 2000244737 A JP2000244737 A JP 2000244737A JP 2000244737 A JP2000244737 A JP 2000244737A JP 2002061374 A JP2002061374 A JP 2002061374A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- corner
- base material
- thickness
- corner material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内装材等の出隅が正確に直角になっていなく
ても、化粧出隅材の施工が容易で、作業性及び仕上がり
性が良好な化粧出隅材を提供すること。 【解決手段】 アルミニウム製の基材1の表面にメラミ
ン化粧材2を貼着してなる化粧出隅材Mにおいて、基材
1の短手方向の両端縁部12,12の厚みt2が、中間
部11の厚みt1より厚く、かつ、基材1の長手方向
で、厚みt1,t2がそれぞれ均一になるように形成す
る。
ても、化粧出隅材の施工が容易で、作業性及び仕上がり
性が良好な化粧出隅材を提供すること。 【解決手段】 アルミニウム製の基材1の表面にメラミ
ン化粧材2を貼着してなる化粧出隅材Mにおいて、基材
1の短手方向の両端縁部12,12の厚みt2が、中間
部11の厚みt1より厚く、かつ、基材1の長手方向
で、厚みt1,t2がそれぞれ均一になるように形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム(本
明細書において、アルミニウム合金を含む。)製の基材
の表面にメラミン化粧材を貼着してなる化粧出隅材に関
し、特に、内装材、壁面等(本明細書において、「内装
材等」という。)の出隅が正確に直角になっていなくて
も対応可能にして、作業性及び仕上がり性が良好な化粧
出隅材を提供するものである。
明細書において、アルミニウム合金を含む。)製の基材
の表面にメラミン化粧材を貼着してなる化粧出隅材に関
し、特に、内装材、壁面等(本明細書において、「内装
材等」という。)の出隅が正確に直角になっていなくて
も対応可能にして、作業性及び仕上がり性が良好な化粧
出隅材を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の内装を構成する内装材等
の出隅の処理方法として、アルミニウム製やステンレス
スチール製のジョイナーや出隅材を用いる方法や、塩化
ビニル樹脂製の化粧出隅材を用いる方法等が用いられて
いた。
の出隅の処理方法として、アルミニウム製やステンレス
スチール製のジョイナーや出隅材を用いる方法や、塩化
ビニル樹脂製の化粧出隅材を用いる方法等が用いられて
いた。
【0003】しかしながら、これらの出隅の処理方法
は、アルミニウム製やステンレススチール製のジョイナ
ーや出隅材を用いる方法の場合は、ジョイナーや出隅材
と化粧パネルの色合い、質感の相違等により、意匠性の
点で問題があり、一方、塩化ビニル樹脂製の化粧出隅材
を用いる方法の場合は、化粧出隅材と化粧パネルの色合
い、質感を同調させにくく、調整に手数やコストを要す
るとともに、化粧出隅材の表面が傷つきやすく、また、
耐熱性に乏しく、化粧パネルに不燃性材料を用いる場合
に、化粧パネルに準じた防火性能を得ることができない
という問題があった。
は、アルミニウム製やステンレススチール製のジョイナ
ーや出隅材を用いる方法の場合は、ジョイナーや出隅材
と化粧パネルの色合い、質感の相違等により、意匠性の
点で問題があり、一方、塩化ビニル樹脂製の化粧出隅材
を用いる方法の場合は、化粧出隅材と化粧パネルの色合
い、質感を同調させにくく、調整に手数やコストを要す
るとともに、化粧出隅材の表面が傷つきやすく、また、
耐熱性に乏しく、化粧パネルに不燃性材料を用いる場合
に、化粧パネルに準じた防火性能を得ることができない
という問題があった。
【0004】また、これらの問題点に対処するものとし
て、アルミニウム製の基材の表面にメラミン化粧材を貼
着するようにした化粧出隅材が提案されている。この化
粧出隅材は、図7に示すように、L字形の断面を有する
長尺のアルミニウム製の棒状体からなる基材10の表面
に、厚さ0.3〜1.0mmのメラミン化粧材20を貼
着したものである。
て、アルミニウム製の基材の表面にメラミン化粧材を貼
着するようにした化粧出隅材が提案されている。この化
粧出隅材は、図7に示すように、L字形の断面を有する
長尺のアルミニウム製の棒状体からなる基材10の表面
に、厚さ0.3〜1.0mmのメラミン化粧材20を貼
着したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この化粧出
隅材は、化粧出隅材を、内装材等の出隅のコーナー部に
