JP2002058889A - ミシンの縫外れ検出装置 - Google Patents

ミシンの縫外れ検出装置

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JP2002058889A JP2000282666A JP2000282666A JP2002058889A JP 2002058889 A JP2002058889 A JP 2002058889A JP 2000282666 A JP2000282666 A JP 2000282666A JP 2000282666 A JP2000282666 A JP 2000282666A JP 2002058889 A JP2002058889 A JP 2002058889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みや光透過特性が異なるいかなる種類の生
地を縫製する場合でも、面倒な感度調整作業を要するこ
となく、縫外れの発生を確実かつ正確に検出することが
できるようにする。 【解決手段】 メス機構9よりも縫製進行方向Yの手前
位置で針板2の上方及び下方位置それぞれに、上生地及
び下生地の端縁部の有無を個別に検知する反射式光電セ
ンサ25,26が設けられているとともに、これら光電
センサ25,26からの投光光線を上方及び下方に向け
て反射させる回帰反射テープ34,35が上下生地間に
介在される縫製生地案内部材33の上下面に接着されて
おり、かつ上下両光電センサ25,26による検知信号
を処理して縫製生地の縫外れの有無を判定して動作する
検出手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてオーバー
ロックミシンによる縁かがり縫い縫製時において上下に
重ね合わせられた2枚の被縫製生地のうち、少なくとも
一方の生地の端縁部が所定の縫製位置から外れたか否か
を光学的に検出し縫製作業者に報知するなどして縫製不
良品の発生を防止するように用いられるミシンの縫外れ
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーバーロックミシンによって上下に重
ね合わせられた縫製生地の縁かがり縫いなどの縫製を行
う場合、特に、下生地は縫製作業者が見づらくて縫製途
中での位置修正が非常に難しいために、その端縁部が縫
製進行方向と直交する生地幅方向に位置ずれして所定の
縫製位置(縫目)から外れてしまう、いわゆる縫外れを
発生しやすい。このような縫外れは縫製品にとって致命
的な欠陥である。
【0003】このような縫外れを光学的に検出して縫製
不良品の発生を防止する装置として従来、例えば実公昭
59−25349号公報などに開示されているように、
光透過式の光電センサを用いて縫外れを検出するように
構成されたものが知られている。上記公報などに開示さ
れている従来の縫外れ検出装置は、縫製生地に対して光
線を投光する投光器と該投光器に対応させて縫製生地を
透過した光線を受光する受光器とからなる光透過式光電
センサを用い、縫製生地の重なり枚数、つまり、上生地
と下生地とが重なっているか否かによって変化する透過
光量の増減を検出することによって縫外れを検出するよ
うに構成されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光透過
式光電センサを用いた従来の縫外れ検出装置の場合は、
透過光量の増減により縫外れの有無を検知するものであ
るから、厚みや光透過特性が異なる縫製生地の種類の変
更の度に、光電センサの感度調整(補正)といった面倒
かつ手間のかかる作業を行う必要があり、少量多品種の
生地の縫製に用いられるミシンの縫外れ検出装置として
は実用性に欠けるという問題があった。
【0005】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
で、厚みや光透過特性が異なるいかなる種類の生地を縫
製する場合でも、面倒な感度調整作業を要することな
く、縫外れの発生を確実かつ正確に検出することができ
るミシンの縫外れ検出装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るミシンの縫外れ検出装置は、針板にお
ける針落ち部の近傍位置に設置されて、上下に重ね合わ
せられた縫製生地の端縁部が所定の縫製位置から外れた
か否かを光学的に検出するように構成されているミシン
