JPH0314496Y2 - - Google Patents

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JPH0314496Y2
JPH0314496Y2 JP1984118644U JP11864484U JPH0314496Y2 JP H0314496 Y2 JPH0314496 Y2 JP H0314496Y2 JP 1984118644 U JP1984118644 U JP 1984118644U JP 11864484 U JP11864484 U JP 11864484U JP H0314496 Y2 JPH0314496 Y2 JP H0314496Y2
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JP
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ruler
plate
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plates
coating material
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JP1984118644U
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JPS6132432U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建造物のモルタル壁の如き塗工仕上げ
される壁角部仕上げ用埋込定規に関し、壁角部の
能率的且つ美麗なる面取り仕上げを意図したもの
である。
従来の技術 建造物の壁角部のモルタル仕上げにおいて、壁
角部の面取り仕上げを必要とする場合、従来知ら
れている実公昭58−第14184号、実公昭58−第
36744号の考案は、壁角部の直角仕上げや直線出
しについては頻る効果的であるが、この埋込定規
では面取り巾や角度を均一なものとすることがで
きず、壁角部の美麗なる面取り仕上げが困難であ
る。又壁角部の面取り仕上げは直角出しや直線出
しと同様、高度の熟練を要し最も作業手間のかか
る仕事となり、これを能率良く且つ美麗に仕上げ
る埋込定規の提供が望まれる。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記の問題を解決し、モルタル壁等に
おける壁角部の能率的且つ美麗なる面取り仕上げ
を可能とした壁仕上げ用埋込定規を提供しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するため、壁角部の
角縁面に添設される取付板から壁角部の前方へ張
出される定規板を、壁角部の前方へ所定の開角で
張り出された第1定規板及び第2定規板と、該第
1、第2取付板の開角を二分する補助定規板とに
より構成したものである。
作 用 本考案に係る壁仕上げ用埋込定規は第1定規板
で一方の角縁面の厚み出しを行なうと共に第2定
規板で他方の角縁面の厚み出しを行ない、第1、
第2定規板の開角(各定規板の先端の間隔)で面
取り巾の設定を行ない、該補助定規板と第1、第
2定規板間で円弧面仕上げ又は2つの平面仕上げ
を行ない、壁角部の面取り仕上げを行なう。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
図面の実施例に示す壁仕上げ用埋込定規は、壁
角部の角縁面の長手に亘り添設される取付板と、
該取付板から壁角部前方へ張り出される如く連接
された定規板とから成つている。
上記取付板は長手に亘り壁角部Aの角縁面Aa,
Abに略同調する開角αをもつて連設された第1
取付板1と第2取付板2とから成つている。該第
1、第2取付板1,2にはその片側表面又は両側
表面に長手に亘り数条のリブ、例えば断面蟻形の
リブ3を複数条適宜間隔をもつて夫々形成し、上
記両角縁面Aa,Abとの間に塗工材充填間隙4を
夫々形成すると共に、該リブ3間に多数の塗工材
結合孔5を夫々穿設し、塗工材Mとの結合強度を
高める構成とする。
又上記定規板は上記第1、第2取付板1,2の
連設部6から長手に亘り壁角部Aの前方へ所定の
開角βをもつて張り出された第1定規板7と第2
定規板8とを有し、該第1、第2定規板7,8の
開角βにて面取り巾Wの設定を行う。
図示の実施例では該第1、第2定規板7,8の
開角β及び上記第1、第2取付板1,2の開角α
を90゜としている。
上記第1定規板7の先端部には外向きの片側開
先7aを設けて尖鋭端7bを形成し、同様に上記
第2定規板8の先端部には外向きの片側開先8a
を設けて尖鋭端8bを形成し、該各尖鋭端7b,
8bを定規縁とする。
又上記第1、第2定規板7,8には多数の塗工
材結合孔9を穿設する。該塗工材結合孔9は上記
第1、第2定規板7,8で画成される空間内に充
填塗布される塗工材Maと上記第1、第2定規板
7,8の定規縁となつている上記各尖鋭端7b,
8bを基準として上記第1、第2取付板1,2上
に夫々塗布される厚み出しの塗工材Mとの結合を
可能にしている。
更に図示の如く、上記第1、第2定規板7,8
の開角β内に該開角βを二分する補助定規板10
を配し、該補助定規板10を上記第1、第2取付
板1,2と上記第1、第2定規板7,8との交差
部に長手に亘り連設し、合成樹脂にて一体形成す
る。該補助定規板10の二分角度は円弧面の形状
等に応じて設定され、図示の実施例では上記両定
規板7,8に対する二分角度を45゜としている。
上記補助定規板10の先端部は両側開先10a
を設けて尖鋭端10bを形成し、該尖鋭端10b
を定規縁とする。該尖鋭端10bは上記第1、第
2定規板7,8の各尖鋭端7b,8bを結ぶ線X
より外方へ突出し、壁角部Aを円弧面或は2つの
平面とする面取り仕上げを可能にしている。
又、上記補助定規板10には上記第1、第2定
規板7,8と同様、多数の塗工材結合孔11を穿
設する。該塗工材結合孔11は上記第1、第2定
規板7,8と上記補助定規板10とで夫々画成さ
れる空間S1,S2内に充填塗布される塗工材
Ma同志の結合を可能にしている。
尚、上記第1、第2定規板7,8及び補助定規
板10にも同様に塗工材結合用のリブを設けても
良い。
上記第1、第2取付板1,2と上記第1、第2
定規板7,8及び補助定規板10とは、上記連設
部6において交差する如く合成樹脂にて一体成形
されている。
上記の如く構成された壁仕上げ用埋込定規の使