貼付することによって、化粧出隅材と化粧パネルの色合
い、質感を容易に同調させることができるとともに、化
粧出隅材の表面が傷つきにくく、また、耐熱性に優れて
いるため、化粧パネルに不燃性材料を用いる場合に、化
粧パネルに準じた防火性能を得ることができるという利
点を有している。しかしながら、その反面、この化粧出
隅材は、メラミン化粧材を貼着する基材10に、略均一
な厚みのL字形の断面を有する長尺のアルミニウム製の
棒状体を用いるようにしているため、この化粧出隅材を
変形させることができず、特に、内装材等の出隅が正確
に直角になっていない場合には、化粧出隅材の施工に手
数を要するとともに、化粧パネルと化粧出隅材との接合
部に段差を生じやすく綺麗に接合することができないと
いう問題があった。
隅材は、化粧出隅材を、内装材等の出隅のコーナー部に
貼付することによって、化粧出隅材と化粧パネルの色合
い、質感を容易に同調させることができるとともに、化
粧出隅材の表面が傷つきにくく、また、耐熱性に優れて
いるため、化粧パネルに不燃性材料を用いる場合に、化
粧パネルに準じた防火性能を得ることができるという利
点を有している。しかしながら、その反面、この化粧出
隅材は、メラミン化粧材を貼着する基材10に、略均一
な厚みのL字形の断面を有する長尺のアルミニウム製の
棒状体を用いるようにしているため、この化粧出隅材を
変形させることができず、特に、内装材等の出隅が正確
に直角になっていない場合には、化粧出隅材の施工に手
数を要するとともに、化粧パネルと化粧出隅材との接合
部に段差を生じやすく綺麗に接合することができないと
いう問題があった。
【0006】本発明は、このL字形の断面を有する長尺
のアルミニウム製の棒状体からなる基材の表面にメラミ
ン化粧材を貼着するようにした化粧出隅材の有する問題
点に鑑み、特に、内装材等の出隅が正確に直角になって
いなくても、化粧出隅材の施工が容易で、作業性及び仕
上がり性が良好な化粧出隅材を提供することを目的とす
る。
のアルミニウム製の棒状体からなる基材の表面にメラミ
ン化粧材を貼着するようにした化粧出隅材の有する問題
点に鑑み、特に、内装材等の出隅が正確に直角になって
いなくても、化粧出隅材の施工が容易で、作業性及び仕
上がり性が良好な化粧出隅材を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の化粧出隅材は、アルミニウム製の基材の表
面にメラミン化粧材を貼着してなる化粧出隅材におい
て、前記基材の短手方向の両端縁部の厚みが、中間部の
厚みより厚く、かつ、基材の長手方向で、厚みがそれぞ
れ均一になるように形成したことを特徴とする。
め、本発明の化粧出隅材は、アルミニウム製の基材の表
面にメラミン化粧材を貼着してなる化粧出隅材におい
て、前記基材の短手方向の両端縁部の厚みが、中間部の
厚みより厚く、かつ、基材の長手方向で、厚みがそれぞ
れ均一になるように形成したことを特徴とする。
【0008】この化粧出隅材は、メラミン化粧材をその
表面に貼着するアルミニウム製の基材の短手方向の両端
縁部の厚みが、中間部の厚みより厚く、かつ、基材の長
手方向で、厚みがそれぞれ均一になるように形成するよ
うにしているので、厚みの薄い中間部において、ある程
度の変形が可能であり、内装材等の出隅が正確に直角に
なっていなくても、化粧出隅材を内装材等の出隅の角度
に合わせて変形させて施工することができるため、作業
性が良好で、化粧板との間に段差を生じない施工ができ
る。
表面に貼着するアルミニウム製の基材の短手方向の両端
縁部の厚みが、中間部の厚みより厚く、かつ、基材の長
手方向で、厚みがそれぞれ均一になるように形成するよ
うにしているので、厚みの薄い中間部において、ある程
度の変形が可能であり、内装材等の出隅が正確に直角に
なっていなくても、化粧出隅材を内装材等の出隅の角度
に合わせて変形させて施工することができるため、作業
性が良好で、化粧板との間に段差を生じない施工ができ
る。
【0009】この場合において、メラミン化粧材の短手
方向の両端縁を折り曲げて、基材の側面側に延びる延出
部を形成し、該延出部を基材の側面に貼着するようにす
ることができる。
方向の両端縁を折り曲げて、基材の側面側に延びる延出
部を形成し、該延出部を基材の側面に貼着するようにす
ることができる。
【0010】これにより、化粧出隅材と化粧パネルの接
合部からアルミニウム製の基材が露出することがなく、
化粧出隅材と化粧パネルの接合部を綺麗に仕上げること
ができる。
合部からアルミニウム製の基材が露出することがなく、
化粧出隅材と化粧パネルの接合部を綺麗に仕上げること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の化粧出隅材の実施
の形態を図面に基づいて説明する。
の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】図1〜図3に、本発明の化粧出隅材の一実