の縫外れ検出装置であって、針板の上方及び下方位置の
それぞれに、上生地の端縁部及び下生地の端縁部の有無
を個別に検知する反射式光電センサが設けられていると
ともに、これら上下の光電センサからの投光光線をそれ
ぞれ上方及び下方に向けて反射させる反射部が設けら
れ、かつ、上下の反射式光電センサによる両検知信号を
処理して縫製生地の縫外れの有無を判定し、その判定結
果を受けて動作する検出手段が設けられていることを特
徴とするものである。
【0007】上記構成の本発明によれば、針板の上方及
び下方位置にそれぞれ各別に設けられた反射式光電セン
サにより、上下に重ね合わせられている上生地及び下生
地の端縁部の有無が個別に検知され、それら両検知信号
の信号処理によって縫製生地の縫外れの有無が判定さ
れ、その判定結果に基づいて検出手段が動作するもので
あるから、縫製生地の厚み(厚薄)や生地固有の光透過
特性が異なるいかなる種類の生地を縫製する場合も、面
倒な光電センサの感度調整を行うことなく、上生地及び
下生地のいずれか一方でも、その端縁部が所定の縫製位
置から外れている縫外れを確実かつ正確に検出すること
が可能である。
【0008】上記構成のミシンの縫外れ検出装置におい
て、請求項2に記載のように、上下の反射式光電センサ
を、縫製生地の端縁を切揃え切断するメス機構よりも縫
製進行方向の手前位置に設け、これら上下の反射式光電
センサの位置を縫製進行方向に直交する方向へのメス機
構の移動に伴う切揃え切断位置の調整に合わせて調整可
能に構成することにより、メス機構の移動によるかがり
幅の調整に伴って上下両光電センサをメス機構の切揃え
切断位置に対応する所定の検知位置に位置調整すること
が可能であり、かがり幅の調整にかかわらず、所定の縫
外れ検出機能を確実に保持することができる。
【0009】特に、光電センサの位置調整のための構成
として、請求項3に記載のように、下側の光電センサを
メス機構の下メス台に支持させ、切揃え切断位置の調整
のための下メス台の移動に伴い下側の光電センサを下メ
ス台と一体に位置調整可能に構成することによって、か
がり幅調整のために当然に行われる下メス台の移動量と
下側の光電センサの位置調整量とを完全に一致させるこ
とが可能で、かがり幅の調整後に、下側の光電センサの
位置を別途に調整する必要がなくなり、所定の縫外れ検
出機能を確保したままでのかがり幅変更を容易かつ迅速
に行うことができる。なお、上側の光電センサは、下メ
ス台の移動に伴い一体に位置調整された下側の光電セン
サからの投光光線を照準にして位置調整することで、か
がり幅調整後の所定の検知位置に容易かつ正確に調整す
ることができる。
【0010】また、上記構成のミシンの縫外れ検出装置
において、上下の光電センサからの投光光線をそれぞれ
上方及び下方に向けて反射させる反射部を、請求項4に
記載のように、上下の生地間に介在されて上下生地の縫
製進行方向への移動を案内する縫製生地案内部材の上下
面にそれぞれ形成する構成を採用することによって、薄
い生地であっても、上下の生地を案内部材に沿わせて弛
み等の生じないように移動案内しつつ、上方及び下方へ
の投光光線の反射作用を確実にして上下両光電センサに
よる生地端縁部の有無の検知性能を高めることができ
る。
【0011】上記のような上下反射面付き案内部材を備
えたミシンの縫外れ検出装置において、請求項5に記載
のように、案内部材を縫製生地案内作用位置と針板から
離間した非案内作用位置との間に亘り位置変更自在に構
成することにより、縫製対象物が筒状縫製物である場合
でも、案内部材が所定の縫製の妨げになったり、縫製後
の縫製物の取り出しの邪魔になったりすることがない。
すなわち、筒状縫製物の縫製が進行してその縫い始め端
部が針落ち部手前にきたとき、案内部材を非案内作用位
置に位置変更(退避)させることにより、縫い始め端部
が案内部材に引っ掛かることなく、縫い終わり端部まで
確実に縫製することができるとともに、縫製後の筒状縫
製物を案内部材に邪魔されることなく縫製箇所から取り
出すことができる。
【0012】さらに、上記構成のミシンの縫外れ検出装
置において、請求項6に記載のように、上下の光電セン
サとして、その投光・受光素子の前面にそれぞれ偏光フ
ィルタを有し、投光側では偏光フィルタを通過させて横
方向もしくは縦方向の波の光線のみを投光し、かつ、受
光側では偏光フィルタを通過させて縦方向もしくは横方
向の波の反射光線のみを受光する回帰反射型の光電セン
サを使用するとともに、これら上下の光電センサからの