用に際しては、先ず面取り仕上げを行なう壁角部
Aの各角縁面Aa,Abにモルタル等の塗工材Mを
薄く塗布するか、又は第1、第2取付板1,2間
に塗工材Mを予め抱かせ、各角縁面Aa,Abへ押
しつけ、塗工材Mを各リブ3間の塗工材充填間隙
4内の隅々まで行きわたらせつつ、壁角部Aに接
着して仮止めする。
よつて、第1、第2定規板7,8及び補助定規
板10が所定の開角を以つて壁角部Aの稜線上
と、稜線を境にした二方とに突出した状態を形成
する。
次に、前記第1取付板1上に上記第1定規板7
の定規縁となつている尖鋭端7bを基準として厚
み出しの塗工材Mを塗布して壁角部Aの一方の角
縁面Aaを仕上げ、同様に上記第2取付板2上に
上記第2定規板8の定規縁となつている尖鋭端8
bを基準として厚み出しの塗工材Mを塗布して壁
角部Aの他方の角縁面Abを仕上げる。
上記両取付板1,2上に塗布された厚み出しの
塗工材Mは、塗工材結合孔5を通じて上記各リブ
3間の塗工材充填間隙4内に充填された塗工材M
と夫々相互に結合する。又、上記厚み出しの塗工
材Mは、夫々の角縁面Aa,Ab全長に亘つて塗布
され、充分な結合強度を有し、上記第1、第2定
規板7,8の各先端部の片側開先7a,8aの部
分との剥離が防止される。
次いで上記第1、第2定規板7,8と上記補助
定規板10とで夫々画成される空間S1,S2内
に塗工材Maを夫々充填塗布し、上記各定規板
7,8,10の定規縁となつている各尖鋭端7
b,8b,10bを基準とし、壁角部Aを上記各
尖鋭端7b,8b,10bを円弧状に結ぶ如くし
て円弧面に面取り仕上げするか、或は尖鋭端7b
と10b及び10bと8bを直線的に結ぶ如くし
て2つの平面に面取り仕上げする。上記両空間S
1,S2に夫々充填された塗工材Maは厚み出し
の塗工材Mと夫々相互に結合すると共に、上記補
助定規板10に穿設された塗工材結合孔11を通
じて塗工材Ma同志が相互に結合する。よつて、
上記塗工材Maの上記両空間S1,S2からの剥
離が防止される。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る壁仕上げ用埋込定規
は第1定規板で一方の角縁面の厚み出しを行な
い、第2定規板で他方の角縁面の厚み出しを行な
いつつ、又上記第1、第2定規板の開角を設定す
ることにより面取り巾を設定して、該第1、第2
定規板と補助定規間で円弧面状の面取り仕上げ、
又は2つの平面に面取り仕上げすることができ、
壁角部の円弧面仕上げ又は2平面仕上げが容易且
つ能率的、美麗に行なえる。
又補助定規板にて、第1、第2定規板間に充填
される塗工材の捕持効果が高められ、同角仕上げ
塗工材の脱落、ひび割れ等を有効に防止し、又補
助定規板が角部補強材として機能し、ぶつかりに
よる塗工材の欠落を効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案に係る壁仕上げ用埋込定規の基本形態の外
観を示す斜視図、第2図は塗工材を塗布した状態
(仮想線で図示)を示す同定規断面図である。 1……第1取付板、2……第2取付板、7……
第1定規板、8……第2定規板、10……補助定
規板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁角部の角縁面の長手に亘り添設される取付板
    と、該取付板から壁角部前方へ張り出される如く
    連設された定規板とから成る壁仕上げ用埋込定規
    であつて、上記定規板を壁角部の前方へ所定の開
    角で張り出された第1定規板及び第2定規板と、
    該第1、第2定規板の開角を二分する補助定規板
    とにより構成して該補助定規板の先端を上記第
    1、第2定規板の先端を結ぶ線より外方に突出さ
    せたことを特徴とする壁仕上げ用埋込定規。
JP11864484U 1984-07-31 1984-07-31 壁仕上げ用埋込定規 Granted JPS6132432U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11864484U JPS6132432U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 壁仕上げ用埋込定規

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JP11864484U JPS6132432U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 壁仕上げ用埋込定規

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Publication Number Publication Date
JPS6132432U JPS6132432U (ja) 1986-02-27
JPH0314496Y2 true JPH0314496Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=30677527

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JP11864484U Granted JPS6132432U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 壁仕上げ用埋込定規

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4663932B2 (ja) * 2001-09-20 2011-04-06 住友林業株式会社 塗壁用下地材及び塗壁用下地構造

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JPS5519739B2 (ja) * 1975-07-31 1980-05-28

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JPS5519739U (ja) * 1978-07-24 1980-02-07

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JPS5519739B2 (ja) * 1975-07-31 1980-05-28

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