施例を示す。この化粧出隅材Mは、図1に示すように、
アルミニウム製の基材1の表面に、厚さ0.3〜1.0
mm程度のメラミン化粧材2を貼着して形成したもので
ある。
施例を示す。この化粧出隅材Mは、図1に示すように、
アルミニウム製の基材1の表面に、厚さ0.3〜1.0
mm程度のメラミン化粧材2を貼着して形成したもので
ある。
【0013】アルミニウム製の基材1は、引抜成形等の
任意の方法によって製造させるもので、その短手方向の
両端縁部12,12は中実で、その厚みt2が、中間部
11の厚みt1より厚く、かつ、基材1の長手方向で、
厚みがそれぞれ均一になるように(基材1を短手方向に
切断したときの基材1の断面形状が同一となるように)
形成するようにする。これによって、厚みt1を薄く形
成した中間部11の裏面に凹部11aが形成されるよう
にする。なお、この化粧出隅材Mは、特に限定させるも
のではないが、中間部11を挟んで対称に形成すること
が望ましい。
任意の方法によって製造させるもので、その短手方向の
両端縁部12,12は中実で、その厚みt2が、中間部
11の厚みt1より厚く、かつ、基材1の長手方向で、
厚みがそれぞれ均一になるように(基材1を短手方向に
切断したときの基材1の断面形状が同一となるように)
形成するようにする。これによって、厚みt1を薄く形
成した中間部11の裏面に凹部11aが形成されるよう
にする。なお、この化粧出隅材Mは、特に限定させるも
のではないが、中間部11を挟んで対称に形成すること
が望ましい。
【0014】そして、より具体的には、中間部11の厚
みt1は、化粧出隅材Mをこの部分である程度変形させ
ることが可能な0.5〜1.5mm程度に、一方、両端
縁部12,12の厚みt2は、化粧出隅材Mを適用する
化粧パネル5の厚みに合わせて、2.5〜7.0mm程
度に形成するようにする。このように、両端縁部12,
12を中実にし、上記厚みt2にすると、化粧出隅材M
の木口面同士を突き合わせて接着する場合に、この両端
縁部12,12によって、十分な接着面積を確保するこ
とができるものとなる。また、中間部11の短手方向の
長さL1は10〜20mm程度、また、両端縁部12,
12の短手方向の長さL2は4〜15mmの適当な長さ
に形成するようにする。
みt1は、化粧出隅材Mをこの部分である程度変形させ
ることが可能な0.5〜1.5mm程度に、一方、両端
縁部12,12の厚みt2は、化粧出隅材Mを適用する
化粧パネル5の厚みに合わせて、2.5〜7.0mm程
度に形成するようにする。このように、両端縁部12,
12を中実にし、上記厚みt2にすると、化粧出隅材M
の木口面同士を突き合わせて接着する場合に、この両端
縁部12,12によって、十分な接着面積を確保するこ
とができるものとなる。また、中間部11の短手方向の
長さL1は10〜20mm程度、また、両端縁部12,
12の短手方向の長さL2は4〜15mmの適当な長さ
に形成するようにする。
【0015】この化粧出隅材Mは、図2に示すように、
内装材等の下地材3及び隅部下地材4の表面に化粧パネ
ル5,5を接着剤等の固着手段を用いて配設するととも
に、隅部下地材4の隅部に沿って、化粧出隅材Mを接着
剤等の固着手段を用いて配設する。この場合、化粧出隅
材Mは、その両端縁部12,12を接着剤等の固着手段
を用いて隅部下地材4に固着するようにするが、化粧出
隅材Mの両端縁部12,12の短手方向の長さL2が4
〜15mmであるため、隅部下地材4との接着面積を十
分確保することができる。また、隅部下地材4の出隅が
正確に直角になっていなくても、化粧出隅材Mの薄く形
成した中間部11によって、化粧出隅材M自体をある程
度変形させることができるので、隅部下地材4の角度に
合わせることが可能で、化粧出隅材Mと隅部下地材4と
の接着面を面接触させることができるとともに、化粧パ
ネル5との段差をなくすことができるようになる。さら
に、化粧出隅材Mの凹部11aにより、隅部下地材4の
出隅がつぶれていたり、はみ出したりする等の凹凸があ
っても、この凹部11a内に収納されることにより、そ
れらの不都合を解消して施工することができる。そし
て、化粧出隅材Mと化粧パネル5の間の隙間に、コーキ
ング材6を充填するようにする。
内装材等の下地材3及び隅部下地材4の表面に化粧パネ
ル5,5を接着剤等の固着手段を用いて配設するととも
に、隅部下地材4の隅部に沿って、化粧出隅材Mを接着
剤等の固着手段を用いて配設する。この場合、化粧出隅
材Mは、その両端縁部12,12を接着剤等の固着手段
を用いて隅部下地材4に固着するようにするが、化粧出
隅材Mの両端縁部12,12の短手方向の長さL2が4
〜15mmであるため、隅部下地材4との接着面積を十
分確保することができる。また、隅部下地材4の出隅が
正確に直角になっていなくても、化粧出隅材Mの薄く形