投光光線を上方及び下方に向けて反射させる上記反射部
の反射面として、投光される横方向もしくは縦方向の波
のみの光線をあらゆる方向の波の光線に偏光して反射さ
せる機能を持つ回帰反射テープを使用することによっ
て、投光位置に光沢のある物体や部位が存在したり、生
地そのものが光反射性の強いものであっても、それらか
らの反射光(外乱光)と反射テープからの反射光とを明
確に区別することが可能であり、これによって、上下光
電センサが上下生地の端縁部の有無のみを正確に検知
し、誤検知、誤検出動作がなくなり、所定の縫外れ検出
精度を著しく高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る縫外れ検出
装置を備えたオーバーロックミシンMの要部の概略斜視
図、図2は同ミシンMの要部の平面図である。このオー
バーロックミシンMのクロスプレート1には、その上面
がクロスプレート1の上面と面一になる状態で針板2が
固定されている。この針板2の下部で、かつ、ミシンフ
レーム3に上下往復運動自在に支持された針棒4の下端
部に針止め5を介して取り付けられているミシン針(図
示省略する)の針落ち部6を挟んだ前後位置には、上下
に重なり合わせられた縫製生地Wを矢印Yで示す縫製進
行方向に送る前・後の送り歯(周知であるため、図示は
省略する)が配設されているとともに、上記針板2の上
部には被縫製生地Wを該針板2上面に押圧する押え金7
が押え腕8を介して上下動可能に設けられており、送り
歯によって縫製生地Wを縫製進行方向Yに送りながら、
ミシン針と図示省略したルーパとの協働作用により縁か
がり縫いを行うように構成されている。
【0014】上記針板2における針落ち部6よりも縫製
進行方向Yの手前位置には、クロスプレート1及び針板
2の上面に沿い針落ち部6に向けて縫製進行方向Yに送
られる縫製生地Wの端縁Weを切揃え切断するためのメ
ス機構9が設置されている。このメス機構9は、平板状
の上メス9Aと帯板状の下メス9Bとを備えており、該
メス機構9の縫製進行方向Yと直交するX1−X2方向
への移動により切揃え切断位置、つまり、かがり幅が調
整可能に構成されている。このメス機構9の具体的な構
成及びかがり幅の調整構造は次のとおりである。
【0015】即ち、図5に明示するように、オーバーロ
ックミシンの主軸(周知のため、図示省略)に連動され
た上メス軸10に固定されて揺動する上メス軸腕11に
L字形状の上メスホルダー12が止ネジ13及び長孔1
4を介して矢印X1−X2方向に移動固定自在に取り付
けられており、この上メスホルダー12の側面に押当て
てボルト15及び長孔16を介して上下に位置調整可能
な状態で平板状の上メス9Aが取り付けられている。
【0016】一方、クロスプレート1の下部に配置し固
定された下メス台取付台17には、この取付台17に内
蔵のバネ18を介して縫製進行方向Yに対して直交する
X1−X2方向で上メス9A側に弾性付勢させる状態で
下メス台19が支持されており、この下メス台19に下
メス押え20及び止ネジ21を介して帯板状の下メス9
Bが固定保持されているとともに、下メス台19をバネ
18の弾性付勢力に抗して下メス取付台17に締付け固
定可能な止ネジ22が設けられている。なお、図5中の
23は下メス台19の回り止め部材で、止ネジ24を介
して下メス取付台17に固定されている。
【0017】上記のごとき構成のメス機構9において
は、止ネジ13を緩めて上メスホルダー12及び上メス
9Aを長孔14に沿い縫製進行方向Yと直交するX1−
X2方向に必要量だけ移動させ固定させると共に、止ネ
ジ22を緩めて下メス台19及び下メス9Bをバネ18
の付勢力によって、あるいは、バネ18の付勢力に抗し
て上記と同じX1−X2方向に移動させて上下両メス9
A,9Bを弾性的に密着させることにより、かがり幅を
調整可能としている。
【0018】上記のようなメス機構9よりも縫製進行方
向Yの手前位置の針板2の上方及び下方位置のそれぞれ
には、図3、図4にも明示するように、上生地Wu及び
下生地Wdに向けてそれぞれ投光される光線の反射光を
受光したか否かによって上生地Wu及び下生地Wdの端
縁部の有無を個別に検知する反射式光電センサ25及び
26が設けられている。これら上下の反射式光電センサ
25,26のうち、下側の光電センサ26としては、上
述したメス機構9の下メス台19等のメス機構用部品が
存在して取り付けスペースに余裕がないために、ファイ
バーセンサを使用している。
【0019】上側の反射式光電センサ25は、図1に示
されているように、センサ取付腕板27に形成されてい
る長孔28とそれに嵌合するボルト29を介して縫製進
行方向Yと直交するX1−X2方向に移動固定自在な状
態でミシンフレーム3に取り付けられており、上記メス
機構9の切揃え切断位置(かがり幅)の調整に合わせて
センシング位置が調整可能に構成されている。
【0020】一方、ファイバーセンサからなる下側の光
電センサ26は、図2〜図4に示されているように、フ
ァイバー支え30及びファイバー押え31を介してメス
機構9における下メス台19に固定支持されており、上
述したかがり幅調整のための下メス台19のX1−X2
方向への移動に伴い、下メス9B及び下メス台19と一
体にセンシング位置調整可能に構成されている。なお、
下側の光電センサ26の検出端26aが臨む針板2部分
には、かがり幅調整のために光電センサ26が下メス台
19と一体にX1−X2方向のいずれの箇所に移動した
場合でも、下生地Wdに対する所定のセンシング機能が
保てるようにするための長孔状のガイド溝32が形成さ
れている。
【0021】また、上生地Wuと下生地Wdの間には、
それら上、下生地Wu,Wdの縫製進行方向Yへの移動
を案内する板状の縫製生地案内部材33が介在されてお
り、この案内部材33の上下面にそれぞれ回帰反射テー
プ34,35を接着して上下の光電センサ25,26か
らの投光光線を上方及び下方に向けて反射させる反射面
(反射部)が形成されている。
【0022】この上下反射テープ34,35付きの案内
部材33は、ミシンフレーム3に取付板36及び土台3
7を介して固定支持された伸縮(進退)シリンダ38の
可動ロッド38a先端部に固定されており、シリンダ3
8の伸縮動作によって、その先端が針板2上に延出され
た縫製生地案内作用位置と針板2から離間した非案内作
用位置との間に亘り位置変更自在に構成されている。
【0023】図6は上記上下の反射式光電センサ25,
26を含む縫外れ検出装置の回路構成を示すブロック図
であり、上下の各光電センサ25,26による検知信号
S1,S2は増幅器40,41で増幅されたのち、制御
部42に入力される。この制御部42には、検知信号S
1,S2のほかに、オーバーロックミシンMの例えば主
軸(図示省略する)に取り付けられて回転の有無を検出
する回転検出器44からの検知信号S3及び縫製進行方
向Yに沿って一定長さ範囲の許容縫外れ量としての運針
数を予め作業者によって数値入力する許容縫外れ設定器
43からの許容縫外れ量(運針数)設定信号S4がそれ
ぞれ入力されており、該制御部42は上下両光電センサ
25,26による検知信号S1,S2のうちのいずれか
一方の信号の入力継続時間に相当する運針数と設定信号
S4の許容運針数とを比較して、検出運針数が許容運針
数を越えたとき、縫外れ有りと判定して信号S5を出力
する。
【0024】上記制御部42には、ランプ、ブザーまた
は表示画面の少なくとも一つからなる縫外れ報知手段4
5が接続されており、上記制御部42からの出力信号S
5を受けて点灯、鳴動または表示動作して作業者に縫外
れが発生したことを知らせるように構成されている。な
お、上記許容縫外れ量は運針数の設定により任意に可変
であるが、この運針数に代えて、上記両光電センサ2
5,26による検知信号S1,S2のうちのいずれか一
方が制御部42に入力された時点から動作開始されるタ
イマーを用い、このタイマーの動作限時時間の設定によ
り許容縫外れ量を可変としてもよい。
【0025】次に、上記のような構成の縫外れ検出装置
を備えたオーバーロックミシンMを用いて、例えばTシ
ャツの袖付け縫製等を行なう際の縫外れ検出動作につい
て、図7のフローチャート及び図8(A),(B)の作
用図を参照して簡単に説明する。
【0026】Tシャツの袖用生地と身頃用生地などのよ
うに、上生地Wuと下生地Wdとが上下に重ね合わせら
れた縫製生地Wは前・後の送り歯によってクロスプレー
ト1及び針板2の上面に沿って縫製進行方向Yに送ら
れ、針落ち部6の手前位置でメス機構9によりその端縁
Weが切揃え切断された後、針落ち部6に送られてミシ
ン針と図示省略したルーパとの協働作用により縁かがり
縫いが行われる。
【0027】上記のような縁かがり縫製時には、上下反
射テープ34,35付きの案内部材33がシリンダ38
を介してその先端を針板2上に延出させた縫製生地案内
作用位置に位置されており、縫製生地Wが薄いものであ