成した中間部11によって、化粧出隅材M自体をある程
度変形させることができるので、隅部下地材4の角度に
合わせることが可能で、化粧出隅材Mと隅部下地材4と
の接着面を面接触させることができるとともに、化粧パ
ネル5との段差をなくすことができるようになる。さら
に、化粧出隅材Mの凹部11aにより、隅部下地材4の
出隅がつぶれていたり、はみ出したりする等の凹凸があ
っても、この凹部11a内に収納されることにより、そ
れらの不都合を解消して施工することができる。そし
て、化粧出隅材Mと化粧パネル5の間の隙間に、コーキ
ング材6を充填するようにする。
【0016】ところで、角部等において、化粧出隅材M
同士を接合する場合、化粧出隅材Mの木口面同士を突き
合わせて接着するようにするが、この化粧出隅材Mは、
メラミン化粧材2をその表面に貼着するアルミニウム製
の基材1の短手方向の両端縁部12,12の厚みt2が
厚いので、化粧出隅材Mの木口面同士を突き合わせて接
着しやすくなり、化粧出隅材Mの接合を簡易に行うこと
ができる。
同士を接合する場合、化粧出隅材Mの木口面同士を突き
合わせて接着するようにするが、この化粧出隅材Mは、
メラミン化粧材2をその表面に貼着するアルミニウム製
の基材1の短手方向の両端縁部12,12の厚みt2が
厚いので、化粧出隅材Mの木口面同士を突き合わせて接
着しやすくなり、化粧出隅材Mの接合を簡易に行うこと
ができる。
【0017】なお、角部において、化粧出隅材Mの木口
面同士を突き合わせて接着する場合には、図3に示すよ
うに、化粧出隅材M(基材1及びメラミン化粧材2)を
斜めに切断して、その木口面同士を突き合わせて接着剤
等で接着することにより、アルミニウム製の基材1が露
出せず、化粧出隅材M同士の接合部を綺麗に仕上げるこ
とができるものとなる。
面同士を突き合わせて接着する場合には、図3に示すよ
うに、化粧出隅材M(基材1及びメラミン化粧材2)を
斜めに切断して、その木口面同士を突き合わせて接着剤
等で接着することにより、アルミニウム製の基材1が露
出せず、化粧出隅材M同士の接合部を綺麗に仕上げるこ
とができるものとなる。
【0018】ところで、上記実施例においては、アルミ
ニウム製の基材1の表面にのみメラミン化粧材2を貼着
するようにしたが、図4〜図5に示す本発明の化粧出隅
材の変形実施例のように、メラミン化粧材2の短手方向
の両端縁を折り曲げて、アルミニウム製の基材1の側面
側に延びる延出部21を形成し、この延出部21を基材
1の側面に貼着することもできる。さらに、延出部21
を、側面を越えて裏面まで延ばして形成し、この延出部
21を基材1の側面及び裏面に貼着することもできる。
ニウム製の基材1の表面にのみメラミン化粧材2を貼着
するようにしたが、図4〜図5に示す本発明の化粧出隅
材の変形実施例のように、メラミン化粧材2の短手方向
の両端縁を折り曲げて、アルミニウム製の基材1の側面
側に延びる延出部21を形成し、この延出部21を基材
1の側面に貼着することもできる。さらに、延出部21
を、側面を越えて裏面まで延ばして形成し、この延出部
21を基材1の側面及び裏面に貼着することもできる。
【0019】これにより、化粧出隅材Mと化粧パネル5
の間の隙間に充填するコーキング材6を、化粧出隅材M
の上端まで充填しなくても、アルミニウム製の基材1が
露出せず、化粧出隅材Mと化粧パネル5の接合部を綺麗
に仕上げることができるものとなる。
の間の隙間に充填するコーキング材6を、化粧出隅材M
の上端まで充填しなくても、アルミニウム製の基材1が
露出せず、化粧出隅材Mと化粧パネル5の接合部を綺麗
に仕上げることができるものとなる。
【0020】なお、この変形実施例のその他の構成及び
作用は、図1〜図3に示す実施例の化粧出隅材Mと同様
である。
作用は、図1〜図3に示す実施例の化粧出隅材Mと同様
である。
【0021】さらに、図6に、本発明の化粧出隅材のさ
らに他の変形実施例を示す。この変形実施例における化
粧出隅材Mは、中間部11の両端縁部12,12側に、
端縁部12と間隙をあけて、端縁部12,12と同じ厚
みの突条13,13を設けたものである。この化粧出隅
材Mを隅部下地材4に接着するときには、端縁部12と
突条13とが隅部下地材4に接触して化粧出隅材Mを正
確に接着することができる。
らに他の変形実施例を示す。この変形実施例における化
粧出隅材Mは、中間部11の両端縁部12,12側に、
端縁部12と間隙をあけて、端縁部12,12と同じ厚
みの突条13,13を設けたものである。この化粧出隅
材Mを隅部下地材4に接着するときには、端縁部12と
突条13とが隅部下地材4に接触して化粧出隅材Mを正
確に接着することができる。
【0022】なお、この変形実施例のその他の構成及び
作用は、図1〜図3の実施例と同様である。また、図4
〜図5に示す変形実施例のように、メラミン化粧材2の