っても、上下生地Wu,Wdを案内部材33に沿って弛
み等の生じないように移動案内する。そして、メス機構
9よりも手前の位置で縫製生地Wの上生地Wu及び下生
地Wdの端縁部には上下の反射式光電センサ25,26
からパルス状の光線が投光され、その反射光を受光する
か否かによって上下生地Wu,Wdの端縁部の有無を検
知している(ステップS11,S12)。
【0028】ここで、上生地Wu及び下生地Wdの端縁
部が共に、図8(A)のように、投光光線よりも右側に
はみ出している状態では上下の光電センサ25,26が
反射光を受光せず、これら光電センサ25,26から制
御部42には生地端縁部有りの検知信号S1,S2が入
力されるため、これら生地端縁部有りの検知信号S1,
S2が入力される制御部42では、それら検知信号S
1,S2の信号処理によって縫外れ無しと判定され(ス
テップS13)、次のステップに移行することなく、そ
のまま所定の縁かがり縫製が続行される。
【0029】一方、図8(B)のように、上生地Wu及
び下生地Wdのうち、いずれか一方の端縁部、例えば上
生地Wuの端縁部が投光光線よりも左側にずれている状
態では、上側の光電センサ25からの投光光線が案内部
材33の上面に接着されている反射テープ34から上方
へ向けて反射され、その反射光を上側の光電センサ25
が受光して、この上側の光電センサ25から制御部42
には生地端縁部無しの検知信号S1が、また、下側の光
電センサ26から制御部42には生地端縁部有りの検知
信号S2が入力され、それら検知信号S1,S2の信号
処理によって縫外れ有りと判定される(ステップS1
3)。
【0030】上記制御部42には、作業者によって許容
縫外れ設定器43に予め数値入力されている縫製進行方
向Yに沿う長さの許容縫外れ量としての運針数設定信号
S4が入力されており、この設定信号S4の許容運針数
M1と検知信号S1(またはS2)の入力継続時間に相
当する検出運針数M2とが比較され(ステップS1
4)、検出運針数M2が許容運針数M1よりも小さいと
き、信号S5は出力されず、検出運針数M2が許容運針
数M1を越えたとき、縫外れが発生したと判定して制御
部42から信号S5が出力される(ステップS15)。
この制御部42からの出力信号S5が縫外れ報知手段4
5に入力されることによってランプが点灯したり、ブザ
ーが鳴動したりして作業者に縫外れの発生が報知される
ことになる。
【0031】上記のように、針板2の上方及び下方位置
にそれぞれ各別に設けられた反射式光電センサ25,2
6により、上下に重ね合わせられている上生地Wu及び
下生地Wdの端縁部の有無を個別に検知し、それら両検
知信号の信号処理によって縫製生地Wの縫外れの有無を
判定して、その判定結果に基づいて放置手段44を動作
させることにより、縫製生地Wの厚み(厚薄)や生地固
有の光透過特性が異なるいかなる種類の生地を縫製する
場合も、光電センサ25,26の感度調整を行う必要が
なく、上生地Wu及び下生地Wdのいずれか一方でも、
その端縁部が所定の縫製位置から外れている縫外れが発
生したならば、それを確実かつ正確に検出することが可
能である。
【0032】なお、本実施の形態のように、下側の光電
センサ26をメス機構9の下メス台19に支持させ、切
揃え切断位置の調整のための下メス台19の移動に伴い
下側の光電センサ26を下メス台19と一体にX1−X
2方向に位置調整可能に構成することによって、かがり
幅調整のために当然に行われる下メス台19の移動量と
かがり幅調整に対応して必要となる下側の光電センサ2
6の位置調整量とを完全に一致させることが可能で、か
がり幅の調整後に、下側の光電センサ26の位置を別途
に調整しなくても、所定の縫外れ検知機能を確保したま
までのかがり幅調整を容易かつ迅速に行うことができ
る。ここで、上側の光電センサ25は、下メス台19の
移動に伴い一体に位置調整された下側の光電センサ26
からの投光光線を照準にしてセンサ取付腕板27に形成
されている長孔28とそれに嵌合するボルト29を介し
て縫製進行方向Yと直交するX1−X2方向に移動固定
させてセンシング位置を調整することで、かがり幅調整
後の所定の検知位置に容易かつ正確に調整することがで
きる。
【0033】また、案内部材33を上述したような縫製
生地案内作用位置と針板2から離間した非案内作用位置
との間に亘り位置変更自在に構成することにより、縫製
対象物が筒状縫製物である場合でも、その筒状縫製物の
縫製が進行してその縫い始め端部が針落ち部6手前にき
たとき、シリンダ38を介して案内部材33を非案内作
用位置に位置変更(退避)させることで、縫い始め端部
が案内部材33に引っ掛かることなく、縫い終わり端部
まで確実に縫製することができるとともに、縫製後の筒
状縫製物を案内部材33に邪魔されることなく縫製箇所
から容易に取り出すことができる。
【0034】さらに、上下の光電センサ25,26とし
て、その投光・受光素子の前面にそれぞれ偏光フィルタ
(図示省略する)を有し、投光側では偏光フィルタを通
過させて横方向(もしくは縦方向)の波の光線のみを投
光し、かつ、受光側では偏光フィルタを通過させて縦方
向(もしくは横方向)の波の反射光線のみを受光する回
帰反射型の光電センサを使用するとともに、これら上下
の光電センサ25,26からの投光光線を上方及び下方
に向けて反射させるための回帰反射テープ34,35と
して、投光される横方向(もしくは縦方向)の波のみの
光線をあらゆる方向の波の光線に偏光して反射させる機
能を持つ回帰反射テープを使用することによって、投光
位置に光沢のある物体や部位が存在したり、縫製生地W
そのものが光反射性の強いものであっても、それらから
の反射光(外乱光)と反射テープ34,35からの反射
光とを明確に区別することが可能であり、これによっ
て、上下光電センサ25,26は上下生地Wu,Wdの
端縁部の有無のみを正確に検知し、誤検知、誤検出動作
がなくなり、所定の縫外れ検出精度を著しく高めること
ができる。
【0035】なお、本発明における反射部としては、上
記した偏光機能を有する回帰反射テープ34,35によ
り形成することが最も好ましいが、そのような偏光機能
のない反射テープを用いても、また、案内部材33の上
下面を鏡面加工して反射面を形成してもよい。
【0036】また、本発明は、基本的に縫外れがあった
ことを作業者が認識することで縫製不良品の発生を防げ
ればよいものであるから、ランプやブザー、表示画面な
どの報知手段44を設けたものについて説明したが、こ
のほかに、縫外れ検出に伴ってミシンMの作動を自動停
止するような構成を付加してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上下に
重ね合わせられている上生地及び下生地の端縁部の有無
を個別に検知し、それら両検知信号の信号処理によって
縫製生地の縫外れの有無を判定し、その判定結果に基づ
いて検出手段を動作させるようにしたので、縫製生地の
厚み(厚薄)や生地固有の光透過特性が異なるいかなる
種類の生地を縫製する場合も、面倒な光電センサの感度
調整を行う必要がなく、上生地及び下生地のいずれか一
方の端縁部が所定の縫製位置から外れているような縫外
れの発生を確実かつ正確に検出することができるという
効果を奏する。
【0038】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、メス機構の移動によるかがり幅の調整
に伴って上下両光電センサをメス機構の切揃え切断位置
に対応する所定の検知位置に位置調整することが可能で
あり、かがり幅の調整にかかわらず、所定の縫外れ検出
機能を確実に保持することができる。
【0039】特に、請求項3に記載の発明によれば、か
がり幅調整のために当然に行われる下メス台の移動量と
下側の光電センサの位置調整量とを完全に一致させるこ
とが可能で、かがり幅の調整後に、下側の光電センサの
位置を別途に調整する手間を要することなく、所定の縫
外れ検出機能を確保したままでのかがり幅調整を容易か
つ迅速に行うことができる。
【0040】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、薄い生地であっても、上下の生地を案
内部材に沿わせて弛み等の生じないように移動案内しつ
つ、上方及び下方への投光光線の反射作用を確実にして
上下両光電センサによる生地端縁部の有無の検知性能を
高めることができる。
【0041】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
上記効果に加えて、筒状縫製物であっても、案内部材が
所定の縫製の妨げになったり、縫製後の縫製物の取り出
しの邪魔になったりすることがなく、当該縫外れ検出装
置を筒状縫製物にも有効に適用することができる。
【0042】さらにまた、請求項6に記載の発明によれ
ば、外乱光と正規の反射光とを明確に区別することが可
能であり、これによって、誤検知、誤検出動作をなくし