短手方向の両端縁を折り曲げて、アルミニウム製の基材
1の側面側に延びる延出部を形成し、この延出部を基材
1の側面に貼着することも同様にできる。
作用は、図1〜図3の実施例と同様である。また、図4
〜図5に示す変形実施例のように、メラミン化粧材2の
短手方向の両端縁を折り曲げて、アルミニウム製の基材
1の側面側に延びる延出部を形成し、この延出部を基材
1の側面に貼着することも同様にできる。
【0023】以上、本発明の化粧出隅材について、複数
の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に
記載した構成に限定されるものではなく、例えば、基材
の端縁部を中空にする等、その趣旨を逸脱しない範囲に
おいて適宜その構成を変更することができるものであ
る。
の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に
記載した構成に限定されるものではなく、例えば、基材
の端縁部を中空にする等、その趣旨を逸脱しない範囲に
おいて適宜その構成を変更することができるものであ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明の化粧出隅材によれば、メラミン
化粧材をその表面に貼着するアルミニウム製の基材の短
手方向の両端縁部の厚みが、中間部の厚みより厚く、か
つ、基材の長手方向で、厚みがそれぞれ均一になるよう
に形成するようにしているので、厚みの薄い中間部にお
いて、ある程度の変形が可能であり、内装材等の出隅が
正確に直角になっていなくても、化粧出隅材を内装材等
の出隅の角度に合わせて変形させて施工することができ
るため、作業性が良好で、化粧板との間に段差を生じな
い施工ができ、さらに、厚みを薄く形成した基材の短手
方向の中間部の裏面に凹部が形成され、この凹部によっ
て、内装材等の隅部の凹凸を吸収することができること
と相俟って、化粧出隅材同士の接合部を綺麗に仕上げる
ことができる。
化粧材をその表面に貼着するアルミニウム製の基材の短
手方向の両端縁部の厚みが、中間部の厚みより厚く、か
つ、基材の長手方向で、厚みがそれぞれ均一になるよう
に形成するようにしているので、厚みの薄い中間部にお
いて、ある程度の変形が可能であり、内装材等の出隅が
正確に直角になっていなくても、化粧出隅材を内装材等
の出隅の角度に合わせて変形させて施工することができ
るため、作業性が良好で、化粧板との間に段差を生じな
い施工ができ、さらに、厚みを薄く形成した基材の短手
方向の中間部の裏面に凹部が形成され、この凹部によっ
て、内装材等の隅部の凹凸を吸収することができること
と相俟って、化粧出隅材同士の接合部を綺麗に仕上げる
ことができる。
【0025】また、メラミン化粧材の短手方向の両端縁
を折り曲げて、基材の側面側に延びる延出部を形成し、
延出部を基材の側面に貼着するようにすることにより、
化粧出隅材と化粧パネルの接合部からアルミニウム製の
基材が露出することがなく、化粧出隅材と化粧パネルの
接合部を綺麗に仕上げることができる。
を折り曲げて、基材の側面側に延びる延出部を形成し、
延出部を基材の側面に貼着するようにすることにより、
化粧出隅材と化粧パネルの接合部からアルミニウム製の
基材が露出することがなく、化粧出隅材と化粧パネルの
接合部を綺麗に仕上げることができる。
【図1】本発明の化粧出隅材の一実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同使用状態を示す断面図である。
【図3】同使用状態を示す角部の断面図(図2のA−A
断面図)である。
断面図)である。
【図4】本発明の化粧出隅材の変形実施例を示す斜視図
である。
である。
【図5】同使用状態を示す断面図である。
【図6】本発明の化粧出隅材の他の変形実施例の使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図7】従来の化粧出隅材を示す断面図である。
M 化粧出隅材 1 基材 11 中間部 12 端縁部 13 突条 2 メラミン化粧材 21 延出部 3 下地材 4 隅部下地材 5 化粧パネル 6 コーキング材
Claims (2)
- 【請求項1】 アルミニウム製の基材の表面にメラミン
化粧材を貼着してなる化粧出隅材において、前記基材の
短手方向の両端縁部の厚みが、中間部の厚みより厚く、
かつ、基材の長手方向で、厚みがそれぞれ均一になるよ
うに形成したことを特徴とする化粧出隅材。 - 【請求項2】 メラミン化粧材の短手方向の両端縁を折
り曲げて、基材の側面側に延びる延出部を形成し、該延
出部を基材の側面に貼着してなることを特徴とする請求