て、所定の縫外れ検出精度を著しく高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縫外れ検出装置を備えたオーバー
ロックミシンの要部の概略斜視図である。
【図2】同上ミシンの要部の平面図である。
【図3】同上ミシンの要部の正面図である。
【図4】同上ミシンの要部の右側面図である。
【図5】同上ミシンにおけるメス機構の詳細構成を示す
要部の分解斜視図である。
【図6】上下の反射式光電センサを含む縫外れ検出装置
の回路構成を示すブロック図である。
【図7】かがり縫い時における縫外れ検出動作を説明す
るフローチャートである。
【図8】(A),(B)はかがり縫い時における上下生
地の端縁部の検知状況を説明する概略側面図である。
【符号の説明】
2 針板 6 針落ち部 9 メス機構 9A 上メス 9B 下メス 19 下メス台 25,26 反射式光電センサ 33 縫製生地案内部材 34,35 回帰反射テープ 45 縫外れ報知手段 M オーバーロックミシン W 縫製生地 Wu 上生地 Wd 下生地 S1,S2 光電センサによる検知信号 Y 縫製進行方向 X1−X2 かがり幅調整方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針板における針落ち部の近傍位置に設置
    されて、上下に重ね合わせられた縫製生地の端縁部が所
    定の縫製位置から外れたか否かを光学的に検出するよう
    に構成されているミシンの縫外れ検出装置であって、 針板の上方及び下方位置のそれぞれに、上生地の端縁部
    及び下生地の端縁部の有無を個別に検知する反射式光電
    センサが設けられているとともに、 これら上下の光電センサからの投光光線をそれぞれ上方
    及び下方に向けて反射させる反射部が設けられ、 かつ、上下の反射式光電センサによる両検知信号を処理
    して縫製生地の縫外れの有無を判定し、その判定結果を
    受けて動作する検出手段が設けられていることを特徴と
    するミシンの縫外れ検出装置。
  2. 【請求項2】 上記上下の反射式光電センサは、縫製生
    地の端縁を切揃え切断するメス機構よりも縫製進行方向
    の手前位置に設けられており、縫製進行方向に直交する
    方向へのメス機構の移動に伴う切揃え切断位置の調整に
    合わせて上下の反射式光電センサの位置が調整可能に構
    成されている請求項1に記載のミシンの縫外れ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 上記上下の反射式光電センサのうち、下
    側の光電センサは、メス機構の下メス台に支持されてお
    り、切揃え切断位置の調整のための下メス台の移動に伴
    い下側の光電センサが下メス台と一体に位置調整可能に
    構成されている請求項2に記載のミシンの縫外れ検出装
    置。
  4. 【請求項4】 上記反射部は、上下生地間に介在されて
    上下生地の縫製進行方向への移動を案内する縫製生地案
    内部材の上下面にそれぞれ形成されている請求項1ない
    し3のいずれかに記載のミシンの縫外れ検出装置。
  5. 【請求項5】 上下面に反射部が形成されている上記縫
    製生地案内部材が、縫製生地案内作用位置と針板から離
    間した非案内作用位置との間に亘り位置変更自在に構成
    されている請求項4に記載のミシンの縫外れ検出装置。
  6. 【請求項6】 上下の光電センサとしては、その投光・
    受光素子の前面にそれぞれ偏光フィルタを有し、投光側
    では偏光フィルタを通過させて横方向もしくは縦方向の
    波の光線のみを投光し、かつ、受光側では偏光フィルタ
    を通過させて縦方向もしくは横方向の波の反射光線のみ
    を受光する回帰反射型の光電センサを使用するととも
    に、これら上下の光電センサからの投光光線を上方及び
    下方に向けて反射させる上記反射部の反射面としては、
    投光される横方向もしくは縦方向の波のみの光線をあら
    ゆる方向の波の光線に偏光して反射させる機能を持つ回
    帰反射テープを使用している請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のミシンの縫外れ検出装置。
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