項1記載の化粧出隅材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244737A JP2002061374A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 化粧出隅材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000244737A JP2002061374A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 化粧出隅材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002061374A true JP2002061374A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18735381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000244737A Pending JP2002061374A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 化粧出隅材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002061374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169016A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Yoshino Sangyo Kk | 建物の出隅部構造及び入隅部構造。 |
CN102535821A (zh) * | 2010-12-27 | 2012-07-04 | 王松 | 一种新型多色的铝型材制作方法及其护墙角的安装方法 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244737A patent/JP2002061374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169016A (ja) * | 2010-02-18 | 2011-09-01 | Yoshino Sangyo Kk | 建物の出隅部構造及び入隅部構造。 |
CN102535821A (zh) * | 2010-12-27 | 2012-07-04 | 王松 | 一种新型多色的铝型材制作方法及其护墙角的安装方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080216425A1 (en) | Drywall Apparatus and Method | |
JP2002061374A (ja) | 化粧出隅材 | |
JPH0610465U (ja) | 内装仕上げ用コーナーテープ | |
US20120240505A1 (en) | Drywall Apparatus and Method | |
JP6548534B2 (ja) | 見切及び当該見切を用いる見切枠及び建具 | |
JPS62342Y2 (ja) | ||
JPH1181614A (ja) | 板状体の仕舞用役物 | |
JPS6134416Y2 (ja) | ||
JPH0714614Y2 (ja) | 化粧開口枠の取付構造 | |
JPH0481017B2 (ja) | ||
JP2628572B2 (ja) | 出隅用コーナー部材及び該施工方法 | |
JPS5916437Y2 (ja) | 建築用パネル | |
KR0120783Y1 (ko) | 몰딩의 3방향 코너 연결부용 마무리몰딩 | |
JP3384851B2 (ja) | 石膏ボードの角部形成構造 | |
JP3330111B2 (ja) | 扉の構造 | |
JP3186435B2 (ja) | 縁部材出隅カバー具 | |
JP2003343037A (ja) | 木造建築物用複合部材 | |
JP2004225446A (ja) | 断熱材目地部の構造 | |
JPH0314496Y2 (ja) | ||
JP6979843B2 (ja) | コーナ下地材 | |
JPH0520861Y2 (ja) | ||
JP6752601B2 (ja) | 化粧材および化粧材の製造方法 | |
KR0120784Y1 (ko) | 몰딩의 2방향 코너 연결부용 마무리몰딩 | |
JPH09287361A (ja) | 扉パネルの構造 | |
JP2000265644A (ja) | パネル材の連結構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070801 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090609 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091014 |